JP2002327718A - 柱装置 - Google Patents
柱装置Info
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- JP2002327718A JP2002327718A JP2001132635A JP2001132635A JP2002327718A JP 2002327718 A JP2002327718 A JP 2002327718A JP 2001132635 A JP2001132635 A JP 2001132635A JP 2001132635 A JP2001132635 A JP 2001132635A JP 2002327718 A JP2002327718 A JP 2002327718A
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Abstract
なく柱材に強固に固定できる柱装置を提供すること。 【解決手段】 本発明の柱装置は断面略円形の柱材1
に、被取付材2を連結具3を介して取り付けたものであ
って、連結具3は、断面略U字形状の本体部材4と断面
略コ字形状の保持部材6で柱材1と被取付材2を囲み、
固定具7,8により本体部材4と保持部材6の対向する
側壁同士を固定するとともに、柱材1と被取付材2の間
に円弧形状の圧接部材5を介在させ、保持部材の連結壁
13に捩じ込んだ押しボルト9の先端が被取付材2の内
部に挿入され、被取付材2を柱材1に向けて押圧する構
成とした。
Description
に添わせて被取付材を固定した柱装置に関する。
略円形の柱材と断面略円形の被取付材とを連結具により
連結する技術が開示されている。この連結具は、柱材と
被取付材を内面側に略半円形状の凹みを設けた2つの保
持部材で挟み、保持部材同士をボルトで締め付けること
で柱材と被取付材を固定している。また特開平9−26
4309号公報には、柱材と被取付材に2つのU字形の
金具を巻き掛けて囲み、金具同士をボルトで締め付ける
ことによって柱材と被取付具とを固定する技術が開示さ
れている。
示の技術では、2つの保持部材と柱材及び被取付材との
間の摩擦力のみで固定しているので、柱材の周囲を被取
付材が回転したりがたついたりする恐れがあるととも
に、被取付材に軸線方向の荷重が作用すると被取付材が
柱材に対して上下にずれる恐れがある。また、この構造
により取り付けできる被取付材としては、宣伝用ののぼ
りのような軽いものが主体で、水平方向に大きく張り出
すような部分があるとか、重量のある被取付材を取り付
けるには無理があった。後者の公報に開示の技術では、
帯状の金具を巻き掛けてボルトで締め付けるだけの簡単
な構造なので連結具を安価に提供できる利点はあるもの
の、柱材と被取付材とを固定する力は、前者の公報のも
の以上に弱いものであった。
被取付材を回転したりがたついたりすることなく柱材に
強固に固定できる柱装置を提供することを目的とする。
めに、請求項1記載の発明による柱装置は、断面略円形
の柱材と、被取付材と、柱材と被取付材との連結具とを
備え、連結具は、断面略U字形状部分を有する本体部材
と、被取付材の柱材側の側面に取り付ける円弧形状部分
を有する柱材への圧接部材と、断面略コ字形状部分を有
する保持部材と、固定具と、押しボルトとを備え、本体
部材はU字の円弧部に柱材を配置するとともに、対向す
る側壁間に被取付材を配置しており、保持部材は対向す
る側壁の連結壁を被取付材の反柱材側に有しており、本
体部材と保持部材は、対向する側壁同士が互いに重合
し、固定具により互いの側壁同士を固定してあり、押し
ボルトは保持部材の連結壁に設けたねじ部に捩じ込ま
れ、押しボルトの先端は被取付材内部に挿入され、被取
付材を柱材に向けて押圧していることを特徴とする。
は、押しボルトの先端で被取付材を柱材に向かって押圧
することによって、本体部材のU字の円弧部と柱材と被
取付材が互いに強く圧着する状態となり、さらに柱材と
被取付材の間には円弧形状部分を有する圧接部材が介在
しているので、被取付材が柱材の回りを回転したりがた
ついたりすることがない。しかも押しボルトが被取付材
内部に挿入されているので、被取付材が上下にずり動い
たり傾いたりすることもない。
て、保持部材の対向する側壁が本体部材の対向する側壁
の内側に重合し、保持部材の対向する側壁には被取付材
のガイド部を有することを特徴とする。このように形成
すると、本体部材と保持部材で柱材と被取付材の周りを
囲み、固定具により本体部材と保持部材を連結具として
一体にした時点で、連結具が柱材と被取付材に仮固定し
た状態となるから、押しボルトを捩じ込んで最終的に固
定する作業が容易となる。また、被取付材の傾きを防い
で柱材への取付強度が増大する。
に基づいて説明する。図4と図5に本発明による柱装置
の全体的な構成の一例を示している。この実施形態は、
道路脇に設置されたフェンス15の柱1に、丸いパイプ
で長方形の枠状に形成した駐輪用の倒れ防止枠16を連
結具3を介して取り付けたものである。倒れ防止枠16
は、歩道側に突き出して駐輪スペースを形成するもの
で、自転車を一定の向きで配列するとともに、自転車が
風で倒れるのを防止する。倒れ防止枠16は、フェンス
の柱に任意の角度で固定できるようになっており、倒れ
防止枠16が必要ない時には図4の16bに示すよう
に、フェンスの横桟17に添うようにしまうことができ
る。本発明の要部は、柱材1たるフェンス15の柱に、
被取付材2たる倒れ防止枠16の一方の縦部材を固定す
る連結具3の構造にあり、以下にその構造を詳細に述べ
る。
であり、図1はそのA−A断面図、図3は分解した状態
を示す平面図である。連結具3は、横断面略U字形状の
本体部材4と、横断面略コ字形状の保持部材6と、被取
付材に取り付けられる柱材への圧接部材5と、本体部材
と保持部材とを締結するボルト7及びナット8と、押し
ボルト9とから成る。
弧部10と対向する二枚の側壁11,11を有し、円弧
部10に柱材1が当接して配置され、側壁11,11間
に被取付材2が配置されている。柱材1と被取付材2は
軸線を平行に配置され、柱材と被取付材の間には圧接部
材5が介在している。圧接部材5は、横断面が柱材周壁
に沿う円弧状となった圧接板18と、圧接板18の被取
付材2側の面に設けた円柱状の突起19を有し、被取付
材2の側面に穴を空けて、その穴に突起19が嵌合した
状態で被取付材2側に固定されている。固定に際しては
突起19の周囲で溶接した方が良いが、突起19と被取
付材2の穴とのはめ合いによって、単に嵌合させるだけ
でも良い。
12を被取付材2の反柱材側で連結壁13により連結し
た横断面略コ字形状となっている。保持部材の側壁1
2,12は本体部材の側壁11,11の内側に嵌合して
おり、保持部材の側壁12,12の先端部には、間隔を
狭くして被取付材2に当接するガイド部20,20を形
成してある。本体部材の側壁11,11と保持部材の側
壁12,12には上下2本のボルト7,7が貫通して挿
通され、突出したボルト7の先端にナット8を捩じ込
み、本体部材4と保持部材6がリング状に一体化されて
いる。ボルト7とナット8で本体部材と保持部材の側壁
を締め付けることで、保持部材のガイド部20,20が
被取付材2を挟持している。
いて3箇所に押しボルト9の挿通穴を設け、その裏側に
角ナット14を溶接してある。この角ナット14に捩じ
込んだ押しボルト9は、被取付材2の反柱材側側面に設
けた挿通穴21より被取付材の内部に挿入され、押しボ
ルト先端部が被取付材2の柱材側の内壁面に押し当てら
れている。よって押しボルト9を強く締め込むと被取付
材2が柱材1に向かって押し込まれ、被取付材2は柱材
1に強固に固定されることとなる。柱材1は本体部材の
円弧部10に密着するとともに、被取付材の柱材側に円
弧形状の圧接部材5を設けて柱材1に密着させているの
で、連結具3及び被取付材2は、柱材1に対してがたつ
いたり回転したりということがない。なお、図中の符号
22はカバー部材である。
り付ける際の手順を以下に述べる。まず、本体部材4を
円弧部10が柱材1に密着するように配置する。次ぎに
被取付材2の柱材側側面に圧接部材5を取り付け、被取
付材2を本体部材の側壁11,11間に配置する。次ぎ
に保持部材6を、ガイド部20側から本体部材の側壁1
1,11に嵌め込むようにして挿入し、本体部材と保持
部材の側壁にボルト7を通し、突出したボルトの先端に
ナット8を掛けて本体部材4と保持部材6を締結する。
この時点で本体部材4と保持部材6は一体となり、柱材
1と被取付材2に動かないように仮固定される。最後に
押しボルト9を保持部材の連結壁13より捩じ込み、押
しボルト9の先端を被取付材2の内壁面に押し当てれ
ば、被取付材2は柱材1に強固に固定される。先に述べ
たように、本実施形態において被取付材2は駐輪用の倒
れ防止枠16であるから、状況に応じて被取付材2の水
平面内における取付角度を変えたい場合があるが、その
時には押しボルト9を僅かに緩めれば、連結具3及び被
取付材2を柱材周りに容易に回転できる。
に限定されない。本体部材と保持部材の側壁の固定具と
しては、ボルト・ナット以外にも軸部材と軸止め輪やリ
ベット等を用いても良い。また、両側の側壁を貫通しな
いで、側壁を片方ずつ固定するものであっても良い。ま
た、保持部材の側壁の内側に本体部材の側壁が重合する
形でも良く、その場合には本体部材の側壁に被取付材の
ガイド部を設けることができる。被取付材は断面が円形
のものでなくても良い。
しボルトの先端で被取付材を柱材に向かって押圧するこ
とによって、本体部材のU字の円弧部と柱材と被取付材
が互いに強く圧着する状態となり、さらに柱材と被取付
材の間には円弧形状部分を有する圧接部材が介在してい
るので、被取付材が柱材の回りを回転したりがたついた
りすることがない。しかも押しボルトが被取付材内部に
挿入されているので、被取付材が上下にずり動いたり傾
いたりすることもない。柱材には何ら加工を施すことな
く被取付材を強固に固定でき、取り付けの際の作業性も
良好である。
部材と保持部材で柱材と被取付材の周りを囲み、固定具
により本体部材と保持部材を連結具として一体にした時
点で、連結具が柱材と被取付材に仮固定した状態となる
から、押しボルトを捩じ込んで最終的に固定する作業が
容易となる。また、被取付材の柱材への取付強度が増大
する。
ある。
示す正面図である。
である。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 断面略円形の柱材と、被取付材と、柱材
と被取付材との連結具とを備え、連結具は、断面略U字
形状部分を有する本体部材と、被取付材の柱材側の側面
に取り付ける円弧形状部分を有する柱材への圧接部材
と、断面略コ字形状部分を有する保持部材と、固定具
と、押しボルトとを備え、本体部材はU字の円弧部に柱
材を配置するとともに、対向する側壁間に被取付材を配
置しており、保持部材は対向する側壁の連結壁を被取付
材の反柱材側に有しており、本体部材と保持部材は、対
向する側壁同士が互いに重合し、固定具により互いの側
壁同士を固定してあり、押しボルトは保持部材の連結壁
に設けたねじ部に捩じ込まれ、押しボルトの先端は被取
付材内部に挿入され、被取付材を柱材に向けて押圧して
いることを特徴とする柱装置。 - 【請求項2】 保持部材の対向する側壁が本体部材の対
向する側壁の内側に重合し、保持部材の対向する側壁に
は被取付材のガイド部を有することを特徴とする請求項
1記載の柱装置。
Priority Applications (1)
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JP2001132635A JP3885516B2 (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 柱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2001132635A JP3885516B2 (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 柱装置 |
Publications (2)
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JP2002327718A true JP2002327718A (ja) | 2002-11-15 |
JP3885516B2 JP3885516B2 (ja) | 2007-02-21 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country | Link |
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JP (1) | JP3885516B2 (ja) |
-
2001
- 2001-04-27 JP JP2001132635A patent/JP3885516B2/ja not_active Expired - Fee Related
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