JP2004023782A - 発振器及びその製造方法 - Google Patents

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天野 力
Akira Kato
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Abstract

【課題】前記誘電体基板の裏面側の開口部を設けて、その開口部に露出しているインダクタをレーザー光でトリミングするように構成した発振器が、インダクタにトリミングを施した後においても、周波数の変調をもたらすことのない構造の発振器及びその製造方法を提供する。
【解決手段】誘電体基板51の表面51a側に発振回路を構成する電子部品52を搭載させるとともに前記誘電体基板の内部にインダクタ18を設け、さらに前記誘電体基板の裏側51b側に開口部54を設けてその開口部を通じて前記インダクタをトリミングできる構造の発振器50とする。そして前記開口部から露出するインダクタに絶縁薄膜9を被覆しておく。すると前記開口部から露出するインダクタの表面のうち、トリミングされない露出面では前記絶縁薄膜が存在するので塵埃で汚染されることはない。この構造の発振器を製造する場合、誘電体のグリーンシート上にインダクタ18を印刷した後にそのインダクタの露出面18bに絶縁薄膜9を被覆する被覆工程を組み込む。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発振周波数を調整するためのインダクタが誘電体基板の内部に埋設されている発振器及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電圧制御発振器として、図19に示すように、誘電体基板1の表面1aに発振回路を構成する電子部品2が搭載され、同じく誘電体基板1の内部1c及び裏面1bのそれぞれに所定の間隔dをおいて接地導体板3、4が設けられており、さらに該接地導体板3、4の間にインダクタLが設けられている構造の発振器6が公知である(特開2001−308616号公報)。
【0003】
この発振器6においてその裏面1bには前記インダクタ5にまで奥行きが到達している開口部7が設けられており、その開口部7を通して前記インダクタ5にレーザー光を照射することによりインダクタ5に切込み、いわゆるトリミングを施すことにより、図20に示す発振回路、すなわち、基本的には制御電圧Vcが入力される入力端子8、インダクタL、その一部分である分割インダクタ5、コンデンサC1、コンデンサC2、ダイオードd、トランジスタT及びコンデンサC3等から構成される発振回路の発振周波数を所定のバラツキ範囲内に調節している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記技術に係る発振器6においては前記開口部7にはインダクタLの下面Lbの一部分が外部に露出することになるので、発振器6に電子基板に搭載する過程叉は爾後の発振器使用時に前記下面Lbの露出部にはんだその他の塵埃が付着することがあり、その結果、折角、トリミングして微調整した発振器の発振周波数を変調させるという問題がある。
【0005】
そこで本発明者は誘電体基板の裏面側の開口部を設けて、その開口部に露出しているインダクタをレーザー光でトリミングするように構成した発振器が電子基板に搭載される過程叉は搭載後に調節した発振周波数が変調をもたらすことのない構造の発振器を提供する目的で鋭意検討したところ、前記開口部に露出するインダクタに特定の絶縁皮膜を付着させた状態で該絶縁皮膜とインダクタとを同時にトリミングすればよいという事実を見出し、本発明を完成した。従って、本発明の課題は、前記誘電体基板の裏面側の開口部を設けて、その開口部に露出しているインダクタをレーザー光でトリミングするように構成した発振器が、インダクタにトリミングを施した後においても、周波数の変調をもたらすことのない発振器及びその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本請求項1発明は前記の課題を解決するために、誘電体基板の表面側に発振回路を構成する電子部品を搭載させるとともに誘電体基板の内部にインダクタを設け、さらに前記誘電体基板の裏面側に開口部を設けてその開口部を通じて前記インダクタをトリミングできるようにした発振器において、前記インダクタの露出面に絶縁薄膜を付着させるという手段を採用する。この手段を採用することにより、前記インダクタをトリミングするとき前記絶縁薄膜も前記インダクタとともに、かつそのトリミング形状にトリミングされる。その結果、トリミングされない他の領域には絶縁薄膜が被覆されたまま残り、その結果爾後に塵埃が付着してもインダクタの周波数特性に影響を与えない。
【0007】
上記構造の発振器を製造するときは、前記誘電体基板の焼成と絶縁薄膜も同時に焼成されるように、請求項3発明は、誘電体原料からなるグリーンシート(G)を成形して多数枚のグリーンシート成形体を成形する成形工程(A)と、それらのグリーンシート成形体に種々の回路パターン、接地導体板及びインダクタをそれぞれ印刷する印刷工程(B)と、前記インダクタの露出面に絶縁薄膜を形成する被覆工程(C)と、印刷された前記グリーンシート成形体を適宜組み合わせて、その表面側に回路パターンが、同じくその内部及び裏面側のそれぞれに所定間隔をおいて接地導体板が、そして2枚の前記接地導体板の間にインダクタがそれぞれ位置するようにするとともに、前記インダクタより下方側に位置するグリーンシート成形体に透孔を設けてそれらの透孔を連通するようにグリーンシート成形体を積層して積層体を得るグリーンシート積層工程(D)と、前記積層体を焼成して誘電体基板に変成する焼成工程(E)と、得られた誘電体基板の、前記回路パターンが印刷されている表面側に電子部品を実装する実装工程(F)とからなる発振器の製造方法を採用する。このようにすると前記透孔が前記誘電体基板の裏側に開口部となって形成されるとともに、その開口部から露出する絶縁薄膜が前記インダクタを被覆し、請求項1発明の発振器となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳述する。図1に示すように、本発明に係る発振器50の誘電体基板51は、セラミックス叉はガラス強化エポキシ樹脂からなっており、その表面51aには発振回路を構成する電子部品52が搭載されているとともに、同じく誘電体基板52の内部51c及び裏面51b側のそれぞれには所定間隔をおいて接地導体板15、20が設けられている。そしてそれらの接地導体板15、20間にはインダクタ18が埋設されているとともに、前記誘電体基板51の裏面51b側に短辺幅W1が0.1〜1mm、好ましくは0.2〜0.6mmの開口部54が形成されている。
【0009】
さらに本発明に係る前記インダクタ18の露出面18a側には透明なガラスセラミックス叉は合成樹脂からなる絶縁薄膜9が被覆されている。従って、発振器50をその裏面51b側から見たとき、図2に示すように、前記開口部54を通してインダクタ18を見ると、それは前記絶縁薄膜9を介して確認される。なお、本発明に係る発振器50の表面51a側には箱状のカバー部材53が被せられており、電子部品52が外的破損要因から保護されるようになっている。
【0010】
上記のように構成される発振器50は、基本的には誘電体基板となるグリーンシート成形体を製造する成形工程Aと、それらのグリーンシート成形体に導電体を印刷する印刷工程Bと、印刷されたグリーンシート成形体等を積層して積層体にする積層工程Dと、その積層体を焼成して誘電体基板に変成する焼成工程Eと、得られた誘電体基板の表面側に電子部品を実装する実装工程Fとを順次組み合わせられる製造過程を経て製造されるが、前記印刷工程Bと積層工程Dとの間にインダクタ18の片面に絶縁薄膜9を付着する被覆工程Cが組み込まれている点に特徴がある。前記誘電体基板としてセラミックが使用される態様についてこれらの成形工程A、印刷工程B、被覆工程C、積層工程D、焼成工程E及び実装工程Fを順次詳述する。
【0011】
(成形工程A)
誘電体原料から、図3に示すような厚さが約0.05〜0.3mm、広さが約15cm×15cmのグリーンシートGを準備し、そのグリーンシートGから所定の大きさ・形状、例えば約8mm×6mmのグリーンシート成形体11を複数種得るための切れ目10を入れたりその切れ目10の間に切欠き部10aを設けたりする。
【0012】
図4〜図9に示すように、複数種の前記グリーンシート成形体11としての第一シート層11a、第二シート層11b及び第三シート層11cの中央部寄りの部位には、バイアホール13a〜13d、16a〜16d、17a〜17dが設けられる。また、図10〜図13に示すように、前記発振器50のインダクタ18が設けられる第三シート層11cの裏面側には第四シート層11d及び第五シート層11eが順次積層されるが、それらの中央部寄りの同一部位に、前記開口部54を構成するためのI字状の透孔21、22が設けられる。
【0013】
これらの透孔21、22の短辺幅W2は、最終目的物である発振器50の開口54における短辺幅W1(図1を参照)が0.1〜1mm、好ましくは0.2〜0.6mmになるように、設定されており、通常は、焼成工程Eでグリーンシート成形体11として焼成されたとき前記透孔21、22が幾分小さくなるので、発振器50の短辺幅W1より幾分大きくしておく。
【0014】
また、複数種のグリーンシート成形体11、すなわち第一シート層11a〜第五シート層11eは、1枚のグリーンシートGから得られるようにしてもよいが、生産枚数が多い場合は、1枚のグリーンシートGに1種類のグリーンシート層だけが得られるようにしてもよい。さらに前記第一シート層11a〜第五シート層11eを1種の金型その他の成形手段を使用して共通する形状・大きさのグリーンシート中間体を製造し、そのグリーンシート中間体に種々の穿設位置及び穿設数が相異するバイアホールや透孔を形成して、第一シート層11a〜第五シート層11eに加工してもよい。
【0015】
(印刷工程B)
次に前記成形工程Aで得られた誘電体グリーンシート11に回路パターン、接地導体板及びインダクタを印刷する。回路パターンを印刷する場合は、図4に示すように、第一シート層11aの表面に回路パターン12を印刷するとともに、第一シート層11aに前記回路パターン12の一部である島部分と通電するバイアホール13a、13b、13c、13dを設ける。そしてそれらのバイアホール13a、13b、13c、13dを、図5に示すように、第一シート層11aの裏面に開口するよう第一シート層11aに貫通させる。
【0016】
図6に示すように、第一シート層11aの裏面側に積層される第二シート層11bの表面には1枚の接地導体板15を印刷するとともに、その接地導体板15から裏面に向かって、4個のバイアホール16a、16b、16c、16dを設けるが、それらの周縁部に接地導体板15と接地しない環状の非接触ゾーン14a、14b、14c、14dを設ける。前記バイアホール16a、16b、16c、16dは、図7に示すように表面に開口している。
【0017】
さらに、図8に示すように、前記第二シート11bの裏面側に積層される第三シート層11cには、前記バイアホール16a、16b、16c、16d、16eに連通する4個のバイアホール17a、7ba、17c、17dが穿設され、その裏面に、図9に示すように、中央部に穿設されているバイアホール17bと上面において通電するインダクタ18を印刷するとともに、バイアホール17aが接地導体板20と通電する回路19aと、残りのバイアホール17c、17dが導通する回路19bのそれぞれを印刷する。
【0018】
(被覆工程C)
さらに本発明に係る方法においては第三シート層11cの裏面に非晶質透明ガラス流動体を展延して絶縁薄膜9を形成し、その絶縁薄膜9により前記インダクタ18及び二つの回路19a、19bを完全に被覆する。最後に図13に示すように、第六シート11eの裏面にも第二シート11bの表面と同様の接地導体板20を印刷する。なお、図9において前記絶縁薄膜9はその一部分であるインダクタ18の設置領域しか描かれていない。また、この実施態様においては、図10及び図11に示すように、第四シート層11dには導電体が印刷されない。
【0019】
(積層工程D)
上記のように第四シート層11d以外のシート層11a、11b、11c、11eが印刷されたら、図14及び図15に示すように、それらを積層させる。すなわち、回路パターン12が表面に印刷されている第一シート層11a、接地導体板20が表面に印刷されている第二シート層11b、インダクタ18が裏面に印刷されているとともにそのインダクタ18の露出面18bが絶縁薄膜9により被覆されている第三シート層11c、透孔21が中央部寄りに形成されている第四シート層11d及び接地導体板20が裏面に印刷されている第五シート層11eの5層を所定の圧力下で積層して積層体55を得る。
【0020】
(焼成工程E及び実装工程F)
次に上記のように得られた積層体55をそれ自体公知の装置及び条件下で焼成すると、前記第一、第二、第三、第四及び第五シート層が一体化して、前記接地導体板15、20及びインダクタ18が絶縁薄膜9とともに接合又は埋設された誘電体基板51になる。この誘電体基板51の表面に発振回路を構成する電子部品52を実装するとともに、それらの上にカバー部材53を被せれば、図1及び図2に示した構造の発振器50が得られる。すなわち、この発振器50の裏面51b側には第五シート層11eの裏面に印刷した接地導体板51の略中央部から、誘電体基板51の内部に延びる開口部54が存在し、その開口部54からインダクタ18の裏面18bの一部分が絶縁薄膜9を介して見えるようになる。
【0021】
(トリミング工程)
このようにして得られた発振器50のインダクタ18に対して公知の方法によりトリミングを施すが、このトリミングを行なうに先立って、レーザー光発射ガン(図示なし)を誘導する画像処理装置に前記開口部54の存在位置に認識させるために、前記開口部54の近くにマーキングをする。そして画像処理装置の指令により、レーザー光の発射ガンを前記開口部に近づけて、レーザー光を図1に示す矢印Yの向きに発射して発振用インダクタ18の一部分を絶縁薄膜9とともにトリミングする。トリミングは、図16に示すように、発振器50の裏面に形成された平面形状がI字形開口部54に前記発射ガンを前記開口部54の長手方向に向かって走査させることにより行われる。発射ガンの走査は、発振器50に接続された周波数測定手段からの出力測定値と人為的に又は機械的に連動させてその走査長さXを規制する。
【0022】
なお、第一、第二及び第三シート層11a、11b、11cにおいて同一部位に形成されたバイアホール13a、16a、17aには導電体56が流し込むまれており、その導電体56により前記回路パターン20と前記インダクタ18の一端部とが通電可能になっているとともに、インダクタ18の他端部は誘電体基板51の側方に引き出されて接地導体基板20に通電可能になっている。従って、インダクタ18をトリミングすると、本発明も、図20で示した従来技術の発振用インダクタ5と同様に、発振回路と接地体との間においてインダクタ18による周波数の微調整が可能になる。
【0023】
以上に詳述した製造方法を採用することにより、インダクタ18のトリミングに先立って、発振器50の裏面側の誘電体基板51にレーザー光を直接照射させてトリミング用の開口部54を形成する必要がない。また上記製造方法により、第四シート層11d及び第五シート層11eに設けた透孔21、22を利用して、セラミックからなる誘電体基板51に0.1〜1mmという微小な短辺幅Wを有する開口部54を形成可能にしたので、得られた発振器54を爾後電子基板の上に搭載させたり使用したりする過程で開口部54に塵埃が入るのを極力抑制できる。
【0024】
加えて、前記インダクタ18が開口部54から外部に露出する露出面には絶縁薄膜9が被覆されているので、仮に前記開口部54に塵埃が飛び込むことがあっても、その塵埃54が前記絶縁薄膜9によりインダクタ18に接触するのが最小限に抑制される。
【0025】
本発明は、その根本的技術思想を踏襲して発明の効果を著しく損なわない限度において、前記実施態様の一部分を変更して実施することができる。例えば、インダクタ18を第三シート層11cの裏面側に印刷することなく、図17に示すように、第四シート層11dの表面に印刷することができる。この場合、第三シート層11cに透孔を形成した後、前記絶縁薄膜9を前記インダクタ18を印刷する前に形成しておく。
【0026】
この態様においては第四シート層11dに透孔21が形成されているためインダクタ18の印刷時に被印刷物である導電体原料が前記透孔21の空間で薄膜を維持できないときは、第四シート層11dに透孔21を設けることなく透孔21が設けられる部位を薄肉にして、トリミング時にその薄肉部位もインダクタ18とともにトリミングするようにしてもよい。この態様により得られた発振器50のインダクタ18においては、発振器50の裏面側の外方に露出する裏面を最小限に抑制できるという付加的効果が発揮される。
【0027】
さらに発振器50の裏面側に形成する開口54の平面形状を、図18に示すように、L字形にしてレーザー光発射ガンを開口54の形状に合わせて移動させるようにできる。この態様においてはトリミング長さをより大きくすることができ、その結果、発振器50の周波数調整範囲を大きくすることができる。
【0028】
前記グリーンシート成形体11の厚さや枚数は発振器の仕様に合わせて変更できる。例えば、第五シート層11eの厚さを大きくすることにより第四シート層11dを省略することができる。
【0029】
【発明の効果】
以上詳述したように本請求項1発明は、前記誘電体基板の裏面側の開口部を設けて、その開口部に露出しているインダクタをレーザー光でトリミングするように構成した発振器が、インダクタにトリミングを施した後においても、周波数の変調をもたらすことのないという優れた効果を発揮する。また請求項3発明は、そのような発振器を製作するのに最適な製造方法を提供できるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発振器の縦断面図である。
【図2】同じく発振器の裏面図である。
【図3】前記発振器の誘電体基板の製造に使用されるグリーンシートの部分平面図である。
【図4】前記誘電体基板として積層されるグリーンシート成形体のうち最上層に積層される第一シート層の表面図である。
【図5】前記第一シート層の裏面図である。
【図6】同じく第二シート層の表面図である。
【図7】第二シート層の裏面図である。
【図8】第三シート層の表面図である。
【図9】第三シート層の裏面図である。
【図10】第四シート層の表面図である。
【図11】第四シート層の裏面図である。
【図12】第五シート層の表面図である。
【図13】第五シート層の裏面図である。
【図14】前記第一〜五シート層を積層する前の状態を示す斜視図である。
【図15】第一〜五シート層を積層した状態を示す斜視図である。
【図16】図2のXVI部分を拡大して示す平面図である。
【図17】第四シート層の他の態様を示す表面図である。
【図18】本発明に係る開口の別の態様を示す拡大平面図である。
【図19】従来技術に係る発振器の断面図である。
【図20】発振回路の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
1  :誘電体基板
1a :表面
1b :裏面
1c :内部
2  :電子部品
3  :接地導体板
4  :接地導体板
5  :分割インダクタ
6  :発振器
7  :開口部
8  :入力端子
9  :絶縁薄膜
10 :切れ目
10a:切欠き部
11 :グリーンシート成形体
11a:第一シート層
11b:第二シート層
11c:第三シート層
11d:第四シート層
12 :回路パターン
13a、13b、13c、13d:バイアホール
14a、14b、14d、14e、14d:非接触ゾーン
15 :接地導体板
18 :インダクタ
16a、16b、16c、16d:バイアホール
17a、17b、17c、17d、17e、17f、17d:バイアホール
18 :インダクタ
18b:露出面
20 :接地導体板
21 :透孔
22 :透孔
50 :発振器
51 :誘電体基板
51a:表面
51b:裏面
51c:内部
52 :電子部品
53 :カバー部材
54 :開口部
55 :積層体
56 :導電体
C1、C2、C3:コンデンサ
d  :ダイオード
G  :グリーンシート
L  :インダクタ
Lb :下面
T  :トランジスタ
Vc :制御電圧
W1、W2:短辺幅
Y  :矢印。

Claims (3)

  1. 誘電体基板(51)の表面(51a)側に発振回路を構成する電子部品(52)を搭載させるとともに前記誘電体基板の内部にインダクタ(18)を設け、さらに前記誘電体基板の裏面(51b)側に開口部(54)を設けてその開口部を通じて前記インダクタをトリミングできるようにした発振器において、前記インダクタの露出面(18b)に絶縁薄膜(9)を付着させたことを特徴とする発振器。
  2. 前記絶縁薄膜(9)は、ガラス膜である請求項1記載の発振器。
  3. 誘電体原料からなるグリーンシート(G)を成形して多数枚のグリーンシート成形体(11)を成形する成形工程(A)と、それらのグリーンシート成形体に種々の回路パターン、接地導体板(15、20)及びインダクタ(18)をそれぞれ印刷する印刷工程(B)と、前記インダクタの露出面(18b)に絶縁薄膜(9)を形成する被覆工程(C)と、印刷された前記グリーンシート成形体を適宜組み合わせて、その表面側に回路パターンが、同じくその内部及び裏面側のそれぞれに所定間隔をおいて接地導体板が、そして2枚の前記接地導体板の間にインダクタが位置するようにするとともに、前記インダクタより下方側に位置するグリーンシート成形体に透孔を設けてそれらの透孔を連通するようにグリーンシート成形体を積層して積層体(55)を得るグリーンシート積層工程(D)と、前記積層体を焼成して誘電体基板に変成する焼成工程(E)と、得られた誘電体基板の、前記回路パターンが印刷されている表面側に電子部品(52)を実装する実装工程(F)とからなる発振器の製造方法。
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CN110838400A (zh) * 2014-04-30 2020-02-25 乾坤科技股份有限公司 电子元件与电感器

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