JP2002326517A - 自動車用ドアトリム - Google Patents

自動車用ドアトリム

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JP2002326517A
JP2002326517A JP2001133862A JP2001133862A JP2002326517A JP 2002326517 A JP2002326517 A JP 2002326517A JP 2001133862 A JP2001133862 A JP 2001133862A JP 2001133862 A JP2001133862 A JP 2001133862A JP 2002326517 A JP2002326517 A JP 2002326517A
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JP
Japan
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trim
rib
trim upper
waist
upward surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001133862A
Other languages
English (en)
Inventor
Izumi Saotome
泉 早乙女
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Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リブを用いてもトリムアッパーに対してトリ
ムロアが車体左右方向に開かないように構成した。 【解決手段】 トリム本体1を上下に分割したトリムア
ッパー3とトリムロア4とで構成し、トリムアッパー3
およびトリムロア4の分割ライン2の一部を、トリム本
体1のウエスト部1aの上向き面部1bに位置させるよ
うに、ウエスト部1aの上向き面部1bを分割すること
で、ウエスト上向き面部1bをトリムアッパー3と共に
トリムロア4によって構成し、トリムロア3側の分割上
向き面部1b1の裏面に、下方向に延在するリブ5を立
設して、リブ5が嵌合する嵌合孔6をトリムアッパー3
の外側フランジ部3aに形成し、リブ5を嵌合孔6に嵌
合することによって、トリムアッパー3に対するトリム
ロア4の動きを車体の上下、左右及び前後方向に規制す
るように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トリム本体を上下
に分割したトリムアッパーとトリムロアとで構成し、該
トリムアッパーおよびトリムロアの両外側フランジ部同
士を重合すると共に接合することによって一体構成とし
た自動車用ドアトリムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の自動車用ドアトリムとして
は、図4および図5に示すものが知られている。
【0003】これによれば、ドアトリム本体aは、ウエ
スト部bより下部における分割ラインcにおいてトリム
アッパーdとトリムロアeとに分割されており、トリム
アッパーdとトリムロアeの両外側フランジ部同士を重
合すると共に接合することによって一体に組立てられて
構成にしている。
【0004】そして、トリムアッパーdの裏面側に、リ
ブfを立設し、リブfの先端をトリムロアeの表面に当
接することによって、トリムアッパーに対するトリムロ
アeの車体上下方向の動きを規制している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リブf
をトリムロアeの表面に当接したとしても、トリムアッ
パーdに対してトリムロアeが左右方向に開こうとする
力を規制することができず、図5の一点鎖線視するよう
に車室側に開いてしまうことがあった。
【0006】そこで、本発明はかかる点に鑑み案出され
たもので、リブを用いてもトリムアッパーに対してトリ
ムロアが車体左右方向に開かないように構成した自動車
用ドアトリムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、トリム本体を上下に分割したトリムアッパ
ーとトリムロアとで構成し、トリムアッパーおよびトリ
ムロアの両外側フランジ部同士を重合すると共に接合す
ることによって一体構成としており、さらにトリムアッ
パーおよびトリムロアの分割ラインの少なくとも一部
を、トリム本体のウエスト上向き面部に位置させるよう
に、ウエスト上向き面部を分割することで、ウエスト上
向き面部をトリムアッパーと共にトリムロアによって構
成し、トリムロア側の分割上向き面部の裏面に、下方向
に延在するリブを立設すると共に、リブが嵌合する嵌合
孔をトリムアッパーの外側フランジ部に形成し、リブを
嵌合孔に嵌合することによって、トリムアッパーに対す
るトリムロアの動きを規制するように構成して、リブに
よってトリムアッパーに対するトリムロアが車体の上
下、左右及び前後方向に開口しようとする力を抑制し
て、トリムアッパーに対するトリムロアのべこつきを防
止できるようにした。
【0008】また、本発明は、前記リブに段部を設け、
且つ前記リブを先端側に行くに従って狭くなるテーパ状
に形成して、リブを嵌合孔にテーパ嵌合すると共に、段
部をトリムアッパーの表面側に当接させて構成してお
り、段部がトリムアッパーの表面側に当接すると共にリ
ブの嵌合孔へのテーパ嵌合によって、トリムアッパーに
対するトリムロアが車体の上下、左右及び前後方向に開
口しようとする力を抑制してトリムアッパーに対するト
リムロアのべこつきを防止でき、しかも、トリムアッパ
ーとトリムロアとの分割ラインにおけるスキ現象を抑制
できる。
【0009】本発明は、また、リブに段部を設けて、段
部をトリムアッパーの表面側に当接させると共に、リブ
の先端をトリムアッパーより突出させて加締めることに
よってトリムアッパーに固着して構成しており、段部が
トリムアッパーの表面側に当接すると共にリブの先端が
トリムアッパーに加締められることにより、トリムアッ
パーに対するトリムロアが車体の上下、左右及び前後方
向に開口しようとする力を抑制してトリムアッパーに対
するトリムロアのべこつきを防止でき、しかも、トリム
アッパーとトリムロアとの分割線におけるスキ現象を抑
制できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
について、図1および図2を用いて説明する。
【0011】図1は、本発明における実施の形態を採用
した自動車用ドアトリムの斜視図、図2は図1における
A-A線断面図である。
【0012】図1および図2において、トリム本体1
は、分割ライン2から車体上下に二分割したトリムアッ
パー2とトリムロア3とで構成し、トリムアッパー2の
外側フランジ部2aとトリムロア3の外側フランジ部3
a同士を重合すると共に接合することによって一体構成
として構成している。
【0013】分割ライン2は、大部分がトリム本体1の
ウエスト部1aより下部側に位置しているも、一部を例
えば車体後部側において、トリム本体1のウエスト1a
の上向き面部1bに位置させるように、ウエスト1aの
上向き面部1bを分割すべく延在しており、これによっ
て、ウエスト1aの上向き面部1bをトリムアッパー3
と共にトリムロア4によって構成している。
【0014】そして、トリムロア4側の分割上向き面部
1b1の裏面に、下方向に延在するリブ5を立設してい
る。
【0015】リブ5における車体前後方向一側端側に
は、段部5aが形成されていると共に、リブ5は、先端
側に行くに従って狭くなるようにテーパ状に形成されて
いる。
【0016】トリムアッパー3側の分割上向き面部1b
2には、トリムロア4側の上向き面部1b1に潜り込むよ
うに外側フランジ部3aが形成されており、外側フラン
ジ部3aには、リブ5が嵌合する嵌合孔6が形成されて
いる。
【0017】上記のように構成する場合、トリムアッパ
ー3側の嵌合孔6にトリムロア4側のリブ5を嵌合する
ことによって、リブ5が嵌合孔6にテーパ嵌合を形成し
て嵌合される。そして、このとき、段部5aが外側フラ
ンジ部3aの表面側に当接することになる。さらに、リ
ブ5の先端は、ドア本体を構成するインナーパネル7に
当接している。
【0018】この結果、リブ5が嵌合孔6に嵌合するこ
とによって、トリムアッパー3に対するトリムロアの動
きが規制されることになり、リブ5によってトリムアッ
パー3に対するトリムロア4が車体左右方向に開口しよ
うとする力を抑制して、トリムアッパー3に対するトリ
ムロア4のべこつきを防止できることになる。
【0019】また、段部5aがトリムアッパー3におけ
る外側フランジ部3aの表面側に当接すると共にリブ5
の嵌合孔6へのテーパ嵌合によって、トリムアッパー3
に対するトリムロア4が車体の上下、左右及び前後方向
に開口しようとする力(一点鎖線視参照)を確実に抑制し
てトリムアッパー3に対するトリムロア4のべこつきを
完全に防止でき、しかも、トリムアッパー3とトリムロ
ア4との分割ライン2におけるスキ現象を抑制できる。
【0020】図3は本発明に係る別の実施の形態を示し
ており、図1におけるA-A線断面図である。
【0021】図3によれば、リブ5に段部5aを設け
て、段部5aをトリムアッパー3における外側フランジ
部3aの表面側に当接させた点上記実施の形態と同様で
あるが、さらに、リブ5の先端をトリムアッパー3の裏
面側より突出させて、この突出部分に加締め部5bを形
成して、トリムロア4をトリムアッパー3に固着したも
のである。
【0022】本実施の形態によれば、段部5aがトリム
アッパー3における外側フランジ部3aの表面側に当接
しており、しかも加締め部5bによってリブ5の先端が
トリムアッパー3側に加締められていることにより、ト
リムアッパー3に対するトリムロア4が車体の上下、左
右及び前後方向に開口しようとする力を抑制して、トリ
ムアッパー3に対するトリムロア4のべこつきを防止で
き、しかも、トリムアッパー3とトリムロア4との分割
線におけるスキ現象を抑制できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トリムアッパーおよびトリムロアの分割ラインの少なく
とも一部を、トリム本体のウエスト上向き面部に位置さ
せるように、ウエスト上向き面部を分割することによっ
て、ウエスト上向き面部をトリムアッパーと共にトリム
ロアで構成し、トリムロア側の分割上向き面部の裏面
に、下方向に延在するリブを立設すると共に、リブが嵌
合する嵌合孔をトリムアッパーの外側フランジ部に形成
し、リブを嵌合孔に嵌合することによって、トリムアッ
パーに対するトリムロアの車体の上下、左右及び前後方
向の動きを規制するように構成したことから、リブを嵌
合孔に嵌合するだけでトリムアッパーに対するトリムロ
アが車体の上下、左右及び前後方向に開口しようとする
力を抑制して、トリムアッパーに対するトリムロアのべ
こつきを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明における実施の形態を採用した
自動車用ドアトリムの斜視図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】本発明に係る他の実施の形態を採用した自動車
用ドアトリムを描画しており、図2と同様な断面図であ
る。
【図4】従来における自動車用ドアトリムの斜視図であ
る。
【図5】図4におけるB−B断面図である。
【符号の説明】
1 トリム本体 1a ウエスト部 1b 上向き面部 1b1 分割上向き面部(ロアートリム側) 1b2 分割上向き面部(アッパートリム側) 2 分割ライン 3 トリムアッパー 3a 外側フランジ部 4 トリムロア 4a 外側フランジ部 5 リブ 5a 段部 5b 加締め部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トリム本体を上下に分割したトリムアッ
    パーとトリムロアとで構成し、該トリムアッパーおよび
    トリムロアの両外側フランジ部同士を重合すると共に接
    合することによって一体構成とした自動車用ドアトリム
    であって、 前記トリムアッパーおよび前記トリムロアの分割ライン
    の少なくとも一部を、前記トリム本体のウエスト上向き
    面部に位置させるように、該ウエスト上向き面部を分割
    することで、前記ウエスト上向き面部を前記トリムアッ
    パーと共に前記トリムロアによって構成し、 前記トリムロア側の分割上向き面部の裏面に、下方向に
    延在するリブを立設すると共に、該リブが嵌合する嵌合
    孔を前記トリムアッパーの外側フランジ部に形成し、 前記リブを前記嵌合孔に嵌合することによって、トリム
    アッパーに対するトリムロアの動きを規制したことを特
    徴とする自動車用ドアトリム。
  2. 【請求項2】 前記リブに段部を設け、且つ前記リブを
    先端側に行くに従って狭くなるテーパ状に形成して、前
    記リブを前記嵌合孔にテーパ嵌合すると共に、前記段部
    を前記トリムアッパーの表面側に当接させたことを特徴
    とする請求項1記載の自動車用ドアトリム。
  3. 【請求項3】 前記リブに段部を設けて、該段部を前記
    トリムアッパーの表面側に当接させると共に、前記リブ
    の先端を前記トリムアッパーより突出させて加締めるこ
    とによって前記トリムアッパーに固着したことを特徴と
    する請求項1記載の自動車用ドアトリム。
JP2001133862A 2001-05-01 2001-05-01 自動車用ドアトリム Pending JP2002326517A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006176010A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用内装部品

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006176010A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用内装部品
JP4666582B2 (ja) * 2004-12-22 2011-04-06 河西工業株式会社 自動車用内装部品

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