JP2002322140A - シクロアルカノンオキシムの製造方法 - Google Patents

シクロアルカノンオキシムの製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、装置の腐食、触媒劣化等の問題を
解決し、2−ハロゲノシクロアルカノンオキシム化合物
から一段でシクロアルカノンオキシムを収率良く、か
つ、触媒効率と生産性を向上させた製造方法を提供する
ことである。 【解決手段】 本発明の課題は、2−ハロゲノシクロア
ルカノンオキシム化合物を(1)白金含有担持触媒 お
よび(2)アルカリ金属塩の存在下で水素と接触させる
ことを特徴とするシクロアルカノンオキシムの製造方法
により達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、白金含有担持触媒
およびアルカリ金属塩の存在下、2−ハロゲノシクロア
ルカノンオキシム化合物を水素と接触させることを特徴
としたシクロアルカノンオキシムの製造法に関する。本
発明の方法により、例えば、2−ハロゲノシクロドデカ
ジエノンオキシムから、ナイロン12の原料となるシク
ロドデカノンオキシムを一段で収率良く得ることが出来
る。
【0002】
【従来の技術】本発明に関連する先行技術としては、B
EL626384、BEL630941、DE1162
359、Angew.Chem.Internat.E
dit.,2688(1963)、Chim.Ind.
(Milan),46,875(1964)、DE12
05089、Bull.Soc.Chim.Franc
e,10,2833(1965)、IT720514、
J.Pract.Chim.,33,282(196
6)、Chim.Ind.(Milan),49
(5),494(1967)、特公昭43−3098号
公報、特公昭43−16124号公報、特公昭44−3
815号公報、特開昭49−7249号公報に、パラジ
ウム触媒等を用いた2−クロロシクロドデカジエノンオ
キシムをはじめとする2−ハロゲノシクロアルカノンオ
キシム化合物の水素還元についての記載がある。これら
の反応においては、添加物なし、或いは、添加物として
酸の存在下で反応を行なっているが、本反応で発生する
ハロゲン化水素により、装置の腐食及び触媒劣化等の問
題が生じ、好ましいものではない。また、Bull.S
oc.Chim.France,10,2833(19
65)、BEL626384には、酢酸ナトリウムを塩
基として用い、パラジウム−炭素触媒下、水素添加する
シクロアルカノンオキシムの製造例が記載されている
が、それぞれ収率は67%、74%であり満足のいくも
のではない。さらに白金系の触媒が用いられた例とし
て、DE1205089及びBull.Soc.Chi
m.France,10,2833(1965)及び
J.Pract.Chim.,33,282(196
6)に、酸化白金を用いた例が記載されているが、収率
は62%以下であり、満足のいくものではない。さらに
触媒を反応系から回収し再使用するに際し、多くの工程
が必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題の
装置の腐食、触媒劣化等の問題を解決し、2−ハロゲノ
シクロアルカノンオキシム化合物から一段でシクロアル
カノンオキシムを収率良く且つ触媒効率と生産性を向上
させた製造方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、2−ハ
ロゲノシクロアルカノンオキシム化合物を(1)白金含
有担持触媒 および(2)アルカリ金属塩の存在下で水
素と接触させることを特徴とするシクロアルカノンオキ
シムの製造方法により達成される。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳細に説明する。
本発明の原料化合物である2−ハロゲノシクロアルカノ
ンオキシム化合物は、対応するシクロアルケン化合物と
ニトロシルハライド等の反応等によって、合成すること
が出来る。例えば、2−クロロシクロドデカジエノンオ
キシムの製造はChim.Ind.(Milan),4
9(5),494(1967)に記載されている。
【0006】本発明で使用する2−ハロゲノシクロアル
カノンオキシム化合物は、好ましくは炭素数が5〜12
の環状炭化水素化合物であり、炭素−炭素二重結合数が
0〜2個を有する化合物である。より好ましくは、炭素
数が12であり、炭素−炭素二重結合数0或いは2個を
有する2−ハロゲノシクロドデカノンオキシム化合物で
あり、特に好ましくは、炭素−炭素二重結合を2個を有
する2−ハロゲノシクロドデカノンオキシム化合物であ
る。なお、2−ハロゲノシクロアルカノンオキシム化合
物が有する炭素−炭素二重結合は、シス体又はトランス
体等いかなる場合であっても構わない。これらの異性体
は混合して使用しても何ら問題はない。また、2−ハロ
ゲノシクロアルカノンオキシム化合物は、合成品をその
まま使用することも、さらに結晶化等により精製したも
のを使用しても何ら問題はない。
【0007】2−ハロゲノシクロアルカノンオキシム化
合物におけるハロゲンは、フッ素(フルオロ)、塩素
(クロロ)、臭素(ブロモ)およびヨウ素(アイオド)
であり、好ましくは塩素(クロロ)である。具体的には
2−クロロシクロペンタノンオキシム、2−クロロシク
ロペンテノンオキシム、2−クロロシクロヘキサノンオ
キシム、2−クロロシクロヘキセノンオキシム、2−ク
ロロシクロヘプタノンオキシム、2−クロロシクロヘプ
テノンオキシム、2−クロロシクロオクタノンオキシ
ム、2−クロロシクロオクテノンオキシム、2−クロロ
シクロノナノンオキシム、2−クロロシクロノネノンオ
キシム、2−クロロシクロデカノンオキシム、2−クロ
ロシクロデセノンオキシム、2−クロロシクロウンデカ
ノンオキシム、2−クロロシクロウンデセノンオキシ
ム、2−クロロシクロドデカノンオキシム、2−クロロ
シクロドデセノンオキシム、2−クロロシクロドデカジ
エノンオキシム等が挙げられる。好ましくは2−クロロ
シクロドデカノンオキシム、2−クロロシクロドデカジ
エノンオキシムであり、特に好ましくは、2−クロロ−
5,9−シクロドデカジエノンオキシムである。これら
は、単独でも2種以上を混合して使用しても良い。
【0008】本発明の反応において使用する白金含有担
持触媒とは、白金元素を含む化合物を不活性支持体に担
持させた固体触媒、好ましくは粉末触媒、更に好ましく
は平均粒径が5μm〜500μmの粉末触媒である。白金
含有担持触媒中の白金の含有量は、好ましくは担持金属
の総重量の10重量%以上であり、より好ましくは30
重量%以上、さらに好ましくは50〜100重量%、特
に好ましくは白金元素のみを担持した触媒である。白金
と同時に担持できる金属元素としては、白金を除く白金
族元素化合物が挙げられる。具体的には、ルテニウム、
ロジウム、パラジウム、オスミウムおよびイリジウムが
挙げられ、好ましくは、ルテニウム、ロジウムおよびパ
ラジウムであり、特に好ましくはパラジウムである。前
記不活性支持体としては、活性炭、アルミナ、シリカ、
シリカアルミナ、ゼオライト、スピネル等があげられる
が、好ましくは、活性炭、アルミナ、シリカ、シリカア
ルミナ、より好ましくは活性炭である。また、白金元素
の不活性支持体への担持量は、不活性支持体に対して
0.1〜30重量%であるのが好ましく、さらに好まし
くは0.5〜10重量%である。触媒中の白金元素は、
不活性支持体の表面又は内部、若しくは両方に担持され
ていても良い。
【0009】白金含有担持触媒の使用量は、特に制限は
ないが、使用する白金のモル数として、原料の2−ハロ
ゲノシクロアルカノンオキシム化合物に対して、1/3
〜1/50000モル倍であることが好ましい。より好
ましくは1/100〜1/10000モル倍、さらに好
ましくは1/200〜1/5000モル倍である。
【0010】本発明で使用するアルカリ金属塩として
は、特に限定されず、無機もしくは有機のアルカリ金属
塩を挙げることが出来る。無機のアルカリ金属塩として
は、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム及び
炭酸カリウムなどのアルカリ金属炭酸塩が挙げられる。
有機のアルカリ金属塩としては、プロピオン酸ナトリウ
ム、酢酸ナトリウム、ぎ酸ナトリウムおよび酢酸カリウ
ムなどの脂肪族カルボン酸のアルカリ金属塩が挙げら
れ、安息香酸ナトリウムなどの芳香族カルボン酸のアル
カリ金属塩も挙げられる。好ましくは、脂肪族カルボン
酸のアルカリ金属塩である。具体的には、酢酸ナトリウ
ムおよび酢酸カリウムが挙げられる。
【0011】アルカリ金属塩の使用量は、使用する2−
ハロゲノシクロアルカノンオキシム化合物と当モル以上
であれば特に問題はないが、若干少なく使用してもよ
い。その使用量は、2−ハロゲノシクロアルカノンオキ
シム化合物に対し、0.8〜1.5モル倍、好ましくは
0.9〜1.2モル倍、より好ましくは1.0〜1.1
モル倍である。
【0012】本発明での反応溶媒は、通常は有機溶媒を
使用する。有機溶媒としては、本反応に不活性な溶媒で
あれば特に制限はないが、酢酸メチル、酢酸エチル等の
脂肪族エステル類、メタノール、エタノール等の脂肪族
アルコール類、アセトニトリル、プロピオニトリル等の
ニトリル類、塩化メチレン、四塩化炭素等の脂肪族ハロ
ゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル、ジオキサン等の
エーテル類、ヘキサン、ヘプタンなどの脂肪族炭化水素
類、ベンゼン、トルエン、クロルベンゼン等の芳香族炭
化水素類、酢酸、プロピオン酸などの脂肪族カルボン酸
類等が挙げられる。好ましくは酢酸メチル、酢酸エチル
等の脂肪族エステル類、塩化メチレン、四塩化炭素等の
脂肪族ハロゲン化炭化水素類、ベンゼン、トルエン、ク
ロルベンゼン等の芳香族炭化水素類であリ、特に好まし
くは、酢酸エチル、トルエンおよび塩化メチレンであ
る。これらの有機溶媒は、2−ハロゲノシクロアルカノ
ンオキシム化合物に対し、通常1〜100重量倍、好ま
しくは3〜50重量倍である。
【0013】本発明において、2−ハロゲノシクロアル
カノンオキシム化合物と水素との接触方法は、通常、水
素ガス雰囲気にて有機溶媒、2−ハロゲノシクロアルカ
ノンオキシム化合物、白金含有担持触媒およびアルカリ
金属塩を混合して行われる。
【0014】反応水素圧は、通常、常圧下で実施される
が、加圧下で実施してもよい。加圧下での反応は、特に
上限はないが、反応装置の耐圧や目的物の収率から判断
して100気圧までが好ましい。反応温度は、使用する
反応溶媒の沸点以下で行う限り特に限定されないが、通
常0〜100℃、好ましくは10〜80℃、より好まし
くは20〜70℃、さらに好ましくは25〜60℃であ
る。反応水素圧および反応温度があまりに低いと反応に
長時間を要すること、さらに目的物の収量が低下する為
に好ましくない。また、反応水素圧および反応温度があ
まりに高いと還元が進み、やはり目的物の収量が低下す
る傾向が生じるため好ましくない。
【0015】反応時間は、前記濃度、温度等の反応条件
によって変化するが、通常0.5〜24時間で行うこと
ができる。
【0016】反応装置も、特に制限はなく通常の攪拌装
置を備えた反応器で実施することができる。
【0017】本発明で得られたシクロアルカノンオキシ
ムは反応系から触媒を濾別した後、蒸留・結晶化等によ
り分離・精製することができる。
【0018】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
る。
【0019】実施例1 2−クロロ−5,9−シクロドデカジエノンオキシム
1.0g(4.4mmol)、酢酸ナトリウム0.4g
(4.8mmol)を酢酸エチル10mlに溶解し、こ
れに2wt%白金/C触媒(52.71重量%含水)
0.46g(0.022mmol)を添加、水素雰囲気
下、常圧、25℃にて5時間攪拌した。反応終了後、触
媒を濾別し、得られた反応溶媒を液体クロマトグラフ分
析(HPLC)によって定量分析した。その結果、2−
クロロ−5,9−シクロドデカジエノンオキシムの転化
率は100モル%であり、シクロドデカノンオキシムが
0.73g(3.7mmol 収率84モル%)生成し
ていることが判った。なお、2wt%白金/C触媒は、
2wt%白金/カーボン触媒である。
【0020】実施例2〜13および比較例1〜7は実施
例1に準じて実施し、分析を行なった。これらの結果を
表1〜表6に示した。
【0021】表1には白金とパラジウムの触媒の効果を
比較した。白金触媒が、少ない触媒量で、かつ、短時間
で目的物シクロドデカノンオキシムが得られることがわ
かる。
【表1】
【0022】白金族金属を触媒として使用した時の結
果、および白金含有担持触媒と酸化白金との比較も示し
た。白金含有担持触媒が、他の白金族金属であるパラジ
ウム、ロジウムおよびルテニウム単独担持の触媒よりも
活性が高いことがわかる。また、白金含有担持触媒が酸
化白金よりも優れた触媒能を示すことがわかる。
【表2】
【0023】表3は種々の反応溶媒についての結果をま
とめたものである。
【表3】
【0024】表4にはアルカリ金属塩の効果をまとめた
ものである。無添加およびアルカリ土類金属化合物では
目的物シクロドデカノンオキシムの収率が低いことがわ
かる。
【表4】
【0025】表5は反応温度についての結果をまとめた
ものである。
【表5】
【0026】表6は水素圧力についての結果をまとめた
ものである。
【表6】
【0027】実施例14 2−クロロ−5,9−シクロドデカジエノンオキシム
1.0g(4.4mmol)、酢酸ナトリウム0.4g
(4.8mmol)を酢酸エチル10mlに溶解し、こ
れに2.5wt%白金−2.5wt%パラジウム/C触
媒(62.4重量%含水)0.33g(白金0.016
mmol、パラジウム0.029mmol)を添加、水
素雰囲気下、常圧、25℃にて5時間攪拌した。反応終
了後、触媒を濾別し、得られた反応溶媒を液体クロマト
グラフ分析(HPLC)によって定量分析した。その結
果、2−クロロ−5,9−シクロドデカジエノンオキシ
ムの転化率は100モル%であり、シクロドデカノンオ
キシムが0.67g(3.4mmol 収率77モル
%)生成していることが判った。
【0028】実施例15 2−クロロシクロドデカノンオキシム0.5g(2.2
mmol)、酢酸ナトリウム0.2g(2.4mmo
l)を酢酸エチル10mlに溶解し、これに2.5wt
%白金−2.5wt%パラジウム/C触媒(62.4重
量%含水)0.016g(白金0.00077mmo
l、パラジウム0.00141mmol)を添加、水素
雰囲気下、常圧、25℃にて5時間攪拌した。反応終了
後、触媒を濾別し、得られた反応溶媒を液体クロマトグ
ラフ分析(HPLC)によって定量分析した。その結
果、2−クロロシクロドデカノンオキシムの転化率は1
00モル%であり、シクロドデカノンオキシムが0.3
4g(1.7mmol 収率77モル%)生成している
ことが判った。
【0029】実施例16 2−クロロシクロドデカノンオキシム0.5g(2.2
mmol)、酢酸ナトリウム0.2g(2.4mmo
l)を酢酸エチル10mlに溶解し、これに3wt%白
金−硫黄/C触媒(57.7重量%含水)0.033g
(白金0.0021mmol)を添加、水素雰囲気下、
常圧、25℃にて5時間攪拌した。反応終了後、触媒を
濾別し、得られた反応溶媒を液体クロマトグラフ分析
(HPLC)によって定量分析した。その結果、2−ク
ロロシクロドデカノンオキシムの転化率は100モル%
であり、シクロドデカノンオキシムが0.33g(1.
65mmol 収率75モル%)生成していることが判
った。
【0030】実施例17 2−クロロシクロドデカノンオキシム0.5g(2.2
mmol)、酢酸ナトリウム0.2g(2.4mmo
l)を酢酸エチル10mlに溶解し、これに2wt%白
金/C触媒(52.7重量%含水)0.22g(白金
0.011mmol)を添加、水素雰囲気下、常圧、2
5℃にて3時間攪拌した。反応終了後、触媒を濾別し、
得られた反応溶媒を液体クロマトグラフ分析(HPL
C)によって定量分析した。その結果、2−クロロシク
ロドデカノンオキシムの転化率は100モル%であり、
シクロドデカノンオキシムが0.26g(1.3mmo
l 収率59モル%)生成していることが判った。
【0031】実施例18 2−クロロシクロヘキサノンオキシム0.5g(3.4
mmol)、酢酸ナトリウム0.3g(3.6mmo
l)を酢酸エチル10mlに溶解し、これに2wt%白
金/C触媒(52.7重量%含水)0.35g(白金
0.017mmol)を添加、水素雰囲気下、常圧、2
5℃にて1時間攪拌した。反応終了後、触媒を濾別し、
得られた反応溶媒を液体クロマトグラフ分析(HPL
C)によって定量分析した。その結果、2−クロロシク
ロヘキサノンオキシムの転化率は100モル%であり、
シクロドデカノンオキシムが0.18g(1.6mmo
l 収率47モル%)生成していることが判った。
【0032】
【発明の効果】本発明により、装置の腐食、触媒分離等
の問題を解決し、2−ハロゲノシクロアルカノンオキシ
ム化合物から一段でシクロアルカノンオキシムを収率良
く、かつ、触媒効率と生産性を向上させた製造方法が見
出された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 正 山口県宇部市大字小串1978番地の5 宇部 興産株式会社宇部研究所内 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC12 AC13 AC59 BA02 BA26 BA32 BA61 BE20 BW18 BW30 4H039 CA40 CB10 CE40

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2−ハロゲノシクロアルカノンオキシム化
    合物を(1)白金含有担持触媒 および(2)アルカリ
    金属塩の存在下で水素と接触させることを特徴とするシ
    クロアルカノンオキシムの製造方法。
  2. 【請求項2】2−ハロゲノシクロアルカノンオキシム化
    合物が、2−ハロゲノシクロドデカノンオキシム化合物
    である請求項1記載のシクロアルカノンオキシムの製造
    方法。
  3. 【請求項3】(2)アルカリ金属塩が脂肪族カルボン酸
    のアルカリ金属塩である請求項1または2記載のシクロ
    アルカノンオキシムの製造方法。
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