JPH1198244A - 発信者電話番号通知による電話機能の使用制限方法及び携帯電話機能付き携帯機器 - Google Patents

発信者電話番号通知による電話機能の使用制限方法及び携帯電話機能付き携帯機器

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JPH1198244A
JPH1198244A JP9256846A JP25684697A JPH1198244A JP H1198244 A JPH1198244 A JP H1198244A JP 9256846 A JP9256846 A JP 9256846A JP 25684697 A JP25684697 A JP 25684697A JP H1198244 A JPH1198244 A JP H1198244A
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call
telephone
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JP9256846A
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Hiroki Miyata
弘樹 宮田
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯電話機能付き携帯機器の発呼禁止のリモー
ト設定が、予め登録された電話番号の装置から発呼する
だけで極めて簡単に行えるようにする。 【解決手段】携帯電話機能付き携帯機器に電話番号を少
なくとも1つ予め登録しておき、当該機器での電話着信
時には、発信側から通知される発信者電話番号(発番
号)を取得して、この発信者電話番号が予め登録してあ
る電話番号に一致するか否かを調べ(ステップS1)、
一致する場合には当該機器を発呼禁止状態に設定して
(ステップS2)着信処理を終了し、一致しない場合に
は通常の着信動作を行って、発信側の利用者と着信側の
利用者との通話を可能とする(ステップS3,S4)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機、PH
S(簡易型携帯電話システム)、PHS付き携帯情報端
末等に代表される、携帯電話機能付き携帯機器に係り、
特に当該機器の紛失、盗難時等における発呼禁止の設定
に好適な、発信者電話番号通知による電話機能の使用制
限方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機、PHS、PHS付き
携帯情報端末などの、携帯電話機能付き携帯機器の小型
化並びに高性能化が進んでおり、これに伴い、この種の
機器の使用も広まっている。一方、小型化により紛失や
盗難の恐れが多くなり、その結果第3者による不正使用
の可能性も高くなっている。
【0003】従来、携帯電話機能付き携帯機器の紛失や
盗難が発生した場合、その機器の不正使用を防止するに
は、電話事業者に連絡して、その機器が使用できないよ
うにしてもらう(いわゆる電話を止めてもらう)必要が
あり、手間と手数料がかかるという問題があった。
【0004】そこで、例えば特開平6−326659号
公報に記載されているように、発呼禁止など各種動作を
制限するロック状態の設定、各種表示を、着サブアドレ
スを付加した電話番号での発信操作により設定可能とす
ることで、不正使用防止、或いは装置の発見補助を図る
ようにした携帯電話装置(以下、先行技術と呼ぶ)が提
案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した先行
技術にあっては、紛失や盗難が発生した場合、利用者
(持ち主)は第3者による不正使用の防止等のための各
種設定を、一般になじみが少なく、また設定操作(発呼
操作)が煩雑な着サブアドレスを用いて行わなければな
らず、通常の利用者にとっては操作しにくいという問題
がある。
【0006】また、着サブアドレスの設定番号が第3者
に知られてしまった場合には、その第3者によって勝手
に設定を変えられ可能性があるため、特にロックを解除
されて不正使用されるという問題もある。
【0007】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、携帯電話機能付き携帯機
器の発呼禁止のリモート設定が予め登録された電話番号
の装置から発呼するだけで極めて簡単に行えるようにす
ることにある。
【0008】本発明の他の目的は、携帯電話機能付き携
帯機器の発呼禁止だけでなく、発呼禁止解除のリモート
設定も予め登録された電話番号の装置から発呼するだけ
で極めて簡単に行え、しかも当該電話番号が第3者に知
られても、その設定が第三者により変更されないように
することにある。
【0009】本発明の更に他の目的は、携帯電話機能付
き携帯機器の発呼禁止、解除等のリモート設定が予め登
録された電話番号の装置から着サブアドレスまたは発サ
ブアドレスを用いて行うことができ、たとえ当該サブア
ドレスが第3者に知られても、その設定が第三者により
変更されないようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、発信者電話番
号(発番号)通知に伴う当該発信者電話番号の取得が可
能な携帯電話機能付き携帯機器に電話番号を少なくとも
1つ予め登録しておき、電話装置からのダイヤル発信に
伴う上記携帯機器での着信処理に際し、発信側から通知
される発信者電話番号が予め登録されている電話番号に
一致するか否かを調べ、一致する場合には上記携帯機器
を発呼禁止状態に設定して着信処理を強制終了すること
を特徴とする。
【0011】本発明においてユーザは、携帯電話機能付
き携帯機器に登録しておいた電話番号の装置から当該機
器に電話をかけるだけで、当該機器の発呼禁止のリモー
ト設定を極めて簡単に行うことができる。したがって、
当該機器の紛失、盗難等が発生した場合に、その持ち主
は、予め登録されている電話番号の装置から当該機器に
電話をかけるだけで、(従来のように電話事業者に頼る
ことなく、或いは着サブアドレスを付加するといった複
雑な操作を行うことなく)当該機器を発呼禁止状態に迅
速且つ容易にリモート設定して、当該機器が第3者によ
り不正使用されるのを防止できる。
【0012】ここで、携帯電話機能付き携帯機器に複数
の電話番号を登録することで、その電話番号のいずれの
装置からも当該機器を発呼禁止状態に設定することがで
きる。
【0013】なお、発呼禁止状態を解除する(発呼禁止
が解除された状態に設定する)には、上記携帯機器にユ
ーザ指定の暗証番号を予め登録しておき、上記携帯機器
に暗証番号が入力された場合に、その暗証番号が上記予
め登録されている暗証番号に一致することを条件とすれ
ばよい。
【0014】また本発明は、発信者電話番号通知に伴う
当該発信者電話番号の取得が可能な携帯電話機能付き携
帯機器に電話番号を少なくとも1つ予め登録しておき、
電話装置からのダイヤル発信に伴う上記携帯機器での着
信処理に際し、発信側から通知される発信者電話番号が
上記予め登録されている電話番号に一致する場合に上記
携帯機器の状態を調べ、当該機器が発呼禁止状態に設定
されていなければ当該機器を発呼禁止状態に設定して着
信処理を強制終了し、発呼禁止状態に設定されているな
らば当該発呼禁止状態を解除して着信処理を強制終了す
ることをも特徴とする。
【0015】本発明においてユーザは、携帯電話機能付
き携帯機器に登録しておいた電話番号の装置から当該機
器に電話をかけるだけで、当該機器が発呼禁止状態に設
定されていなければ当該機器を発呼禁止状態に、発呼禁
止状態に設定されているならば発呼禁止状態が解除され
た状態、つまり発呼許可状態に、それぞれ設定できる。
即ち本発明においては、発呼禁止設定及び発呼禁止解除
設定がリモートで迅速且つ容易に行え、しかも登録電話
番号が第3者に知られても、その電話番号の電話装置か
ら当該機器に電話をかけることができない限り、当該機
器の設定を変更することはできず、発呼禁止状態の解除
用の暗証番号や、従来技術のような着サブアドレスを必
要とするものと異なって、セキュリティの向上が図れ、
不正使用を一層確実に防止できる。
【0016】また本発明は、発信者電話番号通知に伴う
当該発信者電話番号の取得が可能な携帯電話機能付き携
帯機器に発呼禁止設定用の電話番号及び発呼禁止解除用
の電話番号をそれぞれ少なくとも1つ予め登録してお
き、電話装置からのダイヤル発信に伴う上記携帯機器で
の着信処理に際し、発信側から通知される発信者電話番
号が上記予め登録されている発呼禁止設定用の電話番号
または発呼禁止解除用の電話番号に一致するか否かを調
べ、発呼禁止設定用の電話番号に一致する場合には上記
携帯機器を発呼禁止状態に設定して着信処理を強制終了
し、発呼禁止解除用の電話番号に一致する場合には上記
携帯機器を発呼禁止が解除された状態に設定して着信処
理を強制終了することをも特徴とする。
【0017】本発明においてユーザは、携帯電話機能付
き携帯機器に登録しておいた発呼禁止設定用の電話番号
の装置から当該機器に電話をかけるだけで、当該機器の
発呼禁止のリモート設定を当該機器の発呼禁止設定の有
無を意識することなく極めて簡単に行うことができ、ま
た当該機器に登録しておいた発呼禁止解除用の電話番号
の装置から当該機器に電話をかけるだけで、当該機器の
発呼禁止が解除された状態へのリモート設定を当該機器
の発呼禁止設定の有無を意識することなく極めて簡単に
行うことができる。
【0018】また本発明は、発信者電話番号通知に伴う
当該発信者電話番号の取得が可能な携帯電話機能付き携
帯機器に電話番号、発呼禁止設定用のサブアドレス及び
発呼禁止解除用のサブアドレスをそれぞれ少なくとも1
つ予め登録しておき、電話装置からのダイヤル発信に伴
う上記携帯機器での着信処理に際し、発信側から発信者
電話番号と共に着サブアドレスが通知され、且つ上記発
信者電話番号が上記予め登録されている電話番号に、上
記着サブアドレスが上記発呼禁止設定用のサブアドレス
にそれぞれ一致する第1の状態であるか、上記発信者電
話番号と共に着サブアドレスが通知され、且つ上記発信
者電話番号が上記予め登録されている電話番号に、上記
着サブアドレスが上記発呼禁止解除用のサブアドレスに
それぞれ一致する第2の状態であるか、或いはそのいず
れでもない第3の状態であるかを調べ、上記第1の状態
の場合には上記携帯機器を発呼禁止状態に設定して着信
処理を強制終了し、上記第2の状態の場合には上記携帯
機器を発呼禁止が解除された状態に設定して着信処理を
強制終了し、上記第3の状態の場合には着信処理を行う
ことをも特徴とする。
【0019】本発明においてユーザは、携帯電話機能付
き携帯機器に登録しておいた電話番号の装置から当該機
器に発呼禁止設定用のサブアドレスまたは発呼禁止解除
用のサブアドレスを着サブアドレスに用いて電話をかけ
るだけで、当該機器の発呼禁止のリモート設定または発
呼禁止が解除された状態へのリモート設定を極めて簡単
に行うことができる。ここで、着サブアドレスを用いな
い場合、或いは発呼禁止設定用のサブアドレス及び発呼
禁止解除用のサブアドレスのいずれにも一致しない着サ
ブアドレスを用いる場合には、発呼禁止のリモート設定
も発呼禁止解除のリモート設定も行われず、通常の通話
が可能となる。本発明においては、サブアドレス(着サ
ブアドレス)の他に発番号を用いているため、たとえサ
ブアドレスが第三者に知られても、その第3者が当該機
器の発呼禁止の設定を解除することはできず、セキュリ
ティの向上が図れる。なお、上記の着サブアドレスに代
えて発サブアドレスを用いることも可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に
係る携帯電話機能付き携帯機器のハードウェア構成を示
すブロック図である。本実施形態において、図1の機器
はPHS付き携帯情報端末であるが、携帯電話機、PH
S等であっても構わない。
【0021】本機器は通信制御系と一般制御系とからな
り、通信制御系は無線通信による発呼及び着呼を含む電
話機能を実現するための電話装置11及びその制御部
(電話制御部)12から構成される。
【0022】一方、一般制御系は、CPU21、ROM
22、RAM23、EEPROM24、入力装置25と
その制御部(入力制御部)26、表示装置27とその制
御部(表示制御部)28、及びVRAM(ビデオRA
M)29から構成される。
【0023】CPU21は、ROM22に格納されたプ
ログラムを読み込み実行する。ROM22には、CPU
21を起動するためのプログラムや本機器の機能、特に
本機器の発呼禁止、解除等のリモート設定を可能とする
ための機能を実現するためのプログラムが予め格納され
たプログラム領域221、及び当該プログラムの実行時
に必要となるデータが予め格納されたデータ領域222
が確保されている。
【0024】RAM23は、CPU21によるプログラ
ム実行時に用いられるワーク領域231等を提供する。
EEPROM24は、電話番号等のデータが登録設定さ
れる電話番号登録領域241、及び発呼禁止を示すフラ
グ情報など、図1の携帯機器のロック状態を表すフラグ
が設定される状態フラグ領域242を持つ書き換え可能
な不揮発性メモリである。
【0025】入力装置25は電話番号等のデータ入力に
用いられるもので、本実施形態では表示装置27と一体
に形成されるタブレット装置により実現される。表示装
置27は電話番号等のデータ表示に用いられる。VRA
M29は、表示装置27に表示される表示情報を記憶す
るのに用いられる。
【0026】次に、図1の構成の携帯電話機能付き携帯
機器で適用される第1乃至第4の発呼禁止設定/禁止解
除方法について順に説明する。なお、この各動作は、R
OM22のプログラム領域221内のプログラムを変え
ることで、それぞれ実現される。 [第1の発呼禁止設定/禁止解除方法]まず、第1の発
呼禁止設定/禁止解除方法について、図2乃至図4のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0027】ここでは、以下に述べるように、電話の発
信側(発呼側)の電話番号(発番号)を着信側(着呼
側)に当該着信側で呼出音が鳴る前に通知する発番号通
知機能を利用している。
【0028】まず、ある電話装置(発信側機器)から図
1の携帯機器(着信側機器)に当該機器の電話番号で電
話がかけられたものとする。この場合、着信側機器の電
話装置11は、発信側機器から通知される発信側の電話
番号、即ち発番号を取得する。この取得した発番号はC
PU21に通知される。
【0029】CPU21は、電話装置11が取得した発
番号をEEPROM24内の電話番号登録領域241に
登録されている電話番号と比較して、一致しているか否
か、即ち登録電話番号からの着信であるか否かをチェッ
クする(ステップS1)。
【0030】もし、登録電話番号からの着信であった場
合には、CPU21は図1の携帯機器(内の電話装置1
1)から発呼できないように、EEPROM24の状態
フラグ領域242に発呼禁止を示すフラグ情報(発呼禁
止フラグ情報)を設定し、図1の携帯機器を発呼禁止状
態に設定する(ステップS2)。これにより着信時の処
理は強制的に終了され、呼出音は鳴らない。
【0031】一方、登録電話番号以外からの着信であっ
た場合には、CPU21は電話装置11に対して通常の
着信動作を行わせる(ステップS3)。この場合、呼出
音が鳴り、発信側の利用者と着信側の利用者とは通常に
通話でき(ステップS4)、通話が終了すると回線が切
断される(ステップS5)。
【0032】さて、上記ステップS2で図1の携帯機器
が発呼禁止状態に設定されると、以下に述べるように当
該機器から発呼することはできなくなる。今、図1の携
帯機器の利用者が、入力装置25から着信側となる電話
番号を入力して、その電話番号の電話装置を発呼しよう
としたものとする(ステップS11)。
【0033】するとCPU21は、EEPROM24内
の状態フラグ領域242を参照し、発呼禁止フラグ情報
が設定されているか否か、即ち自機器が発呼禁止状態に
設定されているか否かをチェックする(ステップS1
2)。もし、発呼禁止状態に設定されているならば、C
PU21は利用者の電話番号入力に従う電話装置11か
らの発呼動作を禁止し、利用者の電話番号入力を無視さ
せる。
【0034】これに対し、発呼禁止状態に設定されてい
ないならば、CPU21は利用者の電話番号入力に従う
電話装置11からの発呼動作を行わせる(ステップS1
3)。この場合、発信側の利用者と着信側の利用者との
通話が可能となり、通話が終了すると回線が切断される
(ステップS14,S15)。
【0035】以上に述べたように本実施形態における第
1の発呼禁止設定/禁止解除方法によれば、図1の携帯
機器は、予め登録されている電話番号の電話装置から当
該機器に電話がかけられることにより(つまりダイヤル
発信されることにより)、発呼禁止状態に設定される。
したがって、当該機器の紛失、盗難等が発生した場合
に、その持ち主は、予め登録されている電話番号の電話
装置から当該機器に電話をかけるだけで、(従来のよう
に電話事業者に頼ることなく、或いは着サブアドレスを
付加するといった複雑な操作を行うことなく)当該機器
を発呼禁止状態に迅速且つ容易にリモート設定して、当
該機器が第3者により不正使用されるのを防止できる。
また、図1の携帯機器をレンタルする業務においても、
契約時間が経過した場合に、貸し主の方で予め登録され
ている電話番号の電話装置から当該機器に電話をかける
だけで、簡単に電話の発呼制限が行える。
【0036】次に、上記のようにした設定された図1の
携帯機器の発呼禁止状態の設定を解除する動作について
説明する。まず、図1の携帯機器の例えば持ち主は、当
該機器の発呼禁止状態を解除したい場合、入力装置25
を操作して当該機器を設定解除モードにした後、予め定
められた暗証番号を入力する(ステップS21)。ここ
で、図1の携帯機器のEEPROM24内の電話番号登
録領域241には、当該機器の持ち主の暗証番号が予め
登録されている。
【0037】そこでCPU21は、設定解除モードにお
いて入力装置25から暗証番号が入力されると、その入
力暗証番号をEEPROM24内の電話番号登録領域2
41に登録されている暗証番号と比較して(ステップS
22)、一致した場合だけ、正当な設定解除要求である
として、EEPROM24内の状態フラグ領域242に
設定されている発呼禁止フラグ情報をクリアして、自機
器(図1の携帯機器)の発呼禁止状態を解除する(ステ
ップS23)。
【0038】このように携帯機器の発呼禁止状態が解除
されると、以後当該機器から発呼できるようになる。以
上、本実施形態における第1の発呼禁止設定/禁止解除
方法について説明した。なお、以上の説明はEEPRO
M24内の電話番号登録領域241に登録される電話番
号の数が1つの場合であるが、複数の電話番号を登録可
能とし、そのいずれの電話番号の電話装置から発呼禁止
状態にリモート設定できるようにしても構わない。ま
た、電話番号登録領域241への電話番号の登録操作
は、暗証番号等での本人(持ち主)確認を前提に、ユー
ザにより入力装置25から行えるようにしても構わない
が、セキュリティを考慮するならば、電話事業者等にお
いて専用の登録装置からユーザ指定の電話番号を登録す
るようにした方がよい。 [第2の発呼禁止設定/禁止解除方法]さて、前記した
第1の発呼禁止設定/禁止解除方法では、携帯電話機能
付き携帯機器に登録しておいた電話番号の電話装置から
当該機器に電話するだけで、当該機器を極めて簡単に発
呼禁止設定できるものの、発呼解除に暗証番号を使用す
るため、その暗証番号が第3者に知られ、且つその第3
者に当該機器が渡った場合には、発呼禁止の設定が不当
に解除されて当該機器が不正使用される可能性がある。
【0039】そこで、図1の構成の携帯電話機能付き携
帯機器において、当該機器の発呼禁止の設定だけでな
く、発呼禁止の設定の解除も、当該機器に登録しておい
た電話番号の電話装置から当該機器に電話するだけで行
うことができ、暗証番号の使用を不要にした第2の発呼
禁止設定/禁止解除方法について、図5のフローチャー
トを参照して説明する。
【0040】まず、ある電話装置(発信側機器)から図
1の携帯機器(着信側機器)に当該機器の電話番号で電
話がかけられたものとする。この場合、着信側機器の電
話装置11は、発信側機器から通知される発信側の電話
番号、即ち発番号を取得する。この取得した発番号はC
PU21に通知される。
【0041】CPU21は、電話装置11が取得した発
番号を受け取ると、前記第1の発呼禁止設定/禁止解除
方法の着信時の処理ステップS1と同様に、当該発番号
をEEPROM24内の電話番号登録領域241に登録
されている電話番号と比較して、一致しているか否か、
即ち登録電話番号からの着信であるか否かをチェックす
る(ステップS31)。
【0042】もし、登録電話番号からの着信であった場
合には、CPU21はEEPROM24内の状態フラグ
領域242を参照し、発呼禁止フラグ情報が設定されて
いるか否か、即ち自機器が発呼禁止状態に設定されてい
るか否かをチェックする(ステップS32)。もし、発
呼禁止状態に設定されていないならば、CPU21は発
呼禁止設定が要求されたものと判断し、EEPROM2
4内の状態フラグ領域242に発呼禁止フラグ情報を設
定し、自機器を発呼禁止状態に設定する(ステップS3
3)。これに対し、発呼禁止状態に設定されているなら
ば、CPU21は発呼禁止の設定解除が要求されたもの
と判断し、EEPROM24内の状態フラグ領域242
に設定されている発呼禁止フラグ情報をクリアして、自
機器の発呼禁止状態を解除する(ステップS34)。い
ずれの場合も着信時の処理は強制的に終了され、呼出音
は鳴らない。
【0043】一方、登録電話番号以外からの着信であっ
た場合には、通常の着信動作が行われて、発信側の利用
者と着信側の利用者との通話が可能となり、通話が終了
すると回線が切断される(ステップS35〜S37)。
【0044】このように、本実施形態における第2の発
呼禁止設定/禁止解除方法によれば、携帯電話機能付き
携帯機器に登録しておいた電話番号の電話装置から当該
機器に電話するだけで、当該機器の発呼禁止設定及び発
呼禁止解除設定がリモートで迅速且つ容易に行え、しか
も登録電話番号が第3者に知られても、その電話番号の
電話装置から当該機器に電話をかけることができない限
り、当該機器の設定を変更することはできない。つま
り、第1の発呼禁止設定/禁止解除方法のような設定解
除用暗証番号や、従来技術のような着サブアドレスを必
要とするものと異なって、セキュリティの向上が図れ、
不正使用を一層確実に防止できる。なお、登録される電
話番号の数は複数であっても構わない。 [第3の発呼禁止設定/禁止解除方法]さて、前記した
第2の発呼禁止設定/禁止解除方法では、1つの電話番
号(発番号)を図1の携帯機器の発呼禁止設定及び設定
解除に兼用する場合について説明した。この場合、利用
者は当該機器の設定状態を常に把握している必要があ
る。そのためには、当該機器の発呼禁止設定の有無を例
えば表示するとよいが、当該機器の設定状態を意識しな
ければならない点では変わらない。
【0045】そこで、図1の構成の携帯電話機能付き携
帯機器において、当該機器の発呼禁止の設定及び発呼禁
止解除の設定が、当該機器の設定状態を意識することな
く誤りなく行える第3の発呼禁止設定/禁止解除方法に
ついて、図6のフローチャートを参照して説明する。
【0046】ここでは、以下に述べるように、発呼禁止
設定のための電話番号(発呼禁止設定電話番号)と発呼
禁止解除設定のための電話番号(発呼禁止解除設定電話
番号)との2種の電話番号(発信側電話番号)が用いら
れる。つまり、図1の携帯機器の発呼禁止設定と発呼禁
止解除設定のためには、それぞれ異なる電話番号の2つ
の電話装置が必要となる。発呼禁止設定電話番号及び発
呼禁止解除設定電話番号はEEPROM24内の電話番
号登録領域241に予め登録されている。この電話番号
登録領域241に登録される発呼禁止設定電話番号及び
発呼禁止解除設定電話番号の数は、それぞれ複数であっ
ても構わない。
【0047】まず、ある電話装置(発信側機器)から図
1の携帯機器(着信側機器)に当該機器の電話番号で電
話がかけられたものとする。この場合、着信側機器の電
話装置11は、発信側機器から通知される発信側の電話
番号、即ち発番号を取得する。この取得した発番号はC
PU21に通知される。
【0048】CPU21は、電話装置11が取得した発
番号をEEPROM24内の電話番号登録領域241に
登録されている発呼禁止設定電話番号と比較し(ステッ
プS41)、一致している場合には、即ち当該発番号が
発呼禁止設定発番号であった場合には、EEPROM2
4内の状態フラグ領域242に発呼禁止フラグ情報を設
定し、自機器を発呼禁止状態に設定する(ステップS4
2)。これにより着信時の処理は強制的に終了され、呼
出音は鳴らない。
【0049】一方、電話装置11が取得した発番号が発
呼禁止設定発番号でなかった場合には、CPU21は当
該発番号をEEPROM24内の電話番号登録領域24
1に登録されている発呼禁止解除設定電話番号と比較し
(ステップS43)、一致している場合には、即ち当該
発番号が発呼禁止解除設定発番号であった場合には、E
EPROM24内の状態フラグ領域242上の発呼禁止
フラグ情報をクリアし、自機器を発呼禁止が解除された
状態に設定する(ステップS44)。これにより着信時
の処理は強制的に終了され、呼出音は鳴らない。
【0050】また、電話装置11が取得した発番号が発
呼禁止設定発番号でも、発呼禁止解除設定発番号でもな
かった場合には、通常の着信動作が行われて呼出音が鳴
る(ステップS45)。この場合、発信側の利用者と着
信側の利用者との通話が可能となり、通話が終了すると
回線が切断される(ステップS46,S47)。
【0051】このように本実施形態においては、図1の
携帯電話機能付き携帯機器に対し、発呼禁止設定用に登
録された電話番号の電話装置から電話するだけで、当該
機器を発呼禁止状態に設定できると共に、発呼禁止解除
設定用に登録された電話番号の電話装置から電話するだ
けで、当該機器を発呼禁止が解除された状態に設定でき
る。しかも、この電話番号が第三者に知られても、前記
第2の発呼禁止設定/禁止解除方法と同様に、その第3
者が当該機器の発呼禁止の設定を解除することはでき
ず、セキュリティの向上が図れる。 [第4の発呼禁止設定/禁止解除方法]さて、前記した
第1乃至第3の発呼禁止設定/禁止解除方法では、図1
の携帯電話機能付き携帯機器と、当該機器に登録してお
いた電話番号の電話装置との間での通話は行えない。
【0052】そこで、図1の構成の携帯電話機能付き携
帯機器において、当該機器の発呼禁止の設定及び発呼禁
止の設定の解除が、当該機器に登録しておいた電話番号
の電話装置から当該機器に電話することにより行えるだ
けだけでなく、当該機器と当該機器に登録しておいた電
話番号の電話装置との間の通話をも可能とした第4の発
呼禁止設定/禁止解除方法について、図7のフローチャ
ートを参照して説明する。
【0053】ここでは、以下に述べるように、発番号
(発信側電話番号)の他に、着サブアドレスが併用され
る。この着アドレスは、例えば着信側の電話番号を入力
する際に、その後に「*」をつけて(つまり、着信側の
電話番号をダイヤルした後、「*」キーを操作し)、所
望の番号をダイヤルすると、その番号が着サブアドレス
として、着信側に通知される。通常、この着サブアドレ
スは、着信側の電話番号で代表される複数の機器が当該
着信側に存在する場合に、そのうちの1つを呼び出すた
めに用いられるもので、各機器にはそれぞれ固有の着サ
ブアドレスが割り当てられている。
【0054】またEEPROM24内の電話番号登録領
域241には、電話番号の他に、発呼禁止設定のための
サブアドレス(発呼禁止設定サブアドレス)と発呼禁止
解除設定のためのサブアドレス(発呼禁止解除設定サブ
アドレス)とがそれぞれ少なくとも1つ予め登録されて
いる。
【0055】まず、ある電話装置(発信側機器)から図
1の携帯機器(着信側機器)に当該機器の電話番号で電
話がかけられたものとする。この場合、着信側機器の電
話装置11は、発信側機器から通知される発信側の電話
番号、即ち発番号を取得する。この取得した発番号はC
PU21に通知される。また、発番号に着サブアドレス
が付加されている場合には、その着サブアドレスも取得
され、CPU21に通知される。
【0056】CPU21は、電話装置11が取得した発
番号をEEPROM24内の電話番号登録領域241に
登録されている電話番号と比較して、一致しているか否
か、即ち登録電話番号からの着信であるか否かをチェッ
クする(ステップS51)。
【0057】もし、登録電話番号からの着信であった場
合には、CPU21は電話装置11が取得した着サブア
ドレスをEEPROM24内の電話番号登録領域241
に登録されている発呼禁止設定サブアドレスとを比較し
(ステップS52)、一致している場合には、即ち当該
着サブアドレスが発呼禁止設定着サブアドレスであった
場合には、EEPROM24内の状態フラグ領域242
に発呼禁止フラグ情報を設定し、自機器を発呼禁止状態
に設定する(ステップS53)。これにより着信時の処
理は終了し、呼出音は鳴らない。
【0058】一方、電話装置11が取得した着サブアド
レスが発呼禁止設定着サブアドレスでなかった場合に
は、CPU21は当該着サブアドレスをEEPROM2
4内の電話番号登録領域241に登録されている発呼禁
止解除設定サブアドレスと比較し(ステップS54)、
一致している場合には、即ち当該着サブアドレスが発呼
禁止解除設定着サブアドレスであった場合には、EEP
ROM24内の状態フラグ領域242上の発呼禁止フラ
グ情報をクリアし、自機器を発呼禁止が解除された状態
に設定する(ステップS55)。これにより着信時の処
理は終了し、呼出音は鳴らない。
【0059】一方、電話装置11が取得した着サブアド
レスが発呼禁止設定着サブアドレスでも、発呼禁止解除
設定着サブアドレスでもなかった場合、或いは発信側か
ら着サブアドレスが送られていない場合、或いは登録電
話番号以外からの着信であった場合には、通常の着信動
作が行われて呼出音が鳴る(ステップS56)。この場
合、発信側の利用者と着信側の利用者との通話が可能と
なり、通話が終了すると回線が切断される(ステップS
57,S58)。
【0060】このように本実施形態における第4の発呼
禁止設定/禁止解除方法によれば、発番号と着サブアド
レスとがEEPROM24内の電話番号登録領域241
に登録されている電話番号と発呼禁止設定または発呼禁
止解除設定サブアドレスと一致した場合だけ、発呼禁止
状態への設定または発呼禁止が解除された状態への設定
が行われ、それ以外の場合には、たとえ予め登録されて
いる電話番号の電話装置からの電話番号発信であって
も、発呼禁止設定または設定解除動作は行われず、通常
の着信動作が行われる。つまり、図1の携帯電話機能付
き携帯機器に登録しておいた電話番号の電話装置は、当
該機器に対する発呼禁止設定及び設定解除だけでなく、
当該機器との通話にも用いることができる。しかも、サ
ブアドレス(着サブアドレス)の他に発番号を用いてい
るため、たとえサブアドレスが第三者に知られても、前
記第2及び第3の発呼禁止設定/禁止解除方法と同様
に、その第3者が当該機器の発呼禁止の設定を解除する
ことはできず、セキュリティの向上が図れる。但し、サ
ブアドレスを用いることから、その発呼禁止設定/禁止
解除に煩雑さを伴う。
【0061】なお、以上は発番号と着サブアドレスを用
いて発呼禁止の設定と解除を行う場合について説明した
が、着サブアドレスに代えて発信側のサブアドレス、即
ち発サブアドレスを用いることも可能である。この発サ
ブアドレスは発番号に付加設定して用いることができる
もので、発番号と同様に着信側に通知されるものであ
る。発番号と発サブアドレスを用いた発呼禁止の設定と
解除については、図6のフローチャート中の着サブアド
レスを発サブアドレスと読み替えられたい。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、携
帯電話機能付き携帯機器に予め登録された電話番号に一
致する発信者電話番号により当該機器の発呼の制限がで
き、上記登録された電話番号の装置から当該機器に電話
をかけるだけで、電話事業者に頼ることなく、迅速、容
易にリモートでの発呼の禁止の設定が行える。
【0063】また本発明によれば、携帯電話機能付き携
帯機器に予め登録された電話番号に一致する発信者電話
番号と着信側の発呼禁止の設定の有無とに応じて、発呼
禁止状態の解除または発呼禁止状態の設定を選択的に行
うようにしたので、同一の発信者電話番号により発呼禁
止設定及び発呼禁止解除がリモートで迅速且つ容易に行
え、しかも登録電話番号が第3者に知られても発呼禁止
状態を解除できないことからセキュリティの向上が図れ
る。
【0064】また本発明によれば、発呼禁止設定用の発
信者電話番号と発呼禁止解除用の発信者電話番号との2
種の登録電話番号を使い分けることで、携帯電話機能付
き携帯機器の発呼禁止の設定の有無を意識することなく
発呼禁止設定及び発呼禁止解除設定がリモートで迅速且
つ容易に行え、しかも登録電話番号が第3者に知られて
も発呼禁止状態を解除できないことからセキュリティの
向上が図れる。
【0065】また本発明によれば、発信者電話番号と、
発呼禁止設定用のサブアドレス(着サブアドレスまたは
発サブアドレス)及び発呼禁止解除用のサブアドレス
(着サブアドレスまたは発サブアドレス)との組み合わ
せにより、携帯電話機能付き携帯機器の発呼禁止の設定
の有無を意識することなく発呼禁止設定及び発呼禁止解
除設定がリモートで迅速且つ容易に行え、しかも登録サ
ブアドレスが第3者に知られても発呼禁止状態を解除で
きないことからセキュリティの向上が図れ、更に登録電
話番号の装置との通話も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る携帯電話機能付き携
帯機器のハードウェア構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態で適用される第1の発呼禁止設定/
禁止解除方法における着信時の動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図3】同実施形態で適用される第1の発呼禁止設定/
禁止解除方法における発信時の動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図4】同実施形態で適用される第1の発呼禁止設定/
禁止解除方法における禁止解除時の動作を説明するため
のフローチャート。
【図5】同実施形態で適用される第2の発呼禁止設定/
禁止解除方法を説明するためのフローチャート。
【図6】同実施形態で適用される第3の発呼禁止設定/
禁止解除方法を説明するためのフローチャート。
【図7】同実施形態で適用される第4の発呼禁止設定/
禁止解除方法を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
11…電話装置 21…CPU(比較手段、発呼禁止設定手段、発呼禁止
設定/禁止解除手段、第1の比較手段、第2の比較手
段) 22…ROM 24…EEPROM(電話番号登録手段) 25…入力装置 221…プログラム領域 241…電話番号登録領域(電話番号登録手段) 242…状態フラグ領域

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信者電話番号通知に伴う当該発信者電
    話番号の取得が可能な携帯電話機能付き携帯機器に対す
    る発信者電話番号通知による電話機能の使用制限方法で
    あって、 前記携帯機器に電話番号を少なくとも1つ予め登録して
    おき、 電話装置からのダイヤル発信に伴う前記携帯機器での着
    信処理に際し、発信側から通知される発信者電話番号が
    予め登録されている電話番号に一致するか否かを調べ、 一致する場合には前記携帯機器を発呼禁止状態に設定し
    て着信処理を強制終了することを特徴とする発信者電話
    番号通知による電話機能の使用制限方法。
  2. 【請求項2】 前記携帯機器にユーザ指定の暗証番号を
    予め登録しておき、 前記携帯機器に暗証番号が入力された場合、その暗証番
    号が前記予め登録されている暗証番号に一致するか否か
    を調べ、 一致する場合には前記携帯機器を発呼禁止が解除された
    状態に設定することを特徴とする請求項1記載の発信者
    電話番号通知による電話機能の使用制限方法。
  3. 【請求項3】 発信者電話番号通知に伴う当該発信者電
    話番号の取得が可能な携帯電話機能付き携帯機器に対す
    る発信者電話番号通知による電話機能の使用制限方法で
    あって、 前記携帯機器に電話番号を少なくとも1つ予め登録して
    おき、 電話装置からのダイヤル発信に伴う前記携帯機器での着
    信処理に際し、発信側から通知される発信者電話番号が
    前記予め登録されている電話番号に一致するか否かを調
    べ、 一致する場合には前記携帯機器の状態を調べ、発呼禁止
    状態になければ当該機器を発呼禁止状態に設定して着信
    処理を強制終了し、発呼禁止状態に設定されているなら
    ば当該発呼禁止状態の設定を解除して着信処理を強制終
    了することを特徴とする発信者電話番号通知による電話
    機能の使用制限方法。
  4. 【請求項4】 発信者電話番号通知に伴う当該発信者電
    話番号の取得が可能な携帯電話機能付き携帯機器に対す
    る発信者電話番号通知による電話機能の使用制限方法で
    あって、 前記携帯機器に発呼禁止設定用の電話番号及び発呼禁止
    解除用の電話番号をそれぞれ少なくとも1つ予め登録し
    ておき、 電話装置からのダイヤル発信に伴う前記携帯機器での着
    信処理に際し、発信側から通知される発信者電話番号が
    前記予め登録されている発呼禁止設定用の電話番号また
    は発呼禁止解除用の電話番号に一致するか否かを調べ、 発呼禁止設定用の電話番号に一致する場合には前記携帯
    機器を発呼禁止状態に設定して着信処理を強制終了し、
    発呼禁止解除用の電話番号に一致する場合には前記携帯
    機器を発呼禁止が解除された状態に設定して着信処理を
    強制終了することを特徴とする発信者電話番号通知によ
    る電話機能の使用制限方法。
  5. 【請求項5】 発信者電話番号通知に伴う当該発信者電
    話番号の取得が可能な携帯電話機能付き携帯機器に対す
    る発信者電話番号通知による電話機能の使用制限方法で
    あって、 前記携帯機器に電話番号、発呼禁止設定用のサブアドレ
    ス及び発呼禁止解除用のサブアドレスをそれぞれ少なく
    とも1つ予め登録しておき、 電話装置からのダイヤル発信に伴う前記携帯機器での着
    信処理に際し、発信側から発信者電話番号と共に着サブ
    アドレスが通知され、且つ前記発信者電話番号が前記予
    め登録されている電話番号に、前記着サブアドレスが前
    記発呼禁止設定用のサブアドレスにそれぞれ一致する第
    1の状態であるか、前記発信者電話番号と共に着サブア
    ドレスが通知され、且つ前記発信者電話番号が前記予め
    登録されている電話番号に、前記着サブアドレスが前記
    発呼禁止解除用のサブアドレスにそれぞれ一致する第2
    の状態であるか、或いはそのいずれでもない第3の状態
    であるかを調べ、 前記第1の状態の場合には前記携帯機器を発呼禁止状態
    に設定して着信処理を強制終了し、前記第2の状態の場
    合には前記携帯機器を発呼禁止が解除された状態に設定
    して着信処理を強制終了し、前記第3の状態の場合には
    着信処理を行うことを特徴とする発信者電話番号通知に
    よる電話機能の使用制限方法。
  6. 【請求項6】 発信者電話番号通知に伴う当該発信者電
    話番号の取得が可能な携帯電話機能付き携帯機器に対す
    る発信者電話番号通知による電話機能の使用制限方法で
    あって、 前記携帯機器に電話番号、発呼禁止設定用のサブアドレ
    ス及び発呼禁止解除用のサブアドレスをそれぞれ少なく
    とも1つ予め登録しておき、 電話装置からのダイヤル発信に伴う前記携帯機器での着
    信処理に際し、発信側から発信者電話番号と共に発サブ
    アドレスが通知され、且つ前記発信者電話番号が前記予
    め登録されている電話番号に、前記発サブアドレスが前
    記発呼禁止設定用のサブアドレスにそれぞれ一致する第
    1の状態であるか、前記発信者電話番号と共に発サブア
    ドレスが通知され、且つ前記発信者電話番号が前記予め
    登録されている電話番号に、前記発サブアドレスが前記
    発呼禁止解除用のサブアドレスにそれぞれ一致する第2
    の状態であるか、或いはそのいずれでもない第3の状態
    であるかを調べ、 前記第1の状態の場合には前記携帯機器を発呼禁止状態
    に設定して着信処理を強制終了し、前記第2の状態の場
    合には前記携帯機器を発呼禁止が解除された状態に設定
    して着信処理を強制終了し、前記第3の状態の場合には
    着信処理を行うことを特徴とする発信者電話番号通知に
    よる電話機能の使用制限方法。
  7. 【請求項7】 発信者電話番号通知に伴う当該発信者電
    話番号の取得が可能な携帯電話機能付き携帯機器におい
    て、 電話番号が少なくとも1つ予め登録される電話番号登録
    手段と、 電話装置からのダイヤル発信に伴う前記携帯機器での着
    信処理に際し、発信側から通知される発信者電話番号を
    前記電話番号登録手段の登録内容と比較して、当該発信
    者電話番号に一致する電話番号が登録されているか否か
    を調べる比較手段と、 前記比較手段により前記発信者電話番号に一致する電話
    番号が登録されていることが検出された場合、前記携帯
    機器を発呼禁止状態に設定する発呼禁止設定手段とを具
    備することを特徴とする携帯電話機能付き携帯機器。
  8. 【請求項8】 発信者電話番号通知に伴う当該発信者電
    話番号の取得が可能な携帯電話機能付き携帯機器におい
    て、 電話番号が少なくとも1つ予め登録される電話番号登録
    手段と、 電話装置からのダイヤル発信に伴う前記携帯機器での着
    信処理に際し、発信側から通知される発信者電話番号を
    前記電話番号登録手段の登録内容と比較して、当該発信
    者電話番号に一致する電話番号が登録されているか否か
    を調べる比較手段と、 前記比較手段により前記発信者電話番号に一致する電話
    番号が登録されていることが検出された場合には前記携
    帯機器の状態を調べ、発呼禁止状態になければ当該機器
    を発呼禁止状態に設定し、発呼禁止状態に設定されてい
    るならば当該発呼禁止状態を解除する発呼禁止設定/禁
    止解除手段とを具備することを特徴とする携帯電話機能
    付き携帯機器。
  9. 【請求項9】 発信者電話番号通知に伴う当該発信者電
    話番号の取得が可能な携帯電話機能付き携帯機器におい
    て、 前記携帯機器の発呼禁止設定用の電話番号及び発呼禁止
    解除用の電話番号がそれぞれ少なくとも1つ予め登録さ
    れる電話番号登録手段と、 電話装置からのダイヤル発信に伴う前記携帯機器での着
    信処理に際し、発信側から通知される発信者電話番号を
    前記電話番号登録手段の登録内容と比較して、当該発信
    者電話番号に一致する発呼禁止設定用の電話番号が登録
    されているか、当該発信者電話番号に一致する発呼禁止
    解除用の電話番号が登録されているか、或いはそのいず
    れでもないかを調べる比較手段と、 前記比較手段により前記発信者電話番号に一致する発呼
    禁止設定用の電話番号が登録されていることが検出され
    た場合には前記携帯機器を発呼禁止状態に設定し、前記
    第2の比較手段により前記発信者電話番号に一致する発
    呼禁止解除用の電話番号が登録されていることが検出さ
    れた場合には前記携帯機器を発呼禁止が解除された状態
    に設定する発呼禁止設定/禁止解除手段とを具備するこ
    とを特徴とする携帯電話機能付き携帯機器。
  10. 【請求項10】 発信者電話番号通知に伴う当該発信者
    電話番号の取得が可能な携帯電話機能付き携帯機器にお
    いて、 電話番号、前記携帯機器の発呼禁止設定用のサブアドレ
    ス及び発呼禁止解除用のサブアドレスがそれぞれ少なく
    とも1つ予め登録される電話番号登録手段と、 電話装置からのダイヤル発信に伴う前記携帯機器での着
    信処理に際し、発信側から通知される発信者電話番号を
    前記電話番号登録手段の登録内容と比較して、当該発信
    者電話番号に一致する電話番号が登録されているか否か
    を調べる第1の比較手段と、 前記第1の比較手段により前記発信者電話番号に一致す
    る電話番号が登録されていることが検出された場合、前
    記発信者電話番号と共に着サブアドレスが通知され、且
    つ当該着サブアドレスに一致する前記発呼禁止設定用の
    サブアドレスが前記電話番号登録手段に登録されている
    第1の状態であるか、前記発信者電話番号と共に着サブ
    アドレスが通知され、且つ当該着サブアドレスに一致す
    る前記発呼禁止解除用のサブアドレスが前記電話番号登
    録手段に登録されている第2の状態であるか、或いはそ
    のいずれでもない第3の状態であるかを調べる第2の比
    較手段と、 前記第2の比較手段により前記着サブアドレスに一致す
    る前記発呼禁止設定用のサブアドレスが登録されている
    ことが検出された場合には、前記携帯機器を発呼禁止状
    態に設定し、前記着サブアドレスに一致する前記発呼禁
    止解除用のサブアドレスが登録されていることが検出さ
    れた場合には、前記携帯機器を発呼禁止が解除された状
    態に設定する発呼禁止設定/禁止解除手段とを具備する
    ことを特徴とする携帯電話機能付き携帯機器。
JP9256846A 1997-09-22 1997-09-22 発信者電話番号通知による電話機能の使用制限方法及び携帯電話機能付き携帯機器 Withdrawn JPH1198244A (ja)

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