JP2002325551A - カレー用調味料及びこれを含むカレー製品 - Google Patents

カレー用調味料及びこれを含むカレー製品

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 調理時又は調理後のカレーに添加することに
より、カレーの全体的な風味の一体感を強めるととも
に、甘い香りとコクを付与し得るカレー用調味料、上記
カレー用調味料を含み、カレーの全体的な風味の一体感
が強められたカレーソース、カレールウ、カレーフィリ
ング等のカレー製品を提供する。 【構成】 アサフェチダを油脂の存在下で加熱して得ら
れる油脂抽出物を含むことを特徴とするカレー用調味
料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カレー用調味料に
関する。さらに詳細には、調理時又は調理後のカレーソ
ースに添加することにより、カレーの全体的な風味の一
体感を強めるとともに、甘い香りとコクを付与し得るカ
レー用調味料に関する。また本発明は、上記カレー用調
味料を含むことにより、カレーの全体的な風味の一体感
が強められたカレーソース、カレールウ、カレーフィリ
ング等のカレー製品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、通常、数種類から数十種類の
香辛料を組み合わせてカレーを調製することが行なわれ
ている。カレーは煮込み料理の一種であるため、煮込み
料理の特徴である風味のまとまりが求められる。しか
し、風味の一体感を有するカレーを調製するのは困難で
あった。そのため、カレーの全体的な風味をまとめ、風
味の一体感を容易に付与することができる方法が求めら
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、カレーの全
体的な風味をまとめ、風味の一体感を強めることができ
るカレー用調味料の提供を目的とする。また、本発明
は、カレーの全体的な風味のまとまりがよいカレー製品
の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために検討を重ねる中で、アサフェチダ(Feru
la assa-foetida)に着目した。アサフェチダは、硫化
物に由来する非常にとげとげしい不快臭を有する香辛料
であり、極めて微量を使用すれば、「ずばぬけておもし
ろい風味を出す」ことが報告されている(トム・ストパ
ート著、辻静雄監修「世界のスパイス辞典」(株式会社
鎌倉書房 昭和56年10月15日発行、第43ページ
〜第44ページ)。しかしながら、微量のアサフェチダ
をそのままカレーに加えるだけでは、このアサフェチダ
に由来する香りが強く出るだけであり、おもしろい風味
になるものの、他の香辛料の風味とのまとまりは改善さ
れず、風味の一体感は得られなかった。
【0005】本発明者は、上記不快臭を有するアサフェ
チダについてさらに検討を重ねたところ、このアサフェ
チダをカレーに添加するにあたり、アサフェチダを油脂
中で加熱してアサフェチダの油脂抽出物を得、この油脂
抽出物をカレーに添加した場合には、意外なことに、上
記油脂抽出物がカレーの全体的な風味をまとめあげ、風
味の一体感を強める作用があることを見出した。
【0006】従って、本発明の要旨は、アサフェチダを
油脂の存在下で加熱して得られる油脂抽出物を含むこと
を特徴とするカレー用調味料である。
【0007】また、本発明の別の要旨は、上記カレー用
調味料において、油脂として牛脂を用いることを特徴と
するカレー用調味料である。
【0008】また、本発明の別の要旨は、上記カレー用
調味料を含むことを特徴とするカレー製品である。
【0009】なお、アサフェチダを任意に添加してもよ
いとするカレー用調味料が特開2000−14370号
公報により提案されている。しかし、上記公報には、ア
サフェチダが任意に添加してもよい原料のひとつとして
例示されているにすぎず、しかもアサフェチダを油脂の
存在下で加熱して得られる油脂抽出物に関して何ら記載
がない。まして、アサフェチダの油脂抽出物がカレーの
風味をまとめあげる作用効果を有することは、全く開示
されていない。
【0010】
【発明の実施の態様】本発明にいうカレー用調味料は、
カレー風味を有する各種食品に添加することにより、当
該食品のもつカレーの全体的な風味をまとめあげ、風味
の一体感を強調することができる調味料である。例え
ば、カレーを調理する際又は調製したカレーに添加して
もよいし、カレーを調理する際に用いる固形状、ペース
ト状、液状或いはフレーク状等のルウに、予め配合して
用いることもできる。
【0011】本発明のカレー用調味料は、アサフェチダ
を油脂の存在下で加熱することによって得られる油脂抽
出物を含むことが重要である。これによって、カレーの
全体的な風味をまとめ、一体感を強めることができる。
なお、上記アサフェチダの油脂抽出物に含まれるどの油
溶性成分の作用によるかは不明であるが、少なくとも上
記油脂抽出物にはカレーに配合される各種スパイスの香
りのくせを緩和する作用を有し、この作用によって上記
効果を達成し得るものと考えられる。なお、アサフェチ
ダを油脂の存在下で加熱せずにカレーに用いる場合、例
えば生のアサフェチダから得た樹脂をそのまま添加して
カレーの風味調整を行う場合には、そのカレーは非常に
とげとげしい刺激的な臭いが強められるだけで、カレー
の風味の一体感を強めることはできない。
【0012】アサフェチダは、セリ科オオウイキョウ属
の多年生植物であるが、本発明では、上記アサフェチダ
の植物体の根幹に傷をつけることにより滲出する樹脂で
あり、この樹脂を固めたものをアサフェチダとして用い
る。具体的には、上記樹脂を固めた固形アサフェチダ、
固形アサフェチダを粗びきした粗びきアサフェチダ、さ
らには固形アサフェチダを粉末化した粉末アサフェチダ
等を用いればよい。
【0013】アサフェチダを加熱する際に用いる油脂
は、菜種油、菜種白絞油、コーン油、紅花油、米油、大
豆油、サラダ油、パーム油、ひまわり油等の植物性油
脂、牛脂、豚脂等の動物性油脂等の食用油脂を用いれば
よい。本発明では、油脂として牛脂を用いることが好ま
しい。牛脂を用いて抽出したアサフェチダ油脂抽出物を
含むカレー用調味料は、特に甘い香り、コクを強め、や
わらかい風味を付与することができる。
【0014】本発明では、上記アサフェチダの油脂抽出
物を得るために、アサフェチダを油脂の存在下で加熱す
る。加熱を行うにあたっては、油脂とアサフェチダを混
合した後に加熱を開始するのがよい。
【0015】加熱条件は、アサフェチダに含まれている
油溶性成分を油脂に移行させ得る限り、特に制限されな
いが、150℃〜180℃、1分〜2分間とすることが
好ましい。これにより、アサフェチダの油溶性成分を十
分に含むとともに、加熱による油脂の酸化臭がない油脂
抽出物が得られる。
【0016】上記加熱後、油脂からアサフェチダ残渣を
除去することが好ましい。これによって、アサフェチダ
の特異な香りを付与せずカレーの風味をまとめあげるこ
とができるカレー調味料が得られる。アサフェチダ残渣
を除去するにあたっては、公知のろ過処理、遠心分離処
理等により行えばよい。
【0017】本発明では、上記アサフェチダの油脂抽出
物をそのままカレー用調味料として用いることができ
る。従って、本発明のカレー用調味料は、そのまま容器
に充填密封してカレー調理時又は調理後のカレーソース
に混合する調味料として提供してもよい。また、カレー
用調味料を添加した、風味のまとまりの良好なカレー製
品として提供してもよい。
【0018】上記カレー製品は、カレーの風味を有する
食品すべてを対象とする。例えば、カレーソース、カレ
ーフィリングのように、必要に応じて熱水、電子レンジ
等の加熱手段で加温するか、あるいはそのまま喫食し得
る形態の調理済み食品と、カレールウのようにカレーを
調理するのに用いる食品基材である。カレー調味料の配
合量は、本発明の実施者が訴求する風味に応じて設定す
ればよいが、好適な量を挙げると次の通りである。すな
わち、前者の形態のカレー製品に添加する場合は、カレ
ー用調味料に含まれているアサフェチダ油脂抽出物の量
が0.0001重量%〜0.002重量%、カレールウ
等のカレー食品用基材に添加する場合は、当該基材を用
いて調製したカレーソース等の0.0001重量%〜
0.002重量%となるように添加することが好まし
い。上記カレー製品は、容器に充填密封し、必要により
加熱殺菌処理を施して提供すればよい。
【0019】
【実施例1】牛脂100重量部に、粉末アサフェチダ5
重量部を添加し、150℃〜180℃に温度を維持しな
がら2分間保持した。これにより、アサフェチダの牛脂
抽出物105重量部を得た。次いで、牛脂抽出物の品温
を70℃〜80℃に保ちながらろ過処理を行い、牛脂抽
出物中の粉末アサフェチダを除去した。これにより、カ
レー用調味料105重量部を得た。
【0020】これとは別に、市販のルウ100重量部を
熱水650重量部に添加して30分間加熱して調製した
カレーソースに、上記カレー用調味料0.001重量部
を添加した。次に、カレーソースを喫食し、風味のまと
まり、甘い香りの強さ、コクの強さ、総合評価を10名
の評価者が官能的に評価した。評価基準は、3(非常に
優れている)、2(優れている)、1(普通)の3点と
し、10名の平均点を評価結果とした。その結果を表1
に示す。
【0021】
【比較例1】カレー用調味料を添加しない点を除き、実
施例1と同様にしてカレーソースを調製した(比較例1
品)。次いで、比較例1品を実施例1と同様にして評価
した。その結果を表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】
【実施例2】焙煎小麦粉ルウ570重量部、カレー粉7
0重量部、食塩90重量部、砂糖70重量部及び各種調
味料混合物199.9重量部、及び実施例1で用いたカ
レー用調味料0.1重量部を、加熱攪拌釜に投入し、品
温を90℃〜120℃の範囲に保ちながら30分間混合
し、溶融状態のカレールウを得、このカレールウを成型
容器に充填密封し5℃で冷却し、固形カレールウ100
0重量部を得た。
【0024】次に、上記固形カレールウ100重量部を
取り出し、熱水650重量部に加えて30分間加熱し、
カレーソース750重量部を調製した。次に、このカレ
ーソースを喫食し、実施例1と同様の方法で評価した。
その評価結果を表2に示す。
【0025】
【比較例2】実施例2において、カレー用調味料を添加
しない点を除き、全て実施例2と同様にして固形カレー
ルウを製造した。次いで、この固形カレールウを用いて
実施例1と同様の方法でカレーソースを調製し、このカ
レーソースを実施例1と同様の方法で評価した。その結
果を表2に示す。
【0026】
【表2】
【0027】
【発明の効果】本発明のカレー用調味料は、調理中又は
調理後のカレーソース等のカレー風味を有する食品に添
加することにより、当該食品がもっているカレー風味の
全体のまとまりをよくし、風味の一体感を向上させるこ
とができる。また、甘い香りとコクを付与することがで
きる。上記カレー用調味料は、特にコクが弱い傾向にあ
る野菜又は豆カレーに、強い風味を付与することができ
るので、野菜又は豆カレー用として好適である。
【0028】また、本発明のカレー調味料を、固形状、
ペースト状、フレーク状等の各種カレールウ、あるいは
レトルトカレー、カレーフィリング等のさまざまな形態
のカレー製品に添加することにより、従来品よりも風味
のまとまりの良好なカレー製品として提供することがで
きる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アサフェチダを油脂の存在下で加熱して
    得られる油脂抽出物を含むことを特徴とするカレー用調
    味料。
  2. 【請求項2】 油脂が牛脂であることを特徴とする請求
    項1に記載のカレー用調味料。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のカレー用
    調味料を含むことを特徴とするカレー製品。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101149313B1 (ko) * 2009-12-03 2012-05-23 대상 주식회사 카레맛 향미유 및 그의 제조방법
CN103549379A (zh) * 2013-11-09 2014-02-05 哈尔滨艾克尔食品科技有限公司 咖喱沙司粉及其使用方法

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