JP2000021841A - 基板処理方法及び基板処理装置 - Google Patents

基板処理方法及び基板処理装置

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JP2000021841A
JP2000021841A JP10188491A JP18849198A JP2000021841A JP 2000021841 A JP2000021841 A JP 2000021841A JP 10188491 A JP10188491 A JP 10188491A JP 18849198 A JP18849198 A JP 18849198A JP 2000021841 A JP2000021841 A JP 2000021841A
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processing liquid
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勝彦 宮
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理液のミストの基板への再付着、乾燥処理
のスループットの低下、ウォーターマークの発生などを
防止する。 【解決手段】 スピンチャック1を液処理高さWHに配
置して、スピンチャック1に保持された基板Wの周囲に
カップ2を配置させた状態で、基板Wを保持したスピン
チャック1を回転させつつノズル3や処理液供給口17
aから処理液を基板Wに供給して処理液による液処理を
行う。基板Wへの処理液の供給を停止した後、スピンチ
ャック1を乾燥処理高さDHに上昇させてカップ2の上
端2aよりも上方の位置に基板Wを配置させ、その状態
で基板Wを保持したスピンチャック1を高速回転させて
基板Wを乾燥する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハや液
晶表示器用のガラス基板、フォトマスク用のガラス基
板、光ディスク用の基板などの基板に対して、洗浄液に
よる洗浄処理などの液処理とその後の基板の乾燥処理と
を行う基板処理方法及び基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の基板処理装置は、回転可
能に基板を保持するスピンチャックや、スピンチャック
に保持された基板に洗浄液などの処理液を供給するノズ
ル、スピンチャックに保持された基板の周囲に配置され
るカップやスプラッシュガードなどの回収部材などを備
えている。
【0003】回収部材の上端部には、気体を回収部材内
に導入したり、回収部材に対して基板を出し入れしたり
するための開口が形成され、下部には処理液回収路が設
けられている。
【0004】そして、洗浄液による洗浄処理などの液処
理とその後の基板の乾燥処理とを含む基板処理方法は、
従来、以下のように行われている。
【0005】すなわち、スピンチャックに保持された基
板の周囲に回収部材を配置させた状態で、基板を保持し
たスピンチャックを回転させつつ、ノズルから基板に処
理液を供給して処理液による液処理が行われる。このと
き、基板の回転に伴って基板の周縁部から飛散される処
理液は、回収部材で受け止められて回収され、処理液回
収路を介して排出される。
【0006】上記液処理は所定時間行われる。なお、例
えば、薬液による液処理(薬液洗浄処理)と純水による
液処理(リンス処理)を行う場合のように、複数種類の
処理液による液処理を連続して行う場合には、各処理液
による液処理は、スピンチャックに保持された基板の周
囲に回収部材を配置させた状態で、基板を保持したスピ
ンチャックを回転させつつ、ノズルから基板に供給する
処理液を切り換えて行う。
【0007】そして、最後の液処理を所定時間行うと、
ノズルから基板への処理液の供給を停止し、スピンチャ
ックに保持された基板の周囲に回収部材を配置させた状
態のまま、基板を保持したスピンチャックの回転を継続
して基板の乾燥処理が行われる。なお、ノズルから基板
への処理液の供給停止後の乾燥処理の初期段階で、基板
に残留している処理液の大部分は基板の周縁部から飛散
され、回収部材で受け止められて回収されるが、この段
階では、基板には分子レベルで液滴が残留した湿った状
態であるので、基板が完全に乾燥するのに十分な時間、
基板を回転しての乾燥処理が行われる。また、基板の乾
燥を十分に行うために、通常、乾燥処理は、液処理時よ
りもスピンチャック(基板)を高速回転させて行われ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
基板処理方法では、スピンチャックに保持された基板の
周囲に回収部材を配置させた状態で、液処理に引き続き
乾燥処理を行うことに起因して以下のような不都合があ
る。
【0009】すなわち、回収部材内には、液処理や乾燥
処理の初期段階で基板から飛散された処理液がミスト化
して浮遊している。このミストには、液処理によって基
板から洗い流されたゴミなどが含まれることがあり、ま
た、液処理で薬液を用いる場合には、薬液がミストに含
まれることもある。一方で、スピンチャック(基板)を
高速回転させて基板を乾燥させているときに、スピンチ
ャックや基板の周囲に大きな気流が形成され、この気流
によってミストが基板側に運ばれて、基板が完全に乾燥
するまでの間に基板に再付着することがある。この基板
に再付着するミストにゴミや薬液が含まれていると、デ
バイス不良の原因になるという問題がある。
【0010】また、回収部材で受け止めた処理液が回収
部材に残留しているとその部分に湿った空気が滞留し易
くなる。基板の周囲に回収部材を配置されたまま乾燥処
理を行うと、基板の中心部に比べて周縁部は、湿った雰
囲気で乾燥を行うことになり、基板全体として乾燥処理
が不均一となり、基板全体を完全に乾燥させる時間が長
くなり、スループットの低下を招いている。さらに、基
板全体における乾燥時間のバラツキが大きいと、乾燥後
の基板にウォーターマークが発生するという問題もあ
る。
【0011】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、ミスト化した処理液の基板への再付着
や、乾燥処理のスループットの低下、ウォーターマーク
の発生などを防止して、液処理とその後の乾燥処理を含
む基板処理を良好に行うことができる基板処理方法及び
基板処理装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、基板に対して所定の処理
を行う基板処理方法において、基板から飛散される処理
液を受け止めて回収する回収部材を基板の周囲に配置さ
せた状態で、基板を回転させつつ処理液を基板に供給し
て処理液による液処理を行う液処理工程と、基板への処
理液の供給を停止した後、基板と前記回収部材とを相対
的に昇降させて前記回収部材の上端よりも上方の位置に
基板を配置させ、その状態で基板を回転させて基板を乾
燥する乾燥工程と、を含むことを特徴とするものであ
る。
【0013】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の基板処理方法において、基板と前記回収部材との
相対的な昇降を、基板への処理液の供給停止から所定時
間経過した時点で開始し、少なくとも、基板への処理液
の供給停止から基板と前記回収部材との相対的な昇降の
開始までの間、基板を回転させることを特徴とするもの
である。
【0014】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の基板処理方法において、回転可能なスピ
ンベースに設けられた基板保持部材によって前記スピン
ベースの上面から上方に離間されて基板が保持された状
態で前記液処理工程と前記乾燥工程とを行い、前記乾燥
工程は、前記回収部材の上端部に形成された開口に前記
スピンベースが配置され、かつ、前記基板保持部材に保
持された基板が前記回収部材の上端よりも上方の位置に
配置された状態で基板を回転させて行うことを特徴とす
るものである。
【0015】請求項4に記載の発明は、基板に対して所
定の処理を行う基板処理装置において、基板を保持する
基板保持手段と、前記基板保持手段を回転させる回転手
段と、前記基板保持手段に保持された基板に処理液を供
給する処理液供給手段と、前記基板保持手段に保持され
た基板の周囲に配置された状態で、基板から飛散される
処理液を受け止めて回収する回収部材と、前記基板保持
手段と前記回収部材とを相対的に昇降させる昇降手段
と、前記回収部材を基板の周囲に配置させた状態で、前
記回転手段により基板を保持した前記基板保持手段を回
転させつつ前記処理液供給手段から処理液を基板に供給
させて処理液による液処理を行うとともに、前記処理液
供給手段から基板への処理液の供給を停止させた後、前
記昇降手段により基板を保持した前記基板保持手段と前
記回収部材とを相対的に昇降させて前記回収部材の上端
よりも上方の位置に基板を配置させ、その状態で前記回
転手段により基板を保持した前記基板保持手段を回転さ
せて基板を乾燥させる制御手段と、を備えたことを特徴
とするものである。
【0016】請求項5に記載の発明は、上記請求項4に
記載の基板処理装置において、前記制御手段は、基板へ
の処理液の供給停止から所定時間経過した時点で、前記
昇降手段による前記基板保持手段と前記回収部材との相
対的な昇降を開始し、少なくとも、基板への処理液の供
給停止から前記基板保持手段と前記回収部材との相対的
な昇降の開始までの間、前記回転手段により基板を保持
した前記基板保持手段を回転させることを特徴とするも
のである。
【0017】請求項6に記載の発明は、上記請求項4ま
たは5に記載の基板処理装置において、前記基板保持手
段は、前記回転手段により回転されるスピンベースと、
前記スピンベースに設けられ、前記スピンベースの上面
から上方に離間させて基板を保持する基板保持部材と、
を備えており、前記制御手段は、昇降手段により前記回
収部材の上端部に形成された開口に前記スピンベースを
配置させ、かつ、前記基板保持手段に保持された基板を
前記回収部材の上端よりも上方の位置に配置させた状態
で前記回転手段により基板を保持した前記基板保持手段
を回転させて基板を乾燥させることを特徴とするもので
ある。
【0018】
【作用】請求項1に記載の発明に係る基板処理方法の作
用は次のとおりである。すなわち、液処理工程では、基
板から飛散される処理液を受け止めて回収する回収部材
を基板の周囲に配置させた状態で、基板を回転させつつ
処理液を基板に供給して処理液による液処理を行う。な
お、複数種類の処理液を用いた液処理を行う場合には、
回収部材を基板の周囲に配置させた状態で、基板を回転
させつつ基板に供給する処理液を切換えることで行われ
る。
【0019】そして、最後の液処理を終えて、基板への
処理液の供給を停止した後、基板と回収部材とを相対的
に昇降させて回収部材の上端よりも上方の位置に基板を
配置させ、その状態で基板を回転させて基板を乾燥する
乾燥工程が行われる。
【0020】請求項2に記載の発明に係る基板処理方法
によれば、基板と回収部材との相対的な昇降を、基板へ
の処理液の供給停止から所定時間経過した時点で開始
し、少なくとも、基板への処理液の供給停止から基板と
回収部材との相対的な昇降の開始までの間、基板を回転
させて、回収部材が基板の周囲に配置された状態で、基
板への処理液の供給停止後に基板に残留している処理液
の大部分を基板から飛散させて除去する粗乾燥を行う。
そして、粗乾燥後の湿った状態の基板を完全に乾燥させ
る仕上げ乾燥を、回収部材の上端よりも上方の位置に基
板を配置させた状態で基板を回転させて行う。
【0021】請求項3に記載の発明に係る基板処理方法
によれば、回転可能なスピンベースに設けられた基板保
持部材によってスピンベースの上面から上方に離間され
て基板が保持された状態で液処理工程と乾燥工程とを行
う。そして、請求項1、2に記載の基板処理方法の乾燥
工程では、回収部材の上端部に形成された開口にスピン
ベースが配置され、かつ、基板保持部材に保持された基
板が回収部材の上端よりも上方の位置に配置された状態
で基板を回転させて基板を乾燥させる。回収部材の上端
部に形成された開口にスピンベースを配置させること
で、その開口がスピンベースによって塞がれ、回収部材
内の雰囲気と遮断された状態で基板を乾燥させることが
できる。
【0022】請求項4に記載の発明に係る基板処理装置
は、請求項1に記載の基板処理方法を好適に実施する装
置であり、その作用は次のとおりである。
【0023】すなわち、制御手段は、昇降手段により回
収部材を基板の周囲に配置させた状態で、回転手段によ
り基板を保持した基板保持手段を回転させつつ処理液供
給手段から処理液を基板に供給させて処理液による液処
理を行う。そして、制御手段は、最後の液処理を終え
て、処理液供給手段から基板への処理液の供給を停止さ
せた後、昇降手段により基板を保持した基板保持手段と
回収部材とを相対的に昇降させて、回収部材の上端より
も上方の位置に基板を配置させ、その状態で回転手段に
より基板を保持した基板保持手段を回転させて基板を乾
燥させる。
【0024】請求項5に記載の発明に係る基板処理装置
は、請求項2に記載の基板処理方法を好適に実施する装
置であり、制御手段は、処理液供給手段から基板への処
理液の供給停止から所定時間経過した時点で、昇降手段
による基板保持手段と回収部材との相対的な昇降を開始
し、少なくとも、基板への処理液の供給停止から基板保
持手段と回収部材との相対的な昇降の開始までの間、回
転手段により基板を保持した基板保持手段を回転させて
粗乾燥を行う。そして、粗乾燥後の湿った状態の基板を
完全に乾燥させる仕上げ乾燥を、回収部材の上端よりも
上方の位置に基板を配置させた状態で基板保持手段を回
転させて行う。
【0025】請求項6に記載の基板処理装置は、請求項
3に記載の基板処理方法を好適に実施する装置であり、
回転手段により回転されるスピンベースに設けられた基
板保持部材によってスピンベースの上面から上方に離間
されて基板が保持された状態で液処理や乾燥処理を行
う。そして、制御手段は、昇降手段により回収部材の上
端部に形成された開口にスピンベースを配置させ、か
つ、基板保持手段に保持された基板を回収部材の上端よ
りも上方の位置に配置させた状態で回転手段により基板
を保持した基板保持手段を回転させて基板を乾燥させ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の第1実施例に係る
基板処理装置の構成を示す全体縦断面図である。
【0027】この第1実施例装置は、回転可能に基板W
を保持するスピンチャック1や、回収部材に相当するカ
ップ2、スピンチャック1に保持された基板Wの上面
(通常は表面)に処理液を供給するノズル3などがチャ
ンバ4内に設けられている。
【0028】スピンチャック1は、回転手段に相当する
電動モーター11によって鉛直方向の軸芯J周りで回転
される回転軸12の上端部に円板状のスピンベース13
が一体回転可能に連結されている。電動モーター11
は、回転速度を適宜に変更することが可能である。
【0029】このスピンベース13の上面には、3個以
上の基板保持部材14が設けられている。なお、図1及
び以下の各図では、図面が煩雑になるのを避けるため
に、1個の基板保持部材14のみを示している。
【0030】各基板処理部材14は、スピンベース13
の上面から隔てて基板Wの外周部を支持する支持部14
aと支持部14aに支持された基板Wの外周端縁を押圧
して保持する保持部14bとを備えている。これら基板
保持部材14により基板Wはスピンベース13の上面か
ら隔てて保持される。なお、各保持部14bは、基板W
の外周端縁を押圧して保持する状態と、基板Wの外周端
縁から離れて保持を解除する状態とで切り換え可能であ
る。
【0031】電動モーター11を含む回転ユニット部1
5は、ボールネジなどの周知の1軸方向駆動機構で構成
される昇降手段に相当する昇降機構16によって昇降さ
れ、これによって、固定されたカップ2に対してスピン
チャック1が回転状態でも昇降できる。
【0032】スピンチャック1の昇降は、保持する基板
Wをカップ2の中に収容して液処理する位置に配置する
液処理高さWHと、保持する基板Wをカップ2の上端2
aよりも上方の位置に配置して基板Wを乾燥させる乾燥
処理高さDHと、本装置に対する基板Wの搬入搬出を行
う図示しない基板搬送装置との間で基板Wの受け渡しを
行う基板受け渡し高さHHの3段階の高さ位置の間で行
える。なお、基板搬送装置との間での基板Wの受け渡し
を乾燥処理高さDHで行うように構成してもよく、その
場合には、スピンチャック1の昇降は、上記液処理高さ
WHと乾燥処理高さDHの2段階の高さ位置の間で行わ
れる。
【0033】回転軸12は筒状の部材で構成され、その
中空部には、処理液供給管17が貫通されている。この
処理液供給管17の上端部の処理液供給口17aから、
スピンチャック1に保持された基板Wの下面(通常は裏
面)に処理液を供給して液処理が行える。また、回転軸
12の内壁面と処理液供給管17の外壁面との間の円筒
状の空間は、気体供給路18になっており、その上端部
の気体供給口18aからスピンチャック1の上面と保持
された基板Wの下面との間の空間19に、窒素ガスなど
の不活性ガスやドライエアなどの気体が供給できる。
【0034】処理液供給管17には、管17bなどを介
して処理液供給部31から処理液が供給される。処理液
供給口17aから基板Wの下面への処理液の供給と停止
は、電磁開閉弁17cの開閉制御により行われる。ま
た、例えば、薬液による液処理(薬液洗浄処理)と純水
による液処理(リンス処理)とをこの装置で行う場合の
ように、複数種類の処理液を基板Wに供給する場合に
は、処理液供給部31は、処理液供給管17(基板Wの
下面)への各処理液の供給を選択的に行える。
【0035】気体供給路18には、管18bなどを介し
て気体供給部32から気体が供給される。気体供給口1
8aから空間19への気体の供給と停止は、電磁開閉弁
18cの開閉制御により行われる。
【0036】カップ2の上端部には気体をカップ2内に
導入したり、カップ2に対して基板Wを出し入れしたり
するための開口21が形成されている。この開口21
は、基板Wを保持したスピンチャック1が通過できるよ
うに、スピンベース13よりも若干大きく形成されてい
る。チャンバ4の上部も開口されている。この装置が設
置されるクリーンルーム内のダウンフローの清浄な気流
が、チャンバ4の上部開口からチャンバ4内に導入さ
れ、チャンバ4内に導入されたダウンフローの気流が、
さらに、開口21からカップ2内に導入される。なお、
チャンバ4の下部には図示しない気体排出路が設けら
れ、チャンバ4内に導入された気体のうち、カップ2に
導入されなかった気体はその気体排出路から排出され
る。
【0037】カップ2の下部には気体排出路22と処理
液回収口23とが設けられている。開口21からカップ
2内に導入された気体は気体排出路22から排出され
る。また、カップ2が基板Wの周囲に配置された状態で
液処理などを行う際に、基板Wから飛散された処理液
は、カップ2の内壁面で受け止められて、処理液回収口
23に回収される。
【0038】カップ2の下方には、処理液回収口23に
対向するリング状の樋溝24aを有する略円盤状の樋部
材24が、回転軸12を包囲する保護筒25に回動自在
に取り付けられている。樋溝24aの底部の所定の一箇
所には、処理液流下口24bが形成されている。また、
樋部材24の外周にはリングギア26が固定されてお
り、このリングギア26には、モーター27の駆動軸に
取り付けられた駆動ギア28が歯合している。樋部材2
4のさらに下方には、複数種類の処理液を個別に回収す
るための複数(図では2つ)の処理液回収ドレイン29
1 、292 、…が設けられている。
【0039】モーター27を駆動して、樋部材24の処
理液流下口24bを、所望の処理液回収ドレイン2
1 、292 、…の上方に選択的に位置させることで、
複数種類の処理液を用いて液処理を行った場合に、カッ
プ2、処理液回収口23、樋部材24で回収した処理液
を処理液回収ドレイン291 または292 で回収経路を
切り換えて、各液処理に用いた後の各種類の処理液を分
離回収することができる。
【0040】ノズル3には、管33を介して上述した処
理液供給部31から処理液が供給される。ノズル3から
基板Wの上面への処理液の供給と停止は、電磁開閉弁3
4の開閉制御により行われる。
【0041】図2は本実施例の制御系の構成を示すブロ
ック図である。電動モーター11によるスピンチャック
1の回転制御や、昇降機構16によるスピンチャック1
の昇降制御、処理液供給部31から供給される処理液の
種類の切換え制御、電磁開閉弁34、17cの開閉によ
る基板Wへの処理液の供給とその停止の制御、スピンチ
ャック1(保持部14b)による基板Wの保持とその解
除の制御、モーター27による処理液回収経路の切換え
制御、電磁開閉弁18cの開閉による空間19への気体
の供給とその停止の制御などは、コントローラー5によ
り行われる。このコントローラー5は、CPUやメモリ
などを備えたコンピューターで構成されている。
【0042】次に、上記構成を有する実施例装置の動作
を図3に示すタイミングチャートを参照して説明する。
【0043】なお、ここでは、薬液による薬液洗浄処
理、純水によるリンス処理、乾燥処理を行う場合につい
て説明する。
【0044】まず、コントローラー5は、昇降機構16
によりスピンチャック1を基板受け渡し高さHHに位置
させ、そこで、基板搬送装置によって装置に搬入された
未処理の基板Wをスピンチャック1に受け取り、受け取
った基板Wをスピンチャック1に保持させる。
【0045】次に、コントローラー5は、昇降機構16
により基板Wを保持したスピンチャック1を液処理高さ
WHまで下降させて、スピンチャック1及びそれによっ
て保持された基板Wをカップ2内に収容する。また、コ
ントローラー5は、モーター27により薬液回収用の処
理液回収ドレイン(ここでは291 )の上方に、樋部材
24の処理液流下口24bを配置させる。
【0046】そして、スピンチャック1に保持された基
板Wの周囲にカップ2が配置された状態で、コントロー
ラー5は、電動モーター11により基板Wを保持したス
ピンチャック1を回転させつつノズル3または/および
処理液供給口17aから処理液(薬液)を基板Wの上面
または/および下面に供給させて、薬液による洗浄処理
を行う。このとき、基板Wの回転に伴って基板Wの周縁
部から飛散される薬液は、カップ2の内壁面で受け止め
られて、処理液回収口23、樋部材24、薬液回収用の
処理液回収ドレイン291 を介して回収される。回収さ
れた薬液は再利用のために、処理液供給部31内の図示
しない薬液貯留タンクに戻される。
【0047】上記薬液洗浄処理を所定時間行うと、コン
トローラー5は、モーター27により純水回収用の処理
液回収ドレイン(ここでは292 )の上方に、樋部材2
4の処理液流下口24bを配置させるとともに、スピン
チャック1の回転を継続しつつ、ノズル3または/およ
び処理液供給口17aから基板Wの上面または/および
下面に供給する処理液を薬液から純水に切り換えてリン
ス処理が行われる。このリンス処理の際に、基板Wの周
縁部から飛散される純水は、カップ2の内壁面で受け止
められて、処理液回収口23、樋部材24、純水回収用
の処理液回収ドレイン292 を介して、薬液と分離して
回収される。回収された純水は廃棄される。
【0048】上記リンス処理を所定時間行うと、コント
ローラー5は、ノズル3または/および処理液供給口1
7aから基板Wの上面または/および下面への純水の供
給を停止させる。そして、スピンチャック1の回転を継
続しつつ、基板Wへの純水の供給停止から所定時間tp
dが経過した時点で昇降機構16により基板Wを保持し
たスピンチャック1の乾燥処理高さDHへの上昇を開始
し、スピンチャック1が乾燥処理高さDHに上昇され、
スピンチャック1に保持された基板Wがカップ2の上端
2aよりも上方に配置された状態で、スピンチャック1
(基板W)を高速回転させて基板Wを乾燥する。
【0049】所定の乾燥時間が経過すると、コントロー
ラー5は、スピンチャック1の回転を停止させ、昇降機
構16によりスピンチャック1を基板受け渡し高さHH
に上昇させ、そこで、処理済の基板Wがスピンチャック
1から基板搬送装置に受け渡され、装置外に搬出され
る。
【0050】なお、薬液洗浄処理または/およびリンス
処理または/および乾燥処理の間、必要に応じて空間1
9に気体が供給される。
【0051】上記基板処理方法によれば、基板Wへの純
水の供給停止から所定時間tpd経過した時点でスピン
チャック1の上昇を開始し、基板Wへの純水の供給停止
からスピンチャック1の上昇の開始までの間、基板Wを
回転させているので、カップ2が基板Wの周囲に配置さ
れた状態で、基板Wへの純水の供給停止後に基板Wに残
留している純水の大部分を基板Wから飛散させて粗乾燥
を行い、その粗乾燥後の湿った状態の基板Wを完全に乾
燥させる仕上げ乾燥を、カップ2の上端2aよりも上方
の位置に基板Wを配置させた状態で行うことができ、基
板Wへの純水の供給を停止させた後に基板Wに残留して
いる純水をカップ2、処理液回収口23、樋部材24、
処理液回収ドレイン292 を介して回収し、カップ2の
外側に純水をまき散らすことが防止できる。なお、上記
所定時間tpdは、基板Wへの純水の供給停止後に基板
Wに残留している純水の大部分を基板Wから飛散させる
だけの時間であり、比較的短時間である。
【0052】また、カップ2の上端2aよりも上方の位
置に基板Wを配置させた状態で仕上げ乾燥を行うので、
カップ2内に薬液や純水などの処理液がミスト化して浮
遊していても、カップ2の上端2aよりも上方の位置に
配置させて仕上げ乾燥処理している基板Wに処理液のミ
ストが飛来して再付着することが防止できる。
【0053】また、湿った空気が滞留し易いカップ2か
ら離れたカップ2の上方で乾燥(仕上げ乾燥)を行うの
で、湿った雰囲気にさらさせることなく基板W全体を均
一な雰囲気で乾燥(仕上げ乾燥)を行うことができ、基
板W全体を完全に乾燥させる時間を従来よりも短縮で
き、スループットを向上させることができるとともに、
ウォーターマークの発生も防止できる。さらに、本実施
例では、基板Wの上面全体にダウンフローの清浄な気体
が均一に供給された状態で、乾燥(仕上げ乾燥)を行う
ので、基板W全体を完全に乾燥させる時間の一層の短縮
が図れ、スループットをさらに向上でき、ウォーターマ
ークの発生もより確実に防止できる。
【0054】また、図1に示すように、本実施例では、
乾燥処理高さDHを、スピンベース13の上面がカップ
2の上端2aと同じ高さ位置に配置するように設定して
いるので、開口21がスピンベース13によって塞が
れ、カップ2内の雰囲気と遮断された状態で仕上げ乾燥
を行うことができ、カップ2内に浮遊している処理液の
ミストが基板Wに飛来して再付着することをより確実に
防止することができる。
【0055】なお、乾燥処理高さDHは、スピンベース
13の上面とカップ2の上端2aとが同じ高さになる高
さに限らず、スピンチャック1に保持された基板Wがカ
ップ2の上端2aよりも上方に配置される高さであれば
よい。従って、スピンベース13全体がカップ2の上端
2aよりも上方に配置される高さであってもよい。ただ
し、スピンベース13が開口21に配置され、かつ、ス
ピンチャック1に保持された基板Wがカップ2の上端2
aよりも上方に配置される高さにすることで、上述した
ような効果が得られる。従って、図1に示す高さや、あ
るいは、スピンベース13の上面がカップ2の上端2a
よりも若干上方または下方に配置される高さを乾燥処理
高さDHとすることが好ましい。
【0056】上記第1実施例では、複数種類の処理液を
用いて液処理を行った場合に、各液処理に用いた後の各
種類の処理液を分離回収することができるように構成し
たが、図4に示すように、液処理に用いた後の処理液を
1つの処理液回収ドレイン29で回収するように構成さ
れた基板処理装置であっても本発明に係る基板処理方法
は同様に適用することができる。図4に示す装置は、例
えば、1種類の処理液(例えば純水)による液処理と乾
燥処理を行う場合や、複数種類の処理液を用いて液処理
を行うが、各液処理に用いた後の各種類の処理液を分離
回収する必要がない場合などに用いることができる。
【0057】次に、本発明の第2実施例に係る基板処理
装置を図5を参照して説明する。なお、この第2実施例
において、第1実施例と共通している部分は、図1と同
一符号を付して必要以外はその説明は省略する。
【0058】この第2実施例装置は、薬液洗浄処理、リ
ンス処理、乾燥処理を行って、処理に使用された後の薬
液と純水とを高精度に分離回収できるように構成された
装置であり、スピンチャック1や、回収部材に相当する
処理液回収部材40及びスプラッシュガード50などが
チャンバ6内に設けられ、上部雰囲気遮断部材60も備
えられている。
【0059】処理液回収部材40は、略有底円筒形状の
容器であり、底面には円筒状の仕切り部材41が上方に
向けて突出して形成されている。これにより、仕切り部
材41と処理液回収部材40の側壁42との間に平面視
でドーナツ形状の薬液回収槽43が形成され、仕切り部
材41の内側に略円筒状の純水回収槽44が形成されて
いる。薬液回収槽43は、処理に使用された後の薬液を
回収するための槽であって、その底面には薬液回収管4
5に連通接続された薬液回収口46が形成されている。
また、純水回収槽44は、処理に使用された後の純水を
回収するための槽であって、その底面には純水回収管4
7に連通接続された純水回収口48が形成されている。
なお、薬液回収管45及び純水回収管47は排気管とし
ても兼用されている。薬液回収管45を介して回収され
た薬液と気体とは図示しない気液分離装置によって気液
分離され、また、純水回収管47を介して回収された純
水と気体とも図示しない気液分離装置によって気液分離
されるようになっている。
【0060】処理液回収部材40は、ボールネジなどの
周知の1軸方向駆動機構で構成される第1の昇降機構4
9によって昇降可能である。
【0061】スプラッシュガード50は、回転軸12の
中心を通る軸線Jに対して略回転対称な形状を有してい
る。スプラッシュガード50の内壁面51には、その下
端から上方に所定距離だけ離間した位置に、スピンチャ
ック1に向かって内方に突出した横向き凸部52が形成
されている。この横向き凸部52はスプラッシュガード
50の内壁面51を、下方側の薬液案内部53と上方側
の純水案内部54とに二分している。薬液案内部53
は、薬液洗浄処理に使用された後の薬液を薬液回収槽4
3に案内するための部位であり、純水案内部54は、リ
ンス処理に使用された後の純水を純水回収槽44に案内
するための部位である。
【0062】また、横向き凸部52の先端部(スピンチ
ャック1に最も近接した部位)には、下方に垂れ下がっ
た舌部55が形成されている。これにより、薬液案内部
53には、上方に窪み、かつ、下方に開放した下向き凹
部56が形成されている。
【0063】また、スプラッシュガード50の上端部に
は、スプラッシュガード50及び処理液回収部材40で
形成される処理室内に、チャンバ6内に導入されたダウ
ンフローの清浄な気体を導入したり、スプラッシュガー
ド50に対して基板Wを出し入れしたりするための、ス
ピンベース13よりも若干大きい開口57が形成されて
いる。
【0064】スプラッシュガード50は、ボールネジな
どの周知の1軸方向駆動機構で構成される第2の昇降機
構58によって昇降可能である。
【0065】この第2実施例では、スピンチャック1は
固定される一方で、スプラッシュガード50及び処理液
回収部材40が必要に応じて昇降されるようになってい
る。具体的には、スプラッシュガード50は、スピンチ
ャック1に保持されて回転される基板Wから側方に飛散
される薬液を薬液案内部53で受け止める薬液洗浄処理
高さ(QH、図6参照)と、同じくスピンチャック1に
保持されて回転される基板Wから側方に飛散される純水
を純水案内部54で受け止めるリンス処理高さ(RH、
図5、図7参照)と、スプラッシュガード50の上端5
9よりも上方の位置に、スピンチャック1に保持された
基板Wが配置される基板受け渡し・乾燥処理高さ(HD
H、図8参照)との3段階の高さに選択的に昇降され
る。また、処理液回収部材40は、スプラッシュガード
50が薬液洗浄処理高さQH及びリンス処理高さRHに
位置する際の上方高さ(UH、図5ないし図7)と、ス
プラッシュガード50が基板受け渡し・乾燥処理高さH
DHに位置するときに、このスプラッシュガード50と
の干渉を避けることができる下方高さ(LH、図8参
照)とに選択的に昇降される。
【0066】なお、この第2実施例では、基板受け渡し
高さと乾燥処理高さとを同じに設定しているが、各高さ
を別々に設定してもよい。
【0067】この第2実施例には、スピンチャック1に
保持された基板Wの上面に対向する対向面を有する上部
雰囲気遮断部材60を備えている。この上部雰囲気遮断
部材60は、図示しない昇降機構により昇降可能な支持
アーム61の先端部に設けられた支軸61に懸垂支持さ
れていて、支持アーム61を昇降することで、上部雰囲
気遮断部材60が、スピンチャック1に保持された基板
Wに対して離間できるようになっている。また、必要に
応じて支持アーム61に対して支軸62を回転可能にし
て、上部雰囲気遮断部材60を鉛直方向の軸芯周りで回
転可能に構成される。
【0068】上部雰囲気遮断部材60及び支軸62に
は、スピンチャック1と同様の構成により、処理液供給
管63と気体供給路64とが設けられている。そして、
上部雰囲気遮断部材60がスピンチャック1に保持され
た基板Wに近接配置された状態で、処理液供給管63の
先端の処理液供給口63aからスピンチャック1に保持
された基板Wの上面に処理液を供給でき、上部雰囲気遮
断部材60の下面とスピンチャック1に保持された基板
Wの上面との間の空間65に、気体供給路64の先端の
気体供給口64aから気体を供給できるようになってい
る。
【0069】なお、処理液供給管63には、管63bな
どを介して処理液供給部31から処理液が供給され、処
理液供給口63aから基板Wの上面への処理液の供給と
停止は、電磁開閉弁63cの開閉制御により行われる。
また、気体供給路64には、管64bなどを介して気体
供給部32から気体が供給され、気体供給口64aから
空間65への気体の供給と停止は、電磁開閉弁64cの
開閉制御により行われる。
【0070】この第2実施例装置の動作制御は、図示し
ないコントローラーにより以下のように行われる。これ
を図6ないし図8を参照して説明する。
【0071】図6は薬液洗浄処理時の状態を、図7はリ
ンス処理時の状態を、図8は基板の受け渡し及び乾燥処
理時の状態をそれぞれ示している。
【0072】まず、図8に示すように、処理液回収部材
40を下方位置LHに下降させるとともに、スプラッシ
ュガード50を基板受け渡し・乾燥処理高さHDHに下
降させ、そこで、図示しない基板搬送装置によって装置
に搬入された未処理の基板Wをスピンチャック1に受け
取り、受け取った基板Wをスピンチャック1に保持させ
る。
【0073】次に、図8の状態からスプラッシュガード
50を薬液洗浄処理高さQHに上昇させるとともに、処
理液回収部材40を上方位置UHに上昇させて、図6に
示すように、スプラッシュガード50のうちの薬液案内
部53を、スピンチャック1に保持された基板Wの周囲
(側方)に配置させる。そして、図示を省略している
が、上部雰囲気遮断部材60を下降させてスピンチャッ
ク1に保持された基板Wに近接配置させる。
【0074】その状態で、基板Wを保持したスピンチャ
ック1を回転させつつ処理液供給口63aまたは/およ
び処理液供給口17aから処理液(薬液)を基板Wの上
面または/および下面に供給させて、薬液による洗浄処
理を行う。このとき、基板Wの回転に伴って基板Wの周
縁部から飛散される薬液は、スプラッシュガード50の
うちの薬液案内部53で受け止められて、薬液回収槽4
3に案内され、薬液回収口46、薬液回収管45を介し
て回収される。回収された薬液は再利用のために、処理
液供給部31内の図示しない薬液貯留タンクに戻され
る。
【0075】なお、この第2実施例装置では、横向き凸
部52によって基板Wから飛散された薬液が純水案内部
54に流出することを防止する。特に、舌部55が横向
き凸部52の先端に形成されていて、薬液案内部53の
上部に下向き凹部56が形成されているので、薬液案内
部53で受け止めた薬液が純水案内部54に流出するこ
とをより確実に防止できる。
【0076】上記薬液洗浄処理を所定時間行うと、図6
の状態からスプラッシュガード50をリンス処理高さR
Hに下降させて、図5、図7に示すように、スプラッシ
ュガード50のうちの純水案内部54を、スピンチャッ
ク1に保持された基板Wの周囲(側方)に配置させると
ともに、スピンチャック1の回転を継続しつつ、処理液
供給口63aまたは/および処理液供給口17aから基
板Wの上面または/および下面に供給する処理液を薬液
から純水に切り換えてリンス処理が行われる。このリン
ス処理の際に、基板Wの周縁部から飛散される純水は、
スプラッシュガード50のうちの純水案内部54で受け
止められて、純水回収槽44に案内され、純水回収口4
8、純水回収管47を介して回収される。回収された純
水は廃棄される。
【0077】なお、この第2実施例装置では、図5、図
7の状態において、薬液回収槽43と純水回収槽44と
を仕切る仕切り部材41の先端が、薬液案内部53に形
成された下向き凹部56に入り込んでいるので、純水案
内部54で受け止められた純水が、薬液回収槽43に流
れ込むことをより確実に防止できる。また、横向き凸部
52の先端に下向きに形成された舌部55は、純水案内
部54で受け止めた純水を、その下方の純水回収槽44
にスムーズに導くことができる。
【0078】上記リンス処理を所定時間行うと、処理液
供給口63aまたは/および処理液供給口17aから基
板Wの上面または/および下面への純水の供給を停止さ
せる。そして、スピンチャック1の回転を継続しつつ、
基板Wへの純水の供給停止から所定時間(図3における
tpdに相当する時間)が経過した時点で処理液回収部
材40を下方位置LHに下降させるとともに、スプラッ
シュガード50を基板受け渡し・乾燥処理高さHDHに
下降させ、図8に示すように、スピンチャック1に保持
された基板Wがスプラッシュガード50の上端59より
も上方に位置された状態で、スピンチャック1(基板
W)を高速回転させて基板Wを乾燥する。
【0079】所定の乾燥時間が経過すると、スピンチャ
ック1の回転を停止させ、図8の状態で処理済の基板W
がスピンチャック1から基板搬送装置に受け渡され、装
置外に搬出される。
【0080】なお、薬液洗浄処理または/およびリンス
処理または/および乾燥処理の間、必要に応じて空間1
9や65に気体が供給される。
【0081】また、リンス処理後に上部雰囲気遮断部材
60をスピンチャック1に保持された基板Wから離間さ
せて、乾燥処理することもある。
【0082】本発明に係る基板処理方法によれば、この
第2実施例装置の構成でも第1実施例装置で説明したの
と同様の効果を得ることができる。
【0083】また、乾燥処理時のスピンチャック1の高
さHDHを、図8に示すように、スピンベース13が開
口57に配置され、かつ、スピンチャック1に保持され
た基板Wがスプラッシュガード50の上端59よりも上
方に配置された高さ(図では、スピンベース13の上面
がスプラッシュガード50の上端59と同じ高さ位置に
配置される高さ)に設定しているので、開口57がスピ
ンベース13によって塞がれ、スプラッシュガード50
内の雰囲気と遮断された状態で仕上げ乾燥を行うことが
でき、スプラッシュガード50内に浮遊している処理液
のミストが基板Wに飛来して再付着することをより確実
に防止することができる。
【0084】なお、図1、図4、図5に示す装置構成に
おいて、空間19に気体を供給する構成を備えない装置
や、基板Wの上面か下面のいずれか一方の面にだけ処理
液を供給可能に構成された装置、また、図1、図4に示
す装置構成で上述したような上部雰囲気遮断部材60を
備えた装置、あるいは、図5に示す装置構成で上部雰囲
気遮断部材60を備えずに図1、図4に示す装置のよう
にノズル3から基板Wの上面に処理液を供給する装置な
どにおいても、本発明に係る基板処理方法は同様に適用
することができる。
【0085】その他、液処理を行い、それに続いて乾燥
処理を行う装置であって、液処理時に回収部材を基板の
周囲に配置して基板から飛散された処理液を回収する装
置であれば、上記各実施例の構成に限らず、各種の構成
の装置に本発明に係る基板処理方法は同様に適用するこ
とができる。
【0086】なお、回収部材と基板保持手段との相対的
な昇降は、図1、図4に示す装置のように回収部材を固
定して基板保持手段側だけを昇降可能に構成してもよい
し、図5に示す装置のように基板保持手段を固定して回
収部材側だけを昇降可能としてもよいし、さらに、回収
部材と基板保持手段の双方を昇降可能に構成してもよ
い。
【0087】図3に示す基板処理方法では、基板Wへの
処理液の供給停止から所定時間tpd経過した時点でス
ピンチャック1(基板W)と回収部材との相対的な昇降
を開始したが、基板Wへの処理液の供給を停止した時点
でスピンチャック1(基板W)と回収部材との相対的な
昇降を開始するようにしてもよい。
【0088】また、基板Wへの処理液の供給停止後、回
収部材の上端よりも上方の位置に基板を配置させるため
に、スピンチャック1(基板W)と回収部材とを相対的
に昇降させる間、スピンチャック1(基板W)の回転を
停止させてもよい。
【0089】また、上記実施例では、薬液洗浄処理、リ
ンス処理、乾燥処理を行う場合を例により説明したが、
リンス処理(純水による洗浄処理)と乾燥処理だけを行
う場合など、液処理を行い、それに続いて乾燥処理を行
う場合に本発明に係る基板処理方法は同様に適用するこ
とができる。
【0090】さらに、1台の装置で1または複数の液処
理と乾燥処理とを複数回繰り返す場合にも本発明に係る
基板処理方法は同様に適用することができる。
【0091】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明に係る基板処理方法によれば、回収部材
を基板の周囲に配置させた状態で、基板を回転させつつ
処理液を基板に供給して処理液による液処理を行い、基
板への処理液の供給を停止した後、基板と回収部材とを
相対的に昇降させて回収部材の上端よりも上方の位置に
基板を配置させ、その状態で基板を回転させて基板を乾
燥するようにしたので、回収部材内に処理液がミスト化
して浮遊していても、回収部材の上端よりも上方の位置
に基板を配置させた状態で乾燥されている基板に処理液
のミストが飛来して再付着することを防止でき、乾燥中
にゴミや薬液を含むミストが基板に付着することに起因
するデバイス不良の発生を防止することができる。
【0092】また、湿った空気が滞留し易い回収部材か
ら離れた回収部材の上方で乾燥を行うので、湿った雰囲
気にさらさせることなく基板全体を均一な雰囲気で基板
を乾燥することができ、従来よりも基板全体を完全に乾
燥させる時間を短縮でき、スループットを向上させるこ
とができるとともに、ウォーターマークの発生も防止で
きる。
【0093】従って、液処理とその後の乾燥処理を含む
基板処理を良好に行うことができる。
【0094】請求項2に記載の発明に係る基板処理方法
によれば、基板への処理液の供給停止から所定時間経過
した時点で基板と回収部材との相対的な昇降を開始し、
少なくとも、基板への処理液の供給停止から基板と回収
部材との相対的な昇降の開始までの間、基板を回転させ
るので、回収部材が基板の周囲に配置された状態で、基
板への処理液の供給停止後に基板に残留している処理液
の大部分を基板から飛散させて粗乾燥を行い、粗乾燥後
の湿った状態の基板を完全に乾燥させる仕上げ乾燥を、
回収部材の上端よりも上方の位置に基板を配置させた状
態で行うことができ、基板への処理液の供給停止後に基
板に残留している処理液を回収部材で回収することがで
き、回収部材の外側に処理液をまき散らすことを防止で
きる。
【0095】請求項3に記載の発明に係る基板処理方法
によれば、回転可能なスピンベースに設けられた基板保
持部材によってスピンベースの上面から上方に離間され
て基板が保持された状態で液処理工程と乾燥工程とを行
い、乾燥工程は、回収部材の上端部に形成された開口に
スピンベースが配置され、かつ、基板保持部材に保持さ
れた基板が回収部材の上端よりも上方の位置に配置され
た状態で基板を回転させて行うので、回収部材の上端部
に形成された開口がスピンベースによって塞がれ、回収
部材内の雰囲気と遮断された状態で基板を乾燥させるこ
とができ、回収部材内に浮遊している処理液のミストが
基板に飛来して再付着することをより確実に防止するこ
とができる。
【0096】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
に記載の基板処理方法を好適に実施する基板処理装置を
実現することができる。
【0097】請求項5に記載の発明によれば、請求項2
に記載の基板処理方法を好適に実施する基板処理装置を
実現することができる。
【0098】請求項6に記載の発明によれば、請求項3
に記載の基板処理方法を好適に実施する基板処理装置を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る基板処理装置の構成
を示す全体縦断面図である。
【図2】第1実施例の制御系の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】第1実施例の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図4】第1実施例の変形例の構成を示す全体縦断面図
である。
【図5】本発明の第2実施例に係る基板処理装置の構成
を示す全体縦断面図である。
【図6】第2実施例装置における薬液洗浄処理時の状態
を示す概略図である。
【図7】第2実施例装置におけるリンス処理時の状態を
示す概略図である。
【図8】第2実施例装置における基板の受け渡し及び乾
燥処理時の状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1:スピンチャック 2:カップ 3:ノズル 5:コントローラー 11:電動モーター 13:スピンベース 14:基板保持部材 16:昇降機構 17a、63a:処理液供給口 40:処理液回収部材 49:第1の昇降機構 50:スプラッシュガード 58:第2に昇降機構 W:基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 泉 昭 滋賀県野洲郡野洲町大字三上字口ノ川原 2426番1 大日本スクリーン製造株式会社 野洲事業所内 Fターム(参考) 3B201 AA03 AB34 AB42 BB22 BB92 BB93 CC13 3L113 AA03 AB08 AC45 AC46 AC48 AC54 AC57 AC63 AC64 AC72 AC73 AC76 AC78 AC79 AC86 AC90 BA34 CA06 CA15 DA04 DA10 DA24

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に対して所定の処理を行う基板処理
    方法において、 基板から飛散される処理液を受け止めて回収する回収部
    材を基板の周囲に配置させた状態で、基板を回転させつ
    つ処理液を基板に供給して処理液による液処理を行う液
    処理工程と、 基板への処理液の供給を停止した後、基板と前記回収部
    材とを相対的に昇降させて前記回収部材の上端よりも上
    方の位置に基板を配置させ、その状態で基板を回転させ
    て基板を乾燥する乾燥工程と、 を含むことを特徴とする基板処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理方法におい
    て、 基板と前記回収部材との相対的な昇降を、基板への処理
    液の供給停止から所定時間経過した時点で開始し、少な
    くとも、基板への処理液の供給停止から基板と前記回収
    部材との相対的な昇降の開始までの間、基板を回転させ
    ることを特徴とする基板処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の基板処理方法
    において、 回転可能なスピンベースに設けられた基板保持部材によ
    って前記スピンベースの上面から上方に離間されて基板
    が保持された状態で前記液処理工程と前記乾燥工程とを
    行い、 前記乾燥工程は、前記回収部材の上端部に形成された開
    口に前記スピンベースが配置され、かつ、前記基板保持
    部材に保持された基板が前記回収部材の上端よりも上方
    の位置に配置された状態で基板を回転させて行うことを
    特徴とする基板処理方法。
  4. 【請求項4】 基板に対して所定の処理を行う基板処理
    装置において、 基板を保持する基板保持手段と、 前記基板保持手段を回転させる回転手段と、 前記基板保持手段に保持された基板に処理液を供給する
    処理液供給手段と、 前記基板保持手段に保持された基板の周囲に配置された
    状態で、基板から飛散される処理液を受け止めて回収す
    る回収部材と、 前記基板保持手段と前記回収部材とを相対的に昇降させ
    る昇降手段と、 前記回収部材を基板の周囲に配置させた状態で、前記回
    転手段により基板を保持した前記基板保持手段を回転さ
    せつつ前記処理液供給手段から処理液を基板に供給させ
    て処理液による液処理を行うとともに、前記処理液供給
    手段から基板への処理液の供給を停止させた後、前記昇
    降手段により基板を保持した前記基板保持手段と前記回
    収部材とを相対的に昇降させて前記回収部材の上端より
    も上方の位置に基板を配置させ、その状態で前記回転手
    段により基板を保持した前記基板保持手段を回転させて
    基板を乾燥させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする基板処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の基板処理装置におい
    て、 前記制御手段は、基板への処理液の供給停止から所定時
    間経過した時点で、前記昇降手段による前記基板保持手
    段と前記回収部材との相対的な昇降を開始し、少なくと
    も、基板への処理液の供給停止から前記基板保持手段と
    前記回収部材との相対的な昇降の開始までの間、前記回
    転手段により基板を保持した前記基板保持手段を回転さ
    せることを特徴とする基板処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載の基板処理装置
    において、 前記基板保持手段は、 前記回転手段により回転されるスピンベースと、 前記スピンベースに設けられ、前記スピンベースの上面
    から上方に離間させて基板を保持する基板保持部材と、 を備えており、 前記制御手段は、昇降手段により前記回収部材の上端部
    に形成された開口に前記スピンベースを配置させ、か
    つ、前記基板保持手段に保持された基板を前記回収部材
    の上端よりも上方の位置に配置させた状態で前記回転手
    段により基板を保持した前記基板保持手段を回転させて
    基板を乾燥させることを特徴とする基板処理装置。
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