JP2002322366A - 導電性熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

導電性熱可塑性樹脂組成物

Info

Publication number
JP2002322366A
JP2002322366A JP2001124871A JP2001124871A JP2002322366A JP 2002322366 A JP2002322366 A JP 2002322366A JP 2001124871 A JP2001124871 A JP 2001124871A JP 2001124871 A JP2001124871 A JP 2001124871A JP 2002322366 A JP2002322366 A JP 2002322366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon black
weight
thermoplastic resin
resin composition
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001124871A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Enomoto
正樹 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Riken Technos Corp
Original Assignee
Riken Technos Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Riken Technos Corp filed Critical Riken Technos Corp
Priority to JP2001124871A priority Critical patent/JP2002322366A/ja
Publication of JP2002322366A publication Critical patent/JP2002322366A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Conductive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】コンパウンド加工性が良好であり、多量のカー
ボンブラックを充填して高い導電性を付与することがで
き、成形加工に単独で用いても、マスターバッチとして
用いても、成形加工性とカーボンブラックの分散性が良
好な導電性熱可塑性樹脂組成物を提供する。 【解決手段】(a)熱可塑性樹脂100重量部に対し、
(b)カーボンブラック3〜30重量部、及び(c)カルボ
ン酸及び/又はその無水物0.1〜10重量部を配合し
てなることを特徴とする導電性熱可塑性樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導電性熱可塑性樹
脂組成物に関する。さらに詳しくは、本発明は、コンパ
ウンド加工性が良好であり、多量のカーボンブラックを
充填して高い導電性を付与することができ、成形加工に
単独で用いても、マスターバッチとして用いても、成形
加工性とカーボンブラックの分散性が良好な導電性熱可
塑性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にプラスチックスは電気抵抗が大き
く、絶縁材料として利用されている。このように高い絶
縁性を有する材料も、用途によっては全く逆の導電性を
要求される分野が生ずる。最近の半導体技術の目覚まし
い進歩、EMIシールド対策などから、プラスチックス
にカーボンブラックなどの導電性フィラーを充填した導
電性熱可塑性樹脂組成物が開発され、経済性に優れるこ
ともあって、産業界を中心に広く利用されている。とこ
ろで、近年、導電性高分子材料は、ICチップの包装材
や、自動車部品の静電気対策などに広範囲に普及し、使
用される高分子材料も、汎用プラスチックスからエンジ
ニアリングプラスチックスに至るまで多様化している。
また、使用される導電性充填材も、カーボンブラック、
炭素繊維、黒鉛、金属コートフィラー、金属繊維など
が、目的に応じて使い分けられている。しかし、導電性
充填材には、高分子の機械的特性を低下させたり、成形
性を悪化させたりするという問題が内在している。特
に、カーボンブラックを多量に充填して所謂マスターバ
ッチとして用いる場合や、低い電気抵抗値を得るため
に、比較的多量のカーボンブラックを充填するような場
合は、カーボンブラックの充填とともに材料の粘度が著
しく上昇するために、コンパウンド加工性、成形加工性
などに悪影響を及ぼしていた。ポリアミド樹脂は、優れ
た耐摩耗性と機械的強度を有し、産業界に広く用いられ
ており、導電性充填材を含む導電性ポリアミド系樹脂組
成物も広く普及している。近年、自動車関連部品や、精
密機器の普及とともに、より高い導電性と機械的特性が
要求されている。しかし、ポリアミド樹脂にカーボンブ
ラックなどの導電性充填材を充填して複合化した樹脂組
成物は、導電性は優れるが、柔軟性と加工性が低下する
ほか、摩耗性の低下に由来する導電性充填材の脱落など
の問題がある。また、カーボンブラックを導電性充填材
として多量に配合した場合、コンパウンド加工性が著し
く悪化するという問題がある。特にポリアミド樹脂は、
内部水素結合が強く、溶融時にカーボンブラックを溶融
混合するためには、高い負荷を伴う。また、得られたカ
ーボンブラック複合ポリアミド系樹脂は、ポリアミド分
子とカーボンブラックが強固に結合した所謂カーボンゲ
ルと呼ばれる状態となり、成形加工時に分散不良を招来
するという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、コンパウン
ド加工性が良好であり、多量のカーボンブラックを充填
して高い導電性を付与することができ、成形加工に単独
で用いても、マスターバッチとして用いても、成形加工
性とカーボンブラックの分散性が良好な導電性熱可塑性
樹脂組成物を提供することを目的としてなされたもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、熱可塑性樹脂にカ
ーボンブラックを充填する際に、カルボン酸及び/又は
その無水物を共存させることにより、コンパウンド加工
性が良好となり、多量のカーボンブラックを充填するこ
とができ、得られる導電性熱可塑性樹脂組成物は、成形
加工に単独で用いても、マスターバッチとして同種又は
異種の熱可塑性樹脂とブレンドして用いても、成形加工
性が良好であり、カーボンブラックの分散性も良好であ
ることを見いだし、この知見に基づいて本発明を完成す
るに至った。すなわち、本発明は、(1)(a)熱可塑性
樹脂100重量部に対し、(b)カーボンブラック3〜3
0重量部、及び(c)カルボン酸及び/又はその無水物
0.1〜10重量部を配合してなることを特徴とする導
電性熱可塑性樹脂組成物、(2)(b)カーボンブラック
が、(d)DBP吸油量が220ml/100g以上、窒素
吸着法による比表面積が500m2/g以上であるカー
ボンブラック1〜100重量%と(e)DBP吸油量が2
20ml/100g未満、窒素吸着法による比表面積が5
00m2/g未満であるカーボンブラック0〜99重量
%からなる第1項記載の導電性熱可塑性樹脂組成物、
(3)(a)熱可塑性樹脂が、ポリアミド樹脂である第1
項記載の導電性熱可塑性樹脂組成物、及び、(4)(a)
熱可塑性樹脂が、ポリアミド樹脂と他の熱可塑性樹脂の
混合物である第1項記載の導電性熱可塑性樹脂組成物、
を提供するものである。さらに、本発明の好ましい態様
として、(5)カルボン酸が、芳香族カルボン酸である
第1項記載の導電性熱可塑性樹脂組成物、を挙げること
ができる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の導電性熱可塑性樹脂組成
物は、(a)熱可塑性樹脂100重量部に対し、(b)カー
ボンブラック3〜30重量部、及び(c)カルボン酸及び
/又はその無水物0.1〜10重量部を配合してなる樹
脂組成物である。本発明に用いる熱可塑性樹脂に特に制
限はなく、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエ
チレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、
ポリ−4−メチルペンテン−1、ポリスチレン、スチレ
ン−アクリロニトリル共重合体、ABS樹脂、塩化ビニ
ル樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーネー
ト、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート、シリコーン樹脂、ポリスルホン、ポリエーテ
ルスルホン、ポリエーテルイミドなどを挙げることがで
きる。これらの中で、ポリアミド樹脂及びポリアミド樹
脂と他の熱可塑性樹脂の混合物を特に好適に用いること
ができる。本発明に用いるポリアミド樹脂に特に制限は
なく、例えば、ナイロン3、ナイロン4、ナイロン6、
ナイロン7、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン4
6、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612、
ナイロン6I、ナイロン6T、ナイロンMXD6、ポリ
−p−フェニレンテレフタルアミド、ポリ−m−フェニ
レンイソフタルアミドなどを挙げることができる。これ
らのポリアミド樹脂は、1種を単独で用いることがで
き、あるいは、2種以上を組み合わせて用いることもで
きる。また、これらのポリアミド樹脂を構成するモノマ
ー単位を2種以上有する共重合ポリアミド樹脂、透明な
非結晶性ポリアミド樹脂、水又はアルコールに溶解する
水性ポリアミド樹脂なども使用することができる。
【0006】さらに、本発明においては、柔軟性を有す
るポリアミドエラストマーも使用することができる。ポ
リアミドエラストマーは、ポリアミド拘束相と、ソフト
セグメントとしてポリエーテル、ポリエステル構造を有
する熱可塑性エラストマーである。例えば、ポリアミド
拘束相としてナイロン12構造を用いたエラストマー
は、ω−ラウロラクタム、ジカルボン酸及びポリエーテ
ルジオールを、ラクタム開環触媒としての水を加えて加
圧加熱下の反応によりカルボキシルテレケリックナイロ
ン12オリゴマーを得て、次いでポリエーテルジオール
との縮合反応によって得ることができる。ポリアミド拘
束相としては、この他にナイロン6構造なども用いるこ
とができる。基本的には、ポリエーテルブロックポリア
ミドエラストマー、ポリエーテルエステルブロックポリ
アミドエラストマー構造を有するエラストマーとなる。
ここで、使用するジオールの種類などによって様々な特
性を有するポリアミドエラストマーを得ることができ
る。ポリアミドエラストマーは、高温特性、機械的特
性、耐油性、低温特性などに優れているために、機械部
品、自動車部品、スポーツ用品などに使用することがで
きる。ポリアミドエラストマーは、1種を単独で用いる
ことができ、あるいは、2種以上を組み合わせて用いる
こともできる。また、ポリアミドエラストマーとポリア
ミド樹脂とを混合して用いることもできる。さらに、ポ
リアミドエラストマーに対して、種々の特性改質を目的
として異種ポリマーをポリマーアロイ化して、ポリアミ
ドエラストマー系樹脂組成物として用いることもでき
る。この他に、ポリアミド樹脂が可塑剤によって可塑化
された所謂可塑化ポリアミド樹脂も、本発明におけるポ
リアミド樹脂として用いることができる。使用する可塑
剤に特に制限はなく、例えば、芳香族縮合リン酸エステ
ル系可塑剤、ブチルベンジルフタレートなどのフタル酸
系可塑剤などを挙げることができる。また、ポリアミド
樹脂は、湿潤環境下で水分の吸収によって可塑化された
状態となる場合があるが、これらをポリアミドエラスト
マーとして用いることも可能である。
【0007】本発明に用いる(b)カーボンブラックに特
に制限はなく、例えば、ファーネスブラック、アセチレ
ンブラック、ランプブラック、サーマルブラック、チャ
ンネルブラック、ケッチェンブラックなどを挙げること
ができる。本発明に用いる(b)カーボンブラックは、
(d)DBP(フタル酸ジブチル)吸油量が220ml/1
00g以上、窒素吸着法による比表面積が500m2
g以上であるカーボンブラック1〜100重量%と(e)
DBP吸油量が220ml/100g未満、窒素吸着法に
よる比表面積が500m2/g未満であるカーボンブラ
ック0〜99重量%からなることが好ましく、(d)DB
P吸油量が220ml/100g以上、窒素吸着法による
比表面積が500m2/g以上であるカーボンブラック
30〜100重量%と(e)DBP吸油量が220ml/1
00g未満、窒素吸着法による比表面積が500m2
g未満であるカーボンブラック0〜70重量%からなる
ことがより好ましい。カーボンブラックのDBP吸油量
は、JIS K 62179.にしたがって測定すること
ができる。カーボンブラックの窒素吸着法による比表面
積は、JIS K 6217 7.にしたがって測定するこ
とができる。(d)DBP吸油量が220ml/100g以
上、窒素吸着法による比表面積が500m2/g以上で
あるカーボンブラックには、特殊オイルファーネス法に
より製造されるケッチェンブラックなどがあり、このよ
うなカーボンブラックとしては、例えば、DBP吸油量
360ml/100g、比表面積800m2/gのケッチ
ェンブラックEC、DBP吸油量495ml/100g、
比表面積1,270m2/gのケッチェンブラックEC6
00JDなどを挙げることができる。(e)DBP吸油量
が220ml/100g未満、窒素吸着法による比表面積
が500m2/g未満であるカーボンブラックには、オ
イルファーネス法により製造されるオイルファーネスブ
ラック、アセチレンガス法により製造されるアセチレン
カーボンブラックなどがあり、このようなカーボンブラ
ックとしては、例えば、DBP吸油量212ml/100
g、比表面積76m2/gのアセチレンブラック、DB
P吸油量175ml/100g、比表面積214m2/g
のバルカンXC−72、DBP吸油量126ml/100
g、比表面積65m2/gのニテロン、DBP吸油量5
2ml/100g、比表面積24m2/gのSRFカーボ
ンなどを挙げることができる。これらの(d)カーボンブ
ラックと(e)カーボンブラックは、それぞれ1種を単独
で用いることができ、あるいは、それぞれ2種以上を組
み合わせて用いることもできる。
【0008】本発明においては、(a)熱可塑性樹脂10
0重量部に対して、(b)カーボンブラック3〜30重量
部を配合する。カーボンブラックの配合量が熱可塑性樹
脂100重量部に対して3重量部未満であると、得られ
る熱可塑性樹脂組成物の導電性が不足するおそれがあ
る。カーボンブラックの配合量が熱可塑性樹脂100重
量部に対して30重量部を超えると、コンパウンド加工
性と成形加工性が損なわれるおそれがある。本発明にお
いて、カーボンブラックとともに熱可塑性樹脂に配合す
るカルボン酸又はその無水物に特に制限はなく、例え
ば、蟻酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、吉草
酸、トリメチル酢酸、カプロン酸、アクリル酸、プロピ
オル酸、クロトン酸、チグリン酸、ソルビン酸、リノー
ル酸、リノレン酸、ドコセン酸、安息香酸、1−ナフト
エ酸、フェニル酢酸などのモノカルボン酸又はこれらの
無水物、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、
アジピン酸、ピメリン酸、フマル酸、マレイン酸、フタ
ル酸、イソフタル酸、テレフタル酸などのジカルボン酸
又はこれらの無水物、マレイン化脂肪酸、ブタン−1,
2,3−トリカルボン酸、トリメリット酸、トリメシン
酸などのトリカルボン酸又はこれらの無水物、ブタンテ
トラカルボン酸、ピロメリット酸などのテトラカルボン
酸又はこれらの無水物などを挙げることができる。これ
らの他に、カルボニル基以外の官能基としてヒドロキシ
ル基を有するヒドロキシカルボン酸、ニトロ基を有する
ニトロカルボン酸なども用いることができる。これらの
カルボン酸又はその無水物は、1種を単独で用いること
ができ、あるいは、2種以上を組み合わせて用いること
もできる。これらの中で、芳香族カルボン酸を好適に用
いることができ、安息香酸、イソフタル酸及びテレフタ
ル酸を特に好適に用いることができる。
【0009】本発明においては、熱可塑性樹脂100重
量部に対して、カーボンブラックとともに、カルボン酸
及び/又はその無水物0.1〜10重量部を配合し、よ
り好ましくは0.3〜5重量部を配合する。カルボン酸
及び/又はその無水物を配合することにより、カーボン
ブラックの配合量が多い場合でも、コンパウンド加工性
が向上するとともに、カーボンブラックの分散性も良好
となる。さらに、得られるカーボンブラック充填熱可塑
性樹脂それ自体を成形加工する場合や、異種ポリマーと
ブレンドして成形加工する場合に、カーボンブラックの
分散性が良好であり、部分的にカーボンブラックの充填
密度の高い溶融不良となる凝集部分が少なくなり、成形
加工機への負荷が低減される。カルボン酸及び/又はそ
の無水物の配合量か熱可塑性樹脂100重量部に対して
0.1重量部未満であると、カーボンブラックの充填性
が改善されず、分散状態も悪く、コンパウンド加工性と
成形加工性の向上が不十分となるおそれがある。カルボ
ン酸及び/又はその無水物の配合量が熱可塑性樹脂10
0重量部に対して10重量部を超えると、熱可塑性樹脂
の機械的特性が損われるとともに、揮発分が増加して作
業環境が悪化するおそれがある。カーボンブラックを多
量に充填した樹脂組成物は、カーボンブラック充填導電
性樹脂マスターバッチとして異種ポリマーに添加するこ
とにより導電性を付与する場合や、マスターバッチを構
成する樹脂の特性を生かして異種ポリマーの機械的特
性、耐薬品性、加工性などを、導電性付与と同時に改質
するために用いることができる。特に、ポリアミド樹脂
は、機械的特性、耐薬品性などに優れた性能を有するた
めに、異種ポリマーと複合化することにより、異種ポリ
マーの特性を効果的に改質することができる。異種ポリ
マーとしては、例えば、ポリフェニレンエーテル樹脂、
ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ート、ポリカーボネートなどを挙げることができる。
【0010】本発明の導電性熱可塑性樹脂組成物をポリ
アミド樹脂と他の熱可塑性樹脂の混合物を用いて製造す
る場合、あるいは、本発明の導電性熱可塑性樹脂組成物
をマスターバッチとして用いて異種ポリマーとポリマー
アロイ化する場合は、相溶化剤を用いることが好まし
い。使用する相溶化剤に特に制限はなく、2種以上の樹
脂成分と相溶する構造や官能基を有する樹脂を相溶化剤
として用いることができる。このような相溶化剤として
は、例えば、無水マレイン酸又はマレイン酸で変性され
たポリスチレン、スチレン−ブタジエン−スチレンブロ
ック共重合体(SBS)、スチレン−ブタジエン−スチ
レンブロック共重合体の水添物(SEBS)、スチレン
−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS)、
スチレン−イソプレン・ブタジエン−スチレンブロック
共重合体の水添物(SEEPS)、スチレン−イソプレ
ン−スチレンブロック共重合体の水添物(SEPS)な
どのスチレン系エラストマー、塩素化ポリエチレン、塩
素化エチレン−プロピレンゴム、塩化ブチルゴム、塩素
化ポリプロピレン、塩化ビニル共重合体、ポリ塩化ビニ
ル樹脂、ポリ塩化ビニリデン、エピクロロヒドリンゴ
ム、エピクロロヒドリンとエチレンオキシドとの共重合
体、エピクロロヒドリンとプロピレンオキシドとの共重
合体、エピクロロヒドリンとアリルグリシジルエーテル
との共重合体などの塩素原子を有するエラストマー、エ
チレン−プロピレンゴム、イソブチレンゴム、エチレン
−プロピレン−ブタジエン三元共重合体、アクリルゴ
ム、エチレン−アクリルゴム、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、ブチルゴム、ヨウ化ブチルゴム、水素還元型ス
チレン−イソプレンゴムなどの塩素原子を有しないエラ
ストマーなどを挙げることができる。
【0011】本発明の導電性熱可塑性樹脂組成物には、
安定剤、着色剤、可塑剤、分散剤、紫外線吸収剤、酸化
防止剤、難燃剤、補強剤、滑剤、発泡剤、耐候剤、耐光
剤、金属粉、ガラス繊維、炭素繊維などの添加剤を配合
することができる。 本発明の導電性熱可塑性樹脂組成物の製造方法に特に制
限はなく、通常の熱可塑性樹脂の混合、混練に用いられ
る装置、設備を用いて製造することができる。例えば、
タンブラー、ヘンシェルミキサーなどの予備混合機に各
成分を同時に仕込み、均一に混合する方法や、あるい
は、混練機へ特定成分を個別に定量フィーダー、容量フ
ィーダーなどを用いて供給する方法によることができ
る。各成分の混合物を溶融混練機に供給して溶融混練
し、ダイから押し出してペレタイザーによりペレット化
する。使用する押出機に特に制限はなく、例えば、ベン
ト付き単軸押出機、異方向二軸押出機、同方向二軸押出
機などを挙げることができる。また、押出機に代えて、
スーパーミキサー、バンバリーミキサー、ニーダー、タ
ンブラー、コニーダーなどの混練機を用いることもでき
る。本発明の導電性熱可塑性樹脂組成物を軸系溶融混練
押出機を用いて製造する場合、カーボンブラックを2フ
ィード以上に分割して投入することが好ましい。1フィ
ードで投入すると、カーボンブラックの添加量が多くな
ると、押出機のホッパー投入口で、一時的に多量のカー
ボンブラックが樹脂成分と分離された状態で混練される
ためにスクリューへの負荷が増大し、機械の損傷を招い
たり、樹脂の発熱を助長して樹脂劣化を招くおそれがあ
るが、カーボンブラックを2フィード以上に分割して投
入することにより、円滑に安定して熱可塑性樹脂中にカ
ーボンブラックを分散させることができる。カーボンブ
ラックを供給するためのフィーダー機種とフィード方法
に特に制限はなく、例えば、重量フィーダー、容量フィ
ーダーなどを用い、2フィード法の場合は、樹脂成分と
比較的少量のカーボンブラックを混練機の根元部より投
入し、溶融状態になった樹脂に、残りのカーボンブラッ
クを投入することができる。
【0012】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細
に説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限
定されるものではない。なお、実施例においては、混練
機として、スクリュー径47mmの同方向二軸押出機を用
い、シリンダー及びダイ温度260〜280℃で混練
し、吐出量30kg/hでストランドを引き取り、樹脂組
成物をペレット化した。この押出機の定格負荷は130
Aまでであり、負荷が130Aを超えると安定した製造
が不可能になる。 実施例1 ポリアミド樹脂[東洋紡績(株)、P−840、ナイロン
6]100重量部、カーボンブラックd[ライオン
(株)、ケッチェン600JD、DBP吸油量480ml/
100g、比表面積1,270m2/g]8重量部及びイ
ソフタル酸0.6重量部を配合してなる導電性ポリアミ
ド樹脂組成物を製造した。ポリアミド樹脂とイソフタル
酸をあらかじめ混合して、主ホッパーから供給した。カ
ーボンブラックは、規定量の半分を、主ホッパー口に重
量フィーダーを用いて別投入し、残りの半分を、シリン
ダー中央部のホッパー口より、重量フィーダーを用いて
別投入した。カーボンブラックとイソフタル酸の混合物
の供給を始めてから30分後に、カーボンブラックとイ
ソフタル酸の混合物は、安定して押出機に食い込んでい
た。押出機の負荷は、80〜83Aであった。ストラン
ドで観察したカーボンブラックの分散状態は、良好であ
った。得られたペレットから、射出成形により6cm×6
cm×3cmの試験片を成形した。試験片のカーボンブラッ
クの分散状態は、良好であった。試験片について測定し
た体積抵抗率は、101〜102Ω・cmであった。 実施例2〜5 カーボンブラックの配合量を、10重量部、12重量
部、14重量部又は18重量部とした以外は、実施例1
と同様にして、導電性ポリアミド樹脂組成物を製造し、
評価を行った。実施例1〜5の結果を、第1表に示す。
【0013】
【表1】
【0014】第1表に見られるように、ポリアミド樹脂
100重量部に対して、PBT吸油量480ml/100
g、比表面積1,270m2/gのカーボンブラックd8
〜18重量部及びイソフタル酸0.6重量部を配合した
実施例1〜5の導電性ポリアミド樹脂組成物は、カーボ
ンブラックの供給状態が安定し、押出機の負荷が小さ
く、カーボンブラック18重量部を配合した場合も、押
出機の負荷は許容範囲内である。カーボンブラックの分
散状態は、ストランド、試験片ともに良好であり、試験
片の体積抵抗率が低く、良好な導電性が得られている。 実施例6 カーボンブラックとして、カーボンブラックd[ライオ
ン(株)、ケッチェン600JD、DBP吸油量480ml
/100g、比表面積1,270m2/g]10重量部と
カーボンブラックe[新日鐵化学(株)、ニテロン、DB
P吸油量126ml/100g、比表面積65m2/g]
15重量部を配合した以外は、実施例1と同様にして、
導電性ポリアミド樹脂組成物を製造し、評価を行った。 実施例7 カーボンブラックとして、カーボンブラックe[新日鐵
化学(株)、ニテロン、DBP吸油量126ml/100
g、比表面積65m2/g]30重量部を配合した以外
は、実施例1と同様にして、導電性ポリアミド樹脂組成
物を製造し、評価を行った。 実施例8 ポリアミド樹脂[東洋紡績(株)、P−840、ナイロン
6]70重量部、変性ポリフェニレンエーテル樹脂[旭
化成(株)、ザイロンX9108]30重量部、相溶化剤
[旭化成(株)、タフテックポリマーM1943、無水マ
レイン酸変性SEBS]8重量部、カーボンブラックd
[ライオン(株)、ケッチェン600JD、DBP吸油量
480ml/100g、比表面積1,270m2/g]10
重量部及びイソフタル酸0.6重量部を配合してなる導
電性ポリアミド系樹脂組成物を製造した。ポリアミド樹
脂と変性ポリフェニレンエーテル樹脂と相溶化剤は、あ
らかじめヘンシェルミキサーを用いて混合した。また、
カーボンブラックとイソフタル酸は、あらかじめヘンシ
ェルミキサーを用いて混合した。ポリアミド樹脂と変性
ポリフェニレンエーテル樹脂と相溶化剤の混合物を押出
機のホッパーから供給し、カーボンブラックとイソフタ
ル酸の混合物は、シリンダー根元部の投入口と、シリン
ダー中央部の投入口から、半量ずつを定量フィーダーを
用いて供給した。カーボンブラックとイソフタル酸の混
合物の供給を始めてから30分後に、カーボンブラック
とイソフタル酸の混合物は、安定して押出機に食い込ん
でいた。押出機の負荷は、86〜88Aであった。スト
ランドで観察したカーボンブラックの分散状態は、良好
であった。得られたペレットから、射出成形により6cm
×6cm×3cmの試験片を成形した。試験片のカーボンブ
ラックの分散状態は、良好であった。試験片について測
定した体積抵抗率は、101Ω・cmであった。 実施例9 イソフタル酸の代わりにテレフタル酸を用いてその配合
量を1.0重量部とし、カーボンブラックdの配合量を
10重量部とした以外は、実施例1と同様にして、導電
性ポリアミド樹脂組成物を製造し、評価を行った。 実施例10 イソフタル酸の代わりに無水フタル酸を用いてその配合
量を3.0重量部とし、カーボンブラックdの配合量を
10重量部とした以外は、実施例1と同様にして、導電
性ポリアミド樹脂組成物を製造し、評価を行った。実施
例6〜10の結果を、第2表に示す。
【0015】
【表2】
【0016】第2表に見られるように、ポリアミド樹脂
にカーボンブラックとイソフタル酸を配合した実施例6
〜7、ポリアミド樹脂と変性ポリフェニレンエーテル樹
脂と相溶化剤の混合物にカーボンブラックとイソフタル
酸を配合した実施例8、ポリアミド樹脂にカーボンブラ
ックとテレフタル酸を配合した実施例9、ポリアミド樹
脂にカーボンブラックと無水フタル酸を配合した実施例
10においては、カーボンブラックの供給状態が安定
し、押出機の負荷が小さく、カーボンブラック30重量
部を配合した場合も、押出機の負荷は許容範囲内であ
る。カーボンブラックの分散状態は、ストランド、試験
片ともに良好であり、試験片の体積抵抗率が低く、良好
な導電性が得られている。 比較例1 ポリアミド樹脂[東洋紡績(株)、P−840、ナイロン
6]100重量部とカーボンブラックd[ライオン
(株)、ケッチェン600JD、DBP吸油量480ml/
100g、比表面積1,270m2/g]8重量部を配合
してなる導電性ポリアミド樹脂組成物を製造した。ポリ
アミド樹脂を押出機のホッパーから供給し、カーボンブ
ラックは、シリンダー根元部の投入口と、シリンダー中
央部の投入口から、半量ずつを定量フィーダーを用いて
供給した。カーボンブラックの供給を始めてから30分
後に、カーボンブラックは安定して押出機に食い込んで
いた。押出機の負荷は、118〜122Aであった。ス
トランドで観察したカーボンブラックの分散状態は、や
や不良であった。得られたペレットから、射出成形によ
り6cm×6cm×3cmの試験片を成形した。試験片のカー
ボンブラックの分散状態は、やや不良であった。試験片
について測定した体積抵抗率は、102Ω・cmであった。 比較例2 カーボンブラックdの配合量を10重量部とした以外
は、以外は、比較例1と同様にして、導電性ポリアミド
樹脂組成物を製造し、評価を行った。 比較例3 カーボンブラックdの配合量を12重量部とした以外
は、以外は、比較例1と同様にして、導電性ポリアミド
樹脂組成物を製造し、評価を行った。樹脂組成物の製造
時に、押出機の根元部にカーボンブラックがやや溜まっ
た。 比較例4 カーボンブラックdの配合量を14重量部とした以外
は、以外は、比較例1と同様にして、導電性ポリアミド
樹脂組成物を製造し、評価を行った。樹脂組成物の製造
時に、サイドと根元部でシュートアップが起こった。ス
トランド切れと過負荷による機械停止があり、安定した
製造は不可能であった。 比較例5 カーボンブラックdの配合量を18重量部とした以外
は、比較例1と同様にして、導電性ポリアミド樹脂組成
物の製造を試みた。樹脂組成物の製造時に、サイドと根
元部でシュートアップが起こった。ストランド切れがあ
り、過負荷により押出機が停止し、製造は全く不可能で
あった。比較例1〜5の結果を、第3表に示す。
【0017】
【表3】
【0018】第3表に示された比較例1〜5の配合組成
は、実施例1〜5の配合組成からイソフタル酸を除いた
ものであるが、カーボンブラックdの配合量が同じ実施
例と比較例を比べると、カルボン酸を配合しない比較例
は、押出機の負荷と負荷の変動幅が大きく、ストランド
と試験片のカーボンブラックの分散状態が不良になり、
カーボンブラックの配合量が多くなると押出機の運転が
困難になる。この結果から、本発明の導電性熱可塑性樹
脂組成物において、カルボン酸を配合することにより、
コンパウンド加工性が顕著に向上することが分かる。 実施例11 実施例3で得られた導電性ポリアミド樹脂組成物30重
量部、変性ポリフェニレンエーテル樹脂[旭化成(株)、
ザイロンX9108]70重量部及び相溶化剤[旭化成
(株)、タフテックポリマーM1943]8重量部を配合
して、射出成形により6cm×6cm×3cmの試験片を成形
した。試験片のカーボンブラックの分散状態は、良好で
あった。試験片について測定した体積抵抗率は、103
〜104Ω・cmであった。 実施例12 導電性ポリアミド樹脂組成物40重量部と変性ポリフェ
ニレンエーテル樹脂60重量部を用いた以外は、実施例
11と同様にして、試験片を成形し、評価を行った。 実施例13 導電性ポリアミド樹脂組成物50重量部と変性ポリフェ
ニレンエーテル樹脂50重量部を用いた以外は、実施例
11と同様にして、試験片を成形し、評価を行った。 比較例6 実施例3で得られた導電性ポリアミド樹脂組成物の代わ
りに、比較例3で得られた導電性ポリアミド樹脂組成物
を用いた以外は、実施例11と同様にして、試験片を成
形し、評価を行った。 比較例7 実施例3で得られた導電性ポリアミド樹脂組成物の代わ
りに、比較例3で得られた導電性ポリアミド樹脂組成物
を用いた以外は、実施例12と同様にして、試験片を成
形し、評価を行った。実施例11〜13及び比較例6〜
7の結果を、第4表に示す。
【0019】
【表4】
【0020】第4表に見られるように、実施例3で得ら
れた本発明の導電性ポリアミド樹脂組成物と変性ポリフ
ェニレンエーテル樹脂を配合して射出成形により得られ
た実施例11〜13の試験片は、カーボンブラックの分
散状態が良好であり、体積抵抗率が低く良好な導電性を
有している。これに対して、カルボン酸を配合していな
い比較例3で得られた導電性ポリアミド樹脂組成物と変
性ポリフェニレンエーテル樹脂を配合して射出成形によ
り得られた比較例6〜7の試験片は、カーボンブラック
の分散状態がやや不良であり、カーボンブラック含有量
が同じ実施例の試験片と比べると体積抵抗率がやや高
く、バラツキも広く、導電性が劣っている。
【0021】
【発明の効果】本発明の導電性熱可塑性樹脂組成物は、
コンパウンド加工性が良好であり、多量のカーボンブラ
ックを充填して高い導電性を付与することができ、成形
加工に単独で用いても、マスターバッチとして用いて
も、成形加工性とカーボンブラックの分散性が良好であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J002 AA011 BB011 BC031 BC061 BG001 BN151 CF061 CF071 CG001 CL001 CL011 CL021 CL031 CL081 CM041 CN031 CP031 DA036 EF007 EF027 EF037 EF047 EF087 EF107 EF117 EF127 EL147 ES007 FA006 FD116 GQ02 5G301 DA18 DA42 DA51 DD10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)熱可塑性樹脂100重量部に対し、
    (b)カーボンブラック3〜30重量部、及び(c)カ
    ルボン酸及び/又はその無水物0.1〜10重量部を配
    合してなることを特徴とする導電性熱可塑性樹脂組成
    物。
  2. 【請求項2】(b)カーボンブラックが、(d)DBP
    吸油量が220ml/100g以上、窒素吸着法による比
    表面積が500m2/g以上であるカーボンブラック1
    〜100重量%と(e)DBP吸油量が220ml/10
    0g未満、窒素吸着法による比表面積が500m2/g
    未満であるカーボンブラック0〜99重量%からなる請
    求項1記載の導電性熱可塑性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】(a)熱可塑性樹脂が、ポリアミド樹脂で
    ある請求項1記載の導電性熱可塑性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】(a)熱可塑性樹脂が、ポリアミド樹脂と
    他の熱可塑性樹脂の混合物である請求項1記載の導電性
    熱可塑性樹脂組成物。
JP2001124871A 2001-04-23 2001-04-23 導電性熱可塑性樹脂組成物 Pending JP2002322366A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001124871A JP2002322366A (ja) 2001-04-23 2001-04-23 導電性熱可塑性樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001124871A JP2002322366A (ja) 2001-04-23 2001-04-23 導電性熱可塑性樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002322366A true JP2002322366A (ja) 2002-11-08

Family

ID=18974181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001124871A Pending JP2002322366A (ja) 2001-04-23 2001-04-23 導電性熱可塑性樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002322366A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003324036A (ja) * 2002-04-26 2003-11-14 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd 導電性を有する弾性体組成物
JP2004256777A (ja) * 2003-02-28 2004-09-16 Toyo Ink Mfg Co Ltd 帯電防止性樹脂組成物およびその成形品
JP2004296863A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Tdk Corp 電気化学キャパシタ用電極及びその製造方法、並びに電気化学キャパシタ及びその製造方法
WO2006049139A1 (ja) * 2004-11-04 2006-05-11 Lion Corporation 導電性マスターバッチ及びそれを含む樹脂組成物
CN100469839C (zh) * 2003-12-05 2009-03-18 狮王株式会社 导电性热塑性树脂组合物和使用它的成型制品
JP2011162752A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Asahi Kasei Chemicals Corp 導電性マスターバッチおよびその製造方法ならびに該導電性マスターバッチを用いて得られる導電性樹脂組成物およびその成形品
JP2018048242A (ja) * 2016-09-21 2018-03-29 大塚化学株式会社 ポリカーボネート樹脂組成物及び成形体
WO2019208381A1 (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 住友化学株式会社 液晶ポリエステル組成物および成形品
JP2021063239A (ja) * 2021-01-28 2021-04-22 大塚化学株式会社 ポリカーボネート樹脂組成物及び成形体

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001302911A (ja) * 2000-02-15 2001-10-31 Asahi Kasei Corp ポリアミド樹脂組成物
JP2002146205A (ja) * 2000-11-16 2002-05-22 Mitsubishi Engineering Plastics Corp 熱可塑性樹脂組成物

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001302911A (ja) * 2000-02-15 2001-10-31 Asahi Kasei Corp ポリアミド樹脂組成物
JP2002146205A (ja) * 2000-11-16 2002-05-22 Mitsubishi Engineering Plastics Corp 熱可塑性樹脂組成物

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003324036A (ja) * 2002-04-26 2003-11-14 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd 導電性を有する弾性体組成物
JP2004256777A (ja) * 2003-02-28 2004-09-16 Toyo Ink Mfg Co Ltd 帯電防止性樹脂組成物およびその成形品
JP2004296863A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Tdk Corp 電気化学キャパシタ用電極及びその製造方法、並びに電気化学キャパシタ及びその製造方法
CN100469839C (zh) * 2003-12-05 2009-03-18 狮王株式会社 导电性热塑性树脂组合物和使用它的成型制品
WO2006049139A1 (ja) * 2004-11-04 2006-05-11 Lion Corporation 導電性マスターバッチ及びそれを含む樹脂組成物
US7914708B2 (en) 2004-11-04 2011-03-29 Lion Corporation Conductive masterbatch and resin composition including the same
JP2011162752A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Asahi Kasei Chemicals Corp 導電性マスターバッチおよびその製造方法ならびに該導電性マスターバッチを用いて得られる導電性樹脂組成物およびその成形品
JP2018048242A (ja) * 2016-09-21 2018-03-29 大塚化学株式会社 ポリカーボネート樹脂組成物及び成形体
WO2019208381A1 (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 住友化学株式会社 液晶ポリエステル組成物および成形品
JPWO2019208381A1 (ja) * 2018-04-27 2021-05-13 住友化学株式会社 液晶ポリエステル組成物および成形品
JP7269920B2 (ja) 2018-04-27 2023-05-09 住友化学株式会社 液晶ポリエステル組成物および成形品
JP2021063239A (ja) * 2021-01-28 2021-04-22 大塚化学株式会社 ポリカーボネート樹脂組成物及び成形体
JP7050973B2 (ja) 2021-01-28 2022-04-08 大塚化学株式会社 ポリカーボネート樹脂組成物及び成形体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101173048B1 (ko) 전도성 폴리아미드 복합체 조성물 및 이를 이용하여 제조된 연료 수송 튜브
JP5523520B2 (ja) 繊維強化難燃性熱可塑性樹脂組成物、成形品および繊維強化難燃性熱可塑性樹脂組成物の製造方法
JP6319287B2 (ja) 高誘電率材料用樹脂組成物、それを含む成形品、および着色用マスターバッチ
KR20150116781A (ko) 전기 전도성 폴리아미드 성형 재료
US20090242844A1 (en) Flame resistant polyphthalamide/poly(arylene ether) composition
KR20020077210A (ko) 전도성 수지 조성물 및 그 제조 방법
KR101257698B1 (ko) 전도성 폴리아미드 복합체 조성물 및 이를 이용한 연료 수송 튜브
JP2002322366A (ja) 導電性熱可塑性樹脂組成物
JP3677669B2 (ja) 難燃静電防止性ポリエステル系樹脂組成物
KR101806005B1 (ko) 변성 폴리(아릴렌 에테르) 수지 조성물, 이의 제조방법 및 이로부터 제조된 성형품
EP0666575A1 (en) Electroconductive resin composition
KR101875266B1 (ko) 전도성 폴리아미드/폴리페닐렌 에테르 수지 조성물 및 이로부터 제조된 자동차용 성형품
JP5069053B2 (ja) レーザーマーキングを施される射出成形品用難燃性ポリアミド樹脂組成物
CN107418197A (zh) 一种导热尼龙工程塑料及其制备方法
KR20150079288A (ko) 전도성 마스터 배치, 이를 포함하는 전도성 열가소성 수지 조성물 및 이로부터 제조된 자동차용 성형품
KR20170112980A (ko) 충격강도가 우수한 전기전도성 고분자 복합체, 전기전도성 수지 조성물 및 그 제조방법
KR20190030507A (ko) 농축 전도성 수지의 제조방법, 이를 이용한 폴리아미드계 수지 조성물
KR101657273B1 (ko) 전도성 폴리아미드/폴리페닐렌 에테르 수지 조성물 및 이로부터 제조된 자동차용 성형품
JP4361753B2 (ja) 難燃性ポリアミド樹脂組成物の製造方法
JP4488407B2 (ja) 車両電気配線保護部材用ポリアミド樹脂組成物
JP5277517B2 (ja) ポリアミド系導電性樹脂組成物の製造方法
JPH08245875A (ja) 難燃性ポリアミド樹脂組成物およびその製造方法
CN115703924A (zh) 一种高抗冲性导电pc/abs复合材料
JPH06299069A (ja) 表面実装部品用熱可塑性樹脂組成物
JPH083327A (ja) コネクター

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100823

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101220