JP2002329704A - 半導体ウエハなどの乾燥機 - Google Patents

半導体ウエハなどの乾燥機

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JP2002329704A
JP2002329704A JP2001170261A JP2001170261A JP2002329704A JP 2002329704 A JP2002329704 A JP 2002329704A JP 2001170261 A JP2001170261 A JP 2001170261A JP 2001170261 A JP2001170261 A JP 2001170261A JP 2002329704 A JP2002329704 A JP 2002329704A
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dryer
shaped workpiece
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JP2001170261A
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Kenji Miyaji
健次 宮地
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OHMIYA KOGYO CO Ltd
OOMIYA KOGYO KK
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OHMIYA KOGYO CO Ltd
OOMIYA KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的軽量簡易な装置により円盤状被処理物
gに付着した水分を効率的且つ速やかに乾燥させる。 【解決手段】 密閉室6を形成してこれの周壁6aの特
定箇所に細長状の透孔dを、そして他の特定箇所に空気
や水分の流出孔eを設けてなり、流出孔eから密閉室6
内の空気や水が真空圧により吸引されることにより、密
閉室6内が真空圧となされると共に透孔d箇所では外方
から密閉室6内へ向かう高速気流が生成された状態とな
り、この状態下で半導体ウエハなどの円盤状被処理物g
が透孔dを通じることにより密閉室6内に挿入され適当
時間の後に取り出される構成となす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液洗浄された直後
の半導体円盤状ウエハなどを効率的に乾燥させることの
できる半導体ウエハなどの乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハを洗浄液に浸した状態の下
でその表面に付着している汚れを除去することが行われ
ており、この洗浄処理の最終段階では、半導体ウエハに
水を注いでその表面に浮遊状態で存在している汚れを綺
麗に洗い流すことが行われるのであり、この洗浄の直後
は半導体ウエハの表面に水滴や微細な水分が付着してい
るため、これを乾燥機で乾燥させることが行われれる。
【0003】この乾燥機には種々のものが存在している
のであり、そのうちの1つを代表的に説明すると、例え
ば、半導体ウエハを高速回転させてそれに付着した水滴
や水分を遠心力で飛散させると共に、前記高速回転で生
じた空気流により水分を蒸発させるようになしたものが
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の乾燥機
は装置が比較的大型化したりコスト高となる傾向がある
のであり、本発明は斯かる事態を解消し得るものとした
半導体ウエハなどの乾燥機を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る乾燥機では、請求項1に記載したよう
に、密閉室を形成してこれの周壁の特定箇所に細長状の
透孔を、そして他の特定箇所に空気や水分の流出孔を設
けてなり、流出孔から密閉室内の空気や水が真空圧によ
り吸引されることにより、密閉室内が真空圧となされる
と共に透孔箇所では外方から密閉室内へ向かう高速気流
が生成された状態となり、この状態下で半導体ウエハな
どの円盤状被処理物が透孔を通じることにより密閉室内
に挿入され適当時間の後に取り出される構成となす。
【0006】さらに具体的には、請求項2に記載したよ
うに、密閉室を形成してこれの上面壁に細長状の透孔を
形成し、この透孔の上方から縦向きとなされてその半分
を超えて挿入された半導体ウエハなどの円盤状被処理物
の外周縁を支持して回転させるものとした回転付与支持
手段と、密閉室の底面壁に密閉室内の空気や水分を吸引
して外方へ排除するための流出孔とを設け、また前記透
孔及びこれに挿入された円盤状被処理物の前記透孔より
上方部分の外周囲を密閉状に包囲するものとしたカバー
体を開閉作動可能に装設すると共に、このカバー体に空
気流入経路を設けた構成となす。
【0007】請求項2記載の発明において、適宜な空気
吸引排除手段が密閉室の流出孔を通じて密閉室内の空気
を吸引すると、カバー体の空気流入経路及び前記透孔を
通じて外気が密閉室内に流入する。この際、細長状の前
記透孔を通過する空気は密閉室内の真空圧により高速で
流れる。一方、回転付与支持手段は円盤状被処理物を支
持して例えば毎分数十回転程度の速度で回転させる。こ
の回転により円盤状被処理物のほぼ全面が透孔箇所を通
過するものとなり、この透孔箇所を高速で流れる空気が
ここに達した円盤状被処理物の表面部分に付着した水滴
や微細な水分を密閉室の内方へ向けて効果的に飛散させ
ると同時に蒸発させる。また透孔を通過して密閉室内に
達した空気は、回転により密閉室内に移動してきた円盤
状被処理物部分に付着している水分を真空圧下で効率的
に蒸発させると共に、透孔箇所で飛散された水滴や、透
孔箇所及び密閉室内で蒸発した水分を密閉室の外方へ流
出させる。
【0008】この発明は次のように具体化する。即ち、
請求項3に記載したように、回転付与支持手段が、円盤
状被処理物の外周縁の下部を支持しこの下部に回転力を
供給するものとした下部案内ローラと、円盤状被処理物
の左右各側部を回転自在状態で支持するものとした側部
案内ローラとを備えている構成となす。これによれば、
円盤状被処理物が安定的に回転され且つその要部にロー
ラ跡などが付着することなく綺麗に乾燥されるものとな
る。
【0009】また請求項4に記載したように、回転付与
支持手段に支持された円盤状被処理物の外周縁の上部を
案内する上部案内ローラをカバー体の内方に設けた構成
となす。これによれば、回転付与支持手段により回転さ
れる円盤状被処理物が一層、安定的に回転されるものと
なる。またカバー体を開放したとき、上部案内ローラも
カバー体と同体状に透孔上から退避移動するものとな
る。
【0010】さらに請求項5に記載したように、前記空
気流入経路を通過する空気を加熱するための加熱手段を
設ける。これによれば、加熱空気が円盤状被処理物の表
面に接触して乾燥速度を増大させるものとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る乾燥機の側面
図、図2は前記乾燥機の正面図、図3は前記乾燥機の斜
視図である。
【0012】図1及び図2において、1は箱形の基台部
であり、この基台部1の内方には方形状のドレンタンク
2を設けてある。このドレンタンク2の頂面壁2aの前
部左右巾中央箇所には空気や水などの流入孔aを形成
し、前部左寄り箇所には内方の空気を外方へ排出するた
めの空気吸引管3を連通させており、また左側面壁2b
の下部前後長さ中央箇所には内方に溜まったドレンbを
外方へ排出するためのドレン抜き口4を設け、このドレ
ン抜き口4の先端にその開口を閉鎖するためのキャップ
5を螺着している。
【0013】基台部1の上部前箇所には概略方形状の密
閉室6を形成しており、この密閉室6は周壁の一部であ
る上面壁6aに開口cを形成すると共にこの開口c箇所
に、細長状の透孔dを形成され開口cを覆うものとなさ
れた透孔板7を固着し、また底面壁6bをその左右方向
中央部が低くなるように形成して、その最低部位に流出
孔eを形成した構成となされている。そして流出孔eに
は下向きの連通管8を接続させ、この連通管8の下端が
前記ドレンタンク2の流入孔aに接続されている。
【0014】前記密閉室6内には、前記透孔dの上方か
ら縦向きとなされてその半分を超えて挿入された円盤状
ウエハなどの円盤状被処理物gの外周縁を支持して回転
させるものとした回転付与支持手段9が設けてある。こ
の回転付与支持手段9は、円盤状被処理物gの外周縁の
下部を支持して回転させる左右一対の下部案内ローラ1
0a、10aと、円盤状被処理物gの左右各側部を回転
自在状態で支持する左右一対の側部案内ローラ10b、
10bとを備えている。
【0015】各下部案内ローラ10a、10aは密閉室
6の前後壁面6c、6dに装着された軸受筒部材11に
回転自在に支持された各回転軸12に固定されており、
また右側の回転軸12は基台部1の上面1aに固着した
支持台13上に固定されたモータ14の出力軸にカップ
リング15を介して結合されている。そして、左右の各
回転軸12、12の密閉室6外方箇所にはプーリ16
a、16aが固定されており、これらプーリ16a、1
6a間に無端状の伝動ベルト17が掛け回してある。
【0016】密閉室6の上面壁6aの上側には前記透孔
d及びこれに挿入された円盤状被処理物gの前記透孔d
より上側となる上部を密閉状に覆うものとした方形状の
カバー体18がヒンジ部材19を介して揺動開閉操作可
能に設けてある。この際、ヒンジ部材19はカバー体1
8の右側面壁18aと密閉室6の左側面壁6eとを揺動
可能に結合したものとなされる。上記カバー体18は、
下面を開放されたものとなされており、密閉室6の上面
壁6a上に位置される覆い室20と、この覆い室20内
に空気を導入するための空気流入室21とを備えてい
る。
【0017】覆い室20は前後面壁20a、20bと上
面壁20cとを備えており、上面壁20cに空気流入室
21から空気が流入するための開口hを形成すると共に
前記回転付与支持手段9により支持された円盤状被処理
物gの外周縁の最上部を案内するための上部案内ローラ
22を前後面壁20a、20bに固定された回転支持軸
23を介して回転自在に装着した構成となされている。
この際、上部案内ローラ22は外周面に円盤状被処理物
gの最上部の嵌合される比較的深い環状案内溝22aを
形成されており、また回転支持軸23の上部案内ローラ
22左右側箇所には上部案内ローラ22を位置決めする
ための筒形スペーサ24、24が外嵌されている。
【0018】空気流入室21は前面壁21a、後面壁2
1b、左右側面壁21c、21d、上面壁21e及び下
面壁21fで周囲を密閉状に囲まれており、後面壁21
bにスライド開閉板25を介して開閉操作可能となされ
た空気取入れ口26を設けると共に、底面壁21fに空
気流入口iを形成し、内方には中間壁27を有し、この
中間壁27に塵埃除去手段28としてのフィルタを装着
し、中間壁27の後側空間21aから前側空間21bへ
向けて空気が流動し得るようになしてある。
【0019】そして、カバー体18の左側にはカバー体
18を閉鎖状態に保持するための止め具29が設けてあ
る。この止め具29は密閉室6の左側面壁6f上部に横
軸30回りの揺動可能に装着されたボルト31と、この
ボルト31が嵌入される溝部32aを有しカバー体18
の左側面壁18bの下部に水平状に固着されている掛止
板32と、前記ボルト31に螺合された蝶ナット33か
らなっている。
【0020】また基台部1のモータ14右側には空気流
入室21の空気流入口iから流入する空気を加熱するた
めの加熱手段34が設けてある。この加熱手段34は内
方に電気ヒータを装設したヒータタンク35を備えてお
り、このヒータタンク35は周壁の後下部に空気流入口
35aを、そして前上部に空気流出管35bを起立状に
設け、後面壁35cの下部を基台部1の上面1aに設け
た起立状支持片36にヒンジ部材37を介して揺動可能
に支持させ、さらに周壁の前下部に押上げ部材38を下
向きに突出させた構成となしてある。
【0021】そして押上げ部材38の直下で基台部1の
上面1a箇所には筒部材39を起立状に固設し、この筒
部材39の内方にコイルスプリング40を設け、このス
プリング40に筒部材39の内方に入り込んだ押上げ部
材38を支持させ、カバー体18が図1に示すように密
閉室6の上面壁6aに密接した閉鎖状態のとき、空気流
出管35bの上端が空気流入室21の底面壁21fにス
プリング40の弾力で押圧される状態となるように構成
している。
【0022】次に上記のように構成した本実施例を半導
体円盤状ウエハgの乾燥に使用する場合の使用例及び作
用について説明する。
【0023】図1、図2に示すカバー体18の閉鎖状態
の下で、ドレンタンク2の空気吸引管3に適宜な空気吸
引排除手段を接続すると、空気は大気からヒータタンク
35の空気流入口35aからヒータタンク35内に流入
してこのタンク35内の電気ヒータ箇所を経た後、空気
流出口35bを経て空気流入室21a内に達し、さらに
フィルタ28を経て空気流入室21bに流入し、続いて
開口hを経て覆い室20に流入する。更に透孔dを通過
して密閉室6に流入し、連通管8及び流入孔aを経て連
続的にドレンタンク2内を通過し、前記空気吸引排出手
段により外気に放出される。
【0024】このような作動状態の下で、カバー体18
をヒンジ部材19回りの上方へ揺動させて開放し、別途
に洗浄液で洗浄された直後の予め用意された被処理物
(半導体円盤状ウエハg)を垂直向きとなして透孔d内
に挿入し回転付与支持手段9の下部案内ローラ10a、
10a及び側部案内ローラ10b、10bに支持させ
る。この支持状態では、被処理物gはその直径の半分を
少し越えた範囲を密閉室6内に位置される。
【0025】この後、カバー体18をヒンジ部材19回
りの下方へ揺動させて、図1及び図2に示すような閉鎖
状態とする。これにより、上部案内ローラ22の環状溝
22aが被処理物gの最上部に図1に示すように外嵌さ
れる。
【0026】次にモータ14を回転作動させるのであ
り、これにより右側の回転軸12が回転され、この回転
軸12の回転が一方の下部案内ローラ10aに伝達され
ると共に、モータ14側のプーリ16a、無端状伝動ベ
ルト17、ヒータタンク35側のプーリ16aを経て正
面視左側の回転軸12及び下部案内ローラ10aに伝達
されるのであり、左右の下部案内ローラ10a、10a
の回転は被処理物gの外周縁にこれの自重による摩擦力
を介して効果的に伝達されるのであり、これにより被処
理物gは自己中心O1回りへ回転される。この回転中、
側部案内ローラ10b、10bが被処理物gの左右変位
を規制し、また上部案内ローラ22が被処理物gの上下
変位を規制するため、被処理物gは回転中に透孔dに接
触する程に遊動することはない。
【0027】一方、透孔d内に被処理物gが挿入された
状態では、覆い室20内に流入した空気は透孔dと被処
理物gとの間に存在した微少隙間を通じて密閉室6内に
高速で流入するのであり、この空気流動により被処理物
gの前後面で透孔d箇所に位置した部分に付着している
水滴は下方へ吸引飛散され微細な水分は効果的に蒸発さ
れる。
【0028】モータ14が回転されて、被処理物gが回
転されると、被処理物gの透孔d箇所に位置する部分の
位置は漸次に変化し、それが一回転したときに被処理物
gのほぼ全範囲が透孔d箇所を一回通過した状態とな
る。従って、被処理物gが数回転すると、その全範囲の
水滴や水分が透孔d箇所の高速の空気流動により飛散さ
れ効率的に蒸発されて乾燥した状態となる。そして密閉
室6内では、回転によりこれの内方に移動してきた被処
理物g部分に残存している水分が空気流動に接触して真
空圧状態下で効率的に蒸発されるのである。
【0029】被処理物gが乾燥し難いときはヒータタン
ク35内の図示しない電気ヒータを作動させるのであ
り、これにより空気は加熱され乾いた状態となって、そ
の乾燥能力が向上し、被処理物gはより高速で完全に乾
燥されるようになる。上記電気ヒータは被処理物gの乾
燥処理中、連続して作動させてもよいし、或いは一枚の
被処理物g毎に乾燥処理の最終段階でのみに作動させる
ようにしてもよい。
【0030】透孔d箇所や密閉室6内で被処理物gから
分離されて飛散した水滴は前記空気吸引排除手段へ向か
う空気流動に運ばれて密閉室6内の底面壁6b上に達
し、流出孔e、連通管8、流入孔aを経てドレンタンク
2内に流入し、ここで液分はドレンタンク2内に蓄積さ
れ、また被処理物gから蒸発した水分は前記空気吸引排
除手段へ向かう空気流動に運ばれて大気に放出される。
【0031】処理中の被処理物gが一定回転数だけ回転
されて乾燥した状態となったときは、モータ14の回転
作動を停止させると共に、蝶ナット33を緩め操作して
止め具29の係止状態を解除して、カバー体18を開放
し、その被処理物gを上方へ取り出す。以後は同じ操作
を各被処理物gについて繰り返す。なお上記実施例にお
いて手作業により行った処理や操作を機械により自動化
に行わせるようになすことは任意である。
【0032】
【発明の効果】上記した請求項1又は2記載の本発明に
よれば、比較的軽量簡易な装置により円盤状被処理物に
付着した水分を効率的且つ速やかに乾燥させることがで
きるのであり、特に円盤状被処理物を真空圧下に置いた
状態でこれに空気流動を接触させることにより円盤状被
処理物に付着した水分を速やかに蒸発させることができ
るものである。
【0033】請求項3に記載したものによれば、円盤状
被処理物をその上下面を汚すことなく安定的に回転させ
て、その全体を綺麗に乾燥させることができる。
【0034】請求項4に記載したものによれば、円盤状
被処理物の回転中の遊動を一層確実に阻止して、その被
処理物が透孔周囲壁面などと接触して傷付くのを防止す
ることができる。また上部案内ローラが全く障害となら
ない状態の下で円盤状被処理物を透孔内に挿入できるも
のとなる。
【0035】請求項5に記載したものによれば、円盤状
被処理物に加熱された流動空気を接触させて高速乾燥さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る乾燥機の側面図である。
【図2】前記乾燥機の正面図である。
【図3】前記乾燥機の斜視図である。
【符号の説明】
6 密閉室 6a 上面壁 6b 底面壁 9 回転付与支持手段 10a 下部案内ローラ 10b 側部案内ローラ 18 カバー体 28 フィルタ(塵埃除去機構) 22 上部案内ローラ 34 加熱手段 d 透孔 e 流出孔 g 被処理物(円盤状ウエハ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F26B 21/00 F26B 21/00 B

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉室を形成してこれの周壁の特定箇所
    に細長状の透孔を、そして他の特定箇所に空気や水分の
    流出孔を設けてなり、流出孔から密閉室内の空気や水が
    真空圧により吸引されることにより、密閉室内が真空圧
    となされると共に透孔箇所では外方から密閉室内へ向か
    う高速気流が生成された状態となり、この状態下で半導
    体ウエハなどの円盤状被処理物が透孔を通じることによ
    り密閉室内に挿入され適当時間の後に取り出される構成
    を特徴とする半導体ウエハなどの乾燥機。
  2. 【請求項2】 密閉室を形成してこれの上面壁に細長状
    の透孔を形成し、この透孔の上方から縦向きとなされて
    その半分を超えて挿入された半導体ウエハなどの円盤状
    被処理物の外周縁を支持して回転させるものとした回転
    付与支持手段と、密閉室の底面壁に密閉室内の空気や水
    分を吸引して外方へ排除するための流出孔とを設け、ま
    た前記透孔及びこれに挿入された円盤状被処理物の前記
    透孔の上方部分の外周囲を密閉状に包囲するものとした
    カバー体を開閉作動可能に装設すると共に、このカバー
    体に空気流入経路を設けたことを特徴とする半導体ウエ
    ハなどの乾燥機。
  3. 【請求項3】 回転付与支持手段が、円盤状被処理物の
    外周縁の下部を支持しこの下部に回転力を供給するもの
    とした下部案内ローラと、円盤状被処理物の左右各側部
    を回転自在状態で支持するものとした側部案内ローラと
    を備えていることを特徴とする請求項2記載の半導体ウ
    エハなどの乾燥機。
  4. 【請求項4】 回転付与支持手段に支持された円盤状被
    処理物の外周縁の上部を案内する上部案内ローラをカバ
    ー体の内方に設けたことを特徴とする請求項2又は3記
    載の半導体ウエハなどの乾燥機。
  5. 【請求項5】 前記空気流入経路を通過する空気を加熱
    するための加熱手段を設けたことを特徴とする請求項
    2、3又は4記載の半導体ウエハなどの乾燥機。
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Cited By (3)

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