JP4666582B2 - 自動車用内装部品 - Google Patents

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この発明は、車両の側壁パネルの室内面側に装着される、ドアトリム、リヤサイドトリム、ラゲージサイドトリム等の自動車用内装部品に係り、特に、内装部品のウエスト部裏面にウエストガーニッシュを簡単かつ美麗に取り付けることを可能にした自動車用内装部品に関する。
例えば、図10に示すドアトリム1は、ウエスト部1aの内面に樹脂成形体からなるウエストガーニッシュ2が取着されており、このウエストガーニッシュ2のフランジ3にドアウインドウガラスWを摺接するドアインナーシール4が取り付けられている。従来、ドアトリム1のウエスト部1a裏面にウエストガーニッシュ2を固定する方法としては、図11に示すように、ドアトリム1のウエスト部1aの内面の所定位置にウエストガーニッシュ2を位置決めし、超音波ホーン5を押し付けて超音波加工を施し、面溶着によりウエストガーニッシュ2を固定していた。このウエストガーニッシュ2の取付方法の従来例としては、特許文献1に詳細に記載されている。
特開平10−226235号公報
このように、従来、超音波ホーン5を使用してドアトリム1のウエスト部1a裏面にウエストガーニッシュ2を溶着固定した場合、ドアトリム1の製品表面側に熱的ダメージによる表面不良aが発生し易く、外観意匠性を低下させるため、超音波ホーン5による加工条件に大きな制約が加わり、表面外観を良好に維持しながら確実な溶着強度を確保するためには、作業に熟練さが要求されているのが実情である。
また、従来の加工方法では、組み付けバラツキが大きく、図12に示すように、ドアトリム1の先端縁とドアインナーシール4のヘッド部との間に隙が発生して、外観意匠性を低下させたり、図13に示すように、ウエストガーニッシュ2に転びが発生し易い。そして、隙や転びが発生した場合には、ドアウインドウガラスWの昇降操作時において、ドアインナーシール4の抵抗値に変動が生じ、不快音、低級音が生じたり、また、スムーズな昇降操作が得られないという欠点が指摘されている。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ドアインナーシールを支持するウエストガーニッシュをウエスト部内面に備えた自動車用内装部品であって、美麗な外観見栄えを確保しつつ、強固な固定強度が得られ、隙発生やウエストガーニッシュに転び等の不具合が発生することがない自動車用内装部品を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、車両の側壁パネルの室内面側に取り付けられる自動車用内装部品であって、所望の曲面形状に成形されたトリム本体のウエスト部内面に樹脂成形体からなるウエストガーニッシュが取着され、ドアウインドウガラスと摺接するドアインナーシールが上記ウエストガーニッシュに取り付けられている自動車用内装部品において、前記ウエストガーニッシュとトリム本体との双方のうち一方側に設けた係止片を他方側に係着させる相互の係着構造により、トリム本体のウエスト部内面の所定位置にウエストガーニッシュが位置決め、かつ仮固定されるとともに、トリム本体に突設形成された溶着用リブをウエストガーニッシュのリブ挿入孔内に挿入して溶着用リブの先端をカシメ加工することにより、ウエストガーニッシュがトリム本体のウエスト部内面に溶着固定されており、前記溶着用リブの基部には、増肉部が設定されていることを特徴とする。
ここで、本発明に係る自動車用内装部品の適用用途としては、ドアトリム、リヤサイドトリム、ラゲージサイドトリム等、車両の側壁パネルの室内面側に装着される内装部品であり、ウインドウガラスの室内面をシールするインナーシールを支持するウエストガーニッシュをウエスト部内面に取り付ける構造の内装部品を対象としている。
内装部品におけるトリム本体としては、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等、一般の熱可塑性樹脂が使用でき、射出成形工法、モールドプレス成形工法により所望の曲面形状に成形されている。同様に、ウエストガーニッシュについても、上述した汎用の熱可塑性樹脂を素材として、射出成形体から構成されている。
そして、本発明によれば、トリム本体のウエスト部内面にウエストガーニッシュを固着するには、ウエストガーニッシュをトリム本体のウエスト部内面所定位置にロケートする係着構造が採用されているため、例えば、トリム本体のウエスト部内面にフックが、また、ウエストガーニッシュに係止片が形成され、この係止片をフックに係着することで、所定位置にウエストガーニッシュを簡単かつ確実に位置決めすることができる。更に、位置決めした後は、溶着用リブに対して超音波ホーンによる溶着加工を施すため、トリム本体の製品表面側に熱的ダメージが加わることがなく、良好な外観風合いが得られるとともに、精度の良い取付構造が達成できるため、ガーニッシュの転びや隙発生等を可及的に防止できる。
更に、本発明にあっては、前記溶着用リブの基部には、増肉部が設定されている構成の採用により、トリム本体のウエスト部内面に突設される溶着用リブの設定箇所は、トリム本体の厚みが増肉されているため、超音波ホーンによる溶着用リブの溶着加工時、トリム本体の製品表面側に熱的ダメージが及ぶことがなく、美麗な製品外観を確保できる。
また、本発明の好ましい実施の形態によれば、前記溶着用リブは、上下方向に伸びる薄肉プレート状に設定され、ウエストガーニッシュに開設される角孔状のリブ挿入孔に上記溶着用リブを挿入することにより、車両の長手方向に沿ってウエストガーニッシュがトリム本体に対して位置規制されることを特徴とする。そして、この実施の形態によれば、トリム本体に形成される薄肉プレート状の溶着用リブを挿入するウエストガーニッシュのリブ挿入孔は、角孔に設定され、車両の長手方向に沿う位置規制がなされるため、ウエストガーニッシュを精度良く取り付けることができる。
以上説明した通り、本発明に係る自動車用内装部品によれば、トリム本体のウエスト部内面にウエストガーニッシュを相互の係着構造により簡単に位置決めするとともに、ウエストガーニッシュの挿入孔に対してトリム本体の裏面からパネル側に向けて突出する溶着用リブを挿入して、溶着用リブを溶着加工することにより、ウエストガーニッシュを固定するという構成であるため、所定位置にウエストガーニッシュを確実にロケートすることができ、かつ従来の面溶着に替えてリブ溶着構造を採用することで、トリム表面に及ぶ熱的ダメージをなくし、美麗な表面外観を確保するとともに、隙発生やウエストガーニッシュの転びという取付不良が生じることがなく、適切位置に確実にウエストガーニッシュを取り付けることができるという効果を有する。
更に、溶着用リブの設定位置におけるトリム本体を厚肉に設定した場合には、製品表面に及ぶ熱的ダメージの影響をより確実に回避することができるとともに、溶着用リブを収容するウエストガーニッシュのリブ挿入孔を角孔に設定することで車両の長手方向の位置規制を行なえば、ウエストガーニッシュを取り付けるにあたり、取付位置のバラツキをなくし、精度の良い取り付けが可能になるという効果を有する。
以下、本発明に係る自動車用内装部品を自動車用ドアトリムに適用した実施例について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1乃至図9は本発明の一実施例を示すもので、図1はドアトリムを示す正面図、図2は同ドアトリムのウエスト部の構成を示す断面図、図3乃至図5はドアトリムにおけるトリム本体のウエスト部内面にウエストガーニッシュを固定する各工程を示す説明図、図6はドアトリムのウエスト部の変形例を示す断面図、図7乃至図9はウエストガーニッシュの固定構造の変形例を示す説明図である。
図1,図2において、自動車用ドアトリム10は、所望の曲面形状に成形されて、図示しないドアパネルの室内面側に装着されるドアトリム本体20と、ドアトリム本体20に各種機能部品を取り付けて構成されている。具体的には、インサイドハンドルエスカッション11、パワーウインドウスイッチエスカッション12、プルハンドル13、ポケット開口14の周縁を縁取るポケットエスカッション15、スピーカグリル16がドアトリム本体20の所定位置に取り付けられている。そして、ドアトリム本体20のウエスト部20aの内面には、合成樹脂の射出成形体からなるウエストガーニッシュ30が取り付けられており、このウエストガーニッシュ30に支持されるドアインナーシール40によりドアウインドウガラスWが摺接シールされている。
更に詳しくは、上記ドアトリム本体20は、汎用の熱可塑性樹脂をモールドプレス成形工法、あるいは射出成形工法により所望の曲面形状に成形されている。使用する熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等が使用できる。
また、このドアトリム本体20のウエスト部20aは、表面側は車室内から目立ち易い箇所であるため、絞模様等が設けられており、意匠性を高めているとともに、ウエスト部20aの内面には、後述するウエストガーニッシュ30の係着構造となるフック21がドアトリム本体20の先端縁に近接する位置に形成されており、それより下方の湾曲面には、溶着用リブ22がパネル側に向いて突設形成されている。尚、符号21aは、フック21を補強する補強リブを示すとともに、符号22aはカシメ部を示す。
一方、ウエストガーニッシュ30についても、汎用の熱可塑性樹脂の射出成形体から構成されており、使用する熱可塑性樹脂としては、ドアトリム本体20に使用する熱可塑性樹脂同様、任意の熱可塑性樹脂を選択することができる。また、このウエストガーニッシュ30については、ドアインナーシール40を支持するインナーシール支持フランジ31が垂直面を構成するように一方側に設けられ、反対側には、ドアトリム本体20のウエスト部20a内面の湾曲形状に合致する取付面32が設定されている。更に、インナーシール支持フランジ31には、ドアインナーシール40の取付脚片41a,41bを挿入するための挿入孔33a,33bが開設されているとともに、インナーシール支持フランジ31の上端には、ドアトリム本体20のフック21に係着する係止片34が突設形成されているとともに、取付面32にはドアトリム本体20の溶着用リブ22を挿通させるリブ挿入孔35が開設されている。
次に、図3乃至図5に基づいて、ドアトリム本体20のウエスト部20a内面にウエストガーニッシュ30を固定する作業手順について説明する。尚、図3乃至図5においては、ドアインナーシール40を省略した形で説明を行なう。まず、図3に示すように、ドアトリム本体20のウエスト部20a内面に対して、ウエストガーニッシュ30を位置決めする。このウエストガーニッシュ30の位置決め工程においては、ウエストガーニッシュ30の係止片34をドアトリム本体20のフック21に係着させると同時にドアトリム本体20の溶着用リブ22をウエストガーニッシュ30のリブ挿入孔35内に挿入させることにより、簡単かつ手際良くウエストガーニッシュ30をドアトリム本体20の所定位置に位置決めすることができる。図4は位置決めが完了した状態を示しており、ウエストガーニッシュ30のリブ挿入孔35から溶着用リブ22の先端が外部に突出しており、この溶着用リブ22の根元部分の厚みが増肉部23として設定されている。そして、この溶着用リブ22の先端に対して超音波ホーン50を押し付けていき、図5に示すように、超音波ホーン50により周波数;15〜30kHz、発信時間;1〜5秒の加工条件で超音波溶着加工を施すことで、図2に示すように、ウエストガーニッシュ30の溶着固定工程が完了する。
従って、図3乃至図5に基づくウエストガーニッシュ30の固定構造によれば、まず、ウエストガーニッシュ30の係止片34をドアトリム本体20のフック21に係着することで、ドアトリム本体20のウエスト部20aの内面所定位置にウエストガーニッシュ30を仮固定でき、この状態で超音波ホーン50による溶着加工を施すため、ウエストガーニッシュ30の取付精度を高めることができ、短時間で溶着固定が完了する。また、溶着用リブ22を超音波ホーン50により溶着加工するため、従来の面溶着構造でないため、製品表面に熱的ダメージが加わることがなく、良好な外観性能を維持できる。また、溶着用リブ22の設定位置に増肉部23を設定すれば、より有効に熱的ダメージを防止できる。このように、製品表面に熱的ダメージを及ぼすことがないため、超音波ホーン50による溶着加工における条件幅を拡げることができ、堅固な溶着強度を確保できることから、ウエストガーニッシュ30の転び不良や隙発生等が生じることがなく、外観上も好ましいウエストガーニッシュ30の強固な取り付けが期待できる。
図6は本発明に係る自動車用内装部品をドアトリム10に適用した変形例を示すもので、図6はドアトリム本体20に設ける溶着用リブ22の設定位置、すなわち超音波ホーン50による固定方向、ウエストガーニッシュ30のインナーシール支持フランジ31との干渉を有効に避けるために加工方向が適正に選択されている。このものにおいても、ドアトリム本体20のウエスト部20aの内面にウエストガーニッシュ30を取り付けるには、ウエストガーニッシュ30における係止片34をドアトリム本体20のウエスト部20aの内面に設けたフック21に係着することで、ウエストガーニッシュ30を適切位置にロケートし、ウエストガーニッシュ30のリブ挿入孔35から外部に露出する溶着用リブ22に対して超音波ホーン50により溶着加工を施せば、簡単にウエストガーニッシュ30を適切位置に堅固に固定することができる。
図7乃至図9は本発明の変形例を示すもので、図7はドアトリム本体とウエストガーニッシュとの関係を示す説明図、図8,図9は溶着用リブの溶着前と溶着後の状態を示す断面図である。この変形例においては、図7,図8に示すように、ドアトリム本体20のウエスト部20aの内面に突設形成される溶着用リブ22は、厚み寸法(図中符号d1で示す)が1.1mmの薄肉プレート状に設定されているとともに、この溶着用リブ22を収容するウエストガーニッシュ30には、角孔35aが開設されており、角孔35aの幅寸法(図中符号d2で示す)は、2.2mmに設定されている。そして、双方の関係により、薄肉プレート状の溶着用リブ22と角孔35aとの間で図中矢印P方向(車両の長手方向)の位置規制が行なわれることになる。尚、この変形例の場合においても、溶着用リブ22を超音波ホーン50により溶着加工するため、従来の面溶着に比べ製品表面の熱的ダメージが少なく、良好な表面外観を確保できるとともに、ウエストガーニッシュ30の転びやドアトリム本体20の先端縁に隙が発生する等の不具合を有効に解決できるという作用効果は上述した実施例と同一である。また、リブ挿入孔35や角孔35aに替えて、ウエストガーニッシュ30の下縁に切欠きを設けて、この切欠きに溶着用リブ22を挿入させるようにしても良い。
実施例は、ドアパネルの室内面側に装着されるドアトリム10のウエスト部の構造について説明したが、ドアトリム10の他にリヤサイドトリム、ラゲージサイドトリム等、車両の側壁パネルの室内面側に装着される内装部品全般に適用することができる。更に、トリム本体20とウエストガーニッシュ30との間の係着構造や、溶着用リブ22の溶着構造については、実施例で示す形状に限定されるものではなく、また、溶着用リブ22を溶着加工する際のホーン50の進入方向についても任意に設定することができる。
本発明に係る自動車用内装部品の一実施例であるドアトリムを示す正面図である。 図1中II−II線断面図であり、ドアトリムにおけるウエスト部の構成を示す断面図である。 図2に示すドアトリムにおけるドアトリム本体にウエストガーニッシュを位置決めする工程を示す説明図である。 図2に示すドアトリムにおけるドアトリム本体のウエスト部内面にウエストガーニッシュを位置決めした状態を示す説明図である。 図2に示すドアトリムにおけるドアトリム本体の溶着用リブに超音波溶着加工を施す状態を示す説明図である。 図2に示すドアトリムにおけるウエスト部の変形例を示す説明図である。 本発明に係る自動車用内装部品をドアトリムに適用した実施例におけるウエストガーニッシュの固定構造の変形例を示す平面図である。 図7中VIII−VIII線断面図である。 図8に示す溶着用リブを溶着加工した状態を示す断面図である。 従来のドアトリムにおけるウエスト部の構成を示す断面図である。 従来のドアトリムにおけるウエストガーニッシュの溶着固定作業を示す説明図である。 従来のドアトリムにおけるウエストガーニッシュの固定構造における不具合点を示す説明図である。 従来のドアトリムにおけるウエストガーニッシュの固定構造における不具合点を示す説明図である。
符号の説明
10 自動車用ドアトリム
20 ドアトリム本体
20a ウエスト部
21 フック
22 溶着用リブ
22a カシメ部
23 増肉部
30 ウエストガーニッシュ
31 インナーシール支持フランジ
32 取付面
33a,33b 挿入孔
34 係止片
35 リブ挿入孔
35a 角孔
40 ドアインナーシール
41a,41b 取付脚片
50 超音波ホーン

Claims (2)

  1. 車両の側壁パネルの室内面側に取り付けられる自動車用内装部品(10)であって、所望の曲面形状に成形されたトリム本体(20)のウエスト部(20a)内面に樹脂成形体からなるウエストガーニッシュ(30)が取着され、ドアウインドウガラス(W)と摺接するドアインナーシール(40)が上記ウエストガーニッシュ(30)に取り付けられている自動車用内装部品(10)において、
    前記ウエストガーニッシュ(30)とトリム本体(20)との双方のうち一方側に設けた係止片(34)を他方側に係着させる相互の係着構造により、トリム本体(20)のウエスト部(20a)内面の所定位置にウエストガーニッシュ(30)が位置決め、かつ仮固定されるとともに、トリム本体(20)に突設形成された溶着用リブ(22)をウエストガーニッシュ(30)のリブ挿入孔(35)内に挿入して溶着用リブ(22)の先端をカシメ加工することにより、ウエストガーニッシュ(30)がトリム本体(20)のウエスト部(20a)内面に溶着固定されており、
    前記溶着用リブ(22)の基部には、増肉部(23)が設定されていることを特徴とする自動車用内装部品。
  2. 前記溶着用リブ(22)は、上下方向に伸びる薄肉プレート状に設定され、ウエストガーニッシュ(30)に開設される角孔状のリブ挿入孔(35)に上記溶着用リブ(22)を挿入することにより、車両の長手方向に沿ってウエストガーニッシュ(30)がトリム本体(20)に対して位置規制されることを特徴とする請求項1に記載の自動車用内装部品。
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