JP2002323551A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JP2002323551A JP2001131232A JP2001131232A JP2002323551A JP 2002323551 A JP2002323551 A JP 2002323551A JP 2001131232 A JP2001131232 A JP 2001131232A JP 2001131232 A JP2001131232 A JP 2001131232A JP 2002323551 A JP2002323551 A JP 2002323551A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】GPS航法により検出されたデータの信頼性の
判断が可能なナビゲーション装置を提供する。 【解決手段】旋回角度センサと距離センサにより検出し
た自立移動ベクトルを積算して自車位置を検出する自立
航法手段と、GPS衛星からの電波を受信して自車位置
を検出するGPS航法手段を備えたナビゲーション装置
において、GPS航法手段による車両の進行方向と速度
を示す複数の計測時点におけるGPS移動ベクトルと自
立航法手段による車両の進行方向と速度を示す複数の対
応する計測時点における自立移動ベクトルの差分を示す
複数の差分データの差に基いてGPS航法手段により検
出されたデータの信頼性を判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の走行案内を
行うナビゲーション装置に係り、特に、GPS航法によ
り検出されたデータの信頼性判断に関する。
【0002】
【従来の技術】図8はナビゲーション装置の構成を示す
ブロック図である。以下、図に従って説明する。
【0003】11は人工衛星(GPS衛星)からの電波
を受信して、その信号から位置情報等を算出するGPS
受信機である。12は車両の進行方向を検出するジャイ
ロセンサ等の方位センサである。13は車両の走行距離
を検出する距離センサで、自動車の速度計の信号等が用
いられる。14は地図情報が記憶されたCD−ROMま
たはDVD(Digital Vesatile Di
sk)及びその読取装置等からなる地図データベースで
ある。2はGPS受信機11からの位置情報、方位セン
サ12の方位データ、距離センサ13の走行距離デー
タ、地図データベース14の地図情報を基に自車位置を
特定する処理、登録(入力)された目的地までの走行経
路を探索する処理、探索された経路に沿って車両を案内
する処理、所定の条件に基いて施設等を検索する処理、
検出データの信頼性判断等を行うマイクロコンピュータ
及び付随するRAM、ROM等で構成された制御部であ
る。31は目的地入力、登録等を行うための操作スイッ
チ等からなる入力部である。41は制御部2からの信号
に基いて案内のための地図(道路)を表示する液晶表示
パネル及び駆動回路等で構成された表示部である。42
は制御部2からの指示に基いて案内のための音声や、入
力された文字に対応する音声を合成し、スピーカ等で音
声案内を行うための音声出力部である。
【0004】車両の走行案内を行うナビゲーション装置
では、自車位置を検出するに当り、方位センサ12と距
離センサ13を用いて各時点における移動ベクトル(方
位と距離(または速度))を積算して現在位置を算出す
る自立航法と、GPS衛星からの電波をGPS受信機1
1で受信して直接現在位置、方位、速度を検出するGP
S航法の2航法がある。
【0005】自立航法では、方位センサ12で車両の進
行方向を距離センサ13で移動距離を検出して、原点位
置となる出発点を基準にして各時点における移動ベクト
ルを積算して現在位置を算出する。また、算出した位置
を地図データベース14の道路位置と照合(マップマッ
チング)して方位や位置を修正している。しかし、方位
センサ12はバイアス電圧の変動等により検出方位に誤
差が生じるので、各時点における移動ベクトルを積算す
ると誤差が累積されて、時間と共に算出した現在位置が
真の現在位置から徐々にずれが大きくなる。
【0006】一方、GPS航法では、3つ以上のGPS
衛星からの電波をGPS受信機11で受信して、それぞ
れの衛星の位置と受信するまでの時間から自車の位置を
直接演算するものである。しかし、受信するGPS衛星
の配置や受信電波の状態、例えばGPS衛星が見通せる
位置で直接GPS衛星の電波を受信する場合は検出デー
タの信頼性は高いが、GPS衛星の電波をビル等による
反射波として受信する場合は信頼性に欠け、突然真の位
置から大きくずれることがある。また、トンネルやビル
街を走行中にはGPS衛星からの電波が受信できず位置
等の検出ができない。
【0007】そこで、両航法の欠点を補うために走行中
に、自立航法で算出した方位や位置をGPS衛星で検出
した方位や位置で補正する方法が行われている。この
時、GPS航法の信頼性をGPSデータ内に含まれる信
頼性データ(DOP)で判断し、DOPが信頼性が低い
と判断すると、GPSデータ(GPS航法により検出さ
れた位置データ、方位データ、速度データ等で、以下G
PSデータと称する)による方位や位置補正を行わない
ようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のナビゲーション
装置においては、GPS航法により検出されたGPSデ
ータの信頼性を判断する方法として、受信するGPS衛
星の配置やGPSデータ内の信頼性データ(DOP)を
使用して、DOPデータが信頼性が低いと判断すると、
検出されたGPSデータを使用して自立航法で検出した
方位や位置の補正を行わないようにしている。
【0009】しかし、DOPデータは概ね信頼性を正し
く表しているが、その算出方法が可視衛星の配置に大き
く影響されるため、天空の視界が開けていない場所では
GPSデータの信頼性を実際よりも低いと判断する場合
がある。そのため、市街地などのように天空があまり開
けていない場所では、GPSデータは正しい位置・方位
を示しているのに、DOPデータが「信頼性が低い」と
なっている場合がある。このような状態が続くと、GP
Sデータが有効に利用されず自立航法で検出した方位や
位置が補正されない状態が長時間続くという問題があ
る。
【0010】本発明は、自立航法で検出した現在位置、
方位をGPSデータで補正するに当り、GPS航法によ
り検出したデータの信頼性の判断が適切に行えるナビゲ
ーション装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、旋回角度センサと距離センサにより検出し
た自立移動ベクトルを積算して自車位置を検出する自立
航法手段と、GPS衛星からの電波を受信して自車位置
を検出するGPS航法手段を備えたナビゲーション装置
において、前記GPS航法手段により検出されたデータ
に基いて、車両の進行方向と速度を示すGPS移動ベク
トルを算出するGPSベクトル算出手段と、前記自立航
法手段により検出されたデータに基づき車両の進行方向
と速度を示す自立移動ベクトルを算出する自立ベクトル
算出手段と、前記GPSベクトル算出手段により算出さ
れた複数の計測時点におけるGPS移動ベクトルと前記
自立ベクトル算出手段により算出された前記複数の計測
時点に対応する自立移動ベクトルの差分を示す複数の差
分データを算出する差分算出手段と、前記差分算出手段
によって算出された複数の差分データの差を示す差デー
タを算出する差算出手段と、前記差算出手段により算出
された差データに基いて前記GPS航法手段により検出
されたデータの信頼性を判断する判断手段を備えたこと
を特徴とするものである。
【0012】また、旋回角度センサと距離センサにより
検出した自立移動ベクトルを積算して自車位置を検出す
る自立航法手段と、GPS衛星からの電波を受信して自
車位置を検出するGPS航法手段を備えたナビゲーショ
ン装置において、前記GPS航法手段により検出された
データに基いて、車両の進行方向と速度を示すGPS移
動ベクトルを算出するGPSベクトル算出手段と、前記
自立航法手段により検出されたデータに基づき車両の進
行方向と速度を示す自立移動ベクトルを算出する自立ベ
クトル算出手段と、前記GPSベクトル算出手段により
算出された複数の計測時点におけるGPS移動ベクトル
の差分を示すGPS差分データを算出するGPS差分算
出手段と、前記自立ベクトル算出手段により算出された
前記複数の計測時点に対応する自立移動ベクトルの差分
を示す自立差分データを算出する自立差分算出手段と、
前記GPS差分算出手段によって算出されたGPS差分
データと前記自立差分算出手段によって算出された自立
差分データの差を示す差データを算出する差算出手段
と、前記差算出手段により算出された差データに基いて
前記GPS航法手段により検出されたデータの信頼性を
判断する判断手段を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0013】また、前記GPSベクトル算出手段は、G
PS航法手段が検出した複数の位置データに基づきGP
Sベクトルを算出することを特徴とするものである。
【0014】また、前記GPSベクトル算出手段は、G
PS航法手段が検出したドップラー効果によるGPS衛
星からの電波の変化に基づきGPSベクトルを算出する
ことを特徴とするものである。
【0015】また、前記判断手段は、前記GPS移動ベ
クトルに異常がある時は、該異常のあるGPS移動ベク
トルを除いて前記GPS航法手段により検出されたデー
タの信頼性を判断することを特徴とするものである。
【0016】また、前記判断手段は、前記GPS移動ベ
クトルと前記自立移動ベクトルがそれぞれn個集積され
た時点で前記GPS航法手段により検出されたデータの
信頼性を判断することを特徴とするものである。
【0017】また、前記集積される移動ベクトル数n
は、前記GPS衛星からの電波の受信状態により変動さ
れることを特徴とするものである。
【0018】また、前記集積される移動ベクトル数n
は、前記GPS移動ベクトルが異常である頻度により変
動されることを特徴とするものである。
【0019】また、車両の方位の変化量を検出する方位
変化検出手段と、前記方位変化検出手段により検出され
た方位の変化量の絶対値を積算する積算手段を備え、前
記判断手段は、前記積算手段により積算された方位の変
化量の絶対値の積算量が所定値を超えた時に、前記GP
S航法手段により検出されたデータの信頼性を判断する
ことを特徴とするものである。
【0020】また、前記判断手段により前記GPS航法
手段により検出されたデータの信頼性が高いと判断され
た時に、前記GPS航法手段により検出されたデータを
使用して前記自立航法手段において検出された方位を補
正する方位補正手段を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0021】また、前記判断手段により前記GPS航法
手段により検出されたデータの信頼性が高いと判断され
た時に、前記GPS航法手段により検出されたデータを
使用して前記自立航法手段において検出された自車位置
を補正する自車位置補正手段を備えたことを特徴とする
ものである。
【0022】
【発明の実施の形態】図1はGPS航法により検出した
方位・速度データに基づく移動ベクトルの説明図で、
(a)は移動ベクトルの説明図、(b)はベクトル差分
1の説明図、(c)はベクトル差分2の説明図である。
図2は多データ集積処理による信頼性判断の説明図であ
る。図3は異常データ無効処理による信頼性判断の説明
図である。図4はGPS航法により検出したGPS位置
データに基づく移動ベクトルの説明図で、(a)は移動
ベクトルの説明図、(b)はベクトル差分1の説明図、
(c)はベクトル差分2の説明図である。以下、図を用
いて説明する。尚、装置の構成は従来のナビゲーション
装置と同じで、制御部2の処理方法が異なるのみである
ので説明は省略する。
【0023】先ず、信頼性判断の方法について図1を用
いて説明する。矢印C1はGPS航法により一定時間毎
に(例えば、1秒毎)検出した方位データと速度データ
を基に算出したGPS移動ベクトルC1、矢印C2はG
PS航法により一定時間毎に(例えば、1秒毎)検出し
た方位データと速度データを基に算出したGPS移動ベ
クトルC2である。
【0024】矢印D1は自立航法により前回のGPS受
信時(本来は両航法は別々の検出装置で異なる周期で方
位・速度を検出しているが、両データを比較するために
GPS移動ベクトルとの検出タイミングの同期合わせ、
あるいは検出されたデータで同時点と見做して問題ない
時点のデータの組合せ処理を行う)に検出した方位デー
タと速度データを基に算出した自立移動ベクトルD1、
矢印D2は自立航法により今回のGPS受信時に検出し
た方位データと速度データを基に算出した自立移動ベク
トルD2である。
【0025】図1(a)において、GPS移動ベクトル
C1、C2と自立移動ベクトルD1、D2のベクトル
(矢印の方向、大きさ)は大きくずれている。この主な
原因は方位センサの温度変化によるオフセット電圧のシ
フトである。だからと言って、GPS航法による検出結
果が正しいと判断して補正することはできない。その理
由はGPS航法にも受信するGPS衛星の配置や受信電
波の状態、例えばGPS衛星が見通せる位置で直接GP
S衛星の電波を受信する場合は検出位置の信頼性は高い
が、GPS衛星の電波をビル等による反射波として受信
する場合は信頼性に欠け、突然真の位置から大きくずれ
ることがあるためである。
【0026】次に、信頼性判断方法について述べる。G
PS移動ベクトルC1、C2と自立移動ベクトルD1、
D2の対応する各ベクトル差分を比較する(図1
(b)、(c)参照)。つまり、GPS移動ベクトルC
1と自立移動ベクトルD1のベクトル差分Q1を求め
る。また、GPS移動ベクトルC2と自立移動ベクトル
D2のベクトル差分Q2を求める。そして、ベクトル差
分Q1とベクトル差分Q2の差Y1を求める。自立航法
では、各時刻において検出した方位と速度からなる移動
ベクトルを積算して現在位置を算出するが、この時ジャ
イロセンサの特性上、方位や距離の誤差が累積され、時
間と共に算出した現在位置が真の現在位置から徐々にず
れが生ずる。しかし、GPSデータのように前回の算出
位置から急激に変化するようなことは起こらない。この
ことは、この短時間内に自立航法により測定した相対位
置は正しいと言える。従って、この差Y1が小さい時は
GPS航法で測定した相対位置にも異常がなく位置、方
位、速度検出の信頼性が高いと言える。別の判断方法を
すれば、差Y1が小さいと、自立航法で測定したベクト
ル軌跡(D1〜D2)をGPS航法で測定したベクトル
軌跡(C1〜C2)の方向に重なるように回転すると概
略一致する。換言すれば、GPS移動ベクトルC1とG
PS移動ベクトルC2の曲がり角度と、自立移動ベクト
ルD1と自立移動ベクトルD2の曲がり角度の差(及び
絶対値の差、つまりY1に相当する)を判断の対象にし
ている(角度の差だけでの判断も可)。この差はGPS
移動ベクトルC1、C2と自立移動ベクトルD1、D2
の方向とは全く関係くGPSデータの信頼性が高ければ
小さくなる。
【0027】尚、本実施の形態においては、GPS移動
ベクトルC1と自立移動ベクトルD1のベクトル差分Q
1を算出し、またGPS移動ベクトルC2と自立移動ベ
クトルD2のベクトル差分Q2を算出した後に、ベクト
ル差分Q1とベクトル差分Q2の差を算出しているが、
別の方法として、GPS移動ベクトルC1とGPS移動
ベクトルC2のベクトル差分F1を算出し、また自立移
動ベクトルD1と自立移動ベクトルD2のベクトル差分
G1を算出した後に、ベクトル差分F1とベクトル差分
G1の差を算出するようにしてもよい。
【0028】上記の信頼性判断方法は2つの移動ベクト
ルを用いて説明したが、図2に示すように多数のデータ
(移動ベクトル)を用いると判断の信頼性が向上する。
図2において、C1、C2、C3、C4、C5はGPS
移動ベクトルC1、C2、C3、C4、C5であり、D
1、D2、D3、D4、D5は自立移動ベクトルD1、
D2、D3、D4、D5である。また、両移動ベクトル
からベクトル差分Q1、Q2、Q3、Q4、Q5を求
め、そのベクトル差分の差Y1=(Q1〜Q2)、Y2
=(Q2〜Q3)、Y3=(Q3〜Q4)、Y4=(Q
4〜Q5)を求める。そして、全てのベクトル差分の差
(Y1、Y2、Y3、Y4)が所定値以下にある時はG
PSデータは信頼性が高いと判断する。図2では、5つ
の移動ベクトルについて説明しているが、この場合、新
しいデータが1つ取得されると(1秒後)、古いデータ
を1つ削除するようにして、常にデータ数が一定(5
つ)になるように順次1つずつデータを更新する。当
然、データ数nを多くすると判断の信頼性は向上する
が、データ数nが多くなると処理が面倒になり、またデ
ータの修正速度が遅くなるので、直近のGPSデータの
信頼性に基いてデータ数nを変更するようにしてもよ
い。例えば、直近のGPSデータの信頼性が高ければデ
ータ数nを少なくし、直近のGPSデータの信頼性が低
ければデータ数nを多く(例えば、6〜10個)なるよ
うに変更する。GPSデータの信頼性はGPSデータが
連続して受信できた数、DOPデータ、受信できたGP
S衛星数を基に判断する。
【0029】また、多数のデータ(移動ベクトル)を用
いて判断する場合に、明らかに異常と思われるデータ
(移動ベクトル)を比較対象から除去してから判断する
必要がある。例えば図3において、GPSデータのCZ
点が異常点と判断されると、この点を除き、両端を結ぶ
GPS移動ベクトルC23を使用する。この時、対応す
る自立移動ベクトルも同様に削除し自立移動ベクトルD
23を採用する。無効データ(異常点)であるか否かは
GPS衛星からの電波の受信状態の良否、DOPデー
タ、車速を基に判断する。
【0030】尚、ここでは、GPS航法で検出したGP
S方位データ・GPS速度データを基に算出したGPS
移動ベクトルCを使用した場合について述べたが、GP
S航法で検出したGPS位置データを基に算出したGP
S移動ベクトルAを使用してGPSデータの信頼性を判
断することも可能である。この場合、図4に示すよう
に、GPS移動ベクトルA1は前々回のGPS受信時の
位置データと前回のGPS受信時の位置データから算出
されたGPS移動ベクトル、GPS移動ベクトルA2は
前回のGPS受信時の位置データと今回のGPS受信時
の位置データから算出されたGPS移動ベクトルとな
る。また、自立移動ベクトルB1は前々回のGPS受信
時から前回のGPS受信時までの自立移動ベクトル、自
立移動ベクトルB2は前回のGPS受信時から今回のG
PS受信時までの自立移動ベクトルとなる。その他、ベ
クトル差分P1、P2の求め方、差分の差の求め方、多
データ集積処理による信頼性判断、異常データ無効処理
による信頼性判断は図1〜図3の説明と概略同じである
ので詳細は省略する。
【0031】次に、GPS検出データの信頼性判断の具
体的な処理方法についてフローチャートを使用して説明
する。図5は本発明の一実施の形態に係るナビゲーショ
ン装置の制御部2の行う信頼性判断処理のフローチャー
トである。図6はGPSデータ異常時の移動ベクトルを
示す図である。図7は自立移動ベクトルの変動の説明図
である。以下、図に従って説明する。尚、この処理はナ
ビゲーション装置が稼働中は繰り返し実行される。
【0032】ステップS1では、GPS受信頻度により
参照数nを変更してステップS2に移る。つまり、GP
S航法による検出データ(移動ベクトルデータ)と自立
航法による検出データ(移動ベクトルデータ)の比較す
べきデータ数nを過去のGPS電波の受信状態によって
変化させる。GPS電波の受信状態がよければGPSデ
ータの信頼性が高いと判断して比較すべきデータ数nを
小さく、受信状態が悪ければnを大きくする。比較すべ
きデータ数を少なくすると、後述する自立航法の方位、
位置補正が早期に行える利点がある。受信状態はGPS
衛星から連続して受信できたデータ数、DOPデータ、
受信できた衛星の数等から判断する。このフローチャー
トは繰り返し実行されているが、電源を投入した直後等
過去の受信状態が判らず使用すべきデータ数nが決めら
れない場合は、暫定的に所定の値(例えば、n=8)を
使用すればよい。尚、本実施の形態のナビゲーション装
置における処理の以下のステップでは、受信状態により
比較するデータ数nを変えるが、n=8(GPS航法に
より1秒毎に検出した8個のGPS移動ベクトル、自立
航法により1秒毎に検出した8個の自立移動ベクトルが
集まった時点で信頼性判断を行う)の場合を例に説明す
る。
【0033】ステップS2では、GPS航法により検出
したデータ(位置データ、方位データ、速度データ、D
OPデータ)と自立航法により検出したデータ(旋回角
度データ、移動距離データ)を読み込み、同期合わせ
(同時点で検出したデータとして扱えるデータ、例え
ば、最も接近した検出時点のデータを同時点の検出デー
タとする)を行ってステップS3に移る。つまり、比較
すべき両航法により検出し、制御部2内のメモリ(RA
M)に保存されているデータをメモリから読み出す。G
PSデータはGPS航法により検出した位置データ、方
位データ、速度データ、DOPデータ等であり、旋回角
度データは方位センサ(ジャイロセンサ)12により検
出したデータ、移動距離データは距離センサ13により
検出したデータである。次に、両航法により検出され、
読み込んだデータの同期合わせを行う。例えば、1秒間
隔でGPS航法で検出した1番目のデータと自立航法で
検出した1番目のデータを対応させ、GPS航法で検出
した2番目のデータと自立航法で検出した2番目のデー
タを対応させる。以下、同様にして必要なデータ数n
(ここでは8個)のデータを対応させる。この同期合わ
せは両航法によるデータのサンプリング周期(検出周
期)、あるいはタイミングが異なっていた場合に必要
で、両航法とも同一周期(で且つ、同一タイミング)で
サンプリングしておれば不要である。
【0034】ステップS3では、GPSデータが有効か
否かを判断してGPSデータが有効であればステップS
4に移り、有効でなければ処理を終える。つまり、GP
S衛星の電波の受信が可能な場合を有効、トンネルや地
下駐車場等で電波が受信不可能な場合を無効と判断す
る。この判断はGPS電波の受信状態の概略を判断する
もので、検出された個々のデータの信頼性を判断するも
のではない。また、GPS航法では単位時間の移動量が
小さい場合も検出精度が悪いので、自立航法における距
離センサ13により検出された車速が低い場合も無効と
判断する方法も有効である。
【0035】ステップS4では、GPS方位データ、速
度データからGPS移動ベクトルCを算出してステップ
S5に移る。つまり、GPS航法で検出した8個のデー
タについて、1番目のGPS方位データ、速度データか
ら図2で説明したように第1のGPS移動ベクトルC1
を算出する。また、2番目のGPS方位データ、速度デ
ータから第2のGPS移動ベクトルC2を算出する。以
下同様にして3番目〜8番目のGPS方位データ、速度
データから第3のGPS移動ベクトルC3〜第8のGP
S移動ベクトルC8を算出する。
【0036】ステップS5では、自立航法により検出し
た旋回角度データ、速度データから自立移動ベクトルD
を算出してステップS6に移る。つまり、自立航法で検
出した8個のデータについて、1番目の旋回角度デー
タ、速度データから図2で説明したように第1の自立移
動ベクトルD1を算出する。また、2番目の旋回角度デ
ータ、速度データから第2の自立移動ベクトルD2を算
出する。以下同様にして3番目〜8番目の旋回角度デー
タ、速度データから第3の自立移動ベクトルD3〜第8
の自立移動ベクトルD8を算出する。
【0037】ステップS6では、自立移動ベクトルの変
動(絶対値の積算)が所定値以上であるか否かを判断し
て変動が所定値以上であればステップS7に移り、変動
が所定値以上でなければステップS11に移る。この判
断は図6に示すように、GPS電波の不要反射波の受信
等によるGPS航法の精度低下の場合、直線区間ではG
PS航法により異常な車両位置を出力しても、GPS航
法から算出したGPS移動ベクトルと自立移動ベクトル
が略直線(各ベクトルC1、C2が略同一方向、また各
ベクトルD1、D2が略同一方向)となる場合が比較的
多くあり、両者が一致したようになる。このような場合
には、信頼性判断の説明図(図1)で述べたように、両
者が直線区間であればGPS航法で検出した車両位置が
異常であっても正しいと判断してしまう恐れがある。そ
こで、このように各ベクトルの変動(ベクトルD1とベ
クトルD2のように次のベクトルとの差(絶対値))が
少ない時は、この区間のデータは判断には使用しないよ
うにしている。つまり、自立移動ベクトルD1と自立移
動ベクトルD2の差(絶対値)、自立移動ベクトルD2
と自立移動ベクトルD3の差(絶対値)、以下同様にし
て、自立移動ベクトルD7と自立移動ベクトルD8の差
(絶対値)を求め積算する。そして、この積算値が所定
値以上であるか否かを判断する。図7では、ベクトルの
変動の代わりに、ベクトル変動角θ1、θ2、θ3、θ
4(角度はいずれも絶対値)を使用しており、この場
合、積算値Σθ=θ1+θ2+θ3+θ4・・・・+θ
7で示され、この積算値Σθが所定値以上であるか否か
で判断する。尚、所定値未満と判断された場合は処理を
終えるが、このフローチャートは繰り返し実行されるの
で、次回の処理(ステップS6では、新しいデータが1
つ追加され、古いデータが1つ削除されるている)で所
定値以上となればステップS7に移る。また、積算値Σ
θが所定値未満で処理を終えた時は、次の処理のステッ
プS1でデータ数nを1つ増やすようにしてもよい。
【0038】ステップS7では、以前の移動ベクトルデ
ータがn個以上存在するか否かを判断して移動ベクトル
のデータ数がn個以上存在すればステップS8に移り、
n個未満であればステップS11に移る。つまり、ステ
ップS1において両航法により比較するベクトル数
(n)を設定したが、このデータ数がn個以上なければ
比較する場合の信頼性が悪いので所定のデータ数(n=
8)が揃うまで両航法による一致度の判断は保留する。
【0039】ステップS8では、GPS移動ベクトルC
1〜C8、自立移動ベクトルD1〜D8の各ベクトル差
分を比較してステップS9に移る。つまり、図1で説明
したように、GPS移動ベクトルC1と自立移動ベクト
ルD1のベクトル差分Q1を求める。次に、GPS移動
ベクトルC2と自立移動ベクトルD2のベクトル差分Q
2を求める。また、GPS移動ベクトルC3と自立移動
ベクトルD3のベクトル差分Q3を求める。以下同様に
して、GPS移動ベクトルC8と自立移動ベクトルD8
のベクトル差分Q8まで、8個のベクトル差分を求め
る。そして、ベクトル差分Q1とベクトル差分Q2の差
Y1を求める。以下同様にして、ベクトル差分Q2とベ
クトル差分Q3の差Y2、以下同様にしてベクトル差分
Q7とベクトル差分Q8の差Y7まで7個のベクトル差
分の差のデータ(Y1〜Y7)を算出する。
【0040】ステップS9では、GPSデータが使用可
能か否かを判断して使用可能であればステップS10に
移り、使用可能でなければステップS11に移る。つま
り、算出された7個のベクトル差分の差のデータ(Y1
〜Y7)がいずれも所定値以下であるか否かで判断す
る。これは各移動ベクトルが同じように変化している
(角度変化及び距離)か否かを判断しており、GPS移
動ベクトルC1〜C8と自立移動ベクトルD1〜D8を
回転させて重ね合わせた場合の一致度を判断しているこ
とになる。
【0041】ステップS10では、位置補正、方位補正
を実施してステップS11に移る。つまり、GPSデー
タの信頼性が高いと判断されたので、自立航法で検出し
た位置、方位をGPSデータに一致させるように補正す
る。補正後の位置データ、つまりナビゲーション装置で
使用する位置データは制御部2内のRAMの所定アドレ
スに記憶されており、この記憶された位置データをGP
Sデータに基づき補正することとなる。尚、補正の方法
については一般に行われている方法と同じであり、詳細
は説明を省略する。
【0042】ステップS11では、各ベクトルデータを
保存して処理を終わる(繰り返し処理されるのでステッ
プS1に戻る)。つまり、次の処理で移動ベクトルデー
タの比較を行うために、算出したベクトルデータを保存
する。
【0043】尚、本実施の形態では、ステップS5にお
いてGPS方位データ、GPS速度データからGPS移
動ベクトルCを算出する場合について述べたが、このス
テップS5において、GPS位置データからGPS移動
ベクトルAを算出するようにしてもよい(算出方法の詳
細は図4で説明済)。この場合は8個のGPS移動ベク
トルA1〜A8を求めるために9個の位置データ(×印
の位置)が必要となる。また、対応する自立移動ベクト
ルはB1〜B8となる。
【0044】以上のように本実施の形態では、GPS移
動ベクトルと自立移動ベクトルを直接比較するのではな
く、連続する両移動ベクトルの差分の変化でGPSデー
タの信頼性を判断しており、方位センサのシフトによる
影響が除かれてGPSデータの信頼性が適正に判断でき
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、自立
航法で検出した現在位置、方位をGPSデータで補正す
るに当り、GPS航法により検出したデータの信頼性の
判断が適切に行えるナビゲーション装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】GPS航法により検出した方位・速度データに
基づく移動ベクトルの説明図である。
【図2】多データ集積処理による信頼性判断の説明図で
ある。
【図3】異常データ無効処理による信頼性判断の説明図
である。
【図4】GPS航法により検出した位置データに基づく
移動ベクトルの説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係るナビゲーション装
置の制御部2の行う信頼性判断処理のフローチャートで
ある。
【図6】GPSデータ異常時の移動ベクトルを示す図で
ある。
【図7】自立移動ベクトルの変動の説明図である。
【図8】ナビゲーション装置の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
11・・・・GPS受信機、 2・・・・・制
御部、12・・・・方位センサ、 31・・
・・入力部、13・・・・距離センサ、 4
1・・・・表示部、14・・・・地図データベース、
42・・・・音声出力部。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋回角度センサと距離センサにより検出
    した自立移動ベクトルを積算して自車位置を検出する自
    立航法手段と、GPS衛星からの電波を受信して自車位
    置を検出するGPS航法手段を備えたナビゲーション装
    置において、 前記GPS航法手段により検出されたデータに基いて、
    車両の進行方向と速度を示すGPS移動ベクトルを算出
    するGPSベクトル算出手段と、 前記自立航法手段により検出されたデータに基づき車両
    の進行方向と速度を示す自立移動ベクトルを算出する自
    立ベクトル算出手段と、 前記GPSベクトル算出手段により算出された複数の計
    測時点におけるGPS移動ベクトルと前記自立ベクトル
    算出手段により算出された前記複数の計測時点に対応す
    る自立移動ベクトルの差分を示す複数の差分データを算
    出する差分算出手段と、 前記差分算出手段によって算出された複数の差分データ
    の差を示す差データを算出する差算出手段と、 前記差算出手段により算出された差データに基いて前記
    GPS航法手段により検出されたデータの信頼性を判断
    する判断手段を備えたことを特徴とするナビゲーション
    装置。
  2. 【請求項2】 旋回角度センサと距離センサにより検出
    した自立移動ベクトルを積算して自車位置を検出する自
    立航法手段と、GPS衛星からの電波を受信して自車位
    置を検出するGPS航法手段を備えたナビゲーション装
    置において、 前記GPS航法手段により検出されたデータに基いて、
    車両の進行方向と速度を示すGPS移動ベクトルを算出
    するGPSベクトル算出手段と、 前記自立航法手段により検出されたデータに基づき車両
    の進行方向と速度を示す自立移動ベクトルを算出する自
    立ベクトル算出手段と、 前記GPSベクトル算出手段により算出された複数の計
    測時点におけるGPS移動ベクトルの差分を示すGPS
    差分データを算出するGPS差分算出手段と、 前記自立ベクトル算出手段により算出された前記複数の
    計測時点に対応する自立移動ベクトルの差分を示す自立
    差分データを算出する自立差分算出手段と、 前記GPS差分算出手段によって算出されたGPS差分
    データと前記自立差分算出手段によって算出された自立
    差分データの差を示す差データを算出する差算出手段
    と、 前記差算出手段により算出された差データに基いて前記
    GPS航法手段により検出されたデータの信頼性を判断
    する判断手段を備えたことを特徴とするナビゲーション
    装置。
  3. 【請求項3】 前記GPSベクトル算出手段は、GPS
    航法手段が検出した複数の位置データに基づきGPSベ
    クトルを算出することを特徴とする請求項1または請求
    項2記載のナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 前記GPSベクトル算出手段は、GPS
    航法手段が検出したドップラー効果によるGPS衛星か
    らの電波の変化に基づきGPSベクトルを算出すること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載のナビゲーシ
    ョン装置。
  5. 【請求項5】 前記判断手段は、 前記GPS移動ベクトルに異常がある時は、該異常のあ
    るGPS移動ベクトルを除いて前記GPS航法手段によ
    り検出されたデータの信頼性を判断することを特徴とす
    る請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の
    ナビゲーション装置。
  6. 【請求項6】 前記判断手段は、 前記GPS移動ベクトルと前記自立移動ベクトルがそれ
    ぞれn個集積された時点で前記GPS航法手段により検
    出されたデータの信頼性を判断することを特徴とする請
    求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5
    記載のナビゲーション装置。
  7. 【請求項7】 前記集積される移動ベクトル数nは、 前記GPS衛星からの電波の受信状態により変動される
    ことを特徴とする請求項6記載のナビゲーション装置。
  8. 【請求項8】 前記集積される移動ベクトル数nは、 前記GPS移動ベクトルが異常である頻度により変動さ
    れることを特徴とする請求項6記載のナビゲーション装
    置。
  9. 【請求項9】 車両の方位の変化量を検出する方位変化
    検出手段と、 前記方位変化検出手段により検出された方位の変化量の
    絶対値を積算する積算手段を備え、 前記判断手段は、 前記積算手段により積算された方位の変化量の絶対値の
    積算量が所定値を超えた時に、前記GPS航法手段によ
    り検出されたデータの信頼性を判断することを特徴とす
    る請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の
    ナビゲーション装置。
  10. 【請求項10】 前記判断手段により前記GPS航法手
    段により検出されたデータの信頼性が高いと判断された
    時に、前記GPS航法手段により検出されたデータを使
    用して前記自立航法手段において検出された方位を補正
    する方位補正手段を備えたことを特徴とする請求項1〜
    請求項9のいずれかに記載のナビゲーション装置。
  11. 【請求項11】 前記判断手段により前記GPS航法手
    段により検出されたデータの信頼性が高いと判断された
    時に、前記GPS航法手段により検出されたデータを使
    用して前記自立航法手段において検出された自車位置を
    補正する自車位置補正手段を備えたことを特徴とする請
    求項1〜請求項9のいずれかに記載のナビゲーション装
    置。
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