JP2002324701A - チップ部品およびチップ部品の製造方法 - Google Patents

チップ部品およびチップ部品の製造方法

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JP2002324701A
JP2002324701A JP2001105216A JP2001105216A JP2002324701A JP 2002324701 A JP2002324701 A JP 2002324701A JP 2001105216 A JP2001105216 A JP 2001105216A JP 2001105216 A JP2001105216 A JP 2001105216A JP 2002324701 A JP2002324701 A JP 2002324701A
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slits
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Yoshikazu Asao
嘉一 浅尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来に比してチップ部品を短時間で大量に製
造することができてチップ部品の製造効率を高めること
ができるチップ部品およびそのチップ部品の製造方法の
提供を課題とする。 【解決手段】 耐熱性を有する電気的絶縁材料からなる
プレートに、互いに平行な複数本のスリット11を、チ
ップ部品の基板の長さと同じ間隔で形成して基板部ユニ
ットBUを作成する。基板部12のスリット11に隣接
した部分に電極部14を形成する。この電極部14に狭
まれた部分には抵抗材料等の電気材料15を配設する。
この電気材料15を保護膜16を形成することによって
保護する。基板部ユニット12をチップ部品の幅と同じ
間隔で切断してチップ部品を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種電気製品の回路
基板にICチップ等と共に使用されるチップ抵抗やチッ
プコンデンサ、或いはこれらを複合したチップ複合部品
等のチップ部品、及びそのチップ部品の製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図1は従来品であるチップ部品の構造を
示すため一部を切欠して示す斜視図である。
【0003】図1において記号5で示すチップ部品は、
所定の板厚Tを有し、所定の長さL及び所定の幅Wを有
する基板1の両端部に電極2、2をそれぞれ形成し、基
板1の上面には前記二つの電極2、2に差し渡すように
電気材料3を取付けた構造となっている。4は電気材料
3を保護するためその上面に一体的に被覆形成した保護
膜である。
【0004】二つの電極2、2は、基板1に銀(Ag)
ペースト層21を形成し、その上面に銅メッキ層22及
びハンダメッキ層23を順次一体的に形成した構造とな
っている。
【0005】二つの電極2,2に差し渡すよう基板1上
に形成する電気材料3は、カーボンペースト等の抵抗材
料など所定の電気的特性を発揮する素材を使用してい
る。
【0006】上記構造からなるチップ部品5を電気部品
の回路基板に取付ける場合、回路基板に形成した導体に
電極2,2をハンダ付けして一体化させるのが一般的で
あるが、ハンダ付けをする際には、260℃の熱が10
秒程度チップ部品に加えられる。
【0007】従って、従来のチップ部品はハンダ付けの
熱に耐えられるよう基板1の素材にセラミックを採用し
ていた。しかしながら、従来より使用されているセラミ
ック製の基板は、一定大きさの基板素材を製造したの
ち、更にこれを基板と同じ大きさに切断加工することが
困難なため、完成品であるチップ部品の基板と同じ大き
さのセラミック製基板を予め1個づつ製造しておき、こ
れに所定寸法の電極や、抵抗体等の電気材料を塗布等の
手段によって一体化させるという方法によって製造して
いた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来構造では、完成品の長さや幅が僅か数mm程度の
小さな基板上に1個づつ電極を形成し、更にその基板上
面に電気材料の取付け形成をしなければならないため、
製造効率が極めて悪くなり、製造コスト低廉化の要望
や、大量生産の要望には到底応じることができないとい
う欠点が指摘されていた。
【0009】本発明はこれらの問題に対処しようとする
ものであり、従来に比してチップ部品の製造効率を高
め、短時間に、大量、且つ低コストに製造することがで
きるチップ部品およびチップ部品の製造方法を提供する
ことを目的としている。
【0010】
【課題を解決する手段】以上の目的を達成するため、請
求項1に係るチップ部品は、所定の板厚T、所定の長さ
L、および所定の幅Wを有し、切断が可能で、耐熱性を
有する電気的絶縁材料からなる基板と、この基板の長さ
方向における両端部にそれぞれ形成された二つの電極
と、前記二つの電極間に差し渡すように形成された所定
の電気的特性を有する電気材料とを具えたことを特徴と
するものである。
【0011】以上の目的を達成するため、請求項3に係
るチップ部品の製造方法は、チップ部品の基板と同じ板
厚Tからなり、且つ、切断が可能で、耐熱性を有する電
気的絶縁材料からなる適宜幅のプレートに、その長さ方
向に沿って、チップ部品の基板の長さLに相当する間隔
をもたせて複数本のスリットを、複数本のスリットが互
いに平行となるよう裂設し、前記スリットに接するプレ
ートの表裏両面に、適宜の幅をもたせて銀ペーストを塗
布し、前記スリットを介して表裏両面に塗布した銀ペー
ストを電気的に導通させた後、これを焼成し、更に前記
銀ペーストの塗布面に、銅メッキ及びハンダメッキを施
して電極部を形成し、次いで向かい合う二つの電極部に
挟まれたプレート上面に(完成品における基板の上面
に)、所定の電気的特性を有する電気材料を両端部が電
極部に接するよう、スリットに沿って連続的に、若しく
は所定の間隔Dを持たせながら所定幅Cで断続的に印刷
形成した後これを焼成し、前記焼成された電気材料の上
面を被覆材で一体的に被覆した後これを焼成して保護膜
を形成し、次いで、このプレート全体を、チップ部品の
基板の幅Wに相当する長さで且つスリットの裂設方向と
直角となるよう切断してチップ部品を製造することを特
徴とするものである。
【0012】以上の目的を達成するため請求項4に係る
チップ部品の製造方法は、チップ部品の基板と同じ板厚
Tを有し、且つ切断が可能で、耐熱性を有する電気的絶
縁材料からなる適宜幅のプレートに、当該プレートの長
さ方向に沿って、前記チップ部品の基板の長さLに相当
する間隔をもたせた複数本のスリットを、当該複数本の
スリットが互いに平行となるよう、一定の長さに裂設
し、前記スリットの終端部に接して一定の長さだけスリ
ットの非裂設部Aを設けて基板部ユニットを形成し、前
記スリットの非裂設部Aの後端には、スリットの裂設部
と非裂設部からなる基板ユニットを順次連続させて複数
個形成するとともに、それぞれの基板部ユニットは、複
数のスリットに接するプレートの表裏両面に、適宜の幅
をもたせて銀ペーストを塗布し、前記表裏両面に塗布し
た銀ペーストをスリットを介して電気的に導通させた後
これを焼成し、次いで前記銀ペーストの塗布面に、銅メ
ッキ及びハンダメッキを施して電極部を形成し、更に向
かい合う二つの電極部に挟まれたプレート面上に、所定
の電気的特性を有する電気材料を両端部が電極部に接す
るよう、スリットに沿って連続的に印刷形成し、若しく
は所定の間隔Dを持たせながら所定長さCで断続的に印
刷形成した後これを焼成し、前記焼成された電気材料の
上面を被覆材で一体的に被覆して保護膜を焼成し、次い
で基板部ユニットを連続的に形成したプレートを単一の
基板ユニット毎に切断した後スリットの非裂設部を切断
機に保持させ、複数のスリットに囲まれた基板部分をス
リットの裂設方向と交差するよう所定長さに順次切断し
てチップ部品を製造することを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の態様】以下図面を参照して本発明の実施
形態について説明する。
【0014】本発明に係るチップ部品の機械的な構造
は、基板に使用する素材の材質が、切断が可能で、耐熱
性を有する電気的絶縁材料であることを除けば図1に例
示する従来のチップ部品と同様の構造となっている。
【0015】本発明の一実施態様においては、切断が可
能で、耐熱性を有する電気的絶縁材料としては耐熱性ガ
ラスエポキシが用いられている。なおこれと同等の性能
を発揮する素材としては、石綿等を混入した樹脂板等を
例示することができる。
【0016】以下、このような耐熱性ガラスエポキシを
用いて基板1を構成するチップ部品5の製造方法を説明
する。
【0017】先ず、製品となるチップ部品5の基板1と
同じ板厚を有し、その大きさが電極の形成等の実務作業
が行い易い大きさ(ワークサイズ)である耐熱性ガラス
エポキシ製のプレート10を用意する。
【0018】次に、図2に例示したように、プレート1
0にその長さ方向に沿って複数本のスリット11・・1
1を、前記スリット11・・11が互いに平行となるよ
う多数裂設して基板部ユニットBUを形成する。多数の
スリット11・・11の裂設はプレス手段等によってプ
レート10の板厚全体を貫通させるように行う。スリッ
ト11・・11の溝幅は電極部14となる銀ペースト塗
布の作業性を考慮した場合0,7mm程度の寸法を選ぶ
ことが望ましい。
【0019】基板部ユニットBUは、スリット11・・
11の裂設部に続く適宜長さのスリット非裂設部Aを含
むものである(図6参照)、このスリット非裂設部Aは
プレート10を個別のチップ部品5,5に切断する工程
において、切断機に設けた保持用チャック機構に保持さ
せるための挟持部17として機能する。図2に例示する
ようにプレート10の長さ方向に沿って複数個の基板部
ユニットBU・・BUを順次形成している。
【0020】図3は、図2のXーX線に沿う一部拡大断
面図である。図3に例示したように互いに平行する二本
のスリット11,11間の距離は、チップ部品5の完成
品における基板1の長さと同じ寸法に選ばれている。そ
して、二本のスリット11,11に挟まれた部分を基板
部12とする。
【0021】次に図4に例示したように、基板部12の
スリット11,11に沿い、且つこれに接する表裏両面
に、所定幅B,Bで銀(Ag)ペースト13を塗布す
る。表裏両面に塗布した銀ペースト13,13はスリッ
ト11を介して互いに連続一体化し電気的に導通状態と
なるよう形成する。
【0022】銀(Ag)ペースト13を塗布する際、ス
リット11の幅が0,6mm以上、好ましくは0,7m
mに選ばれていれば、適宜の粘度をもつた銀(Ag)ペ
ースト13がスリット11の溝内にも流れ込むので、表
裏両面に塗布された銀ペースト13を互いに連続一体化
させ電気的に導通させることができる。
【0023】次に、前記工程により基板部12のスリッ
ト11に接する部分に塗布された銀(Ag)ペースト1
3,13を焼成した後、その上面に銅メッキを施して銅
メッキ層を形成し、更にこの上にハンダをメッキしてハ
ンダメッキ層を順次形成して電極部14,14を形成す
る。
【0024】そして、図5に例示したように基板部12
の上面両側に、二つの電極部14,14に差し渡すよう
にして所定の電気的特性を有する電気材料15を印刷形
成する。電気材料15としては、従来から用いられてい
るカーボンペーストやコンデンサ用塗料等を用いる。な
お本件実施例のような構造とした場合、スリット11の
長さ方向に沿って一連に形成される電気材料15の両端
に検知針を接触させるだけで一連の電気材料15の特性
を計測することができるので、複数個の製品の電気的特
性を一度に計測することが可能となる。
【0025】なお電気材料15の印刷形成は、図5
(a)に例示するように向かい合う二つの電極部14,
14に沿わせてその全長にわたって印刷形成する場合の
ほか、図5(b)に例示するように、所定の間隔Dを持
たせ、チップ部品の幅Wより小さい幅Cで、スリット1
1の長さ方向に沿って断続的に印刷形成しても良い。こ
のように電気材料を断続的に形成した場合には、一つの
基板部12の両側部に形成した一対の電極部14,14
に検知針を接触させることによって、一つの電極部1
4,14に断続的に差し渡した電気材料15・・15の
電気的特性を計測することができる。
【0026】図5(a)及び(b)に例示したように、
電気材料15を印刷形成したのち、これを焼成する。焼
成された電気材料15の上面には保護材料を印刷塗布
し、保護膜16を被覆形成する(図6参照)。被覆形成
する保護材料としてはエポキシ系絶縁塗料などの被覆材
を選んで焼付けることが好ましい。
【0027】プレート10に多数のスリット11・・1
1を裂設して構成した基板部ユニットBUの前記スリッ
ト11・・11に沿って電極部14,14を形成したの
ち、向かい合う二つの電極部14,14に差し渡すよう
電気材料15を印刷形成し、更に保護膜16の塗布形成
を終えたプレート10はスリット11の裂設部に連続さ
せたスリットの非裂設部A(挟持部17)を、プレス切
断機等の切断機のチャック機構に装着保持させる。
【0028】そして、図7(a)に例示したようにプレ
ート10をチップ部品5の幅Wづつ移動させながら基板
部12をスリット11の長さ方向と直角に切断すること
によりチッブ部品5を製造する。基板部12を切断する
方法は、最も基本的な手段としてプレス機を使用するプ
レス切断が挙げられるが、その他には回転する歯物を使
用して切断を行うスライス切断を行ったり、或いは両者
を併用する複合的な切断方法などを自由に選択できる。
【0029】なお、図5(b)に例示したように電気材
料15を断続的に印刷形成した場合には隣接する二つの
電気材料15,15の中間位置でスリット11と直角に
切断することによりチップ部品5を製造する(図7参
照)。このように製造したチップ部品の場合には切断面
に電気材料が露出せず、電気材料15が外気に触れない
のでチップ部品5の電気的特性の安定度を高めることが
できる。
【0030】上記のように構成した本発明の製造方法に
よれば、大量のチップ部品を従来に比して短時間に製造
することができる優れた特徴がある。
【0031】また本発明の方法によって製造されたチッ
プ部品は、基板の材料として耐熱性ガラスエポキシのよ
うな耐熱性を有し、電気的絶縁性を有する材料を選んで
構成したので、電気製品の回路基板上にチップ部品をハ
ンダ付けする際にも、その熱で破損させられることが無
く安定して性能を維持できるという優れた効果を発揮で
きる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来に比して極めて短時間に大量のチップ部品を廉価に製
造することが可能となり、製造効率を高めることができ
る優れた特徴を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】チップ部品の構造を示すため一部を切欠して示
す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態における基板ユニットを示す
斜視図である。
【図3】本発明の実施形態においてスリットの裂設部を
示す拡大斜視図である。
【図4】本発明の実施形態において基板の両側部に銀ペ
ーストの塗布面を形成した状態を示す拡大斜視図であ
る。
【図5】本発明の実施形態において基板上面に電気材料
を印刷形成した状態を示す拡大斜視図であり、(a)は
電気材料を連続的に形成した状態を示し、(b)は電気
材料を断続的に形成した状態を示している。
【図6】本発明の実施形態において基板ユニットを示す
ため一部を拡大して示す斜視図である。
【図7】本発明の実施形態において基板ユニットからチ
ップ部品を切断する工程を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 基板 2 電極 3 電気材料 4 保護膜 5 チップ部品 10 プレート 11 スリット 12 基板部 13 銀(Ag)ペースト 14 電極部 15 電気材料 16 保護膜 17 挟持部 21 銀ペースト層 22 銅メッキ層 23 ハンダメッキ層 A、B、C、D、W 幅 BU 基板部ユニット L 長さ T 厚さ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の厚さT、長さL、幅Wを有し、切断
    が可能で、耐熱性を有する電気的絶縁材料からなる基板
    と、この基板の長さ方向における両端部にそれぞれ形成
    された二つの電極と、前記二つの電極に差し渡すように
    形成された所定の電気的特性を有する電気材料とを具え
    たことを特徴とするチップ部品。
  2. 【請求項2】切断が可能で、耐熱性を有する電気的絶縁
    材料からなる基板が、耐熱性ガラスエポキシ樹脂である
    ことを特徴とする請求項1に記載のチップ部品。
  3. 【請求項3】チップ部品の基板と同じ板厚Tからなり、
    且つ、切断が可能で、耐熱性を有する電気的絶縁材料か
    らなるプレートに、プレートの長さ方向に沿って、前記
    チップ部品の基板の長さLに相当する間隔をもたせて複
    数本のスリットを互いに平行となるよう裂設し、前記ス
    リットに接するプレートの表裏両面に、適宜の幅をもた
    せて銀ペーストを塗布し、この表裏両面に塗布した銀ペ
    ーストを前記スリットを介して電気的に導通させた後、
    これを焼成し、更に、前記銀ペーストの塗布面に、銅メ
    ッキ及びハンダメッキを施して電極部を形成し、次いで
    向かい合う二つの電極部に挟まれたプレート面上に(完
    成品における基板の上面部分に)、所定の電気的特性を
    有する電気材料を、両端部が電極部に接するよう、スリ
    ットに沿って連続的に、若しくはスリットに沿って所定
    の間隔Dを持たせながら所定幅Cで断続的に印刷形成し
    た後これを焼成し、前記焼成された電気材料の上面を被
    覆材で一体的に被覆した後これを焼成して保護膜を形成
    し、次いで、このプレート全体を、チップ部品の基板の
    幅Wに相当する長さで、且つスリットの裂設方向と直角
    となるよう切断してチップ部品を製造することを特徴と
    するチップ部品の製造方法。
  4. 【請求項4】チップ部品の基板と同じ板厚Tを有し、且
    つ切断が可能で、耐熱性を有する電気的絶縁材料からな
    る適宜幅のプレートに、当該プレートの長さ方向に沿っ
    て、前記チップ部品の基板の長さLに相当する間隔をも
    たせた複数本のスリットを、当該複数本のスリットが互
    いに平行となるよう、一定の長さに裂設し、前記スリッ
    トの終端部に接して一定の長さだけスリットの非裂設部
    Aを設けて基板部ユニットを形成し、前記スリットの非
    裂設部Aの後端には、スリットの裂設部と非裂設部から
    なる基板ユニットを連続させて順次形成するとともに、
    それぞれの基板部ユニットは、複数のスリットに接する
    プレートの表裏両面に、適宜の幅をもたせて銀ペースト
    を塗布し、前記表裏両面に塗布した銀ペーストをスリッ
    トを介して電気的に導通させた後これを焼成し、次いで
    前記銀ペーストの塗布面に、銅メッキ及びハンダメッキ
    を施して電極部を形成し、更に向かい合う二つの電極部
    に挟まれたプレート面上に、所定の電気的特性を有する
    電気材料を両端部が電極部に接するよう、スリットに沿
    って連続的に印刷形成し、若しくは所定の間隔Dを持た
    せながら所定長さCで断続的に印刷形成した後これを焼
    成し、前記焼成された電気材料の上面を被覆材で一体的
    に被覆して保護膜を焼成し、次いで基板部ユニットを連
    続的に形成したプレートを単一の基板ユニット毎に切断
    した後スリットの非裂設部を切断機に保持させ、複数の
    スリットに囲まれた基板部分をスリットの裂設方向と交
    差するよう所定長さに順次切断してチップ部品を製造す
    ることを特徴とするチップ部品の製造方法。
  5. 【請求項5】切断が可能な、耐熱性を有する電気的絶縁
    材料がガラスエポキシ樹脂であることを特徴とする請求
    項3または請求項4に記載のチップ部品の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013254983A (ja) * 2007-12-17 2013-12-19 Rohm Co Ltd チップ抵抗器およびその製造方法
WO2014003181A1 (ja) * 2012-06-28 2014-01-03 北陸電気工業株式会社 ジャンパチップ部品

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