JP2002329873A - 半導体モジュールおよび半導体装置 - Google Patents

半導体モジュールおよび半導体装置

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JP2002329873A
JP2002329873A JP2001134343A JP2001134343A JP2002329873A JP 2002329873 A JP2002329873 A JP 2002329873A JP 2001134343 A JP2001134343 A JP 2001134343A JP 2001134343 A JP2001134343 A JP 2001134343A JP 2002329873 A JP2002329873 A JP 2002329873A
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preamplifier
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裕光 板本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力信号における周波数特性の劣化を防止す
ることが可能な半導体モジュールおよび半導体装置を提
供する。 【解決手段】 半導体モジュール1は、基板2と、この
基板2上に配置された増幅回路素子3とをそなえる。ま
た、半導体モジュール1は、基板2上に配置され、増幅
回路素子3上に延在する延在部14を含む固定部材6
と、増幅回路素子3上に延在する延在部14に配置され
た受光素子4と、受光素子4と増幅回路素子3とを電気
的に接続する導電部材7とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体モジュー
ルおよび半導体装置に関し、より特定的には、信号の周
波数特性の劣化を防止することが可能な半導体モジュー
ルおよび半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フォトダイオードなどの受光素子
とプリアンプICなどの増幅回路素子とを組合わせた半
導体モジュールが知られている。図9は、従来の半導体
モジュールを示す断面模式図である。図9を参照して、
従来の半導体モジュールを説明する。
【0003】図9を参照して、従来の半導体モジュール
101は、基板などからなるマウント102と、このマ
ウント102の上部表面上に配置されたプリアンプIC
(Integrated Circuit)103およ
びチップコンデンサ105と、チップコンデンサ105
上に配置されたフォトダイオード104とを備える。プ
リアンプIC103とチップコンデンサ105とは隣接
するように配置されている。また、プリアンプIC10
3とフォトダイオード104とも隣接するように配置さ
れている。フォトダイオード104の電極部108とプ
リアンプIC103の電極部109とは導電線107に
より電気的に接続されている。フォトダイオード104
はその受光面において受光した光信号を電気信号に変換
する。この電気信号は、導電線107を介してフォトダ
イオード104からプリアンプIC103に伝送され
る。プリアンプIC103は、フォトダイオード104
から伝送された電気信号を増幅する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図9に示したような従
来の半導体モジュールでは、以下のような問題があっ
た。すなわち、図9に示したような半導体モジュールの
高性能化に伴い、フォトダイオード104とプリアンプ
IC103とを接続する導電線107での電気信号の周
波数特性の劣化が大きな問題となってきている。図10
を参照して、具体的に説明する。
【0005】図10は、図9に示した半導体モジュール
101において、導電線107の長さを変化させた場合
の、導電線107を介して伝送される電気信号の周波数
特性を示すグラフである。なお、図10に示したデータ
はシミュレーションにより算出した。図10では、導電
線107の長さを0μm〜500μmまで変化させた場
合の計算結果を示している。
【0006】周波数特性は、周波数によらずほぼ一定で
あることが好ましい。しかし、図10からもわかるよう
に、導電線107の長さが長くなると、周波数が30〜
40GHz付近でピークが形成される。すなわち、導電
線107が長くなると、半導体モジュールの周波数特性
が劣化することになっていた。このため、導電線十七の
長さをできるだけ短くすることが好ましいが、図9に示
したような構成の半導体モジュール101では、フォト
ダイオード104およびプリアンプIC103のサイズ
を一定の大きさより小さくすることは困難であるため、
導電線107の長さを短くするには限界があった。この
結果、半導体モジュールの出力信号における周波数特性
の劣化を防止することが難しかった。
【0007】この発明は、上記のような課題を解決する
ために成されたものであり、この発明の目的は、周波数
特性の劣化を防止することが可能な半導体モジュールお
よび半導体装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の1の局面にお
ける半導体モジュールは、基板と、基板上に配置された
増幅回路素子と、基板上に配置され、増幅回路素子上に
延在する延在部を含む固定部材と、増幅回路素子上に位
置する延在部に配置された受光素子と、受光素子と増幅
回路素子とを電気的に接続する導電部材とを備える(請
求項1)。
【0009】このようにすれば、増幅回路素子と受光素
子とを対向するように配置することができる。このた
め、受光素子の電極部と増幅回路素子の電極部とを対向
するように配置できるので、従来より受光素子と増幅回
路素子とのそれぞれの電極部間を接続する導電部材の長
さを短くすることができる。この結果、導電部材が長い
ことに起因する電気信号の周波数特性の劣化を防止でき
る。
【0010】また、固定部材の形状を変更することによ
り、基板の表面から延在部までの距離を任意に変更でき
る。このため、延在部に配置される受光素子と、基板の
表面上に配置される増幅回路素子との間の距離を任意に
変更できる。したがって、受光素子と増幅回路素子とを
接続する導電部材の長さを任意に変更することができ
る。この結果、導電部材の長さを変化させることによ
り、導電部材を介して伝送される電気信号の周波数特性
を変更できるので、任意の周波数特性を有する半導体モ
ジュールを容易に実現できる。
【0011】この発明の他の局面における半導体モジュ
ールは、基板と、基板上に配置された増幅回路素子と、
基板上に配置され、増幅回路素子と対向する側壁面を有
する固定部材と、固定部材の側壁面上に配置された受光
素子と、受光素子と増幅回路素子とを電気的に接続する
導電部材とを備える(請求項2)。
【0012】このようにすれば、増幅回路素子と対向す
る側壁面上に受光素子を配置するので、増幅回路素子と
受光素子とを対向するように配置することができる。こ
のため、受光素子の電極部と増幅回路素子の電極部とを
対向するように配置できるので、従来より受光素子と増
幅回路素子とのそれぞれの電極部間を接続する導電部材
の長さを短くすることができる。この結果、導電部材が
長いことに起因する電気信号の周波数特性の劣化を防止
できる。
【0013】また、基板上における固定部材の設置位置
を変更することにより固定部材の側壁面から増幅回路素
子までの距離を任意に変更できる。このため、固定部材
の側壁面上に配置される受光素子と増幅回路素子との間
の距離を任意に変更できる。したがって、受光素子と増
幅回路素子とを接続する導電部材の長さを任意に変更す
ることができる。この結果、導電部材の長さを変化させ
ることにより、導電部材を介して伝送される電気信号の
周波数特性を変更できるので、任意の周波数特性を有す
る半導体モジュールを容易に実現できる。
【0014】上記1の局面または他の局面における半導
体モジュールでは、導電部材が導電線であってもよい
(請求項3)。
【0015】この場合、増幅回路素子と受光素子とを電
気的に接続する導電部材を形成する工程に、従来のワイ
ヤボンディング法を適用できる。このため、本発明によ
る半導体モジュールを製造する為に新たな製造装置を準
備する必要が無い。したがって、半導体モジュールの製
造コストが増大することを抑制できる。なお、導電線と
しては、その断面形状がほぼ円形状である導電線を用い
てもよいが、断面形状が矩形状である帯状の導電線を用
いてもよい。
【0016】上記1の局面または他の局面における半導
体モジュールでは、導電部材が導電体からなるバンプで
あることが好ましい(請求項4)。
【0017】この場合、増幅回路素子と受光素子とを、
いわゆるフリップチップ接合法を用いて接合することが
できる。この結果、受光素子や増幅回路素子のサイズが
小さくなった場合、増幅回路素子と受光素子との接続を
容易に実現できる。したがって、半導体モジュールの製
造工程における効率を向上させることができる。
【0018】この発明の別の局面における半導体モジュ
ールは、基板と、基板上に配置され、上部表面を有する
増幅回路素子と、増幅回路素子の上部表面上に固定され
た受光素子とを備える(請求項5)。
【0019】このようにすれば、増幅回路素子上に受光
素子を積層するので、受光素子と増幅回路素子との上部
表面にそれぞれ電極部を形成すれば、この受光素子の電
極部と増幅回路素子の電極部とを接続する導電部材の長
さをほぼ受光素子の厚みと同じ程度の長さにまで短くす
ることができる。この結果、導電部材が長いことに起因
する電気信号の周波数特性の劣化を防止できる。
【0020】また、増幅回路素子上に受光素子を積層す
るので、従来のように増幅回路素子と受光素子とを並列
に配置する場合より半導体モジュールの占有面積を小さ
くできる。この結果、半導体モジュールの小型化を図る
ことができる。
【0021】上記別の局面における半導体モジュールで
は、増幅回路素子が側壁面を含んでいてもよく、受光素
子は側壁と、この側壁上に形成された受光部とを含んで
いてもよい。増幅回路素子の側壁面の位置と、受光素子
の受光部の位置とはほぼ一致していることが好ましい
(請求項6)。
【0022】この場合、受光素子の受光部と増幅回路素
子の側壁面とがほぼ同じ平面内に配置されることになる
ので、受光部の前方において増幅回路素子の上部表面が
路室した状態となることを防止できる。この結果、増幅
回路素子の上部表面などに反射した光(反射光)が受光
部に入射することを防止できる。したがって、このよう
な反射光により受光素子での光の検出精度が劣化する
(いわゆるケラレ現象が発生する)ことを防止できる。
【0023】上記別の局面における半導体モジュールで
は、増幅回路素子と受光素子とを電気的に接続する導電
部材をさらに備えることが好ましい(請求項7)。
【0024】この場合、増幅回路素子と受光素子とを導
電部材により確実に接続できる。また、導電部材の長さ
を変更することにより、導電部材を介して電気信号を伝
送する際の周波数特性を任意に変更できる。この結果、
半導体モジュールの出力信号の特性を任意に調整するこ
とができる。
【0025】上記別の局面における半導体モジュールで
は、導電部材が導電線であってもよい(請求項8)。
【0026】この場合、増幅回路素子と受光素子とを電
気的に接続する導電部材を形成する工程に、従来のワイ
ヤボンディング法を適用できる。このため、本発明によ
る半導体モジュールを製造する為に新たな製造装置を準
備する必要が無い。したがって、半導体モジュールの製
造コストが増大することを抑制できる。
【0027】上記別の局面における半導体モジュールで
は、導電部材が導電体からなるバンプであることが好ま
しい(請求項9)。
【0028】この場合、増幅回路素子と受光素子とを、
いわゆるフリップチップ接合法を用いて接合することが
できる。この結果、受光素子や増幅回路素子のサイズが
小さくなった場合、増幅回路素子と受光素子との接続を
容易に実現できる。したがって、半導体モジュールの製
造工程における効率を向上させることができる。
【0029】この発明のもう一つの局面における半導体
装置は、上記1の局面または他の局面または別の局面に
おける半導体モジュールを備える(請求項10)。
【0030】この場合、周波数特性の優れた半導体モジ
ュールを用いることにより、受光素子に照射される光信
号を高精度で電気信号として取出すことができる半導体
装置を容易に実現できる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一ま
たは相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は
繰返さない。
【0032】(実施の形態1)図1は、本発明による半
導体モジュールの実施の形態1を示す断面模式図であ
る。図1を参照して、本発明による半導体モジュールの
実施の形態1を説明する。
【0033】図1を参照して、半導体モジュール1は、
基板としてのマウント2と、増幅回路素子としてのプリ
アンプIC3と、このプリアンプIC3上に対向するよ
うに配置された延在部14を有し、プリアンプIC3に
覆い被さるように配置された固定部材としての固定治具
6と、この固定治具6の延在部14に配置されたチップ
コンデンサ5と、チップコンデンサ5上に配置された受
光素子としてのフォトダイオード4とを備える。プリア
ンプIC3はマウント2の上部表面上に設置されてい
る。このプリアンプIC3を覆うように固定治具6が配
置されている。
【0034】固定治具6の延在部14において、プリア
ンプIC3に対向する面上にはチップコンデンサ5が設
置されている。チップコンデンサ5におけるプリアンプ
IC3に対向する面上にはフォトダイオード4が設置さ
れている。フォトダイオード4には電極部8が形成さ
れ、またプリアンプIC3の上部表面には電極部9が形
成されている。このフォトダイオード4の電極部8とプ
リアンプIC3の電極部9とは導電線7により接続され
ている。なお、フォトダイオード4は受光した光信号を
電気信号に変換する素子である。また、プリアンプIC
3はフォトダイオード4から導電線7を介して伝送され
た電気信号を増幅する。また導電線7としては、その断
面形状がほぼ円形状である導電線を用いてもよいが、断
面形状が矩形状である帯状の導電線(リボン状の導電
線)を用いてもよい。
【0035】このように、図1に示した半導体モジュー
ル1では、増幅回路素子としてのプリアンプIC3と受
光素子としてのフォトダイオード4とを対向するように
配置することができる。このため、フォトダイオード4
の電極部8とプリアンプIC3の電極部9とを対向する
ように配置できるので、従来よりフォトダイオード4の
電極部8とプリアンプIC3の電極部9との間を接続す
る導電部材としての導電線7の長さを短くすることがで
きる。この結果、半導体モジュールにおいて、導電線7
が長いことに起因する周波数特性の劣化を防止できると
ともに、高周波領域での特性が優れた半導体モジュール
を得ることができる。
【0036】また、図1に示した半導体モジュール1で
は、固定治具6の支持部15の長さや形状を変更するこ
とにより、延在部14の下面からマウント2の上部表面
までの距離Hを任意に変更することができる。このた
め、延在部14に配置されるフォトダイオード4と、基
板としてのマウント2の表面上に配置されるプリアンプ
IC3との間の距離を任意に変更できる。したがって、
フォトダイオード4とプリアンプIC3とを接続する導
電線7の長さを任意に変更することができる。この結
果、導電線7の長さを変化することにより、導電線7を
介して伝送される電気信号の周波数特性を変更できる。
この結果、任意の周波数特性を有する半導体モジュール
1を容易に実現できる。
【0037】また、図1に示した半導体モジュール1で
は、フォトダイオード4の電極部8とプリアンプIC3
の電極部9とを電気的に接続する導電線7を配置する工
程に従来のワイヤボンディング法を適用できる。このた
め、従来のボンディング装置を流用できるので、半導体
モジュール1の製造コストが従来より増大することを抑
制できる。
【0038】また、図1に示したような半導体モジュー
ル1を組込むことにより、フォトダイオード4に照射さ
れる光信号を高い精度で電気信号として取出すことが可
能な光通信用受光装置などの半導体装置を実現できる。
【0039】(実施の形態2)図2は、本発明による半
導体モジュールの実施の形態2を示す断面模式図であ
る。図2を参照して、本発明による半導体モジュールの
実施の形態2を説明する。
【0040】図2を参照して、半導体モジュール1は基
本的には図1に示した半導体モジュールと同様の構造を
備える。ただし、図2に示した半導体モジュール1にお
いては、フォトダイオード4の電極部8とプリアンプI
C3の電極部9とはバンプ10により接続されている。
ここで、バンプ10の材料としては導電体であればよ
く、はんだや金などの金属を用いることができる。この
ようにしても、図1に示した半導体モジュールと同様の
効果を得ることができる。
【0041】また、図2に示した半導体モジュール1に
おいては、フォトダイオード4の電極部8とプリアンプ
IC3の電極部9とをいわゆるフリップチップ方式で接
続できる。このため、フォトダイオード4やプリアンプ
IC3のサイズが小さくなった場合、フリップチップ方
式を適用することでこのフォトダイオード4とプリアン
プIC3との接続を容易に実現できる。この結果、半導
体モジュール1の製造工程での生産性を向上させること
ができる。
【0042】(実施の形態3)図3は、本発明による半
導体モジュールの実施の形態3を示す断面模式図であ
る。図3を参照して、本発明による半導体モジュールの
実施の形態3を説明する。
【0043】図3を参照して、半導体モジュール1は、
マウント2と、マウント2の上部表面上に設置されたプ
リアンプIC3と、このプリアンプIC3に隣接し、マ
ウント2の上部表面上に設置された固定部材としての治
具11と、治具11の側壁16上に設置されたチップコ
ンデンサ5と、チップコンデンサ5においてプリアンプ
IC3と対向する面上に設置されたフォトダイオード4
とを備える。治具11の側壁16はマウント2の上部表
面に対してほぼ垂直になっている。フォトダイオード4
には、プリアンプIC3と対向する表面に電極部8が形
成されている。また、プリアンプIC3にはその上部表
面に電極部9が形成されている。フォトダイオード4の
電極部8とプリアンプIC3の電極部9とは導電線7に
より接続されている。
【0044】このように、プリアンプIC3の電極部9
とフォトダイオード4の電極部8とを近接して配置する
ことが可能になる。したがって、導電線7の長さを従来
より短くすることができる。この結果、本発明による半
導体モジュール1の実施の形態1と同様の効果を得るこ
とができる。
【0045】また、プリアンプIC3と治具11との間
の距離を変更することにより、プリアンプIC3とフォ
トダイオード4との距離を任意に変更できる。この結
果、本発明の実施の形態1による半導体モジュールと同
様に、任意の周波数特性を有する半導体モジュールを容
易に実現できる。
【0046】また、図3に示した半導体モジュール1で
は、フォトダイオード4の電極部8とプリアンプIC3
の電極部9とを電気的に接続する導電線7を配置する工
程に従来のワイヤボンディング法を適用できる。このた
め、図1に示した半導体モジュールと同様に、製造コス
トが従来より増大することを抑制できる。
【0047】(実施の形態4)図4は、本発明による半
導体モジュールの実施の形態4を示す断面模式図であ
る。図4を参照して、本発明による半導体モジュールの
実施の形態4を説明する。
【0048】図4を参照して、半導体モジュール1は基
本的には図3に示した半導体モジュールと同様の構造を
備える。ただし、図4に示した半導体モジュール1にお
いては、フォトダイオード4の電極部8とプリアンプI
C3の電極部9とがバンプ10により接続されている。
【0049】このように、図4に示した半導体モジュー
ル1によれば、図3に示した半導体モジュールと同様の
効果を得ることができる。
【0050】また、図4に示した半導体モジュール1に
おいては、フォトダイオード4の電極部8とプリアンプ
IC3の電極部9とをいわゆるフリップチップ方式で接
続できる。このため、フォトダイオード4やプリアンプ
IC3のサイズが小さくなった場合、フリップチップ方
式を適用することでこのフォトダイオード4とプリアン
プIC3との接続を容易に実現できる。
【0051】(実施の形態5)図5は、本発明による半
導体モジュールの実施の形態5を示す断面模式図であ
る。図5を参照して、本発明による半導体モジュールの
実施の形態5を説明する。
【0052】図5を参照して、半導体モジュール1は、
マウント2と、マウント2の上部表面上に設置されたプ
リアンプIC3と、プリアンプICの上部表面上に配置
されたフォトダイオード4とを備える。フォトダイオー
ド4は側面入出射型光デバイスであり、フォトダイオー
ド4の上部表面には電極部8が形成されている。また、
プリアンプIC3の上部表面には電極部9が形成されて
いる。フォトダイオード4の電極部8とプリアンプIC
3の電極部9とは導電線7により接続されている。ま
た、フォトダイオード4において光信号を検出する受光
面17は、フォトダイオード4の側面に形成されてい
る。そして、フォトダイオード4の受光面17は、プリ
アンプIC3の側壁面18とほぼ同じ平面上に配置され
ている。
【0053】このようにすれば、プリアンプIC3上に
フォトダイオード4を積層するので、フォトダイオード
4とプリアンプIC3との上部表面にそれぞれ電極部
8、9を形成すれば、導電部材としての導電線7の長さ
をほぼフォトダイオード4の厚みと同じ程度の長さにま
で短くすることができる。この結果、半導体モジュール
1において導電線7が長いことに起因する周波数特性の
劣化を防止できる。
【0054】また、プリアンプIC3上にフォトダイオ
ード4を積層するので、従来のようにフォトダイオード
4とプリアンプIC3とを並列に配置する場合より半導
体モジュール1の占有面積を小さくできる。この結果、
半導体モジュール1の小型化を図ることができる。
【0055】また、フォトダイオード4の受光部である
受光面17とプリアンプIC3の側壁面18とがほぼ同
じ平面上に配置されることになるので、受光面17の前
方においてプリアンプIC3の上部表面が路室した状態
となることを防止できる。この結果、プリアンプIC3
の上部表面などに反射した光(反射光)が受光面17に
入射することを防止できる。したがって、このような反
射光によりフォトダイオード4での光の検出精度が劣化
すること(いわゆるケラレ現象が発生すること)を防止
できる。
【0056】また、プリアンプIC3とフォトダイオー
ド4とを導電線7により確実に接続できるとともに、導
電線7の長さを変更することにより、導電線7を介して
電気信号を伝送する際の周波数特性を任意に変更でき
る。この結果、半導体モジュール1の出力信号の特性を
任意に調整することができる。
【0057】また、、導電線7を形成する工程に、従来
のワイヤボンディング法を適用できる。このため、図5
に示した半導体モジュール1を製造する為に従来の製造
装置(ワイヤボンディング装置など)を流用できる。し
たがって、半導体モジュール1の製造コストが増大する
ことを抑制できる。
【0058】(実施の形態6)図6は、本発明による半
導体モジュールの実施の形態6を示す断面模式図であ
る。図6を参照して、本発明による半導体モジュールの
実施の形態6を説明する。
【0059】図6を参照して、半導体モジュール1は、
基本的には図5に示した半導体モジュールと同様の構造
を備えるが、フォトダイオード4の底壁に電極部8a、
8bが形成されている。フォトダイオード4は側面入出
射型光デバイスであり、ここでは側面から光が入射する
導波路型フォトダイオードを用いる。また、プリアンプ
IC3の上部表面上において、フォトダイオード4の電
極部8a、8bと対向する領域に電極部9a、9bが形
成されている。フォトダイオード4の電極部8a、8b
とプリアンプIC3の電極部9a、9bとはそれぞれ導
電体からなるバンプ10a、10bにより電気的に接続
されている。このバンプ10a、10bは、フォトダイ
オード4とプリアンプIC3とを電気的に接続するとと
もに、プリアンプIC3に対してフォトダイオード4を
固定する固定部材としての機能も有する。そして、図5
に示した半導体モジュール1と同様に、フォトダイオー
ド4の受光面17はプリアンプIC3の側壁面18とほ
ぼ同じ平面上に配置されている。
【0060】このようにすれば、図5に示した半導体モ
ジュールと同様に、受光面17に対して、レンズ12を
介して入射する光がプリアンプIC3の上部表面におい
て反射するなどのいわゆるケラレ現象の発生を抑制し
て、高感度な半導体モジュールを得ることができる。
【0061】また、フォトダイオード4の電極部8a、
8bとプリアンプIC3の電極部9a、9bとをバンプ
10a、10bにより接合しているので、プリアンプI
C3とフォトダイオード4とを、いわゆるフリップチッ
プ接合法を用いて接合することができる。この結果、フ
ォトダイオード4などのサイズが小さくなった場合、フ
ォトダイオード4とプリアンプIC3との接続を容易に
実現できる。
【0062】なお、図6に示した半導体モジュール1に
おいては、フォトダイオード4の受光面17の位置とプ
リアンプIC3の側壁面18との位置はほぼ一致してい
るが、フォトダイオード4の受光面17がプリアンプI
C3の側壁面18よりも外側に位置してもよい。この場
合もいわゆるケラレ現象の発生を確実に防止できる。
【0063】また、図7および8に示すように、フォト
ダイオード4の受光面がプリアンプIC3の側壁面18
よりも幅Wだけ内側に入った状態となるようにフォトダ
イオード4を配置してもよい。このときの幅Wは最大3
0μmとする。このようにしても、図6に示した半導体
モジュールと同様の効果を得ることができる。なお、図
7は、本発明による半導体モジュールの実施の形態6の
変形例を示す断面模式図であり、図8は図7に示した半
導体モジュールの平面模式図である。
【0064】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなくて特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意
図される。
【0065】
【発明の効果】このように、本発明によれば、固定部材
などを用いて増幅回路素子と受光素子とを対向するよう
に配置できるので、この増幅回路素子と受光素子とを接
続する導電部材の長さを従来より短くできる。この結
果、導電部材が長いことに起因する周波数特性の劣化を
防止することが可能な半導体モジュールおよび半導体装
置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による半導体モジュールの実施の形態
1を示す断面模式図である。
【図2】 本発明による半導体モジュールの実施の形態
2を示す断面模式図である。
【図3】 本発明による半導体モジュールの実施の形態
3を示す断面模式図である。
【図4】 本発明による半導体モジュールの実施の形態
4を示す断面模式図である。
【図5】 本発明による半導体モジュールの実施の形態
5を示す断面模式図である。
【図6】 本発明による半導体モジュールの実施の形態
6を示す断面模式図である。
【図7】 本発明による半導体モジュールの実施の形態
6の変形例を示す断面模式図である。
【図8】 図7に示した半導体モジュールの平面模式図
である。
【図9】 従来の半導体モジュールを示す断面模式図で
ある。
【図10】 図9に示した半導体モジュール101にお
いて、導電線107の長さを変化させた場合の、導電線
107を介して伝送される電気信号の周波数特性を示す
グラフである。
【符号の説明】
1 半導体モジュール、2 マウント、3 プリアンプ
IC、4 フォトダイオード、5 チップコンデンサ、
6 固定治具、7 導電線、8,8a,8b,9,9
a,9b 電極部、10,10a,10b バンプ、1
1 治具、12レンズ、13 光、14 延在部、15
支持部、16 側壁、17 受光面、18 側壁面。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、 前記基板上に配置された増幅回路素子と、 前記基板上に配置され、前記増幅回路素子上に延在する
    延在部を含む固定部材と、 前記増幅回路素子上に位置する前記延在部に配置された
    受光素子と、 前記受光素子と前記増幅回路素子とを電気的に接続する
    導電部材とを備える、半導体モジュール。
  2. 【請求項2】 基板と、 前記基板上に配置された増幅回路素子と、 前記基板上に配置され、前記増幅回路素子と対向する側
    壁面を有する固定部材と、 前記固定部材の側壁面上に配置された受光素子と、 前記受光素子と前記増幅回路素子とを電気的に接続する
    導電部材とを備える、半導体モジュール。
  3. 【請求項3】 前記導電部材は導電線である、請求項1
    または2に記載の半導体モジュール。
  4. 【請求項4】 前記導電部材は導電体からなるバンプで
    ある、請求項1または2に記載の半導体モジュール。
  5. 【請求項5】 基板と、 前記基板上に配置され、上部表面を有する増幅回路素子
    と、 前記増幅回路素子の上部表面上に固定された受光素子と
    を備える、半導体モジュール。
  6. 【請求項6】 前記増幅回路素子は側壁面を含み、 前記受光素子は側壁と、この側壁上に形成された受光部
    とを含み、 前記増幅回路素子の側壁面の位置と、前記受光素子の受
    光部の位置とはほぼ一致している、請求項5に記載の半
    導体モジュール。
  7. 【請求項7】 前記増幅回路素子と前記受光素子とを電
    気的に接続する導電部材をさらに備える、請求項5また
    は6に記載の半導体モジュール。
  8. 【請求項8】 前記導電部材は導電線である、請求項7
    に記載の半導体モジュール。
  9. 【請求項9】 前記導電部材は導電体からなるバンプで
    ある、請求項7に記載の半導体モジュール。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の
    半導体モジュールを備える半導体装置。
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