JP2002331079A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2002331079A JP2001137357A JP2001137357A JP2002331079A JP 2002331079 A JP2002331079 A JP 2002331079A JP 2001137357 A JP2001137357 A JP 2001137357A JP 2001137357 A JP2001137357 A JP 2001137357A JP 2002331079 A JP2002331079 A JP 2002331079A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技制御を中心的に担う主制御基板の負担を
増加させないで、映像的にも音声的にも迫力ある演出を
実現できる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 主制御基板39と、主制御基板39から
遊技パターン番号X及び動作決定カウンタCTの値を示
す制御コマンドを受け、前記遊技パターン番号に対応す
る複数の変動動作のいずれかを実行するサブ制御基板4
0,42,43とを有する。前記各サブ制御基板40,
42,43には、共通の遊技パターンPx及びカウンタ
値CTに基づいて共通の変動動作をランダムに選出する
決定テーブルが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機などの弾球遊技機に関し、特
に、特別図柄の変動動作などにおいて迫力ある演出動作
を実現できる弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機などの弾球遊技機は、例え
ば、遊技制御動作を中心的に担う主制御基板と、主制御
基板からの指令に基づいて動作する複数のサブ制御基板
とで構成されている。ここでサブ制御基板としては、例
えば、液晶表示装置を制御する図柄制御基板や、スピー
カを駆動する音声制御基板や、LEDランプなどを駆動
するランプ制御基板などが該当する。
【0003】パチンコ機において始動入賞口に遊技球が
入賞すると、液晶表示装置では特別図柄の変動動作が開
始され、その後の停止状態において特別図柄が整列する
と大当り状態となり、大入賞口に設けられた開閉板が繰
り返し開放されて多数の賞球の払出しを期待できるよう
になっている。なお、特別図柄の変動動作には、リーチ
アクションと呼ばれるものが含まれており、例えば、2
つの特別図柄を整列させた後も、最後の特別図柄を変動
させ続けることで遊技者の期待感を高めつつ遊技を継続
させるようにしている。
【0004】リーチアクションにも各種のものがあり、
最終的に大当り状態となる可能性の高くない信頼度の低
いノーマルリーチや、信頼度の高いスーパリーチなどと
呼ばれる各種の演出動作が用意されている。また、60
秒以上継続されることもある一連のリーチアクションの
途中に、カウントダウン動作と呼ばれる動作が挿入され
ていることもあり、例えば[7][*][7]とリーチ
状態となった中央の図柄[*]について、[5]→
[4]→[3]→[2]→[1]とカウントダウンさせ
た後、ロケットなどを発射させてその後の演出動作につ
なぐこともある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、各社の遊
技機では、個性的な演出によって遊技者を楽しんでもら
えるよう工夫を施しているが、更なる改善が望まれてい
る部分があった。すなわち、従来のパチンコ機では、変
動動作の開始に合わせてランプの点滅や音楽による盛り
上げは確かに行われるが、これらはリーチアクション中
の画像の動きとは連動していないので、やや画一的で物
足りなさがあった。例えば、カウントダウン動作を演出
する際には、カウントダウンされる数字に合わせて[ご
う]→[よん]→[さん]→……→[はっしゃー]のよ
うに掛け声を発声することができたら益々迫力ある演出
となる。
【0006】かかる演出動作を実現するため、細分化さ
れている多数の演出を主制御基板で特定して、これをサ
ブ制御基板に伝送することも考えられるが、これでは主
制御基板の負担が大きくなり過ぎ、本来の遊技制御に支
障が出る恐れがあり、細分化された各演出動作を主制御
基板から指令することはできない。
【0007】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであって、遊技制御を中心的に担う主制御基板など
の負担を増加させないで、映像的にも音声的にも迫力あ
る演出を実現できるよにした弾球遊技機を提供すること
を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めには、本発明は、遊技動作を制御する主制御部と、前
記主制御部から遊技パターン信号及び演出情報信号を受
け、前記遊技パターン信号に対応するN個の演出動作の
いずれかを実行する複数の演出制御部とを有する弾球遊
技機であって、前記複数の演出制御部には、共通の遊技
パターン信号及び演出情報信号に基づいて共通の演出動
作を選出する抽選手段が夫々備えられている。本発明で
は、遊技パターン信号に対応するN個の演出動作が用意
されており、演出動作の数が遊技パターン数より多いの
が特徴である。但し、必ずしも遊技パターン信号毎に複
数個の演出動作が対応している必要はなく、N=1とな
る遊技パターンが存在しても良い。
【0009】本発明に係る抽選手段は、遊技パターン信
号及び演出情報信号に基づいて機能するが、好ましく
は、前記2つの信号に基づいて参照される決定テーブル
を含んで構成される。なお、決定テーブルは、各演出制
御部で共通化するのが簡易的であるが、共通の遊技パタ
ーン信号及び演出情報信号に基づいて共通の演出動作を
ランダムに選出できる限り、必ずしも共通化する必要は
ない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例であるカ
ード式弾球遊技機に基づいて本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本実施例のパチンコ機2を示す斜視図で
あり、図2は、同パチンコ機2の側面図である。
【0011】図1に示すパチンコ機2は、島構造体に着
脱可能に装着される矩形枠状の木製の外枠3と、外枠3
に固着されたヒンジHを介して開閉可能に枢着される前
枠4とで構成されている。なお、このパチンコ機2は、
カード式球貸し機1に電気的に接続された状態で、パチ
ンコホールの島構造体の長さ方向に複数個が配設されて
いる。
【0012】ヒンジHを介して外枠3に枢着される前枠
4には、遊技盤5が裏側から着脱自在に装着され、この
遊技盤5の前側に対応して、窓部を有するガラス扉6と
前面板7とが夫々開閉自在に枢着されている。前面板7
には発射用の遊技球を貯留する上皿8が装着され、前枠
4の下部には、上皿8から溢れ出し又は抜き取った遊技
球を貯留する下皿9と、発射装置10の発射ハンドル1
1とが設けられている。
【0013】発射装置10は、回動操作可能な発射ハン
ドル11と、この発射ハンドル11の回動角度に応じた
打撃力で打撃槌12(図4)により遊技球を発射させる
発射モータなどを備えている。上皿8の右部には、カー
ド式球貸し機1に対する球貸し操作用の操作パネル13
が設けられ、この操作パネル13には、カード残額を3
桁の数字で表示するカード残額表示部13aと、所定金
額分の遊技球の球貸しを指示する球貸しスイッチ13b
と、ゲーム終了時にカードの返却を指令する返却スイッ
チ13cとが設けられている。
【0014】図3に示すように、遊技盤5には、金属製
の外レールと内レールとからなるガイドレール15がほ
ぼ環状に設けられ、このガイドレール15の内側の遊技
領域5aには、カラーの液晶表示装置16、検出スイッ
チを備える図柄始動口17、大入賞口18、複数の普通
入賞口19(上段の普通入賞口19以外に、大入賞口1
8の左右両側部に6つの普通入賞口19)、2つのゲー
ト20(通過口)が夫々所定の位置に配設されている。
【0015】液晶表示装置16は、特別図柄を変動表示
させると共に、背景画やキャラクタをアニメーション的
に表示するものである。この液晶表示装置16には、左
右方向に並ぶ3個(左、中、右)の特別図柄表示部22
a〜22cが設けられており、図柄始動口17に遊技球
が入賞すると、特別図柄表示部22a〜22cの変動表
示(スクロール表示)が開始され、図柄始動口17への
入賞タイミングに応じた抽選結果に基づいて決定される
特別図柄の組合せで停止させる。
【0016】液晶表示装置16の直ぐ上側に、普通入賞
口19と普通図柄表示部23とが設けられている。ゲー
ト20を通過した遊技球が検出されると、普通図柄表示
部23の表示図柄が所定時間だけ変動し、遊技球のゲー
ト20通過タイミングの適否によって決定される停止図
柄を表示して停止するようになっている。図柄始動口1
7には、開閉自在な左右1対の開閉爪17aを備えた電
動式チューリップが設けられており、普通図柄表示部2
3の変動後、所定図柄で停止した場合には、開閉爪17
aが所定時間だけ開放されるようになっている。
【0017】大入賞口18には、前方に開放可能な開閉
板18aが設けられており、特別図柄表示部22の変動
後「777」などの特別図柄が整列すると、「大当り」
と称する特別遊技が開始され、開閉板18aが前側に開
放される。この大入賞口18の内部に特定領域18bが
あり、この特定領域18bを入賞球が通過すると、特別
遊技が継続される。
【0018】大入賞口18の開閉板18aが開放された
後、所定時間が経過し、又は所定数(例えば10個)の
遊技球が入賞して開閉板18aが閉じる時、遊技球が特
定領域18bを通過していない場合には特別遊技が終了
する。一方、特定領域18bを通過していれば最大で例
えば15回まで特別遊技が継続され、遊技者に有利な状
態に維持される。
【0019】図4に示すように、前枠4の裏側には、遊
技盤5を裏側から押さえる裏機構板30が着脱自在に装
着され、この裏機構板30には開口部30aが形成され
ている。開口部30aの上側には、賞球タンク33と、
これから延びるタンクレール34とが設けられ、このタ
ンクレール34に接続された払出し装置35が裏機構板
30の側部に設けられ、裏機構板30の下側には払出し
装置35に接続された通路ユニット36が設けられてい
る。払出し装置35から払出された遊技球は通路ユニッ
ト36を経由して上皿排出口8a(図1)から上皿8に
払出される。
【0020】裏機構板30の開口部30aには、遊技盤
5の裏側に装着された裏カバー37と、入賞口17〜1
9に入賞した遊技球を排出する入賞球排出樋(不図示)
とが夫々嵌合されている。この裏カバー37に装着され
たケース38の内部に主制御基板39が配設され、その
前側に図柄制御基板40が配設されている(図2)。主
制御基板39の下側で、裏カバー37に装着されたケー
ス41aの内部にランプ制御基板42が設けられ、この
ケース41aに隣接するケース41bの内部に音声制御
基板43が設けられている。
【0021】これらケース41a,41bの下側で裏機
構板30に装着されたケース44の内部には、電源基板
45と払出し制御基板46が夫々設けられている。この
電源基板45には、図4に示すように、電源スイッチ8
0と初期化スイッチ85とが配置されている。これら両
スイッチ80,85に対応する部位はケース44が切欠
かれ、両スイッチ80,85の各々を指で同時に操作可
能になっている。
【0022】また、発射装置10の後側に装着されたケ
ース47の内部には、発射制御基板48が設けられてい
る。これら制御基板39〜40,42〜43,45〜4
6,48は夫々独立の基板であり、電源基板45と発射
制御基板48を除く制御基板39,40,42,43,
46には、ワンチップマイコンを備えるコンピュータ回
路が搭載されており、主制御基板39と他の制御基板4
0,42,43,46とは、複数本の信号線で電気的に
接続されている。
【0023】主制御基板39とその他の制御基板40,
42,43,46とは、コネクタを介して電気的に接続
され、主制御基板39から各制御基板40,42,4
3,46に、所定の遊技動作を実行させる種々の制御コ
マンドを一方向通信で送信可能になっている。制御コマ
ンドの一方向通信を採用することで、図柄停止に関する
不正を確実に防止できるとともに、主制御基板39の制
御負荷を格段に軽減できることになる。
【0024】ところで、このパチンコ機では、液晶表示
装置16において演出される多数の変動動作が、図5に
示すように階層化されており、第1階層は、リーチアク
ションを経て最終的に大当り状態に至る第1群の変動パ
ターンPiと、リーチアクションを経て最終的に外れ状
態となる第2群の変動パターンPjと、リーチアクショ
ンを伴うことなく最終的に外れ状態となる第3群の変動
パターンPkとに区分されている。
【0025】上記した各群の変動パターンPi,Pj,
Pkは、第2階層においては、リーチアクションの具体
的な動作内容などによって細分化されるが、パターン番
号(1〜n)で特定される各動作は、第3階層において
更に細分化されている。すなわち、第3階層では、例え
ば、カウントダウン動作を行なうか否か、稲妻などを表
示するか否か、特定のキャラクタが車で走り回るかなど
の追加的な演出の有無によって区分されている。なお、
これらの追加的な演出は、リーチアクションが最終的に
大当り状態で完了するか否かを暗示するものであり、例
えば、同じリーチアクションでも稲妻が走った場合には
大当り状態で完了する可能性が高いなどの予告動作とし
て活用される。
【0026】図5につき更に具体的に説明すると、変動
パターン番号Xで特定される変動動作は、実は、第3階
層において4つの動作Ax1〜Ax4に細分化されてお
り、60/256の確率でAx1の動作が行われ、60
/256の確率でAx2の動作が行われ、60/256
の確率でAx3の動作が行われ、76/256の確率で
Ax4の動作が行われるようになっている。
【0027】但し、このパチンコ機の主制御基板39で
は、第3階層の動作内容Axyまでは決定せず、第2階
層の変動パターン番号Xを決定するに止めている。この
変動パターン番号Xは、図柄制御基板40、ランプ制御
基板42、音声制御基板43に送信されるが、変動パタ
ーン番号Xを受けた各サブ制御基板40,42,43で
は、同じルールの抽選動作によって動作内容Axyを特
定し、各サブ制御基板40,42,43において同期し
て遊技動作を実現するようにしている。
【0028】かかる同期を取るため、主制御基板39で
は、ソフトウェア的に更新される動作決定カウンタCT
を設けており、この動作決定用カウンタCTの値を変動
パターン番号Xと共に各サブ制御基板40,42,43
に送出するようにしている。一方、各サブ制御基板4
0,42,43では、受信した動作決定カウンタCTの
値と対比される決定テーブルTBLを共通的に備えてい
る。図6は、決定テーブルTBLの一例を図示したもの
であり、例えば、パターン番号Xの変動パターンPxの
制御コマンドを受けた場合に、受信した動作決定カウン
タCTの値が60未満ならばAx1の動作が選択され、
60以上119未満ならばAx2の動作が選択され、1
20以上179未満ならばAx3の動作が選択され、1
80以上ならAx4の動作が選択されることになる。
【0029】この実施例の場合には、動作決定カウンタ
CTは0〜255の範囲内で循環動作させる必要がある
が、動作決定カウンタCTは、後述する無限ループ状の
処理によって高速度に更新されているので、各サブ制御
基板40,42,43に送出される数値列やその数値列
によって実現される動作内容が十分ランダムなものにな
る。
【0030】続いて、主制御基板39の制御プログラム
の要部について説明する。主制御基板39における遊技
制御動作は、2m秒ごとに生じるタイマ割込みによって
主に実現されるが、割込み処理を終えた後、次回のタイ
マ割込みまでの待ち時間を利用して、図7の無限ループ
処理(ステップST6〜ST8)が実行される。
【0031】無限ループ処理では、先ず、3つの外れ図
柄用カウンタHC1〜HC3が更新される(ST6)。
外れ図柄用カウンタHC1〜HC3は、特別図柄表示部
22a〜22cの左・中・右の図柄に対応するものであ
り、この実施例では特別図柄が12種類であることか
ら、0〜11の数値範囲内で各々異なる3つの乱数列が
生成されるように更新されている。
【0032】次に、外れ図柄用カウンタHC1〜HC3
の値が判定され、3つの図柄が揃ってしまった場合、及
びリーチアクションに対応する図柄が揃ってしまった場
合を除き、各カウンタHC1〜HC3の値が変数HAZ
U1〜HAZU3に記憶される(ST7)。変数HAZ
U1〜HAZU3に記憶された図柄は、大当り用の抽選
処理の結果、外れ状態となった場合に利用されるもので
ある。なお、この実施例では、12種類の特別図柄につ
いて、類似性の高い図柄を互いに隣接させて0〜11の
番号が付されている。
【0033】続いて、リーチ乱数REと、差分乱数SA
と、リーチパターン用乱数PTの更新処理が行われる
(ST8)。これらの乱数は、図柄始動口17への入賞
の後に開始される特別図柄表示部22の変動動作に関係
するものであるが、この実施例ではリーチ乱数REは0
〜162の数値範囲で、差分乱数SAは0〜10の数値
範囲で、リーチパターン用乱数PTは0〜250の数値
範囲内で循環されている。
【0034】その後、動作決定用カウンタCTの更新処
理が行なわれる(ST9)。この動作決定用カウンタC
Tの値は各サブ制御基板40,42,43における変動
動作を決定するものであるが、ステップST6〜ST9
の処理は、次回のタイマ割込みが生じるまで無限ループ
状に繰り返される。なお、図7のステップST1〜ST
5は電源投入後の動作であり、停電状態からの復旧時の
ように、初期化スイッチ85が操作されていない場合に
はバックアップデータの読み出し作業から開始されるが
(ST5)、営業開始時のように、初期化スイッチ85
を操作しながら電源スイッチ80がONされた場合に
は、RAM領域のクリアなどの初期動作が行われる(S
T2〜ST4)。
【0035】先に説明したように、主制御基板39で
は、2m秒ごとのタイマ割込みによって遊技制御動作を
間欠的に行なっているが、図8は、一連の割込み処理に
よって実現される処理を総合的にまとめて図示したフロ
ーチャートである。すなわち、図8は、図柄始動口17
に遊技球が入賞した後の主制御基板39の動作内容を概
説したものである。
【0036】図柄始動口17への遊技球の入賞が確認さ
れると、そのときの大当り用カウンタの値が大当り判定
用乱数値RNDとして取得される(ST10)。なお、
大当り確率が1/Nの場合、大当り用カウンタは例えば
0〜N−1の間を循環動作しており、そのいずれかの値
が取得される。同様に、当り図柄カウンタの値が取得さ
れて、当り図柄決定用乱数値ZUとされる(ST1
1)。この実施例では大当り用の特別図柄が12種類で
あるから、当り図柄カウンタは、例えば0〜11の間を
循環動作しており、そのいずれかの値が取得される。
【0037】その後、大当り判定用乱数値RNDと大当
り当選値Hitが一致するか否かの大当り判定処理が行
なわれる(ST12)。この大当り判定において当選状
態となると、ステップST11の処理で取得した当り図
柄決定用乱数値ZUに基づいて、停止状態で揃えるべき
特別図柄が決定される(ST13)。次に、決定された
特別図柄ZUと、保留玉数HORYUと、リーチパター
ン用乱数PT(図6)とに基づいて変動パターン番号P
xを特定し、液晶表示装置16においてどのような変動
パターンの演出を行なった後に特別図柄を揃えるかを決
定する(ST14)。なお、保留玉数HORYUとは、
液晶表示装置16が図柄変動動作をしている場合やパチ
ンコ機が大当り動作中である場合に、図柄始動口17に
改めて入賞した遊技球の個数を意味するが、この実施例
では4個を上限としている。
【0038】先に説明したように、この実施例の場合に
は、液晶表示装置16で演出される変動パターンは、大
当り当選時の変動パターンPiと、外れであるがリーチ
アクションを演出する変動パターンPjと、リーチアク
ションを伴わない完全な外れの変動パターンPkとに大
別されている。したがって、ステップST14の処理で
は、このPiとPjとPkの変動パターン群のうち、大
当り当選状態の変動パターン群に属する変動パターンP
iの一つが選択されることなる。なお、変動パターンが
選択されても、カウントダウン予告を行なうか否かな
ど、更に、動作内容が細分化されているが、これらにつ
いては主制御基板39で決定することなく、各サブ基板
40,42,43において個々的に決定する。
【0039】ステップST12の判定において、大当り
判定用乱数値RNDと大当り当選値Hitとが不一致の
場合には、次に、リーチアクションを行なうか否かの判
定が行なわれる(ST15)。具体的には、リーチ乱数
RE(図6)が所定値MMを越えているか否かが判定さ
れ、RE<MMならリーチアクションを演出することに
する。そしてリーチアクションを行なうと決定された場
合には、外れ図柄用変数HAZU1〜HAZU3のう
ち、HAZU1の値によって左側及び右側の停止図柄を
決定し、外れ図柄用変数HAZU1と差分カウンタの値
SAによって中央の停止図柄を決定する(ST16)。
具体的にはHAZU1+SAの演算結果によって中央停
止図柄を決定することとし、演算結果が最大値MAX
(この例では11)を越える場合は、HAZU1+SA
−MAXの演算によって中央停止図柄を決定する。
【0040】次に、差分乱数SAの値と、保留玉数HO
RYUと、リーチパターン用乱数PTとに基づいて変動
パターンPjを決定する。明らかなように、決定される
変動パターンは、外れであるがリーチアクションを演出
する変動パターン群のいずれかである。なお、差分乱数
SAの値が小さい場合は、左右の図柄と比較して中央の
図柄が近似しているので(例えば「7」「6」「7」の
組合せ)、変動パターンPjもそれに相応しい派手なも
のが選択されるようになっている。
【0041】ステップST15の判定において、リーチ
アクションを行なわないと決定された場合には、変数H
AZU1、HAZU2、HAZU3の値によって左側、
中央、右側の停止図柄が決定される(ST18)。な
お、ここではリーチアクションを行なわない場合の特別
図柄の組合せであるから、少なくとも、左側停止図柄と
右側停止図柄とは不一致である必要があるが、無限ルー
プ処理のステップST7において、このような組合せに
なるよう調整されている。
【0042】次に、保留玉数HOTYUと、リーチパタ
ーン用乱数PTとに基づいて変動パターンPkが決定さ
れる。なお、決定される変動パターンは、外れであるが
リーチアクションを伴わない変動パターン群の中で選択
されるのは勿論である。以上のようにして、ST13〜
ST14、ST16〜ST17、ST18〜ST19の
いずれかの処理が終われば、動作決定用カウンタCTの
値と共に変動パターン番号Xを付した制御コマンド(変
動パターンPxを指定する制御コマンド)を、図柄制御
基板40、ランプ制御基板42、音声制御基板43に送
出する(ST20)。
【0043】図9は、この動作を示すタイミングチャー
トであり、コマンドの種別を表す8ビットデータ(例え
ば42H)と、変動パターン番号Xを表す8ビットデー
タと、動作決定用カウンタCTの値を示す8ビットデー
タの合計24ビットの制御コマンドが3回に分けて送信
される。このような制御信号(ストローブ信号)は、図
11や図12に示すように、図柄制御基板40、ランプ
制御基板42、音声制御基板43のCPUに対する割込
み信号として供給される。そして、各サブ基板40,4
2,43の割込み処理プログラムにおいて制御コマンド
が受信され、制御コマンドに合わせた動作が開始され
る。例えば、図柄制御基板40では、液晶表示装置16
における特別図柄の変動動作を開始させる(図10の
参照)。
【0044】このように変動パターン番号Xの伝送に起
因して各サブ基板40,42,43では変動動作に関係
する動作が開始されるが、主制御基板39では、所定時
間後にステップST13,ST16,ST18のいずれ
かの処理で決定された停止絵柄を左側停止図柄→中央停
止図柄→右側停止図柄の順番に制御コマンドとして図柄
制御基板40に送信する(ST21,図10の
)。この場合も、コマンド種別を表す8ビットデータ
(例えば、左は43H、中央は44H、右は45H)と
図柄番号を表す8ビットデータの合計16ビットの制御
コマンドが2回に分けて送信される(図9の破線部を除
く部分)。
【0045】その後、変動パターン番号Xによって特定
される変動時間Txが経過すると、主制御基板39は、
変動停止用の制御コマンドを各サブ制御基板40,4
2,43に送信する(ST22、図10の)。この制
御コマンドも16ビット構成であるが、この制御コマン
ド(例えば4601H)を受けた各サブ基板40,4
2,43では変動動作やそれに伴う演出を終えることに
なる。
【0046】続いて、上記した主制御基板39の動作に
対応する各サブ制御基板40,42,43の動作を説明
する。先ず、図柄制御基板40について説明すると、変
動パターンPx(パターン番号X)と動作決定カウンタ
CTの値を受けた図柄制御基板40では、主制御基板3
9から受けたパターン番号Xに基づいて決定テーブルT
BL(図6)を参照する。次に、動作決定カウンタCT
の値を決定テーブルTBLの判定値と対比して、動作内
容Axyを具体的に決定する。そして、決定された動作
内容Axyを実現するべく特別図柄の変動動作を開始さ
せる(図10の)。主制御基板39からはパターン番
号Xと、乱数抽選値たる動作決定カウンタCTの値が送
信されてくるので、決定テーブルTBLを利用した抽選
動作によって、カウントダウンの有無など最終的な動作
内容を特定し、変動動作を開始させるのである。
【0047】その後、主制御基板39からは左側停止図
柄、中央停止図柄、右側停止図柄を特定する制御コマン
ドが伝送されてくるので(図10の〜)、図柄制御
基板40では、最終的に整列させるべき図柄の組合せを
把握することができる。そして、パターン番号Xによっ
て特定される所定時間Txが経過すると、主制御基板3
9からは全図柄停止用の制御コマンドが送信されるの
で、これに合わせて図柄制御基板40では、所定の停止
図柄を整列させて変動動作を完了させる。
【0048】音声制御基板43やランプ制御基板42の
動作内容も図柄制御基板40の場合とほぼ同様である。
変動パターンPxに関する制御コマンドが音声制御基板
42やランプ制御基板43に発せられると、前記各サブ
基板42,43のCPUには割込みがかかるようになっ
ている(図12)。そして、割込み処理プログラムにお
いて、変動パターン番号を示す制御コマンド(42**
H)であることが判定されると、図柄基板40の場合と
同様に、変動パターン番号Xと動作決定カウンタCTの
値とを取得する。
【0049】その後、主制御基板39から受けたパター
ン番号Xに基づいて決定テーブルTBL(図6)を参照
し、動作決定カウンタCTの値を決定テーブルTBLの
判定値と対比して、動作内容Axyを具体的に決定す
る。そして、決定された動作内容Axyを実現するべく
各サブ制御基板42,43での遊技動作を開始させる。
例えば、リーチアクションの途中にカウントダウン予告
動作が存在する場合には、図柄制御基板40での表示に
同期して音声制御基板43では「ごー」→「よん」・・
・→「はっしゃー」のようなカウントダウンの発声がさ
れ、この発声に合わせてランプ制御基板43ではランプ
を派手に点滅させる。また、稲妻の走る予告動作が存在
するような場合には、図柄制御基板40での表示に同期
して音声制御基板43では「バリバリバリー」と発声さ
れ、ランプ制御基板43ではランプを激しく点滅させ
る。
【0050】以上のように、本実施例によれば、主制御
基板39から出力する変動パターン用のコマンド数を増
加させることなく多数の演出動作を実現でき、しかも各
サブ基板40,42,43が同期して動作するので、今
までにない迫力ある演出を実現することができる。
【0051】なお、上記した具体的な実施例は特に本発
明を限定するものではなく各種の改変が可能である。例
えば、上記の実施例では、動作決定用カウンタCTの更
新を無限ループ処理において行なったが、これに代え
て、割込み処理プログラムにおいて更新しても良い。ま
た、必ずしもソフトウェアによって更新されるカウンタ
である必要はなく、ハードウェア的なカウンタを活用し
ても良い。なお、データ長についても8ビット長でなく
て良いのは勿論である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
遊技制御を中心的に担う主制御基板などの負担を増加さ
せないで、映像的にも音声的にも迫力ある演出を実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るパチンコ機の斜視図である。
【図2】図1のパチンコ機の側面図である。
【図3】図1のパチンコ機の正面図である。
【図4】図1のパチンコ機の背面図である。
【図5】変動動作の動作内容の階層構造を例示したもの
である。
【図6】サブ制御基板に設けられる決定テーブルを例示
したものである。
【図7】主制御基板における無限ループ処理を説明する
フローチャートである。
【図8】遊技球の入賞に伴う変動動作を実現する主制御
基板の制御動作を説明するフローチャートである。
【図9】制御コマンドの伝送タイミングを説明する図面
である。
【図10】変動開始から変動終了までの動作を説明する
タイムチャートである。
【図11】主制御基板と図柄制御基板との関係を示すブ
ロック図である。
【図12】主制御基板と音声制御基板/ランプ制御基板
との関係を示すブロック図である。
【符号の説明】
39 主制御部(主制御基板) 40,42,43 演出制御部(図柄制御基板、ランプ制御基
板、音声制御基板) 2 弾球遊技機(パチンコ機)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技動作を制御する主制御部と、前記主
    制御部から遊技パターン信号及び演出情報信号を受け、
    前記遊技パターン信号に対応するN個の演出動作のいず
    れかを実行する複数の演出制御部とを有する弾球遊技機
    であって、 前記複数の演出制御部には、共通の遊技パターン信号及
    び演出情報信号に基づいて共通の演出動作を選出する抽
    選手段が夫々備えられていることを特徴とする弾球遊技
    機。
  2. 【請求項2】 前記遊技パターン信号及び演出情報信号
    は、互いに関連させて前記複数の演出制御部に与えられ
    ることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、乱数カウンタと該乱数カ
    ウンタの値を更新するカウンタ更新手段とを含んで構成
    され、前記演出情報信号は、前記乱数カウンタの値に基
    づいて決定されていることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記主制御部の遊技動作は、所定時間ご
    とに規則的に開始されるメイン処理と、このメイン処理
    の完了後、前記所定時間に至るまで無限ループ状に実行
    される残余処理とを含んで実現され、 前記残余処理において前記カウンタ更新手段が実現され
    ていることを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記主制御部の遊技動作は、所定時間ご
    とに規則的に開始されるメイン処理と、このメイン処理
    の完了後、前記所定時間に至るまで無限ループ状に実行
    される残余処理とを含んで実現され、 前記メイン処理において前記カウンタ更新手段が実現さ
    れていることを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技
    機。
  6. 【請求項6】 前記主制御部は、遊技者に有利な特別遊
    技状態を発生させるか否かを判定する判定手段を備え、 前記主制御部と前記演出制御部とを別基板構成とし、前
    記主制御部は、前記判定手段の判定結果に対応した遊技
    パターン信号を、前記各演出制御部に一方向通信にて送
    信するように構成したことを特徴とする請求項1〜5の
    いずれかに記載の弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 前記演出制御部には、ランプ演出を制御
    するランプ制御部、音声演出を制御する音声制御部、及
    び画像演出を制御する画像制御部が含まれていることを
    特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の弾球遊技
    機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005168877A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Heiwa Corp スロットマシン及び遊技機
JP2009066021A (ja) * 2007-09-10 2009-04-02 Takao:Kk 遊技機
JP2014124210A (ja) * 2012-12-25 2014-07-07 Sankyo Co Ltd 遊技機

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