JP3235829B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP3235829B2
JP3235829B2 JP07377899A JP7377899A JP3235829B2 JP 3235829 B2 JP3235829 B2 JP 3235829B2 JP 07377899 A JP07377899 A JP 07377899A JP 7377899 A JP7377899 A JP 7377899A JP 3235829 B2 JP3235829 B2 JP 3235829B2
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邦夫 松元
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、遊技盤
に図柄始動手段、1又は複数個(例えば3個)の図柄表
示部を有する図柄表示手段、開閉式の可変入賞手段等を
配置して、図柄始動手段が遊技球を検出することを条件
に、図柄表示手段の各図柄表示部の図柄が高速、中速、
低速等の変動パターンで所定時間スクロール変動して停
止し、その停止図柄が所定の大当たり図柄となったとき
に、所謂大当たりとして可変入賞手段を所定時間開放す
ることにより、遊技者に有利となる利益状態を発生させ
るようにしている。
【0003】そして、大当たりが発生すれば、スピーカ
等の音声発生手段から所定の効果音を発生させると共
に、遊技機本体の上部側の大当たり表示ランプ、遊技盤
側の図柄表示手段に設けられた表示ランプ等を点滅させ
て、ゲーム状況の変化に応じて音響的、光学的に大当た
り演出を行い、遊技者の興趣を喚起するようにしてい
る。
【0004】この種の弾球遊技機では、従来、1枚の主
制御基板上の主制御手段に、主に遊技盤側に関わる制御
を行う主制御機能と、表示ランプを点滅制御するランプ
制御機能とを備え、その主制御手段の主制御機能により
大当たり、外れ等の演出範囲の指定を行うと共に、その
指定演出範囲内での表示ランプの点滅制御をランプ制御
機能により行い、主制御手段から各表示ランプへと常時
信号を送りながら所定の箇所の表示ランプを点滅させて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の制御方式では、
1枚の主制御基板上の主制御手段に、遊技盤側に関わる
制御を行う主制御機能と、表示ランプを点滅制御するラ
ンプ制御機能とを設けているため、主制御基板上の主制
御手段の回路構成が非常に複雑になる問題がある。
【0006】しかも主制御手段は、単に主制御機能とラ
ンプ制御機能とを備えるのみではなく、図柄制御手段を
制御する機能、音声発生手段を制御する機能等、他に多
くの制御機能を備えているため、主制御手段にランプ制
御機能を持たせた場合には、他の制御も複雑に関連して
主制御手段から表示ランプ、図柄表示手段、音声発生手
段の各制御対象へと送信する制御信号のデータ量が非常
に多くなる欠点がある。
【0007】このため従来の制御方式では、遊技盤、そ
の他に多数の表示ランプを配置して、その多数の表示ラ
ンプの全て、又は特定の部分の表示ランプをゲームの状
況に応じて複数種類の点滅周期で点滅させることによ
り、表示ランプの点滅による光学的、視覚的演出の多様
化を図るに当たっても自ずから限界がある。
【0008】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、主制御手段の回路構成を簡単にできると共に、主制
御手段からランプ制御手段に送信する信号を簡略化で
き、しかも表示ランプによる光学的、視覚的演出の多様
化を容易に促進できる弾球遊技機を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、主に遊技盤4
側に関わる制御を行う主制御手段29と、表示ランプ4a,
9,15a,17a,22aを制御するランプ制御手段39と、図柄表
示手段24を制御する図柄制御手段42と、音声発生手段8
を制御する音声制御手段43とを備え、前記主制御手段29
と前記ランプ制御手段39と前記図柄制御手段42と前記音
声制御手段43とを夫々別々の基板60,61,62,63 上に回路
構成し、前記主制御手段29は、演出コマンドを前記ラン
プ制御手段39に送信する機能を備え、前記ランプ制御手
段39、前記主制御手段29からの演出コマンドを受信し
て解析する機能と、その解析結果に応じて指定演出範囲
内でランプ演出内容を決定して前記表示ランプ4a,9,15
a,17a,22aの点滅内容を決定する機能と、演出コマンド
に対応する指定演出範囲内で前記図柄制御手段42の作動
を制御する機能とを備えたものである。別の本発明は、
主に遊技盤4 側に関わる制御を行う主制御手段29と、表
示ランプ4a,9,15a,17a,22aを制御するランプ制御手段39
と、図柄表示手段24を制御する図柄制御手段42と、音声
発生手段8 を制御する音声制御手段43とを備え、前記主
制御手段29と前記ランプ制御手段39と前記図柄制御手段
42と前記音声制御手段43とを夫々別々の基板60,61,62,6
3 上に回路構成し、前記主制御手段29は、演出コマンド
を前記ランプ制御手段39に送信する機能を備え、前記ラ
ンプ制御手段39は、前記主制御手段29からの演出コマン
ドを受信して解析する機能と、その解析結果に応じて指
定演出範囲内でランプ演出内容を決定して前記表示ラン
プ4a,9,15a,17a,22aの点滅内容を決定する機能と、演出
コマンドに対応する指定演出範囲内で前記音声制御手段
43 の作動を制御する機能とを備えたものである。 更に
別の本発明は、主に遊技盤4 側に関わる制御を行う主制
御手段29と、表示ランプ4a,9,15a,17a,22aを制御するラ
ンプ制御手段39と、図柄表示手段24を制御する図柄制御
手段42と、音声発生手段8 を制御する音声制御手段43と
を備え、前記主制御手段29と前記ランプ制御手段39と前
記図柄制御手段42と前記音声制御手段43とを夫々別々の
基板60,61,62,63 上に回路構成し、前記主制御手段29
は、演出コマンドを前記ランプ制御手段39に送信する機
能を備え、前記ランプ制御手段39は、前記主制御手段29
からの演出コマンドを受信して解析する機能と、その解
析結果に応じて指定演出範囲内でランプ演出内容を決定
して前記表示ランプ4a,9,15a,17a,22aの点滅内容を決定
する機能と、演出コマンドに対応する指定演出範囲内で
前記図柄制御手段42の作動を制御する機能と、演出コマ
ンドに対応する指定演出範囲内で前記音声制御手段43の
作動を制御する機能とを備えたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図4は本発明の第1の実施形
態を例示し、図1において、1 は遊技機本体で、開閉自
在に枢着された前枠2 を有する。前枠2 には、その窓孔
3 に対応して遊技盤4 が裏側から着脱自在に装着され、
この遊技盤4 の前側にガラス扉5 と前面板6 とが開閉自
在に配置されている。前面板6 には、発射用の遊技球を
貯留する上皿7 が装着され、また上皿7 の裏側で遊技盤
4 を支持する支持板等に、効果音発生用のスピーカ等の
音声発生手段8 が配置されている。
【0011】前枠2 の上端部には大当たり表示ランプ9
が設けられ、大当たりの発生時にその大当たり表示ラン
プ9 が点滅するようになっている。前枠2 の下部には、
余剰球を貯留する下皿10と、発射手段11の発射ハンドル
12とが夫々設けられている。発射手段11は、遊技者が発
射ハンドル12を把持して操作したときに作動し、上皿7
から1個ずつ発射レール上に供給される遊技球を打撃槌
により打撃して遊技盤4 側に発射させるようになってい
る。
【0012】遊技盤4 には、図2に示すように、ガイド
レール13が環状に装着されると共に、そのガイドレール
13の内側の遊技領域14に液晶表示手段15、第2図柄始動
手段16、可変入賞手段17、第1図柄始動手段18、普通入
賞手段19〜21、側部装飾体22等の複数個の遊技部品が配
置されている。遊技盤4 には、遊技領域14の外側上部の
左右両側に表示ランプ4aが設けられている。液晶表示手
段15、可変入賞手段17、側部装飾体22等の遊技盤4 側の
遊技部品には、ゲームの状況に応じて点滅する1個又は
複数個の表示ランプ15a,17a,22a が適当箇所に設けられ
ている。なお、表示ランプ15a,17a,22a はLED等によ
り構成されている。
【0013】液晶表示手段15は、液晶表示部23により構
成された第2図柄表示手段24を備え、その液晶表示部23
の上側に第1図柄表示手段25が配置されている。第2図
柄表示手段24は1個又は左右方向に複数個(例えば3
個)の図柄表示部を備え、その各図柄表示部に例えば
「0」〜「9」までの10種類の数字図柄(第2図柄)
を発光表示するようになっている。液晶表示部23の第2
図柄表示手段24となる部分を除く領域は、キャラクタ
ー、その他の背景画像、デモンストレーション画像等を
表示するようになっている。
【0014】なお、第2図柄表示手段24は、第2図柄始
動手段16が遊技球の入賞又は通過を検出することを条件
に、第2図柄が後述の制御により所定時間変動して、複
数種類の変動パターンの何れかを経て停止するように構
成されている。
【0015】第1図柄表示手段25は1個の図柄表示部を
有し、その図柄表示部に「0」〜「9」までの10種類
の数字図柄(第1図柄)を発光表示するようになってい
る。なお、第1図柄表示手段25は、第1図柄始動手段18
が遊技球を検出することを条件に、その第1図柄が乱数
制御により所定時間変動して停止するように構成されて
いる。
【0016】第2図柄始動手段16は、開閉自在な左右一
対の開閉爪26を備えた電動式チューリップ等の可変作動
式の可変入賞口により構成され、第1図柄表示手段25の
変動後の停止図柄が当たり図柄となったときに、開閉爪
26が所定時間(例えば0.5秒程度)開放するようにな
っている。第1図柄始動手段18は遊技球が通過する通過
ゲートにより構成されている。
【0017】可変入賞手段17は、下部側の横軸廻りに入
賞口を開閉する開閉板27と、この開閉板27を遊技者に有
利な開状態(第1状態)と不利な閉状態(第2状態)と
に変換駆動するソレノイド等を備えた電動開閉式であ
る。そして、この可変入賞手段17は、第2図柄表示手段
24の第2図柄の変動後の停止図柄が例えば「7・7・
7」等の大当たり図柄を表示したときに、開閉板27が前
側に開放するようになっている。可変入賞手段17内には
特定領域28が設けられており、この特定領域28を遊技球
が通過したときに、所謂大当たりによる利益状態を継続
させるようになっている。
【0018】可変入賞手段17は、開閉板27の開放から所
定時間が経過したとき、又は所定数(例えば10個)の
遊技球が入賞したときに開閉板27が閉じると共に、遊技
球が特定領域28を通過することを条件に、最大所定回数
(例えば16回)まで開閉動作を繰り返すようになって
いる。
【0019】図3は制御系を例示するブロック図であ
る。29は主に遊技盤4 側の遊技動作に関わる制御を行う
主制御手段で、主制御基板60(図4参照)に装着された
CPU、ROM、RAM等により構成され、主制御基板
ケース(図示省略)に収納して遊技盤4 の裏側に着脱自
在に設けられている。主制御手段29は、第1図柄表示手
段25及びこれに関連する処理を行う第1処理系31と、第
2図柄表示手段24及びこれに関連する処理を行う第2処
理系32とを有する。
【0020】第1処理系31は、当たり判定処理手段33と
第1図柄制御手段34と開閉制御手段35とを備えている。
当たり判定処理手段33は、第1図柄始動手段18が遊技球
を検出することを条件に、第1図柄表示手段25の停止図
柄が当たり図柄を表示するか否かを乱数処理にて判定す
るもので、第1図柄始動手段18が遊技球を検出したとき
に、所定周期で繰り返し発生する当たり・外れ決定用の
当たり乱数の乱数値を抽出し、それが当たり判定値と一
致すれば当たりと判定するようになっている。
【0021】第1図柄制御手段34は、第1図柄始動手段
18が遊技球を検出することを条件に、第1図柄表示手段
25の第1図柄を所定時間変動させる機能と、当たり判定
処理手段33が当たりと判定することを条件に、第1図柄
表示手段25の第1図柄を所定の当たり図柄で停止させる
ように制御する機能とを有する。
【0022】開閉制御手段35は、第1図柄表示手段25の
停止図柄が当たり図柄を表示することを条件に、第2図
柄始動手段16の開閉爪26を所定時間(例えば0.5秒程
度)開放させるようになっている。
【0023】第2処理系32は、大当たり判定処理手段36
とコマンド発生手段37と利益状態発生手段38とを備えて
いる。大当たり判定処理手段36は、第2図柄始動手段16
が遊技球を検出することを条件に、第2図柄表示手段24
の停止図柄に大当たり図柄を表示させるか否かを乱数処
理により判定するものである。この大当たり判定処理手
段36は、例えば大当たりの発生確率が1/300の場合
には、常時0〜299の大当たり乱数を発生させてお
き、第2図柄始動手段16が遊技球を検出したときに、そ
の大当たり乱数の乱数値を抽出し、その乱数値が大当た
り判定値と一致すれば大当たりと判定し、大当たり判定
値と一致しないときに外れと判定する。
【0024】コマンド発生手段37は、大当たり判定処理
手段36での判定結果に応じた演出コマンドを発生し送信
するもので、大当たり判定処理手段36が大当たりと判定
したときに大当たり演出コマンドを、外れと判定したと
きに外れ演出コマンドを夫々発生し送信する機能を有す
る。
【0025】各演出コマンドは符号化されたデジタル信
号が使用されており、上位ビットの大当たり・外れデー
タ部と、下位ビットの変動時間データ部とにより構成さ
れている。大当たり・外れデータ部には大当たり、外れ
の別を指令する大当たりデータ、外れデータが、変動時
間データ部は第2図柄表示手段24の第2図柄の変動時間
を指令する変動時間データが夫々含まれている。
【0026】演出コマンドは、例えば第2図柄表示手段
24の第2図柄の変動時間を5秒と10秒との2種類とし
た場合、その変動時間の2種類と大当たり、外れとの組
み合わせで合計4種類となる。そして、コマンド発生手
段37は、大当たり判定処理手段36での大当たり、外れの
判定結果に従って、その4種類の演出コマンドの何れか
を択一的に発生するようになっている。
【0027】利益状態発生手段38は、第2図柄表示手段
24の停止図柄が「7・7・7」等の大当たり図柄を表示
することを条件に遊技者に有利な利益状態を発生させる
ためのものである。この利益状態発生手段38は、第2図
柄表示手段24の第2図柄が大当たり図柄で停止する大当
たりの発生を条件に可変入賞手段17の開閉板27を開放す
る制御機能と、開閉板27の開放から所定時間が経過した
とき、又は可変入賞手段17に所定数の遊技球が入賞した
ときに開閉板27を閉じ、また開放中に入賞した遊技球が
特定領域28を通過することを条件に、最大所定回数まで
開閉動作を継続させるように制御する機能とを有する。
【0028】39はランプ制御手段で、制御内容決定部40
とランプ制御部41とを備え、ランプ制御基板61(図4参
照)に装着されたCPU、ROM、RAM、その他の電
気部品により構成され、前枠2 の裏側で裏機構板等に装
着されている。
【0029】制御内容決定部40は、主制御手段29のコマ
ンド発生手段37からの演出コマンドを受信して記憶する
機能と、その演出コマンドを解析する機能と、その解析
結果に応じて指定演出範囲内で乱数制御、その他の決定
方式により、表示ランプ4a,9,15a,17a,22aの点滅制御の
演出内容を決定する機能と、演出コマンドに対応する指
定演出範囲内で第2図柄制御手段42の作動を制御する機
能と、演出コマンドに対応する指定演出範囲内で音声制
御手段43の作動を制御する機能とを有する。
【0030】即ち、制御内容決定部40は、例えばコマン
ド発生手段37から大当たり演出コマンドがあったとき
に、その演出コマンドの指定演出が大当たり演出である
ことを解析し、またコマンド発生手段37から外れ演出コ
マンドがあったときに、その演出コマンドの指定演出が
外れ演出であることを解析して、指定演出範囲内で大当
たり演出及び外れ演出における各表示ランプ4a,9,15a,1
7a,22aの点滅制御の演出内容を夫々決定すると共に、大
当たり演出コマンド及び外れ演出コマンドの解析結果に
従って大当たり及び外れの各指定演出範囲内で第2図柄
制御手段42、音声制御手段43の作動を同期して制御する
ようになっている。
【0031】ランプ制御部41は、制御内容決定部40で決
定された演出内容に従って各表示ランプ4a,9,15a,17a,2
2aを点滅制御するためのもので、大当たり発生時に大当
たり表示ランプ9 を含む所定の表示ランプ4a,9,15a,17
a,22aを所定の周期で点滅させる大当たり用点滅制御機
能と、外れ時に少なくとも大当たり表示ランプ9 を除く
所定の表示ランプ4a,15a,17a,22aを大当たり発生時と異
なる所定の周期で点滅させる外れ用点滅制御機能とを有
し、その各点滅制御機能によりゲームの各状況に応じて
各表示ランプ4a,9,15a,17a,22aが点滅発光すべく制御す
るように構成されている。
【0032】なお、大当たりの発生時と外れ時とで点滅
周期の変動等で各表示ランプ4a,9,15a,17a,22aの点滅状
態が異なり、大当たりの発生時と外れ時とを区別できる
ならば、大当たりの発生時、外れ時とも、ランプ制御部
41により表示ランプ4a,9,15a,17a,22aの全てを点滅させ
ても良い。しかし、大当たりの発生時に点滅する表示ラ
ンプ4a,15a,17a,22aの数を増やし、外れ時にその数を少
なくするようにしても良い。また大当たりの発生時、外
れ時の夫々においても、点滅状態が異なる複数種類の点
滅パターンをランプ制御部41に設定しておき、適宜方法
によりその何れかの点滅パターンを選択して制御するよ
うにしても良い。
【0033】第2図柄制御手段42は、制御内容決定部40
で決定された大当たり制御、外れ制御及び変動時間の信
号によって作動して第2図柄表示手段24の第2図柄を変
動制御するためのもので、図柄制御基板62(図4参照)
に装着されたCPU、ROM、RAM、その他の電気部
品により構成され、液晶表示手段15の裏側等に着脱自在
に装着されている。
【0034】第2図柄制御手段42には、第2図柄表示手
段24の第2図柄の変動時における変動パターンのパター
ンデータ、変動中に表示すべき図柄データ、停止後にお
ける大当たり図柄の図柄データ、外れ図柄の図柄デー
タ、その他の第2図柄に関する図柄データが各データ毎
に複数種類プログラムされている。
【0035】そして、第2図柄制御手段42は、ランプ制
御手段39の制御内容決定部40からの解析結果、即ち大当
たり制御、外れ制御及び変動時間制御の信号に従って指
定演出範囲内で乱数制御、その他の決定方式により、変
動パターンの種類、変動中に表示すべき図柄の種類、停
止後における大当たり図柄及び外れ図柄の種類、その他
の図柄変動内容を決定する機能と、予め記憶した変動パ
ターンのパターンデータ、変動中に表示すべき図柄デー
タ、停止後における大当たり図柄の図柄データ、外れ図
柄の図柄データ等の図柄データを読み出す機能と、その
各図柄データのに従って第2図柄表示手段24の第2図柄
を制御する機能を有する。
【0036】音声制御手段43は、制御内容決定部40で決
定された大当たり制御、外れ制御の信号により作動して
音声発生手段8 を制御するもので、音声制御基板ケース
(図示省略)内の音声制御基板62(図4参照)に装着さ
れたCPU、ROM、RAM、その他の電気部品により
構成され、音声発生手段8 の近傍で裏機構板、支持板等
に装着されている。
【0037】音声制御手段43には、大当たり用擬音、外
れ用擬音、大当たり用メロディ、外れ用メロディ、言葉
等のゲームの各状況に応じて発生すべき多種類の効果音
を含む音声データが記憶されている。例えば、その言葉
には、大当たりの発生時に遊技者を讃える言葉、遊技者
の満足感を現す言葉、リーチ時に遊技者の期待感を高揚
させる言葉、外れ時に遊技者の失望感を現す言葉等があ
り、それらの音声データが音声記憶部47にプログラムさ
れている。
【0038】そして、音声制御手段43は、記憶した効果
音の音声データを大当たり制御、外れ制御の信号に従っ
て適宜読み出し、音声発生手段8 がゲーム状況に応じて
所定の効果音を発生するように音声発生手段8 を制御す
る機能を有する。
【0039】各制御基板60〜63は、図4に示すように主
制御手段29、ランプ制御手段39、第2図柄制御手段42及
び音声制御手段43で夫々別々に独立して設けられてお
り、その主制御基板60上に主制御手段29が、ランプ制御
基板61上にランプ制御手段39が、図柄制御基板62上に第
2図柄制御手段42が、音声制御基板62上に音声制御手段
43が夫々回路構成され、リード線、コネクタ等を介して
相互に接続されている。またランプ制御手段39、音声制
御手段43は、利益状態発生手段38により利益状態が発生
したときに、その利益状態の終了まで所定の制御を継続
するようになっている。
【0040】次に上記弾球遊技機における動作について
説明する。上皿7 に遊技球がある状態で発射手段11の発
射ハンドル12を操作すると、上皿7 の遊技球が発射手段
11の発射動作に連動して発射部に1個づつ供給され、そ
の遊技球を打撃槌で打撃してガイドレール13に沿って順
次遊技盤4 側へと発射させて行く。
【0041】遊技盤4 の上部側に発射された遊技球は、
遊技盤4 の盤面に沿って落下し、その遊技球が第1図柄
始動手段18を通過すると、第1図柄制御手段34が働いて
第1図柄表示手段25の第1図柄を所定時間変動させる。
一方、第1図柄始動手段18が遊技球を検出したときに、
当たり判定処理手段33が乱数処理によって当たり判定を
行い、当たりであれば第1図柄表示手段25の停止図柄が
所定の当たり図柄を表示する。第1図柄表示手段25の変
動後の停止図柄が当たり図柄となると、開閉制御手段35
が働いて第2図柄始動手段16の一対の開閉爪26が開放す
る。
【0042】第2図柄始動手段16に遊技球が入賞する
と、大当たり判定処理手段36が大当たり判定処理を行
い、その判定結果に応じてコマンド発生手段37が所定の
演出コマンドを発生し送信する。これによって第2図柄
制御手段42が働いて第2図柄表示手段24の第2図柄が所
定時間変動して停止し、その停止後の第2図柄に大当た
り図柄又は外れ図柄を表示する。これらの表示変動状態
に同期して大当たり又は外れのゲーム状況に応じて音声
発生手段8 が効果音を発生し、また各表示ランプ4a,9,1
5a,17a,22aが適宜点滅する。
【0043】第2図柄表示手段24の停止図柄が大当たり
図柄であれば、利益状態発生手段38が働いて可変入賞手
段17の開閉板27が開放し、遊技盤4 の上部側から落下す
る遊技球が開閉板27を経て可変入賞手段17に入賞し易く
なる。そして、可変入賞手段17に遊技球が入賞すると、
賞品球払い出し手段が作動して規定数の景品球を払い出
し、遊技者に利益を還元する。
【0044】大当たり判定処理手段36が大当たりと判定
すると、コマンド発生手段37が大当たり演出コマンドを
発生し、その演出コマンドをランプ制御手段39の制御内
容決定部40へと送信する。制御内容決定部40ではその演
出コマンドを受信し解析して、演出コマンドに対応する
指定演出範囲内でランプ制御部41による各表示ランプ4
a,9,15a,17a,22aの点滅制御の演出内容を決定すると共
に、第2図柄制御手段42及び音声制御手段43の作動を制
御する。
【0045】即ち、この場合はコマンド発生手段37から
の演出コマンドが、変動時間のデータを含む大当たり演
出コマンドであるため、制御内容決定部40が演出コマン
ドを解析し、その指定演出範囲内で各表示ランプ4a,9,1
5a,17a,22aの点滅制御の演出内容を決定すると同時に、
大当たり制御及び変動時間の信号を第2図柄制御手段42
に、大当たり制御の信号を音声制御手段43に夫々送る。
【0046】第2図柄制御手段42では、先ず第2図柄の
変動パターン、変動中の図柄の種類、変動後の停止図柄
の種類等の演出内容(変動内容)を決定して図柄データ
を読み出し、その図柄データに従って第2図柄表示手段
24を駆動し、第2図柄が最終的に何れかの大当たり図柄
で停止するように制御する。
【0047】このため、第2図柄表示手段24の第2図柄
は、変動時間データを含む大当たり演出コマンドによっ
て指定された指定演出範囲内において、所定の変動パタ
ーン、図柄等で所定時間だけ変動し、その後所定の大当
たり図柄で停止する。
【0048】一方、制御内容決定部40が演出内容を決定
すると、第2図柄表示手段24の第2図柄の変動開始、又
は停止時期等のゲーム進行状態に同期して、ランプ制御
部41がそのときの演出内容に沿って各表示ランプ4a,9,1
5a,17a,22aを点滅制御すると共に、音声制御手段43が音
声発生手段8 からの効果音の発生を制御する。
【0049】即ち、ランプ制御手段39では制御内容決定
部40で決定された大当たり制御の信号によってランプ制
御部41が作動を開始し、大当たり表示ランプ9 を点滅さ
せると共に、液晶表示手段15の周辺部分、その他の遊技
盤4 側の表示ランプ4a,15a,17a,22aを点滅させて、これ
らの表示ランプ4a,9,15a,17a,22aの点滅により大当たり
の発生を光学的、視覚的に演出する。
【0050】また音声制御手段43では、制御内容決定部
40で決定された音声の演出内容に従って、予め記憶した
大当たり用の擬音、メロディ、言葉等の音声データを読
み出して音声発生手段8 を制御する。このため音声発生
手段8 が大当たりの発生に応じた効果音等の音声を発生
し、大当たりの発生を音響的、聴覚的に演出する。
【0051】主制御手段29の大当たり判定処理手段36が
外れと判定した場合には、コマンド発生手段37が外れ演
出コマンドを発生し、その演出コマンドをランプ制御手
段39の制御内容決定部40へと送信する。このため制御内
容決定部40が前述と同様にして演出コマンドを解析し、
各表示ランプ4a,15a,17a,22aの点滅制御の演出内容を決
定して、ランプ制御部41により各表示ランプ4a,15a,17
a,22aの点滅を外れ用に制御する。また制御内容決定部4
0からの外れ制御の信号により、第2図柄が外れ図柄で
停止するように第2図柄制御手段42が指定演出範囲内で
第2図柄の変動、表示等を制御し、更に外れ制御の信号
によって音声制御手段43が音声発生手段8の発生音を外
れ用に制御する。
【0052】この実施形態では、主に遊技盤4 側に関わ
る制御を行う主制御手段29を主制御基板60上に、表示ラ
ンプ4a,9,15a,17a,22aを制御するランプ制御手段39をラ
ンプ制御基板61上に、第2図柄表示手段24の第2図柄を
変動制御する第2図柄制御手段42を図柄制御基板62上
に、音声発生手段8 を制御する音声制御手段43を音声制
御基板62上に夫々別々に設けているため、各制御基板60
〜63の単機能化を促進でき、一部の制御機能が異なる複
数種類の弾球遊技機を製作する場合等に、その制御機能
の異なる制御基板60〜63を交換することによって容易に
対応できる。
【0053】またランプ制御手段39が、主制御手段29か
らの演出コマンドに対応する指定演出範囲内で表示ラン
プ4a,9,15a,17a,22aの点滅制御の演出内容を決定する機
能を備えているので、主制御手段29側の回路構成を簡素
化できると共に、主制御手段29側からランプ制御手段39
側に送信する信号を簡略化でき、しかも表示ランプ4a,
9,15a,17a,22aによる光学的、視覚的演出の多様化を容
易に促進できる。
【0054】また音声発生手段8 と、この音声発生手段
8 を制御する音声制御手段43とを備え、ランプ制御手段
39にて音声制御手段43の作動を制御するように回路構成
しているため、主制御手段29からの信号によって第2図
柄制御手段42及びランプ制御手段39の作動を制御する場
合に比較して、主制御手段29側の回路構成を簡素化でき
る。
【0055】図5は本発明の第2の実施形態を例示し、
ランプ制御手段39の制御内容決定部40において、演出コ
マンドの指定演出範囲内でランプ演出内容(点滅変動内
容)、図柄演出内容(図柄変動内容)及び音声演出内容
(音声変動内容)の全てを決定し、その決定に従って表
示ランプ4a,9,15a,17a,22a、第2図柄表示手段24及び音
声発生手段8 を制御するようにしたものである。
【0056】この制御内容決定部40は、ランプ変動内容
決定部50と図柄変動内容決定部51と音声変動内容決定部
52とを備え、その図柄変動内容決定部51は第2図柄表示
手段24の第2図柄に関する変動内容を決定する機能を有
し、音声変動内容決定部52は音声発生手段8 の効果音等
の発生音に関する変動内容を決定する機能を有する。な
お、ランプ変動内容決定部50は、第1の実施形態と同様
に、表示ランプ4a,9,15a,17a,22aの点滅等に関する変動
内容を決定する機能を有する。また制御内容決定部40が
他の機能を有する点は、第1の実施形態と同様である。
【0057】図柄変動内容決定部51は、主制御手段29の
コマンド発生手段37からの演出コマンドに対応する指定
演出範囲内で適宜決定方式により、第2図柄表示手段24
の第2図柄の変動時における変動パターンの種類、停止
後の大当たり図柄及び外れ図柄の種類、その他第2図柄
の図柄演出内容(図柄変動内容)を決定する機能を有す
る。
【0058】音声変動内容決定部52は、主制御手段29の
コマンド発生手段37からの演出コマンドに対応する指定
演出範囲内で適宜決定方式により、第2図柄の変動時に
おける効果音の種類、停止後の大当たり発生時における
効果音の種類、外れ時の効果音の種類、その他の音声発
生手段8 の発生音に関する一切の音声演出内容(音声変
動内容)を決定する機能を有する。
【0059】この実施形態では、ランプ制御手段39の制
御内容決定部40側において、そのランプ変動内容決定部
50、図柄変動内容決定部51及び音声変動内容決定部52で
演出コマンドの指定演出範囲内でランプ演出内容(点滅
変動内容)、図柄演出内容(図柄変動内容)及び音声演
出内容(音声変動内容)の全ての演出内容を決定する。
そして、ランプ変動内容決定部50で決定したランプ演出
内容でランプ制御手段39が表示ランプ4a,9,15a,17a,22a
を点滅制御し、図柄変動内容決定部51で決定した図柄演
出内容で第2図柄制御手段42が第2図柄表示手段24の第
2図柄を制御し、音声変動内容決定部52で決定した音声
演出内容で音声制御手段43が音声発生手段8 の効果音等
の発生音を制御する。従って、この実施形態でも、第1
の実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0060】図6は本発明の第3の実施形態を例示し、
第2図柄表示手段24と、この第2図柄表示手段24を制御
する第2図柄制御手段42と、音声発生手段8 と、この音
声発生手段8 を制御する音声制御手段43とを備え、ラン
プ制御手段39にて第2図柄制御手段42の作動を制御し、
この第2図柄制御手段42にて音声制御手段43の作動を制
御するように回路構成したものである。
【0061】この実施形態では、ランプ制御手段39の制
御内容決定部40に、第2図柄制御手段42の作動を制御す
る機能を、第2図柄制御手段42に音声制御手段43の作動
を制御する機能を夫々持たせている。この場合には、主
制御手段29側の回路構成を簡素化できると共に、ランプ
制御手段39側の回路構成を簡単にできる。
【0062】図7は本発明の第4の実施形態を例示し、
ランプ制御手段39の制御内容決定部40にランプ変動内容
決定部50を備え、第2図柄制御手段42に図柄変動内容決
定部51と音声変動内容決定部52とを備えたものである。
【0063】この実施形態では、ランプ制御手段39側の
ランプ変動内容決定部50にて演出コマンドの指定演出範
囲内でランプ演出内容を決定し、表示ランプ4a,9,15a,1
7a,22aを点滅制御する。また第2図柄制御手段42側の図
柄変動内容決定部51により図柄演出内容を決定すると共
に、音声変動内容決定部52により音声演出内容を決定
し、その決定に従って第2図柄表示手段42の第2図柄、
音声発生手段8 の効果音を夫々制御する。この実施形態
でも、第4の実施形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0064】図8は本発明の第5の実施形態を例示し、
第2図柄表示手段24と、この第2図柄表示手段24を制御
する第2図柄制御手段42と、音声発生手段8 と、この音
声発生手段8 を制御する音声制御手段43とを備え、ラン
プ制御手段39にて音声制御手段43の作動を制御し、この
音声制御手段43にて第2図柄制御手段42の作動を制御す
るように回路構成したものである。
【0065】この実施形態では、ランプ制御手段39の制
御内容決定部40に音声制御手段43の作動を制御する機能
を、音声制御手段43に第2図柄制御手段42の作動を制御
する機能を夫々持たせている。この場合にも、主制御手
段29側の回路構成を簡素化できると共に、ランプ制御手
段39側の回路構成を簡単にできる。
【0066】図9は本発明の第6の実施形態を例示し、
ランプ制御手段39の制御内容決定部40にランプ変動内容
決定部50を備え、音声制御手段43に音声変動内容決定部
52と図柄変動内容決定部51とを備えたものである。
【0067】この実施形態では、音声制御手段43側の音
声変動内容決定部52で音声演出内容を、図柄変動内容決
定部51で図柄演出内容を夫々演出コマンドの指定演出範
囲内で決定し、その決定に従って音声発生手段8 の効果
音、第2図柄表示手段42の第2図柄等を夫々制御する。
この実施形態でも、第5の実施形態と同様の効果を得る
ことができる。
【0068】以上、本発明の各実施形態を例示したが、
本発明はこれに限定されるものではない。例えば、主制
御手段29のコマンド発生手段37で発生し送信する演出コ
マンドは、大当たり、外れの別を指令する大当たりデー
タ、外れデータと、その他の必要なデータ類とによって
構成し、変動時間データを除外しても良い。また演出コ
マンドには、大当たり・外れデータ、変動時間データ
に、停止図柄データ等の他のデータを加えても良い。
【0069】ランプ制御手段39の制御内容決定部40は、
各表示ランプ4a,9,15a,17a,22aの点滅制御の演出内容を
決定するのみでも良い。従って、必ずしも制御内容決定
部40を経由して第2図柄制御手段42、音声発生手段8 の
作動を制御する必要はなく、これらは他の制御方法で制
御することも可能である。また制御内容決定部40にて第
2図柄制御手段42又は音声制御手段43の何れか一方の作
動を制御し、他方は他の手段で制御するようにしても良
い。
【0070】主制御手段29は演出コマンドで演出範囲を
指定し、ランプ制御手段39はその指定演出範囲内で各表
示ランプ4a,9,15a,17a,22aの点滅制御の演出内容を決定
するように構成してあれば十分であり、その演出内容
は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更すること
が可能である。依って、発生音には、種々の表現の態様
のものを自在に採用することができる。
【0071】また実施形態では、第2図柄表示手段24の
他に第1図柄表示手段25があるため、その第2図柄表示
手段24の制御について例示しているが、図柄表示手段が
第2図柄表示手段24の1個のみの場合でも同様に実施で
きる。第2図柄表示手段24は、複雑な図柄を表示する場
合には、形状、その他から液晶表示手段15が適当である
が、他の表示素子を使用しても良い。その他、本発明は
パチンコ機、アレンジボール機、雀球遊技機等の各種の
弾球遊技機においても同様に実施可能である。
【0072】
【発明の効果】本発明では、主に遊技盤4 側に関わる制
御を行う主制御手段29と、表示ランプ4a,9,15a,17a,22a
を制御するランプ制御手段39と、図柄表示手段24を制御
する図柄制御手段42と、音声発生手段8 を制御する音声
制御手段43とを備え、主制御手段29とランプ制御手段39
図柄制御手段42と音声制御手段43とを夫々別々の基板
60,61,62,63 上に回路構成し、主制御手段29は、演出コ
マンドをランプ制御手段39に送信する機能を備え、ラン
プ制御手段39、主制御手段29からの演出コマンドを受
信して解析する機能と、その解析結果に応じて指定演出
範囲内でランプ演出内容を決定して表示ランプ4a,9,15
a,17a,22aの点滅内容を決定する機能と、演出コマンド
に対応する指定演出範囲内で図柄制御手段42の作動を制
御する機能とを備えているので、主制御手段29の回路構
成を簡単にできると共に、主制御手段29からランプ制御
手段39に送信する信号を簡略化でき、しかも表示ランプ
4a,9,15a,17a,22aによる光学的、視覚的演出の多様化を
容易に促進できる。
【0073】またランプ制御手段39は、主制御手段29か
らの演出コマンドを受信して解析する機能と、その解析
結果に応じて指定演出範囲内でランプ演出内容を決定し
て表示ランプ4a,9,15a,17a,22aの点滅内容を決定する機
能と、演出コマンドに対応する指定演出範囲内で図柄制
御手段42の作動を制御する機能とを備えているので、主
制御手段29からの信号によって図柄制御手段42の作動を
制御する場合に比較して、主制御手段29側の回路構成を
簡素化できる。
【0074】更に主に遊技盤4 側に関わる制御を行う主
制御手段29と、表示ランプ4a,9,15a,17a,22aを制御する
ランプ制御手段39と、図柄表示手段24を制御する図柄制
御手段42と、音声発生手段8 を制御する音声制御手段43
とを備え、主制御手段29とランプ制御手段39と図柄制御
手段42と音声制御手段43とを夫々別々の基板60,61,62,6
3 上に回路構成し、主制御手段29は、演出コマンドをラ
ンプ制御手段39に送信する機能を備え、ランプ制御手段
39は、主制御手段29からの演出コマンドを受信して解析
する機能と、その解析結果に応じて指定演出範囲内でラ
ンプ演出内容を決定して表示ランプ4a,9,15a,17a,22aの
点滅内容を決定する機能と、演出コマンドに対応する指
定演出範囲内で音声制御手段 43 の作動を制御する機能
とを備えているので、主制御手段29からの信号によって
音声制御手段43の作動を制御する場合に比較して、主制
御手段29側の回路構成を簡素化できる。
【0075】
【0076】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図
である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図6】本発明の第3の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図7】本発明の第4の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図8】本発明の第5の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図9】本発明の第6の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【符号の説明】 4 遊技盤 4a,9,15a,17a,22a 表示ランプ 8 音声発生手段 24 第2図柄表示手段 29 主制御手段 39 ランプ制御手段 42 第2図柄制御手段 43 音声制御手段 60 主制御基板 61 ランプ制御基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主に遊技盤(4) 側に関わる制御を行う主
    制御手段(29)と、表示ランプ(4a)(9)(15a)(17a)(22a)を
    制御するランプ制御手段(39)と、図柄表示手段(24)を制
    御する図柄制御手段(42)と、音声発生手段(8) を制御す
    る音声制御手段(43)とを備え、前記主制御手段(29)と前
    記ランプ制御手段(39)と前記図柄制御手段(42)と前記
    声制御手段(43)とを夫々別々の基板(60)(61)(62)(63)上
    に回路構成し、前記主制御手段(29)は、演出コマンドを
    前記ランプ制御手段(39)に送信する機能を備え、前記ラ
    ンプ制御手段(39)、前記主制御手段(29)からの演出コ
    マンドを受信して解析する機能と、その解析結果に応じ
    指定演出範囲内でランプ演出内容を決定して前記表示
    ランプ(4a)(9)(15a)(17a)(22a)の点滅内容を決定する機
    能と、演出コマンドに対応する指定演出範囲内で前記図
    柄制御手段(42)の作動を制御する機能とを備えたことを
    特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 主に遊技盤(4) 側に関わる制御を行う主
    制御手段(29)と、表示ランプ(4a)(9)(15a)(17a)(22a)を
    制御するランプ制御手段(39)と、図柄表示手段(24)を制
    御する図柄制御手段(42)と、音声発生手段(8) を制御す
    る音声制御手段(43)とを備え、前記主制御手段(29)と前
    記ランプ制御手段(39)と前記図柄制御手段(42)と前記音
    声制御手段(43)とを夫々別々の基板(60)(61)(62)(63)上
    に回路構成し、前記主制御手段(29)は、演出コマンドを
    前記ランプ制御手段(39)に送信する機能を備え、前記ラ
    ンプ制御手段(39)は、前記主制御手段(29)からの演出コ
    マンドを受信して解析する機能と、その解析結果に応じ
    て指定演出範囲内でランプ演出内容を決定して前記表示
    ランプ(4a)(9)(15a)(17a)(22a)の点滅内容を決定する機
    能と、演出コマンドに対応する指定演出範囲内で前記音
    声制御手段(43)の作動を制御する機能とを備えたことを
    特徴とする弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 主に遊技盤(4) 側に関わる制御を行う主
    制御手段(29)と、表示ランプ(4a)(9)(15a)(17a)(22a)を
    制御するランプ制御手段(39)と、図柄表示手段(24)を制
    御する図柄制御手段(42)と、音声発生手段(8) を制御す
    る音声制御手段(43)とを備え、前記主制御手段(29)と前
    記ランプ制御手段(39)と前記図柄制御手段(42)と前記音
    声制御手段(43)とを夫々別々の基板(60)(61)(62)(63)上
    に回路構成し、前記主制御手段(29)は、演出コマンドを
    前記ランプ制御手段(39)に送信 する機能を備え、前記ラ
    ンプ制御手段(39)は、前記主制御手段(29)からの演出コ
    マンドを受信して解析する機能と、その解析結果に応じ
    て指定演出範囲内でランプ演出内容を決定して前記表示
    ランプ(4a)(9)(15a)(17a)(22a)の点滅内容を決定する機
    能と、演出コマンドに対応する指定演出範囲内で前記図
    柄制御手段(42)の作動を制御する機能と、演出コマンド
    に対応する指定演出範囲内で前記音声制御手段(43)の作
    動を制御する機能とを備えたことを特徴とする弾球遊技
    機。
  4. 【請求項4】 前記図柄制御手段(42)にて前記音声制御
    手段(43)の作動を制御するように回路構成したことを特
    徴とする請求項に記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 記音声制御手段(43)にて前記図柄制御
    手段(42)の作動を制御するように回路構成したことを特
    徴とする請求項に記載の弾球遊技機。
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