JP2002327945A - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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JP2002327945A
JP2002327945A JP2001132154A JP2001132154A JP2002327945A JP 2002327945 A JP2002327945 A JP 2002327945A JP 2001132154 A JP2001132154 A JP 2001132154A JP 2001132154 A JP2001132154 A JP 2001132154A JP 2002327945 A JP2002327945 A JP 2002327945A
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outdoor
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intake
indoor
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Kazuyuki Kobayashi
和行 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物を広域的に換気して快適な環境を提供す
る。 【解決手段】 室内吸気口12を浴室1Aに配置すると共
に、室内排気口13を浴室1Aとは別の脱衣部屋1Bに配
置することにより、浴室1Aの湿気を多く含んだ室内空
気を室内吸気口12から室内空気排気管37を通して室外排
気口30より排気して浴室1Aの内圧を負圧状態とする。
室外吸気口31から取り込んだ新鮮な外気を室内排気口13
より脱衣部屋1Bに排気すると共に、この排気された空
気を下ガラリ43Aを通して浴室1Aに通して浴室1Aの
みならず脱衣部屋1Bの空気を循環させて湿気を排出す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、換気装置に関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種のものと
して、同一出願人による特許第3022831号の換気
装置が公知である。この従来の換気装置は、図10に示
すように家屋の部屋1において、2は室外であり、3は
これら部屋1および室外2を仕切る壁である。また、4
はこの壁3に形成された貫通孔であり、換気装置の装置
本体10は、部屋1の天井などに設置されるものである。
そして、この装置本体10の下面部に着脱自在に設けられ
た可変吸気ルーバー付き換気扇パネル11には、室内吸気
口12が中央部に形成されていると共に、室内排気口13が
周辺部に形成されている。また、装置本体10の一側面部
には、それぞれ管状の本体排気口14および本体吸気口15
が形成されている。これら本体排気口14および本体吸気
口15の軸方向は共に水平で平行になっているが、この本
体吸気口15は、本体排気口14よりも径が小さくなってい
てこの本体排気口14内の上部に位置している。さらに、
装置本体10内には、前記室内吸気口12および本体排気口
14を相互に連通させる排気通路16と、室内排気口13およ
び本体吸気口15を相互に連通させる吸気通路17とが区画
形成されている。そして、前記排気通路16中には、モー
ター21およびこのモーター21により回転駆動されるファ
ン22からなる送風機23が設けられている。なお、前記装
置本体10と換気扇パネル11との間には、室内吸気口12お
よび室内排気口12を覆うエアフィルター24が設けられて
いる。また、前記家屋の壁3の室外2側には、排気用エ
ルボ管26および吸気用エルボ管27が設けられている。こ
れらエルボ管26,27は、軸方向がほぼ平行になっている
が、吸気用エルボ管27は、排気用エルボ管26よりも径が
小さくなっていてこの排気用エルボ管26内に位置してい
る。エルボ管26,27の一端側は、ほぼ水平になっていて
前記壁3の貫通孔4内に位置した接続部28,29になって
いるが、吸気用エルボ管27の接続部29は、排気用エルボ
管26の接続部28内の下部に位置している。一方、エルボ
管26,27の他端側は壁3の外面に沿って垂下している。
そして、室外2に位置する排気用エルボ管26の部に室外
排気口30がそれぞれ開口形成されている。また、室外3
に位置する吸気側エルボ管27の下端開口が室外吸気口31
になっている。
【0003】そして、前記装置本体10の本体排気口14お
よび本体吸気口15とエルボ管26,27の接続部28,29とが壁
3の貫通孔4に通された換気装置用ダクト36により接続
されている。この換気装置用ダクト36は、フレキシブル
ホースなどからなる室内空気排気管37と室外空気吸気管
38との二重管構造になっている。そして、室内空気排気
管37は断熱管からなっており、一方、室外空気吸気管38
はより熱伝導性に優れた金属管からなっている。そし
て、室内空気排気管37の一端部が前記本体排気口14に接
続されていると共に、室内空気排気管37の他端部が前記
排気用エルボ管26の接続部28に接続されており、室内空
気排気管37により本体排気口14と室外排気口30とが連通
している。また、室外空気吸気管38の一端部が前記本体
吸気口15に接続されていると共に、室外空気吸気管38の
他端部が前記吸気用エルボ管27の接続部29に接続されて
おり、室外空気吸気管38により本体吸気口15と室外吸気
口31とが連通している。そして、室内空気排気管37がほ
ぼ水平に配管されているのに対して、室外空気吸気管38
は、室内空気排気管37内で本体吸気口15側よりも吸気用
エルボ管27側が低く位置するよう若干傾斜させてある。
【0004】従って、前記従来技術において換気に際し
て、送風機23の作動により、部屋1の空気が装置本体10
の室内吸気口12から吸い込まれ、排気通路16、本体排気
口14、室内空気排気管37および排気用エルボ管26を通っ
てその室外排気口30から室外2へ排出される。一方、こ
の室外2の新鮮な空気が室外吸気口31から吸気用エルボ
管27内に吸い込まれ、室外空気排気管38、装置本体10の
本体吸気口15および吸気通路17を通って室内排気口13か
ら部屋1に取り入れられる。なお、以上で説明した空気
の流れは、基本的に室外空気の流れは点線で示してあ
り、室内空気の流れは一点鎖線で示してある。そして、
ダクト36が室内空気排気管37内に室外空気排気管38を通
した二重管構造になっているため、この室外空気吸気管
38の全周においてこの室外空気吸気管38内を通る室外空
気と室内空気排気管37内を通る室内空気との熱交換が行
われ、この熱交換の効率が向上する。
【0005】ところで、冬場、開放型ストーブや室内に
干した洗濯物等から出た水蒸気が、北側の部屋の押入れ
の中など温度の低い場所で冷やされて結露が生ずる。こ
の結露に起因してカビやダニが発生する虞がある。しか
しながら、従来技術では、部屋1の空気が装置本体10の
室内吸気口12から吸い込まれ、室外2の新鮮な空気が装
置本体10の室内排気口13から部屋1に取り入れられると
いうものであるので、室内吸気口12と室内排気口13の位
置が装置本体10により規制されるので、建物を広域的に
換気を行なうことはできない。また、従来の技術では室
内空気排気管37に室外空気排気管38を通した二重管構造
とし、さらには吸気用エルボ管27は排気用エルボ管26内
に位置していることにより、熱交換を行なうものである
が、その熱交換の性能には限界があった。
【0006】そこで、本発明は前記問題を解決して建物
内部を広域的に換気して快適な環境を提供することがで
きる換気装置を提供することを目的とする。また、本発
明は建物を広域的に換気し結露を防止して快適な環境を
提供することができる換気装置を提供することを目的と
する。さらには本発明は熱効率の向上を図ることができ
る換気装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、部屋
に設けられた室内吸気口と、室内吸気口を有すると共に
送風機を内蔵した装置本体と、室外に設けられた室外吸
気口および室外排気口と、前記室内吸気口と前記室外排
気口とを接続する室内空気排気管と、前記室内排気口と
前記室外吸気口とを接続する室外空気吸気管とを備え、
この室外空気吸気管を前記室内空気排気管内に挿通して
少なくとも一部分を二重管からなるダクトとすると共
に、前記室外排気口および室外吸気口も二重管に形成し
て、室内および室外を仕切る壁に形成した一つの貫通孔
に前記ダクトを通し、前記室内空気排気管を断熱管と
し、前記室外空気吸気管をより熱伝導性に優れた金属製
ホースとし、前記室外吸気口は、前記壁の室外側に設け
られた吸気用エルボ管に形成し、前記室外排気口は、前
記壁の室外側に設けられた排気用エルボ管に形成し、こ
の排気用エルボ管内に前記吸気用エルボ管を位置させ、
前記吸気用エルボ管は、前記室外空気吸気管が接続され
るほぼ水平な接続部を有し、前記排気側エルボ管は、前
記室内空気排気管が接続されるほぼ水平な接続部を有す
ることを特徴とする換気装置である。
【0008】この請求項1の構成によれば、室内排気口
より室内に排気された空気は室内吸気口より吸気されて
換気される。
【0009】請求項2の発明は、前記室内吸気口と前記
室内排気口とがそれそれ別の部屋に配置されたことを特
徴とする請求項1記載の換気装置である。
【0010】この請求項2の構成によれば、室内排気口
より室内に排気された空気は別の部屋の室内吸気口より
吸気されて換気される。
【0011】請求項3の発明は、前記室内排気口をエア
コンの噴出し口としたことを特徴とする請求項1記載の
換気装置である。
【0012】この請求項3の構成によれば、室外空気吸
気管を通った空気はエアコンの噴出し口より排気され
る。請求項4の発明は、前記室外空気吸気管に分岐管を
接続すると共に、該分岐管に第2の室内排気口を接続し
たことを特徴とする請求項1記載の換気装置である。
【0013】この請求項4の構成によれば、第2の室内
排気口からも空気を排気することができる。
【0014】請求項5の発明は、複数設けられた室内吸
気口と、これら室内吸気口にそれぞれ接続した室内空気
排気分岐管と、これら室内空気排気分岐管を1次側に接
続した室内空気排気装置と、室外に設けられた室外吸気
口および室外排気口と、前記室内空気排気装置の2次側
と前記室外排気口とを接続する室内空気排気管と、前記
室内排気口と前記室外吸気口とを接続する室外空気吸気
管とを備え、この室外空気吸気管を前記室内空気排気管
内に挿通して少なくとも一部分を二重管からなるダクト
とすると共に、前記室外排気口および室外吸気口も二重
管に形成して、室内および室外を仕切る壁に形成した一
つの貫通孔に前記ダクトを通し、前記室内空気排気管を
断熱管とし、前記室外空気吸気管をより熱伝導性に優れ
た金属製ホースとし、前記室外吸気口は、前記壁の室外
側に設けられた吸気用エルボ管に形成し、前記室外排気
口は、前記壁の室外側に設けられた排気用エルボ管に形
成し、この排気用エルボ管内に前記吸気用エルボ管を位
置させ、前記吸気用エルボ管は、前記室外空気吸気管が
接続されるほぼ水平な接続部を有し、前記排気側エルボ
管は、前記室内空気排気管が接続されるほぼ水平な接続
部を有することを特徴とする換気装置である。
【0015】この請求項5の構成によれば、複数に設け
られた室内吸気口より空気は室内空気排気装置により排
気される。
【0016】請求項6の発明は、部屋に設けられた第1
の室内吸気口と、この第1の室内吸気口に排気系列の1
次側を接続した全熱交換気扇と、室外に設けられた室外
吸気口および室外排気口と、前記排気系列の1次側に接
続した前記全熱交換気扇の排気系列の2次側と前記室外
排気口とを接続する第1の室内空気排気管と、部屋に設
けられた第1の室内排気口と前記室外吸気口とを接続す
る第1の室外空気吸気管とを備え、この第1の室外空気
吸気管を前記第1の室内空気排気管内に挿通して少なく
とも一部分を二重管からなるダクトとすると共に、さら
に前記全熱交換気扇の吸気系列の1次側に第2の室内吸
気口を第2の室外空気吸気管を介して接続し、吸気系列
の1次側に接続する前記全熱交換気扇の吸気系列の2次
側に第2の室内排気口を第2の室内空気排気管を介して
接続したことを特徴とする換気装置である。
【0017】この請求項6の構成によれば、第2の室内
吸気口より第2の室外空気吸気管を介して吸気した空気
を全熱交換気扇により熱交換して第2の室内排気口より
排気することができる。
【0018】請求項7の発明は、部屋に設けられた第1
の室内吸気口と、この第1の室内吸気口に排気系列の1
次側を接続した全熱交換気扇と、室外に設けられた第1
の室外吸気口および室外排気口と、前記排気系列の1次
側に接続した前記全熱交換気扇の排気系列の2次側と前
記第1の室外排気口とを接続する第1の室内空気排気管
と、部屋に設けられた第1の室内排気口と前記室外吸気
口とを接続する第1の室外空気吸気管とを備え、この第
1の室外空気吸気管を前記第1の室内空気排気管内に挿
通して少なくとも一部分を二重管からなるダクトとする
と共に、さらに前記全熱交換気扇の吸気系列の1次側に
第2の室外吸気口を第2の室外空気吸気管を介して接続
し、前記全熱交換気扇の吸気系列の2次側に第2の室内
排気口を第2の室内空気排気管を介して接続したことを
特徴とする換気装置である。
【0019】この請求項7の構成によれば、第2の室外
吸気口から外気を第2の室外空気吸気管を吸気して、全
熱交換気扇で熱交換した後に第2の室内排気口より排気
できる。
【0020】請求項8の発明は、前記室外排気口および
室外吸気口を二重管に形成して、室内および室外を仕切
る壁に形成した一つの貫通孔に前記ダクトを通し、前記
第1の室内空気排気管を断熱管とし、前記第1の室外空
気吸気管をアルミニウム等金属管などのような熱伝導性
に優れた金属製の蛇腹のフレキシブルホースとし、前記
室外吸気口は、前記壁の室外側に設けられた吸気用エル
ボ管に形成し、前記室外排気口は、前記壁の室外側に設
けられた排気用エルボ管に形成し、この排気用エルボ管
内に前記吸気用エルボ管を位置させ、前記吸気用エルボ
管は、前記第1の室外空気吸気管が接続されるほぼ水平
な接続部を有し、前記排気側エルボ管は、前記第1の室
内空気排気管が接続されるほぼ水平な接続部を有し、前
記吸気用エルボ管の接続部を前記排気側エルボ管の接続
部内の下部に位置させ、前記室内空気排気管は、ほぼ水
平に配管し、前記第1の室外空気吸気管は、前記室外吸
気口側を低く位置させたことを特徴とする請求項6また
は7記載の換気装置である。
【0021】この請求項8の構成によれば、壁に形成し
た1箇所の壁の孔で給排気用エルボを取付できると共
に、結露も室内側に流れない。
【0022】請求項9の発明は、前記室外排気口側と第
2の室外吸気口側との間に熱交換手段を設けたことを特
徴とする請求項7記載の換気装置である。
【0023】この請求項9の構成によれば、室外排気口
側と第2の室外吸気口側との間に熱交換することができ
る。
【0024】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施形態を添付図を
参照して説明する。尚、前記従来技術と同一部分には同
一符号を付し、その詳細な説明を省略する。図1及び図
2の第1実施例に示すように建物は部屋たるユニットバ
ス等浴室1Aと部屋たる脱衣部屋1Bの場合を示してお
り、浴室1Aの天井に室内吸気口12を備えた排気用換気
扇41が設けられると共に、脱衣部屋1Bの天井に室内排
気口13を備えた吸気グリル42が設けられる。さらに、浴
室1Aと脱衣部屋1Bの仕切り壁3Aに設けたドア43の
下部に連通する通気口たる下ガラリ43Aを設けている。
尚、排気用換気扇41に替えて乾燥機を浴室1Aの天井に
設けてもよい。
【0025】そして、室外吸気口31と、室外空気吸気管
38側からみると排気グリルたる吸気グリル42は、室外空
気吸気管38により接続されている。さらに、排気用換気
扇41と室外排気口30は、室内空気排気管37により接続さ
れており、この室内空気排気管37は室外空気吸気管38に
二重管の外側によって形成されていると共に、室内空気
排気管37と排気用換気扇41はT字型の分岐チーズ等と称
する分岐管53を介して接続している。尚、この実施例に
おいて室外排気口30の内側に室外吸気口31は配置されて
二重管状に形成されている。
【0026】従って、前記構成においては排気用換気扇
41が作動すると浴室1Aの室内空気は排気用換気扇41よ
り室内空気排気管37を介して室外排気口30より排気され
る。この排気により浴室1Aは負圧状態になる。このた
め脱衣部屋1Bの室内空気は下ガラリ43Aを通って浴室
1Aに吸気されることにより、脱衣部屋1Bの内圧は負
圧状態となる。この結果、室外空気は室外吸気口31より
室外空気吸気管38を通って吸気グリル42より脱衣部屋1
Bに排出される。
【0027】以上のように、第1実施例では浴室1Aに
設けられた室内吸気口12と、室内吸気口12を有すると共
に送風機23を内蔵した装置本体10と、室外に設けられた
室外吸気口31および室外排気口30と、前記室内吸気口12
と前記室外排気口30とを接続する室内空気排気管37と、
前記室内排気口13と前記室外吸気口31とを接続する室外
空気吸気管38とを備え、この室外空気吸気管38を前記室
内空気排気管37内に挿通して排気用エルボ管26および吸
気用エルボ管27の接続部28,29から分岐管43までの部分
を二重管からなるダクトとすると共に、前記室外排気口
30および室外吸気口31も二重管に形成して、室内および
室外を仕切る壁3に形成した一つの貫通孔4に前記ダク
ト36を通し、前記室内空気排気管37を断熱管とし、前記
室外空気吸気管38をアルミニウム等金属管などのような
熱伝導性に優れた金属製の蛇腹のフレキシブルホースと
し、前記室外吸気口31は、前記壁3の室外側に設けられ
た吸気用エルボ管27に形成し、前記室外排気口30は、前
記壁1の室外側に設けられた排気用エルボ管26に形成
し、この排気用エルボ管26内に前記吸気用エルボ管27を
位置させ、前記吸気用エルボ管27は、前記室外空気吸気
管38が接続されるほぼ水平な接続部29を有し、前記排気
側エルボ管26は、前記室内空気排気管37が接続されるほ
ぼ水平な接続部28を有し、前記吸気用エルボ管27の接続
部29を前記排気側エルボ管26の接続部28内の下部に位置
させ、前記室内空気排気管37は、ほぼ水平に配管し、前
記室外空気吸気管38は、室外吸気口側31を低く位置させ
たことにより、室内吸気口12と室内排気口13を別個に配
置したので浴室1Aのみならず脱衣部屋1Bも同時に換
気できるので建物を広域的に換気することができる。
【0028】また、壁1に形成した一つの貫通孔4にダ
クト36を通したので、パイプフードも一つで済み、施工
が容易でコストを下げられると共に、室内の気密性や断
熱性を保持できる。また、室外へ排出される室内空気と
室内に吸気される室外空気との熱交換を効率よくでき、
夏期における室内の加熱や、冬期における室内の冷却を
抑制できる。しかも、室内空気排気管37を断熱管とし、
室外空気吸気管38をより熱伝導性に優れた金属製の蛇腹
のフレキシブルホースとしたので、室内空気と室外空気
との熱交換の効率をよりいっそう向上できる。さらに、
室外空気吸気管38は、室外吸気口31側を低く位置させた
ので、室外空気吸気管38の表面に生じる結露による水が
室内側に浸入することを防止できる。
【0029】しかも、前記実施例では室内吸気口12を浴
室1Aに配置すると共に、室内排気口13を浴室1Aとは
別の脱衣部屋1Bに配置することにより、浴室1Aの湿
気を多く含んだ室内空気を室内吸気口12から室内空気排
気管37を通して室外排気口30より排気して浴室1Aの内
圧を負圧状態として、室外吸気口31から取り込んだ新鮮
な外気を室内排気口13より脱衣部屋1Bに排気すると共
に、この排気された空気を下ガラリ43Aを通して浴室1
Aに通して浴室1Aのみならず脱衣部屋1Bの空気を循
環させて湿気を排出することができる。
【0030】図3は第2実施例を示しており、前記第1
実施例と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明
を省略する。部屋1の天井にパッケージ式のエアコン50
の熱交換器及び送風機(図示せず)を備えたルーバーを
設けた室内排気口13たる噴出し口51と室内吸気口12たる
換気扇52がそれぞれ設けられている。そして、室外吸気
口31と噴出し口51は、室外空気吸気管38、分岐管53を介
して接続して吸気通路17を形成していると共に、分岐管
53とエアコン50との間の室外空気吸気管38の部位にはフ
ィルター(図示せず)を内蔵した吸気ボックス54が介在
している。
【0031】従って、前記構成においては排気用換気扇
52が作動すると部屋1の室内空気は室内空気排気管37を
介して室外排気口30より排気される。この排気により部
屋1は負圧状態になる。このため室外空気は室外吸気口
31より室外空気吸気管38を介して吸気ボックス54に至
り、さらに吸気ボックス54のフィルターを通った室外空
気はエアコン50の熱交換器により熱交換された後、噴出
し口51より部屋1に吸気される。この部屋1の室内空気
は再び換気扇52より室内空気排気管37を通って室外に排
気される。この際、排気通路16の室内空気排気管37と吸
気通路17の室外空気吸気管38は二重管となっているの
で、両者間で熱交換がなされる。
【0032】以上のように、前記実施例では前述した効
果の他に吸気通路17をエアコン50に接続して、すなわち
室内排気口13をエアコン50の噴出し口51として、室外空
気を熱交換した後、噴出し口51より部屋1に吹き出すこ
とにより、常時新鮮な室外空気を供給することができ
る。
【0033】図4の第3実施例では、部屋1の天井に室
内吸気口12を備えた換気扇52を設けると共に室外空気吸
気管38からみると第1の室内排気口たる第1の室内吸気
口13を設ける。さらに、部屋1の例えば北側に位置する
押入れやクローゼットなどの小部屋1Cの天井に室外空
気吸気管38Aからみると第2の室内排気口たる第2の室
内吸気口13Aを設ける。そして、この第2の室内吸気口
13Aは、室外空気吸気管38と室外空気吸気分岐管38Aを
介して接続しているもので、分岐管53と室内排気口13と
の間で分岐管53Aを介して設けられる。さらに、第1の
室内吸気口13の近傍にヒートポンプ式或いは冷媒加熱式
のルームエアコン50を設けている。尚、第1の室内吸気
口13をルームエアコン50の吸い込み口(図示せず)側に向
けておくことが好ましい。
【0034】従って、第3実施例では排気用換気扇52が
作動すると部屋1の室内空気は室内空気排気管37を介し
て室外排気口30より排気される。この排気により部屋1
及び小部屋1Cは負圧状態になる。このため室外空気は
室外吸気口31より室外空気吸気管38を介して室内吸気口
13に至り、この室内吸気口13より吸気された空気はルー
ムエアコン50により熱交換され後再び部屋1に噴出して
部屋1の温度調節を行なうことができる。また、室内吸
気口13Aに至った空気が小部屋1Cを通ることにより、
湿気を排除することができる。
【0035】以上のように、前記実施例では上述の効果
の他に、室内吸気口13より排気された外気を、ルームエ
アコン50により熱交換するものであるので、新鮮な外気
を適温状態として部屋1に供給することができる。
【0036】また、室外空気吸気管38に室外空気吸気分
岐管38Aを接続し、この室外空気吸気分岐管38Aに小部
屋1Cの天井に設けた第2の室内吸気口13Aを接続する
ことにより、小部屋1Cに外気を導入でき、こもりがち
な湿気を低減することができる。
【0037】図5の第4実施例では、室内空気排気装置
たるダクトファン61の1次側に複数分岐、実施例では4
分岐チャンバー62が接続され、この4分岐チャンバー62
に部屋1、他の1階の各部屋1D、2階の各部屋1Eに
それぞれ設けた室内吸気口12を室内空気排気分岐管37A
を介して接続している。ダクトファン61の2次側は、室
内空気排気管37の中央に分岐管62を介して接続されてい
る。そして、室内空気排気管37の両端は、建物の壁3の
両側に設けた一対の排気用エルボ管26の接続部28に接続
している。一方、部屋1、2階の部屋1Eの天井にそれ
ぞれ設けた室内排気口13は分岐管63、室外空気吸気管38
を介して、前記一対の排気用エルボ管26にそれぞれ挿入
した一対の吸気用エルボ管27の接続部29に接続してい
る。尚、図中64は壁1に設けた部屋1、各部屋1D相互
を連通する連通部である。
【0038】従って、第4実施例ではダクトファン61が
作動すると部屋1D,1Eの室内空気は室内吸気口12、
室内空気排気分岐管37A、室内空気排気管37を介して室
外排気口30より排気される。この排気により部屋1D,
1Eは負圧状態になる。さらに連通部64により室内空気
部屋1も負圧状態になる。このため外気は一対の吸気用
エルボ管27の室外吸気口31よりそれぞれ吸気され、そし
て、室外空気吸気管38を介して室内排気口13より排気す
る。このため部屋1の空気は連通部64を通して部屋1D
に至り、室内吸気口12より吸気される。
【0039】以上のように、前記実施例では複数に設け
た室内吸気口12と、これら室内吸気口12にそれぞれ接続
した室内空気排気分岐管37Aと、これら室内空気排気分
岐管37Aを1次側に接続したダクトファン61と、室外に
設けられた室外吸気口31および室外排気口30と、前記ダ
クトファン61の2次側と前記室外排気口30とを接続する
室内空気排気管37と、前記室内排気口13と前記室外吸気
口31とを接続する室外空気吸気管38とを備え、この室外
空気吸気管38を前記室内空気排気管37内に挿通して排気
用エルボ管26および吸気用エルボ管27の接続部28,29か
ら分岐管63までの部分を二重管からなるダクトとするこ
とにより、室内吸気をダクトファン61により一括して操
作でき、建物全体の換気を行うことができる。
【0040】さらに、室内空気排気用のダクトファン61
の1次側に複数分岐したチャンバー62が接続され、この
チャンバー62に部屋1、他の1階の各部屋1D、2階の
各部屋1Eにそれぞれ設けた室内吸気口12を室内空気排
気分岐管37Aを介して接続したことにより、さらに、連
通部64により部屋1の空気を部屋1Dに導入して室内排
気口13より排気することにより、部屋1Dに外気を導入
でき、こもりがちな湿気を低減して建物全体の換気を広
域的に行うことができる。
【0041】また、室内空気排気用のダクトファン61の
2次側に分岐管62を介して二股とすると共に、これに接
続した室内空気排気管37を介して排気用エルボ管26を接
続することにより、ダクトファン61の2次側の排気容量
を向上することができる。
【0042】図6の第5実施例では、全熱交換気扇71を
用いたもので、排気系列の1次側71Aに第1の室内吸気
口12が接続しており、排気系列の2次側71Bに室内空気
排気管37が接続し、さらに室内空気排気管37に排気用エ
ルボ管26の接続部28に接続している。排気用エルボ管26
と二重管状の吸気用エルボ管27の室内排気口13は、玄関
など外部と接続するようにドアや扉等開閉部75を備え比
較的外気に触れて室温の低い部屋1Fに設置される。吸
気用エルボ管27の接続部29に接続した室外空気吸気管38
は分岐管72を介して部屋1Fに設けた室内吸気口13に接
続している。第2の室内吸気口12´は、部屋1Fで開口
して接続されており、室内吸気口12´に接続した第2室
外空気吸気管38´は全熱交換気扇71の吸気系列の1次側
71Cに接続している。一方、部屋1F及び別の部屋1G
に開口した第2の室内吸気口13´は第2の室内空気排気
管37´に接続すると共に、室内空気排気管37´は全熱交
換気扇71の吸気系列の2次側71Dに接続している。尚、
図中73は部屋1と部屋1Gとの連通部を示している。
【0043】従って、全熱交換気扇71を作動すると室内
吸気口12´より部屋1Fの室内空気が室外空気吸気管38
´を介して吸気されると、部屋1Fの内圧が負圧状態と
なり、室外吸気口31より外気が室外空気吸気管38を介し
て部屋1Fに導入される。そして、外気は部屋1Fの室
温となって室内吸気口12´より吸気される。この室外空
気は全熱交換気扇71で熱交換されて、暖められ吸気系列
の2次側71Dから室内空気排気管37´を介して室内吸気
口13´より部屋1F,1Gに排気される。部屋1Gに排
気された空気は連通部73を介して部屋1に導入される。
室内の空気は室内吸気口12より排気系列の1次側71Aを
介して全熱交換気扇71で熱交換され、室内空気排気管3
7、排気用エルボ管26を介して室外排気口30より排気さ
れる。この際、全熱交換気扇71により室内吸気口12´か
ら吸気された空気と、室内吸気口12から吸気された空気
とが熱交換して室内吸気口13から吸気される空気を温め
ることができる。さらに、室内吸気口12より吸気される
空気は外気を直ちに取り入れるのではなく、いったん部
屋1Fに室内吸気口13より排気された空気、すなわち部
屋1Fの室温となった比較的温かい空気を室内吸気口12
´より全熱交換気扇71より吸気する。
【0044】以上のように、前記実施例では部屋1に設
けられた第1の室内吸気口12と、この第1の室内吸気口
12に排気系列の1次側71Aを接続した全熱交換気扇71
と、室外に設けられた室外吸気口31および室外排気口30
と、前記排気系列の1次側71Aに接続した全熱交換気扇
71の排気系列の2次側71Bと前記室外排気口30とを接続
する第1の室内空気排気管37と、開閉部75により外部と
連通接続し外気が入り込むような比較的室温が低い部屋
1Fに設けられた第1の室内排気口13と前記室外吸気口
31とを接続する第1の室外空気吸気管38とを備え、この
第1の室外空気吸気管38を前記第1の室内空気排気管37
内に挿通して排気用エルボ管26および吸気用エルボ管27
の接続部28,29から分岐管72までの一部分を二重管から
なるダクトとすると共に、全熱交換気扇71の吸気系列の
1次側71Cに、前記他の部屋1Fに第2の室内吸気口12
´を第2の室外空気吸気管38´を介して接続し、全熱交
換気扇71の吸気系列の2次側71Dに他の部屋1F,1G
に設けた第2の室内吸気口13´を第2の室内空気排気管
37´を接続したことにより、全熱交換気扇71の排気系列
の1次側71Aに接続した第2の室内吸気口12´より外気
ではなく外気より比較的温度の高くなった室温の空気を
部屋1Fより取り入れることができるので、全熱交換気
扇71での結露が生じ難くなる。さらに、前記室内空気排
気管37、室外空気吸気管38による二重管状態による熱交
換の他に、全熱交換気扇71自体によっても熱交換を行な
うことができるので、熱効率の向上を図ることができ
る。
【0045】さらに、前記室外排気口30および室外吸気
口31も二重管に形成して、室内および室外を仕切る壁3
に形成した一つの貫通孔4に前記ダクト36を通し、前記
第1の室内空気排気管37を断熱管とし、前記第1の室外
空気吸気管38をアルミニウム等金属管などのような熱伝
導性に優れた金属製の蛇腹のフレキシブルホースとし、
前記室外吸気口31は、前記壁3の室外側に設けられた吸
気用エルボ管27に形成し、前記室外排気口30は、前記壁
1の室外側に設けられた排気用エルボ管26に形成し、こ
の排気用エルボ管26内に前記吸気用エルボ管27を位置さ
せ、前記吸気用エルボ管27は、前記第1の室外空気吸気
管38が接続されるほぼ水平な接続部29を有し、前記排気
側エルボ管26は、前記第1の室内空気排気管37が接続さ
れるほぼ水平な接続部28を有し、前記吸気用エルボ管27
の接続部29を前記排気側エルボ管26の接続部28内の下部
に位置させ、前記室内空気排気管37は、ほぼ水平に配管
し、前記第1の室外空気吸気管38は、室外吸気口側31を
低く位置させたことにより、壁1に形成した一つの貫通
孔4にダクト36を通したので、パイプフードも一つで済
み、施工が容易でコストを下げられると共に、室内の気
密性や断熱性を保持できる。しかも、第1の室内空気排
気管37を断熱管とし、第1の室外空気吸気管38をより熱
伝導性に優れた金属製の蛇腹のフレキシブルホースとし
たので、室内空気と室外空気との熱交換の効率をよりい
っそう向上できる。さらに、第1の室外空気吸気管38
は、室外吸気口31側を低く位置させたので、第1の室外
空気吸気管38の表面に生じる結露による水が室内側に浸
入することを防止できる。
【0046】図7〜図9は、第6実施例を示しており、
この第6実施例においても全熱交換気扇71を設けたもの
であり、部屋1に設けられた第1の室内吸気口12と、こ
の第1の室内吸気口12に排気系列の1次側71Aを接続し
た全熱交換気扇71と、室外に設けられた第1の室外吸気
口31および室外排気口30と、前記排気系列の1次側71A
に接続した前記全熱交換気扇71の排気系列の2次側71D
と前記第1の室外排気口30とを接続する第1の室内空気
排気管37と、部屋1に設けられた第1の室内吸気口13と
前記室外吸気口31とを接続する第1の室外空気吸気管38
とを備え、この第1の室外空気吸気管38を前記第1の室
内空気排気管37内に挿通して排気用エルボ管26および吸
気用エルボ管27の接続部28,29から分岐管72までの一部
分を二重管からなるダクトとすると共に、全熱交換気扇
71の吸気系列の1次側71Cに、室外に設けられた第2の
室外吸気口31´を第2の室外空気吸気管38´を介して接
続し、全熱交換気扇71の吸気系列の2次側71Dに他の部
屋1Gに設けた第2の室内吸気口13´を第2の室内空気
排気管37´を接続したものである。
【0047】さらに、前記室外排気口30および第1の室
外吸気口31も二重管に形成して、室内および室外を仕切
る壁3に形成した一つの貫通孔4に前記ダクト36を通
し、前記第1の室内空気排気管37を断熱管とし、前記第
1の室外空気吸気管38をアルミニウム等金属管などのよ
うな熱伝導性に優れた金属製の蛇腹のフレキシブルホー
スとし、前記第1の室外吸気口31は、前記壁3の室外側
に設けられた吸気用エルボ管27に形成し、前記室外排気
口30は、前記壁1の室外側に設けられた排気用エルボ管
26に形成し、この排気用エルボ管26内に前記吸気用エル
ボ管27を位置させ、前記吸気用エルボ管27は、前記第1
の室外空気吸気管38が接続されるほぼ水平な接続部29を
有し、前記排気側エルボ管26は、前記第1の室内空気排
気管37が接続されるほぼ水平な接続部28を有し、前記吸
気用エルボ管27の接続部29を前記排気側エルボ管26の接
続部28内の下部に位置させ、前記室内空気排気管37は、
ほぼ水平に配管し、前記第1の室外空気吸気管38は、室
外吸気口31側を低く位置させている。
【0048】また、前記吸気用エルボ管27を内側に設け
た排気側エルボ管26の接続部28と室内空気排気管37との
接続部と、室外吸気口側31の出口と第2の室外空気吸気
管38´との間に、熱交換手段たる排気熱利用ブースター
等と称する2パイプ・ダクト用熱交換チャンバー81を設
ける。この2パイプ・ダクト用熱交換チャンバー81は、
断熱性に優れるケーシング82内の左右における一方の側
に室外側に位置する排気側エルボ管26と室内側に位置す
る室内空気排気管37とを接続する排気管部82を設け、一
方他方には室外側に位置する第2の室内吸気口13´と室
内側に位置する第2の室外空気吸気管38´とを接続する
吸気管部83を設け、さらにこれら排気管部82と吸気管部
83間に熱伝導部材たる金属製またはプラスチック製等の
のフィン84を介在して排気管部82排気側エルボ管26に流
れる空気の熱を室外吸気口31に流れる空気に伝熱できる
ようになっている。さらに、排気管部82及び吸気管部83
における室内側接続部82A,83A、すなわち室内空気排
気管37、第2の室外空気吸気管38´が接続する室内側接
続部82A,83Aは、排気管部82及び吸気管部83における
室外側接続部82B,83B、すなわち排気側エルボ管26、
第2の室外吸気口31´が接続する室外側接続部82B,83
Bより高く位置して、結露が生じても室外側へ排水でき
るようになっている。尚、図中73は連通部、85はレンジ
フード排気装置である。
【0049】従って、全熱交換気扇71を作動すると室内
吸気口12より部屋1の空気が吸気されると、部屋1の内
圧が負圧状態となり、そして、第1の室内空気排気管37
を介して排気側エルボ管26の室外排気口30より排気され
る。一方室外吸気口31より室外空気が室外空気吸気管3
8、第1の室内排気口13を介して部屋1に導入される。
この室外空気は第1の室内空気排気管37と第1の室外空
気吸気管38のニ重管箇所によって熱交換される。さらに
第2の室外吸気口31´より第2の室外空気吸気管38´、
全熱交換気扇71及び第2の室内空気排気管37´を介して
第2の室内吸気口13´より室外空気が排気される。この
際全熱交換気扇71において室内吸気口12から吸気された
空気と第2の室外吸気口31´から吸気した空気とは熱交
換される。さらに、第1の室外空気吸気管38から室内側
接続部82A、室外側接続部82Bを通って排気される空気
と、第2の室外吸気口31´から室外側接続部83B、室内
側接続部83Aを通る吸気される空気はフィン84により熱
交換される。
【0050】以上のように、前記実施例では部屋1に設
けられた第1の室内吸気口12と、この第1の室内吸気口
12に排気系列の1次側71Aを接続した全熱交換気扇71
と、室外に設けられた第1の室外吸気口31および室外排
気口30と、前記排気系列の1次側71Aに接続した前記全
熱交換気扇71の排気系列の2次側71Dと前記第1の室外
排気口31とを接続する第1の室内空気排気管37と、部屋
1に設けられた第1の室内排気口13と前記室外吸気口31
とを接続する第1の室外空気吸気管38とを備え、この第
1の室外空気吸気管38を前記第1の室内空気排気管37内
に分岐管72まで挿通して少なくとも一部分を二重管から
なるダクトとすると共に、さらに前記全熱交換気扇71の
吸気系列の1次側71Cに第2の室外吸気口31´を第2の
室外空気吸気管38´を介して接続し、前記全熱交換気扇
71の吸気系列の2次側に第1の室内空気排気管37からみ
て第2の室内排気口たる第2の室内吸気口13´を第2の
室内空気排気管37´を介して接続したことにより、前記
室内空気排気管37、室外空気吸気管38による二重管状態
による熱交換の他に、全熱交換気扇71自体によっても熱
交換を行なうことができるので、熱効率の向上を図るこ
とができる。
【0051】また、排気側エルボ管26の接続部28と室内
空気排気管37との接続部と、室外吸気口側31の出口と第
2の室外空気吸気管38´との間に、熱交換手段たる2パ
イプ・ダクト用熱交換チャンバー81を設けたことによ
り、排気される空気の熱をさらに回収することができ
る。
【0052】さらに、前記室外排気口30および室外吸気
口31も二重管に形成して、室内および室外を仕切る壁3
に形成した一つの貫通孔4に前記ダクト36を通し、前記
第1の室内空気排気管37を断熱管とし、前記第1の室外
空気吸気管38をアルミニウム等金属管などのような熱伝
導性に優れた金属製の蛇腹のフレキシブルホースとし、
前記室外吸気口31は、前記壁3の室外側に設けられた吸
気用エルボ管27に形成し、前記室外排気口30は、前記壁
1の室外側に設けられた排気用エルボ管26に形成し、こ
の排気用エルボ管26内に前記吸気用エルボ管27を位置さ
せ、前記吸気用エルボ管27は、前記第1の室外空気吸気
管38が接続されるほぼ水平な接続部29を有し、前記排気
側エルボ管26は、前記第1の室内空気排気管37が接続さ
れるほぼ水平な接続部28を有し、前記吸気用エルボ管27
の接続部29を前記排気側エルボ管26の接続部28内の下部
に位置させ、前記室内空気排気管37は、ほぼ水平に配管
し、前記第1の室外空気吸気管38は、室外吸気口側31を
低く位置させたことにより、壁1に形成した一つの貫通
孔4にダクト36を通したので、パイプフードも一つで済
み、施工が容易でコストを下げられると共に、室内の気
密性や断熱性を保持できる。しかも、第1の室内空気排
気管37を断熱管とし、第1の室外空気吸気管38をより熱
伝導性に優れた金属製の蛇腹のフレキシブルホースとし
たので、室内空気と室外空気との熱交換の効率をよりい
っそう向上できる。さらに、第1の室外空気吸気管38
は、室外吸気口31側を低く位置させたので、第1の室外
空気吸気管38の表面に生じる結露による水が室内側に浸
入することを防止できる。
【0053】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨の範囲内において、種々の変形
実施が可能である。
【0054】
【発明の効果】請求項1の発明は、部屋に設けられた室
内吸気口と、室内吸気口を有すると共に送風機を内蔵し
た装置本体と、室外に設けられた室外吸気口および室外
排気口と、前記室内吸気口と前記室外排気口とを接続す
る室内空気排気管と、前記室内排気口と前記室外吸気口
とを接続する室外空気吸気管とを備え、この室外空気吸
気管を前記室内空気排気管内に挿通して少なくとも一部
分を二重管からなるダクトとすると共に、前記室外排気
口および室外吸気口も二重管に形成して、室内および室
外を仕切る壁に形成した一つの貫通孔に前記ダクトを通
し、前記室内空気排気管を断熱管とし、前記室外空気吸
気管をより熱伝導性に優れた金属製ホースとし、前記室
外吸気口は、前記壁の室外側に設けられた吸気用エルボ
管に形成し、前記室外排気口は、前記壁の室外側に設け
られた排気用エルボ管に形成し、この排気用エルボ管内
に前記吸気用エルボ管を位置させ、前記吸気用エルボ管
は、前記室外空気吸気管が接続されるほぼ水平な接続部
を有し、前記排気側エルボ管は、前記室内空気排気管が
接続されるほぼ水平な接続部を有することを特徴とする
換気装置であり、室内排気口より室内に排気された空気
は室内吸気口より吸気されて換気され、広域的に換気す
ることができる。
【0055】請求項2の発明は前記室内吸気口と前記室
内排気口としての室内吸気口とがそれそれ別の部屋に配
置されたことを特徴とする請求項1記載の換気装置であ
り、各部屋を満遍なく換気することができる。
【0056】請求項3の発明は、前記室内排気口として
の室内吸気口をエアコンの噴出し口としたことを特徴と
する請求項1記載の換気装置であり、最適温度の空気を
排気することができると共に湿気等も自由に設定でき
る。
【0057】請求項4の発明は、前記室外空気吸気管に
分岐管を接続すると共に、該分岐管に第2の室内排気口
としての第2の室内吸気口を接続したことを特徴とする
請求項1記載の換気装置であり、第2の室内排気口とし
ての第2の室内吸気口により空気を排気して広域的に換
気することができる。
【0058】請求項5の発明は、複数設けられた室内吸
気口と、これら室内吸気口にそれぞれ接続した室内空気
排気分岐管と、これら室内空気排気分岐管を1次側に接
続した室内空気排気装置と、室外に設けられた室外吸気
口および室外排気口と、前記室内空気排気装置の2次側
と前記室外排気口とを接続する室内空気排気管と、前記
室内排気口と前記室外吸気口とを接続する室外空気吸気
管とを備え、この室外空気吸気管を前記室内空気排気管
内に挿通して少なくとも一部分を二重管からなるダクト
とすると共に、前記室外排気口および室外吸気口も二重
管に形成して、室内および室外を仕切る壁に形成した一
つの貫通孔に前記ダクトを通し、前記室内空気排気管を
断熱管とし、前記室外空気吸気管をより熱伝導性に優れ
た金属製ホースとし、前記室外吸気口は、前記壁の室外
側に設けられた吸気用エルボ管に形成し、前記室外排気
口は、前記壁の室外側に設けられた排気用エルボ管に形
成し、この排気用エルボ管内に前記吸気用エルボ管を位
置させ、前記吸気用エルボ管は、前記室外空気吸気管が
接続されるほぼ水平な接続部を有し、前記排気側エルボ
管は、前記室内空気排気管が接続されるほぼ水平な接続
部を有することを特徴とする換気装置であり、室内空気
排気装置により広域的に換気を行なうことができる。
【0059】請求項6の発明は、部屋に設けられた第1
の室内吸気口と、この第1の室内吸気口に排気系列の1
次側を接続した全熱交換気扇と、室外に設けられた室外
吸気口および室外排気口と、前記排気系列の1次側に接
続した前記全熱交換気扇の排気系列の2次側と前記室外
排気口とを接続する第1の室内空気排気管と、部屋に設
けられた第1の室内排気口と前記室外吸気口とを接続す
る第1の室外空気吸気管とを備え、この第1の室外空気
吸気管を前記第1の室内空気排気管内に挿通して少なく
とも一部分を二重管からなるダクトとすると共に、さら
に前記全熱交換気扇の吸気系列の1次側に第2の室内吸
気口を第2の室外空気吸気管を介して接続し、吸気系列
の1次側に接続する前記全熱交換気扇の吸気系列の2次
側に第2の室内排気口を第2の室内空気排気管を介して
接続したことを特徴とする換気装置であり、全熱交換気
扇により熱効率を向上することができると共に、全熱交
換気扇での結露を防止できる。
【0060】請求項7の発明は、部屋に設けられた第1
の室内吸気口と、この第1の室内吸気口に排気系列の1
次側を接続した全熱交換気扇と、室外に設けられた第1
の室外吸気口および室外排気口と、前記排気系列の1次
側に接続した前記全熱交換気扇の排気系列の2次側と前
記第1の室外排気口とを接続する第1の室内空気排気管
と、部屋に設けられた第1の室内排気口としての第1の
室内吸気口と前記室外吸気口とを接続する第1の室外空
気吸気管とを備え、この第1の室外空気吸気管を前記第
1の室内空気排気管内に挿通して少なくとも一部分を二
重管からなるダクトとすると共に、さらに前記全熱交換
気扇の吸気系列の1次側に第2の室外吸気口を第2の室
外空気吸気管を介して接続し、前記全熱交換気扇の吸気
系列の2次側に第2の室内排気口を第2の室内空気排気
管を介して接続したことを特徴とする換気装置であり、
全熱交換気扇により熱効率を向上することができると共
に、室外空気を取り入れて換気することができる。
【0061】請求項8の発明は、前記室外排気口および
室外吸気口を二重管に形成して、室内および室外を仕切
る壁に形成した一つの貫通孔に前記ダクトを通し、前記
第1の室内空気排気管を断熱管とし、前記第1の室外空
気吸気管をアルミニウム等金属管などのような熱伝導性
に優れた金属製の蛇腹のフレキシブルホースとし、前記
室外吸気口は、前記壁の室外側に設けられた吸気用エル
ボ管に形成し、前記室外排気口は、前記壁の室外側に設
けられた排気用エルボ管に形成し、この排気用エルボ管
内に前記吸気用エルボ管を位置させ、前記吸気用エルボ
管は、前記第1の室外空気吸気管が接続されるほぼ水平
な接続部を有し、前記排気側エルボ管は、前記第1の室
内空気排気管が接続されるほぼ水平な接続部を有し、前
記吸気用エルボ管の接続部を前記排気側エルボ管の接続
部内の下部に位置させ、前記室内空気排気管は、ほぼ水
平に配管し、前記第1の室外空気吸気管は、前記室外吸
気口側を低く位置させたことを特徴とする請求項6また
は7記載の換気装置であり、壁に形成した1箇所の壁の
孔で給排気用エルボを取付でき簡単に取付できると共
に、結露も室内側に流れないので安心して使用すること
ができる。
【0062】請求項9の発明は、前記室外排気口側と第
2の室外吸気口側との間に熱交換手段を設けたことを特
徴とする請求項7記載の換気装置であり、いっそう熱交
換効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す一部切り欠き平面図
である。
【図3】本発明の第2実施例を示す一部切り欠き平面図
である。
【図4】本発明の第3実施例を示す一部切り欠き平面図
である。
【図5】本発明の第4実施例を示す一部切り欠き平面図
である。
【図6】本発明の第5実施例を示す一部切り欠き平面図
である。
【図7】本発明の第6実施例を示す一部を拡大断面した
平面図である。
【図8】本発明の第6実施例を示す要部の断面図であ
る。
【図9】本発明の第6実施例を示す要部の正面図であ
る。
【図10】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
12 室内吸気口 13 室内吸気口(室内排気口) 14 排気口 15 本体吸気口 26 排気用エルボ管 27 吸気用エルボ管 28 29 接続部 30 室外排気口 31 室外吸気口 37 室内空気排気管 38 室外空気吸気管

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部屋に設けられた室内吸気口と、室内吸
    気口を有すると共に送風機を内蔵した装置本体と、室外
    に設けられた室外吸気口および室外排気口と、前記室内
    吸気口と前記室外排気口とを接続する室内空気排気管
    と、前記室内排気口と前記室外吸気口とを接続する室外
    空気吸気管とを備え、この室外空気吸気管を前記室内空
    気排気管内に挿通して少なくとも一部分を二重管からな
    るダクトとすると共に、前記室外排気口および室外吸気
    口も二重管に形成して、室内および室外を仕切る壁に形
    成した一つの貫通孔に前記ダクトを通し、前記室内空気
    排気管を断熱管とし、前記室外空気吸気管をより熱伝導
    性に優れた金属製ホースとし、前記室外吸気口は、前記
    壁の室外側に設けられた吸気用エルボ管に形成し、前記
    室外排気口は、前記壁の室外側に設けられた排気用エル
    ボ管に形成し、この排気用エルボ管内に前記吸気用エル
    ボ管を位置させ、前記吸気用エルボ管は、前記室外空気
    吸気管が接続されるほぼ水平な接続部を有し、前記排気
    側エルボ管は、前記室内空気排気管が接続されるほぼ水
    平な接続部を有することを特徴とする換気装置。
  2. 【請求項2】 前記室内吸気口と前記室内排気口とがそ
    れそれ別の部屋に配置されたことを特徴とする請求項1
    記載の換気装置。
  3. 【請求項3】 前記室内排気口をエアコンの噴出し口と
    したことを特徴とする請求項1記載の換気装置。
  4. 【請求項4】 前記室外空気吸気管に分岐管を接続する
    と共に、該分岐管に第2の室内排気口を接続したことを
    特徴とする請求項1記載の換気装置。
  5. 【請求項5】 複数設けられた室内吸気口と、これら室
    内吸気口にそれぞれ接続した室内空気排気分岐管と、こ
    れら室内空気排気分岐管を1次側に接続した室内空気排
    気装置と、室外に設けられた室外吸気口および室外排気
    口と、前記室内空気排気装置の2次側と前記室外排気口
    とを接続する室内空気排気管と、前記室内排気口と前記
    室外吸気口とを接続する室外空気吸気管とを備え、この
    室外空気吸気管を前記室内空気排気管内に挿通して少な
    くとも一部分を二重管からなるダクトとすると共に、前
    記室外排気口および室外吸気口も二重管に形成して、室
    内および室外を仕切る壁に形成した一つの貫通孔に前記
    ダクトを通し、前記室内空気排気管を断熱管とし、前記
    室外空気吸気管をより熱伝導性に優れた金属製ホースと
    し、前記室外吸気口は、前記壁の室外側に設けられた吸
    気用エルボ管に形成し、前記室外排気口は、前記壁の室
    外側に設けられた排気用エルボ管に形成し、この排気用
    エルボ管内に前記吸気用エルボ管を位置させ、前記吸気
    用エルボ管は、前記室外空気吸気管が接続されるほぼ水
    平な接続部を有し、前記排気側エルボ管は、前記室内空
    気排気管が接続されるほぼ水平な接続部を有することを
    特徴とする換気装置。
  6. 【請求項6】 部屋に設けられた第1の室内吸気口と、
    この第1の室内吸気口に排気系列の1次側を接続した全
    熱交換気扇と、室外に設けられた室外吸気口および室外
    排気口と、前記排気系列の1次側に接続した前記全熱交
    換気扇の排気系列の2次側と前記室外排気口とを接続す
    る第1の室内空気排気管と、部屋に設けられた第1の室
    内排気口と前記室外吸気口とを接続する第1の室外空気
    吸気管とを備え、この第1の室外空気吸気管を前記第1
    の室内空気排気管内に挿通して少なくとも一部分を二重
    管からなるダクトとすると共に、さらに前記全熱交換気
    扇の吸気系列の1次側に第2の室内吸気口を第2の室外
    空気吸気管を介して接続し、吸気系列の1次側に接続す
    る前記全熱交換気扇の吸気系列の2次側に第2の室内排
    気口を第2の室内空気排気管を介して接続したことを特
    徴とする換気装置。
  7. 【請求項7】 部屋に設けられた第1の室内吸気口と、
    この第1の室内吸気口に排気系列の1次側を接続した全
    熱交換気扇と、室外に設けられた第1の室外吸気口およ
    び室外排気口と、前記排気系列の1次側に接続した前記
    全熱交換気扇の排気系列の2次側と前記第1の室外排気
    口とを接続する第1の室内空気排気管と、部屋に設けら
    れた第1の室内排気口と前記室外吸気口とを接続する第
    1の室外空気吸気管とを備え、この第1の室外空気吸気
    管を前記第1の室内空気排気管内に挿通して少なくとも
    一部分を二重管からなるダクトとすると共に、さらに前
    記全熱交換気扇の吸気系列の1次側に第2の室外吸気口
    を第2の室外空気吸気管を介して接続し、前記全熱交換
    気扇の吸気系列の2次側に第2の室内排気口を第2の室
    内空気排気管を介して接続したことを特徴とする換気装
    置。
  8. 【請求項8】 前記室外排気口および室外吸気口を二重
    管に形成して、室内および室外を仕切る壁に形成した一
    つの貫通孔に前記ダクトを通し、前記第1の室内空気排
    気管を断熱管とし、前記第1の室外空気吸気管をアルミ
    ニウム等金属管などのような熱伝導性に優れた金属製の
    蛇腹のフレキシブルホースとし、前記室外吸気口は、前
    記壁の室外側に設けられた吸気用エルボ管に形成し、前
    記室外排気口は、前記壁の室外側に設けられた排気用エ
    ルボ管に形成し、この排気用エルボ管内に前記吸気用エ
    ルボ管を位置させ、前記吸気用エルボ管は、前記第1の
    室外空気吸気管が接続されるほぼ水平な接続部を有し、
    前記排気側エルボ管は、前記第1の室内空気排気管が接
    続されるほぼ水平な接続部を有し、前記吸気用エルボ管
    の接続部を前記排気側エルボ管の接続部内の下部に位置
    させ、前記室内空気排気管は、ほぼ水平に配管し、前記
    第1の室外空気吸気管は、前記室外吸気口側を低く位置
    させたことを特徴とする請求項6または7記載の換気装
    置。
  9. 【請求項9】 前記室外排気口側と第2の室外吸気口側
    との間に熱交換手段を設けたことを特徴とする請求項7
    記載の換気装置。
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