JP2002323213A - 含油スラッジの焼却方法 - Google Patents

含油スラッジの焼却方法

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JP2002323213A
JP2002323213A JP2001128715A JP2001128715A JP2002323213A JP 2002323213 A JP2002323213 A JP 2002323213A JP 2001128715 A JP2001128715 A JP 2001128715A JP 2001128715 A JP2001128715 A JP 2001128715A JP 2002323213 A JP2002323213 A JP 2002323213A
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oil
containing sludge
incineration
zatsugomi
rotary kiln
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JP2001128715A
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English (en)
Inventor
Takeshi Morita
武 森田
Original Assignee
Nippon Steel Corp
新日本製鐵株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータリーキルン式焼却炉にて含油スラッジ
を焼却する際、含油スラッジ装入箇所での炭化固着物の
形成を防止し焼却能力を改善すると共に、バーナー燃料
使用量を削減し、且つ焼却灰中の未燃分混在率を低減で
きる含油スラッジの焼却方法を提供すること。 【解決手段】 ロータリーキルン式焼却炉にて含油スラ
ッジを焼却するに際し、含油スラッジを木屑、紙屑等の
雑芥に付着させてロータリーキルン式焼却炉内に装入し
焼却することよりなる含油スラッジの焼却方法。この場
合、含油スラッジを木屑、紙屑等の雑芥に能率良く均一
に付着させるために、含油スラッジと木屑、紙屑等の雑
芥とを混合攪拌して付着させることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】

【0001】

【発明の属する技術分野】本発明は、含油スラッジの焼
却方法の改良に関するものである。

【0002】

【従来の技術】従来、含油スラッジの焼却には、ロータ
リーキルン式焼却炉が多用されている。図1は従来の含
油スラッジのロータリーキルン式の焼却設備を図示した
ものである。投入フィダー1によって含油スラッジはロ
ータリーキルン式焼却炉2内に装入される。尚、含油ス
ラッジは、まずスラッジ収納ホッパー3に貯えられコン
ベアー等により投入フィーダー1内に連続的に運搬され
る。ロータリーキルン式焼却炉2は水平に対し出側が若
干低く傾斜させて回転可能な構造となっており、一定速
度で回転しながら装入物を下方へと送り出して行く。ま
た、含油スラッジを焼却するためにキルン炉内の温度を
通常850℃以上に保つ必要があり、このためバーナー
4で多量の燃料(例えば、COG、LPG等)を燃焼す
る必要がある。

【0003】又、ロータリーキルン式焼却炉2を出た燃
焼排ガスは、完全燃焼させるため2次燃焼炉5、排ガス
冷却装置6を経て集塵装置7で排ガス中のダストを除去
した後、排気ファン8により煙突9から放出される。ま
た、ロータリーキルン式焼却炉2を出た焼却灰は、2次
燃焼炉5下部に設けられた水封コンベアー10によって
焼却設備から排出される。

【0004】

【発明が解決しようとする課題】図2に示すように、一
般的に流動性が少なく、且つ粘着性を持つ、含油スラッ
ジは投入フィーダー1の先端より直下のキルン内壁に落
下するので、内壁に厚く付着し、表面だけが燃焼し、内
部は酸素との接触が不十分なまま完全燃焼できず、付着
状態で炭化、固化していき、炭化固着物11を形成す
る。この炭化固着物11が大きく成長するとキルン内で
リング状堤を形成し、装入物の下方への移動を妨げ、含
油スラッジのキルン内への投入が不可能となる。このた
め、焼却操業を中断し成長した炭化固着物11を人手に
より長い棒で突き崩す等の処理を行わなければならず、
焼却能力を阻害するものであった。また、上記ロータリ
ーキルン式焼却炉2を用いる含油スラッジの焼却方法に
おいては、省エネルギーの観点よりバーナー燃料使用量
を削減し、且つ減量化の観点より焼却灰中の未燃分混在
率を低減することが望まれている。

【0005】本発明は、含油スラッジ装入箇所での炭化
固着物の形成を防止し焼却能力を改善すると共に、バー
ナー燃料使用量を削減し、且つ焼却灰中の未燃分混在率
を低減できる含油スラッジの焼却方法を提供するもので
ある。

【0006】

【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、「ロー
タリーキルン式焼却炉にて含油スラッジを焼却するに際
し、含油スラッジを木屑、紙屑等の雑芥に付着させてロ
ータリーキルン式焼却炉内に装入し焼却することを特徴
とする含油スラッジの焼却方法」にある。このように含
油スラッジを木屑、紙屑等の雑芥に付着させることによ
り、木屑、紙屑等の雑芥に付着した含油スラッジは、そ
の水分、油脂分等が吸収、吸着され、その流動性、粘着
性が低下する。

【0007】このように含油スラッジを木屑、紙屑等の
雑芥に付着させて、その流動性、粘着性を低下してロー
タリーキルン式焼却炉内に装入するものであるから、含
油スラッジの内壁への付着が有効に防止ないし抑制さ
れ、付着したとしても含油スラッジ単味装入に比べて局
部的に薄く付着するので、内部まで完全に燃焼するため
含油スラッジ装入箇所での炭化固着物の形成が防止され
る。また、炉内に装入された表面に含油スラッジを付着
した木屑、紙屑等の雑芥は、攪拌されながら高温炉内を
進行し、その際、木屑、紙屑等の雑芥、およびその表面
に付着した含油スラッジは全面から効率良く乾燥、燃焼
し焼却されるので、焼却灰中の未燃分混在率が低減され
ると共に、木屑、紙屑等の雑芥の焼却熱により炉温が上
昇するため、炉温保持用のバーナー燃料使用量が低減さ
れる。

【0008】含油スラッジを木屑、紙屑等の雑芥に能率
良く均一に付着させるために、含油スラッジと木屑、紙
屑等の雑芥とを混合攪拌して付着させることが好まし
い。また混合攪拌を容易にするために、木屑、紙屑等の
雑芥のサイズが不揃いな場合、破砕処理を施してサイズ
を揃えるのが好ましい。

【0009】

【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的に説明す
る。図3は、本発明法の実施に好適な含油スラッジの焼
却設備の一例を示したものである。図3の本発明の含油
スラッジの焼却設備例は、図1の従来の焼却設備に、サ
イズの不揃いな木屑、紙屑等の雑芥の破砕装置12、破
砕処理しサイズを揃えた木屑、紙屑等の雑芥収納ホッパ
ー13を新たに配設すると共に、含油スラッジ収納ホッ
パー3とロータリーキルン式焼却炉2の投入フィーダー
1との間に、含油スラッジ収納ホッパー3からの含油ス
ラッジと、上記雑芥収納ホッパー13からの雑芥とを混
合攪拌する混合攪拌装置14を新たに配設し、混合攪拌
装置14から混合攪拌処理物を投入フィーダー1に供給
可能にしたものである。

【0010】このような構成の含油スラッジの焼却設備
によれば、サイズの不揃いな木屑、紙屑等の雑芥を破砕
装置12により破砕処理してサイズを揃えた木屑、紙屑
等の雑芥にし、混合攪拌装置14への含油スラッジの供
給量とサイズを揃えた木屑、紙屑等の雑芥の供給量とを
適宜調節しながら混合攪拌することによって、それ自身
で投入されると付着・炭化・固着する含油スラッジを単
体としては存在しなくなるよう木屑、紙屑等の雑芥に能
率良く均一に付着させ、投入フィーダー1よりロータリ
ーキルン式焼却炉2に供給できる。

【0011】

【実施例】図1に示す内径2.1m、長さ12mのロー
タリーキルン炉2による焼却設備を用いて、本発明の方
法による含油スラッジの焼却を行った。尚、ロータリー
キルン炉2の炉温は、LPGを燃料とするバーナー燃焼
により850℃一定になるよう制御した。

【0012】含油スラッジとしては、製鉄所内で発生す
る鉄ないし酸化鉄を主成分とするもので、その含油スラ
ッジの発熱量は8303kJ/kgであるものを使用した。
雑芥としては、製鉄所内で発生するサイズの不揃いな木
屑、紙屑等を主体とするものを破砕装置12で50mm程
度に破砕したもので、その発熱量は14398kJ/kgで
あるものを使用した。

【0013】(実施例1)上記含油スラッジと上記雑芥
とを重量比で80%、20%混合攪拌して、上記雑芥に
上記含油スラッジを付着させてロータリーキルン炉に、
800kg/hrの供給速度で装入し焼却し、その際の炉内
の炭化固着物の形成状況、LPG原単位、焼却灰中の未
燃焼分混在率に相当する焼却灰の熱灼減量を調査した。

【0014】(実施例2)更に、上記含油スラッジと上
記雑芥とを重量比で70%、30%混合攪拌して、上記
雑芥に上記含油スラッジを付着させてロータリーキルン
炉に、800kg/hrの供給速度で装入し焼却し、その際
の炉内の炭化固着物の形成状況、LPG原単位、焼却灰
中の未燃焼分混在率に相当する焼却灰の熱灼減量を調査
した。

【0015】(比較例1、2、3)又、上記含油スラッ
ジ単味を800・640・560kg/h、3水準の供給速
度で上記ロータリーキルン炉に装入し焼却した際の炉内
の炭化固着物の形成状況、LPG原単位、焼却灰中の未
燃焼分混在率に相当する焼却灰の熱灼減量を調査した。

【0016】以上の実施例1,2及び比較例1,2,3
の調査結果を表1に示す。表1の比較例に示す従来のス
ラッジ単体燃焼では投入量を800kg/hから560kg/h
に減らしたとしても、8時間から12時間でキルン炉2
内にリング状の炭化固着物11が形成され操業不能な状
態となった。又、この固着物11を取り除くのに約1時
間程度の除去作業が必要であったのに対し、雑芥にスラ
ッジを付着させ投入した実施例1及び2については、1
20時間の連続操業を行った後も炭化固着物11は一切
形成されていなかった。このことから雑芥にスラッジを
付着させ投入することにより、含油スラッジそのものの
焼却能力を向上させることが可能であることがわかる。

【0017】更に、表1に示すように、スラッジを雑芥
に付着させることにより、例えばスラッジ640kg/hの
処理に於いては、LPG原単位を0.422m3 /kgか
ら0.288m3 /kgまで削減可能であり、更にスラッ
ジ560kg/hの処理に於いては0.456m3 /kgから
0.281kg/hと、雑芥の量に応じてLPG原単位を大
幅に削減可能であることがわかる。又、焼却灰中の未燃
焼分混在率に相当する焼却灰の熱灼減量も1.2%から
1.02%まで雑芥の量に応じて大幅に改善されること
がわかる。

【0018】

【表1】

【0019】

【発明の効果】以上のように、本発明の含油スラッジの
焼却方法によれば、含油スラッジ装入箇所での炭化固着
物の形成を防止し焼却能力を改善すると共に、バーナー
燃料使用量を削減し、且つ焼却灰中の未燃分混在率を低
減できる。

【図面の簡単な説明】

【図1】従来法の実施に用いられているロータリーキル
ン式焼却設備の説明図。

【図2】従来法の問題点の説明図。

【図3】本発明法の実施に好適な含油スラッジの焼却設
備例の説明図。

【符号の説明】

1:投入フィーダー 2:ロータリーキルン炉 3:スラッジ収納ホッパー 4:バーナー 5:2次燃焼炉 6:排ガス冷却装置 7:集塵装置 8:誘引ファン 9:煙突 10:水封コンベアー 11:炭化固着物 12:破砕装置 13:雑芥収納ホッパー 14:混合攪拌装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリーキルン式焼却炉にて含油スラ
    ッジを焼却するに際し、含油スラッジを木屑、紙屑等の
    雑芥に付着させてロータリーキルン式焼却炉内に装入し
    焼却することを特徴とする含油スラッジの焼却方法。
  2. 【請求項2】 含油スラッジと木屑、紙屑等の雑芥とを
    混合攪拌して含油スラッジを木屑、紙屑等の雑芥に付着
    させることを特徴とする請求項1に記載の含油スラッジ
    の焼却方法。
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