JP2002319833A - 振動子調整方法及び振動子調整システム - Google Patents

振動子調整方法及び振動子調整システム

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JP2002319833A
JP2002319833A JP2001123218A JP2001123218A JP2002319833A JP 2002319833 A JP2002319833 A JP 2002319833A JP 2001123218 A JP2001123218 A JP 2001123218A JP 2001123218 A JP2001123218 A JP 2001123218A JP 2002319833 A JP2002319833 A JP 2002319833A
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vibrator
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laser processing
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laser
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Osamu Kawauchi
修 川内
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動子単体あるいは発振器の中にある振動子
の仕様を調整して納品までの期間を短縮することができ
る振動子調整方法及び振動子調整システムを提供する。 【解決手段】 振動子調整システム1においては、ユー
ザ端末2から注文データDAの入力を受け付ける事業者
サーバ5が、注文データDAの内容に基づいて事業所A
〜Nのうち納品先に最も近い事業所のレーザ加工装置6
に注文データDAを送信する。レーザ加工装置6は、注
文データDAを受信すると、注文データDAに含まれる
発振周波数及び負荷容量になるように圧電振動子3の振
動子片にレーザー光を照射して振動子片の重りの量を調
整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動子または発振
器の仕様を発注者が所望する仕様に調整する振動子調整
方法及び振動子調整システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発振器や振動子等を注文する発注
者は、発注しようとする製品(発振器や振動子)の仕様
を事業者宛にファックスや郵送で送っている。事業者側
は、各拠点の営業窓口で受注し、事業所で以下のように
対応していた。事業所の生産管理部門で受注内容に基づ
いて生産計画を立てて納期を回答する。このとき、その
仕様の製品の在庫があれば即納品し、在庫がない場合
は、生産計画を立案して部材を手配し、製造して検査し
たものを納品している。一方、カスタム品の場合は、事
業所の技術部門で受け付け、まず、対応可否を判断し、
対応可能であれば、仕様に対応する設計を行ってサンプ
ル品を製造し、検査したものを納品する。そして、客先
から了解が取れた後に製品の量産を開始して検査したも
のを納品している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、事業者におい
ては、注文に応じた担当部門の振り分け、在庫確認及び
対応可否の判断などを各担当部署で行った後に生産計画
の立案作業などに入っていたため、受注から納品までに
ある程度の期間を要していた。このため、客先から極め
て短期間の納期が指定された場合は、その納期に間に合
わせることが困難な場合があった。
【0004】また、従来は、歩留まりを見込むことによ
る部材の投入量の増加や、複数の客先の仕様に応えるた
めに振動子を負荷容量別に在庫を持っておくことや、振
動子や発振器を周波数精度のばらつきに応じてランク付
けして管理する必要があったため、在庫品が増加した
り、在庫管理が煩雑になるという問題があった。
【0005】そこで本発明においては、振動子単体ある
いは発振器の中にある振動子の仕様を調整して納品まで
の期間を短縮することができる振動子調整方法及び振動
子調整システムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、振動子内蔵部品のパッケージの少なくとも一
部がレーザ透過部材で形成され、該レーザ透過部材の内
側方向にある負荷容量調整用重りを有する振動子片の仕
様を調整する振動子調整方法であって、設定しようとす
る設定周波数と負荷容量を少なくとも含む注文データが
ネットワークを介してサーバに入力される入力ステップ
と、前記サーバが前記注文データをレーザ加工装置宛に
送信する送信ステップと、前記レーザ加工装置が、前記
サーバから送信された注文データを受信する受信ステッ
プと、前記レーザ加工装置の発振手段の負荷容量と前記
注文データとに基づいて前記振動子片に対する加工目標
周波数を演算する目標値演算ステップと、前記発振手段
により前記振動子片の発振周波数を測定し、該発振周波
数が前記加工目標周波数になるまで、レーザー光を前記
レーザ透過部材を介して前記振動子片の負荷容量調整用
重りに向けて照射するレーザ加工ステップとを有するこ
とを特徴としている。
【0007】この発明によれば、サーバがネットワーク
を介して入力した注文データをレーザ加工装置に送信
し、レーザ加工装置が受信した注文データに基づいて振
動子片の負荷容量調整用重りに向けてレーザー光を照射
して重りの量を調整することにより、注文を受け付けて
すぐに振動子片の仕様(発振周波数及び負荷容量)の調
整を開始することができる。
【0008】また、本発明は、前記送信ステップにおい
ては、前記サーバが前記注文データに含まれる前記振動
子内蔵部品の納品先の位置情報に基づいて、事業所管理
エリア記録手段に記録された複数の事業所の管理エリア
を参照し、前記位置情報を含む管理エリアの事業所を特
定する事業所特定ステップと、前記サーバが、特定した
前記事業所にあるレーザ加工装置宛に前記注文データを
送信するステップとを有することを特徴としている。
【0009】この発明によれば、サーバが注文データに
含まれる振動子内蔵部品の納品先の位置情報を含む管理
エリアの事業所にあるレーザ加工装置宛に注文データを
送信することにより、振動子内蔵部品の納品先までの配
送時間を短縮することができる。
【0010】また、本発明は、振動子内蔵部品のパッケ
ージの少なくとも一部がレーザ透過部材で形成され、該
レーザ透過部材の内側方向にある負荷容量調整用重りを
有する振動子片の仕様を調整する振動子調整システムで
あって、サーバとレーザ加工装置を備え、前記サーバ
は、設定しようとする設定周波数と負荷容量を含む注文
データをネットワークを介して入力する入力手段と、前
記注文データをレーザ加工装置宛に送信する送信手段を
有し、前記レーザ加工装置は、前記サーバから送信され
た注文データを受信する受信手段と、前記注文データに
含まれる負荷容量に設定され、前記振動子内蔵部品の振
動子を発振させる発振手段と、前記発振手段の発振周波
数を測定する測定手段と、前記発振手段の負荷容量と前
記注文データとに基づいて前記振動子片に対する加工目
標周波数を演算する演算手段と、前記測定手段により測
定された発振周波数が前記目標周波数になるまで、レー
ザー光を前記レーザ透過部材を介して前記振動子片の負
荷容量調整用重りに向けて照射するレーザ加工手段とを
備えることを特徴としている。
【0011】この発明によれば、サーバがネットワーク
を介して入力した注文データをレーザ加工装置に送信
し、レーザ加工装置が受信した注文データに基づいて振
動子片の負荷容量調整用重りに向けてレーザー光を照射
して重りの量を調整することにより、注文を受け付けて
すぐに振動子の仕様(発振周波数及び負荷容量)の調整
を開始することができる。
【0012】また、本発明は、前記サーバは、複数の事
業所の管理エリアを記録する事業所管理エリア記録手段
をさらに有し、前記送信手段は、前記事業所管理エリア
記録手段から、前記注文データに含まれる前記振動子内
蔵部品の納品先の位置情報を含む管理エリアの事業所を
特定し、特定した前記事業所にあるレーザ加工装置宛に
前記注文データを送信することを特徴としている。
【0013】この発明によれば、サーバが注文データに
含まれる振動子内蔵部品の納品先の位置情報を含む管理
エリアの事業所にあるレーザ加工装置宛に注文データを
送信することにより、振動子内蔵部品の納品先までの配
送時間を短縮することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施形態について説明する。
【0015】(1) 実施形態 (1−1) 実施形態の構成 図1は、本発明の実施形態に係る振動子調整システムの
概要構成を示す図である。この振動子調整システム1
は、ユーザ端末2から送信された注文データDAに基づ
いて圧電振動子3の調整を行うシステムである。同図に
示すように、振動子調整システム1は、インターネット
4に常時接続される事業者サーバ5と、この事業者サー
バ5にLAN(Local Area Network)を介して接続され
た複数のレーザ加工装置6から構成されている。なお、
事業者サーバ5と、レーザ加工装置6と、ユーザ端末2
とが全てインターネットに接続された構成でもよい。
【0016】ユーザ端末2は、インターネット4に接続
可能な任意の端末であり、ユーザ(発注者)の操作に従
って圧電振動子の注文データDAを事業者サーバ5に送
信する。具体的には、ユーザ端末2は、いわゆるブラウ
ザ機能を有するパーソナルコンピュータ、PDA(Pers
onal Digital Assistant)または携帯電話などである。
【0017】ここで、レーザ加工装置6は、事業者から
認定された事業所A、B〜Nに一台若しくは複数台配置
されており、図示しない搬送装置から搬送される圧電振
動子3をレーザー加工して圧電振動子3の仕様を調整す
る装置である。
【0018】図2は、本実施形態で使用する圧電振動子
3の平面図であり、図3は図2に示す圧電振動子3のA
−A断面図である。この圧電振動子3は、ベース10上
の電極11と電気的に接続された音叉形振動子片12を
ベース10とリッド13とで囲むようにしてパッケージ
19として構成したものである。この音叉形振動子片1
2は、表面にAuまたはAgの金属膜が形成されること
により、ペース10上の電極11と電気的に接続して音
叉形振動子片12の駆動用電極として機能する電極領域
14と、重み効果でこの音叉形振動子片12の周波数を
下げる重りとして機能する重り領域15とが形成されて
いる。
【0019】また、ベース10は、図3に示すように、
3層のセラミック基板16、17、18が積層されて構
成されており、一方のセラミック基板17上の配線と電
極11とが電気的に接続されている。これによって、パ
ッケージの外に設けられた外部端子と音叉形振動子片1
2の電極領域14とが電気的に接続されるようになって
いる。
【0020】また、リッド13は、レーザ加工装置6か
ら重り領域15に向けて照射されるレーザー光を透過す
る材料により形成され、例えば、ホウケイ酸ガラスなど
で形成されている。なお、この圧電振動子3のパッケー
ジの内部空間は、ほぼ真空状態にされており、音叉形振
動子片12に空気摩擦が与える影響を低減するようにな
っている。
【0021】図4は、事業者サーバ5の機能構成を示す
ブロック図である。事業者サーバ5において、サーバ制
御部20は、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶媒
体21に記録されたプログラムを読み出して実行するこ
とにより、このサーバ5全体の制御を行う。記憶媒体
(管理エリア記録手段)21には、各種プログラム、イ
ンターネット4を介して提供する画像データなどのコン
テンツ、インターネット4を介して入力した注文データ
DA、注文データDAに含まれる発注者データを格納す
る顧客管理データDB、各事業所A〜Nの管理エリアを
示すエリアデータDC、各事業所の在庫を示す在庫デー
タDDなどが記憶されている。
【0022】通信インターフェース(入力手段、送信手
段)22は、サーバ制御部20の制御の下にインターネ
ット4やLANに接続してレーザ加工装置6などの外部
機器との間でデータ転送を行うものである。入力装置2
3は、事業者サーバ5を操作するためのキーボードやマ
ウスであり、表示装置24は、サーバ制御部20の制御
の下に各種情報を表示するものである。ここで、図5に
エリアデータDCの一例を示すように、エリアデータD
Cには、例えば、各事業所の管理エリアが市区町村の区
分で記述されている。
【0023】図6は、レーザ加工装置6の機能構成を示
すブロック図である。レーザ加工装置6において、装置
制御部(演算手段、レーザ加工手段)30は、記憶媒体
31に格納される振動子設定用プログラムを実行するこ
とにより、この装置全体の制御を行う。通信インターフ
ェース(受信手段)32は、装置制御部30の制御の下
にLANに接続し、事業者サーバ5との間でデータの転
送を行うものである。記憶媒体31には、振動子設定用
プログラム、通信インターフェース32を介して入力し
た注文データDA、圧電振動子3の発振周波数−負荷容
量の特性カーブのデータなどが記憶されている。
【0024】発振回路(発振手段)35は、装置制御部
30の制御の下にテーブル34に固定された圧電振動子
3を発振させる。また、発振回路35は、トリマーコン
デンサにより回路全体の容量値を可変できるようになさ
れている。
【0025】周波数測定部37は、装置制御部30の制
御の下に圧電振動子3の発振周波数を測定し、測定結果
を装置制御部30に通知するものである。また、撮像部
38は、装置制御部30の制御の下にテーブル34に固
定された圧電振動子3を撮像し、撮像結果を装置制御部
30に通知する。これにより、装置制御部30は、既知
の画像認識技術を適用して、圧電振動子3内の水晶振動
子片12の位置などを正確に検出できるようになってい
る。
【0026】テーブル駆動部39は、装置制御部30の
制御の下にテーブル34をX、Y方向に移動させる。ま
た、テーブル駆動部39は、加工対象の圧電振動子3を
搬送する搬送装置がその圧電振動子3をテーブル34に
固定して搬送する装置の場合は、搬送装置との間でテー
ブル34の受け渡しも行うようになっている。なお、搬
送装置が圧電振動子3を直接加工位置に搬送するもので
あれば、テーブル駆動部39はテーブル34の受け渡し
は行わない構成でよい。
【0027】また、レーザ照射部(レーザ加工手段)4
0は、装置制御部30の制御の下にテーブル34に固定
された圧電振動子3に向けてレーザー光を照射する装置
であり、レーザー光を圧電振動子3内の音叉形振動子片
12の重り領域15に照射することにより重り領域15
の金属膜を蒸発させることができる。また、このレーザ
加工装置6には図示しないプリンタが接続されており、
装置制御部30は、事業者サーバ5から送信された注文
データDAに含まれる納品先及びその住所のデータから
印刷データを作成してプリンタに送信するようにもなっ
ている。
【0028】(1−2)実施形態の動作 次に、本実施形態に係る振動子調整システム1の概略動
作を図7に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。まず、圧電振動子を発注する発注者は、ユーザ端末
2を操作してインターネット4に接続し、事業者サーバ
5のHP(Home Page)のURL(Uniform Resource Lo
cators)を指定することにより(図1参照)、ユーザ端
末2と事業者サーバ5とが接続される(ステップS
1)。この場合、事業者サーバ5において、サーバ制御
部20が注文を促すHP画面の画像データを記憶媒体2
1から読み出して通信インターフェース22を介してユ
ーザ端末2宛に送信することにより、対応する画面をユ
ーザ端末2の表示装置24に表示させる(ステップS
2)。
【0029】次に、発注者がユーザ端末2に表示された
HP画面を見て注文を行うための所定操作(例えば、H
P画面内の「注文」ボタンの操作)を行うと、ユーザ端
末2は注文画面の送信要求を事業者サーバ5に送信する
(ステップS3)。事業者サーバ5のサーバ制御部20
は、通信インターフェース22を介して注文画面の送信
要求を受信すると、注文画面の画像データを記憶媒体2
1から読み出してユーザ端末2に送信する(ステップS
4)。この場合、ユーザ端末2には、注文画面として、
ユーザが設定しようとする圧電振動子の仕様データと、
発注者データを入力する画面が表示される。
【0030】ここで、説明を判り易くするため、具体例
を示して説明する。図8に示すように注文画面におい
て、圧電振動子の仕様に関する項目としては、パッケー
ジ、周波数精度、設定周波数、負荷容量、個数、希望コ
スト、希望納期を入力する項目が表示され、発注者デー
タに関する項目としては、会社名・部署、名前、電話番
号、住所、メールアドレス、圧電振動子の使用目的・用
途を入力または選択する項目が表示される。なお、ここ
でいう「住所」は圧電振動子3の納品先を示している。
【0031】この注文画面においては、パッケージを入
力する項目にはプルダウンメニュー(「▽」)が表示さ
れ、このプルダウンメニューが操作されるとパッケージ
の選択候補が表示される。これにより、発注者が希望の
パッケージを簡易に選択できるようになっている。そし
て、ユーザ端末2においては、発注者により入力装置2
3を介して所望の圧電振動子の仕様データと発注者デー
タが入力され、「go」ボタンが操作されたことを検出
すると、これらのデータを含む注文データDAを事業者
サーバ5に送信するようになっている(ステップS5)
【0032】事業者サーバ5において、サーバ制御部2
0は、通信インターフェース22を介して注文データD
Aを受信すると、受信した注文データDAに全項目に対
応するデータが含まれているか否かを判定し、全項目に
対応するデータがあると判定した場合は、注文データD
Aに含まれる仕様の圧電振動子が製造可能か否かを判定
する(ステップS6)。製造可能か否かの判定は、サー
バ制御部20が記憶媒体21に予め記憶されている製造
可能な周波数範囲や負荷容量範囲を示すデータを参照す
ることにより行われる。一方、注文データDAに全ての
項目(パッケージ、周波数精度、……、目的・用途)に
対応するデータが含まれていないと判定した場合、また
は、その仕様の圧電振動子が製造不可能であると判定し
た場合は、その旨のデータをユーザ端末2に送信して発
注者に注文データの再入力及び再送信を促すようになっ
ている。
【0033】そして、サーバ制御部20は、ステップS
6において圧電振動子が製造可能と判定した場合は、注
文データDAを記憶媒体21に格納すると共に注文デー
タDAに含まれる発注者データを顧客管理データDBに
格納して顧客の登録を行い、注文を受け付けた旨のデー
タをユーザ端末2に送信して発注者に通知するようにな
っている(ステップS7)。
【0034】次に、サーバ制御部20は、注文データD
Aに基づいて対応する圧電振動子3を製造する事業所を
確定する処理を行う(ステップS8)。図9は、この事
業所確定処理時の動作を示すフローチャートである。ま
ず、事業所サーバ5において、サーバ制御部20は、注
文データDAに含まれる納品先を示す住所データを抽出
し(ステップS21)、記憶媒体21に記憶されたエリ
アデータDCを参照することにより(図5参照)、該住
所を管理エリアに含む事業所を選択する(ステップS2
2)。次に、サーバ制御部20は、選択した事業所の在
庫データDDなどを参照することによって納品予定日時
や見積額などを算出し(ステップS23)、注文データ
DAに含まれる電子メールアドレスを抽出し(ステップ
S24)、その電子メールアドレスを用いて電子メール
にて発注者に通知するようになっている(ステップS2
5)。
【0035】そして、図7に示すように、サーバ制御部
20は、事業所確定処理が終了すると、選択した事業所
のレーザ加工装置6宛に注文データDAをLANなどを
介して送信するようになっている(ステップS9)。こ
れにより、注文データDAに対応する圧電振動子を製造
する事業所として納品先に近い事業所を自動で選択で
き、納品先までの配送期間を期間を短縮するのに最適な
事業所を短期間で選択できるようになっている。
【0036】また、サーバ制御部20は、事業所確認処
理において選択した事業所の在庫を示す在庫データDD
を記憶媒体21から読み出して、今回の注文を反映する
ように在庫データDDを更新すると共に(ステップS1
0)、必要に応じて圧電振動子の補充を促すように在庫
データDDを管理するようになっている。なお、この在
庫データDDの更新処理は、レーザ加工装置6によって
圧電振動子3の仕様の調整を行った後などに再度行って
もよい(ステップS10A)。
【0037】一方、レーザ加工装置6において、装置制
御部30は、通信インターフェース32を介して注文デ
ータDAを受信すると、注文データDAに基づき予め製
作された圧電振動子3にレーザー光を照射することによ
り、圧電振動子3の仕様(発振周波数及び負荷容量)を
調整する(ステップS11)。
【0038】圧電振動子3の仕様の調整は以下の手順で
行う。まず、作業者は、予め負荷容量が既知の基準周波
数測定器(例えば、負荷容量7[pF])にマスター振
動子をセットして発振周波数を測定する。ここで、マス
ター振動子は、加工前の圧電振動子3の中から選択した
振動子である。次に、作業者は、マスター振動子をレー
ザー加工装置6にセットして発振周波数を測定し、発振
周波数が周波数測定器で測定された発振周波数になるよ
うにトリマーコンデンサにより発振回路3の容量値を調
整する。これにより、このレーザー加工装置6は、負荷
容量が7[pF]の基準周波数測定器と同等とみなせ
る。
【0039】次に、レーザ加工装置6において、装置制
御部30により記憶媒体31に記憶される発振周波数−
負荷容量の特性曲線のデータ及び上記マスター振動子の
測定データから、この機種における圧電振動子3の発振
周波数−負荷容量特性の近似式を求める。この近似式を
用いて、注文データDAに含まれる発振周波数と負荷容
量から加工目標となる発振周波数の値を取得する。そし
て、取得した発振周波数に対応する目標の加工量を得
る。
【0040】そして、レーザー加工装置6は、装置制御
部30の制御の下に、発振回路3により加工対象の圧電
振動子3を発振させ、周波数測定部37により発振周波
数を測定すると共に、レーザ照射部40により圧電振動
子3内の音叉形振動子片12にレーザー光を照射する。
この場合、装置制御部30は、撮像部38により圧電振
動子3の撮像データを取得して既知の画像認識処理の手
法を適用して音叉形振動子片12の重り領域15の位置
を検出し、テーブル駆動部39によりレーザー光が音叉
形振動子片12の重り領域15に照射されるように圧電
振動子3の位置を制御するようになっている。これによ
り、圧電振動子3は、レーザー光により音叉形振動子片
12の重り領域の金属膜が少しずつ蒸発されて重りの量
が減るので発振周波数が徐々に高くなる。
【0041】このとき、レーザ加工装置6においては、
装置制御部30が周波数測定部37により測定される発
振周波数が加工目標周波数になったか否かを継続的に監
視し、発振周波数が加工目標周波数に達したことを検出
すると、レーザー照射部40の駆動を停止するようにな
っている。これにより、レーザ加工装置6は、予め製作
された圧電振動子3の仕様を注文データDAに対応する
仕様(発振周波数および負荷容量)に調整できるように
なっている。
【0042】再び図7に戻り、レーザ加工装置6におい
て、注文データDAに含まれる個数だけ圧電振動子3の
仕様を注文データDAに対応する仕様に調整すると、装
置制御部30は、注文データDAに含まれる発注者デー
タの住所と名前を抽出し、宛名を印刷するための印刷デ
ータを生成してプリンタに送信することにより(ステッ
プS12)、プリンタに宛名を印刷させるようになって
いる(ステップS13)。これにより、事業所の作業者
は、プリンタから印刷された宛名シートを圧電振動子3
が梱包された箱に貼り付ければ、すぐに配送の準備がで
きるようになっている。このように、宛名を注文データ
DAの住所データから人手を介さずに印刷することによ
り、タイプミスなどのヒューマンエラーを防止すること
ができる。なお、配送用の宛名に限らず、請求書の宛名
についても注文データDAの住所データから直接印刷す
るようにしてもよい。
【0043】これにより、本実施形態に係る振動子調整
システム1によれば、ユーザ端末2から注文データDA
の入力を受け付ける事業者サーバ5が、注文データDA
の内容に基づいて納品先に近い事業所のレーザ加工装置
6に注文データDAを送信することにより、注文の受け
付けとほぼ同時に圧電振動子3の仕様の調整を開始した
り、配送の期間を短縮することが可能となる。このた
め、注文から納品までの期間を大幅に短縮することがで
きる。また、レーザ加工装置6により圧電振動子3の仕
様を調整するため、圧電振動子3を負荷容量別に在庫し
ておく必要がなくなり、在庫の量を低減したり、在庫管
理を簡易にすることが可能となる。
【0044】(2) 本願発明は、上述した実施形態に
限らず種々の態様にて実施することができる。例えば、
以下のような変形実施が可能である。 (2−1) 第1変形例 上述の実施形態においては、レーザ加工装置6を圧電振
動子3の発振周波数と負荷容量の仕様を調整する装置と
して使用する場合について述べたが、さらに、圧電振動
子3のパッケージに文字などをマーキングする装置とし
て使用してもよい。この場合、注文画面に、発注者がパ
ッケージにマーキングしたい文字、図形、模様などを入
力または選択する項目を設け、レーザ加工装置6が圧電
振動子3のパッケージにレーザー光を照射し、注文デー
タDAに含まれる文字、図形、模様などを圧電振動子3
のパッケージにマーキングするようにすればよい。
【0045】(2−2) 第2変形例 上述の実施形態においては、この振動子調整システム1
が圧電振動子単体のパッケージを対象とする場合につい
て述べたが、本発明は、発振器またはリアルタイムクロ
ックなどのパッケージとして構成された振動子内蔵部品
の中にある振動子片の仕様を調整して客先に納品するシ
ステムに広く適用することができる。
【0046】(2−3) 第3変形例 上述の実施形態においては、圧電振動子3のリッド13
をレーザー光を透過する材料で形成してリッド13の全
面がレーザー光を透過する場合について述べたが、要は
振動子片の重り領域15のみにレーザー光が照射されれ
ばよく、重り領域に対応する部分だけがレーザー光を透
過すればよい。従って、その部分以外は塗装したり、他
の材料で形成してもよい。
【0047】(2−4) 第4変形例 上述の実施形態においては、日本国内で振動子を提供す
る場合について述べたが、本発明は国内に限らず、世界
的規模で行うようにしてもよい。ここで、図10は、世
界的規模で振動子の提供を行う振動子調整システムの一
例を示す概略図である。事業者サーバ5Aは、各国の発
注者のユーザ端末2から注文データDAの入力を受け付
ける際に、HP上で言語選択を受け付け、選択された言
語で注文画面の画像データの送信や発注確認等を行う。
そして、事業者サーバ5Aは、注文データDAを入力す
ると、各国の事業所の中から納期が最短になる事業所を
選択し、その事業所内のレーザ加工装置6に注文データ
を送信することにより、レーザ加工装置6により振動子
の仕様の調整が開始されるようになっている。
【0048】
【発明の効果】上述したように本発明の振動子調整シス
テムは、振動子単体や発振器などの振動子内蔵部品の中
にある振動子片の仕様を調整して納品までの期間を短縮
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る振動子調整システム
を示す概略図である。
【図2】 上記振動子調整システムが調整する圧電振動
子の平面図である。
【図3】 上記圧電振動子の断面図である。
【図4】 上記振動子調整システムの事業者サーバの機
能構成を示すブロック図である。
【図5】 上記事業者サーバに記憶されるエリアデータ
の一例を示す図である。
【図6】 上記振動子調整システムの事業者サーバの機
能構成を示すブロック図である。
【図7】 上記振動子調整システムの概略動作を示すフ
ローチャートである。
【図8】 注文画面の具体例を示す図である。
【図9】 上記事業者サーバの事業所確定処理時の動作
を示すフローチャートである。
【図10】 変形実施例の説明に供する図である。
【符号の説明】
1……振動子調整システム、 2……ユーザ端末、 3……圧電振動子、 4……インターネット、 5……事業者サーバ、 6……レーザ加工装置、 10……ベース、 12……音叉形振動子片、 13……リッド、 14……電極領域、 15……重り領域、 20……サーバ制御部、 21、31……記憶媒体、 22、32……通信インターフェース、 23……入力装置、 24……表示装置、 30……装置制御部、 37……周波数測定部、 38……撮像部、 39……テーブル駆動部、 40……レーザ照射部、 DA……注文データ、 DC……エリアデータ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動子内蔵部品のパッケージの少なくと
    も一部がレーザ透過部材で形成され、該レーザ透過部材
    の内側方向にある負荷容量調整用重りを有する振動子片
    の仕様を調整する振動子調整方法であって、 設定しようとする設定周波数と負荷容量を少なくとも含
    む注文データがネットワークを介してサーバに入力され
    る入力ステップと、 前記サーバが前記注文データをレーザ加工装置宛に送信
    する送信ステップと、 前記レーザ加工装置が、 前記サーバから送信された注文データを受信する受信ス
    テップと、 前記レーザ加工装置の発振手段の負荷容量と前記注文デ
    ータとに基づいて前記振動子片に対する加工目標周波数
    を演算する目標値演算ステップと、 前記発振手段により前記振動子片の発振周波数を測定
    し、該発振周波数が前記加工目標周波数になるまで、レ
    ーザー光を前記レーザ透過部材を介して前記振動子片の
    負荷容量調整用重りに向けて照射するレーザ加工ステッ
    プとを有することを特徴とする振動子調整方法。
  2. 【請求項2】 前記送信ステップにおいては、 前記サーバが前記注文データに含まれる前記振動子内蔵
    部品の納品先の位置情報に基づいて、事業所管理エリア
    記録手段に記録された複数の事業所の管理エリアを参照
    し、前記位置情報を含む管理エリアの事業所を特定する
    事業所特定ステップと、 前記サーバが、特定した前記事業所にあるレーザ加工装
    置宛に前記注文データを送信するステップとを有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の振動子調整方法。
  3. 【請求項3】 前記レーザ加工装置が、前記注文データ
    に含まれる前記振動子内蔵部品のパッケージにマーキン
    グする文字、図形または模様に基づいて、前記振動子内
    蔵部品のパッケージに該文字、図形または模様をマーキ
    ングするマーキングステップとをさらに有することを特
    徴とする請求項1または2に記載の振動子調整方法。
  4. 【請求項4】 前記サーバが、前記振動子内蔵部品の納
    品時期を含む納品データを前記注文データに含まれる発
    注者の電子メールアドレスを用いて電子メールにて発注
    者に通知する通知ステップとを有することを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれかに記載の振動子調整方法。
  5. 【請求項5】 振動子内蔵部品のパッケージの少なくと
    も一部がレーザ透過部材で形成され、該レーザ透過部材
    の内側方向にある負荷容量調整用重りを有する振動子片
    の仕様を調整する振動子調整システムであって、 サーバとレーザ加工装置を備え、 前記サーバは、 設定しようとする設定周波数と負荷容量を含む注文デー
    タをネットワークを介して入力する入力手段と、 前記注文データをレーザ加工装置宛に送信する送信手段
    を有し、 前記レーザ加工装置は、 前記サーバから送信された注文データを受信する受信手
    段と、 前記注文データに含まれる負荷容量に設定され、前記振
    動子内蔵部品の振動子を発振させる発振手段と、 前記発振手段の発振周波数を測定する測定手段と、 前記発振手段の負荷容量と前記注文データとに基づいて
    前記振動子片に対する加工目標周波数を演算する演算手
    段と、 前記測定手段により測定された発振周波数が前記目標周
    波数になるまで、レーザー光を前記レーザ透過部材を介
    して前記振動子片の負荷容量調整用重りに向けて照射す
    るレーザ加工手段とを備えることを特徴とする振動子調
    整システム。
  6. 【請求項6】 前記サーバは、 複数の事業所の管理エリアを記録する事業所管理エリア
    記録手段をさらに有し、 前記送信手段は、 前記事業所管理エリア記録手段から、前記注文データに
    含まれる前記振動子内蔵部品の納品先の位置情報を含む
    管理エリアの事業所を特定し、特定した前記事業所にあ
    るレーザ加工装置宛に前記注文データを送信することを
    特徴とする請求項5に記載の振動子調整システム。
  7. 【請求項7】 前記レーザー加工手段は、さらに、 前記注文データに含まれる前記振動子内蔵部品のパッケ
    ージにマーキングする文字、図形または模様に基づい
    て、前記振動子内蔵部品のパッケージに該文字、図形ま
    たは模様をマーキングすることを特徴とする請求項5ま
    たは6に記載の振動子調整システム。
  8. 【請求項8】 前記サーバは、 前記振動子内蔵部品の納品時期を含む納品データを前記
    注文データに含まれる発注者の電子メールアドレスを用
    いて電子メールにて発注者に通知する電子メール送信手
    段をさらに有することを特徴とする請求項5乃至7のい
    ずれかに記載の振動子調整システム。
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