JP2002330260A - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JP2002330260A
JP2002330260A JP2001130794A JP2001130794A JP2002330260A JP 2002330260 A JP2002330260 A JP 2002330260A JP 2001130794 A JP2001130794 A JP 2001130794A JP 2001130794 A JP2001130794 A JP 2001130794A JP 2002330260 A JP2002330260 A JP 2002330260A
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JP2001130794A
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Hisahiro Yasuda
尚弘 安田
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿搬送型の読取装置において、複数枚の原
稿のページ間にて光源を消灯せずに、かつ明時及び暗時
のデータを得るための媒体の切り換えを行うことなく、
暗時出力の歪みデータと明時出力の歪みデータとを高速
かつ確実に取り込むことにより、高画質な読み取りを行
うこと。 【解決手段】 ローラーが回転することで原稿を搬送し
つつ、読み取り動作を行う原稿読取装置において、ロー
ラーの表面に、このローラーの回転軸方向に亘って回転
方向に、光源からの光に対して少なくとも2種類の異な
る反射率に形成されている複数の領域(白領域、黒領
域)を設ける。このローラーの回転に伴って、光源を点
灯した状態のまま極めて短時間でイメージセンサの出力
を歪みデータとして採取する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
や複写機などに用いられる原稿画像の読み取りに用いら
れる原稿読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿画像読取装置に求められる性能は高
画質化と高速化に集約されており、従来よりこれらを両
立するための様々な工夫が従来から数多く提案されてい
る。
【0003】ファクシミリ装置に多く用いられる、原稿
を搬送させて画像の読み取りを行う原稿搬送型の読取装
置に関して言及すれば、高速化は、原稿搬送速度の向上
と複数枚読み取り時のページ間での時簡短縮が大きな課
題となる。原稿搬送速度は読取装置の基本的な性能であ
り、かつ装置を構成するハードウェアの特性から最大搬
送速度が算出できるため確実に限界に近い性能を引き出
すことができるが、ページ間での時簡短縮は画像処理回
路の動作切り換えが必要な上、光源の点灯/消灯制御が
絡む場合は点灯後の安定時間を確保しなければならない
などの問題があり短縮することが難しい。
【0004】一方、高画質化としては、画質を低下させ
る要因となるノイズ成分や歪み成分をいかに除去するか
ということがもっとも基本的なアプローチとなる。
【0005】このうち歪み成分は、光源を含めた読み取
り部の画素単位の不均一性に起因するものである。これ
を除去する手法として、基準白板のような濃度均一媒体
を読み取らせたときの量子化データを保存しておき、原
稿読み取り時に保存した量子化データに基づいて読み取
りデータを補正する方式が一般的である。また歪み成分
は、イメージセンサに光が照射していない状態で出力さ
れる暗時出力の歪みと、光が照射した状態で出力される
明時出力の歪みに分類される。暗時出力の歪みは光源を
消灯した状態の読み取りデータ(=暗時出力の歪みデー
タ)を全画素分個々に保存して、原稿読み取り時は画素
毎に読み取りデータから保存しているデータ量だけ減算
することで除去する方式が一般的である。
【0006】暗時出力は、おもにイメージセンサの素子
や回路がもつオフセット成分が原因であるが、温度変化
などの影響を受け、経時的に変動する場合もある。例え
ば、特開平7−264410号公報では、原稿の読み取
り中に所定時間毎に読み取り動作を一時的に中断し、暗
データを更新することで、読み取り期間が長い場合でも
最適な暗電流信号を用いて正確な暗電流補正処理が行
え、常に原稿に忠実な画像信号を生成することを可能と
している。この先行例の手法も暗時出力の経時変化に対
する解決案であるが、読み取り速度が高速化しつつある
中で、読み取り途中での経時変化が問題となることは少
なくなる傾向にあり適用できる条件は限られる。現実的
には保存されている歪みデータを少なくとも原稿読み取
り開始前に更新する程度で十分な特性が得られるもので
ある。
【0007】しかし当然のことながら、原稿読み取り時
には光が照射された状態で読み取りを行うから、複数ペ
ージ連続して読み取りを行う場合、ページ単位に暗時出
力の歪みデータを取り込むためには光源を消灯させなく
てはならない。これは前述のページ間での時間短縮を妨
げるものであり、読み取りの高速化というもうひとつの
性能の足かせとなってしまう。
【0008】これに対して、光源を点灯させた状態で黒
い媒体を読み取り、これを暗時出力データとして取り込
む構成とした場合、複数ページの読み取り動作を高速化
できるメリットに加え、基準となる黒い領域を読み取っ
たデータを保存できることから原稿読み取り時に黒の再
現性が向上するという画質上のメリットがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、読み取られる
媒体を明時出力の歪みデータを取り込むために必須であ
る白い媒体と物理的に切り換える駆動構造が必要とな
る。しかも、常にページ単位に暗時出力と明時出力の各
歪みデータを取り込む場合には、画像処理回路のデータ
取り込み動作と同期させてページの切り替わり期間に、
白い媒体と黒い媒体とを素早く切り換えられるような構
成が要求されることになる。
【0010】そこで、本発明は、ローラーが読み取りラ
イン上に原稿を押し当てながら回転することで原稿を搬
送しつつ、読み取り動作を行う原稿搬送型の読取装置に
おいて、複数枚の原稿のページ間にて光源を消灯せず
に、かつ明時及び暗時のデータを得るための媒体の切り
換えを行うことなく、暗時出力の歪みデータと明時出力
の歪みデータとを高速かつ確実に取り込むことにより、
高画質な読み取りを行うことを目的とする。
【0011】
【発明を解決するための手段】請求項1記載の原稿読取
装置は、読み取りライン上に原稿を押し当て可能に回転
するローラーと、前記読み取りラインに光を照射する光
源と、前記読み取りラインからの反射光を受けるイメー
ジセンサとを備え、前記ローラーが回転することで原稿
を搬送しつつ、読み取り動作を行う原稿読取装置におい
て、前記ローラーの表面は、このローラーの回転軸方向
に亘って回転方向に、前記光源からの光に対して少なく
とも2種類の異なる反射率に形成されている、複数の領
域を有することを特徴としている。
【0012】請求項2記載の原稿読取装置は、読み取り
ライン上に原稿を押し当て可能に回転するローラーと、
前記読み取りラインに光を照射する光源と、前記読み取
りラインからの反射光を受けるイメージセンサとを備
え、前記ローラーが回転することで原稿を搬送しつつ、
読み取り動作を行う原稿読取装置において、前記ローラ
ーの表面は、このローラーの回転軸方向に亘って回転方
向に、白色に形成されている領域と黒色に形成されてい
る領域を有することを特徴としている。
【0013】請求項3記載の原稿読取装置は、請求項
1,2記載の原稿読取装置において、光源を点灯した状
態で、前記読み取りライン上にある、前記ローラーの表
面が、どの反射率の領域又はどの色の領域であるかの領
域に対応して、前記イメージセンサの出力データを明時
或いは暗時の歪みデータ用に採取することを特徴として
いる。
【0014】請求項4記載の原稿読取装置は、請求項3
記載の原稿読取装置において、前記ローラーの表面の領
域に対応させる手段として、当該イメージセンサの画素
の信号レベルを利用することを特徴としている。
【0015】請求項5記載の原稿読取装置は、請求項3
記載の原稿読取装置において、前記イメージセンサに原
稿読み取りデータが入射されない余剰画素を設け、前記
ローラーの表面の領域に対応させる手段として、当該余
剰画素の信号レベルを利用することを特徴としている。
【0016】請求項6記載の原稿読取装置は、請求項5
記載の原稿読取装置において、前記ローラーの前記少な
くとも2種類の異なる反射率の領域の境界及び前記白色
の領域と黒色の領域との境界を、前記イメージセンサの
前記余剰画素が読み取る領域のみ、他の領域に比べてロ
ーラーの回転方向に対して先行するようにずらして構成
されていることを特徴としている。
【0017】請求項7記載の原稿読取装置は、請求項
4、5及び6記載の原稿読取装置において、前記信号レ
ベルを検出するレベル検出手段と、このレベル検出手段
の検知結果及び歪みデータ採取要求信号が入力され画像
処理回路の動作を制御する制御手段とを備えて、歪みデ
ータ採取動作と前記ローラーの表面の領域とを対応させ
ることを特徴としている。
【0018】請求項8記載の原稿読取装置は、請求項7
記載の原稿読取装置において、前記レベル検出手段の検
出結果が所定の一定値よりも小さい期間に、前記制御手
段によって前記イメージセンサの出力を暗時出力歪みデ
ータ用に採取することを特徴としている。
【0019】請求項9記載の原稿読取装置は、請求項7
記載の原稿読取装置において、前記レベル検出手段の検
出結果が所定の一定値よりも大きい期間に、前記制御手
段によって前記イメージセンサの出力を明時出力歪みデ
ータ用に採取することを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係る原稿
読取装置について、図を参照して説明する。
【0021】図1は、本発明の実施例で用いる回転ロー
ラー11の概略図であり、このローラー11が原稿読み
取りライン上で原稿を押し当て可能に回転する。ローラ
ー11の表面は回転軸方向にわたって回転方向に半分づ
つ白色の領域11Aと黒色の領域11Bとに塗り分けら
れており、ローラー11が回転すると原稿読み取りライ
ン上に白色の領域11Aと黒色の領域11Bが交互に現
れる構成になっている。
【0022】この各領域11A、11Bは、このローラ
ー11に対応して設けられるイメージセンサの原稿読み
取り画素に対応する原稿読み取り領域Rの他に、イメー
ジセンサのダミー画素に対応するダミー領域Dが一端部
側に設けられている。ダミー画素は、イメージセンサの
画素として正常に機能するが、原稿読み取りには使用さ
れない余分な受光素子の領域の画素、すなわち余剰画素
であり、本発明では、このダミー画素にはローラー11
のダミー領域Dからの反射光が入射するように構成され
ている。ここで、図1は、ローラー11の側面について
も白と黒に塗り分けられているが、側面部分については
本発明に関与しないので塗り分けられていなくてもよ
い。
【0023】図2は、図1のローラー11を用いた原稿
読取装置の構成例を示す図である。図2において、ロー
ラー11は図1の右側面を手前にしてレイアウトした様
子を示しており、ダミー領域Dは、図に対して奥方向に
相当するものとしている。原稿読み取り時は、ローラー
11Aが回転することで、原稿16が透明のコンタクト
ガラス12に押し当てられながら搬送され、光源13か
らスキャンライン上に入射された光が原稿面で反射して
イメージセンサ15へ入射する。スキャンライン上に原
稿16が存在しない場合には、ローラー11の表面で反
射した光がイメージセンサ15へ入射する。
【0024】ローラー11は、読み取り動作に入ってい
る場合には、原稿16の有無に関わらず回転しており、
ローラー11の表面で反射する光の量は、その回転角に
応じて、変化することになる。特に、原稿がない場合に
は、スキャンライン上にローラー11の表面の白色の領
域11Aがあるか黒色の領域11Bがあるかに応じて、
極端に反射する光の量が変化する。また、ローラー11
のダミー領域Dは図1に示されるようにずらして塗り分
けられているため、その光量変化は原稿読み取り領域R
に対して時間的に先行する形で変化する。この様子を図
3に示している。
【0025】図3は、ローラー表面読み取り時のイメー
ジセンサ出力の変化を示す図である。図3の横軸は7ラ
イン分の読み出し期間に相当する時間を表しており、縦
軸はイメージセンサ15の出力信号レベルを表すもので
ある。この図3は、読み取られる領域が黒色の領域11
Bから白色の領域11Aへ遷移する場合を示しており、
ダミー領域Dは図3に向かって各ラインの右側にあるも
のと仮定している。また、各ラインの信号レベルと対応
して、スキャンライン(図中矢印)と読み取り領域のロ
ーラー(白黒で塗り分け)の状態を、イメージ的に表現
している。
【0026】図3の左側2ライン分の信号レベルは、原
稿読み取り領域R、ダミー領域Dともローラー11の黒
色領域11Bを読み取っており低くなっているが、3ラ
イン目は、ダミー領域Dでは黒色の領域と白色の領域と
の境界を読み取っているため、原稿読み取り領域Rより
も信号レベルが高くなっている。同様に4ライン目は、
ダミー領域Dではローラー11の白色領域11Aを、原
稿読み取り領域Rでは黒色の領域と白色の領域との境界
を、それぞれ読み取っている様子を表している。5ライ
ン目、6ライン目は、原稿読み取り領域R、ダミー領域
Dともローラー11の黒色領域11Bを読み取ってお
り、信号レベルが高くなっている。最後の7ライン目
は、ダミー領域Dでは白色の領域と黒色の領域との境界
を読み取っているため、原稿読み取り領域Rよりも信号
レベルが低くなっている。
【0027】ここで、ローラー11の表面である反射面
について見ると、以上に説明した実施例では、回転軸方
向に亘って回転方向に半分づつ白色の領域11Aと黒色
の領域11Bとに塗り分けられている。しかし、このロ
ーラーの表面としては、まず、白色に形成されている領
域と黒色に形成されている領域を有していれば良い。こ
のため、白色の領域と黒色の領域の占有率が異なってい
るもの、白色及び黒色以外に中間色の領域も有するも
の、白色の領域と黒色の領域とがそれぞれ複数の領域づ
つ形成されているもの、白色の領域と黒色の領域が塗装
でなく、白色或いは黒色の材料で形成されているもの、
或いはこれらの組み合わせ等、種々の変形が採用可能で
ある。
【0028】また、ローラー11の表面は、より一般的
には、このローラーの回転軸方向に亘って回転方向に、
光源からの光に対して少なくとも2種類の異なる反射率
に形成されている、複数の領域を有するものであればよ
い。図4(a)(b)は、その例を示すローラーの構成
例を示す図である。
【0029】図4において、ローラー21の表面を、光
源から発光される光に対して、反射率の大きい第1部材
21Aと、反射率の小さい第2部材21Bとを用いて形
成している。例えば、光源から発光される光のスペクト
ルが特定の波長λに集中していれば、第1部材21Aは
波長λの入射光に対して高い反射率を有するものであれ
ば良く、逆に第2部材21Bは波長λの入射光に対して
低い反射率を有するものであれば良い。すなわち、これ
ら第1部材21A、第2部材21Bは、全ての光の色に
対して反射率が高い白色或いは低い黒色である必要はな
い。
【0030】具体的には、光量の大きさと安定度から採
用されることが多いキセノンランプなどは緑色の発光色
を持っており、光源としてこのキセノンランプを使用す
る場合には、反射率の高い第1部材21Aとして、光源
の発光色と同じ緑色の部材を利用し、反射率の低い第2
部材21Bとして、光源の発光色の補色であるマゼンタ
の部材を用いることができる。同様に、赤色の発光色を
持つ光源を用いて、反射率の高い第1部材21Aとし
て、光源の発光色と同じ赤色の部材を利用し、反射率の
低い第2部材21Bとして、光源の発光色の補色である
シアンの部材を用いることができる。ただ、原稿を読み
取るときの信号レベルが、緑色の方がより大きいから、
緑色の発光色を持つ光源を使用することが望ましい。
【0031】このローラー21の例でも、ローラーの表
面としては、光源からの光に対して少なくとも2種類の
異なる反射率に形成されている複数の領域を有していれ
ば良いから、図1のローラー11におけると同様に、種
々の変形が採用可能である。
【0032】図5は、本発明の原稿読取装置の画像処理
部の構成を示す図である。以下の動作説明などにおいて
は、白色領域と黒色領域とを持つ図1のローラー11を
用いた場合を例に説明するが、図4のローラー21を用
いた場合にも同様の動作となる。
【0033】イメージセンサ31(図2の15に相当)
から出力されたアナログビデオ信号はAD変換器(AD
C)32により量子化されディジタルビデオ信号に変換
された後、暗時出力歪み補正部33で暗時出力歪み補正
が施され、次いで明時出力歪み補正部34で明時出力歪
み補正(いわゆるシェーディング補正)が施される。
【0034】暗時出力歪み補正は、あらかじめ黒色領域
11Bの読み取りデータを用いて基準データを作成して
暗時出力歪みデータ保存用メモリ37に保存し、原稿読
み取り時に歪みデータ保存用メモリ37から読み出した
基準データを読み取りデータから減算することで歪み補
正を行うものである。同様に、明時出力歪み補正は、あ
らかじめ白色領域11Aの読み取りデータを用いて基準
データを作成して明時出力歪みデータ保存用メモリ38
に保存し、原稿読み取り時に歪みデータ保存用メモリ3
8から読み出した基準データに基づいて読み取りデータ
を正規化することで補正を行うものである。これら両補
正とも全ての画素について独立に施すことが最も効果的
であるが、メモリ37,38の容量やイメージセンサの
歪み特性等に応じて、1ラインを適当に分割したブロッ
ク単位で行うこともできる。
【0035】ADC32の出力は、レベル検出部35へ
も入力されている。このレベル検出部35は、コンパレ
ータ機能を有するもので、図3に示されるように、入力
されたディジタルビデオ信号のうちダミー領域Dに対応
するイメージセンサ31のダミー画素の信号レベルとあ
らかじめ決められた2種類の閾値A,Bとを比較し、そ
の判定結果を出力するものである。判定結果は、信号レ
ベルが、低く設定された閾値Aよりもさらに低い場合(L
ow)と高く設定された閾値Bよりもさらに高い場合(Hig
h)と、そのどちらにも該当しない中間状態(Middle)の3
状態が判断できる。
【0036】これらの各閾値A,Bはダミー画素が黒色
領域或いは白色領域を読み取った場合の信号レベルを適
切に分別できる値に設定されている。すなわち、イメー
ジセンサ31の原稿読み取りデータが入射されないダミ
ー画素(余剰画素)の信号レベルを利用することによ
り、ローラー11の表面の白色領域11Aおよび黒色領
域11Bに対応させて、イメージセンサ31の出力デー
タを明時或いは暗時の歪みデータ用に採取している。し
たがって、ローラー11の回転角の検出手段などの特別
な装置を必要とせずに、確実にローラー11の回転角に
同期させる等、ローラーの表面の領域11A,11Bに
対応させて制御可能な原稿読み取りを行うことができ
る。さらに、このダミー画素をローラー11の表面の領
域判定のみに専用に使用することで、原稿読取装置の画
像処理部の回路構成やアルゴリズムを簡単にでき、ま
た、その領域判定機能に特化したチューニングを施すこ
とができる。
【0037】また、この実施例では、イメージセンサ3
1のダミー画素が読み取るローラー11の表面のダミー
領域Dは、原稿読み取り領域Rよりも反射率の境界が回
転方向に対して前方にずらしてあるので、原稿読み取り
領域Rの信号レベル変化をずらした量に応じて事前に検
知することが可能である。この状態が、図3の第3ライ
ン、第4ラインの信号検出レベルに示されている。つま
り、このレベル検出部36での判定結果に基づいて画像
処理部の制御を切り換えると、制御のタイムラグによる
データの取りこぼしや余計な取り込みを防ぐことがで
き、各歪みデータを的確に保存することができる。
【0038】レベル検出部35の判定結果(Low、Hig
h、Middleの3状態)が送られる歪みデータ採取制御部
36は、本原稿読取装置の全体制御を司る主制御部側
(以下、システム側、という)からのデータ採取要求信
号と合わせて、暗時及び明時の歪みデータを採取するか
否かを制御する。ここで、システム側からのデータ採取
要求信号は、原稿搬送状態等の情報から、暗時及び明時
の歪みデータを採取することが可能なマクロ的タイミン
グを指定するもので、例えば、採取可能となった時点や
原稿のページとページの間隔を指定したり、データ採取
可能期間中所定レベルに維持されるものである。
【0039】歪みデータ採取制御部36では、データ採
取要求信号がイネーブル状態であるとき、レベル検出部
35の判定結果が“Low”であった場合、暗時出力歪
みデータを採取するように制御を切り換え、また判定結
果が“High”であった場合に明時出力歪みデータを
採取するよう制御を切り換える。そして採取した暗時出
力歪みデータ、明時出力歪みデータを、それぞれ暗時出
力歪みデータ保存用メモリ37、明時出力歪みデータ保
存用メモリ38に記憶させる。これにより、読み取って
いる原稿のページ間などでイメージセンサ31がローラ
ー11の表面を読み取っているとき、ローラーが少なく
とも1回転する間に暗時出力歪みデータと明時出力歪み
データの両方を高速にかつ確実に採取することが可能に
なる。
【0040】図6は、画像処理の一連の動作を示すフロ
ー図であり、このフロー図において、まず暗時歪みデー
タを採取した後に、この暗時歪みデータをも参照して明
時歪みデータを採取することになる。なお、以後の動作
フローでは、説明を簡単にするために明時歪みデータを
採取する際に採取済の暗時歪みデータを参照する点につ
いては、省略している。
【0041】図4及び図5を参照して、動作フローを説
明する。読み取りが開始されている(S101)状態
で、システム側からデータ採取要求信号が歪みデータ採
取制御部36に供給されると、ステップ102で暗時出
力歪みデータの採取動作が開始される。この暗時出力歪
みデータ採取動作開始(S102)では、必要な量の暗
時出力のデータを得るために、レベル検出器35の信号
レベルが“High”から“Low”(つまり、白から
黒)に切り替わった時点で、次ステップS103のレベ
ル判断に移る。なお、暗時出力歪みデータ採取動作開始
(S102)で直ちに、次ステップS103のレベル判
断に移ることとしても良い。
【0042】ステップS103のレベル判断(レベル=
Low?)でYesなら、イメージセンサの1ライン分
のデータを保存用メモリ37に格納する(S104)。
このとき、既に保存用メモリ37にデータが格納されて
いる場合には新しいデータと加重平均処理などを施し、
再度格納する。このステップS103,S104の処理
が、信号レベルが“Low”である間繰り返して行われ
る。
【0043】ステップS103のレベル判断(レベル=
Low?)でNoになると、ステップ105に進んで、
暗時出力歪みデータ採取が終了したかどうかが判断され
る。この採取終了は、暗時出力の歪みデータとして、必
要な量の暗時出力のデータが得られたかどうかにより判
断されることになる。具体的には、取得に要した時間や
取得したデータライン数により判定されるが、ステップ
S102で信号レベルが“High”から“Low”に
切り替わった時点で次ステップに進んでいる場合には、
必要な量の暗時出力のデータが得られているから、直ち
に採取終了としても良い。採取が終了していないと判断
された場合には、再度ステップS103に戻り、同様の
処理を行った上で、再びステップS105で採取終了か
どうかが判断されることになる。
【0044】次に、ステップ106で明時出力歪みデー
タの採取動作が開始される。この明時出力歪みデータ採
取動作開始(S106)では、レベル検出器35の信号
レベルが必ず“Low”から“High”(つまり、黒
から白)に切り替わった時点でステップS105からの
信号が来るから、直ちに次ステップS107のレベル判
断に移る。
【0045】ステップS107のレベル判断(レベル=
High?)でYesなら、イメージセンサの1ライン
分のデータを取得し、保存用メモリ38に格納する(S
108)。このとき、既に保存用メモリ38にデータが
格納されている場合には新しいデータと加重平均処理な
どを施し、再度格納する。このステップS107,S1
08の処理が、信号レベルが“High”である間繰り
返して行われる。
【0046】ステップS107のレベル判断(レベル=
High?)でNoになると、ステップ109に進ん
で、明時出力歪みデータ採取が終了したかどうかが判断
される。この採取終了は、明時出力の歪みデータとし
て、必要な量の明時出力のデータを得られたかどうかに
より判断されることになる。具体的には、取得に要した
時間や取得したデータライン数により判定されるが、ス
テップS106で信号レベルが“Low”から“Hig
h”に切り替わった時点で次ステップS107に進んで
いるから、必要な量の暗時出力のデータが得られている
ものとして、直ちに採取終了として良い。なお、採取が
終了していないと判断された場合には、再度ステップS
107に戻り、同様の処理を行った上で、再びステップ
S109で採取終了かどうかが判断されることになる。
【0047】そして、ステップS109で採取終了と判
断された場合には、暗時出力歪みデータ及び明時出力歪
みデータの両方が採取され、それぞれ暗時出力歪みデー
タ保存用メモリ37、明時出力歪みデータ保存用メモリ
38に保存されたことになる。この後、ステップS11
0の原稿読み取り動作に移る。
【0048】これら一連の動作は、システム側からのデ
ータ採取要求信号による、歪みデータを採取可能な期間
内に終了する。
【0049】なお、以上の実施例では、ローラー11,
12にダミー領域Dを設け、かつ、このダミー領域Dを
原稿読み取り領域Rよりも反射率の境界が回転方向に対
して前方にずらしているものについて説明したが、ダミ
ー領域Dを原稿読み取り領域Rとを同一の境界線上に設
けることとしてもよいし、さらにはダミー領域Dを削除
して、検出信号のレベル検出は原稿読み取り領域Rの反
射信号を用いるようにしても良い。
【0050】
【発明の効果】請求項1の原稿読取装置によれば、表面
に、回転軸方向に亘って回転方向に、光源からの光に対
して少なくとも2種類の異なる反射率に形成されている
複数の領域を有するローラーが回転するから、このロー
ラーの回転に伴って、光源を点灯した状態のまま極めて
短時間でイメージセンサの出力を歪みデータとして採取
できる。したがって高画質化のために原稿のページ間で
イメージセンサの暗時出力歪みデータと明時出力歪みデ
ータの両方を更新しなければならない状況においても高
速な原稿読み取りを実現できる。
【0051】請求項2の原稿読取装置によれば、表面
に、回転軸方向に亘って回転方向に、白色に形成されて
いる領域と黒色に形成されている領域を有するローラー
が回転するから、このローラーの回転に伴って、光源を
点灯した状態のまま極めて短時間でイメージセンサの出
力を歪みデータとして採取できる。したがって高画質化
のために原稿のページ間でイメージセンサの暗時出力歪
みデータと明時出力歪みデータの両方を更新しなければ
ならない状況においても高速な原稿読み取りを実現でき
る。
【0052】請求項3の原稿読取装置によれば、さら
に、光源を点灯した状態のままで、読み取りライン上に
ある、ローラーの表面が、どの反射率の領域又はどの色
の領域であるかの領域に対応して、イメージセンサの出
力データを明時或いは暗時の歪みデータ用に採取するか
ら、原稿のページ間で光源を消灯/点灯することなく極
めて短時間でイメージセンサの暗時出力歪みデータと明
時出力歪みデータの両方を更新可能であり、高速かつ高
画質な読み取りを実現できる。
【0053】請求項4の原稿読取装置によれば、ローラ
ーの表面の領域に対応させて、イメージセンサの出力デ
ータを明時或いは暗時の歪みデータとして採取する手段
として、当該イメージセンサの画素の信号レベルを利用
するから、ローラーの回転角を検出するための検出手段
などの特別な装置を必要とせずに、確実にローラーの回
転角に同期させる等、ローラーの表面の領域に対応させ
て制御可能な原稿読み取りを行うことができる。
【0054】請求項5の原稿読取装置によれば、ローラ
ーの表面の領域に対応させて、イメージセンサの出力デ
ータを明時或いは暗時の歪みデータとして採取する手段
として、当該イメージセンサの原稿読み取りデータが入
射されない余剰画素の信号レベルを利用するから、ロー
ラーの回転角を検出するための検出手段などの特別な装
置を必要とせずに、確実にローラーの回転角に同期させ
る等、ローラーの表面の領域に対応させて制御可能な原
稿読み取りを行うことができる。さらに、この余剰画素
をローラーの表面の領域判定のみに使用することによ
り、原稿読取装置の回路構成やアルゴリズムを簡単にす
ることができ、また、その領域判定機能に特化したチュ
ーニングを施すことができる。
【0055】請求項6記載の原稿読取装置によれば、回
転するローラーの表面を読み取る際に、イメージセンサ
の余剰画素の信号レベルが他の領域よりも時間的に早く
変化するので、余剰画素の信号レベルを検知してからイ
メージセンサのデータ採取を行うまでに生じるタイムラ
グを吸収することができ、確実に暗時出力歪みデータ、
明時出力歪みデータを採取することが可能となる。
【0056】請求項7記載の原稿読取装置によれば、信
号レベルを検出するレベル検出手段の検知結果と歪みデ
ータ採取要求信号により画像処理回路の動作を制御し、
かつ歪みデータ採取動作とローラーの表面の領域とを対
応させるから、歪みデータ採取可能期間、例えば原稿の
ページ間に、確実に歪みデータを採取することができ
る。
【0057】請求項8記載の原稿読取装置によれば、イ
メージセンサの画素の信号レベルを検知する検知手段の
検知結果により信号レベルが一定値よりも小さいと判断
した期間にイメージセンサ出力の暗時出力歪みデータを
採取するので、単純な構成で、ローラーの表面の領域と
対応させてイメージセンサの暗時出力歪みデータを採取
することが可能となる。
【0058】請求項9記載の原稿読取装置によれば、イ
メージセンサの画素の信号レベルを検知する検知手段の
検知結果により信号レベルが一定値よりも大きいと判断
した期間にイメージセンサ出力の明時出力歪みデータを
採取するので、単純な構成で、ローラーの表面の領域と
対応させてイメージセンサの明時出力歪みデータを採取
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で用いる回転ローラーの概略
図。
【図2】本発明の実施例に係る原稿読取装置の構成図。
【図3】ローラーの回転に伴う光量変化を示す図。
【図4】本発明の実施例で用いる、他の回転ローラーの
概略図。
【図5】本発明の実施例に係る原稿読取装置の画像処理
部の構成図。
【図6】画像処理の一連の動作を示すフロー図。
【符号の説明】
11 ローラー 11A 白色領域 11B 黒色領域 12 コンタクトガラス 13 光源 14 レンズ 15 イメージセンサ 16 原稿 21 ローラー 21A 高い反射率の第1部材 21B 低い反射率の第2部材 31 イメージセンサ 32 ADC 33 暗時出力歪み補正部 34 明時出力歪み補正部 35 レベル検出部 36 歪みデータ採取制御部 37 暗時出力歪みデータ保存用メモリ 38 明時出力歪みデータ保存用メモリ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み取りライン上に原稿を押し当て可能
    に回転するローラーと、前記読み取りラインに光を照射
    する光源と、前記読み取りラインからの反射光を受ける
    イメージセンサとを備え、前記ローラーが回転すること
    で原稿を搬送しつつ、読み取り動作を行う原稿読取装置
    において、 前記ローラーの表面は、このローラーの回転軸方向に亘
    って回転方向に、前記光源からの光に対して少なくとも
    2種類の異なる反射率に形成されている、複数の領域を
    有することを特徴とする原稿読取装置。
  2. 【請求項2】 読み取りライン上に原稿を押し当て可能
    に回転するローラーと、前記読み取りラインに光を照射
    する光源と、前記読み取りラインからの反射光を受ける
    イメージセンサとを備え、前記ローラーが回転すること
    で原稿を搬送しつつ、読み取り動作を行う原稿読取装置
    において、 前記ローラーの表面は、このローラーの回転軸方向に亘
    って回転方向に、白色に形成されている領域と黒色に形
    成されている領域を有することを特徴とする原稿読取装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1,2記載の原稿読取装置におい
    て、光源を点灯した状態で、前記読み取りライン上にあ
    る、前記ローラーの表面が、どの反射率の領域又はどの
    色の領域であるかの領域に対応して、前記イメージセン
    サの出力データを明時或いは暗時の歪みデータ用に採取
    することを特徴とする原稿読取装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の原稿読取装置において、
    前記ローラーの表面の領域に対応させる手段として、当
    該イメージセンサの画素の信号レベルを利用することを
    特徴とする原稿読取装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の原稿読取装置において、
    前記イメージセンサに原稿読み取りデータが入射されな
    い余剰画素を設け、前記ローラーの表面の領域に対応さ
    せる手段として、当該余剰画素の信号レベルを利用する
    ことを特徴とする原稿読取装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の原稿読取装置において、
    前記ローラーの前記少なくとも2種類の異なる反射率の
    領域の境界及び前記白色の領域と黒色の領域との境界
    を、前記イメージセンサの前記余剰画素が読み取る領域
    のみ、他の領域に比べてローラーの回転方向に対して先
    行するようにずらして構成されていることを特徴とする
    原稿読取装置。
  7. 【請求項7】 請求項4、5及び6記載の原稿読取装置
    において、前記信号レベルを検出するレベル検出手段
    と、このレベル検出手段の検知結果及び歪みデータ採取
    要求信号が入力され画像処理回路の動作を制御する制御
    手段とを備えて、歪みデータ採取動作と前記ローラーの
    表面の領域とを対応させることを特徴とする原稿読取装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の原稿読取装置において、
    前記レベル検出手段の検出結果が所定の一定値よりも小
    さい期間に、前記制御手段によって前記イメージセンサ
    の出力を暗時出力歪みデータ用に採取することを特徴と
    する原稿読取装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の原稿読取装置において、
    前記レベル検出手段の検出結果が所定の一定値よりも大
    きい期間に、前記制御手段によって前記イメージセンサ
    の出力を明時出力歪みデータ用に採取することを特徴と
    する原稿読取装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008252378A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Canon Electronics Inc 画像読取装置
JP2013141079A (ja) * 2011-12-28 2013-07-18 Ricoh Co Ltd 画像読取装置、自動原稿搬送装置および画像形成装置

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