JP2002322824A - 駐車パレット - Google Patents
駐車パレットInfo
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- JP2002322824A JP2002322824A JP2001132104A JP2001132104A JP2002322824A JP 2002322824 A JP2002322824 A JP 2002322824A JP 2001132104 A JP2001132104 A JP 2001132104A JP 2001132104 A JP2001132104 A JP 2001132104A JP 2002322824 A JP2002322824 A JP 2002322824A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 駐車パレットの強度を確保しつつその横送り
を可能にし、さらには、身障者等の乗降に支障を来さな
いようにバリヤフリー化を図る。 【解決手段】 中央立上がり部3両側の一対の車輪乗入
れ面2の外側の端縁部に2つの第1強度部材5からなる
サイド立上がり部をパレット長手方向両端側に間隔をあ
けて上方に突設する。これら2つの第1強度部材5間の
車輪乗入れ面2に第2強度部材6を下方に突設する。
を可能にし、さらには、身障者等の乗降に支障を来さな
いようにバリヤフリー化を図る。 【解決手段】 中央立上がり部3両側の一対の車輪乗入
れ面2の外側の端縁部に2つの第1強度部材5からなる
サイド立上がり部をパレット長手方向両端側に間隔をあ
けて上方に突設する。これら2つの第1強度部材5間の
車輪乗入れ面2に第2強度部材6を下方に突設する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、機械式駐車装置
において車両を搭載して入出庫する駐車パレットの改良
に関し、特に、身障者等を対象としてバリヤフリー対策
を講じた駐車パレットに関するものである。
において車両を搭載して入出庫する駐車パレットの改良
に関し、特に、身障者等を対象としてバリヤフリー対策
を講じた駐車パレットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、駐車パレットは、図8に示す
ような構造をしているのが一般的である。この駐車パレ
ットaは、一対の車輪乗入れ面b間に中央立上がり部c
が上方に突設され、上記一対の車輪乗入れ面bの外側の
端縁部にサイド立上がり部dがそれぞれ上方に突設され
ており、矩形の鋼板を折り曲げて形成されている。図8
中、eは上記車輪乗入れ面bに突設された車輪止めであ
る。
ような構造をしているのが一般的である。この駐車パレ
ットaは、一対の車輪乗入れ面b間に中央立上がり部c
が上方に突設され、上記一対の車輪乗入れ面bの外側の
端縁部にサイド立上がり部dがそれぞれ上方に突設され
ており、矩形の鋼板を折り曲げて形成されている。図8
中、eは上記車輪乗入れ面bに突設された車輪止めであ
る。
【0003】このように鋼板を折り曲げて駐車パレット
aを形成しているのは、駐車パレットaが車体重量で撓
まないように強度を確保するためであり、そのために、
車輪乗入れ面b、中央立上がり部c及びサイド立上がり
部dは、パレット長手方向全体に亘って途切れることな
く連続している。
aを形成しているのは、駐車パレットaが車体重量で撓
まないように強度を確保するためであり、そのために、
車輪乗入れ面b、中央立上がり部c及びサイド立上がり
部dは、パレット長手方向全体に亘って途切れることな
く連続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の如くサ
イド立上がり部dが車輪乗入れ面bから上方に突出して
いると、図6に示すように、駐車パレットaに搭載され
た車両fに身障者g等が車椅子hに乗ったまま車両乗入
れ階iのデッキjから乗車しようとしても、上記サイド
立上がり部dが障害となって乗車することができない。
イド立上がり部dが車輪乗入れ面bから上方に突出して
いると、図6に示すように、駐車パレットaに搭載され
た車両fに身障者g等が車椅子hに乗ったまま車両乗入
れ階iのデッキjから乗車しようとしても、上記サイド
立上がり部dが障害となって乗車することができない。
【0005】さりとて、駐車パレットaのサイド立上が
り部dをなくして車輪乗入れ面bと車両乗入れ階iのデ
ッキjを同一の高さレベルにすると、駐車パレットaの
強度が低下するため採用することができない。
り部dをなくして車輪乗入れ面bと車両乗入れ階iのデ
ッキjを同一の高さレベルにすると、駐車パレットaの
強度が低下するため採用することができない。
【0006】そこで、この強度不足を補うために、車輪
乗入れ面bに上記サイド立上がり部dに替わる強度部材
を下方に突設することが考えられるが、強度部材がパレ
ット長手方向全体に亘って下方に突設されていると、駐
車パレットaを搬送手段と格納棚との間で横送りして移
載する際、強度部材が邪魔をして伸縮フォーク等の横送
り機構で駐車パレットaを支持することができなくな
る。
乗入れ面bに上記サイド立上がり部dに替わる強度部材
を下方に突設することが考えられるが、強度部材がパレ
ット長手方向全体に亘って下方に突設されていると、駐
車パレットaを搬送手段と格納棚との間で横送りして移
載する際、強度部材が邪魔をして伸縮フォーク等の横送
り機構で駐車パレットaを支持することができなくな
る。
【0007】この発明はかかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、駐車パレットの強度
を確保しつつその横送りを可能にし、さらには、身障者
等の乗降に支障を来さないようにバリヤフリー化を図る
ことである。
であり、その目的とするところは、駐車パレットの強度
を確保しつつその横送りを可能にし、さらには、身障者
等の乗降に支障を来さないようにバリヤフリー化を図る
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明は、パレット長手方向両端部にのみサイド
立上がり部を設け、その間の車輪乗入れ面に強度部材を
下方に突設したことを特徴とする。
め、この発明は、パレット長手方向両端部にのみサイド
立上がり部を設け、その間の車輪乗入れ面に強度部材を
下方に突設したことを特徴とする。
【0009】具体的には、この発明は、一対の車輪乗入
れ面間に中央立上がり部が上方に突設され、上記一対の
車輪乗入れ面の外側の端縁部にサイド立上がり部がそれ
ぞれ上方に突設された駐車パレットを対象とし、次のよ
うな解決手段を講じた。
れ面間に中央立上がり部が上方に突設され、上記一対の
車輪乗入れ面の外側の端縁部にサイド立上がり部がそれ
ぞれ上方に突設された駐車パレットを対象とし、次のよ
うな解決手段を講じた。
【0010】すなわち、請求項1に記載の発明は、上記
2つのサイド立上がり部の少なくとも一方は、パレット
長手方向両端側に間隔をあけて上方に突設された2つの
第1強度部材からなり、これら2つの第1強度部材間の
車輪乗入れ面には、第2強度部材が下方に突設されてい
ることを特徴とする。
2つのサイド立上がり部の少なくとも一方は、パレット
長手方向両端側に間隔をあけて上方に突設された2つの
第1強度部材からなり、これら2つの第1強度部材間の
車輪乗入れ面には、第2強度部材が下方に突設されてい
ることを特徴とする。
【0011】上記の構成により、請求項1に記載の発明
では、2つの上方に突出する第1強度部材(サイド立上
がり部)間には、身障者等の乗降を邪魔するサイド立上
がり部がなく、当該箇所では車輪乗入れ面が外側方に開
放され、よって、駐車パレットの車輪乗入れ面と車両乗
入れ階のデッキが同一の高さレベルになってバリヤフリ
ーが達成され、駐車パレットに搭載された車両と車両乗
入れ階のデッキとの間で身障者が車椅子に乗ったまま乗
降可能になる。
では、2つの上方に突出する第1強度部材(サイド立上
がり部)間には、身障者等の乗降を邪魔するサイド立上
がり部がなく、当該箇所では車輪乗入れ面が外側方に開
放され、よって、駐車パレットの車輪乗入れ面と車両乗
入れ階のデッキが同一の高さレベルになってバリヤフリ
ーが達成され、駐車パレットに搭載された車両と車両乗
入れ階のデッキとの間で身障者が車椅子に乗ったまま乗
降可能になる。
【0012】また、上記2つの第1強度部材(サイド立
上がり部)間にサイド立上がり部がないことによる強度
不足がその間に設けられた第2強度部材で補われ、駐車
パレットの強度が保証される。
上がり部)間にサイド立上がり部がないことによる強度
不足がその間に設けられた第2強度部材で補われ、駐車
パレットの強度が保証される。
【0013】さらに、上記第2強度部材は、上記第1強
度部材の下方を除く部位に設けられているため、駐車パ
レットに対する伸縮フォーク等の横送り機構の進入が邪
魔されず、駐車パレットの横送り機構により移載が可能
になる。また、駐車パレットの構造を部分的に改造する
だけなので、既設の機械式駐車装置に容易に対応するこ
とができる。
度部材の下方を除く部位に設けられているため、駐車パ
レットに対する伸縮フォーク等の横送り機構の進入が邪
魔されず、駐車パレットの横送り機構により移載が可能
になる。また、駐車パレットの構造を部分的に改造する
だけなので、既設の機械式駐車装置に容易に対応するこ
とができる。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、2つの第1強度部材と第2強度部材の
各々の端部は、平面視で上下にオーバーラップしている
ことを特徴とする。
の発明において、2つの第1強度部材と第2強度部材の
各々の端部は、平面視で上下にオーバーラップしている
ことを特徴とする。
【0015】上記の構成により、請求項2に記載の発明
では、2つの第1強度部材と第2強度部材が恰も1本の
強度部材のようになってパレット長手方向全体に亘って
途切れることなく連続して設けられた状態となり、車体
重量に対して十分に抗し得て強度アップされる。
では、2つの第1強度部材と第2強度部材が恰も1本の
強度部材のようになってパレット長手方向全体に亘って
途切れることなく連続して設けられた状態となり、車体
重量に対して十分に抗し得て強度アップされる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面に基づいて説明する。
いて図面に基づいて説明する。
【0017】図1〜4はこの発明の一実施形態に係る駐
車パレット1を示す。この駐車パレット1は平面視で矩
形形状をしており、一対の車輪乗入れ面2間に中央立上
がり部3が上方に突設され、上記一対の車輪乗入れ面2
には車輪止め4が対角状に1つずつ溶接されて突設され
ている。上記一対の車輪乗入れ面2と中央立上がり部3
は、強度を確保するためにパレット長手方向全体に亘っ
て平行に延びるように1枚の鋼板を折り曲げて形成され
ている。
車パレット1を示す。この駐車パレット1は平面視で矩
形形状をしており、一対の車輪乗入れ面2間に中央立上
がり部3が上方に突設され、上記一対の車輪乗入れ面2
には車輪止め4が対角状に1つずつ溶接されて突設され
ている。上記一対の車輪乗入れ面2と中央立上がり部3
は、強度を確保するためにパレット長手方向全体に亘っ
て平行に延びるように1枚の鋼板を折り曲げて形成され
ている。
【0018】上記一対の車輪乗入れ面2の外側の端縁部
には、2つのサイド立上がり部としての閉断面の角パイ
プ材からなる第1強度部材5がパレット長手方向両端側
に間隔をあけて溶接されてそれぞれ上方に突設され、そ
の間の車輪乗入れ面2が外側方に開放している。
には、2つのサイド立上がり部としての閉断面の角パイ
プ材からなる第1強度部材5がパレット長手方向両端側
に間隔をあけて溶接されてそれぞれ上方に突設され、そ
の間の車輪乗入れ面2が外側方に開放している。
【0019】また、上記2つの第1強度部材5間の車輪
乗入れ面2には、同じく閉断面の角パイプ材からなる第
2強度部材6が溶接されて下方に突設されている。そし
て、上記2つの第1強度部材5と第2強度部材6の各々
の端部は、平面視で上下にオーバーラップしている。
乗入れ面2には、同じく閉断面の角パイプ材からなる第
2強度部材6が溶接されて下方に突設されている。そし
て、上記2つの第1強度部材5と第2強度部材6の各々
の端部は、平面視で上下にオーバーラップしている。
【0020】図2〜5は、上述の如く構成された駐車パ
レット1をエレベータ式駐車装置に適用した場合におい
て、駐車パレット1がエレベータ昇降フレーム7に支持
されて車両乗入れ階8に下降している状態を示す。図2
及び図5中、9は出入り口に通ずる左右のデッキであ
る。図2中、10は上記エレベータ昇降フレーム7に設
けられたタラップである。図3中、11は上記エレベー
タ昇降フレーム7に搭載された伸縮フォーク等の横送り
機構である。図2、図3及び図5では、駐車パレット1
に車両Cが搭載されている状態を示す。図5中、12は
身障者13等が乗った車椅子である。
レット1をエレベータ式駐車装置に適用した場合におい
て、駐車パレット1がエレベータ昇降フレーム7に支持
されて車両乗入れ階8に下降している状態を示す。図2
及び図5中、9は出入り口に通ずる左右のデッキであ
る。図2中、10は上記エレベータ昇降フレーム7に設
けられたタラップである。図3中、11は上記エレベー
タ昇降フレーム7に搭載された伸縮フォーク等の横送り
機構である。図2、図3及び図5では、駐車パレット1
に車両Cが搭載されている状態を示す。図5中、12は
身障者13等が乗った車椅子である。
【0021】したがって、上記のエレベータ式駐車装置
を例に挙げて説明すると、図2に示すように、エレベー
タ昇降フレーム7が車両Cを搭載した駐車パレット1を
車両乗入れ階8まで搬出して出庫態勢を整えると、図5
に示すように、駐車パレット1の車輪乗入れ面2とデッ
キ9が同一の高さレベルになり、しかも、駐車パレット
1の長手方向両端側の2つの第1強度部材5を除く部位
では、車輪乗入れ面2が外側方に開放していて、車椅子
12の車両Cへの進入時の障害となる突出物がなくバリ
ヤフリーを実現できるので、身障者13等は車椅子12
に乗ったまま何物にも邪魔されることなく車両Cに乗り
込むことができる。
を例に挙げて説明すると、図2に示すように、エレベー
タ昇降フレーム7が車両Cを搭載した駐車パレット1を
車両乗入れ階8まで搬出して出庫態勢を整えると、図5
に示すように、駐車パレット1の車輪乗入れ面2とデッ
キ9が同一の高さレベルになり、しかも、駐車パレット
1の長手方向両端側の2つの第1強度部材5を除く部位
では、車輪乗入れ面2が外側方に開放していて、車椅子
12の車両Cへの進入時の障害となる突出物がなくバリ
ヤフリーを実現できるので、身障者13等は車椅子12
に乗ったまま何物にも邪魔されることなく車両Cに乗り
込むことができる。
【0022】また、上記2つの第1強度部材5(サイド
立上がり部)間にサイド立上がり部がないためそのまま
では強度不足になるが、その間の車輪乗入れ面2に第2
強度部材6があるため、上記強度不足を第2強度部材6
で補うことができて駐車パレット1の強度を保証するこ
とができる。
立上がり部)間にサイド立上がり部がないためそのまま
では強度不足になるが、その間の車輪乗入れ面2に第2
強度部材6があるため、上記強度不足を第2強度部材6
で補うことができて駐車パレット1の強度を保証するこ
とができる。
【0023】さらに、上記第2強度部材6を上記第1強
度部材5の下方を除く部位に設けているため、エレベー
タ昇降フレーム7と格納棚の間で駐車パレット1を横送
りして移載する際、上記エレベータ昇降フレーム7に搭
載されている横送り機構11を上記第2強度部材6に邪
魔されることなく駐車パレット1の長手方向両端側の裏
面に進入させることができ、駐車パレット1の移載に支
障を来さないようにすることができる。また、駐車パレ
ット1の長辺側の構造を部分的に改造するだけでよいの
で、既設の機械式駐車装置に容易に対応することができ
る。
度部材5の下方を除く部位に設けているため、エレベー
タ昇降フレーム7と格納棚の間で駐車パレット1を横送
りして移載する際、上記エレベータ昇降フレーム7に搭
載されている横送り機構11を上記第2強度部材6に邪
魔されることなく駐車パレット1の長手方向両端側の裏
面に進入させることができ、駐車パレット1の移載に支
障を来さないようにすることができる。また、駐車パレ
ット1の長辺側の構造を部分的に改造するだけでよいの
で、既設の機械式駐車装置に容易に対応することができ
る。
【0024】加えて、駐車パレット1の両長辺側に2つ
の第1強度部材5と第2強度部材6をそれぞれ設けてい
るので、車両Cが右ハンドルであるか左ハンドルである
かにかかわらず、対応することができて使い勝手がよ
い。
の第1強度部材5と第2強度部材6をそれぞれ設けてい
るので、車両Cが右ハンドルであるか左ハンドルである
かにかかわらず、対応することができて使い勝手がよ
い。
【0025】さらにまた、上記2つの第1強度部材5と
第2強度部材6の各々の端部を平面視で上下にオーバー
ラップさせているので、上記2つの第1強度部材5と第
2強度部材6を恰も1本の強度部材であるかのようにパ
レット長手方向全体に亘って設けた状態とすることがで
き、車体重量に対して十分に耐え得るように強度アップ
することができる。
第2強度部材6の各々の端部を平面視で上下にオーバー
ラップさせているので、上記2つの第1強度部材5と第
2強度部材6を恰も1本の強度部材であるかのようにパ
レット長手方向全体に亘って設けた状態とすることがで
き、車体重量に対して十分に耐え得るように強度アップ
することができる。
【0026】図7は別の実施形態の駐車パレット1を示
す。上記の実施形態では駐車パレット1の両側の長辺側
に2つの第1強度部材5と第2強度部材6をそれぞれ設
けてバリヤフリーを行ったが、図7に示すように、駐車
パレット1の一方側の長辺側にだけ2つの第1強度部材
5と第2強度部材6を設け、他方側の長辺側は従来通り
の折曲片からなるサイド立上がり部14を設けてもよ
い。
す。上記の実施形態では駐車パレット1の両側の長辺側
に2つの第1強度部材5と第2強度部材6をそれぞれ設
けてバリヤフリーを行ったが、図7に示すように、駐車
パレット1の一方側の長辺側にだけ2つの第1強度部材
5と第2強度部材6を設け、他方側の長辺側は従来通り
の折曲片からなるサイド立上がり部14を設けてもよ
い。
【0027】なお、上記の各実施形態では、第1強度部
材5及び第2強度部材6として閉断面の各パイプ材を採
用したが、強度を確保できる構造であればこれに限らな
い。
材5及び第2強度部材6として閉断面の各パイプ材を採
用したが、強度を確保できる構造であればこれに限らな
い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、中央立上がり部両側の一対の車輪乗入れ面
の少なくとも一方の外側の端縁部に2つの第1強度部材
からなるサイド立上がり部をパレット長手方向両端側に
間隔をあけて上方に突設し、その間の車輪乗入れ面に第
2強度部材を下方に突設したので、上記2つの第1強度
部材間に上方に突出する突出物をなくしてバリヤフリー
化を実現することができる。また、上記2つの第1強度
部材(サイド立上がり部)間にサイド立上がり部がなく
ても、そのことによる強度不足をその間の第2強度部材
で補って駐車パレットの強度を保証することができる。
さらに、上記第2強度部材を第1強度部材下方を除く部
位に設けているので、駐車パレットに対する伸縮フォー
ク等の横送り機構の進入を可能にして駐車パレットの移
載を行うことができる。また、駐車パレットの構造を部
分的に改造するだけで既設の機械式駐車装置に容易に対
応することができる。
明によれば、中央立上がり部両側の一対の車輪乗入れ面
の少なくとも一方の外側の端縁部に2つの第1強度部材
からなるサイド立上がり部をパレット長手方向両端側に
間隔をあけて上方に突設し、その間の車輪乗入れ面に第
2強度部材を下方に突設したので、上記2つの第1強度
部材間に上方に突出する突出物をなくしてバリヤフリー
化を実現することができる。また、上記2つの第1強度
部材(サイド立上がり部)間にサイド立上がり部がなく
ても、そのことによる強度不足をその間の第2強度部材
で補って駐車パレットの強度を保証することができる。
さらに、上記第2強度部材を第1強度部材下方を除く部
位に設けているので、駐車パレットに対する伸縮フォー
ク等の横送り機構の進入を可能にして駐車パレットの移
載を行うことができる。また、駐車パレットの構造を部
分的に改造するだけで既設の機械式駐車装置に容易に対
応することができる。
【0029】請求項2に係る発明によれば、2つの第1
強度部材と第2強度部材の各々の端部を平面視で上下に
オーバーラップさせているので、2つの第1強度部材と
第2強度部材を恰も1本の強度部材とみなして剛性を十
分に確保することができる。
強度部材と第2強度部材の各々の端部を平面視で上下に
オーバーラップさせているので、2つの第1強度部材と
第2強度部材を恰も1本の強度部材とみなして剛性を十
分に確保することができる。
【図1】この発明の一実施形態に係る駐車パレットの斜
視図である。
視図である。
【図2】この発明の一実施形態において車両乗入れ階で
エレベータ昇降フレームに搭載された状態の駐車パレッ
トの平面図である。
エレベータ昇降フレームに搭載された状態の駐車パレッ
トの平面図である。
【図3】この発明の一実施形態において車両を搭載した
状態の駐車パレットの側面図である。
状態の駐車パレットの側面図である。
【図4】(a)は図2のA−A線における断面図、
(b)は図2のB−B線における断面図、(c)は図2
のC−C線における断面図である。
(b)は図2のB−B線における断面図、(c)は図2
のC−C線における断面図である。
【図5】この発明の一実施形態に係る車両パレットに搭
載された車両に身障者等が車椅子で乗車しようとしてい
る状態を示す説明図である。
載された車両に身障者等が車椅子で乗車しようとしてい
る状態を示す説明図である。
【図6】従来例の車両パレットに搭載された車両に身障
者等が車椅子で乗車しようとしている状態を示す説明図
である。
者等が車椅子で乗車しようとしている状態を示す説明図
である。
【図7】この発明の別の実施形態に係る車両パレットの
斜視図である。
斜視図である。
【図8】従来例の車両パレットの斜視図である。
1 駐車パレット 2 車輪乗入れ面 3 中央立上がり部 5 第1強度部材(サイド立上がり部) 6 第2強度部材 14 サイド立上がり部
Claims (2)
- 【請求項1】 一対の車輪乗入れ面間に中央立上がり部
が上方に突設され、上記一対の車輪乗入れ面の外側の端
縁部にサイド立上がり部がそれぞれ上方に突設された駐
車パレットであって、 上記2つのサイド立上がり部の少なくとも一方は、パレ
ット長手方向両端側に間隔をあけて上方に突設された2
つの第1強度部材からなり、 これら2つの第1強度部材間の車輪乗入れ面には、第2
強度部材が下方に突設されていることを特徴とする駐車
パレット。 - 【請求項2】 請求項1記載の駐車パレットにおいて、 2つの第1強度部材と第2強度部材の各々の端部は、平
面視で上下にオーバーラップしていることを特徴とする
駐車パレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001132104A JP2002322824A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 駐車パレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001132104A JP2002322824A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 駐車パレット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002322824A true JP2002322824A (ja) | 2002-11-08 |
Family
ID=18980168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001132104A Pending JP2002322824A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 駐車パレット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002322824A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014141793A (ja) * | 2013-01-22 | 2014-08-07 | Ihi Transport Machinery Co Ltd | 駐車装置のパレット |
-
2001
- 2001-04-27 JP JP2001132104A patent/JP2002322824A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014141793A (ja) * | 2013-01-22 | 2014-08-07 | Ihi Transport Machinery Co Ltd | 駐車装置のパレット |
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