JP2002327549A - 機械式駐車装置 - Google Patents

機械式駐車装置

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JP2002327549A
JP2002327549A JP2001133793A JP2001133793A JP2002327549A JP 2002327549 A JP2002327549 A JP 2002327549A JP 2001133793 A JP2001133793 A JP 2001133793A JP 2001133793 A JP2001133793 A JP 2001133793A JP 2002327549 A JP2002327549 A JP 2002327549A
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正昭 上岡
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博道 関根
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誠彦 内田
Hideji Ozeki
秀二 大関
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の入庫時にスムースな作動ができる機械
式駐車装置を提供しようとする。 【解決手段】従来の入庫空間に入庫した車両を格納する
機械式駐車装置にかわって、入庫空間の下に設けられた
車両入庫路と、反射面が入庫してくる車両に向く様に車
両入庫路の前方に設けられた案内鏡と、入庫空間の最先
端部に上方から吊り下げられた懸垂体とを備えたものと
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械式駐車装置に
係る。特に入出庫空間の構造に特徴のある機械式駐車装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】駐車装置には、自走式駐車装置と機械式
駐車装置とがある。自走式駐車装置では、車両が自走し
て駐車空間に入り、その駐車空間に車両を置いて退場す
る。一方、機械式駐車装置は入出庫空間と駐車空間が分
離されている。さらに入出庫空間が入庫空間と出庫空間
を兼ねている場合と、分離している場合とがある。機械
式駐車装置では、車両が自走して入庫空間に入り、その
入庫空間に車両を置いて運転手が退場し、その後、駐車
機構がその車両を駐車空間に搬送し、駐車させる。機械
式駐車装置の入出庫空間では、自走式駐車場と同じ使い
勝手で車両を置いて退場することができるのが理想であ
る。しかし、駐車機構が車両を搬送するために、車両を
入庫空間からはみ出ないように置いて退場することを運
転手に要求する。万が一、車両が入庫空間からはみ出た
状態で、駐車機構が作動して車両を駐車空間に搬送する
と、車と駐車装置とが機械的干渉をしてを損傷する恐れ
がある。この事態を防止するために、車両が入庫空間か
らはみ出たことを検知するセンサを備えている。車両が
入庫空間からはみ出たことをセンサが検知すると、制御
回路内でインターロック機構が作動し、駐車機構を非常
停止する。
【0003】一般的な駐車装置を、図を基に説明する。
図4は、従来の駐車装置の入庫空間付近の側面図であ
る。図5は、従来の駐車装置の正面図である。回転循環
式駐車場を例にとり、説明する。駐車装置1は、駐車機
構6と入出庫機構5と備える。駐車機構6は、チェーン
を架け渡され上下に配置した大型スプロケットホイール
を前後に配置し、チェーンに一体化したアームがケージ
の上部を支持し、そのケージがパレット4を支持してい
る。その駐車機構6は、大型スプロケットホイールを回
転させて、車両3を乗せたパレット4や空のパレット4
を駐車空間7に格納する。駐車空間7が、駐車装置1の
左右の空間に多段に設けられる。入出庫機構5は、入庫
機構と出庫機構とを一つの機構で兼用する。入庫機構
は、自走してきた車両3をパレット4上に受け入れる。
駐車機構6は、パレット4を駐車空間7に格納する。出
庫機構は、車両3の乗ったパレット4を入出庫空間2に
置き、車両3がパレット4上から自走して出ていけるよ
うにする。パレット4は、車両3を支持し、駐車機構6
に搬送されて駐車空間7に格納される平板状構造物であ
る。前輪用の輪止め8が、平均的な大きさで平均的なホ
イールベースを持つ車両の前輪を挟む位置に設けられて
いる。輪止め8の前部は特に大きな突起を有する。
【0004】以下に入庫機構5を詳述する。入庫機構5
には入庫空間2がある。車両3はさまざまな形状と寸法
をもっている。この車両3がこの入庫空間2からはみ出
ないように、パレット4に乗れば、入庫機構5は支障な
く車両3の乗ったパレット4を駐車機構6に引き渡すこ
とができ、駐車機構6は、そのパレット4を搬送して駐
車空間7へ格納できる。入庫機構5は、車両入庫路10
と案内鏡20とセンサとを備える。車両入庫路10は、
入庫してきた車両を受け入れる通路であり、入庫空間2
の下面に設けられる。入庫空間2の下には隙間があり、
その隙間にはパレット4が出入り可能になっている。そ
のパレット4の上面は、車両入庫路10の一部を兼ねて
いる。案内鏡20は、運転手が車両前端を視認可能にす
るための鏡であり、車両入庫路10の前方に設けられ
る。案内鏡20は、車両の入ってくる方向に反射面を向
け、わずかに下に向くように傾けられている。車両を運
転する運転手は、自分の運転する車両3の前方部分がパ
レットの上方のどの位置に乗っているかを目視で確認で
きる。
【0005】センサは、車両3がパレット4に乗ったこ
とを確認し、車両3が入庫空間2からはみ出ていないこ
とを確認するものであり、前方センサ30と後方センサ
40と在席センサ(図示せず)を有する。前方センサ3
0は、車両3が入庫空間2から前方にはみ出ているかど
うかを検知するセンサであり、入庫空間2の前端面に光
軸(以下、前方光軸という。)が通過する様に発光素子
と受光センサとが配置される。前方光軸が車両3の前部
バンパーの平均的取り付け高さの位置を水平に通るよう
に、発光素子と受光センサの高さが調整されている。後
方センサ40は、車両3が入庫空間2から後方にはみ出
ているかどうかを検知するセンサであり、入庫空間2の
後端面に光軸(以下、後方光軸という。)が通過する様
に発光素子と受光センサが配置される。後方光軸が車両
の後部バンパーの平均的な取り付け高さの位置を水平に
通るように、発光素子と受光センサの高さが調整されて
いる。在席センサは、車両3がパレット4の乗っている
ことを検知するセンサであり、入庫空間2の真ん中を通
って、例えば右前方から左後方に在席光軸が通るよう
に、発光素子と受光センサが配置される。
【0006】以下に、従来の駐車装置の作用を、入庫機
構の作用を中心に、車両の入庫の手順に従って説明す
る。車両3が入庫空間2に入って来ると、パレット4の
上を徐行して進む。運転手は、案内鏡20を通して、車
両3の前部とパレット4の上面を見ることができ、車両
3がパレット4のどの位置にあるかを把握することがで
きる。特に前輪用の輪止め8をはっきり目視できるの
で、車両3の前輪が前輪用の輪留め8に入ったことを確
認できる。この際、車両3の前進が十分でないと、車両
3の後部が後方センサ40の光軸を遮るので、警告を表
示して運転手にその旨を伝える。また、車両3が前進し
過ぎると、車両3の前部が前方センサ30の光軸を遮る
ので、警告を表示して運転手にその旨を伝える。車両3
が在席し、前方センサと後方センサの光軸が遮られてい
ないと、運転手に退席の指示を表示する。運転手が、車
両3を置いて退場すると、駐車機構6がパレット4を搬
送し、駐車空間7に格納する。
【0007】次に、従来の駐車装置の作用を、出庫機構
の作用を中心に、車両の出庫の手順に従って説明する。
駐車機構6が、車両3の搭載されたパレット4を出庫空
間に搬送してくる。運転手が車両3に乗り込み、車両3
を後進させてパレット4から出る。在席センサが車両3
の存在しないことを確認すると、駐車機構6が空のパレ
ット4を搬送し、駐車空間7に格納する。
【0008】次に、最近の車両のデザインの傾向につい
て説明する。バンパーが、車両の最先端と最後端に設け
られている。旧来、そのバンパーは、専ら機能性が重視
され、その形状や寸法、取り付け高さは、車両が変わっ
ても一定であった。しかし、最近の車両(特に自動車)
は、個性的なスタイルを有するものが 多くなった。特
に、フロント周りのデザインに多様な形状と寸法のもの
が市場に出回っている。バンパーが車両のデザインの重
要な要素の一つとなり、その形状や寸法や取り付け位置
が、車両によりまちまちで、共通性が無くなってきてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の機械式駐車装置
の場合、最近の個性的なデザインを有する車両が入庫す
ると、車両3の前部の一部が入庫空間2からはみ出てい
ても、前方光軸がバンパーの上や下を通ってしまうこと
があるため、前方センサ30が車両3を検知できないと
いう不具合があった。この状態でドライバーが退席する
と、駐車機構6が車両3を搭載したパレット4を搬送し
かけた途端に、前方センサ30が車両3の前部を検知し
て、駐車機構6を非常停止する。対策として、多くの車
両3の前部中央が最も前に飛び出していることに着目し
て、光軸が入庫空間2の前端面の水平方向の中央を上下
に通るように、例えば発光素子を上に設け、受光素子を
下方に設ける方法が考えられる。しかし、駐車装置1の
内部は埃や油が飛散しているので、上向きに設置されて
いる発光窓や受光窓には埃や油が積もり易く、長期にわ
たって正常な作動をすることが期待できないことが経験
的に知られており、この対策は現実的ではない。
【0010】本発明は以上に述べた問題点に鑑み案出さ
れたもので、従来の機械式駐車装置にかわって、車両の
入庫時にスムースな作動ができる機械式駐車装置を提供
しようとする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る入庫空間に入庫した車両を格納する機
械式駐車装置は、入庫空間の下に設けられた車両入庫路
と、反射面が入庫してくる車両に向く様に車両入庫路の
前方に設けられた案内鏡と、入庫空間の最先端部に上方
から吊り下げられた懸垂体と、を備えたものとした。
【0012】上記本発明の構成により、車両入庫路が入
庫空間の下に設けられ、案内鏡が反射面が入庫してくる
車両に向く様に車両入庫路の前方に設けられ、懸垂体が
入庫空間の最先端部に上方から吊り下げられているの
で、車両が車両入庫路を入ってくる際に、運転手は、案
内鏡で反射された車両と懸垂体との映像を視認して、懸
垂体と車両前端の間隔を判断できる。
【0013】さらに、本発明に係る機械式駐車装置は、
前記懸垂体の主要部がチェーンで構成されるものとし
た。上記本発明の構成により、前記懸垂体の主要部がチ
ェーンで構成され、運転手はチェーンを直接に目視でき
るので、車両が入庫空間よりも前方にはみ出ると、車両
前端にぶつかったチェーンを直接目視して、運転手は、
車両が入庫空間よりも前方にはみ出たことを知ることが
できる。
【0014】また、本発明に係る機械式駐車装置は、前
記懸垂体が弾性体と弾性体に吊り下げられた棒状構造物
とを有するものとした。上記本発明の構成により、前記
懸垂体が弾性体と弾性体に吊り下げられた棒状構造物と
を有し、運転手は棒状構造物を直接に目視できるので、
車両が入庫空間よりも前方にはみ出ると、車両前端にぶ
つかった棒状構造物を直接目視して、運転手は、車両が
入庫空間よりも前方にはみ出たことを知ることができ
る。
【0015】さらに、本発明に係る機械式駐車装置は、
入庫空間の最先端部に水平に光軸を通す光センサを備
え、前記懸垂体の当該光軸付近の一部が光軸直径より細
いワイヤ又は薄い板で構成されるものとした。上記本発
明の構成により、入庫空間の最先端部に水平に光軸を通
す光センサを備えるので、車両が入庫空間から前方には
み出ると、車両の前端が当該光軸をさえぎり、光センサ
が検知でき、さらに当該光軸付近の懸垂体が光軸直径よ
り細いワイヤ又は薄い板で構成されるので、懸垂体が揺
れて、光軸を遮っても、光センサが検知しないので、光
センサの誤作動を防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい第一の実
施形態を、図面を参照して説明する。なお、各図におい
て、共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明
を省略する。
【0017】本発明の第一の実施形態に係る機械式駐車
装置の構造を説明する。第一の実施例は、回転循環式の
駐車装置に本発明を適用した例である。図1は、本発明
の第一の実施形態の側面図である。第一の実施形態に係
る駐車装置は、入出庫機構と駐車機構6と備える。駐車
機構6は、上下に配置した大型スプロケットホイール
(図示せず)に架け渡されたチェーン(図示せず)と一
体化したアームに所定間隔でつり下げられたケージ(図
示せず)によりパレット4を支持し、大型スプロケット
ホイールを回転させて車両3を載せたパレット4を格納
する装置である。この形式の機械式駐車装置をいわゆる
「メリーゴーランド型」と呼ぶ。入出庫機構は、駐車装
置1の最下部に設けられる。入出庫機構は、入庫機構1
00と出庫機構とを一つの機構で兼用する。入出庫機構
は、入庫させる際には、自走してきた車両をパレット上
に受け入れる。大型スプロケットホイールを回転させる
とパレットを支持したケージが上方にある駐車空間に置
かれる。出庫させる際には、車両の乗ったパレットを最
下部に移動し、車両がパレット上から自走して出ていけ
るようにする。パレットは、従来構造と同じであるの
で、説明を省略する。
【0018】以下に入庫機構100を詳述する。入庫機
構100には入庫空間2がある。入庫空間は駐車装置1
の最下部に設けられる。入庫空間2は、パレット4の平
面形状とほぼ同じ形状と寸法の下面と、ケージの内のり
高さとほぼ同じ寸法の高さを持つ空間である。入庫機構
100は、車両入庫路110と案内鏡120とセンサと
懸垂体140とを備える。車両入庫路110は、入庫し
てきた車両3を受け入れる通路であり、入庫空間2の下
面に設けられる。入庫空間2の下には隙間があり、その
隙間にはパレット4が出入り可能になっている。そのパ
レット4の上面は、車両入庫路110の一部を兼ねてい
る。案内鏡120は、運転手が車両前端を視認可能にす
るための鏡であり、車両入庫路110の前方に設けられ
る。案内鏡120は、反射面を車両3の入ってくる方向
に向け、わずかに下に向くように傾けられている。車両
3を運転する運転手は、自分の運転する車両3の前部分
がパレット4の上方のどの位置に乗っているかを目視で
確認できる。
【0019】センサは、車両3がパレット4に乗ってお
り、入庫空間2からはみ出ていないことを確認するセン
サであり、前方センサ130と後方センサ(図示せず)
と在席センサ(図示せず)とを有する。前方センサ13
0は、車両3が入庫空間2から前方にはみ出ているかど
うかかを検知するセンサであり、入庫空間2の前端面に
前方光軸が通過する様に発光素子と受光センサが配置さ
れる。前方光軸が車両の前部バンパーの取り付けられる
平均的な高さの位置を水平に通るように、発光素子と受
光センサの高さが調整されている。後方センサは、車両
3が入庫空間2から後方にはみ出ているかどうかを検知
するセンサであり、入庫空間2の後端面に後方光軸が通
過する様に発光素子と受光センサが配置される。後方光
軸が車両の後部バンパーの取り付けられる平均的な高さ
の位置を水平に通るように、発光素子と受光センサの高
さが調整されている。在席センサは、車両3がパレット
4に乗っていることを検知するセンサであり、入庫空間
2の真ん中を通って、右前方から左後方に在席光軸が通
るように、発光素子と受光センサが配置される。
【0020】懸垂体140は、入庫空間2から車両3が
前方にはみ出たときに運転手にその旨を知らせる装置で
あり、入庫空間2の前端面の水平方向の中央に設けられ
る。その懸垂体は、マグネット141と吊りジグ142
と上部チェーン143と中間ワイヤー144と下部チェ
ーン145とを有する。マグネット141は、懸垂体を
駐車装置に固定する装置であり、入庫空間2の前方上部
にある大型ホイールの油受けカバーの下面に磁力で張り
付く様になっている。吊りジグ142は、上部チェーン
143を支持する装置であり、2個のマグネット141
に固定される。上部チェーン143は、非金属製(例え
ば、プラスチック製)のチェーンであり、その上端を吊
りジグ142に固定される。非金属製のチェーンは視認
しやすい様に、例えば、黄色の蛍光色等であるのが好ま
しい。中間ワイヤー144は、細い金属ワイヤーであ
り、その上端を上部チェーン143の下端に繋がれる。
中間ワイヤー144の直径は、前方センサの光軸の直径
より十分に小さく、中間ワイヤー144が光軸を遮って
も、前方センサ130は中間ワイヤー144を検知でき
ない。中間ワイヤー144の中央部は、前方センサ13
0の光軸と同じ高さにある。下部チェーン145は、上
部チェーン143と同じ非金属製(例えば、プラスチッ
ク製)のチェーンであり、その上端を中間ワイヤー14
4の下端に固定される。下部チェーン145の下端は、
パレット4前方の車両入庫路110の上面に接してい
る。
【0021】以下に、第一の実施形態に係る駐車装置の
作用を、車両3の入庫の手順に従って説明する。車両3
が車両入庫路110を通って入庫空間2に入って来る
と、パレット4の上を徐行して進む。運転手は、案内鏡
120に反射して写るので、車両3の前部とパレット4
の上面を見ることができ、車両3がパレット3の上のど
の位置にあるかを把握することができる。特に前輪用の
輪留め8をはっきり目視できるので、車両3の前輪が輪
留め8に入ったことを確認できる。さらに、運転手は、
懸垂体140を構成する上部チェーン143と下部チェ
ーン145と車の前端部とのすき間の寸法を案内鏡12
0に反射する映像により確認でき、懸垂体140に車両
3をぶつけないで、車を止めることができる。車3の前
端部が懸垂体140に接触した場合、運転手は懸垂体1
40が揺れるのを直接に目視でき、車3が入庫空間2か
らはみ出たことを知ることができる。また、懸垂体14
0が別の原因で揺れて懸垂体140が前方光軸を遮った
場合、前方光軸部の懸垂体140が中間ワイヤー144
であるので、前方センサは作動しない。この際、車両3
の前進が十分でないと、車両3の後部が後方センサの光
軸を遮るので、警告を表示して運転手にその旨を伝え
る。また、車両3が前進しずぎると、車両3の前部が前
方センサ130の光軸を遮るので、警告を表示して運転
手にその旨を伝える。車が在席し、前方センサと後方セ
ンサの光軸が遮られていないと、運転手に退席の指示を
表示する。運転手が、車を置いて退場すると、駐車機構
6がパレット4を搬送し、格納する。
【0022】次に、本発明の第二の実施形態に係る機械
式駐車装置の構造を説明する。第二の実施例は地下式機
械式駐車装置に本発明を適用した例である。図2は、本
発明の第二の実施形態の側面図である。第二の実施形態
に係る駐車装置は、駐車機構6と入出庫機構と備え、入
出庫機構が入庫機構200と出庫機構を兼ねる。駐車機
構6は、パレット4を地上から地下に下ろして、地下に
設けられた駐車空間7にパレット4を格納する装置であ
る。地下の駐車空間の形式により何種類かの形式があ
る。入出庫機構200は、入庫させる際には、自走して
きた車両4をパレット4の上面に受け入れ、リフタでそ
のパレット4を地下に下ろし、駐車機構6に受け渡す。
出庫させる際には、車両の乗ったパレットを駐車機構6
からリフタへ移載し、そのリフタで地上にあげて、車両
3がパレット4の上から自走して出ていけるようにす
る。パレットは、従来構造と同じであるので、説明を省
略する。
【0023】以下に入庫機構200を詳述する。入庫機
構200には入庫空間2がある。入庫空間2は駐車装置
の地上部に設けられる。入庫空間2は、パレット4の平
面形状とほぼ同じ形状と寸法の下面と、所定の高さを持
つ空間である。入庫機構5は、車両入庫路210と案内
鏡220とセンサと懸垂体240とを備える。車両入庫
路210と案内鏡220とセンサとは第一の実施形態と
同じなので説明を省略する。
【0024】懸垂体240は、入庫空間2から車両3が
前方にはみ出たときに運転手にその旨を知らせる装置で
あり、入庫空間2の前端面の水平方向の中央に設けられ
る。その懸垂体は、マグネット241と吊りジグ242
と上部チェーン243と中間ワイヤー244と下部チェ
ーン245とハンガー246とを有する。ハンガー24
6は、車両入庫路210の前方に設けられ、上方に立ち
上がった構造物である。マグネット241は、ハンガー
246の上部に磁力で張り付く様になっている。吊りジ
グ242は、上部チェーン243を支持する装置であ
り、2個のマグネット241に固定される。上部チェー
ン243は、非金属製(例えば、プラスチック製)のチ
ェーンであり、その上端を吊りジグ242に固定され
る。非金属製製のチェーンは視認しやすい様に、例え
ば、黄色の蛍光色等であるのが好ましい。中間ワイヤー
244は、細い金属ワイヤーであり、その上端を上部チ
ェーン243の下端に繋がれる。中間ワイヤー244の
直径は、前方センサ230の光軸の直径より十分に小さ
く、中間ワイヤー244が光軸を遮っても、前方センサ
230は中間ワイヤー244を検知できない。中間ワイ
ヤー244の中央部は、前方センサ230の光軸と同じ
高さにある。下部チェーン245は、上部チェーン24
3と同じ非金属製(例えば、プラスチック製)のチェー
ンであり、その上端を中間ワイヤー244の下端に固定
される。下部チェーン245の下端は、入庫空間2の下
にあるパレット4の上面に接触している。
【0025】第二の実施形態の駐車装置の作用は、第二
の実施形態に係る駐車装置と同じなので省略する。
【0026】次に、本発明の第三の実施形態に係る機械
式駐車装置の構造を説明する。第三の実施例は入庫空間
の下にターンテーブルがある駐車装置に本発明を適用し
た例である。図3は、本発明の第三の実施形態の側面図
である。第三の実施形態に係る駐車装置は、駐車機構6
と入出庫機構と備え、入出庫機構が入庫機構300と出
庫機構とを兼ねる。駐車機構5は、エレベータ式、メリ
ーゴーランド式等の地上に設ける駐車装置や地下式駐車
装置とかがあり、入庫空間2の下に車両の前方向と後方
向を入れ替えるために、ターンテーブル50を備える。
入出庫機構は、入庫させる際には、自走してきた車両3
をパレット4上に受け入れ、駐車機構6に受け渡す。出
庫させる際には、車両の乗ったパレットを駐車機構6か
ら入出庫機構へ受け渡し、車両3がパレット4上から自
走して出ていけるようにする。パレット4は、従来構造
とおなじであるので、説明を省略する。
【0027】以下に入庫機構300を詳述する。入庫機
構300には入庫空間2がある。入庫空間は、パレット
4の平面形状とほぼ同じ形状と寸法の下面と、所定の高
さを持つ空間である。入庫機構300は、車両入庫路3
10と案内鏡320とセンサと懸垂体340とを備え
る。車両入庫路310と案内鏡320とセンサとは第一
の実施形態と同じなので説明を省略する。
【0028】懸垂体240は、入庫空間2から車両3が
前方にはみ出たときに運転手にその旨を知らせる装置で
あり、入庫空間2の前端面の水平方向の中央に設けられ
る。その懸垂体は、吊りジグ341と上部弾性体342
と下部棒状構造物343とを有する。吊りジグ341
は、上部弾性体342を支持する装置であり、駐車装置
の構造材に支持される。吊りジグ341と駐車装置の構
造体とは長穴にボルト付けされる。上部弾性体342
は、例えば、弦巻ばねであり、その上端を吊りジグ34
1に固定される。下部棒状構造物343は、例えば、フ
ラットバーであり、その上端を上部弾性体342の下端
に固定される。フラットバーの表面は視認しやすい様
に、例えば、黄色の蛍光色等でコーティングされている
のが好ましい。下部棒状構造物343の下端は、パレッ
ト4の上面よりわずかに上方に位置する。フラットバー
の厚みが、前方センサ330の光軸の直径よりも十分に
小さい寸法の厚みを有する。下部棒状構造物343が揺
れて、光軸を遮っても、前方センサ330は作動しな
い。
【0029】以下に、第三の実施形態に係る駐車装置の
作用は、第一の実施形態に係る駐車装置の作用と概略同
じなので、省略する。フラットバーの下端がパレットの
接していないので、ターンテーブルが自由に動くことが
できる。
【0030】上述の実施形態の機械式駐車装置を用いれ
ば、運転手が車両を車両入庫路に自走して入れる際に、
運転手は、車の前端と懸垂体(非金属チェーンやフラッ
トバー)との間のすき間寸法を、案内鏡に反射された映
像により目視できるので、簡単に車両を入庫空間内に納
めることができる。また、懸垂体が非金属チェーンやフ
ラットバーなので、車両の前端が懸垂体に接触しても、
車両を傷める恐れがない。また、運転手は直接懸垂体を
見ることができるので、車両の前端が懸垂体に接触する
と、懸垂体が揺れて、車両が入庫空間からはみ出たこと
を容易に知ることができる。また、前方センサの光軸が
通る位置の懸垂体の厚さが光軸の直径よりも十分に小さ
いので、懸垂体が揺れて光軸を遮り光センサを作動する
恐れがなく、光センサの誤作動により駐車装置が非常停
止することがない。また、懸垂体がマグネットで駐車装
置に取り付けられるので、調整が簡単で、また既存の駐
車装置にも容易に取り付けることができる。また、チェ
ーンやフラットバーに見やすい色を採用するので、懸垂
体を目視で確認しやすい。
【0031】本発明は以上に述べた実施形態に限られる
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変
更が可能である。懸垂体の主要部がチェーンやフラット
バーで構成されると説明したがこれに限定されず、例え
ばロープ等でもよい。また、第三の実施形態の上部構造
体を弦巻ばねとして説明したが、これに限定されず、例
えば、板状ゴム等でもよい。また、懸垂体の色を黄色と
説明したが、これに限定されず、他の色でもよく、また
いわゆる「とらマーク」等の模様を付けてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明の入庫空間に
入庫した車両を格納する機械式駐車装置は、その構成に
より、以下の効果を有する。車両入庫路が入庫空間の下
に設けられ、案内鏡が反射面が入庫してくる車両に向く
様に車両入庫路の前方に設けられ、懸垂体が入庫空間の
最先端部に上方から吊り下げられているので、車両が車
両入庫路を入ってくる際に、運転手は、案内鏡で反射さ
れた車両と懸垂体との映像を視認して、懸垂体と車両前
端の間隔を判断できる。また、前記懸垂体の主要部がチ
ェーンで構成され、運転手はチェーンを直接に目視でき
るので、車両が入庫空間よりも前方にはみ出ると、車両
前端にぶつかったチェーンを直接目視して、運転手は、
車両が入庫空間よりも前方にはみ出たことを知ることが
できる。また、前記懸垂体が弾性体と弾性体に吊り下げ
られた棒状構造物とを有し、運転手は棒状構造物を直接
に目視できるので、車両が入庫空間よりも前方にはみ出
ると、車両前端にぶつかった棒状構造物を直接目視し
て、運転手は、車両が入庫空間よりも前方にはみ出たこ
とを知ることができる。また、入庫空間の最先端部に水
平に光軸を通す光センサを備えるので、車両が入庫空間
から前方にはみ出ると、車両の前端が当該光軸をさえぎ
り、光センサが検知でき、さらに当該光軸付近の懸垂体
が光軸直径より細いワイヤ又は薄い板で構成されるの
で、懸垂体が揺れて、光軸を遮っても、光センサが検知
しないので、光センサの誤作動を防止できる。そこで、
運転手が車を入庫空間に納めるのが容易になる。また、
車両が入庫空間からはみ出たまま入庫して運転手が車を
降りた後で、駐車装置が非常停止することがなくなる。
従って、車両の入庫時にスムースな作動ができる機械式
駐車装置を提供できる。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態の部分側面図である。
【図2】本発明の第二の実施形態の部分側面図である。
【図3】本発明の第三の実施形態の部分側面図である。
【図4】従来の装置の部分側面図である。
【図5】従来の装置の正面図である。
【符号の説明】
1 機械式駐車装置 2 入庫空間 3 車両 4 パレット 5 入庫機構(入出庫機構) 6 駐車機構 7 駐車空間 8 輪止め 10 車両入庫路 20 案内鏡 30 前方センサ 40 後方センサ 50 ターンテーブル 100 第一の実施形態の入庫機構 110 車両入庫路 120 案内鏡 130 前方センサ 140 第一の実施形態の懸垂体 141 マグネット 142 吊りジグ 143 上部チェーン 144 中間ワイヤー 145 下部チェーン 200 第二の実施形態の入庫機構 210 車両入庫路 220 案内鏡 230 前方センサ 240 第二の実施形態の懸垂体 241 マグネット 242 吊りジグ 243 上部チェーン 244 中間ワイヤー 245 下部チェーン 246 ハンガー 300 第三の実施形態の入庫機構 310 車両入庫路 320 案内鏡 330 前方センサ 340 第三の実施形態の懸垂体 241 吊りジグ 242 上部弾性体 243 下部棒状構造体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上岡 正昭 東京都中央区明石町6番4号 石川島運搬 機械株式会社内 (72)発明者 関根 博道 東京都中央区明石町6番4号 石川島運搬 機械株式会社内 (72)発明者 内田 誠彦 東京都中央区明石町6番4号 石川島運搬 機械株式会社内 (72)発明者 大関 秀二 東京都中央区明石町6番4号 石川島運搬 機械株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入庫空間に入庫した車両を格納する機械
    式駐車装置であって、入庫空間の下に設けられた車両入
    庫路と、反射面が入庫してくる車両に向く様に車両入庫
    路の前方に設けられた案内鏡と、入庫空間の最先端部に
    上方から吊り下げられた懸垂体と、を備えたことを特徴
    とする機械式駐車装置
  2. 【請求項2】前記懸垂体の主要部がチェーンで構成され
    ることを特徴とする請求項1に記載の機械式駐車装置
  3. 【請求項3】前記懸垂体が弾性体と弾性体に吊り下げら
    れた棒状構造物とを有することを特徴とする請求項1に
    記載の機械式駐車装置
  4. 【請求項4】入庫空間の最先端部に水平に光軸を通す光
    センサを備え、前記懸垂体の当該光軸付近の一部が光軸
    直径より細いワイヤ又は薄い板で構成されることを特徴
    とする請求項1乃至請求項3に記載の機械式駐車装置
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CN112627613A (zh) * 2020-10-20 2021-04-09 曾广沅 循环升降设备的安全装置

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