JP2002147079A - 錠制御方法および錠制御装置 - Google Patents

錠制御方法および錠制御装置

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JP2002147079A
JP2002147079A JP2000348034A JP2000348034A JP2002147079A JP 2002147079 A JP2002147079 A JP 2002147079A JP 2000348034 A JP2000348034 A JP 2000348034A JP 2000348034 A JP2000348034 A JP 2000348034A JP 2002147079 A JP2002147079 A JP 2002147079A
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mobile communication
lock control
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caller telephone
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Shinichi Okita
信一 沖田
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Systec KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機やPHSなどの移動体通信端末を
利用して電子錠等の解錠が行えるようにした全く新しい
方式のセキュリティ性能が高くかつ不用意にドアセンサ
動作を起こさない錠制御装置を提供する。 【解決手段】 ドア150の前の人は移動体通信端末2
000から家屋/建物H内の固定電話機100に対して
ダイヤルする。解錠指令信号KS1および発信者電話番
号#2が送信され、公衆電話網400から錠制御装置1
000に送られる。錠制御装置1000にはあらかじめ
解錠暗号情報番号#3が設定登録されている。錠制御装
置1000において公衆電話網400から受信した発信
者電話番号#2と設定登録の解錠暗号情報番号#3とが
一致するときに、まず、ドアセンサ制御回路250を介
してドアセンサ270を無効化した上で、電子錠制御回
路200に解錠信号KS2を送出し、電子錠300を自
動的に解錠する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆電話網等の通
信回線を介して携帯電話、PHS(簡易型携帯電話)等
の移動体通信端末からの発信者電話番号を送信すること
をもって、家屋/建物等あるいは自動車等における電子
錠等の解錠を行うようにする錠制御方法および錠制御装
置に関する。本発明が対象とする錠制御方法および錠制
御装置は主として、家屋/建物のドアに取り付けられて
いる電子錠の解錠に対して好適なものである。もっと
も、そのようなものに限定する必要性はなく、任意の装
置・機器に適用され得るものとする。
【0002】
【従来の技術】従来において、家屋/建物等に設置され
ている錠は、付属の専用の鍵をもって、その解錠を行う
ようにしている。この鍵は、周知のとおり、微妙な違い
は別として、一定の形状をした物理的・機械的なもので
ある。
【0003】セキュリティを高めるための錠として、電
子錠がある。従来の電子錠は、ドアの近傍に取り付けら
れたテンキー方式等の解錠装置に対して、暗証番号を入
力することにより、解錠を行うようにしている。
【0004】物理的・機械的な普通の鍵の場合、それを
落としたり盗まれたりすると、その鍵の不正使用により
家宅不法侵入や盗難などのトラブルに捲き込まれるおそ
れが高くなる。したがって、そのような場合には、セキ
ュリティ確保のために、通常は、錠を新しいものと取り
替えなければならない。しかし、それには多大なコスト
がかかってしまう。
【0005】これは、物理的・機械的な普通の鍵の場合
には、それを盗難等で紛失したときに、元の錠をそのま
ま取り付けてある限りにおいては、その紛失した鍵の不
正使用をとどめる手だてが最早なくなってしまっている
からである。さらにいうと、その普通の鍵の鍵機能は、
その鍵単独に属しており、他の何らかの要素の介在を少
しでも受けるようなものではまったくないためである。
つまり、その鍵さえあれば、対象が元の錠である限りに
おいて、その錠を解錠することが1対1の関係で直接に
可能となっているためである。
【0006】もし、何らかの要素が介在しているのであ
れば、鍵が物理的に無くなっても、その要素の方を不正
使用者の手に渡さない限りは、セキュリティが保たれる
可能性が残るのである。
【0007】しかしながら、普通の鍵には、そのような
解錠にとって必要な別の要素が何もないために、鍵を紛
失すると立ちどころにセキュリティ性能が一気に低下し
てしまうのである。
【0008】また、電子錠とそれを解錠するテンキー方
式等の解錠装置との組み合わせの場合には、テンキーを
もって入力する暗証番号そのものが鍵機能となっている
が、4桁程度の短い暗証番号であれば、セキュリティ性
能はかなり低いものとなってしまう。不審者が何度も試
行すれば、そのうちに不正な解錠を許してしまうかもし
れない。セキュリティ性能を高くするには、暗証番号を
長いものに設定する必要があるが、そうなると、その暗
証番号を常にきわめて正確に記憶しておかなければなら
ない。もし、その暗証番号を何かのメモ等に書き残して
いたりすると、そのメモも一緒に盗まれたりしたときに
は、セキュリティ性能は一気に低下してしまう。仮に、
メモをどこか離れた場所においておくとなれば、そのメ
モの存在場所自体を忘れてしまう可能性がある。もし、
信頼できる誰かに預けておいたとしても、その人が忘れ
てしまう可能性もある。また、当使用者が忘れたとき
に、その人に聞かなければならないが、煩わせるだけで
あるし、当使用者も気が引ける。
【0009】本発明者は、このような事情に鑑みて、既
に、携帯電話機やPHSなどの移動体通信端末を利用し
て電子錠等の解錠が行えるようにした全く新しい方式の
錠制御装置についての技術を提案した(特願平11−3
14664号。平成11年11月5日出願)。
【0010】特願平11−314664号のことを、こ
こでは先願発明と呼ぶこととし、以下、先願発明の概要
を紹介する。
【0011】先願発明は、次のようなことを念頭におい
ている。それは、近年においては、携帯電話やPHS等
の移動体通信端末の普及にきわめて目覚ましいものがあ
って、すでに大勢の人々がほぼ常時的に携行していると
いう現実があることを踏まえ、また、そのような移動体
通信端末はきわめて軽薄短小化が進んでいて、まるであ
たかも鍵同様の小物としての使用感覚がもたれていると
いう現実があることをも踏まえてのことである。さらに
いうと、そのような携帯電話等の移動体通信端末は現在
大幅な多機能化が進められているが、このようなトレン
ド(技術動向)とも絡めて、移動体通信端末にさらなる
多機能化をもたらそうという意図もある。
【0012】携帯電話やPHSやPDA(携帯情報端
末)やポケットベル(登録商標)などの移動体通信端末
においては、その端末ごとに割り当てられる発信者電話
番号は唯一無二のものである。したがって、この発信者
電話番号を電子錠の解錠のための鍵機能として利用する
ことができると考えたのが先願発明の錠制御方法および
錠制御装置である。
【0013】先願発明による錠制御方法は、あらかじめ
移動体通信端末の発信者電話番号を設定登録しておき、
移動体通信端末から送信されてくる発信者電話番号が前
記設定登録の発信者電話番号と一致するときに解錠信号
を送出することを特徴としている。
【0014】また、上記の錠制御方法において、あらか
じめ暗証番号を設定登録しておき、移動体通信端末から
送信されてくる暗証番号が前記設定登録の暗証番号と一
致するときでかつ前記移動体通信端末から送信されてく
る発信者電話番号が前記設定登録の発信者電話番号と一
致するときに解錠信号を送出するものである。
【0015】先願発明による錠制御装置は、移動体通信
端末の発信者電話番号を設定登録する手段と、移動体通
信端末から送信されてくる発信者電話番号と前記設定登
録の発信者電話番号とを比較する手段と、その比較の結
果が一致するときに解錠信号を送出する手段とを備えて
いることを特徴としている。
【0016】また、上記の錠制御装置において、暗証番
号を設定登録する手段と、移動体通信端末から送信され
てくる暗証番号と前記設定登録の暗証番号とを比較する
手段と、その比較の結果が一致するときに前記移動体通
信端末から送信されてくる発信者電話番号と設定登録の
発信者電話番号との比較を行わせる手段とを備える構成
となす。
【0017】すでに広く普及しているナンバーディスプ
レイサービス(発信者電話番号表示サービス)やモデム
ダイヤルインサービスにおいては、着信側電話機に対し
て発信側電話機の電話番号である発信者電話番号を通知
するようになっている。それは、電話会社の交換機があ
る特定のアルゴリズムのもとに構築されたプログラムに
従って発信者電話番号を公衆電話網等の通信回線を介し
て着信側電話機に自動的に送信するようなシステムであ
る。先願発明の錠制御方法または錠制御装置において
は、もちろん、携帯電話等の移動体通信端末にも鍵機能
をもたせているのである。その移動体通信端末がないと
解錠することができないのである。ただし、その移動体
通信端末がありさえすれば、常に1対1の関係で直接に
解錠できてしまうといったものではない。換言すれば、
その移動体通信端末そのものを電子錠等に差し込むとか
当てがうとかの物理的・機械的作用で解錠するといった
ものではない。それには、発信者電話番号が鍵機能とし
て介在しているのである。すなわち、発信者電話番号に
も鍵機能の一部を分担させているのである。そして、そ
の発信者電話番号は電話会社の厳密な管理のもとにあ
る。当該の移動体通信端末を盗んだ者や拾った者が、何
らの制約もなくその発信者電話番号を独自に送信できる
といった性質のものではないのである。すなわち、移動
体通信端末を紛失した正規の使用者が電話会社に紛失を
届け出れば、直ちに、その発信者電話番号の使用を全面
停止することができるのである。つまり、紛失した移動
体通信端末の鍵機能としての不正使用をとどめる手だて
がまだ正規の使用者や電話会社の手の内に残っているの
であり、その分だけセキュリティ性能を高く保つことが
できるのである。しかも、その発信者電話番号の厳密な
管理は電子的に行われているから、メモ書きの場合のよ
うな煩わしさはほとんど生じない。そして、新しい移動
体通信端末を入手したときには、また新たな発信者電話
番号を契約すれば、電子錠等はもとのまま継続使用する
ことができるのである。
【0018】さらには、そもそも、発信者電話番号なる
ものは桁数が多いので、根本的にもとからセキュリティ
性能が高いものなのである。テンキー方式の普通の電子
錠であれば、その暗証番号が長いと覚えにくいのである
が、先願発明のシステムの場合には、その実質的な鍵と
しての発信者電話番号は使用者自体が解錠に際して常に
覚えておかなくてはならないといったものでなく、もし
忘れていたとしても、電話会社の交換機のコンピュータ
が記憶しているので、何らの不都合なく的確な解錠動作
を行うことができるのである。
【0019】以上のようにして、先願発明によれば、従
来では存在しなかった全く新しい方式のセキュリティ性
能にきわめてすぐれた錠制御方法および錠制御装置を提
供することができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、先願発明に
おいては、ドアセンサなどの不正解錠検出センサとの関
係について触れることがなかった。
【0021】ドアセンサは、周知のとおり、ドアが施錠
状態になっているときに、不正な解錠が行われると、不
正解錠検出信号を送出して、警備保障会社や警察などに
知らせたり、近くのパトライトや警報ブザーを動作させ
るシステムとなっている。
【0022】このようなドアセンサのように施錠状態で
有効とされる不正解錠検出センサが備わっているセキュ
リティシステムにおいて、先願発明の技術を単にそのま
ま適用した場合には、正規の使用者がその移動体通信端
末を使って解錠操作を行ったときに、不用意にドアセン
サを機能させてしまい、却って問題を引き起こす可能性
がある。
【0023】このような事情に鑑みて、本発明は、ドア
センサのように施錠状態で有効とされる不正解錠検出セ
ンサの処理をも考察し、より有用でより高い完成度の技
術を提供するものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】錠制御方法および錠制御
装置についての本発明は、次のような手段を講じること
により、上記の課題を解決するものである。
【0025】本発明にかかわる錠制御方法は、あらかじ
め移動体通信端末の発信者電話番号を設定登録してお
き、移動体通信端末から送信されてくる発信者電話番号
が前記設定登録の発信者電話番号と一致するときに解錠
信号を送出する錠制御方法であって、施錠状態で有効と
される不正解錠検出センサを、前記移動体通信端末から
送信されてくる発信者電話番号が前記設定登録の発信者
電話番号と一致するときに無効化した上で前記解錠信号
を送出することを特徴とする。
【0026】また、上記の錠制御方法において、あらか
じめ暗証番号を設定登録しておき、移動体通信端末から
送信されてくる暗証番号が前記設定登録の暗証番号と一
致するときでかつ前記移動体通信端末から送信されてく
る発信者電話番号が前記設定登録の発信者電話番号と一
致するときに、前記不正解錠検出センサを無効化した上
で前記解錠信号を送出することを特徴とする。
【0027】本発明にかかわる錠制御装置は、移動体通
信端末の発信者電話番号を設定登録する手段と、移動体
通信端末から送信されてくる発信者電話番号と前記設定
登録の発信者電話番号とを比較する手段と、その比較の
結果が一致するときに解錠信号を送出する手段とを備え
た錠制御装置であって、さらに、前記比較の結果が一致
するときに前記解錠信号の送出に先立って、施錠状態で
有効とされる不正解錠検出センサを無効化する手段を備
えていることを特徴とする。
【0028】また、上記の錠制御装置において、暗証番
号を設定登録する手段と、移動体通信端末から送信され
てくる暗証番号と前記設定登録の暗証番号とを比較する
手段と、その比較の結果が一致するときに前記移動体通
信端末から送信されてくる発信者電話番号と設定登録の
発信者電話番号との比較を行わせる手段とを備えている
ことを特徴とする。
【0029】移動体通信端末をもっている正規の使用者
が解錠のための所要の操作を行うと、その移動体通信端
末から発信者電話番号が送信される。当該のシステムに
おいては、その発信者電話番号を受信し、あらかじめ設
定登録してある発信者電話番号と受信した発信者電話番
号との比較を行い、不一致であれば解錠信号は送出しな
いのはもちろんであるが、一致しているときには、ま
ず、第1段階として、ドアセンサなどの不正解錠検出信
号を前もって無効化しておき、次いで、解錠信号を送出
する。このようにすることにより、不用意に不正解錠検
出信号を送出させてしまうことなく、合理的かつ的確に
解錠処理を行うことができる。
【0030】別のモードでは、暗証番号のチェックも加
味されている。すなわち、移動体通信端末をもっている
正規の使用者が解錠のための所要の操作を行うと、その
移動体通信端末から暗証番号と発信者電話番号が送信さ
れる。当該のシステムにおいては、その暗証番号を受信
し、あらかじめ設定登録してある暗証番号と受信した暗
証番号との比較を行い、不一致であれば解錠信号は送出
しないのはもちろんであるが、一致しているときには、
あらかじめ設定登録してある発信者電話番号と受信した
発信者電話番号との比較を行い、不一致であれば解錠信
号は送出しないのはもちろんであるが、一致していると
きには、まず、第1段階として、ドアセンサなどの不正
解錠検出信号を前もって無効化しておき、次いで、解錠
信号を送出する。このようにすることにより、不用意に
不正解錠検出信号を送出させてしまうことなく、合理的
かつ的確に解錠処理を行うことができる。
【0031】以上のようにして、本発明によれば、ドア
センサのような施錠状態で有効とされる不正解錠検出セ
ンサが付帯されているセキュリティシステムにおいて、
従来では存在しなかった全く新しい方式のセキュリティ
機能のきわめて高い錠制御方法および錠制御装置を提供
することができるに至った。
【0032】本発明においては、上記の発信者電話番号
に代えて、インターネットやパソコン通信で利用される
ドメイン名(例えば、○○○○.co.jp)やURL
(Uniform Resource Locato
r:例えば、http://www.○○○○.co.
jp/)等のようなドメインアドレス(メールアドレス
等も含まれる)のアドレス番号を用いるようにしたり、
さらには、発信者電話番号とともにドメインアドレスを
用いるようにしてもよいことはいうまでもない(SIM
モジュールも適用可である)。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の錠制御装置の具体
的な実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0034】(実施の形態1)図1は実施の形態1の錠
制御装置を用いた錠制御システムの概略構成を示すブロ
ック図、図2は錠制御装置のより詳しい構成を示すブロ
ック図である。
【0035】まず、図1によって、錠制御システムの概
略を説明する。
【0036】ここで、固定電話機100や移動体通信端
末2000は、ナンバーディスプレイサービス(発信者
電話番号表示サービス)またはモデムダイヤルインサー
ビスを受けているものとする。また、固定電話機100
についての自己の電話番号#1を(0X−ABCD−E
FGH)とし、移動体通信端末2000についての発信
者電話番号#2を(0Y0−PQRS−TUVW)とす
る。
【0037】錠制御装置1000は、外部に対する接続
端子として、電子錠300に対する電子錠制御回路20
0へのコネクタ10と、固定電話機100に対するコネ
クタ12と、施錠状態で有効とされる不正解錠検出セン
サとしてのドアセンサ270に対するドアセンサ制御回
路250へのコネクタ16と、公衆電話網400に対す
るコネクタ14を備えている。
【0038】いま、ユーザーが家屋/建物Hの前にい
て、そのドア150の電子錠300がロックされ、か
つ、ドアセンサ270が不正解錠検出機能を有効にして
いるとする。ドア150を開けたいとき、ユーザーは、
移動体通信端末2000から家屋/建物H内の固定電話
機100の電話番号をダイヤルする。そのダイヤルによ
る選択信号S1が移動体通信端末2000から送出され
る。この選択信号S1は、固定電話機100(移動体通
信端末2000ではない)についての電話網サービス契
約上の識別情報である相手側電話番号#1を含んでい
る。ここで、相手側電話番号#1は、いま解錠しようと
している家屋/建物Hの内部に設置されている固定電話
機100についての電話番号(0X−ABCD−EFG
H)である。移動体通信端末2000からは、併せて、
その移動体通信端末2000についての発信者電話番号
#2(0Y0−PQRS−TUVW)も送出される。さ
らに、解錠を行おうとするときには、移動体通信端末2
000におけるユーザーのキー操作によって、解錠指令
信号KS1を送出する。
【0039】相手側電話番号#1(0X−ABCD−E
FGH)を含む選択信号S1および発信者電話番号#2
(0Y0−PQRS−TUVW)ならびに解錠指令信号
KS1は、無線回線600を介して基地局700に至
り、基地局700から中継回線750を介して移動体通
信交換機800へ、さらに中継回線850を介して中継
交換機500へ至る。
【0040】相手側電話番号#1を含む選択信号S1お
よび発信者電話番号#2ならびに解錠指令信号KS1を
受け取った中継交換機500は、公衆電話網400を介
して、その相手側電話番号#1に該当する固定電話機1
00に対して呼出信号S2を送出するとともに、発信者
電話番号#2ならびに解錠指令信号KS1を転送し、一
方で、発信側の移動体通信端末2000に対して呼出音
信号S3を送出する。移動体通信端末2000のユーザ
ーは、その呼出音信号S3に基づいて、現在、呼び出し
中であると認識することになる。なお、このとき、サー
ビスとして、解錠指令信号KS1の送出モードであるこ
とを示す何らかの信号を中継交換機500から移動体通
信端末2000に対して送出することが望ましい。
【0041】錠制御装置1000において、解錠指令信
号KS1を受け取ったときには、呼出信号S2を受け取
っていても、固定電話機100におけるトーンリンガー
の動作は指示しない。
【0042】錠制御装置1000は、解錠指令信号KS
1を受け取ったときにおいては、受け取った発信者電話
番号#2を、内部にあらかじめ設定登録してある解錠暗
号情報番号#3と照合し、受け取った発信者電話番号#
2が解錠暗号情報番号#3と一致するときには、すなわ
ち、解錠暗号情報番号#3が(0Y0−PQRS−TU
VW)として登録されている状態において、公衆電話網
400から受け取った発信者電話番号#2が全く同じ
(0Y0−PQRS−TUVW)であるときには、モジ
ュラーコード28を介してドアセンサ制御回路250に
無効化信号KSnを送出する。無効化信号KSnを受け
取ったドアセンサ制御回路250は、ドアセンサ270
を無効化する。ドアセンサ制御回路250は、ドアセン
サ270を無効化すると、錠制御装置1000に対して
無効化確認信号KSnaを送出する。このようなドアセ
ンサ270の無効化の後、錠制御装置1000は、モジ
ュラーコード20を介して電子錠制御回路200に解錠
信号KS2を送出する。解錠信号KS2を受け取った電
子錠制御回路200は、電子錠300を駆動して自動的
に解錠動作を行う。電子錠制御回路200は、電子錠3
00を解錠すると、解錠確認信号KS3を錠制御装置1
000に送出する。ドア150の前にいる移動体通信端
末2000を持ったユーザーは、電子錠300の自動的
な解錠動作によって、そのドア150を開け、室内に入
ることができる。ドア150を開けたときには、ドアセ
ンサ270はすでに無効化されているから、警報信号な
どである不正解錠検出信号が不用意に警備会社や警察に
送出されたりパトライトや警報ブザーを動作させて却っ
てトラブルになってしまうといった事態を未然に予防し
ている。
【0043】なお、電子錠制御回路200の解錠動作の
直後の動作は次のようになる。電子錠制御回路200
は、電子錠300の各部の状態を電気的に検査し、解錠
が正しく行われたか否かを判断し、そのときは、解錠確
認信号KS3を錠制御装置1000に送出する。解錠確
認信号KS3を受け取った錠制御装置1000は、オン
フックと等価な終話信号S5を公衆電話網400を介し
て中継交換機500に送出する。中継交換機500は、
移動体通信端末2000に対して切断信号S6を送出す
る。
【0044】照合の結果、上記とは逆に、公衆電話網4
00から受け取った発信者電話番号#2があらかじめ設
定登録してある解錠暗号情報番号#3と一致しないとき
には、無効化信号KSnおよび解錠信号KS2は送出さ
れることはなく、したがって、ドアセンサ270はその
まま有効状態を保ち、電子錠300はそのままロック状
態を保つ。なお、不正アクセスが繰り返すようなときに
は、必要に応じてアラームを動作させる。
【0045】なお、錠制御装置1000は、解錠指令信
号KS1がない状態で呼出信号S2を受け取ると、固定
電話機100におけるトーンリンガーを動作させ、呼出
音を鳴動させる。また、固定電話機100におけるディ
スプレイ(図示せず)において発信者電話番号#2を表
示する。
【0046】室内に人がいて、固定電話機100の送受
話器(ハンドセット)をオフフックすると、固定電話機
100から錠制御装置1000を介して、さらに公衆電
話網400を介して中継交換機500に応答信号S4が
送出される。応答信号S4を受け取った中継交換機50
0は、発信側の移動体通信端末2000と着信側の固定
電話機100とを回線接続する。これで、通常の通話が
できることになる。
【0047】なお、上記した各種の制御信号は、一般的
な電話網の分野で行われているのと同様に、共通線信号
網を介して送出されるものである。この共通線信号網に
ついては特別に図示してはいないが、公衆電話網400
に含まれている。ISDN(総合デジタル通信網)の場
合は、2B+Dのチャネル構成となっているが、このう
ちDチャネルを介して制御信号が送受信される。
【0048】以上が本発明の実施の形態1の錠制御装置
1000についての概要である。
【0049】次に、錠制御装置1000についての具体
的な説明を行う。
【0050】図2は錠制御装置1000の内部構成を示
すブロック図である。図2において、符号の30はシス
テム全体の制御を司るMPU(マイクロ・プロセシング
・ユニットまたはCPU(中央演算処理装置))、32
はMPU30による演算・制御等のためのプログラムを
格納しているROM(リードオンリーメモリ)、34は
演算・制御等を補助するとともにデータを格納するRA
M(ランダムアクセスメモリ)、36はRAM34に対
するバックアップ電源、38は液晶表示装置などの表示
部、40はNCU(網制御装置:Network Control Uni
t)、42はモデム(変復調装置:MODEM;MOdulat
ion & DEModulation)、44は入力回路、46は入力操
作部、46aは解錠暗号設定モードキー、46bは確認
キー、46cはキャンセルキー、50はバス、54は電
子錠インタフェース、56,60,62,64はモジュ
ラージャック、70はドアセンサインタフェースであ
る。
【0051】MPU30、ROM32、RAM34、表
示部38、MODEM42、入力回路44、電子錠イン
タフェース54、ドアセンサインタフェース70のそれ
ぞれがバス50に接続されている。MODEM42はN
CU40に接続され、NCU40はモジュラージャック
56を介して公衆電話網400への室内電話配線58に
接続されるようになっている。NCU40には、モジュ
ラージャック60、モジュラーコード22を介して固定
電話機100が接続可能となっている。電子錠インタフ
ェース54には、モジュラージャック62、モジュラー
コード20を介して電子錠300に対する電子錠制御回
路200が接続可能となっている。ドアセンサインタフ
ェース70には、モジュラージャック64、モジュラー
コード28を介してドアセンサ270に対するドアセン
サ制御回路250が接続可能となっている。
【0052】次に、上記のように構成された実施の形態
1の錠制御装置1000の動作を説明する。
【0053】まず、この錠制御装置1000において解
錠暗号情報番号#3を設定登録する動作モードについて
説明する。
【0054】錠制御装置1000が設置されている家屋
/建物Hの住人であって、携帯電話やPHS等の移動体
通信端末2000を所有しているユーザーは、錠制御装
置1000を目の前にして、また移動体通信端末200
0を用意して、錠制御装置1000に解錠暗号情報番号
#3を設定登録する。すなわち、錠制御装置1000に
おいて、まず、入力操作部46における解錠暗号設定モ
ードキー46aを操作することにより、錠制御装置10
00の動作モードを設定する。解錠暗号設定モードキー
46aの操作により入力回路44から解錠暗号設定モー
ド信号がバス50を介してMPU30に送出される。な
お、解錠暗号設定モードキー46aとしては、一般的に
はディップスイッチを用いることになる。
【0055】MPU30は、解錠暗号設定モード信号の
入力があったときにメインルーチンに割り込み制御をか
け、図3に示す解錠暗号情報番号設定登録モードのサブ
ルーチンの動作の実行をステップN110からスタート
する。MPU30は、ステップN110において新たな
割り込みを禁止し、プログラムカウンタの値をスタック
に退避する。
【0056】ユーザーは次いで、移動体通信端末200
0から自分の所有の固定電話機100に対してダイヤル
する。このとき、移動体通信端末2000からは、その
移動体通信端末2000の発信者電話番号#2(0Y0
−PQRS−TUVW)が無線回線600に送出され、
中継交換機500は、同じその発信者電話番号#2を公
衆電話網400に送出する。その発信者電話番号#2は
は公衆電話網400を介して錠制御装置1000のNC
U40、MODEM42、バス50からMPU30へ与
えられることになる。
【0057】ところで、丁度同じタイミングで誰かがそ
の固定電話機100にダイヤルしてくることもあり得
る。そのときの発信者電話番号#2は上記とは別のもの
である。そこで、ここでは、受信する発信者電話番号#
2を(***−****−****)で表すことにす
る。アスタリスク「*」は任意のダイヤル数値を表すも
のである。
【0058】MPU30は、ステップN120において
発信者電話番号#2の受信待ちのアイドリングを行い、
受信したときはステップN130に進んで受信した発信
者電話番号#2(***−****−****)をレジ
スタに一時記憶し、ステップN140において表示部3
8を駆動し、表示部38に受信した発信者電話番号#2
(***−****−****)を表示する。
【0059】ユーザーは、表示部38に表示されている
発信者電話番号#2(***−****−****)を
目視確認し、それが自己の所有する移動体通信端末20
00の発信者電話番号#2(0Y0−PQRS−TUV
W)と同じか否かをチェックする。同じであるときは、
入力操作部46において確認キー46bを押し操作し、
異なっているときは、入力操作部46においてキャンセ
ルキー46cを押し操作する。この確認キー46bやキ
ャンセルキー46cの操作による信号は入力回路44、
バス50を介してMPU30に与えられる。
【0060】MPU30は、ステップN150において
確認キー信号の入力を待ち、ステップN160において
キャンセルキー信号の入力を待つ。その待機中にキャン
セルキー信号の入力があったときは、ステップN170
に進んでレジスタに一時記憶している発信者電話番号#
2(***−****−****)のデータをキャンセ
ルクリアし、ステップN120に戻って、改めて発信者
電話番号#2の受信を待つ。このとき、ユーザーは移動
体通信端末2000を用いて同じ操作を繰り返し行う。
【0061】ステップN150の判断において確認キー
信号の入力があったときは、ステップN180に進んで
レジスタの発信者電話番号#2(***−****−*
***)(これは、移動体通信端末2000の発信者電
話番号#2(0Y0−PQRS−TUVW)と同じであ
る)を解錠暗号情報番号#3(0Y0−PQRS−TU
VW)としてRAM34の所定の記憶領域に格納する。
そして、ステップN190に進んでスタックから退避ア
ドレスを読み出した上で割り込みを許可し、メインルー
チンの退避アドレスに戻る。
【0062】以上により、この解錠暗号情報番号の設定
登録の処理が終了するが、これによって、受信した発信
者電話番号#2(0Y0−PQRS−TUVW)がRA
M34において解錠暗号情報番号#3(0Y0−PQR
S−TUVW)として設定登録されたことになる。
【0063】次に、移動体通信端末2000を用いての
実際の解錠動作について図4のフローチャートに基づい
て説明する。
【0064】ユーザーは例えば帰宅したときにドア15
0の前で移動体通信端末2000を用いて、自宅の家屋
/建物H内の固定電話機100に対してダイヤルする。
【0065】MPU30は、ステップN210において
選択信号S1の受信があったと判断したときはステップ
N220に進み、その選択信号S1とともに解錠指令信
号KS1を受信したか否かを判断する。解錠指令信号K
S1を受信しないときは、ステップN300に進んで受
信した呼出信号S2をNCU40およびモジュラージャ
ック60を介して固定電話機100に転送し、あとは通
常モードの処理を実行する。
【0066】解錠指令信号KS1を受信したときは、ス
テップN230に進んで中継交換機500より受信した
発信者電話番号#2(0Y0−****−****)を
取り込み、ステップN240でRAM34からそれに設
定登録されている解錠暗号情報番号#3(0Y0−PQ
RS−TUVW)を読み出し、ステップN250におい
て受信した発信者電話番号#2(0Y0−****−*
***)が読み出した設定登録されている解錠暗号情報
番号#3(0Y0−PQRS−TUVW)と一致するか
否かを判断する。
【0067】そして、その比較判断の結果が不一致であ
るときは、ステップN290に進んで一定時間にわたっ
てアラーム信号を送出するが、比較判断の結果が一致し
ているときは、ステップN252に進んで無効化信号K
Snをバス50およびドアセンサインタフェース70、
モジュラージャック64を介してドアセンサ制御回路2
50に送出する。ドアセンサ制御回路250は、無効化
信号KSnを受け取ると、ドアセンサ270の状態を無
効化する。すなわち、ドア150が開けられたときにも
不正解錠検出信号の出力は行わない状態とする。ドアセ
ンサ制御回路250はドアセンサ270の無効化に成功
したときは、その直後に無効化確認信号KSnaを錠制
御装置1000に送出する。
【0068】MPU30は、ステップN254において
ドアセンサ制御回路250からの無効化確認信号KSn
aの入力を待って、ステップN260に進む。MPU3
0は、ステップN260に進んで解錠信号KS2をバス
50および電子錠インタフェース54、モジュラージャ
ック62を介して電子錠制御回路200に送出する。前
述のように、電子錠制御回路200は電子錠300の解
錠に成功したときは、その直後に解錠確認信号KS3を
錠制御装置1000に送出する。
【0069】MPU30は、ステップN270において
電子錠制御回路200からの解錠確認信号KS3の入力
を待って、ステップN280に進み、オンフックと等価
な終話信号S5を送出する。終話信号S5の送出によっ
て固定電話機100と移動体通信端末2000との通話
が終了する。プログラムをうまく構築することにより、
無料で解錠動作を達成することが可能である。
【0070】なお、図示は省略するが、ステップN27
0の判断が“NO”となる場合に、タイマーをスタート
させ、所定のタイマー時間τ0 がタイムアップするまで
に解錠確認信号KS3の入力がないときは、次のステッ
プN271で繰り返し変数Nをインクリメントし、それ
が所定の繰り返し回数Nthに達したか否かを次のステッ
プN272で判断し、所定の繰り返し回数Nthに達する
まではステップN260戻り、所定の繰り返し回数Nth
に達したときは、ステップN290に進んでアラーム信
号を出力するようにしてもよい。
【0071】上記において、受信した発信者電話番号#
2が設定登録の発信者電話番号#3と不一致のときにア
ラーム信号を送出することとしたが、そのアラーム信号
は警備会社や警察に、あるいはパトライトや警報ブザー
に送出するのでもよいし、さらには、移動体通信端末2
000に通知するのでもよい。
【0072】なお、ドア150の施錠については、当該
の移動体通信端末2000からの遠隔的制御によって施
錠を行うようにしてもよい。そのとき、その施錠に伴っ
て、ドアセンサ制御回路250を介してドアセンサ27
0を有効化するように構成するのがなお良い。
【0073】(実施の形態2)もし、移動体通信端末2
000が盗難に遇った場合に、その犯人がその移動体通
信端末2000の利用方法を知っていると、その旨を電
話会社に届け出てその発信者電話番号#2の使用停止の
処置を講じるまでの段階では、盗まれた移動体通信端末
2000を用いて解錠を行い、ドア150を開けて不法
に侵入するおそれがある。実施の形態2は、このような
事態を想定して、解錠制御にユーザー暗証番号を利用す
ることにより、セキュリティ性能を向上させるように構
成するものである。
【0074】実施の形態2の場合の錠制御装置1000
のブロック的構成については、実施の形態1の場合の図
2に示すものと同じであるので、説明は省略する。図1
のシステムも同様である。本実施の形態2が実施の形態
1と相違する点は以下のとおりである。
【0075】あらかじめ錠制御装置1000において、
ユーザー暗証番号をRAM34に設定登録しておく。こ
こで、その設定登録された暗証番号#5を(abcd)
としておく。
【0076】図5のフローチャートに示すように、MP
U30は、ステップN222において、ユーザー暗証番
号の送信を求める暗証番号要求信号を送信する。その暗
証番号要求信号は、バス50、MODEM42、NCU
40を介して公衆電話網400等および無線回線600
を経て、移動体通信端末2000を持っているユーザー
に伝えられる。暗証番号の要求は、例えば、「暗証番号
を入力してください」といったメッセージとなって移動
体通信端末2000のスピーカから音声出力されたり、
移動体通信端末2000のディスプレイに表示されたり
する。
【0077】そこで、移動体通信端末2000を持って
いるユーザーは、その要求に従って暗証番号を入力し、
送信する。その暗証番号としては、例えば、「#○○○
○#」のように、DTMF(Dual Tone Multi-Frequenc
y)方式のダイヤルボタン群の機能ボタンである「#」
(シャープ)とテンキーボタンである「0」〜「9」の
数値による任意の4桁番号とさらに「#」の組み合わせ
などがある。
【0078】このようにして、暗証番号情報#4(#○
○○○#)が移動体通信端末2000から無線回線60
0等および公衆電話網400を介して、錠制御装置10
00のMPU30に与えられる。
【0079】MPU30は、次のステップN224にお
いて暗証番号情報#4の受信を待ってステップN226
に進み、RAM34から設定登録してある暗証番号#5
(abcd)を読み出し、ステップN228において受
信した暗証番号情報#4(#○○○○#)に含まれてい
る暗証番号(○○○○)が読み出した設定登録されてい
る暗証番号#5(abcd)と一致するか否かを判断す
る。
【0080】そして、その比較判断の結果が不一致であ
るときは、ステップN290に進んで一定時間にわたっ
てアラーム信号を送出するが、比較判断の結果が一致し
ているときは、ステップN230以下の処理へと進む。
【0081】本実施の形態2によれば、もしも移動体通
信端末2000が盗まれたとしても、その犯人が設定登
録の暗証番号#5(abcd)を知らない限りにおい
て、不測に電子錠300が解錠されるおそれはなく、セ
キュリティを向上することができる。
【0082】上記において、受信した暗証番号#4が設
定登録の暗証番号#5と不一致のときにアラーム信号を
送出することとしたが、そのアラーム信号は警備会社や
警察に、あるいはパトライトや警報ブザーに送出するの
でもよいし、さらには、移動体通信端末2000に通知
するのでもよい。
【0083】その他の事項で実施の形態1について述べ
た任意の事項は本実施の形態2にも該当するものとす
る。
【0084】なお、上記の実施の形態1,2の説明で
は、移動体通信端末2000を持ったユーザーがドア1
50の前にいながらにして、固定電話機100に対して
ダイヤルすることを通じてドア150の電子錠300の
解錠を行う操作をしたが、必ずしもそれにとらわれる必
要性はない。ドア150の前にいる人が移動体通信端末
2000を持っていない場合において、離れた箇所にい
る人が移動体通信端末2000を持っているとする。こ
のような場合に、ドア150の前にいる人が公衆電話等
により移動体通信端末2000をもっている人に連絡を
とって、その移動体通信端末2000を用いて固定電話
機100にダイヤルしてもらうことにより、そのドア1
50のドアセンサ270を無効化した上で電子錠300
を解錠することができる。
【0085】また、上記の説明では、錠制御装置100
0のRAM34に設定登録する解錠暗号情報番号#3を
1つとしたが、その家屋/建物Hを利用する複数の人が
それぞれ移動体通信端末2000を個別に持っていると
きには、それぞれの移動体通信端末2000についての
解錠暗号情報番号#3を錠制御装置1000のRAM3
4に設定登録しておけばよい。
【0086】また、上記の説明では、家屋/建物Hのド
ア150における電子錠300に対してのものであった
が、必ずしもそれにとらわれる必要性はなく、例えば自
動車のドアにおける電子錠に対するものとして錠制御装
置1000を構成してもよい。そのほか、任意の形態の
ドア、扉、戸、シャッタ、蓋等々、何らかの開閉するも
のにおける電子錠を対象となし得るものとする。
【0087】さらには、任意の機器における任意の機能
の動作開始のための鍵機能として本発明を適用してもよ
い。例えば、パーソナルコンピュータなどの情報処理装
置において、ファイルをオープンしたり、プログラム、
データにアクセスしたりするときの鍵機能を当該の携帯
電話やPHSなどの移動体通信端末にもたせてもよい。
【0088】また、資格のない第三者や不審者が不用意
にあるいは勝手にあるいは故意に操作しては安全性が損
なわれたり危険性を誘発するおそれを内在している任意
の機器・装置において、それを動作開始させたり、ある
機能の使用を開始するときの鍵機能として当該の移動体
通信端末を利用するようにしてもよい。
【0089】なお、上記の実施の形態では、通信回線と
して公衆電話網を例示したが、必ずしもそれにとらわれ
る必要性はなく、ISDN(総合デジタル通信網)や専
用回線であってもよい。ISDNの場合は、NCUおよ
びMODEMに代えて、ターミナルアダプタ(TA)と
回線終端装置(DSU:Digital Service Unit)の組み
合わせ、またはDSU内蔵のTA、あるいはダイヤルア
ップルータなどを利用する。
【0090】なお、表示部38に受信した発信者電話番
号#2(***−****−****)を表示させるこ
とで、正しいものを受信したか否かのチェック機能とな
したが、この表示部38を省略することも考えられる。
その場合のチェックは、実際に、移動体通信端末200
0からダイヤルすることにより正しく解錠するか否かを
見ればよい。
【0091】なお、上記の実施の形態においては、錠制
御装置1000に接続する電話機として固定電話機10
0を例示したが、必ずしもそれにとらわれる必要性はな
く、2台目の携帯電話やPHSなどの移動体通信端末を
所要のインタフェースを介して錠制御装置1000にお
けるバス50に接続してもよい。この場合に、そのバス
50に接続する移動体通信端末をPHSとし、鍵機能と
しての移動体通信端末もPHSとすると、交換機を介す
ることなく、2つのPHSどうしでトランシーバー的に
使用することができる。
【0092】他の実施の形態として、図6を示してお
く。図6の下段の家屋/建物Hに対するシステムは、図
1の場合と同様である。これは、家屋/建物Hに設置の
錠制御装置1000に対して公衆電話網400を介して
接続したものである。この公衆電話網は、アナログ回線
でもデジタル回線でもよい。
【0093】図6の中段の家屋/建物Haに対するシス
テムは、家屋/建物Haに設置の錠制御装置1000a
に対して移動体通信端末1500aを無線接続の出入り
口となしたものであり、基地局700aとは無線回線6
00a1 を介して無線接続されている。今後の展開とし
て、公衆電話網等の有線通信網の利用が少なくなってく
ると考えられるが、このような事態に対応するものであ
る。
【0094】図6の上段は、自動車とりわけ大型のトレ
ーラーやダンプカーやパワーショベルなどの建設機械な
どの車両/可搬構造物Mのドアやエンジンキーに対して
のものである。これらの車両/可搬構造物Mは移動する
性質上、その場には有線通信網が整っていない。そこ
で、車両/可搬構造物Mに設置の錠制御装置1000b
に対して移動体通信端末1500bを無線接続の出入り
口となしたものであり、基地局700bとは無線回線6
00b1 を介して無線接続してある。
【0095】この車両/可搬構造物Mの場合、移動体通
信端末2000bを持ったユーザーが車両/可搬構造物
Mの前にいて、移動体通信端末1500bにダイヤルす
ることを通じて電子錠300bの解錠を行う操作をして
もよいが、他の便利な利用法として、次のような方法が
ある。すなわち、車両/可搬構造物Mの前にいる人は移
動体通信端末2000bを持っていなくて、営業所本部
など離れた箇所にいる人が移動体通信端末2000bを
管理しておき、車両/可搬構造物Mの前にいる人が自己
のパーソナルユースの移動体通信端末を用いて営業所本
部に連絡をとって、そこに置いてある移動体通信端末2
000bを用いて移動体通信端末1500bにダイヤル
してもらうことを通じて、車両/可搬構造物Mの電子錠
300bを解錠するといった操作方法である。この場
合、車両/可搬構造物Mを運転あるいは操作する人にと
って、鍵はもちろん鍵に相当する移動体通信端末ももた
ないでよいという利便さがある。
【0096】以上のほか、本発明の技術的思想の範囲内
に属するものとして、様々のアプリケーションが考えら
れる。
【0097】その他本発明の要旨と直接に関係しない任
意の事項については、公知の任意のものが適用可能であ
り、また、公知以外のものであっても、本発明の要旨を
逸脱しない範囲において適用可能であることはいうまで
もない。
【0098】以上のように、本発明の上記の実施の形態
によれば、次のような効果を発揮する。基本的な効果と
して、携帯電話やPHS等の移動体通信端末に鍵機能を
もたせるだけではなく、その移動体通信端末に付随する
ものであって電話会社が厳密に管理している発信者電話
番号にも鍵機能をもたせてあるので、万一移動体通信端
末を紛失しても、その旨を届け出ることにより、不正使
用者による不正な解錠を未然に防ぐことができ、高いセ
キュリティ性能を確保することができる。発信者電話番
号は比較的に桁数の多いものであることもセキュリティ
性能の向上に役立っている。そして、発信者電話番号を
鍵機能として伝えるのは交換機であって、ユーザーが覚
えておく必要がないので、利便性が高い。
【0099】特に、すでに大勢の人々が常時的に携行し
ており今後とも大いに普及していく携帯電話やPHS等
の移動体通信端末は、多機能化がますます発展していく
が、パーソナルユースの個々の移動体通信端末に割り当
てられる発信者電話番号がその端末独自の唯一無二のも
のであって、この発信者電話番号を鍵機能として利用す
ることが本発明の大きなポイントとなっている。すなわ
ち、当該の錠制御方法または錠制御装置において設定登
録してある発信者電話番号をもつ移動体通信端末をもっ
ていさえすれば、普通の鍵はもっていなくても、直ちに
鍵機能を働かせることができ、その利便性にはきわめて
すぐれたものがある。
【0100】さらには、今後ますますの多機能化が進む
移動体通信端末のトレンドにマッチングし、移動体通信
端末の普及にも拍車がかかることになる。
【0101】したがって、従来では存在しなかった全く
新しい方式のセキュリティ性能ならびに利便性にきわめ
てすぐれた錠制御方法および錠制御装置となすことがで
きるのである。
【0102】最後に、本件にかかわる明細書の記述につ
いての留意事項を述べる。本件にかかわる明細書(特に
発明の詳細な説明および特許請求の範囲)または図面に
おいては、記載してある任意の事項(任意の要素または
任意の要素の結合関係・組み合わせ関係を含む)につい
て、その省略の可能性を留保する。さらに、特許請求の
範囲に記載していないが発明の詳細な説明または図面に
記載してある任意の事項について特許請求の範囲への追
加の可能性ならびにその追加に伴う説明の変更の可能性
を留保する。
【0103】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を発揮
する。基本的な効果として、携帯電話やPHS等の移動
体通信端末に鍵機能をもたせるだけではなく、その移動
体通信端末に付随するものであって電話会社が厳密に管
理している発信者電話番号にも鍵機能をもたせてあるの
で、万一移動体通信端末を紛失しても、その旨を届け出
ることにより、不正使用者による不正な解錠を未然に防
ぐことができ、高いセキュリティ性能を確保することが
できる。発信者電話番号は比較的に桁数の多いものであ
ることもセキュリティ性能の向上に役立っている。そし
て、発信者電話番号を鍵機能として伝えるのは交換機で
あって、ユーザーが覚えておく必要がないので、利便性
が高い。
【0104】加えて、あらかじめ設定登録してある発信
者電話番号と受信した発信者電話番号との比較を行って
一致しているときに、直ちに解錠動作を行うのではな
く、まず、第1段階として、ドアセンサなどの不正解錠
検出信号を前もって無効化しておき、次いで、解錠信号
を送出する。このようにすることにより、不用意に不正
解錠検出信号を送出させてしまうことなく、合理的かつ
的確に解錠処理を行うことができ、その利便性にはきわ
めてすぐれたものがある。
【0105】以上のようにして、本発明によれば、ドア
センサのような施錠状態で有効とされる不正解錠検出セ
ンサが付帯されているセキュリティシステムにおいて、
従来では存在しなかった全く新しい方式のセキュリティ
機能のきわめて高い錠制御方法および錠制御装置を提供
することができるに至った。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の錠制御装置を用いた
錠制御システムの概略構成を示すブロック図
【図2】 実施の形態1の錠制御装置の具体的な構成を
示すブロック図
【図3】 実施の形態1の錠制御装置における解錠暗号
情報番号設定登録モードのサブルーチンの動作を示すフ
ローチャート
【図4】 実施の形態1の錠制御装置における実際の解
錠動作を示すフローチャート
【図5】 本発明の実施の形態2の錠制御装置における
実際の解錠動作を示すフローチャート
【図6】 本発明の他の実施の形態の錠制御装置を用い
た錠制御システムの概略構成を示すブロック図
【符号の説明】
30…MPU(マイクロ・プロセシング・ユニット) 32…ROM(リードオンリーメモリ) 34…RAM(ランダムアクセスメモリ) 38…液晶表示装置などの表示部 40…NCU(網制御装置) 42…MODEM(モデム) 44…入力回路 46…入力操作部 46a…解錠暗号設定モードキー 46b…確認キー 46c…キャンセルキー 50…バス 54…電子錠インタフェース 58…室内電話配線 60,62,64…モジュラージャック 70…ドアセンサインタフェース 100…固定電話機 150…ドア 200…電子錠制御回路 250…ドアセンサ制御回路 270…ドアセンサ 300…電子錠 400…公衆電話網、 500…中継交換機 600…無線回線 700…基地局 800…移動体通信交換機、 1000…錠制御装置、 1500a,1500b…内部の移動体通信端末 2000,2000a,2000b…携行する移動体通
信端末 KS1…解錠指令信号 KS2…解錠信号 KS3…解錠確認信号 KSn…無効化信号 KSna…無効化確認信号 #1…相手側電話番号、 #2…発信者電話番号 #3…解錠暗号情報番号 H…家屋/建物 M…車両/可搬構造物
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 9/00 H04M 9/00 D H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301D // B60R 25/10 625 B60R 25/10 625 Fターム(参考) 2E250 AA02 AA21 BB08 BB15 BB43 BB55 DD01 DD06 FF24 FF36 GG08 GG15 HH01 JJ03 KK03 LL01 TT03 5K027 AA11 BB09 HH26 5K036 AA07 DD33 DD48 KK09 5K038 CC02 EE05 GG06 5K048 AA15 BA13 BA41

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ移動体通信端末の発信者電話
    番号を設定登録しておき、移動体通信端末から送信され
    てくる発信者電話番号が前記設定登録の発信者電話番号
    と一致するときに解錠信号を送出する錠制御方法であっ
    て、施錠状態で有効とされる不正解錠検出センサを、前
    記移動体通信端末から送信されてくる発信者電話番号が
    前記設定登録の発信者電話番号と一致するときに無効化
    した上で前記解錠信号を送出することを特徴とする錠制
    御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の錠制御方法において、
    あらかじめ暗証番号を設定登録しておき、移動体通信端
    末から送信されてくる暗証番号が前記設定登録の暗証番
    号と一致するときでかつ前記移動体通信端末から送信さ
    れてくる発信者電話番号が前記設定登録の発信者電話番
    号と一致するときに、前記不正解錠検出センサを無効化
    した上で前記解錠信号を送出することを特徴とする錠制
    御方法。
  3. 【請求項3】 前記発信者電話番号に代えてドメインア
    ドレスを用いることを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載の錠制御方法。
  4. 【請求項4】 前記発信者電話番号に代えて発信者電話
    番号およびドメインアドレスを用いることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の錠制御方法。
  5. 【請求項5】 移動体通信端末の発信者電話番号を設定
    登録する手段と、移動体通信端末から送信されてくる発
    信者電話番号と前記設定登録の発信者電話番号とを比較
    する手段と、その比較の結果が一致するときに解錠信号
    を送出する手段とを備えた錠制御装置であって、さら
    に、前記比較の結果が一致するときに前記解錠信号の送
    出に先立って、施錠状態で有効とされる不正解錠検出セ
    ンサを無効化する手段を備えていることを特徴とする錠
    制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の錠制御装置において、
    暗証番号を設定登録する手段と、移動体通信端末から送
    信されてくる暗証番号と前記設定登録の暗証番号とを比
    較する手段と、その比較の結果が一致するときに前記移
    動体通信端末から送信されてくる発信者電話番号と設定
    登録の発信者電話番号との比較を行わせる手段とを備え
    ていることを特徴とする錠制御装置。
  7. 【請求項7】 前記発信者電話番号に代えてドメインア
    ドレスを用いることを特徴とする請求項5または請求項
    6に記載の錠制御装置。
  8. 【請求項8】 前記発信者電話番号に代えて発信者電話
    番号およびドメインアドレスを用いることを特徴とする
    請求項5または請求項6に記載の錠制御装置。
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