JP2001132292A - 錠制御方法および錠制御装置 - Google Patents

錠制御方法および錠制御装置

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JP2001132292A
JP2001132292A JP31466499A JP31466499A JP2001132292A JP 2001132292 A JP2001132292 A JP 2001132292A JP 31466499 A JP31466499 A JP 31466499A JP 31466499 A JP31466499 A JP 31466499A JP 2001132292 A JP2001132292 A JP 2001132292A
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communication terminal
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telephone number
control device
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Osamu Kaneko
修 金子
Shinichi Okita
信一 沖田
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Systec KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機やPHSなどの移動体通信端末を
利用して電子錠等の解錠が行えるようにした全く新しい
方式のセキュリティ性能の高い錠制御装置を提供する。 【解決手段】 ドア150の前にいる人が持っている携
帯電話等の移動体通信端末2000から家屋/建物H内
の固定電話機100に対してダイヤルする。これで、解
錠指令信号KS1および発信者電話番号#2が送信さ
れ、公衆電話網400から錠制御装置1000に送られ
る。錠制御装置1000のRAM34にはあらかじめの
操作により解錠暗号情報番号#3が設定登録されてい
る。錠制御装置1000において公衆電話網400から
受信した発信者電話番号#2と設定登録の解錠暗号情報
番号#3とが一致するときに、電子錠制御回路200に
解錠信号KS2を送出し、電子錠300を自動的に解錠
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆電話網等の通
信回線を介して携帯電話、PHS(簡易型携帯電話)等
の移動体通信端末からの発信者電話番号を送信すること
をもって、家屋/建物等あるいは自動車等における電子
錠等の解錠を行うようにする錠制御方法および錠制御装
置に関する。本発明が対象とする錠制御方法および錠制
御装置は主として、家屋/建物のドアに取り付けられて
いる電子錠の解錠に対して好適なものである。もっと
も、そのようなものに限定する必要性はなく、任意の装
置・機器に適用され得るものとする。
【0002】
【従来の技術】従来において、家屋/建物等に設置され
ている錠は、付属の専用の鍵をもって、その解錠を行う
ようにしている。この鍵は、周知のとおり、微妙な違い
は別として、一定の形状をした物理的・機械的なもので
ある。
【0003】セキュリティを高めるための錠として、電
子錠がある。従来の電子錠は、ドアの近傍に取り付けら
れたテンキー方式等の解錠装置に対して、暗証番号を入
力することにより、解錠を行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】物理的・機械的な普通
の鍵の場合、それを落としたり盗まれたりすると、その
鍵の不正使用により家宅不法侵入や盗難などのトラブル
に捲き込まれるおそれが高くなる。したがって、そのよ
うな場合には、セキュリティ確保のために、通常は、錠
を新しいものと取り替えなければならない。しかし、そ
れには多大なコストがかかってしまう。
【0005】これは、物理的・機械的な普通の鍵の場合
には、それを盗難等で紛失したときに、元の錠をそのま
ま取り付けてある限りにおいては、その紛失した鍵の不
正使用をとどめる手だてが最早なくなってしまっている
からである。さらにいうと、その普通の鍵の鍵機能は、
その鍵単独に属しており、他の何らかの要素の介在を少
しでも受けるようなものではまったくないためである。
つまり、その鍵さえあれば、対象が元の錠である限りに
おいて、その錠を解錠することが1対1の関係で直接に
可能となっているためである。
【0006】もし、何らかの要素が介在しているのであ
れば、鍵が物理的に無くなっても、その要素の方を不正
使用者の手に渡さない限りは、セキュリティが保たれる
可能性が残るのである。
【0007】しかしながら、普通の鍵には、そのような
解錠にとって必要な別の要素が何もないために、鍵を紛
失すると立ちどころにセキュリティ性能が一気に低下し
てしまうのである。
【0008】また、電子錠とそれを解錠するテンキー方
式等の解錠装置との組み合わせの場合には、テンキーを
もって入力する暗証番号そのものが鍵機能となっている
が、4桁程度の短い暗証番号であれば、セキュリティ性
能はかなり低いものとなってしまう。不審者が何度も試
行すれば、そのうちに不正な解錠を許してしまうかもし
れない。セキュリティ性能を高くするには、暗証番号を
長いものに設定する必要があるが、そうなると、その暗
証番号を常にきわめて正確に記憶しておかなければなら
ない。もし、その暗証番号を何かのメモ等に書き残して
いたりすると、そのメモも一緒に盗まれたりしたときに
は、セキュリティ性能は一気に低下してしまう。仮に、
メモをどこか離れた場所においておくとなれば、そのメ
モの存在場所自体を忘れてしまう可能性がある。もし、
信頼できる誰かに預けておいたとしても、その人が忘れ
てしまう可能性もある。また、当使用者が忘れたとき
に、その人に聞かなければならないが、煩わせるだけで
あるし、当使用者も気が引ける。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みて、携帯
電話機やPHSなどの移動体通信端末を利用して電子錠
等の解錠が行えるようにした全く新しい方式の錠制御装
置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題の
解決を図るに当たって、次のようなことを念頭において
いる。それは、近年においては、携帯電話やPHS等の
移動体通信端末の普及にきわめて目覚ましいものがあっ
て、すでに大勢の人々がほぼ常時的に携行しているとい
う現実があることを踏まえ、また、そのような移動体通
信端末はきわめて軽薄短小化が進んでいて、まるであた
かも鍵同様の小物としての使用感覚がもたれているとい
う現実があることをも踏まえてのことである。さらにい
うと、そのような携帯電話等の移動体通信端末は現在大
幅な多機能化が進められているが、このようなトレンド
(技術動向)とも絡めて、移動体通信端末にさらなる多
機能化をもたらそうという意図もある。
【0011】携帯電話やPHSやPDA(携帯情報端
末)やポケットベルなどの移動体通信端末においては、
その端末ごとに割り当てられる発信者電話番号は唯一無
二のものである。したがって、この発信者電話番号を電
子錠の解錠のための鍵機能として利用することができる
と考えたのが本発明の錠制御方法および錠制御装置であ
る。
【0012】上記した目的を達成しようとする本発明に
よる錠制御方法は、あらかじめ移動体通信端末の発信者
電話番号を設定登録しておき、移動体通信端末から送信
されてくる発信者電話番号が前記設定登録の発信者電話
番号と一致するときに解錠信号を送出することを特徴と
している。
【0013】また、上記の錠制御方法において、あらか
じめ暗証番号を設定登録しておき、移動体通信端末から
送信されてくる暗証番号が前記設定登録の暗証番号と一
致するときでかつ前記移動体通信端末から送信されてく
る発信者電話番号が前記設定登録の発信者電話番号と一
致するときに解錠信号を送出するものである。
【0014】本発明による錠制御装置は、移動体通信端
末の発信者電話番号を設定登録する手段と、移動体通信
端末から送信されてくる発信者電話番号と前記設定登録
の発信者電話番号とを比較する手段と、その比較の結果
が一致するときに解錠信号を送出する手段とを備えてい
ることを特徴としている。
【0015】また、上記の錠制御装置において、暗証番
号を設定登録する手段と、移動体通信端末から送信され
てくる暗証番号と前記設定登録の暗証番号とを比較する
手段と、その比較の結果が一致するときに前記移動体通
信端末から送信されてくる発信者電話番号と設定登録の
発信者電話番号との比較を行わせる手段とを備える構成
となす。
【0016】すでに広く普及しているナンバーディスプ
レイサービス(発信者電話番号表示サービス)やモデム
ダイヤルインサービスにおいては、着信側電話機に対し
て発信側電話機の電話番号である発信者電話番号を通知
するようになっている。それは、電話会社の交換機があ
る特定のアルゴリズムのもとに構築されたプログラムに
従って発信者電話番号を公衆電話網等の通信回線を介し
て着信側電話機に自動的に送信するようなシステムであ
る。本発明の錠制御方法または錠制御装置においては、
もちろん、携帯電話等の移動体通信端末にも鍵機能をも
たせているのである。その移動体通信端末がないと解錠
することができないのである。ただし、その移動体通信
端末がありさえすれば、常に1対1の関係で直接に解錠
できてしまうといったものではない。換言すれば、その
移動体通信端末そのものを電子錠等に差し込むとか当て
がうとかの物理的・機械的作用で解錠するといったもの
ではない。それには、発信者電話番号が鍵機能として介
在しているのである。すなわち、発信者電話番号にも鍵
機能の一部を分担させているのである。そして、その発
信者電話番号は電話会社の厳密な管理のもとにある。当
該の移動体通信端末を盗んだ者や拾った者が、何らの制
約もなくその発信者電話番号を独自に送信できるといっ
た性質のものではないのである。すなわち、移動体通信
端末を紛失した正規の使用者が電話会社に紛失を届け出
れば、直ちに、その発信者電話番号の使用を全面停止す
ることができるのである。つまり、紛失した移動体通信
端末の鍵機能としての不正使用をとどめる手だてがまだ
正規の使用者や電話会社の手の内に残っているのであ
り、その分だけセキュリティ性能を高く保つことができ
るのである。しかも、その発信者電話番号の厳密な管理
は電子的に行われているから、メモ書きの場合のような
煩わしさはほとんど生じない。そして、新しい移動体通
信端末を入手したときには、また新たな発信者電話番号
を契約すれば、電子錠等はもとのまま継続使用すること
ができるのである。
【0017】さらには、そもそも、発信者電話番号なる
ものは桁数が多いので、根本的にもとからセキュリティ
性能が高いものなのである。テンキー方式の普通の電子
錠であれば、その暗証番号が長いと覚えにくいのである
が、本発明のシステムの場合には、その実質的な鍵とし
ての発信者電話番号は使用者自体が解錠に際して常に覚
えておかなくてはならないといったものでなく、もし忘
れていたとしても、電話会社の交換機のコンピュータが
記憶しているので、何らの不都合なく的確な解錠動作を
行うことができるのである。
【0018】以上のようにして、本発明によれば、従来
では存在しなかった全く新しい方式のセキュリティ性能
にきわめてすぐれた錠制御方法および錠制御装置を提供
することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の錠制御装置の具体
的な実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0020】(実施の形態1)図1は実施の形態1の錠
制御装置を用いた錠制御システムの概略構成を示すブロ
ック図、図2は錠制御装置のより詳しい構成を示すブロ
ック図である。
【0021】まず、図1によって、錠制御システムの概
略を説明する。
【0022】ここで、固定電話機100や移動体通信端
末2000は、ナンバーディスプレイサービス(発信者
電話番号表示サービス)またはモデムダイヤルインサー
ビスを受けているものとする。また、固定電話機100
についての自己の電話番号#1を(0X−ABCD−E
FGH)とし、移動体通信端末2000についての発信
者電話番号#2を(0Y0−PQRS−TUVW)とす
る。
【0023】錠制御装置1000は、外部に対する接続
端子として、電子錠300に対する電子錠制御回路20
0へのコネクタ10と、固定電話機100に対するコネ
クタ12と、公衆電話網400に対するコネクタ14を
備えている。
【0024】いま、ユーザーが家屋/建物Hの前にい
て、そのドア150の電子錠300がロックされている
とする。ドア150を開けたいとき、ユーザーは、移動
体通信端末2000から家屋/建物H内の固定電話機1
00の電話番号をダイヤルする。そのダイヤルによる選
択信号S1が移動体通信端末2000から送出される。
この選択信号S1は、固定電話機100(移動体通信端
末2000ではない)についての電話網サービス契約上
の識別情報である相手側電話番号#1を含んでいる。こ
こで、相手側電話番号#1は、いま解錠しようとしてい
る家屋/建物Hの内部に設置されている固定電話機10
0についての電話番号(0X−ABCD−EFGH)で
ある。移動体通信端末2000からは、併せて、その移
動体通信端末2000についての発信者電話番号#2
(0Y0−PQRS−TUVW)も送出される。さら
に、解錠を行おうとするときには、移動体通信端末20
00におけるユーザーのキー操作によって、解錠指令信
号KS1を送出する。
【0025】相手側電話番号#1(0X−ABCD−E
FGH)を含む選択信号S1および発信者電話番号#2
(0Y0−PQRS−TUVW)ならびに解錠指令信号
KS1は、無線回線600を介して基地局700に至
り、基地局700から中継回線750を介して移動体通
信交換機800へ、さらに中継回線850を介して中継
交換機500へ至る。
【0026】相手側電話番号#1を含む選択信号S1お
よび発信者電話番号#2ならびに解錠指令信号KS1を
受け取った中継交換機500は、公衆電話網400を介
して、その相手側電話番号#1に該当する固定電話機1
00に対して呼出信号S2を送出するとともに、発信者
電話番号#2ならびに解錠指令信号KS1を転送し、一
方で、発信側の移動体通信端末2000に対して呼出音
信号S3を送出する。移動体通信端末2000のユーザ
ーは、その呼出音信号S3に基づいて、現在、呼び出し
中であると認識することになる。なお、このとき、サー
ビスとして、解錠指令信号KS1の送出モードであるこ
とを示す何らかの信号を交換機500から移動体通信端
末2000に対して送出することが望ましい。
【0027】錠制御装置1000において、解錠指令信
号KS1を受け取ったときには、呼出信号S2を受け取
っていても、固定電話機100におけるトーンリンガー
の動作は指示しない。
【0028】錠制御装置1000は、解錠指令信号KS
1を受け取ったときにおいては、受け取った発信者電話
番号#2を、内部にあらかじめ設定登録してある解錠暗
号情報番号#3と照合し、受け取った発信者電話番号#
2が解錠暗号情報番号#3と一致するときには、すなわ
ち、解錠暗号情報番号#3が(0Y0−PQRS−TU
VW)として登録されている状態において、公衆電話網
400から受け取った発信者電話番号#2が全く同じ
(0Y0−PQRS−TUVW)であるときには、モジ
ュラーコード20を介して電子錠制御回路200に解錠
信号KS2を送出する。解錠信号KS2を受け取った電
子錠制御回路200は、電子錠300を駆動して自動的
に解錠動作を行う。ドア150の前にいる移動体通信端
末2000を持ったユーザーは、電子錠300の自動的
な解錠動作によって、そのドア150を開け、室内に入
ることができる。
【0029】なお、電子錠制御回路200は解錠動作の
直後の動作は次のようになる。電子錠制御回路200
は、電子錠300の各部の状態を電気的に検査し、解錠
が正しく行われたか否かを判断し、そのときは、解錠確
認信号KS3を錠制御装置1000に送出する。解錠確
認信号KS3を受け取った錠制御装置1000は、オン
フックと等価な終話信号S5を公衆電話網400を介し
て中継交換機500に送出する。中継交換機500は、
移動体通信端末2000に対して切断信号S6を送出す
る。
【0030】照合の結果、上記とは逆に、公衆電話網4
00から受け取った発信者電話番号#2があらかじめ設
定登録してある解錠暗号情報番号#3と一致しないとき
には、解錠信号KS2は送出されることはなく、したが
って、電子錠300はそのままロック状態を保つ。な
お、必要に応じてアラームを動作させる。
【0031】なお、錠制御装置1000は、解錠指令信
号KS1がない状態で呼出信号S2を受け取ると、固定
電話機100におけるトーンリンガーを動作させ、呼出
音を鳴動させる。また、固定電話機100におけるディ
スプレイ(図示せず)において発信者電話番号#2を表
示する。
【0032】室内に人がいて、固定電話機100の送受
話器(ハンドセット)をオフフックすると、固定電話機
100から錠制御装置1000を介して、さらに公衆電
話網400を介して中継交換機500に応答信号S4が
送出される。応答信号S4を受け取った中継交換機50
0は、発信側の移動体通信端末2000と着信側の固定
電話機100とを回線接続する。これで、通常の通話が
できることになる。
【0033】なお、上記した各種の制御信号は、一般的
な電話網の分野で行われているのと同様に、共通線信号
網を介して送出されるものである。この共通線信号網に
ついては特別に図示してはいないが、公衆電話網400
に含まれている。
【0034】以上が本発明実施の形態1の錠制御装置1
000についての概要である。
【0035】次に、錠制御装置1000についての具体
的な説明を行う。
【0036】図2は錠制御装置1000の内部構成を示
すブロック図である。図2において、符号の30はシス
テム全体の制御を司るMPU(マイクロ・プロセシング
・ユニットまたはCPU(中央演算処理装置))、32
はMPU30による演算・制御等のためのプログラムを
格納しているROM(リードオンリーメモリ)、34は
演算・制御等を補助するとともにデータを格納するRA
M(ランダムアクセスメモリ)、36はRAM34に対
するバックアップ電源、38は液晶表示装置などの表示
部、40はNCU(網制御装置:Network Control Uni
t)、42はモデム(変復調装置:MODEM;MOdulat
ion & DEModulation)、44は入力回路、46は入力操
作部、46aは解錠暗号設定モードキー、46bは確認
キー、46cはキャンセルキー、50はバス、54は電
子錠インタフェース、56,60,62はモジュラージ
ャックである。
【0037】MPU30、ROM32、RAM34、表
示部38、MODEM42、入力回路44、電子錠イン
タフェース54のそれぞれがバス50に接続されてい
る。MODEM42はNCU40に接続され、NCU4
0はモジュラージャック56を介して公衆電話網400
への室内電話配線58に接続されるようになっている。
NCU40には、モジュラージャック60、モジュラー
コード22を介して固定電話機100が接続可能となっ
ている。電子錠インタフェース54には、モジュラージ
ャック62、モジュラーコード20を介して電子錠30
0に対する電子錠制御回路200が接続可能となってい
る。
【0038】次に、上記のように構成された実施の形態
1の錠制御装置1000の動作を説明する。
【0039】まず、この錠制御装置1000において解
錠暗号情報番号#3を設定登録する動作モードについて
説明する。
【0040】錠制御装置1000が設置されている家屋
/建物Hの住人であって、携帯電話やPHS等の移動体
通信端末2000を所有しているユーザーは、錠制御装
置1000を目の前にして、また移動体通信端末200
0を用意して、錠制御装置1000に解錠暗号情報番号
#3を設定登録する。すなわち、錠制御装置1000に
おいて、まず、入力操作部46における解錠暗号設定モ
ードキー46aを操作することにより、錠制御装置10
00の動作モードを設定する。解錠暗号設定モードキー
46aの操作により入力回路44から解錠暗号設定モー
ド信号がバス50を介してMPU30に送出される。な
お、解錠暗号設定モードキー46aとしては、一般的に
はディップスイッチを用いることになる。
【0041】MPU30は、解錠暗号設定モード信号の
入力があったときにメインルーチンに割り込み制御をか
け、図3に示す解錠暗号情報番号設定登録モードのサブ
ルーチンの動作の実行をステップN110からスタート
する。MPU30は、ステップN110において新たな
割り込みを禁止し、プログラムカウンタの値をスタック
に退避する。
【0042】ユーザーは次いで、移動体通信端末200
0から自分の所有の固定電話機100に対してダイヤル
する。このとき、移動体通信端末2000からは、その
移動体通信端末2000の発信者電話番号#2(0Y0
−PQRS−TUVW)が無線回線600に送出され、
中継交換機500は、同じその発信者電話番号#2を公
衆電話網400に送出する。その発信者電話番号#2は
は公衆電話網400を介して錠制御装置1000のNC
U40、MODEM42、バス50からMPU30へ与
えられることになる。
【0043】ところで、丁度同じタイミングで誰かがそ
の固定電話機100にダイヤルしてくることもあり得
る。そのときの発信者電話番号#2は上記とは別のもの
である。そこで、ここでは、受信する発信者電話番号#
2を(***−****−****)で表すことにす
る。アスタリスク「*」は任意のダイヤル数値を表すも
のである。
【0044】MPU30は、ステップN120において
発信者電話番号#2の受信待ちのアイドリングを行い、
受信したときはステップN130に進んで受信した発信
者電話番号#2(***−****−****)をレジ
スタに一時記憶し、ステップN140において表示部3
8を駆動し、表示部38に受信した発信者電話番号#2
(***−****−****)を表示する。
【0045】ユーザーは、表示部38に表示されている
発信者電話番号#2(***−****−****)を
目視確認し、それが自己の所有する移動体通信端末20
00の発信者電話番号#2(0Y0−PQRS−TUV
W)と同じか否かをチェックする。同じであるときは、
入力操作部46において確認キー46bを押し操作し、
異なっているときは、入力操作部46においてキャンセ
ルキー46cを押し操作する。この確認キー46bやキ
ャンセルキー46cの操作による信号は入力回路44、
バス50を介してMPU30に与えられる。
【0046】MPU30は、ステップN150において
確認キー信号の入力を待ち、ステップN160において
キャンセルキー信号の入力を待つ。その待機中にキャン
セルキー信号の入力があったときは、ステップN170
に進んでレジスタに一時記憶している発信者電話番号#
2(***−****−****)のデータをキャンセ
ルクリアし、ステップN120に戻って、改めて発信者
電話番号#2の受信を待つ。このとき、ユーザーは移動
体通信端末2000を用いて同じ操作を繰り返し行う。
【0047】ステップN150の判断において確認キー
信号の入力があったときは、ステップN180に進んで
レジスタの発信者電話番号#2(***−****−*
***)(これは、移動体通信端末2000の発信者電
話番号#2(0Y0−PQRS−TUVW)と同じであ
る)を解錠暗号情報番号#3(0Y0−PQRS−TU
VW)としてRAM34の所定の記憶領域に格納する。
そして、ステップN190に進んでスタックから退避ア
ドレスを読み出した上で割り込みを許可し、メインルー
チンの退避アドレスに戻る。
【0048】以上により、この解錠暗号情報番号の設定
登録の処理が終了するが、これによって、受信した発信
者電話番号#2(0Y0−PQRS−TUVW)がRA
M34において解錠暗号情報番号#3(0Y0−PQR
S−TUVW)として設定登録されたことになる。
【0049】次に、移動体通信端末2000を用いての
実際の解錠動作について図4のフローチャートに基づい
て説明する。
【0050】ユーザーは例えば帰宅したときにドア15
0の前で移動体通信端末2000を用いて、自宅の家屋
/建物H内の固定電話機100に対してダイヤルする。
【0051】MPU30は、ステップN210において
選択信号S1の受信があったと判断したときはステップ
N220に進み、その選択信号S1とともに解錠指令信
号KS1を受信したか否かを判断する。解錠指令信号K
S1を受信しないときは、ステップN300に進んで受
信した呼出信号S2をNCU40およびモジュラージャ
ック60を介して固定電話機100に転送し、あとは通
常モードの処理を実行する。
【0052】解錠指令信号KS1を受信したときは、ス
テップN230に進んで中継交換機500より受信した
発信者電話番号#2(0Y0−****−****)を
取り込み、ステップN240でRAM34からそれに設
定登録されている解錠暗号情報番号#3(0Y0−PQ
RS−TUVW)を読み出し、ステップN250におい
て受信した発信者電話番号#2(0Y0−****−*
***)が読み出した設定登録されている解錠暗号情報
番号#3(0Y0−PQRS−TUVW)と一致するか
否かを判断する。
【0053】そして、その比較判断の結果が不一致であ
るときは、ステップN290に進んで一定時間にわたっ
てアラーム信号を送出するが、比較判断の結果が一致し
ているときは、ステップN260に進んで解錠信号KS
2をバス50および電子錠インタフェース54、モジュ
ラージャック62を介して電子錠制御回路200に送出
する。前述のように、電子錠制御回路200は電子錠3
00の解錠に成功したときは、その直後に解錠確認信号
KS3を錠制御装置1000に送出する。
【0054】MPU30は、ステップN270において
電子錠制御回路200からの解錠確認信号KS3の入力
を待って、ステップN280に進み、オンフックと等価
な終話信号S5を送出する。終話信号S5の送出によっ
て固定電話機100と移動体通信端末2000との通話
が終了する。プログラムをうまく構築することにより、
無料で解錠動作を達成することが可能である。
【0055】なお、図示は省略するが、ステップN27
0の判断が“NO”となる場合に、タイマーをスタート
させ、所定のタイマー時間τ0 がタイムアップするまで
に解錠確認信号KS3の入力がないときは、次のステッ
プN271で繰り返し変数Nをインクリメントし、それ
が所定の繰り返し回数Nthに達したか否かを次のステッ
プN272で判断し、所定の繰り返し回数Nthに達する
まではステップN260戻り、所定の繰り返し回数Nth
に達したときは、ステップN290に進んでアラーム信
号を出力するようにしてもよい。
【0056】(実施の形態2)もし、移動体通信端末2
000が盗難に遇った場合に、その犯人がその移動体通
信端末2000の利用方法を知っていると、その旨を電
話会社に届け出てその発信者電話番号#2の使用停止の
処置を講じるまでの段階では、盗まれた移動体通信端末
2000を用いて解錠を行い、ドア150を開けて不法
に侵入するおそれがある。実施の形態2は、このような
事態を想定して、解錠制御にユーザー暗証番号を利用す
ることにより、セキュリティ性能を向上させるように構
成するものである。
【0057】実施の形態2の場合の錠制御装置1000
のブロック的構成については、実施の形態1の場合の図
2に示すものと同じであるので、説明は省略する。図1
のシステムも同様である。本実施の形態2が実施の形態
1と相違する点は以下のとおりである。
【0058】あらかじめ錠制御装置1000において、
ユーザー暗証番号をRAM34に設定登録しておく。こ
こで、その設定登録された暗証番号#5を(abcd)
としておく。
【0059】図5のフローチャートに示すように、MP
U30は、ステップN222において、ユーザー暗証番
号の送信を求める暗証番号要求信号を送信する。その暗
証番号要求信号は、バス50、MODEM42、NCU
40を介して公衆電話網400等および無線回線600
を経て、移動体通信端末2000を持っているユーザー
に伝えられる。暗証番号の要求は、例えば、「暗証番号
を入力してください」といったメッセージとなって移動
体通信端末2000のスピーカから音声出力される。
【0060】そこで、移動体通信端末2000を持って
いるユーザーは、その要求に従って暗証番号を入力し、
送信する。その暗証番号としては、例えば、「#○○○
○#」のように、DTMF(Dual Tone Multi-Frequenc
y)方式のダイヤルボタン群の機能ボタンである「#」
(シャープ)とテンキーボタンである「0」〜「9」の
数値による任意の4桁番号とさらに「#」の組み合わせ
などがある。
【0061】このようにして、暗証番号情報#4(#○
○○○#)が移動体通信端末2000から無線回線60
0等および公衆電話網400を介して、錠制御装置10
00のMPU30に与えられる。
【0062】MPU30は、次のステップN224にお
いて暗証番号情報#4の受信待ってステップN226に
進み、RAM34から設定登録してある暗証番号#5
(abcd)を読み出し、ステップN228において受
信した暗証番号情報#4(#○○○○#)に含まれてい
る暗証番号(○○○○)が読み出した設定登録されてい
る暗証番号#5(abcd)と一致するか否かを判断す
る。
【0063】そして、その比較判断の結果が不一致であ
るときは、ステップN290に進んで一定時間にわたっ
てアラーム信号を送出するが、比較判断の結果が一致し
ているときは、ステップN230以下の処理へと進む。
【0064】本実施の形態2によれば、もしも移動体通
信端末2000が盗まれたとしても、その犯人が設定登
録の暗証番号#5(abcd)を知らない限りにおい
て、不測に電子錠300が解錠されるおそれはなく、セ
キュリティを向上することができる。
【0065】その他の事項で実施の形態1について述べ
た任意の事項は本実施の形態2にも該当するものとす
る。
【0066】なお、上記の実施の形態1,2の説明で
は、移動体通信端末2000を持ったユーザーがドア1
50の前にいながらにして、固定電話機100に対して
ダイヤルすることを通じてドア150の電子錠300の
解錠を行う操作をしたが、必ずしもそれにとらわれる必
要性はない。ドア150の前にいる人が移動体通信端末
2000を持っていない場合において、離れた箇所にい
る人が移動体通信端末2000を持っているとする。こ
のような場合に、ドア150の前にいる人が公衆電話等
により移動体通信端末2000をもっている人に連絡を
とって、その移動体通信端末2000を用いて固定電話
機100にダイヤルしてもらうことにより、そのドア1
50の電子錠300を解錠することができる。
【0067】また、上記の説明では、錠制御装置100
0のRAM34に設定登録する解錠暗号情報番号#3を
1つとしたが、その家屋/建物Hを利用する複数の人が
それぞれ移動体通信端末2000を個別に持っていると
きには、それぞれの移動体通信端末2000についての
解錠暗号情報番号#3を錠制御装置1000のRAM3
4に設定登録しておけばよい。
【0068】また、上記の説明では、家屋/建物Hのド
ア150における電子錠300に対してのものであった
が、必ずしもそれにとらわれる必要性はなく、例えば自
動車のドアにおける電子錠に対するものとして錠制御装
置1000を構成してもよい。そのほか、任意の形態の
ドア、扉、戸、シャッタ、蓋等々、何らかの開閉するも
のにおける電子錠を対象となし得るものとする。
【0069】さらには、任意の機器における任意の機能
の動作開始のための鍵機能として本発明を適用してもよ
い。例えば、パーソナルコンピュータなどの情報処理装
置において、ファイルをオープンしたり、プログラム、
データにアクセスしたりするときの鍵機能を当該の携帯
電話やPHSなどの移動体通信端末にもたせてもよい。
【0070】また、資格のない第三者や不審者が不用意
にあるいは勝手にあるいは故意に操作しては安全性が損
なわれたり危険性を誘発するおそれを内在している任意
の機器・装置において、それを動作開始させたり、ある
機能の使用を開始するときの鍵機能として当該の移動体
通信端末を利用するようにしてもよい。
【0071】なお、上記の実施の形態では、通信回線と
して公衆電話網を例示したが、必ずしもそれにとらわれ
る必要性はなく、ISDN(総合デジタル通信網)や専
用回線であってもよい。
【0072】なお、表示部38に受信した発信者電話番
号#2(***−****−****)を表示させるこ
とで、正しいものを受信したか否かのチェック機能とな
したが、この表示部38を省略することも考えられる。
その場合のチェックは、実際に、移動体通信端末200
0からダイヤルすることにより正しく解錠するか否かを
見ればよい。
【0073】なお、上記の実施の形態においては、錠制
御装置1000に接続する電話機として固定電話機10
0を例示したが、必ずしもそれにとらわれる必要性はな
く、2台目の携帯電話やPHSなどの移動体通信端末を
所要のインタフェースを介して錠制御装置1000にお
けるバス50に接続してもよい。この場合に、そのバス
50に接続する移動体通信端末をPHSとし、鍵機能と
しての移動体通信端末もPHSとすると、交換機を介す
ることなく、2つのPHSどうしでトランシーバー的に
使用することができる。
【0074】他の実施の形態として、図6を示してお
く。図6の下段の家屋/建物Hに対するシステムは、図
1の場合と同様である。これは、家屋/建物Hに設置の
錠制御装置1000に対して公衆電話網400を介して
接続したものである。この公衆電話網は、アナログ回線
でもデジタル回線でもよい。
【0075】図6の中段の家屋/建物Haに対するシス
テムは、家屋/建物Haに設置の錠制御装置1000a
に対して移動体通信端末1500aを無線接続の出入り
口となしたものであり、基地局700aとは無線回線6
00a1 を介して無線接続されている。今後の展開とし
て、公衆電話網等の有線通信網の利用が少なくなってく
ると考えられるが、このような事態に対応するものであ
る。
【0076】図6の上段は、自動車とりわけ大型のトレ
ーラーやダンプカーやパワーショベルなどの建設機械な
どの車両/可搬構造物Mのドアやエンジンキーに対して
のものである。これらの車両/可搬構造物Mは移動する
性質上、その場には有線通信網が整っていない。そこ
で、車両/可搬構造物Mに設置の錠制御装置1000b
に対して移動体通信端末1500bを無線接続の出入り
口となしたものであり、基地局700bとは無線回線6
00b1 を介して無線接続してある。
【0077】この車両/可搬構造物Mの場合、移動体通
信端末2000bを持ったユーザーが車両/可搬構造物
Mの前にいて、移動体通信端末1500bにダイヤルす
ることを通じて電子錠300bの解錠を行う操作をして
もよいが、他の便利な利用法として、次のような方法が
ある。すなわち、車両/可搬構造物Mの前にいる人は移
動体通信端末2000bを持っていなくて、営業所本部
など離れた箇所にいる人が移動体通信端末2000bを
管理しておき、車両/可搬構造物Mの前にいる人が自己
のパーソナルユースの移動体通信端末を用いて営業所本
部に連絡をとって、そこに置いてある移動体通信端末2
000bを用いて移動体通信端末1500bにダイヤル
してもらうことを通じて、車両/可搬構造物Mの電子錠
300bを解錠するといった操作方法である。この場
合、車両/可搬構造物Mを運転あるいは操作する人にと
って、鍵はもちろん鍵に相当する移動体通信端末ももた
ないでよいという利便さがある。
【0078】以上のほか、本発明の技術的思想の範囲内
に属するものとして、様々のアプリケーションが考えら
れる。
【0079】その他本発明の要旨と直接に関係しない任
意の事項については、公知の任意のものが適用可能であ
り、また、公知以外のものであっても、本発明の要旨を
逸脱しない範囲において適用可能であることはいうまで
もない。
【0080】最後に、本件にかかわる明細書の記述につ
いての留意事項を述べる。本件にかかわる明細書(特に
発明の詳細な説明および特許請求の範囲)または図面に
おいては、記載してある任意の事項(任意の要素または
任意の要素の結合関係・組み合わせ関係を含む)につい
て、その省略の可能性を留保する。さらに、特許請求の
範囲に記載していないが発明の詳細な説明または図面に
記載してある任意の事項について特許請求の範囲への追
加の可能性ならびにその追加に伴う説明の変更の可能性
を留保する。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、携帯電話やPHS等の
移動体通信端末に鍵機能をもたせるだけではなく、その
移動体通信端末に付随するものであって電話会社が厳密
に管理している発信者電話番号にも鍵機能をもたせてあ
るので、万一移動体通信端末を紛失しても、その旨を届
け出ることにより、不正使用者による不正な解錠を未然
に防ぐことができ、高いセキュリティ性能を確保するこ
とができる。発信者電話番号は比較的に桁数の多いもの
であることもセキュリティ性能の向上に役立っている。
そして、発信者電話番号を鍵機能として伝えるのは交換
機であって、ユーザーが覚えておく必要がないので、利
便性が高い。
【0082】特に、すでに大勢の人々が常時的に携行し
ており今後とも大いに普及していく携帯電話やPHS等
の移動体通信端末は、多機能化がますます発展していく
が、パーソナルユースの個々の移動体通信端末に割り当
てられる発信者電話番号がその端末独自の唯一無二のも
のであって、この発信者電話番号を鍵機能として利用す
ることが本発明の大きなポイントとなっている。すなわ
ち、当該の錠制御方法または錠制御装置において設定登
録してある発信者電話番号をもつ移動体通信端末をもっ
ていさえすれば、普通の鍵はもっていなくても、直ちに
鍵機能を働かせることができ、その利便性にはきわめて
すぐれたものがある。
【0083】さらには、今後ますますの多機能化が進む
移動体通信端末のトレンドにマッチングし、移動体通信
端末の普及にも拍車がかかることになる。
【0084】したがって、本発明によれば、従来では存
在しなかった全く新しい方式のセキュリティ性能ならび
に利便性にきわめてすぐれた錠制御方法および錠制御装
置となすことができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の錠制御装置を用いた
錠制御システムの概略構成を示すブロック図
【図2】 実施の形態1の錠制御装置の具体的な構成を
示すブロック図
【図3】 実施の形態1の錠制御装置における解錠暗号
情報番号設定登録モードのサブルーチンの動作を示すフ
ローチャート
【図4】 実施の形態1の錠制御装置における実際の解
錠動作を示すフローチャート
【図5】 本発明の実施の形態2の錠制御装置における
実際の解錠動作を示すフローチャート
【図6】 本発明の他の実施の形態の錠制御装置を用い
た錠制御システムの概略構成を示すブロック図
【符号の説明】
30…MPU(マイクロ・プロセシング・ユニット)、 32…ROM(リードオンリーメモリ)、34…RAM
(ランダムアクセスメモリ)、38…液晶表示装置など
の表示部、 40…NCU(網制御装置)、42…M
ODEM(モデム)、 44…入力回路、46…
入力操作部、 46a…解錠暗号設定
モードキー、46b…確認キー、 4
6c…キャンセルキー、50…バス、54…電子錠イン
タフェース、 58…室内電話配線、60,62
…モジュラージャック、 100…固定電話機、150
…ドア、 200…電子錠制御回
路、300…電子錠、 400…公衆
電話網、500…中継交換機、 600…
無線回線、700…基地局、 800
…移動体通信交換機、1000…錠制御装置、1500
a,1500b…内部の移動体通信端末、2000,2
000a,2000b…携行する移動体通信端末、KS
1…解錠指令信号、 KS2…解錠信号、K
S3…解錠確認信号、 #1…相手側電話
番号、#2…発信者電話番号、 #3…解
錠暗号情報番号、H…家屋/建物
M…車両/可搬構造物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E250 AA02 AA21 BB05 BB08 BB59 DD01 DD06 FF24 FF34 FF36 GG07 GG15 HH01 JJ03 KK03 LL01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ移動体通信端末の発信者電話
    番号を設定登録しておき、移動体通信端末から送信され
    てくる発信者電話番号が前記設定登録の発信者電話番号
    と一致するときに解錠信号を送出することを特徴とする
    錠制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の錠制御方法において、
    あらかじめ暗証番号を設定登録しておき、移動体通信端
    末から送信されてくる暗証番号が前記設定登録の暗証番
    号と一致するときでかつ前記移動体通信端末から送信さ
    れてくる発信者電話番号が前記設定登録の発信者電話番
    号と一致するときに解錠信号を送出することを特徴とす
    る錠制御方法。
  3. 【請求項3】 移動体通信端末の発信者電話番号を設定
    登録する手段と、移動体通信端末から送信されてくる発
    信者電話番号と前記設定登録の発信者電話番号とを比較
    する手段と、その比較の結果が一致するときに解錠信号
    を送出する手段とを備えていることを特徴とする錠制御
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の錠制御装置において、
    暗証番号を設定登録する手段と、移動体通信端末から送
    信されてくる暗証番号と前記設定登録の暗証番号とを比
    較する手段と、その比較の結果が一致するときに前記移
    動体通信端末から送信されてくる発信者電話番号と設定
    登録の発信者電話番号との比較を行わせる手段とを備え
    ていることを特徴とする錠制御装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030015467A (ko) * 2001-08-14 2003-02-25 고이치 우메하라 도어 로킹시스템
KR20030086173A (ko) * 2002-05-03 2003-11-07 조헌률 전화 발신자 표시를 이용하여 휴대전화를 열쇠로 사용하는자물쇠장치
KR20030095914A (ko) * 2002-06-15 2003-12-24 민예식 보조 도어 록 장치
JP2005201004A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Eri Matsumura 建築物の開口部開閉装置
JP2017069634A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 ドアホンシステム、ドアホン親機、および通信方法

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