JP2003324036A - 導電性を有する弾性体組成物 - Google Patents
導電性を有する弾性体組成物Info
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Abstract
成物において、十分な耐溶剤性,成膜性,バリア性を確
保し、電気二重層キャパシタ等のエネルギー蓄積部品の
小型化,大容量化,高信頼性化を図る。 【解決手段】 スチレン系エラストマー(スチレン−エ
チレンのブロック共重合体)とカーボンとから成る導電
性材料を用いる。前記スチレン系エラストマーとして
は、ブロック構造がスチレン−エチレン−エチレン−プ
ロピレン−スチレンで、分子量が10万〜30万のもの
を用いる。また、前記導電性材料の添加剤としては、カ
ルボキシル基を含むポリシロキサンを0.5重量部〜
2.0重量部(より好ましくは、0.5重量部〜1.0
重量部)の範囲内で用いる。
Description
性体組成物に関するものであり、例えば電解液を用いた
電気二重層キャパシタの集電体に用いられるものであ
る。
活動等の環境性・カイロ会議によりエネルギー枯渇問題
等が提起され、エネルギー蓄積部品として例えばキャパ
シタ等の開発が行われてきた。このキャパシタの中で、
一般的なアルミニウム電解キャパシタは電気容量が10
0μF/cm2程度であるが、希釈溶液中で電気層を構
成する電気二重層キャパシタは電気容量が1000μF
/cm2〜10000μF/cm2程度であり、実用性の
高いエネルギー蓄積部品として注目されている。
電解液(水系の電解質)を用いたものと有機系の電解質
を用いたものとに分類される。電解液を用いた電気二重
層キャパシタは、有機系の電解質を用いたものと比較し
て耐電圧が若干低いが、内部抵抗が小さく比較的安価で
ある特徴を有する。
タは、例えば図4の概略説明図に示すように、絶縁性の
枠体41aの内周側にセパレータ41bが設けられたガ
スケット41を2つの集電体42a,42bにより挟持
し、前記セパレータ41bと集電体42a,42bとの
間に硫酸等の電解液43を充填した単セル40によって
構成され、使用目的に応じて前記単セル40を複数個組
み合わせ積層して用いられる。
のポリマー(重合体)を主成分とした導電性材料を薄膜
化して成る弾性体組成物が用いられている。この弾性体
組成物の表面(電解液と接触する側の面)においては、
活性炭と溶剤との混合溶液(以下、活性炭溶液と称す
る)を塗布して表面処理することにより、その表面積を
大きくして電気容量を大きくする方法が採られている。
なお、前記の活性炭溶液においては、活性炭がカルボン
酸,アミン等の遊離イオン性官能基を多く含んでいるこ
とを考慮して、ジメチルホルムアミド,N−メチルピロ
リドン,ジメチルスルホキシド等のSP値の高い溶剤が
用いられている。
シタは、さらなる小型化,大容量化,高信頼性化が求め
られ、集電体において以下に示す項目(1)〜(7)の
特性が要求されている。
えば、体積固有抵抗値が1Ω・cm以下) (2)電解液に侵食されないこと(耐侵食性;例えば、
濃度50%の硫酸に対して5000時間物性変化が無い
こと) (3)所定の強度を持たせること(弾力性;例えば、十
分な伸縮性を有し破裂しないこと) (4)ガスケットの枠体に対して熱圧着,熱融着できる
こと(ヒートシール性) (5)活性炭溶液を塗布できること(耐溶剤性;活性炭
溶液により集電体が膨潤,溶解しないこと) (6)薄膜化すること(成膜性;例えば、厚さ100μ
m以下の薄膜で罅割れ等が無いこと) (7)電解液の漏れを防止すること(バリア性;集電体
を介して滲み出ないこと) 前記の(1)の特性を得るための方法として、多量の導
電性付与材を用いて集電体を形成する方法が考えられる
が、前記の(2)の電解液に対して耐侵食性を有する導
電性付与材を用いる必要があり、一般的にはカーボンが
高充填された導電性材料を用いられている。
の極性が大きいと集電体が電解液によって化学分解され
易くなるため、極性の低いポリマー、例えばスチレン基
の量が少ない又はスチレン基の無いオレフィン系樹脂等
のポリマーを用いる方法が採られている。このオレフィ
ン系樹脂はガスケットの枠体として広く一般的に用いら
れていることから、その枠体と集電体との化学的相溶性
により前記の(4)の特性を得ることができる。
導電性材料の主成分として分子量の大きいポリマーが用
いられている。
カーボンが高充填された導電性材料や分子量の大きいポ
リマーを用いた導電性材料は、高粘度で加工性が悪いた
め、一般的な薄膜の製造方法であるインフレーション法
では前記の項目(6)に示すような薄膜の弾性体組成物
を形成することが困難となり、成膜性が低くなってしま
う問題がある。
を低減し、表面が平滑な金属体上に対してフィルム状に
流延し乾燥することにより薄膜を形成する方法(流延
法;特開平9−237519号公報における溶液流延
法,特開平10−4034号公報における溶液成膜法)
等が知られているが、前記の項目(2),(4)の特性
を付与するオレフィン系樹脂(特に、スチレン基の少な
い(またはスチレン基の無い)オレフィン系樹脂)は溶
剤に溶解し難い問題がある。
量の低いポリマーを用いた場合には、そのポリマーの分
子間物理架橋が少なくなってしまうため、前記表面処理
用の活性炭溶液(SP値の高い溶剤)によって集電体が
膨潤や溶解する恐れがあり、前記の項目(5)に示す特
性が得られなくなってしまう。さらに、前記の項目
(6)に示すように集電体の膜厚を薄くすると、その集
電体のバリア性の低下により前記の項目(7)に示す特
性が得られなくなってしまう。
であり、ガスケットに対するシール性,弾力性を有する
ポリマーと導電性,耐侵食性を付与するカーボンとから
成る導電性材料を用い、集電体において十分な耐溶剤
性,成膜性,バリア性を確保し、電気二重層キャパシタ
等のエネルギー蓄積部品の小型化,大容量化,高信頼性
化を図ることが可能な導電性を有する弾性体組成物を提
供することにある。
決を図るものであり、請求項1に記載の発明において
は、少なくともポリマーとカーボンとを含んだ導電性材
料から成り、電気二重層キャパシタの集電体に用いられ
る導電性を有する弾性体組成物であって、前記ポリマー
は、ブロック構造がスチレン−エチレン−エチレン−プ
ロピレン−スチレンのスチレン系エラストマーであるこ
とを特徴とする。
エラストマーの分子量は、10万〜30万の範囲内であ
ることを特徴とする。
は、カルボキシル基を含んだポリシロキサンが添加され
たことを特徴とする。
材料は、カルボキシル基を含んだポリシロキサンが0.
5重量部〜2.0重量部(好ましくは0.5重量部〜
1.0重量部)の範囲内で添加されたことを特徴とす
る。
れている弾性体組成物のように、ポリマーとしてスチレ
ン系エラストマー以外のものを用いた場合、ガスケット
材とのシール性や活性炭溶液に対する耐溶剤性が悪くな
ってしまう。また、前記スチレン系エラストマーのブロ
ック構造がスチレン−エチレン−ブチレン−スチレン構
造である場合、十分な耐溶剤性が得られない。
以下の薄膜であっても、それぞれ良好な耐侵食性,ガス
ケットの枠体に対するシール性,弾力性,耐溶剤性,成
膜性,バリア性を確保することができ、電気二重層キャ
パシタ等のエネルギー蓄積部品の小型化,大容量化,高
信頼性化を図ることが可能になる。
る導電性を有する弾性体組成物を図面等に基づいて詳細
に説明する。
る電解液を用いた電気二重層キャパシタの集電体に関す
るものであり、少なくともスチレン基を有するスチレン
系エラストマー(スチレン−エチレンのブロック共重合
体)とカーボンとから成る導電性材料を用いる。前記ス
チレン系エラストマーとしては、ブロック構造がスチレ
ン−エチレン−エチレン−プロピレン−スチレン(以
下、S−E−E−P−S構造と称する)で、分子量が1
0万〜30万のものを用いる。また、集電体のバリア性
を高めるため、前記導電性材料に対し添加剤としてカル
ボキシル基を含むポリシロキサンを用いる。
−P−S構造のスチレン系エラストマーを用いることに
より、硫酸等の電解液に対する耐侵食性が得られ、ガス
ケットの枠体に対するシール性を確保することができる
と共に、例えば特開平10−4034号公報に示すよう
にブロック構造がスチレン−エチレン−ブチレン−スチ
レン(以下、S−E−B−S構造と称する)やランダム
ブタジエンスチレンゴム(以下、ランダムSBRと称す
る)構造のポリマーを用いた集電体と比較して、活性炭
溶液に対する耐溶剤性を良好にすることができる。
て分子量が10万〜30万の範囲内のものを用いること
により、たとえ100μm以下の薄膜であっても、耐溶
剤性と共に十分な成膜性が得られる。さらに、導電性材
料に対しカルボキシル基を含むポリシロキサンを添加剤
として用いることにより、集電体において良好なバリア
性を得ることができる。この添加剤においては、0.5
重量部〜2.0重量部の範囲内で用いることが好ましい
(より好ましくは、0.5重量部〜1.0重量部の範囲
内)。
る弾性体組成物の実施例を詳細に説明する。本実施例で
は、下記表1に示す種々のブロック構造,分子量,スチ
レン量のポリマー(後述するポリマーP1〜P15),
種々の添加剤(後述する添加剤A1〜A3)およびカー
ボンを用いて導電性材料(後述する導電性材料M1〜M
21)をそれぞれ得、それら導電性材料を用いて作製し
た種々の集電体の試料において以下に示す方法で成形
性,導電性(体積固有抵抗値),弾力性(破断強度,伸
び率),耐溶剤性,シール性,バリア性をそれぞれ調べ
た。
のポリマー(ポリマーP1〜P15)を所定量投入する
と共に、そのポリマーの量の約3倍に相当する容量のト
ルエンを投入してから、約60℃に加温しながら約1時
間攪拌することにより樹脂ワニスをそれぞれ得た。そし
て、前記の各樹脂ワニスに前記の添加剤,カーボンを所
定量添加し攪拌して混合物を得、その混合物の粘度が約
5000CPSとなるように溶剤(ミネラルスピリッ
ト)を加えながらインクミル(3本ロール)で分散およ
び攪拌することにより、導電性材料M1〜M21をそれ
ぞれ作製した。これら各導電性材料M1〜M21におけ
るポリマー,添加剤,カーボンの配合割合および合計重
量部は下記表2,3に示す。
法の概略説明図に示すように、アクリル板1の一端面側
に対して略矩形状で厚さ100μmのポリエチレンテレ
フタレートから成る薄膜(以下、PET薄膜と称する)
2を載置し、そのPET薄膜2上に対して前記の導電性
材料M1〜M21を各々滴下し、ガラス棒3を使用(例
えば、図1Aの矢印方向に掃引)して流延することによ
り、前記PET薄膜2表面を導電性材料で被覆した後、
循環オーブン(温度100℃)により乾燥(10分間)
し硬化させて薄膜(厚さ100μm以下)の集電体の試
料4をそれぞれ作製した。
レン系エラストマー、またはポリオレフィン系以外であ
る場合には、その試料4をPET薄膜2から剥離し易く
する必要があるため、図1Bに示すように前記PET薄
膜2の外周部付近に対して例えば厚さ約150μmのセ
ロテープ(NICHIBAN社の登録商標)5をスペー
サとして被着する、または前記PET薄膜2表面を予め
離形処理してから、図1Aに示すように試料4を作製す
ることが好ましい。
面における罅割れ等の有無を観察した後、その試料4と
共にPET薄膜2をアクリル板1から剥離して折曲し、
その折曲した部分の試料4における罅割れ等の有無を観
察した。また、前記PET薄膜2から試料4を剥離した
際に、その試料4の伸縮,破断,反り(例えば、反りが
生じ、シール性試験等において取り扱いが困難になる状
態)等の有無を観察した。
て、SRIS(日本ゴム協会基準)2301に準拠して
体積固有抵抗値を測定した。
K7127(プラスチックフィルムの試験方法)に準拠
して破断強度を測定すると共に、その破断した際の伸び
率を測定した。
N−メチルピロリドンから成る溶剤が30ml充填され
たデスカップ内に前記試料4を投入し、温度125℃に
保ちながら30分間攪拌した後、その試料4の劣化度合
い観察した。
に、低融点ポリエチレンから成る略矩形状のガスケット
部材6の両端面に対して、前記試料4を裁断して得た約
20mm×50mmの略矩形状のフィルム7a,7bを
圧着機8により圧着すると共に温度200℃で5秒間加
熱し、所定時間放置してから前記ガスケット部材6とフ
ィルム7a,7bとの密着度合いを観察した。
に、約40gの水が充填された直径約120mmのシャ
ーレ9の開口部を、前記試料4を裁断して得た約150
mm×150mmの略矩形状のフィルム10で被覆およ
びセロテープ5で封止し、そのシャーレ9をオーブンに
より温度100℃で60分間加熱してから室温下にて1
0分間放置し、前記オーブンによる加熱前および加熱後
の前記シャーレ9の重量減少率を測定した。
場合における試料の成形性,導電性,弾力性,耐溶剤
性,シール性,バリア性の結果を下記表4,5に示す。
なお、下記の成膜性の欄では、試料において罅割れや伸
縮,破断,反り等が多少観察された場合を記号「△」で
示し、まったく観察されなかった場合を記号「○」で示
した。耐溶剤性の欄では、試料表面において粗くなる等
の劣化が観察された場合を記号「×」で示し、多少観察
された場合を記号「△」で示し、まったく観察されなか
った場合を記号「○」で示した。シール性の欄では、ガ
スケット部材とフィルムとが溶着しなかった場合(基材
剥離のレベル)を記号「×」で示し、溶着した場合を記
号「○」で示した。
ストマー以外のポリマーから成る導電性材料M1〜M5
を用いた試料の場合は、その成膜性は良好であったが十
分な導電性,弾力性が得られず、耐溶剤性、シール性が
極めて低くバリア性を測定することができなかった。
レン系エラストマーから成る導電性材料M6を用いた試
料の場合は、その導電性,シール性は良好であったが、
十分な成膜性,弾力性,耐溶剤性が得られなかった。
レン系エラストマーから成る導電性材料M7〜M10を
用いた試料の場合は、その成膜性,導電性,シール性は
良好であったが、十分な弾力性,耐溶剤性が得られなか
った。
構造がS−E−E−P−S構造のスチレン系エラストマ
ーから成る各導電性材料M11〜M21のうち、比較的
分子量の大きいスチレン系エラストマーから成る導電性
材料M11,M12を用いた試料の場合は、その導電
性,弾力性,耐溶剤性,シール性は良好であったが、十
分な成膜性,バリア性が得られなかった。比較的分子量
の小さいスチレン系エラストマーから成る導電性材料M
15を用いた試料の場合は、その成膜性,導電性,弾力
性,シール性,バリア性は良好であったが、十分な耐溶
剤性が得られなかった。
のうち、分子量が15万のスチレン系エラストマーから
成る導電性材料M13,M14を用いた試料の場合は、
成形性,導電性,弾力性,耐溶剤性,シール性,バリア
性の全てにおいて良好な結果が得られた。また、添加剤
を含んだ導電性材料M16〜M21を用いた試料におい
ても、成形性,導電性,弾力性,耐溶剤性,シール性,
バリア性の全てにおいて良好な結果が得られたが、特に
添加剤としてジメチルメチルカルボキシポリシロキサン
が充填された導電性材料M18〜M21(特に、導電性
材料M18,20)から成る試料の場合は、比較的良好
なバリア性が得られた。
用いたスチレン系エラストマーにおいて、ブロック構造
がS−E−E−P−S構造で分子量が10万〜30万の
範囲内であれば、その導電性材料から成る弾性体組成物
は成形性,導電性,弾力性,耐溶剤性,シール性,バリ
ア性の全てが良好であることを確認できた。
−E−P−S構造で、分子量が10万〜30万の範囲内
であるスチレン系エラストマーを用いた導電性材料にお
いて、添加剤としてカルボキシル基を含んだポリシロキ
サンを0.5重量部〜2.0重量部(好ましくは、0.
5重量部〜1.0重量部)の範囲内で用いることによ
り、その弾性体組成物のバリア性を極めて良好にできる
ことが確認できた。
に対してのみ詳細に説明したが、本発明の技術思想の範
囲で多彩な変形および修正が可能であることは、当業者
にとって明白なことであり、このような変形および修正
が特許請求の範囲に属することは当然のことである。
ル基を含んだポリシロキサンを添加すると共に、一般的
な電気二重層キャパシタ等に用いられている添加剤を添
加した場合においても、本発明と同様の作用効果が得ら
れる。
0μm以下の薄膜であっても、成膜性が良好で硫酸等の
電解液に対する耐侵食性が得られ、ガスケットの枠体に
対するシール性を確保することができると共に、活性炭
溶液に対する耐溶剤性を良好にすることができる。ま
た、カルボキシル基を含むポリシロキサンを添加剤とし
て用いることにより、良好なバリア性が得られる。
ギー蓄積部品の小型化,大容量化,高信頼性化を図るこ
とが可能となる。
明図。
略説明図。
略説明図。
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくともポリマーとカーボンとを含ん
だ導電性材料から成り、電気二重層キャパシタの集電体
に用いられる導電性を有する弾性体組成物において、 前記ポリマーは、ブロック構造がスチレン−エチレン−
エチレン−プロピレン−スチレンのスチレン系エラスト
マーであることを特徴とする導電性を有する弾性体組成
物。 - 【請求項2】 前記スチレン系エラストマーの分子量
は、10万〜30万の範囲内であることを特徴とする請
求項1記載の導電性を有する弾性体組成物。 - 【請求項3】 前記導電性材料は、カルボキシル基を含
んだポリシロキサンが添加されたことを特徴とする請求
項1または2記載の導電性を有する弾性体組成物。 - 【請求項4】 前記導電性材料は、カルボキシル基を含
んだポリシロキサンが0.5重量部〜2.0重量部の範
囲内で添加されたことを特徴とする請求項1乃至3記載
の導電性を有する弾性体組成物。
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JP2002125901A JP3971951B2 (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 導電性を有する弾性体組成物 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2002
- 2002-04-26 JP JP2002125901A patent/JP3971951B2/ja not_active Expired - Fee Related
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