JP2002321525A - 自動車用ウインドモール - Google Patents

自動車用ウインドモール

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JP2002321525A
JP2002321525A JP2001131244A JP2001131244A JP2002321525A JP 2002321525 A JP2002321525 A JP 2002321525A JP 2001131244 A JP2001131244 A JP 2001131244A JP 2001131244 A JP2001131244 A JP 2001131244A JP 2002321525 A JP2002321525 A JP 2002321525A
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JP
Japan
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vehicle body
main body
hollow space
window glass
body opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001131244A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Ito
徹夫 伊東
Makoto Okazaki
誠 岡崎
Hiroyuki Jinba
弘至 神馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コーナー追従性に優れたウインドモールを提
供する。 【解決手段】 ウインドモール2は、車体開口部14に
配設されたウインドガラス10の外周縁に装着された本
体部12と、本体部12から車体開口部外周側に張り出
して、ウインドガラス10の外周端面10aと対向する
車体開口部開口縁に密接するシール部16と、を有し、
本体部12とシール部16とによって、本体部12の車
体開口部外周側に中空空間32が画成されている。そし
て、中空空間32内には、シール部16の変形よる中空
空間32の潰れを防止する潰れ防止用リップ6が設けら
れている。これによって、シール部16が変形すると潰
れ防止用リップ6が中空空間32の内壁面に当接し、シ
ール部16は内側から支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のフロント
ガラス等のウインドガラス周縁に装着されるウインドモ
ールに関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆる嵌め殺し状態で車体開口部に配
設されるウインドガラスにおいては、その外周縁にウイ
ンドモールが装着され、このウインドモールを車体開口
部に密接させることによって、ウインドガラス外周縁と
車体開口部の開口縁との間隙を塞いでいる。
【0003】例えば、図6に示すように、ウインドモー
ル50、ウインドガラス52の外周縁に装着される本体
部54と、この本体部54から車体開口部外周側に張り
出した中空シール部56とから大略構成され、中空シー
ル部56を車体開口部開口縁58に密接させることで、
ウインドガラス52外周縁と車体開口部開口縁58との
間隙を塞いだ構成のものが従来から広く知られている
(例えば、特開平9−315144号公報、特公平7−
25260号公報等を参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなウインドモール50は、ウインドガラス52のコー
ナー部分に湾曲させて取り付けられた場合に、このコー
ナー部分における中空シール部56のコーナー追従性が
悪いため、中空シール部56が潰れてしまい、中空シー
ル部56と車体開口部開口縁58との間に間隙が発生し
てしまう虞がある。
【0005】また、上記コーナー部分における中空シー
ル部56の潰れは、発泡体やスペーサー等の補強部材を
後から中空シール部56内に挿入することによって防止
することが可能ではあるが、この場合には、部品点数の
増加と製造工程のの増加によってコストアップしてしま
うという問題が生じてしまう。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1に記載
の発明は、車体開口部に配設されたウインドガラスの外
周縁に装着された本体部と、上記本体部から車体開口部
外周側に張り出して、上記ウインドガラスの外周端面と
対向する車体開口部開口縁に密接するシール部と、を有
し、上記本体部と上記シール部とによって、上記本体部
の車体開口部外周側に中空空間が画成されている自動車
用ウインドモールにおいて、上記シール部の変形による
上記中空空間の潰れを防止する潰れ防止用リップが、上
記中空空間内に設けられていることを特徴としている。
ウインドガラスのコーナー部分では、ウインドモールを
湾曲させて装着するため、シール部は、この湾曲の曲率
中心側、すなわち車体開口部内周側に向かって変形し、
中空空間が潰されることになるが、中空空間内に潰れ防
止用リップが設けられているので、シール部が変形する
と潰れ防止用リップが上記中空空間の内壁面に当接す
る。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記潰れ防止用リップは、その基端が
上記本体部の上記中空空間に面した部分に接続され、そ
の先端が車体開口部外周側に向かって突出していること
を特徴としている。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、上記潰れ防止用リップは、上
記ウインドガラスのコーナー部分に対応する位置に設け
られていることを特徴としている。ウインドガラスのコ
ーナー部分以外に装着されるウインドモールの一般部
は、湾曲させることなく直線状にウインドガラスに装着
されるため、ウインドモールを湾曲させることによって
生じるシール部の潰れを考慮して、潰れ防止用リップを
ウインドモールの全長に亙って設けなくてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明に係るウインドモール2を
示しており、いわゆる嵌め殺し状態で車体開口部に配設
されるウインドガラスの外周縁に装着されるものであ
る。また、図2は図1のA部の拡大図である。
【0011】このウインドモール2は、押出成形品から
なり、ウインドガラスの外周縁に直線状に装着される一
般部4と、潰れ防止用リップ6(詳細は後述する)を有
しウインドガラスのコーナー部分に湾曲させて装着され
るコーナー部8と、に大別される。
【0012】ウインドモール2の一般部4は、図3に示
すように、ウインドガラス10外周縁に装着される本体
部12と、ウインドガラス10の外周端面10aと対向
する車体開口部14に当接するシール部16と、からな
っている。
【0013】車体開口部14は、その周縁部において略
階段状に折曲されており、ウインドガラス10の車内側
に位置する車内側部14aと、ウインドガラス10の外
周端面10aに対向するよう車内側部14aから折曲さ
れた周壁部14bと、この周壁部14bから折曲され車
外に露出する車体外表面部14cと、からなっている。
【0014】本体部12は、ウインドガラス10外周縁
の車外側面10bに密接する車外側壁18と、ウインド
ガラス10外周縁の車内側面10cに密接する車内側壁
20と、ウインドガラス10の外周端面20aに密接す
る底壁22と、からなり、断面略コ字形状を呈してい
る。尚、図中の24は、ウインドモール2の長手方向に
沿った伸縮を規制する芯金である。また、本体部12は
硬質のゴムまたは合成樹脂製であるが、車外側壁18及
び車内側壁20のウインドガラス10外周縁の車外側面
10b及び車内側面10cに密接する部分は軟質のゴム
または合成樹脂製である。
【0015】シール部16は、軟質のゴムまたは合成樹
脂からなり、本体部12の底壁22から車体開口部14
外周側、すなわち図3において右側に向かって突出する
一対の側壁26,26と、これらの側壁26,26の先
端に接続され、車体開口部14の周壁部14bに密接す
るシール壁28と、シール壁28の下端に接続され、車
体開口部14の周壁部14bに密接する補助シール壁3
0と、からなっている。
【0016】そして、本体部12の底壁22とシール部
16とによって、本体部12の車体開口部外周側に中空
空間32が画成されている。
【0017】一方、ウインドモール2のコーナー部8
は、上述した一般部4と略同一構成となっているが、図
4に示すように、本体部12の底壁22とシール部16
とによって画成された中空空間32内に、硬質のゴムま
たは合成樹脂からなる潰れ防止用リップ6が設けられて
いる。潰れ防止用リップ6は、底壁22からシール壁2
8に向かって、すなわち車体開口部外周側に向かって突
出するよう形成されている。
【0018】ここで、このようなウインドモール2の製
造方法の概略を説明する。
【0019】図5は、上述したウインドモール2を押出
成形する押出機の概略構成を示している。
【0020】この押出機は、ウインドモール2の本体部
12と潰れ防止用リップ6とからなる中間成形体を押出
成形可能な第1口金34と、第1口金34の下流側に位
置し、上記中間成形体に対してウインドモール2のシー
ル部16を重合させる第2口金36と、から大略構成さ
れている。
【0021】そして、第1口金34の潰れ防止用リップ
が押し出される部分には、リニアスライダー38によっ
て進退移動可能な遮蔽板40が配設されており、ウイン
ドモール2の本体部12から突出する潰れ防止用リップ
6の突出長さを連続的に変化させることができるように
なっている。すなわち、遮蔽板40は、その最大前進位
置において、第1口金34の潰れ防止用リップが押し出
される部分を完全に遮蔽して本体部12のみからなる中
間成形体を押出成形し、その最大後退位置において、第
1口金34の潰れ防止用リップが押し出される部分を完
全に開放して本体部12と潰れ防止用リップ6とからな
る中間成形体を押出成形する。
【0022】このような押出機においては、ウインドモ
ール2の一般部4を押出成形する際には、遮蔽板40を
最大前進位置まで前進させ、ウインドモール2のコーナ
ー部8を押出成形する際には、遮蔽板40を最大後退位
置まで後退させる。遮蔽板40の進退移動について詳述
すると、一般部4とコーナー部8とは連続して押出成形
されるため、一般部4に引き続きコーナー部8を押出成
形する場合には、一般部4とコーナー部8の境界近傍の
所定範囲内で遮蔽板40を最大前進位置から最大後退位
置まで徐々に後退させ、コーナー部8に引き続き一般部
4を押出成形する場合には、コーナー部8と一般部4の
境界近傍の所定範囲内で遮蔽板40を最大後退位置から
最大前進位置まで徐々に前進させる。
【0023】上述したようなウインドモール2のコーナ
ー部8は、ウインドガラス10に湾曲させて装着するた
め、シール部16は、この湾曲の曲率中心側、すなわち
車体開口部内周側に向かって変形し、中空空間32が潰
されることになるが、中空空間32内に潰れ防止用リッ
プ6が設けられているため、シール部16が変形すると
潰れ防止用リップ6が中空空間32の内壁面に当接し、
シール部16は内側から支持される。すなわち、シール
部16の過度の変形が潰れ防止用リップ6によって防止
されることとなり、車体開口部14の周壁部14bとシ
ール部16のシール壁28との間に隙間が生じることを
防止することができると共に、シール部16に折れや潰
れじわの発生を防止することができる。
【0024】また、ウインドガラス10の外周縁に湾曲
させることなく装着されるウインドモール2の一般部4
には、潰れ防止用リップ6は設けられていないので、シ
ール部16は車体開口部14の周壁部14bに対して良
好な合わせを達成することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、シール部が潰れると、
潰れ防止用リップが中空空間の内壁面に当接し、シール
部が潰れ防止用リップによって内側から支えられるの
で、シール部の過度の変形が抑制され、車体開口部開口
縁との間に隙間が生じることを防止することができる。
また、シール部の過度の変形が抑制されることによっ
て、シール部に折れや潰れじわが発生することを防止す
ることができ外観の見映えも向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウインドモールの全体説明図。
【図2】図1のA部拡大図。
【図3】本発明に係るウインドモールの一般部の要部断
面図。
【図4】本発明に係るウインドモールのコーナー部の要
部断面図。
【図5】本発明に係るウインドモールを製造する押出機
の概略構成図。
【図6】従来のウインドモールの断面図。
【符号の説明】
2…ウインドモール 12…本体部 14…車体開口部 16…シール部 32…中空空間
フロントページの続き (72)発明者 神馬 弘至 千葉県千葉市稲毛区長沼町330番地 鬼怒 川ゴム工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体開口部に配設されたウインドガラス
    の外周縁に装着された本体部と、 上記本体部から車体開口部外周側に張り出して、上記ウ
    インドガラスの外周端面と対向する車体開口部開口縁に
    密接するシール部と、を有し、 上記本体部と上記シール部とによって、上記本体部の車
    体開口部外周側に中空空間が画成されている自動車用ウ
    インドモールにおいて、 上記シール部の変形よる上記中空空間の潰れを防止する
    潰れ防止用リップが、上記中空空間内に設けられている
    ことを特徴とする自動車用ウインドモール。
  2. 【請求項2】 上記潰れ防止用リップは、その基端が上
    記本体部の上記中空空間に面した部分に接続され、その
    先端が車体開口部外周側に向かって突出していることを
    を特徴とする請求項1に記載の自動車用ウインドモー
    ル。
  3. 【請求項3】 上記潰れ防止用リップは、上記ウインド
    ガラスのコーナー部分に対応する位置に設けられている
    ことを特徴とする請求項1また2のいずれかに記載の自
    動車用ウインドモール
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