JP2002330000A - 部品実装方法および部品実装装置 - Google Patents

部品実装方法および部品実装装置

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JP2002330000A JP2001133347A JP2001133347A JP2002330000A JP 2002330000 A JP2002330000 A JP 2002330000A JP 2001133347 A JP2001133347 A JP 2001133347A JP 2001133347 A JP2001133347 A JP 2001133347A JP 2002330000 A JP2002330000 A JP 2002330000A
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  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体ベアチップをプリント基板に実装および
熱圧着するフリップチップボンダにおいて、通常は半導
体ベアチップのパターン面を下側にしてボンディングす
るようになっているが、機械的な構造を変更せずにしか
も半導体ベアチップのパターン面が上下のどちらでもボ
ンディングできるようにする。 【解決手段】ワークを構成する回路基板47をX軸方向
およびY軸方向に位置決めするX−Yステージ44の側
部にチップ待機位置65または待機用トレイ66を設け
ておき、フェイスアップボンディングする場合には吸着
ヘッド33によって吸着保持された半導体ベアチップ3
3を一旦チップ待機位置65に仮保持するとともに、ワ
ーク認識カメラ52によってチップ待機位置65上の半
導体ベアチップ60を画像認識し、この後に上記半導体
ベアチップ60を吸着ヘッド33によって吸着保持して
回路基板47上の所定の位置に実装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は部品実装方法および
部品実装装置に係り、とくにマウントヘッドによって部
品を保持してワーク上の所定の位置に部品を実装する部
品実装方法および部品実装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開2000−114320号公
報には、Y軸テーブル上のチップ収納トレイに収納され
ている半導体ベアチップをX軸方向に移動するチップ反
転シリンダに設けられているチップ反転アームの先端部
によって吸着保持するとともに、上記チップ反転アーム
を反転させ、反転された半導体ベアチップをZ軸方向に
移動可能なマウントヘッドの先端部によって吸着保持
し、マウントヘッドの先端部とX−Yテーブル上の回路
基板との間に部品認識カメラとワーク認識カメラを侵入
させ、それぞれ対応する部品および基板を画像認識し、
このような画像認識に基いてマウントヘッドに対して回
路基板をX軸方向およびY軸方向に位置決めし、これに
よって回路基板上の所定の位置に上記半導体ベアチップ
をボンディングするようにしたボンディング装置が提案
されている。
【0003】特開2000−114320号公報に開示
されているボンディング装置は、半導体ベアチップのパ
ターン面と回路基板のパターン面とを接続するために、
半導体ベアチップのパターン面が下向きの状態、すなわ
ちフェイスダウンの状態でボンディングを行なうように
している。従ってベアチップのパターン面を下にした状
態でマウントヘッドの吸着ノズルによって吸着させ、画
像認識装置のワーク認識カメラによって回路基板上の認
識マークを認識するとともに、ベアチップのパターン面
側の認識マークを部品認識カメラによって画像認識して
位置補正を行なうようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが半導体ベアチ
ップのパターン面が上側になるように、すなわちフェイ
スアップ状態で回路基板上に実装する場合には、半導体
ベアチップのパターン面を上にした状態でマウントヘッ
ドの吸着ノズルによってベアチップを吸着するために、
半導体ベアチップの認識マークが部品認識カメラによっ
て認識される面とは反対側になってしまう。しかも認識
マークが吸着ノズルによって隠れてしまう。このために
半導体ベアチップのパターン面に形成されている認識マ
ークを部品認識カメラで画像認識できない。
【0005】一般にフェイスアップボンディングを効率
良く実現するためには、従来の上述のようなボンディン
グ装置の機械的な構造を変更する必要がある。また1台
の装置でフェイスダウンボンディングとフェイスアップ
ボンディングの両方を行なうことが困難になる問題があ
る。
【0006】本願発明はこのような問題点に鑑みてなさ
れたものであって、部品の認識マークが形成されている
部分をマウントヘッドによって吸着する場合における画
像認識を可能にし、これによって同一の装置によってフ
ェイスダウンボンディングとフェイスアップボンディン
グの両方を行なうことを可能にした部品実装方法および
部品実装装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】部品実装方法に関する主
要な発明は、マウントヘッドによって部品を保持してワ
ーク上の所定の位置に前記部品を実装する部品実装方法
において、前記部品の認識マークが形成されている面と
は反対側の面を前記マウントヘッドが保持するととも
に、前記マウントヘッドに保持されている部品と前記ワ
ークとの間にカメラユニットが侵入して前記カメラユニ
ットの部品認識カメラによって前記部品を認識するとと
もに、前記カメラユニットのワーク認識カメラによって
ワークを認識して前記部品をワーク上に実装し、前記部
品の認識マークが形成されている面を前記マウントヘッ
ドが保持した場合には前記ワーク認識カメラによってワ
ークを認識するとともに、前記マウントヘッドに保持さ
れた部品を待機位置に載置して前記ワーク認識カメラに
よって前記部品を認識して該部品をワーク上に実装する
ことを特徴とする部品実装方法に関するものである。
【0008】ここで前記ワーク認識カメラによってワー
クの部品実装位置を画像認識するとともに、前記マウン
トヘッドによって保持されている部品を待機位置に載置
して前記ワーク認識カメラで該部品を画像認識し、再び
前記マウントヘッドによって該部品を保持して前記マウ
ントヘッドと前記ワークのX軸方向およびY軸方向の位
置合わせをして該部品を前記ワーク上の所定の位置に実
装してよい。あるいは前記マウントヘッドによって部品
を保持して待機位置に載置し、前記ワーク認識カメラに
よって待機位置の該部品を画像認識し、この後前記マウ
ントヘッドによって前記部品を再び保持するとともに、
前記ワーク認識カメラによってワークの部品実装位置を
画像認識し、前記マウントヘッドと前記ワークのX軸方
向およびY軸方向の位置合わせをして前記部品を前記ワ
ーク上の所定の位置に実装してよい。
【0009】次に部品実装装置に関する主要な発明は、
部品を保持してワーク上の所定の位置に実装するマウン
トヘッドと、前記ワークを保持するとともに前記マウン
トヘッドに対して相対的にX軸方向およびY軸方向に前
記ワークの位置決めを行なうワーク位置決め手段と、前
記マウントヘッドに保持されている部品を画像認識する
部品認識カメラと、前記ワーク位置決め手段上のワーク
を画像認識するワーク認識カメラとを備えるカメラユニ
ットと、前記ワーク位置決め手段上であってその側部に
設けられ、その上に前記部品を仮保持するとともに、仮
保持された部品を前記ワーク認識カメラによって画像認
識することを可能にする部品待機手段と、を具備する部
品実装装置に関するものである。
【0010】部品実装装置に関する別の主要な発明は、
部品を収納してX軸方向またはY軸方向に移動調整可能
な部品収納トレイと、前記部品収納トレイ内の部品を保
持して上下を反転させ、かつY軸方向またはX軸方向に
移動調整可能な部品反転ユニットと、前記反転手段によ
って反転された部品を保持するとともに、Z軸方向に移
動調整可能なマウントヘッドと、前記マウントヘッドに
よって保持された部品が実装されるワークを載置し、X
軸方向およびY軸方向に移動調整自在なワーク位置決め
手段と、前記マウントヘッドによって保持された部品を
下方から上方に向けて画像認識する部品認識カメラと、
前記ワーク位置決め手段上に載置されているワークを上
方から下方に向けて画像認識するワーク認識カメラとを
備えるカメラユットと、前記部品の認識マーク側を上側
にして前記マウントヘッドが保持したときに該認識マー
クを前記ワーク認識カメラで認識するように前記部品を
載置する部品待機手段と、を具備する部品実装装置に関
するものである。
【0011】ここで部品が半導体ベアチップであるとと
もにワークが回路基板であって、前記半導体ベアチップ
を回路基板上の所定の位置に実装してよい。また半導体
ベアチップの認識マークが形成されている面が下側にな
るように該半導体ベアチップが前記マウントヘッドによ
って保持された場合には前記部品認識カメラによって下
方から前記半導体ベアチップの認識マークが画像認識さ
れ、半導体ベアチップの認識マークが形成されている面
が上側になるように該半導体ベアチップが前記マウント
ヘッドによって保持された場合には前記部品を前記部品
待機手段上に仮保持し、前記ワーク認識カメラによって
上方から前記半導体ベアチップの認識マークが画像認識
されてよい。
【0012】本願に含まれる発明の好ましい態様は、半
導体ベアチップをプリント基板やガラス基板等の回路基
板上に位置合わせし、半導体ベアチップの電極を回路基
板に対して電気的に接続するたのボンディング装置また
は半導体ベアチップを半導体ウエハや基板上に位置合わ
せし、接着材料を介して固定するためのタイリング装置
に適用されるものである。
【0013】ここでボンディング装置あるいはタイリン
グ装置は、半導体ベアチップを吸着保持する機構を備
え、ボンディングを行なうためのツール装置と、回路基
板を固定するテーブル装置と、上記テーブル装置上に設
けられ、半導体ベアチップを吸着する機能を有する半導
体ベアチップ待機手段と、上記ツール装置と上記テーブ
ル装置との間で出入り可能であって、半導体ベアチップ
を認識する部品カメラと回路基板を認識するワーク認識
カメラとから成るカメラユニットと、上記ツール装置と
上記テーブル装置と上記カメラユニットとを制御するた
めの制御装置を備える。
【0014】このようなフリップチップボンダまたはタ
イリング装置の特徴は、半導体ベアチップのパターン面
を下にしてフェイスダウンボンディングを行なうととも
に、ベアチップのパターン面を上にしてフェイスアップ
ボンディングをも行なうことを可能にするものであっ
て、とくにフェイスアップボンディングの機能を付加し
たことを顕著な特徴とするものである。
【0015】なおここで半導体ベアチップとは、半導体
ウエハから分割されかつパッケージが施される前のIC
チップを言う。またフリップチップボンダとは、半導体
ベアチップを上下反転してこの半導体ベアチップの電極
を回路基板のパターン面に直接接続する装置であって、
一般に半導体ベアチップの位置合わせおよび搭載機能
と、加熱、加圧機構とを有する。またタイリング装置と
は、半導体ウエハや回路基板上に接続材料を介して半導
体ベアチップを固定する装置であって、半導体ベアチッ
プの位置合わせおよび搭載機能と、加熱、加圧機構を有
している。またフリップチップボンダは半導体ベアチッ
プの電極と回路基板のパターンとを接続して電気的な導
通を図ることを目的とするのに対して、タイリング装置
は単にチップを配置することを目的とし、実装の際にお
ける電気的な接続は行なわない。
【0016】上記の態様によれば、通常の装置の回路基
板用のX−Yステージ上に半導体ベアチップの待避位置
または待避トレイを設けるだけで、フェイスアップボン
ディングが実現される。また共通の装置でフェイスダウ
ンボンディングとフェイスアップボンディングの両方を
行なうことが可能になる。また半導体ベアチップのパタ
ーン面がボンディングツール下面に吸着されている状態
で、半導体ベアチップを画像認識するには大掛りなメカ
構造と画像認識機構とを必要とするが、この装置によれ
ば通常の画像認識機構をそのまま使用することが可能に
なる。
【0017】
【発明の実施の形態】フリップチップボンダの構成 図1〜図3は本発明の一実施の形態に係るチップ待機手
段を備えるフリップチップボンダを示している。この装
置は架台10を備えるとともに、架台10の上面にベー
ス11が配されている。そしてベース11の上面であっ
てその右側にはY軸ステージ12が配されており、この
Y軸ステージ12をY軸モータ13によってY軸方向に
移動調整するようにしている。Y軸ステージ12上には
半導体ベアチップを収納したチップ収納トレイ14が搭
載される。
【0018】上記チップ収納トレイ14を備えるY軸ス
テージ12の左方にはガイド18が横方向、すなわちX
軸方向に延びるように配されており、このガイド18上
にX軸ステージ19が載置される。X軸ステージ19は
X軸モータ20によってX軸方向に移動可能になってい
る。そしてX軸ステージ19上にチップ反転シリンダ2
1が取付けられている。チップ反転シリンダ21はアー
ム22を備えるとともに、アーム22の先端部に吸着ヘ
ッド23が取付けられている。
【0019】上記X軸ステージ19の左側であって背面
側において、ベース11上にはフレーム27が直立して
取付けられている。フレーム27の前面側には一対のZ
軸リニアガイド28が配されており、これら一対のZ軸
リニアガイド28によってツール制御ユニット29が昇
降自在に支持されている。そしてツール制御ユニット2
9はZ軸モータ30によってZ軸リニアガイド28に沿
って上下方向に移動可能になっている。ツール制御ユニ
ット29の下端側には下方に突出するようにツール回転
軸31が突設されており、このツール回転軸31にあお
り機構32が取付けられている。そしてあおり機構32
の先端側に吸着ヘッド33が取付けられている。
【0020】上記フレーム27の左側側部にはカメラ取
付けアーム37が固着されている。カメラ取付けアーム
37にはZ軸ステージ38が支持されている。そしてZ
軸ステージ38はZ軸モータ39によって上下方向に移
動可能になっている。またZ軸ステージ38によってカ
メラユニット40が移動可能に取付けられている。
【0021】フレーム27の前方にはX−Yステージ4
4が配されている。X−Yステージ44はX軸モータ4
5とY軸モータ46とによってX軸方向およびY軸方向
にそれぞれ移動調整自在になっている。そしてX−Yス
テージ44上にワークを構成する基板47が搭載される
ようになっている。
【0022】そしてこのX−Yステージ47の側部には
半導体ベアチップを仮保持するチップ待機位置65が設
定される。なお待機位置65は半導体ベアチップを吸着
する吸着機能を備えている。
【0023】上記カメラ取付けアーム37には図4〜図
6に示す部品認識カメラ51およびワーク認識カメラ5
2が並置して取付けられている。これらのカメラ51、
52の先端側にはそれぞれミラー53、54が斜めに配
されている。またミラー53、54の中間位置には両面
ミラー55が配されている。両面ミラー55の上方には
上方透明窓56が、ミラー55の下方には下方透明窓5
7がそれぞれ形成されている。
【0024】図7はこのようなフリップチップボンダの
制御系を示すブロック図であって、ボンダ本体は制御装
置を介して制御される。また制御装置には操作パネルと
カメラユニットとモニタとが接続されるようになってい
る。ここで制御パネルは制御装置に対して動作モード指
令と、ベアチップの圧着条件と、各種のデータとを供給
する。これに対して制御装置から制御パネルに対しては
データおよび状態表示のための情報が供給される。カメ
ラユニットは制御装置に対して画像情報を供給する。こ
の画像情報は制御装置によって画像処理される。また制
御装置から画像処理結果がモニタに供給され、その表示
パネルによって表示が行なわれる。
【0025】制御装置はボンダ本体に対して動作指令を
行なうとともに、ベアチップの加熱電力を供給する。ま
たボンダ本体からはセンサおよびエンコーダの出力信号
が位置情報として与えられる。さらに搭載するベアチッ
プの温度および圧力に関するデータが制御装置に供給さ
れる。
【0026】このように本実施の形態のフリップチップ
ボンダは図1〜図3に示すように、架台10上のベース
11に、フレーム27、回路基板用X−Yステージ4
4、チップ反転用X軸ステージ19、収納トレイ用Y軸
ステージ12をそれぞれ取付けるようにしている。
【0027】フレーム27にはZ軸リニアガイド28を
介してツール制御ユニット29を取付けている。ツール
制御ユニット29はツール回転軸31をベース11に垂
直に取付けるようにし、その先端部にあおり機構32を
連結している。そしてツール制御ユニット29の下側に
位置する基板用X−Yステージ44上には所定の位置に
回路基板47を保持するガイド(図示せず)を取付ける
ようにしている。しかも基板用X−Yステージ47上に
は、ベアチップを吸着固定するチップ待機位置65が設
定されている。
【0028】またチップ反転用X軸ステージ19上に
は、チップ反転シリンダ21を固定している。チップ反
転シリンダ21にはチップ反転アーム22が取付けられ
る。収納トレイ用Y軸ステージ12にはチップ収納トレ
イ14を所定の位置に保持するガイド(図示せず)設け
るようにしている。さらに本フリップチップボンダにお
いては、図7に示すような制御装置および操作パネルを
備えている。
【0029】ツール制御ユニット29の下方に移動可能
に取付けられる部品認識カメラ51とワーク認識カメラ
52とは図4に示すように、同一の方向を向くように平
行に並べて取付けられる。部品認識カメラ51はミラー
53によってその光軸が90度反射され、さらに両面ミ
ラー55によって90度反射されることによって、上方
透明窓56を通して上方を見るようになっている。これ
に対してワーク認識カメラ52はミラー54によって9
0度反射され、さらに両面ミラー55によって90度反
射されることによって、下方透明窓57を通して下方を
見るように取付けられている。
【0030】フェイスダウンボンディングの動作 次にこのようなフリップチップボンダの通常のフェイス
ダウンボンディングの動作について図8〜図10を参照
して説明する。ワークを構成する回路基板47はX−Y
ステージ44の上面に固定され、X軸モータ45および
Y軸モータ46によってX軸方向およびY軸方向に移動
調整される。一方チップ収納トレイ14はY軸ステージ
12の上面に固定され、Y軸モータ13によってY軸方
向に移動可能になっている。
【0031】チップ反転用のX軸ステージ19上のチッ
プ反転シリンダ21に取付けられているアーム22は反
転シリンダ21によって図8Aおよび図8Bに示すよう
に180度反転可能に構成され、しかもX軸モータ20
によってX軸方向に移動可能になっている。
【0032】チップ反転シリンダ21のアーム22の先
端部に吸着ヘッド23が取付けられており、この吸着ヘ
ッド23によって図8Aに示すようにトレイ14上のフ
ェイスアップ状態の任意のチップ60を吸着し、この後
に図8Bに示すようにチップ反転シリンダ21が180
度反転する。従ってチップ60はフェイスダウン状態に
なり、このような状態でツール制御ユニット29の先端
の吸着ヘッド33が下降すると、チップ60は吸着ヘッ
ド33に図8Cに示すように受渡される。ボンディング
ツールを構成する吸着ヘッド23はツール制御ユニット
29によって回路基板47の垂直軸に対して回転可能に
構成されており、Z軸モータ30によって垂直方向の動
作およびチップ加圧動作を行なうようになっている。吸
着ヘッド33によって吸着されるチップ60はあおり機
構32によって回路基板47の上面と平行になるように
その姿勢が制御される。
【0033】ワーク認識カメラ52は図6および図10
に示すようにX−Yステージ44上の基板47のチップ
搭載位置を認識する。一方部品認識カメラ51は吸着ヘ
ッド33によって吸着されたベアチップ60の下面に形
成された認識マークを認識する。X−Yステージ44の
平面動作と吸着ヘッド33の上下方向の動作および回転
動作(θ軸の調整動作)によって、ベアチップ60を回
路基板47の任意の位置に搭載する。なお図1において
X−Yステージ44はツール制御ユニット29に対して
前方にずれているが、実際にはツール制御ユニット29
のほぼ下側にX−Yステージ44が配されており、しか
もX−Yステージ44のX軸方向およびY軸方向の移動
調整によって、回路基板47上の任意の位置にチップ6
0が搭載される。
【0034】フェイスアップボンディングの動作 次にこのようなフリップチップボンダによって半導体ベ
アチップ60をフェイスアップ状態で回路基板47上に
マウントする動作について図11〜図13を参照して説
明する。この場合にはチップ収納トレイ14内に半導体
ベアチップ60がフェイスダウン状態で収納されてい
る。そしてこのような半導体ベアチップ60を反転アー
ム22の先端側の吸着ヘッド23によって吸着後、チッ
プ反転シリンダ21によってアーム22を反転し、この
ような状態で吸着ヘッド33に上記ベアチップ60を受
け渡す。従ってこのときには半導体ベアチップ60は図
12Aに示すようにフェイスアップの状態で吸着ヘッド
33によって吸着され、吸着ヘッド33によって認識マ
ークが隠された状態になっている。
【0035】この間に回路基板47上のチップ搭載位置
が吸着ヘッド33の真下に来るようにX−Yステージ4
4をX軸方向およびY軸方向に移動する。そしてワーク
認識カメラ52で回路基板47上のチップ搭載位置を認
識する。なおこのときに制御装置はX−Yステージ44
の現在位置を記憶しておく。
【0036】チップ60の吸着ヘッド33への受け渡し
と回路基板47の認識とを終了したならば、X−Yステ
ージ44の側部に設けられているチップ待機位置65が
マウントヘッド33の真下に来るようにX−Yステージ
44を移動し、この後に吸着ヘッド33をZ軸モータ3
0によって下降させ、チップ60をチップ待機位置65
に吸着保持する(図12Bおよび図12C参照)。
【0037】次いでカメラユニットのワーク認識カメラ
52を用いてチップ待機位置65上の半導体ベアチップ
60の位置を図12Dに示すように認識する。そしてこ
の後に吸着ヘッド33を下降し、図12Eおよび図12
Fに示すようにチップ待機位置65に吸着してあったチ
ップ60を吸着ヘッド33に受け渡す。そして図13G
に示すようにX−Yステージ44を移動調整し、基板4
7上におけるチップ60の搭載位置を認識した位置へ正
確に復動させる。このようなX−Yステージ44のX軸
方向およびY軸方向の移動動作と吸着ヘッド33のZ軸
方向の動作および回転動作によって、図13Hおよび図
13Iに示すように基板47上の所定の位置にチップ6
0を搭載する。
【0038】なおここでワーク認識カメラ52によって
回路基板47のチップ搭載位置を認識したX−Yステー
ジ44の位置と、チップ待機位置65と吸着ヘッド33
との間でチップ60を受け渡しするときのX−Yステー
ジ44の位置との相対位置関係が重要であって、このよ
うな関係によってマウント精度が影響を受ける。
【0039】変形例1 通常のフェイスダウンボンディングの際には、ワーク認
識カメラ52と部品認識カメラ51によって位置を認識
した後に、微調整の補正と吸着ヘッド33の下降のみで
ボンディングを行なう。このためにチップ60の回路基
板47に対する搭載精度が劣化しない。
【0040】ところが上述のフェイスアップボンディン
グの場合には、ワーク認識カメラ52によって半導体ベ
アチップ60の位置を認識し、チップ待機位置65にあ
るチップ60を吸着ヘッド33に渡した後に、回路基板
47上のチップ搭載位置が吸着ヘッド33の真下に来る
ようにX−Yステージ44を移動する必要がある(図1
3G参照)。このときにワーク認識カメラ52で基板4
7のチップ搭載位置を前以て認識していた位置へ正確に
移動できなければ搭載精度が悪くなる。
【0041】またワーク認識カメラ52で図12Dに示
すようにチップ60の位置を認識した後に、チップ60
を図12Fに示すように吸着ヘッド33に受け渡す動作
が追加される。このときにチップ60がずれて搭載精度
が悪くなる可能性がある。上記2つの理由によって、通
常のフェイスダウンボンディングと比較すると、フェイ
スアップボンディングの場合にはチップの搭載精度が悪
くなる可能性がある。
【0042】そこでこの変形例においては図14に示す
ように、とくに回路基板47を載置するX−Yステージ
44の移動による搭載精度劣化を回避する。すなわちチ
ップ収納トレイ14内にフェイスダウン状態で置かれて
いる任意のチップ60を反転ユニットのアーム22の吸
着ヘッド23によって吸着後に、チップ反転シリンダ2
1およびアーム22によって反転し、吸着ヘッド33に
受け渡す。そしてチップ待機位置65が吸着ヘッド33
の真下に来るように、X−Yステージ44を動かした後
に吸着ヘッド33を下降し、図14Aに示すようにチッ
プ60をチップ待機位置65の待機用トレイ66に吸着
保持する。なお待機用トレイ66は必ずしも必須ではな
く、上記実施の形態と同様にチップ待機位置65を設定
するだけでもよい。この変形例が回路基板47の画像認
識をチップ60の画像認識の後に行なうことによって精
度向上を図ることがポイントだからである。
【0043】次にワーク認識カメラ52でチップ60の
位置を認識した後に吸着ヘッド33を図14Bに示すよ
うに下降し、チップ待機位置65のトレイ66に吸着保
持してあったベアチップ60を吸着ヘッド33に受け渡
す(図14C参照)。次いで回路基板47上のチップ搭
載位置が吸着ヘッド33の真下に来るようにX−Yステ
ージ44を図14Dに示すようにX軸方向およびY軸方
向に移動調整し、ワーク認識カメラ52によって基板4
7のチップ搭載位置を認識した後に基板47をX−Yス
テージ44のX軸方向およびY軸方向に移動調整すると
ともに、吸着ヘッド33のZ軸方向およびθ軸方向の回
転動作によって、チップ60を図14Eに示すように基
板47の所定の位置に搭載する。
【0044】この方法は若干タクトタイムが遅くなる
が、通常のフェイスダウンボンディングのシーケンスに
似ているために制御ソフトの変更が少ない利点がある。
【0045】変形例2 次に第2の変形例を以下に説明する。この変形例はチッ
プ待機位置65に吸着保持してあったチップ60を吸着
ヘッド33に受け渡すときに生ずるチップ60の横方向
の吸着ずれを回避する例である。
【0046】この場合にはまずワーク認識カメラ52に
よってチップ60の位置を認識するときに、チップ60
の認識マークとチップ60の外形の角の位置関係をも図
15および図16に示すように認識しておく。チップ待
機位置65に吸着保持してあったチップ60を吸着ヘッ
ド33に受け渡した後に、図16Aあるいは図16Bに
示すように部品認識カメラ51によってチップ60の外
形の角をチップ60の認識マークとして利用することに
よって補正を行なうものである。これによってチップ6
0の受け渡し時におけるずれの影響がなくなる。
【0047】一般にチップ60の外形は他の装置でカッ
トされるが、数μmの搭載精度を必要とするフリップチ
ップボンダの場合には、チップ60の外形の画像認識だ
けでは満足のいく搭載精度か達成できない。このことは
図16Aおよび図16Bから明らかである。しかるにそ
れぞれのチップ60のパッド61を兼ねる認識マークと
チップ60の外形の角との位置関係は1つ1つのチップ
60について一定であるために、チップ60の背面から
チップ60の外形の角を画像認識することによって、チ
ップ60の外形の角を認識マークの代りに利用できる。
よって後は通常のフェイスダウンボンディングと同じシ
ーケンスでボンディングが可能になる。
【0048】変形例3 基板47を載置して位置決めするX−Yステージ44上
に待機用トレイ66を図17〜図19に示すように搭載
しておく。これらの待機用トレイ66の各コンパートメ
ント67にはそれぞれチップ60よりも小さな吸引孔6
8が形成され、待機用トレイ66の下部から吸引通路6
9を介して真空吸引することにより、吸引孔68によっ
てチップ60の吸着固定を行なうようにしている。
【0049】ここで変形例1と同じ方法でチップ60の
搭載を行なう場合には、図14に示すように目的とする
チップ60が吸着ヘッド33の真下に来るようにX−Y
ステージ44を動かし、ワーク認識カメラ52によって
チップ60の位置を認識する。次いで吸着ヘッド33に
よってチップ60を吸着して上昇させる。
【0050】基板47上のチップ搭載位置が吸着ヘッド
33の真下になるようにX−Yステージ44を移動調整
し、これによって回路基板47の位置決めをした後にワ
ーク認識カメラ52によって回路基板47上のチップ搭
載位置を認識する。そしてX−Yステージ44のX軸方
向およびY軸方向の調整動作と吸着ヘッド33のZ軸方
向およびθ軸方向の動作によって半導体ベアチップ60
を基板47の任意の位置に搭載する。
【0051】
【発明の効果】部品実装方法に関する主要な発明は、マ
ウントヘッドによって部品を保持してワーク上の所定の
位置に部品を実装する部品実装方法において、部品の認
識マークが形成されている面とは反対側の面をマウント
ヘッドが保持するとともに、マウントヘッドに保持され
ている部品とワークとの間にカメラユニットが侵入して
カメラユニットの部品認識カメラによって部品を認識す
るとともに、カメラユニットのワーク認識カメラによっ
てワークを認識して部品をワーク上に実装し、部品の認
識マークが形成されている面をマウントヘッドが保持し
た場合にはワーク認識カメラによってワークを認識する
とともに、マウントヘッドに保持された部品を待機位置
に載置してワーク認識カメラによって部品を認識して該
部品をワーク上に実装するようにしたものである。
【0052】従ってこのような部品実装方法によれば、
部品の認識マークが形成されている面とは反対側の面を
マウントヘッドが保持した場合のみならず部品の認識マ
ークが形成されている面をマウントヘッドが保持した場
合においても、該部品をワーク上に正しく実装すること
が可能になる。
【0053】部品実装装置に関する主要な発明は、部品
を収納してX軸方向またはY軸方向に移動調整可能な部
品収納トレイと、部品収納トレイ内の部品を保持して上
下を反転させ、かつY軸方向またはX軸方向に移動調整
可能な部品反転ユニットと、反転手段によって反転され
た部品を保持するとともに、Z軸方向に移動調整可能な
マウントヘッドと、マウントヘッドによって保持された
部品が実装されるワークを載置し、X軸方向およびY軸
方向に移動調整自在なワーク位置決め手段と、マウント
ヘッドによって保持された部品を下方から上方に向けて
画像認識する部品認識カメラと、ワーク位置決め手段上
に載置されているワークを上方から下方に向けて画像認
識するワーク認識カメラとを備えるカメラユットと、部
品の認識マーク側を上側にしてマウントヘッドが保持し
たときに該認識マークをワーク認識カメラで認識するよ
うに部品を載置する部品待機手段と、を具備するように
したものである。
【0054】従ってこのような部品実装装置によれば、
部品収納トレイ内に部品の認識マークが上側の状態で、
すなわちフェイスアップ状態で収納されている部品を反
転ユニットによって反転するとともに、マウントヘッド
によって上記部品を保持し、部品認識カメラによって下
方から上方に向けて上記部品の認識マークを画像認識
し、ワーク上の所定の位置にマウントすることが可能に
なる。また部品収納トレイ内に認識マークが下側に向い
てフェイスダウン状態で収納されている場合には、上記
の部品が反転ユニットによって反転されてマウントヘッ
ドによって部品認識マークがマウントヘッドに隠された
状態で保持される。従ってこの場合には一旦部品を待機
手段によって待機させ、ワーク認識マークによって部品
の認識マークを上方から画像認識した後に再びマウント
ヘッドによって該部品をワーク上の所定の位置に実装す
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フリップチップボンダの平面図である。
【図2】フリップチップボンダの正面図である。
【図3】フリップチップボンダの側面図である。
【図4】カメラユニットの平面図である。
【図5】カメラユニットの縦断面図である。
【図6】カメラユニットの正面図である。
【図7】制御装置のブロック図である。
【図8】ボンディングの原理を示す正面図である。
【図9】フェイスダウンボンディングのフローチャート
である。
【図10】フェイスダウンボンディングのフロー図であ
る。
【図11】フェイスアップボンディングのフローチャー
トである。
【図12】フェイスアップボンディングのフロー図であ
る。
【図13】フェイスアップボンディングのフロー図であ
って図12の続きの部分である。
【図14】変形例のフェイスアップボンディングのフロ
ー図である。
【図15】半導体ベアチップの拡大平面図である。
【図16】同半導体ベアチップのコーナの部分の拡大平
面図である。
【図17】待機用トレイの配置を示すX−Yステージの
平面図である。
【図18】待機用トレイの平面図である。
【図19】待機用トレイの縦断面図である
【符号の説明】
10‥‥架台、11‥‥ベース、12‥‥Y軸ステー
ジ、13‥‥Y軸モータ、14‥‥チップ収納トレイ、
18‥‥ガイド、19‥‥X軸ステージ、20‥‥X軸
モータ、21‥‥チップ反転シリンダ、22‥‥アー
ム、23‥‥吸着ヘッド、27‥‥フレーム、28‥‥
Z軸リニアガイド、29‥‥ツール制御ユニット、30
‥‥Z軸モータ、31‥‥ツール回転軸、32‥‥あお
り機構、33‥‥吸着ヘッド、37‥‥カメラ取付けア
ーム、38‥‥Z軸ステージ、39‥‥Z軸モータ、4
0‥‥カメラユニット、44‥‥X−Yステージ、45
‥‥X軸モータ、46‥‥Y軸モータ、47‥‥基板
(ワーク)、51‥‥部品認識カメラ、52‥‥ワーク
認識カメラ、53〜55‥‥ミラー、56‥‥上方透明
窓、57‥‥下方透明窓、60‥‥半導体チップ、61
‥‥パッド、65‥‥チップ待機位置、66‥‥待機用
トレイ、67‥‥コンパートメント、68‥‥吸引孔、
69‥‥吸引通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 岳人 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 Fターム(参考) 5E313 AA03 AA11 AA23 CC04 DD07 DD14 EE03 FF24 FF28 FF32 5F044 PP17

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マウントヘッドによって部品を保持してワ
    ーク上の所定の位置に前記部品を実装する部品実装方法
    において、 前記部品の認識マークが形成されている面とは反対側の
    面を前記マウントヘッドが保持するとともに、 前記マウントヘッドに保持されている部品と前記ワーク
    との間にカメラユニットが侵入して前記カメラユニット
    の部品認識カメラによって前記部品を認識するととも
    に、前記カメラユニットのワーク認識カメラによってワ
    ークを認識して前記部品をワーク上に実装し、 前記部品の認識マークが形成されている面を前記マウン
    トヘッドが保持した場合には前記ワーク認識カメラによ
    ってワークを認識するとともに、 前記マウントヘッドに保持された部品を待機位置に載置
    して前記ワーク認識カメラによって前記部品を認識して
    該部品をワーク上に実装することを特徴とする部品実装
    方法。
  2. 【請求項2】前記ワーク認識カメラによってワークの部
    品実装位置を画像認識するとともに、前記マウントヘッ
    ドによって保持されている部品を待機位置に載置して前
    記ワーク認識カメラで該部品を画像認識し、再び前記マ
    ウントヘッドによって該部品を保持して前記マウントヘ
    ッドと前記ワークのX軸方向およびY軸方向の位置合わ
    せをして該部品を前記ワーク上の所定の位置に実装する
    ことを特徴とする請求項1に記載の部品実装方法。
  3. 【請求項3】前記マウントヘッドによって部品を保持し
    て待機位置に載置し、前記ワーク認識カメラによって待
    機位置の該部品を画像認識し、この後前記マウントヘッ
    ドによって前記部品を再び保持するとともに、前記ワー
    ク認識カメラによってワークの部品実装位置を画像認識
    し、前記マウントヘッドと前記ワークのX軸方向および
    Y軸方向の位置合わせをして前記部品を前記ワーク上の
    所定の位置に実装することを特徴とする請求項1に記載
    の部品実装方法。
  4. 【請求項4】部品を保持してワーク上の所定の位置に実
    装するマウントヘッドと、 前記ワークを保持するとともに前記マウントヘッドに対
    して相対的にX軸方向およびY軸方向に前記ワークの位
    置決めを行なうワーク位置決め手段と、 前記マウントヘッドに保持されている部品を画像認識す
    る部品認識カメラと、前記ワーク位置決め手段上のワー
    クを画像認識するワーク認識カメラとを備えるカメラユ
    ニットと、 前記ワーク位置決め手段上であってその側部に設けら
    れ、その上に前記部品を仮保持するとともに、仮保持さ
    れた部品を前記ワーク認識カメラによって画像認識する
    ことを可能にする部品待機手段と、 を具備する部品実装装置。
  5. 【請求項5】部品を収納してX軸方向またはY軸方向に
    移動調整可能な部品収納トレイと、 前記部品収納トレイ内の部品を保持して上下を反転さ
    せ、かつY軸方向またはX軸方向に移動調整可能な部品
    反転ユニットと、 前記反転手段によって反転された部品を保持するととも
    に、Z軸方向に移動調整可能なマウントヘッドと、 前記マウントヘッドによって保持された部品が実装され
    るワークを載置し、X軸方向およびY軸方向に移動調整
    自在なワーク位置決め手段と、 前記マウントヘッドによって保持された部品を下方から
    上方に向けて画像認識する部品認識カメラと、前記ワー
    ク位置決め手段上に載置されているワークを上方から下
    方に向けて画像認識するワーク認識カメラとを備えるカ
    メラユットと、 前記部品の認識マーク側を上側にして前記マウントヘッ
    ドが保持したときに該認識マークを前記ワーク認識カメ
    ラで認識するように前記部品を載置する部品待機手段
    と、 を具備する部品実装装置。
  6. 【請求項6】部品が半導体ベアチップであるとともにワ
    ークが回路基板であって、前記半導体ベアチップを回路
    基板上の所定の位置に実装することを特徴とする請求項
    4または請求項5に記載の部品実装装置。
  7. 【請求項7】半導体ベアチップの認識マークが形成され
    ている面が下側になるように該半導体ベアチップが前記
    マウントヘッドによって保持された場合には前記部品認
    識カメラによって下方から前記半導体ベアチップの認識
    マークが画像認識され、 半導体ベアチップの認識マークが形成されている面が上
    側になるように該半導体ベアチップが前記マウントヘッ
    ドによって保持された場合には前記部品を前記部品待機
    手段上に仮保持し、前記ワーク認識カメラによって上方
    から前記半導体ベアチップの認識マークが画像認識され
    ることを特徴とする請求項6に記載の部品実装装置。
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