JP2002325017A - 発振器及びその製造方法 - Google Patents

発振器及びその製造方法

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JP2002325017A JP2001165839A JP2001165839A JP2002325017A JP 2002325017 A JP2002325017 A JP 2002325017A JP 2001165839 A JP2001165839 A JP 2001165839A JP 2001165839 A JP2001165839 A JP 2001165839A JP 2002325017 A JP2002325017 A JP 2002325017A
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Shiyuntei Ri
春廷 李
Toshinobu Suzuki
敏伸 鈴木
Akira Kato
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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発振器の内部に埋設された発振用インダクタ
に対して、誘電体基板の裏面に設けた開口を通してトリ
ミングを施しても、その開口を封鎖しなくてよい構造の
発振器を提供するとともに、その発振器を製作するのに
最適な製造方法を提供する。 【解決手段】 誘電体基板51の表面51a側に電子部
品52を搭載させ、同じく誘電体基板の内部51c及び
裏面51bに所定間隔をおいて接地導体板15、20を
設け、さらに該接地導体板の間に発振用インダクタ18
設けてなる発振器50とする。そして誘電体基板51の
裏面51b側に短辺幅Wが0.1〜1mmの開口54を
設けて、その開口内にレーザー光を照射して前記発振用
インダクタ18にトリミングを施す。前記開口54は、
誘電体原料からなるグリーンシートを成形して複数枚の
グリーンシート成形体11を製造するとき、複数枚のグ
リーンシート成形体に透孔21、22を設けておいて、
それらを積層した後焼成すると形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発振周波数を調整
するための発振用インダクタが誘電体基板の内部に埋設
されている発振器及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、電圧制御発振器として、図1
9に示すように、誘電体基板1の表面1aに発振回路を
構成する電子部品2が搭載され、同じく誘電体基板1の
内部1c及び裏面1bのそれぞれに所定の間隔dをおい
て接地導体板3、4が設けられており、さらに該接地導
体板3、4の間に発振用インダクタ5が設けられている
構造の発振器6が公知である(特開2000−3173
8号公報)。
【0003】この発振器6においてその裏面1bには前
記発振インダクタ5にまで奥行きが到達する開口7が設
けられており、その開口7を通して前記発振用インダク
タ5にレーザー光を照射することにより発振用インダク
タ5に切込みを入れて、いわゆるトリミングを施すこと
により、図20に示す発振回路、すなわち、基本的には
制御電圧Vcが入力される入力端子8、インダクタL、
コンデンサC1、発振用インダクタ5、コンデンサC
2、ダイオードD、トランジスタT及びコンデンサC3
等から構成される発振回路の発振周波数を所定のバラツ
キ範囲内に調節している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記技
術に係る発振器6においては前記開口7を塞ぐために誘
電体基板1の裏面1bに金属板で代表される導電性蓋体
9を宛がっている。この導電性蓋体9は、ほかの実装部
品等の外界電界影響を遮蔽するという効果を発揮してい
るが、この発振器6をマザーボード(図示なし)に実装
するとマザーボード上での取付け安定性に欠く。そこで
前記安定性を向上させるために前記誘電体基板1の裏面
1bに前記導電性蓋体9を収容可能な凹部(図示なし)
を設けているが、その凹部を形成する作業は、前記誘電
体基板1がセラミックスからできている場合、非常に困
難である。
【0005】そこで本発明者は前記誘電体基板の裏面側
から内層インダクタにトリミングを施すための開口を設
けても、その開口を塞ぐ必要ない発振器を得る目的で鋭
意検討したところ、前記開口を特定の大きさ・形状にす
れば導電性蓋体を省略できるという事実を見出すと同時
に、そのような発振器を製造するにはその製造過程に特
定の手段が必要であるという事実を見出し、本発明を完
成した。従って、本発明の課題は、内部に埋設された発
振用インダクタに対して、誘電体基板の裏面に設けた開
口を通してトリミングを施しても、その開口を封鎖しな
くてよい構造の発振器を提供するとともに、その発振器
を製作するのに最適な製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本請求項1発明は前記の
課題を解決するために、誘電体基板の表面側に発振回路
を構成する部品を搭載させ、同じく誘電体基板の内部及
び裏面のそれぞれに所定間隔をおいて接地導体板を設
け、さらにそれらの接地導体板の間に発振用インダクタ
を設けてなる発振器において、前記誘電体基板の裏面側
に短辺幅が0.1〜1mm、好ましくは0.2〜0.6
mmの平面がI字状形状又はL字状形状の開口を設け
て、前記発振用インダクタを前記裏面側からトリミング
できるようにした構造の発振器とする。
【0007】本請求項5発明は、請求項1発明の発振器
を製作するために、誘電体原料からなるグリーンシート
を成形して多数枚のグリーンシート成形体を成形する成
形工程(A)と、それらのグリーンシート成形体に種々
の回路パターン、接地導体及び発振用インダクタを印刷
する印刷工程(B)と、印刷された前記グリーンシート
成形体を適宜組み合わせて積層して、表面側に回路パタ
ーンが、内部及び裏面のそれぞれに所定間隔をおいて接
地導体板が、そして2枚の前記接地導体板の間に発振用
インダクタがそれぞれ形成された積層体を製造する積層
工程(C)と、前記積層体を焼成して誘電体基板に変成
する焼成工程(D)と、得られた誘電体基板の、前記回
路パターンが印刷されている表面側に電子部品を実装す
る実装工程(E)とからなる発振器の製造方法におい
て、前記発振用インダクタの裏面側に積層されるグリー
ンシート成形体として、同一部位に透孔を有するグリー
ンシート成形体を使用するという手段を採用する。
【0008】
【発明の実施の形態】次に図面を参照しながら、本発明
の実施形態を詳述する。図1に示すように、本発明に係
る発振器50における誘電体基板51の表面51aに
は、発振回路を構成する電子部品52が搭載されている
とともに、同じく誘電体基板52の内部51c及び裏面
51bのそれぞれには所定間隔をおいて接地導体板1
5、20が設けられている。そしてそれらの接地導体板
15、20間には発振用インダクタ18が埋設されてい
るとともに、前記誘電体基板51の裏面51b側に短辺
幅W1が0.1〜1mm、好ましくは0.2〜0.6m
mの開口54が形成されている。図2に示すように、発
振器50をその裏面51b側から見たとき、前記開口5
4を通して発振用インダクタ18の裏面の一部分を見る
ことが可能になっている。なお、本発明に係る発振器5
0の表面51a側には箱状のカバー部材53が被せられ
ており、電子部品52が外的破損要因から保護されるよ
うになっている。
【0009】上記のように構成される発振器50は、誘
電体基板となるグリーンシート成形体を製造する成形工
程Aと、それらのグリーンシート成形体に導電体を印刷
する印刷工程Bと、印刷されたグリーンシート成形体等
を積層して積層体にする積層工程Cと、その積層体を焼
成して誘電体基板に変成する焼成工程Dと、得られた誘
電体基板の表面側に電子部品を実装する実装工程Eとを
順次組み合わせることにより製造される。これらの工程
を次に詳述する。
【0010】(成形工程A)セラミックからなる誘電体
原料から、図3に示すような厚さが約0.05〜0.3
mm、広さが約15cm×15cmのグリーンシートG
を準備し、そのグリーンシートGから所定の大きさ・形
状、例えば約8mm×6mmのグリーンシート成形体1
1が複数種得るための切れ目10を入れたりその切れ目
10の間に切欠き部10aを設けたりする。
【0011】図4〜図9に示すように、複数種の前記グ
リーンシート成形体11としての第一シート層11a、
第二シート層11b及び第三シート層11cの中央部寄
りの部位には、バイアホール13a〜13d、16a〜
16d、17a〜17dが設けられる。また、図10〜
図13に示すように、前記発振器50の発振用インダク
タ18が設けられる第三シート層11cの裏面側に積層
される第四シート層11d及び第五シート層11eの中
央部寄りの同一部位に、前記開口54を構成するための
I字状の透孔21、22が設けられる。
【0012】これらの透孔21、22の短辺幅W2は、
最終目的物である発振器50の開口54における短辺幅
W1が0.1〜1mm、好ましくは0.2〜0.6mm
になるように、設定されており、通常は、焼成工程
(D)でグリーンシート成形体11が焼成されると前記
透孔21、22が幾分小さくなるので、発振器50の短
辺幅W1より幾分大きくしておく。
【0013】また、複数種のグリーンシート成形体11
である第一シート層11a〜第五シート層11eは、1
枚のグリーンシートGから得られるようにしてもよい
が、生産枚数が多い場合は、1枚のグリーンシートGに
1種類のグリーンシート成形体11だけが得られるよう
にしてもよい。さらに前記第一シート層11a〜第五シ
ート層11eを1種の金型その他の成形手段を使用して
共通する形状・大きさのグリーンシート中間体を製造
し、そのグリーンシート中間体に種々の穿設位置及び穿
設数が相異するバイアホールや透孔を形成して、第一シ
ート層11a〜第五シート層11eに加工してもよい。
【0014】(印刷工程B)次に前記成形工程Aで得ら
れた誘電体グリーンシート11に回路パターン、接地導
体板及び発振用インダクタを印刷する。回路パターンを
印刷する場合は、図4に示すように、第一シート層11
aの表面に回路パターン12を印刷するとともに、第一
シート層11aに前記回路パターン12の一部である島
部分と通電するバイアホール13a、13b、13c、
13dを設ける。そしてそれらのバイアホール13a、
13b、13c、13dを、図5に示すように、第一シ
ート層11aの裏面に開口するよう第一シート層11a
に貫通させる。
【0015】図6に示すように、第一シート層11aの
裏面側に積層される第二シート層11bの表面に1枚の
接地導体板15を印刷するとともに、その接地導体板1
5から裏面に向かって、4個のバイアホール16a、1
6b、16c、16dを設けるが、それらの周縁部に接
地導体板15と接地しない環状の非接触ゾーン14a、
14b、14c、14dを設ける。前記バイアホール1
6a、16b、16c、16dは、図7に示すように裏
面に開口している。
【0016】さらに、図8に示すように、前記第二シー
ト11bの裏面側に積層される第三シート層11cに
は、前記バイアホール16a、16b、16c、16
d、16eに連通する4個のバイアホール17a、7b
a、17c、17dが穿設され、その裏面に、図9に示
すように、中央部に穿設されているバイアホール17b
と上面において通電する発振用インダクタ18を印刷す
る。同様にしてバイアホール17aが接地導体板20と
通電する回路19aと、残りのバイアホール17c、1
7dが導通する回路19bのそれぞれを印刷する。最後
に図13に示すように、第六シート11eの裏面にも第
二シート11bの表面と同様の接地導体板20を印刷す
る。なお、この実施態様においては第四シート層11d
には導電体が印刷されない。
【0017】(積層工程)上記のように第四シート層1
1d以外のシート層11a、11b、11c、11eが
印刷されたら、図14及び図15に示すように、それら
を積層させる。すなわち、回路パターン12が表面に印
刷されている第一シート層11a、接地導体板20が表
面に印刷されている第二シート層11b、発振用インダ
クタ18が裏面に印刷されている第三シート層11c、
透孔21が中央部寄りに形成されている第四シート層1
1d及び接地導体板20が裏面に印刷されている第五シ
ート層11eの5層を所定の圧力下で積層して積層体5
5を得る。
【0018】(焼成工程及び実装工程)得られた積層体
55をそれ自体公知の装置及び条件下で焼成すると、前
記第一、第二、第三、第四及び第五シート層が一体化し
て、前記接地導体板15、20及び発振用インダクタ1
8が接合又は埋設された誘電体基板51になる。この誘
電体基板51の表面に発振回路を構成する電子部品52
を実装するとともに、それらの上にカバー部材53を被
せれば、図1及び図2に示したような裏面を有する発振
器50が得られる。すなわち、この発振器50の裏面5
1b側には第五シート層11eの裏面に印刷した接地導
体板51の略中央部から、誘電体基板51の内部に延び
る開口54が存在し、その開口54から発振用インダク
タ18の裏面の一部分が見えるようになる。
【0019】(トリミング工程)このようにして得られ
た発振器50の発振用インダクタ18に対して公知の方
法によりトリミングを施すが、このトリミングを行なう
に先立って、レーザー光発射ガン(図示なし)を誘導す
る画像処理装置に前記開口54の存在位置に認識させる
ために、前記開口54の近くにマーキングをする。そし
て画像処理装置の指令により、レーザー光発射ガンを前
記開口に近づけて発振用インダクタ18の一部分をトリ
ミングする。トリミングは、図16に示すように、発振
器50の裏面に形成された平面形状がI字形開口54に
レーザー光発射ガンを前記開口54の長手方向に向かっ
て走査させることにより行われる。レーザー光発射ガン
の走査は、発振器50に接続された周波数測定手段から
の出力測定値と人為的に又は機械的に連動させてその走
査長さXを規制する。
【0020】なお、第一、第二及び第三シート層11
a、11b、11cにおいて同一部位に形成されたバイ
アホール13a、16a、17aには導電体56が流し
込むまれており、その導電体56により前記回路パター
ン20と前記発振用インダクタ18の一端部とが通電可
能になっているとともに、発振用インダクタ18の他端
部は誘電体基板51の側方に引き出されて接地導体基板
20に通電可能になっている。従って、発振用インダク
タ18をトリミングすると、本発明も、図20で示した
従来技術の発信用インダクタ5と同様に、発振回路と接
地体との間において発振用インダクタ18による周波数
の微調整が可能になる。
【0021】以上に詳述した製造方法を採用することに
より、従来の公知技術と異なり、発振用インダクタ18
のトリミングに先立って、発振器50の裏面側の誘電体
基板51にレーザー光を直接照射させてトリミング用の
開口54を形成する必要がないだけでなく、前記開口5
4の短辺幅Wをトリミングに必要最小限に抑制したの
で、その開口54を導電性蓋体で閉塞させる必要がな
い。また上記製造方法により、第四シート層11d及び
第五シート層11eに設けた透孔21、22を利用し
て、セラミックからなる誘電体基板51に0.1〜1m
mという微小な短辺幅Wを有する開口54を形成可能に
したので、その開口54を導電性蓋体で閉塞させなくて
も、発振用インダクタに対する電気特性に悪影響を抑制
できる。
【0022】本発明は、その根本的技術思想を踏襲して
発明の効果を著しく損なわない限度において、前記実施
態様の一部分を変更して実施することができる。例え
ば、発振用インダクタ18を第三シート層11cの裏面
側に印刷することなく、図17に示すように、第四シー
ト層11dの表面に印刷することができる。
【0023】この態様においては第四シート層11dに
透孔21が形成されているため発振用インダクタ18の
印刷時に被印刷物である導電体原料が前記透孔21の空
間で薄膜を維持できないときは、第四シート層11dに
透孔21を設けることなく透孔21が設けられる部位を
薄肉にして、トリミング時にその薄肉部位も発振用イン
ダクタ18とともにトリミングするようにしてもよい。
この態様により得られた発振器50の発振用インダクタ
18においては、発振器50の裏面側の外方に露出する
裏面を最小限に抑制できるという付加的効果が発揮され
る。
【0024】さらに発振器50の裏面側に形成する開口
54の平面形状を、図18に示すように、L字形にして
レーザー光発射ガンを開口54の形状に合わせて移動さ
せるようにできる。この態様においてはトリミング長さ
をより大きくすることができ、その結果、発振器50の
周波数調整範囲を大きくすることができる。
【0025】前記グリーンシート成形体11の厚さや枚
数は発振器の仕様に合わせて変更できる。例えば、第五
シート層11eの厚さを大きくすることにより第四シー
ト層11dを省略することができる。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように本請求項1発明は、
発振器の内部に埋設された発振用インダクタに対して、
誘電体基板の裏面に設けた開口を通してトリミングを施
してもその開口を封鎖しなくてよいという優れた効果を
発揮する。また請求項6発明は、そのような発振器を製
作するのに最適な製造方法を提供できるという効果を優
れた発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発振器の縦断面図である。
【図2】同じく発振器の裏面図である。
【図3】前記発振器の誘電体基板の製造に使用されるグ
リーンシートの部分平面図である。
【図4】前記誘電体基板として積層されるグリーンシー
ト成形体のうち最上層に積層される第一シート層の表面
図である。
【図5】前記第一シート層の裏面図である。
【図6】同じく第二シート層の表面図である。
【図7】第二シート層の裏面図である。
【図8】第三シート層の表面図である。
【図9】第三シート層の裏面図である。
【図10】第四シート層の表面図である。
【図11】第四シート層の裏面図である。
【図12】第五シート層の表面図である。
【図13】第五シート層の裏面図である。
【図14】前記第一〜五シート層を積層する前の状態を
示す斜視図である。
【図15】第一〜五シート層を積層した状態を示す斜視
図である。
【図16】図2のXVI部分を拡大して示す平面図であ
る。
【図17】第四シート層の他の態様を示す表面図であ
る。
【図18】本発明に係る開口の別の態様を示す拡大平面
図である。
【図19】従来技術に係る発振器の断面図である。
【図20】発振回路の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
11 グリーンシート成形体 11a 第一シート層 11b 第二シート層 11c 第三シート層 11d 第四シート層 11e 第五シート層 12 回路パターン 15 接地導体基板 18 発振用インダクタ 20 接地導体基板 21 透孔 22 透孔 50 発振器 51 誘電体基板 51a 表面 51b 裏面 51c 内部 54 開口 55 積層体 W 短辺幅。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J081 AA11 CC22 CC25 CC46 DD02 EE09 FF17 JJ23 KK11 MM07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体基板(51)の表面(51a)側
    に発振回路を構成する電子部品(52)を搭載させ、同
    じく誘電体基板の内部(51c)及び裏面(51b)の
    それぞれに所定間隔をおいて接地導体板(15、20)
    を設け、さらにそれらの接地導体板の間に発振用インダ
    クタ(18)を設けてなる発振器(50)において、前
    記誘電体基板の裏面(51b)側に短辺幅(W)が0.
    1〜1mmの開口(54)を設けて、前記発振用インダ
    クタ(18)を前記裏面側からトリミングできるように
    したことを特徴とする発振器。
  2. 【請求項2】 前記開口(54)の短辺幅(W)が、
    0.2〜0.6mmである請求項1記載の発振器。
  3. 【請求項3】 前記開口(54)の平面形状が、I字状
    をなしている請求項1記載の発振器。
  4. 【請求項4】 前記開口(54)の平面形状が、L字形
    状をなしている請求項1記載の発振器。
  5. 【請求項5】 誘電体原料からなるグリーンシートを成
    形して多数枚のグリーンシート成形体(11)を成形す
    る成形工程(A)と、それらのグリーンシート成形体に
    種々の回路パターン(12)、接地導体板(15、2
    0)及び発振用インダクタ(18)を印刷する印刷工程
    (B)と、印刷された前記グリーンシート成形体を適宜
    組み合わせて積層して、表面(51a)側に回路パター
    ンが、内部(51c)及び裏面(51b)のそれぞれに
    所定間隔をおいて前記接地導体板(15、20)が、そ
    して2枚の前記接地導体板の間に前記発振用インダクタ
    (18)がそれぞれ形成された積層体(55)を製造す
    る積層工程(C)と、前記積層体を焼成して誘電体基板
    (51)に変成する焼成工程(D)と、得られた誘電体
    基板の、前記回路パターンが印刷されている表面側に電
    子部品(52)を実装する実装工程(E)とからなる発
    振器(50)の製造方法において、前記発振用インダク
    タ(18)が印刷されたグリーンシート成形体(11
    c)の裏面側に積層されるグリーンシート成形体とし
    て、同一部位に透孔(21、22)を有するグリーンシ
    ート成形体(11d、11e)を使用することを特徴と
    する発振器の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記透孔(21、22)の平面形状が、
    I字状をなしている請求項5記載の発振器の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記透孔(21、22)の平面形状が、
    L字形状をなしている請求項5記載の発振器の製造方
    法。
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