JP2002322685A - 建設機械のセキュリティシステム - Google Patents

建設機械のセキュリティシステム

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JP2002322685A JP2001127128A JP2001127128A JP2002322685A JP 2002322685 A JP2002322685 A JP 2002322685A JP 2001127128 A JP2001127128 A JP 2001127128A JP 2001127128 A JP2001127128 A JP 2001127128A JP 2002322685 A JP2002322685 A JP 2002322685A
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Genroku Sugiyama
玄六 杉山
Hideo Karasawa
英男 柄澤
Koichi Shibata
浩一 柴田
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洋 渡辺
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清 小野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用の入力装置等を設置することなくセキュ
リティデータの入力を可能とする。 【解決手段】 携帯入力装置20から入力されたセキュ
リティデータと、予め建設機械10側で設定されている
セキュリティデータとを照合し、不一致の場合に建設機
械10における所定の動作を禁止する。セキュリティデ
ータは、例えば携帯入力装置20のメモリ25に格納さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械の盗難を
防止するためのセキュリティシステム、特に決められた
セキュリティデータを入力しないと建設機械の動作を許
可しないタイプのセキュリティシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のセキュリティシステムを備えた
建設機械として、例えば特開平9−50584号公報に
記載されたものがある。このセキュリティシステムは、
例えばキー入力装置から予め決められた暗証番号が入力
されると、パイロット油圧源とパイロットバルブとが連
通されて油圧機器の動作が許可され、暗証番号が入力さ
れないと(間違った番号が入力されると)、パイロット
油圧源とパイロットバルブとが遮断とされ、油圧機器の
動作が禁止されるというものである。キー入力に代えて
ICカードを挿入することで油圧機器の動作を許容する
旨の記載もある。また特開平8−301072号公報に
記載されたものでは、例えばキー入力装置から予め決め
られた暗証番号が入力されない場合には、エンジン始動
操作を行ってもスタータ回路が作動せず、エンジンの始
動が禁止される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載されたセキュリティシステムでは、建設機械に
専用のキー入力装置やカードリーダー等を設置しなけれ
ばならず、コストアップを招来する。
【0004】本発明の目的は、専用の入力装置等を設置
する必要のない建設機械のセキュリティシステムを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る建
設機械のセキュリティシステムは、携帯入力装置から入
力されたセキュリティデータと、予め建設機械側で設定
されているセキュリティデータとを照合し、不一致の場
合に建設機械における所定の動作を禁止するものであ
り、これにより上記問題点を解決する。請求項2の発明
は、携帯入力装置の記憶部に格納されているセキュリテ
ィデータを建設機械に入力するようにしたものである。
請求項3の発明は、携帯入力装置として携帯電話機を用
いたものである。請求項4の発明は、セキュリティデー
タとして携帯電話機の電話番号を用いたものである。請
求項5の発明は、遠隔地の基地局からセキュリティデー
タを送信し、送信されたセキュリティデータを携帯入力
装置が受信して記憶部に格納するよう構成したものであ
る。請求項6の発明は、セキュリティデータを携帯入力
装置の操作部からキー入力するよう構成したものであ
る。請求項7の発明は、外部入力されたセキュリティデ
ータと、予め建設機械側で設定されているセキュリティ
データとを照合し、不一致の場合に建設機械における所
定の動作を禁止するセキュリティシステムに適用され、
遠隔地の基地局からセキュリティデータを建設機械に送
信し、送信データを建設機械が受信して自身のセキュリ
ティデータとして設定するよう構成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】−第1の実施形態− 図1〜図3により本発明を油圧ショベルのセキュリティ
システムに適用した場合の第1の実施形態を説明する。
図1は本実施形態におけるシステム構成図、図2は油圧
ショベルと携帯電話機の制御系を示すブロック図であ
る。本実施形態では、油圧ショベル10のエンジン14
を始動する際に暗証番号(セキュリティデータ)を入力
するようになっており、油圧ショベル10がセキュリテ
ィデータの妥当性を判断し、妥当な場合にのみエンジン
始動を許可する。セキュリティデータは携帯電話機20
から入力される。
【0007】油圧ショベル10のメインコントロールユ
ニット11には、通信用コントロールユニット12と、
赤外線通信部13とが接続されている。通信用コントロ
ールユニット12は、通信衛星30および通信回線網6
0を介して建設機械メーカー(以下、単にメーカーと呼
ぶ)40のセンタサーバ41と双方向通信を行う。セン
タサーバ41は、通信回線網60を介して建設機械ユー
ザー50の端末機51との間で通信が可能である。
【0008】油圧ショベル10の赤外線通信部13は、
携帯電話機20の赤外線通信部13との間で通信ポート
13A,26Aを介して双方向の赤外線通信を行う。携
帯電話機20は、他にCPU21と、通信部22と、表
示部23と、操作部24と、メモリ25とを有する。メ
モリ25には、当該携帯電話機20の電話番号が格納さ
れており、本実施形態ではその携帯電話機20の電話番
号がそのままセキュリティデータとなる。そのため、油
圧ショベル10側のメモリ11Aには、予めその油圧シ
ョベル10を使用する予定のオペレータが所有する携帯
電話機20の電話番号が暗証番号として格納されてい
る。なお、携帯電話機20は油圧ショベル10のオペレ
ータが1人1台必ず携帯する。
【0009】またメインコントロールユニット11は、
条件に応じてスタータリレー17のオン・オフを切換え
る。スタータリレー17は、エンジン14のスタータモ
ータ15とエンジンキースイッチ16との間に介装さ
れ、リレー17がオンのときにはキースイッチ16の操
作に伴ってスタータモータ15が駆動され、エンジン1
4が始動する。一方、リレー17がオフのときには、キ
ースイッチ16を操作してもスタータモータ15に通電
されず、エンジン14は始動されない。
【0010】図3は油圧ショベル10のメインコントロ
ールユニット11によるエンジン始動処理を示してい
る。なお、携帯電話機20はメインコントロールユニッ
ト11と赤外線通信可能にセットされているものとす
る。エンジンキースイッチ16がオンされるとこのプロ
グラムが起動され、まず携帯電話機20からその電話番
号を赤外線通信により読み込む(ステップS1)。すな
わち、携帯電話機20のメモリ25に格納された自信の
電話番号が赤外線通信部13,26を介してメインコン
トロールユニット11に入力される。
【0011】次いで、メインコントロールユニット11
のメモリ11Aに予め記憶されている暗証番号が読み出
され(ステップS2)、この暗証番号と携帯電話機20
からの電話番号とが照合される(ステップS3)。両者
が一致している場合にはスタータリレー17をオンさせ
てエンジン14の始動を許可し(ステップS4)、不一
致の場合には、当該油圧ショベル10の使用を許可され
ていない者がエンジン14を始動させようとした(盗難
のおそれあり)と判断し、スタータリレー17をオフさ
せてエンジン14の始動を禁止する(ステップS5)。
そして、エンジン14の始動を禁止した場合には、通信
用コントロールユニット12を介して盗難のおそれがあ
る旨を送信する(ステップS6)。その送信情報は、通
信衛星30および通信回線網60を介してメーカー40
のセンタサーバ41に受信される。なお、携帯電話機2
0から暗証番号(電話番号)の入力を行わずにキースイ
ッチ16を操作した場合もステップS5,S6の処理が
行われる。
【0012】このように本実施形態では、油圧ショベル
10のセキュリティデータである暗証番号を携帯電話機
20から入力するようになっている。携帯電話機20
は、連絡用にオペレータが1人1台必ず携帯しているも
のであり、これを暗証番号入力にも用いることで、専用
の入力装置やカードリーダー等を設置する必要がなく、
コストダウンが図れる。
【0013】特に本実施形態では、入力すべき暗証番号
が携帯電話機20のメモリ25に格納されているので、
オペレータは暗証番号を記憶している必要はなく、また
入力も簡単に行える(キー操作で番号を入力する必要が
ない)。しかも、その携帯電話機20の電話番号がその
まま暗証番号となるので、携帯電話機20のメモリ25
に暗証番号を入力する手間が省ける。
【0014】−第2の実施形態− 図1,図2,図4,図5により本発明の第2の実施形態
を説明する。本実施形態は、携帯電話機20のメモリ2
5に電話番号とは別の暗証番号を入力しておくもので、
その暗証番号の設定および書き換えは基地局であるメー
カー40が行う。
【0015】本実施形態の携帯電話機20は、通常の電
話モードの他にオンラインサービスモードが選択可能と
される。このモードは、電気通信事業者等が実施する携
帯電話向けオンラインサービスを利用するもので、オン
ラインサービス会社70(図1)および通信回線網60
を経由してインターネット接続やメールの送受信等が可
能である。本実施形態では、メーカー40のセンタサー
バ41にアクセスしてデータを送信したり、逆にメーカ
ー40から送られる情報を受信したりする。
【0016】油圧ショベル10のオペレータは、油圧シ
ョベル10を始動させるにあたり、自身が持つ携帯電話
機20と、油圧ショベル10のメインコントロールユニ
ット11との間で赤外線通信が可能な状態にセットして
エンジンキースイッチ16を操作する。これにより携帯
電話機20のメモリ25に格納されている暗証番号がメ
インコントロールユニット11に取り込まれ、メインコ
ントロールユニット11のメモリ11Aに格納されてい
る暗証番号との照合が行われる。両者が一致していれば
エンジン14の始動が許可され、不一致であればエンジ
ン14の始動が禁止される。
【0017】図4(a),(b)は暗証番号の設定およ
び変更の際のユーザー50およびセンタサーバ41の処
理をそれぞれ示すフローチャートである。この処理は、
携帯電話機20に専用のソフトウェアを組み込むことで
実行可能とされる。まず携帯電話機20側で所定の暗証
番号変更ページを呼び出し、所定のパスワードを入力し
た後、目的の油圧ショベル10のID番号を入力し送信
する(ステップS11)。センタサーバ41では、携帯
電話機20側から送信されたID番号を受信すると(ス
テップS21)、そのID番号に対応して登録されてい
る暗証番号を所定のデータベースから読み出し(ステッ
プS22)、その暗証番号を送信する(ステップS2
3)。携帯電話機20側では、センタサーバ41からの
暗証番号を受信すると(ステップS12)、これを表示
部23に表示させる(ステップS13)。これによりユ
ーザー50は現在の暗証番号を認識できる。なお、その
油圧ショベル10に対して暗証番号がまだ設定されてい
ない場合には、センタサーバ41から未設定の旨が送信
され、その旨が携帯電話機20の表示部23に表示され
る。
【0018】その後、携帯電話機20側で新しい暗証番
号を入力して送信する(ステップS14)。この新たな
暗証番号は携帯電話機20の操作者が自由に選べる。た
だし、この時点ではまだメモリ25の暗証番号は書き換
えられない。センタサーバ41は、送信された新たな暗
証番号を受信すると(ステップS24)、データベース
の暗証番号を受信した新たな暗証番号に書き換える、あ
るいは新規に登録する(ステップS25)。そして、そ
の新たな暗証番号を携帯電話機20に向けて送信する
(ステップS26)。携帯電話機20側では、センタサ
ーバ41からの新たな暗証番号を受信すると(ステップ
S15)、メモリ25の暗証番号をその新たな暗証番号
に書き換える、あるいは新規に登録する(ステップS1
6)。なお、上記図4(a)の処理は、ユーザー50の
端末機(パーソナルコンピュータ)51で行うようにし
てもよい。
【0019】以上の図4の処理により、携帯電話機20
における暗証番号の書き換え(新規登録)が、センタサ
ーバ41における書き換え(新規登録)と同期して行わ
れる。ただし、この時点では油圧ショベル20側の暗証
番号はまだ書き換えられておらず、これは次に説明する
図5の処理で行われる。
【0020】図5は油圧ショベル10のメインコントロ
ールユニット11によるエンジン始動処理を示してい
る。携帯電話機20のメモリ25に格納された暗証番号
を赤外線通信により取り込む(ステップS31)ととも
に、メインコントロールユニット11のメモリ11Aに
格納されている暗証番号を読み出す(ステップS3
2)。両暗証番号の照合を行い(ステップS33)、一
致していればスタータリレー17をオンしてエンジン1
4の始動を許可する(ステップS34)。一方、一致し
ていない場合にはステップS35に進む。
【0021】ここで、上記両暗証番号が一致していない
ということは、その油圧ショベル10の使用を許可され
ていない者がエンジン14を始動させようとした場合
と、暗証番号が変更されている場合のいずれかである。
そのいずれであるかを確認するために、メインコントロ
ールユニット11は、まず当該油圧ショベル10のID
番号(予めメモリ11Aに格納されている)を通信用コ
ントロールユニット12からメーカー40に向けて送信
し、現在の暗証番号を送るよう要請する(ステップS3
5)。メーカー40のセンタサーバ41は、上記ID番
号に対応して登録されている暗証番号を送り返す。
【0022】メインコントロールユニット11は、セン
タサーバ41から送られた暗証番号を受信すると(ステ
ップS36)、その受信した暗証番号とメモリ11Aに
格納されている暗証番号とが一致するか否かを確認する
(ステップS37)。もし一致していれば、暗証番号は
変更されていない、つまり上記ステップS33における
番号の不一致は、当該油圧ショベル10の使用を許可さ
れていない者がエンジン14を始動させようとしたこと
によるものと判断し、エンジン14の始動を禁止する
(ステップS38)とともに、センタサーバ41にその
旨を送信する(ステップS39)。
【0023】一方、ステップS37でメモリ11Aの暗
証番号と受信した暗証番号が不一致と判定された場合に
は、上記図4の処理によって暗証番号が変更されている
と判断し、メモリ25の暗証番号を、ステップS31で
携帯電話機20から取り込んだ暗証番号に書き換える。
その後、ステップS33に戻って再度番号の照合を行
う。このステップS37からステップS33に戻った場
合、今度は番号が一致する筈であり、ステップS34に
進んでエンジン14の始動を許可する。
【0024】このように本実施の形態では、メーカー4
0のWebサイトを利用して油圧ショベル10および携
帯電話機20の暗証番号の書き換えを自動的に行えるの
で、書き換えの必要が生じた場合に面倒な手続きを行う
必要がない。
【0025】以上では、油圧ショベル10と携帯電話機
20の双方の暗証番号を書き換える例を示したが、油圧
ショベル10側の暗証番号のみを携帯電話機20側の暗
証番号に合わせて書き換えることも可能である。この場
合は、図4(a)のステップS11で目的の油圧ショベ
ル10のID番号を入力した後、ステップS14で元の
暗証番号(ステップS13で表示された番号)をそのま
ま入力すればよい。この場合、メーカー40のデータベ
ースにおける暗証番号(目的の油圧ショベル10に対応
する暗証番号)は書き換わるが、携帯電話機20側の暗
証番号は実質的に書き変わらない。その後、目的の油圧
ショベル10で始動操作を行うと、図5の処理により暗
証番号が自動的に書き換わる。これによれば、1人のオ
ペレータが複数の油圧ショベル10を使用できるように
することが可能となる。
【0026】以上の第1,第2の実施形態では、携帯電
話機20のメモリ25に格納された暗証番号を油圧ショ
ベル10側に入力する例を示したが、携帯電話機20の
操作部24のキー操作で暗証番号を入力するようにして
もよい。この場合はオペレータが暗証番号を記憶してい
る必要があるが、携帯電話機20のメモリ25に暗証番
号を登録する必要はない。また、この場合における暗証
番号の変更は油圧ショベル10のみでよく、これもメー
カー40のWebサイトを用いて自動的に行うことがで
きる。
【0027】なお、携帯電話機20からの暗証番号入力
に赤外線通信を用いたが、その他の無線通信あるいはケ
ーブルを接続しての有線による通信でもよい。またセキ
ュリティデータは数字,文字,記号のいずれであっても
よいし、それらの組合せでもよい。さらに携帯電話に代
えて、携帯情報端末(PDA)やモバイル式のパーソナ
ルコンピュータを用いてもよい。また基地局は建設機械
メーカーに限定されず、建設機械のレンタル会社であっ
てもよい。
【0028】さらに、暗証番号が一致しない場合にスタ
ータリレー17をオフすることでエンジン14の始動を
禁止する例を示したが、例えば特開平9−50584号
公報に記載されているように、パイロット油圧回路を遮
断することで油圧ショベル10が走行できないようにし
てもよい。具体的には、各パイロット油圧ポンプの吐出
回路に切換弁(例えば、電磁弁)を設け、稼働可能時間
帯あるいは稼働可能期間を逸脱している場合には切換弁
を遮断位置に設定し、それ以外の場合には切換弁を連通
位置に切換えるようにすればよい。切換弁が遮断位置に
あるときには、各操作部材を操作しても走行用油圧モー
タを始めとして各アタッチメントや旋回用のアクチュエ
ータが駆動されないので、これによっても盗難防止が図
れる。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、セキュリティ
データを携帯入力装置(例えば、携帯電話)から建設機
械に入力するようにしたので、セキュリティデータを入
力するための専用の入力装置やカードリーダ等を建設機
械に設ける必要がなく、コストダウンが図れる。特にセ
キュリティデータを携帯入力装置の記憶部に格納してお
けば、オペレータがセキュリティデータを記憶している
必要はなく、またデータ入力も容易に行える。セキュリ
ティデータとして携帯電話機の電話番号を用いるように
すれば、携帯電話側にセキュリティデータを登録する手
間が省ける。建設機械メーカー等の基地局との通信によ
り携帯入力装置の暗証番号を設定,書換できるようにす
れば、設定,書換作業の効率化が図れる。請求項7の発
明によれば、基地局との通信により建設機械のセキュリ
ティデータを設定(書換)可能に構成したので、書換作
業の効率化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるセキュリティシステ
ムを示す構成図。
【図2】油圧ショベルと携帯電話の制御系の構成を示す
ブロック図。
【図3】第1の実施形態における油圧ショベル側の制御
を示すフローチャート。
【図4】第2の実施形態における携帯電話(a)とセン
タサーバ(b)の制御をそれぞれ示すフローチャート。
【図5】第2の実施形態における油圧ショベル側の制御
を示すフローチャート。
【符号の説明】
10 油圧ショベル 11 メインコントロールユニット 12 通信用コントロールユニット 13 赤外線通信部 20 携帯電話機 21 CPU 22 通信部 23 表示部 24 操作部 25 メモリ 26 赤外線通信部 30 通信衛星 40 建設機械メーカー 41 センタサーバ 50 ユーザー 51 端末機 60 通信回線網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 302 H04Q 9/00 301B 5K101 H04Q 7/38 H04L 9/00 673A 9/00 301 H04B 7/26 109R (72)発明者 杉山 玄六 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 柄澤 英男 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 柴田 浩一 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 渡辺 洋 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 小野 清 東京都文京区後楽二丁目5番1号 日立建 機株式会社内 (72)発明者 富川 修 東京都文京区後楽二丁目5番1号 日立建 機株式会社内 Fターム(参考) 2D015 GA03 GB00 5J104 AA07 KA02 KA07 NA05 PA02 5K027 AA11 BB09 HH23 HH26 5K048 AA15 BA21 DB01 EB02 GC01 5K067 AA32 BB04 DD17 EE02 FF07 HH12 HH22 5K101 KK11 LL12 NN02 PP04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯入力装置から入力されたセキュリテ
    ィデータと、予め建設機械側で設定されているセキュリ
    ティデータとを照合し、不一致の場合に前記建設機械に
    おける所定の動作を禁止することを特徴とする建設機械
    のセキュリティシステム。
  2. 【請求項2】 前記入力されるセキュリティデータは前
    記携帯入力装置の記憶部に格納されていることを特徴と
    する請求項1に記載の建設機械のセキュリティシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記携帯入力装置は携帯電話機であるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の建設機械のセキュリテ
    ィシステム。
  4. 【請求項4】 前記セキュリティデータは前記携帯電話
    機の電話番号であることを特徴とする請求項3に記載の
    建設機械のセキュリティシステム。
  5. 【請求項5】 遠隔地の基地局から前記セキュリティデ
    ータを送信し、該送信されたセキュリティデータを前記
    携帯入力装置が受信して前記記憶部に格納することを特
    徴とする請求項2に記載の建設機械のセキュリティシス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記入力されるセキュリティデータは、
    前記携帯入力装置の操作部からキー入力されたデータで
    あることを特徴とする請求項1に記載の建設機械のセキ
    ュリティシステム。
  7. 【請求項7】 外部入力されたセキュリティデータと、
    予め建設機械側で設定されているセキュリティデータと
    を照合し、不一致の場合に前記建設機械における所定の
    動作を禁止するセキュリティシステムにおいて、 遠隔地の基地局からセキュリティデータを建設機械に送
    信し、該送信データを建設機械が受信して自身のセキュ
    リティデータとして設定することを特徴とする建設機械
    のセキュリティシステム。
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