JP2002319544A - 測定された位置合わせマークの修正位置を決定するためのコンピュータプログラムと、デバイス製造方法と、該製造方法により製造されるデバイス - Google Patents

測定された位置合わせマークの修正位置を決定するためのコンピュータプログラムと、デバイス製造方法と、該製造方法により製造されるデバイス

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リソグラフィ投影装置内で露光される基板W
上の、測定された位置合わせマークPの修正位置を決定
するためのコンピュータプログラムを得ることである。 【解決手段】 リソグラフィ投影装置内で露光される基
板W上の位置合わせマークPの修正位置を決定するため
のコンピュータプログラムにおいて、該コンピュータプ
ログラムが、コンピュータシステムで実施される場合
に、アルミニウムAl層を被着された前記基板W上の少
なくとも1つの位置合わせマークPの位置を測定するた
めに、測定装置を制御する段階と、前記位置合わせマー
クの測定位置と、アルミニウム層の被着に係わる加工装
置のモデルとに基づき、位置合わせマークの修正位置を
計算する段階とを実施するように、コンピュータシステ
ムに指示するためのプログラムコード手段を含んでい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、リソグラフィ投影
装置内で露光される基板の位置合わせマークの修正位置
を決定するためのコンピュータプログラム、それも前記
投影装置が、放射投影ビームを得るための放射システム
と、目標パターンに従って投影ビームにパターン付けす
るのに役立つパターニング装置の支持構造物と、基板を
保持するための基板テーブルと、基板のターゲット部分
にパターン付けされた投影ビームを投影する投影システ
ムと、基板上の位置合わせマークの位置を決定するため
の測定システムとを含む形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】ここで用いる「パターニング装置」の用
語は、基板ターゲット部分に形成すべきパターンに相応
する横断面を入射投影ビームに付与する装置を意味する
ものと、広く解釈すべきである。また「ライトバルブ」
の用語も、その文脈で使用できる。概して、前記パター
ンは、ターゲット部分に作成されるデバイス、例えば集
積回路またはその他のデバイス(下記参照)の特定機能
層に対応する。このパターニング装置の例は、マスク
と、プログラム可能なミラー配列と、プログラム可能な
LCD配列とを含んでいる: − マスクの概念は、リソグラフィでは周知であり、該
リソグラフィには、バイナリ、交番位相シフト、減衰位
相シフト等の種類のマスクや、種々の混成マスクが含ま
れている。このマスクを放射ビーム内に配置すること
で、マスクパターンに従ってマスク上に入射する放射ビ
ームの選択的な透過(透過性マスクの場合)または反射
(反射性マスクの場合)が行われる。マスクの場合、支
持構造物は、概してマスクテーブルであり、該マスクテ
ーブルにより、マスクが、入射放射ビーム内の目標位置
に確実に保持され、かつ所望とあれば、放射ビームに対
し移動させることも可能である。
【0003】− プログラム可能なミラー配列の一例
は、粘弾性制御層を有するマトリックスにアドレス可能
な表面と、反射面とである。このような装置の背後にあ
る基本原理は、反射面の(例えば)アドレスされた区域
は入射光を回折光として反射し、アドレスされない区域
は入射光を非回折光として反射することである。適当な
フィルタを使用することで、前記非回折光は、反射ビー
ムを濾過し、回折光のみを残すことができる。こうし
て、放射ビームは、マトリックスにアドレス可能な表面
のアドレスパターンにしたがってパターン付けされる。
プログラム可能なミラー配列の別の実施例では、小型ミ
ラーのマトリックス構成が採用され、該ミラーのそれぞ
れが、適当な局所的電界の印加により、または圧電作動
装置の使用により、1つの軸線を中心として個別に傾斜
可能である。繰り返すが、これらのミラーは、マトリッ
クスにアドレス可能であり、それにより、アドレスされ
たミラーは、入射放射ビームを、異なる方向でアドレス
されないミラーへ反射する。こうして、反射ビームは、
マトリックスにアドレス可能なミラーのアドレスパター
ンに従ってパターン付けされる。必要なマトリックスへ
のアドレスは、適当な電子装置を用いて実施できる。以
上に述べた2つの実施例では、パターニング装置は1つ
以上のプログラム可能なミラー配列を含むことができ
る。ミラー配列についてのこれ以上の情報は、例えば米
国特許US5,296,891およびUS5,523,
193、PCT特許出願WO98/38597およびW
O98/33096から収集できる。これらは、ここに
引用することで、本明細書に取り入れられるものであ
る。プログラム可能なミラー配列の場合、前記支持構造
物は、例えばフレームまたはテーブルとして具体化さ
れ、必要に応じて固定的または可動にすることができ
る。
【0004】− プログラム可能なLCD配列の例は、
米国特許US5,229,872に示されており、該特
許は、ここに引用することで本明細書に取り入れられる
ものである。前述のように、この場合の支持構造物は、
例えばフレームまたはテーブルとして具体化され、必要
に応じて固定的または可動にすることができる。簡単化
するために、本明細書の以下の部分は、一定箇所で具体
的に直接にはマスクとマスクテーブルに係わる例で説明
するが、それらの例で説明される一般原則は、既述のパ
ターニング装置の、より広い文脈で見られるべきであ
る。
【0005】簡単化のため、投影システムは、以下では
「レンズ」と呼ぶこともあるが、この用語は、例えば屈
折光学素子、反射光学素子、反射屈折システムを含む種
々の投影システムを含むものとして、広義に解釈すべき
である。放射システムは、また放射投影ビームを方向づ
け、付形し、制御するための、どのような種類の設計で
も操作可能な構成素子を含むが、これらの構成素子も、
以下では集合的または単個で「レンズ」と呼ぶことがあ
る。更にリソグラフィ装置は、2つ以上の基板テーブル
(および/または2つ以上のマスクテーブル)を有する
種類のものである。このような「多段」デバイスの場
合、追加テーブルは並列的に使用するか、または1つ以
上のテーブルを準備段階で使用する一方、露光用に1つ
以上のテーブルを使用することができる。2段階リソグ
ラフィ装置は、例えばUS5,969,441およびW
O/98/40791に説明されており、これらはここ
に引用することで本明細書に取り入れることとする。
【0006】リソグラフィ投影装置は、例えば集積回路
(IC)の製造に使用できる。その場合、パターニング
装置は、ICの個別の層に対応する回路パターンを発生
させ、このパターンが、放射線感受材料(レジスト)層
で被覆された基板(シリコンウエーハ)上のターゲット
部分に転写できる。一般的に、単一ウエーハは、複数の
隣接するターゲット部分の全ネットワークを内包し、該
ターゲット部分が、一度に1個づつ順次に投影システム
により照射される。マスクテーブル上の1個のマスクに
よりパターン付けされるこの装置では、2つの異なる種
類の装置が区別される。一方の種類のリソグラフィ投影
装置では、各ターゲット部分が照射され、ターゲット部
分上に全マスクパターンが一度で露光される。この種の
装置−通常、ステップ−アンド−スキャン装置と呼ばれ
る−では、各ターゲット部分が、投影ビーム下で所定基
準方向(「スキャン方向」)にマスクパターンを漸次ス
キャンされ照射される一方、同期して前記方向に平行ま
たは逆平行に基板テーブルがスキャンされる。概して、
投影システムは倍率M(ほぼ<1)を有しているので、
基板テーブルがスキャンされる速度Vは、マスクテーブ
ルがスキャンされる速度のM倍である。ここに説明した
リソグラフィ装置についてのこれ以上の情報は、例えば
US6,046,792から収集でき、該特許はここに
引用することで本明細書に取り入れられるものとする。
【0007】リソグラフィ投影装置を使用する製造工程
では、パターン(例えばマスクの)は、少なくとも部分
的に放射線感受材料(レジスト)層で被覆された基板上
に転写される。この転写段階の前に、基板は、例えばプ
ライミング、レジスト被着、ソフトベイク等の種々の処
理を受ける。露光後には、例えば露光後ベイク(PE
B)、現像、ハードベイク、転写された形状特徴の測定
/検査等の別の処理を受ける。これら一連の処理は、例
えばIC等のデバイスの個別の層をパターン付けする基
礎として行われる。こうしてパターン付けされた層に
は、エッチング、イオン注入(ドーピング)、メタライ
ゼーション、酸化、化学・機械式研磨等の種々の処理が
なされ、個別の層が完成される。数層を必要とする場合
は、これらのすべてに処理またはその変化形式が各新た
な層に対して反復される。場合によっては、複数デバイ
スが基板(ウエーハ)上に配列される。これらのデバイ
スは、その場合、ダイシングまたはソーイング等の技術
により互いに分離され、個々のデバイスがキャリアに載
せられ、ピンに接続される等々の処理を受ける。これら
の処理についてのこれ以上の情報は、例えばピータ・ヴ
ァン・ザント著『マイクロチップの製造、半導体加工の
手引き』(3版、1997年、マクグローヒル出版社、
ISBN 0−07−0627250−4)から得るこ
とができ、該情報は、ここに引用することで本明細書に
取り入れられるものとする。
【0008】前述の製造工程の場合、特に転写段階では
各試料テーブル上の基板とマスクを互いに高精度で位置
決めする必要がある。この目的のために、位置合わせマ
ークが基板とマスクとに設けられている。例えば、引用
により本明細書に取り入れられたWO98/39689
またはUS4,778,275に説明されているような
位置合わせシステムを利用して、マスクのマークを基板
上の対応マークに対して位置合わせすることができる。
基板上のマークがマスクの対応マークと精確に位置合わ
せされない場合には、その位置合わせ誤差が、基板上に
重ねられる層上で露光される2つの像の重なりに誤差を
生じさせる。2つの像の重なり誤差は、一般に重ね合わ
せ誤差と呼ばれる。大きな重ね合わせ誤差が生じると、
基板または基板から最終的に切り出されるデバイスは、
品質検査ではねられる。
【0009】新しい基板がリソグラフィ投影装置で製造
される場合の、最初の複数段階の1つは、複数位置合わ
せマークを基板の第1レジスト層上で露光することであ
る。これらのマークは、基板上の次の複数レジスト層で
露光される、次の像の位置合わせのために使用される。
追加層を被着させ、これらの後続複数層の完成に必要な
処理を行う場合、位置合わせマークが影響を受け、基板
平面内でシフトする。これによって、基板上の複数層間
にオーバーレイ誤差が生じる。
【0010】EP 1006413では、レジスト層に
より位置合わせマークの頂部に生ぜしめられる明らかな
位置合わせのずれは、レジストを被覆する前後にマーク
形状を測定するために、オフラインの位置合わせ装置を
用いて検出される。それにより得られるずれの値は、リ
ソグラフィ装置に与えられ、露光中に位置合わせを修正
するのに使用される。US 5,418,613には、
回転塗布されたレジスト層によるウエーハ倍率は、露光
時の位置合わせ修正に使用されるウエーハ上の幾つかの
基準マークの測定位置を統計的に分析することで決定さ
れる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、リソ
グラフィ投影装置内で露光される基板の、測定された位
置合わせマークの修正位置を決定するためのコンピュー
タプログラムを得ることにある。
【課題を解決するための手段】この目的および他の目的
は、本発明により、リソグラフィ投影装置内で露光され
る基板の、測定された位置合わせマークの修正位置を決
定するためのコンピュータプログラムにより達成され、
該コンピュータプログラムは、コンピュータシステムで
実施される場合、下記の段階、すなわちアルミニウム層
で被覆された前記基板の少なくとも1つの位置合わせマ
ークの位置を測定する測定装置を制御する段階と、位置
合わせマークの測定位置とアルミニウム層の被着に係わ
る加工装置のモデルとに基づき位置合わせマークの修正
位置を計算する段階とを実施するようコンピュータに指
令するためのプログラムコード手段を含んでいる。
【0012】本発明の発明者の結論では、オーバーレイ
誤差の重要な原因は、Al(アルミニウム)層で被覆し
た場合、位置合わせマーク位置のずれにあり、かつまた
位置合わせのずれは、Al層の被着に使用された装置の
モデルに基づき予測できるということである。基板ター
ゲット部分へ入射するパターン付けされたビームを、位
置合わせマークの修正位置に整合させることで、基板上
の初期マークに基づき被着されたプロセス層に起因する
オーバーレイ誤差を防止することができる。好ましく
は、測定装置を制御する段階で、複数位置合わせマーク
の位置が測定され、かつ修正位置を計算する前記段階
が、前記加工装置の前記モデルのパラメータを得るた
め、前記複数位置合わせマークの、測定された位置を利
用する作業を含んでいる。
【0013】この手法の場合、所定の基板にAl層を被
覆するのに使用される加工装置の幾何形状の詳細は、前
もって知る必要はなく、基板に対し行われる測定で確定
または推定できる。このことにより、デバイス製造工程
でのデータの流れおよびハウスキーピングが、特に時間
的に安定的でない加工装置パラメータ、例えば物理気相
成長(PVD)装置でのターゲットのエージングにより
変化するパラメータを簡単化できる。加工装置の幾つか
のパラメータが比較的不変で、既知の場合、それらのパ
ラメータは、モデルに含めることができる。あるいはま
た該モデルのすべてのパラメータを、測定データから得
ることができる。複数組のモデルパラメータは、各基板
ごとに得ることができ、かつ各基板を順次に露光するさ
いの位置合わせの修正に使用できる。あるいはまた、1
組のパラメータを、1バッチの1個以上の基板の測定値
から得ることができ、該バッチのすべての基板の後続露
光時の位置合わせ修正に使用できる。言うまでもなく、
この手法は、すべての基板が同じ装置で加工される場合
にのみ適している。
【0014】本発明の更に別の態様によればデバイス製
造方法が得られ、該製造方法は、放射線感受材料層によ
り少なくとも部分的に被覆された基板を得る段階と、放
射システムを用いて放射投影ビームを得る段階と、該投
影ビームの横断面にパターンを付与するパターニング装
置を使用する段階と、パターン付けされた投影ビームを
放射線感受材料層のターゲット部分に照射する段階とか
ら成る形式のものであり、次の段階、すなわちAl層で
被覆された前記基板上の少なくとも1との位置合わせマ
ークの位置を測定する測定システムを使用する段階と、
該位置合わせマークの測定された位置とAl層の被着に
係わる加工装置のモデルとに基づき位置合わせマークの
修正位置を計算する段階と、位置合わせマークの修正位
置を使用して、基板のターゲット部分にパターン付けさ
れた投影ビームを整合させる段階とを特徴としている。
【0015】本明細書では、本発明による装置を集積回
路の製造に使用する場合について説明しているが、該装
置は、他の用途にも使用可能である。例えば、集積光学
システム、磁区メモリ用の案内兼検出パターン、液晶表
示パネル、薄膜磁気ヘッド等々が挙げられる。当業者に
は、これらの別の用途との関連では、本明細書における
「レチクル」、「ウエーハ」、「ダイ」などの用語が、
それぞれ、より一般的な「マスク」、「基板」、「ター
ゲット部分」などの用語で置き換え得ることが理解され
よう。本明細書では、「放射線」および「ビーム」の用
語は、紫外線(例えば波長365,248,193,1
57,126nmの)、EUV(極端紫外線、例えば波
長5〜20nmの)、粒子線、例えばイオンビームまた
は電子ビームを含むあらゆる種類の電磁放射線を含むも
のとして使用されている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下で本発明の実施例を、添付略
示図につき説明する。該実施例は単に実例にすぎない。 実施例1 図1には、本発明の一実施例によるリソグラフィ投影装
置が略示されている。該装置は、放射システムEx,I
Lと、第1試料テーブル(マスクテーブル)MTと、第
2試料テーブル(基板テーブル)WTと、投影システム
(「レンズ」)PLとを含んでいる。前記放射システム
Ex,ILは、放射線(例えばUVまたはEUV、X
線、イオン、電子)の投影ビームPBを供給するための
システムである。この実施例の場合は、また放射システ
ムが放射線源LAを有している。前記第1試料テーブル
MTは、マスクMA(例えばレチクル)を保持するため
のマスクホールダを備え、かつ投影システムPLに対し
マスクを精密位置決めするための第1位置決め装置に接
続されている。前記第2試料テーブル(基板テーブル)
WTは、基板Wを保持するための基板ホールダを備え、
かつ投影システムPLに対し基板を精密位置決めするた
めの第2位置決め装置に接続されている。前記投影シス
テム(「レンズ」)PL(例えば回折または反射屈折シ
ステム、ミラー群、界磁デフレクタ配列のいずれか)
は、基板Wのターゲット部分C(例えば1つ以上のダイ
を含む)にマスクMAの照射部分を結像させるためのシ
ステムである。ここで説明した装置は、透過型(すなわ
ち透過マスクを有している)である。しかし、一般に、
例えば反射型(反射型マスクを有している)であっても
よい。あるいはまた、該装置は、別の種類のパターニン
グ装置、例えば既述の種類のプログラム可能なミラー配
列を使用してもよい。
【0017】線源LA(例えばHgランプ、エキシマレ
ーザ、シンクロトロンまたは蓄積リング内の電子ビーム
経路の周囲に設けられたアンジュレータ、プラズマ源、
電子ビーム源、イオンビーム源のいずれか)は、放射線
ビームを発生させる。このビームは、直接に、または例
えばビームエキスパンダEx等の状態調整装置を通過し
た後、照明システム(イルミネータ)ILへ供給され
る。イルミネータILは、ビームの強度分布の半径方向
外延および/または内延(通常、それぞれσ−外延、σ
−内延と呼ばれる)を設定するための調節装置AMを含
んでいる。加えて、イルミネータは、概して、種々の他
の構成素子、例えば積分器INやコンデンサCOを含ん
でいる。このように、マスクMAに入射するビームPB
は、その横断面が所望の一様性と強度分布とを有してい
る。図1で注目すべき点は、線源LAがリソグラフィ投
影装置のハウジング内に配置(線源LAが、例えば水銀
灯の場合に多い)できるが、またリソグラフィ投影装置
から離れたところに配置して、発生する放射線ビームを
該投影装置内へ案内する(例えば適当な指向性ミラーに
より)こともできる点である。後者の場合は、線源LA
がエキシマレーザの場合が多い。本発明およびクレーム
はこれら双方の構成を含むものである。
【0018】ビームPBは、次にマスクテーブルMTに
保持されたマスクMAを通過する。マスクMAを通過し
たビームPBは、レンズPLを通過し、該レンズによ
り、基板Wのターゲット部分Cに集束される。第2位置
決め装置(および干渉測定装置IF)により、基板テー
ブルWTは精密移動せしめられ、例えばビームPBの経
路内に異なるターゲット部分Cを位置決めする。同じよ
うに、第1位置決め装置は、例えばマスク・ライブラリ
からマスクMAを機械式に回収した後に、またはスキャ
ン中に、マスクMAをビームPBの経路に対し精密位置
決め可能である。一般に、試料テーブルMT、WTの移
動は、長行程アクチュエータ(コース位置決め)と短行
程アクチュエータ(精密位置決め)により実現される
が、これらのモジュールは図1に明示はされていない。
しかし、ウエーハステッパーの場合(ステップ・アンド
・スキャン装置と異なり)、マスクテーブルMTは、短
行程アクチュエータに接続されるか、または固定されて
いる。
【0019】マスクMA内のターゲット部分C1を基板
Wのターゲット部分Cに対し位置合わせするために、マ
スクは、位置合わせマークM2およびM1を備え、基板
Wは、位置合わせマークP1およびP2を有している。
例えばWO 98/39689またはUS 4,77
8,275に説明されているような位置合わせシステム
を、位置合わせ目的に使用できる。これらの特許は、こ
こに引用することで本明細書に取り入れられるものとす
る。図示の装置は2つのモードで使用できる: 1. ステップ・モード。このモードでは、マスクテー
ブルMTは事実上固定的に支持され、マスクの像全体が
一度に(1回の「フラッシュ」で)ターゲット部分Cに
転写される。基板テーブルWTは、その場合、異なるタ
ーゲット部分CがビームPBによって照射されるよう
に、xおよび/またはy方向に移動せしめられる。 2. スキャン・モード。このモードでも、事実上同じ
シナリオが適用されるが、所定ターゲット部分Cが一回
の「フラッシュ」では露光されない点が異なる。その代
わり、マスクテーブルMTが、所定方向(いわゆる「ス
キャン方向」、例えばy方向)に速度vで可動であり、
これにより投影ビームPBが、マスク像全体にわたって
スキャンし、それに伴って同時に基板テーブルWTが、
速度V=Mvで等方向または反対方向に移動する。この
場合、MはレンズPLの倍率(通常、M=1/4または
1/5)である。このように、比較的大きなターゲット
部分Cが露光され、しかも解像度に関して妥協する必要
がない。
【0020】基板Wがリソグラフィ投影装置内で加工さ
れる前に、基板(ウエーハ)は異なる加工装置、例えば
物理気相成長装置内で加工できる。この加工は、基板上
のマークの測定位置に影響する。図2に示す物理気相成
長処理では、アルミニウム・ターゲットATとウエーハ
Wとが、物理気相成長装置の真空チャンバ内に配置され
る。アルゴン・イオンAIと遊離電子とのプラズマが、
ウエーハWとアルミニウム・ターゲットとの間に生成さ
れる。ターゲットATとウエーハWとの間に電源PSに
より発生する電界によってアルゴン・イオンAIが駆動
されて、ターゲットATに衝突する。その結果、アルミ
ニウム粒子AAがターゲットATから飛び出し、ウエー
ハW上に被着される。アルミニウム・ターゲットATか
らウエーハWの特定箇所に到着するアルミニウム原子
は、表面の該特定箇所をアルミニウム原子の出所に向か
って成長せしめる。その結果の成長角度は、被着工程中
にランダムに変化する。
【0021】図3は、成長角度φが、多数のアルミニウ
ム粒子AAの場合に、粒子の平均被着角度に等しく、そ
のことがウエーハW上での半径方向位置に依存すること
を示している。このモデルでは、アルミニウム粒子AA
の放出がアルミニウム・ターゲットAT全体にわたり一
様に分布すると仮定されている。また粒子AAが、一様
に分布するランダムな角度でアルミニウム・ターゲット
ATから放出されると仮定すれば、ウエーハWに到着す
る平均アルミニウム原子AAは、ウエーハW上の各位置
に対しアルミニウム・ターゲットATの中央から発する
ことになる。ウエーハWの中央では、平均成長角度φは
ウエーハWに対し直角である。ウエーハWの中央から離
れると、平均成長角度φは、ウエーハに対し直角ではな
くなり、その結果、それらの箇所のウエーハ表面は、成
長する層厚THの関数であるシフトSAでシフトする。
平均成長角度φは、ウエーハWの半径方向位置の関数と
見なす。物理気相成長装置の場合、アルミニウム・ター
ゲットATは、概して円形であり、アルミニウム粒子A
Aの放出は、該ターゲットAT上の放出位置とターゲッ
トATからの放出角度とに依存する。次のパラグラフで
は、物理気相成長装置の場合について、ウエーハ上への
金属被着の平均角度を計算する。この計算により、ウエ
ーハW上での半径方向位置の関数である被着角度の確率
分布が得られる。
【0022】図4は、物理気相成長装置のチャンバの幾
何形状を示す図である。アルゴンイオンを衝突させるこ
とで、直径2RTを有するアルミニウム・ターゲットA
Tからは、アルミニウム粒子AAが飛び出す。粒子AA
は、アルミニウム・ターゲットATから距離hのところ
に配置された直径2RWのウエーハWに被着する。ウエ
ーハW上の半径内距離rwに位置する点pwに、あらゆ
る可能な角度から金属粒子が到着する。点pwを通る半
径方向軸線を中心とする対称性を利用することで、ライ
ンl(ターゲット半径に対し直角方向のライン)から発
して点pwに到着するすべての金属粒子が、角度φの方
向に金属を成長させる。ラインl上の点pTからの原子
は、角度θで放出され、ウエーハ表面へは、成長角度φ
に対し角度αで到着する。したがって、角度φの方向で
の、点pTからの成長への寄与は、点pTからの放出の
cos(α)倍の放出に等しい。この点pTからの放出
は、放出角度θとターゲット上の半径方向位置rtとに
依存する。角度への依存は、衝突モデルから結論され、
コサイン形であり、このことは、ターゲットATと直角
方向の放出の可能性が、ターゲットATと平行方向の放
出より大であることを意味する。ターゲットATの半径
方向位置の関数として放出を確定することができる。半
径方向放出の分布はプラズマの形状の結果である。
【0023】図5の(a)および(b)には、アルミニ
ウム・ターゲットの角度方向および半径方向での放出分
布が示されている。図5の(a)は、ラジアンでの角度
θの関数であるアルミニウム・ターゲットの放出を示
し、(b)は、半径方向位置rt(mm)の関数である
放出分布を示している。角度φで点pwへアルミニウム
原子AAが放出される確率 は、角度φの方向からの被着を、あらゆる可能な角度か
らの被着で割ることによって得ることができる。これを
次のように書くことができる: 式(1)のパラメータα,θ,rtは、図4から分かる
ように、rw,φ,yの関数である。E(φ,rt)
は、特定点からの特定方向での放出である。平均被着角
度φavを、ウエーハ半径方向位置rwの関数として計
算できる。平均角度は次式で定義される: この式において、積分は、ターゲットの左縁から右縁ま
であらゆる可能な角度にわたっている。式(2)は、4
次ルンゲ/クッタ積分アルゴリズムを使用することで数
値式に評価される。
【0024】図6の(a)および(b)には、シミュレ
ーションの結果(ラインSD)が、測定データ(黒い方
形MD)と共に示されている。これらのグラフでは、予
測シフト(nm)が、rw(m)の関数として、2つの
異なる装置について作図されている。図6の(a)に
は、装置のグラフが、図6の(b)の図表に使用されて
いる装置に対しターゲットAT/ウエーハW間隔を増し
た場合について示されている。モデルの信憑性は、測定
シフトと予測シフトSAとが両装置で合致することによ
って確証される。前記モデルを実施するコンピュータプ
ログラムは、いまや特定の物理気相成長装置と基板W上
の特定位置との場合に、シフトSAを計算するのに使用
することができる。シフトSAの計算値は、次いでリソ
グラフィ投影装置で、測定された位置合わせマーク位置
の修正位置計算に使用でき、それによりウエーハ上の複
数層の重ね合わせを改善できる。
【0025】実施例2 本発明の第2実施例の場合、装置のモデルに必要なパラ
メータが、気相成長装置の既知の、または直接測定され
た物理パラメータを使用するより、むしろ、基板上の複
数位置合わせマークの測定された位置から得られる。し
たがって、第2実施例は、図7に示すように、段階ZM
でゼロマーク(すなわち裸基板にエッチングされた位置
合わせマーク)が機能し、段階Al DepでAl層が
被着された後、次の基本処置を経過する: S1. 基板上の幾つかのマークの位置を測定する、 S2. 測定データに最もよく合致するモデルのパラメ
ータを得る、 S3. 得られたパラメータに基づく基板の、金属に起
因するスケーリングを評価する、 S4. 基板の位置合わせ修正に、評価されたスケーリ
ングを利用して後続の露光を実施する。
【0026】実線の矢印が示すように、基板は、測定段
階S1から直接に後続露光の段階S4へ進む一方、破線
で示された段階S2およびS3では、データ処理のみが
行われる。測定段階S1は、後続露光段階S4を実施す
るリソグラフィ装置で実施できるので、これら段階間で
基板を物理的に移動させる必要がない。測定すべきマー
ク位置の数は、得る必要のあるモデルパラメータ数に依
存する。測定数は、金属に起因するノイズ、すなわち被
着金属層内の不一様部分による明白なマーク位置のラン
ダムなシフトを含むノイズを平均化するためには、パラ
メータ数より、十分に多くなければならない。測定は、
リソグラフィ装置の位置合わせシステムを使用するか、
またはオフラインの度量衡装置を用いて行うことができ
る。位置を測定されるマークは、露光加工時の位置合わ
せまたは他の目的で基板上に設けられたマーク、および
/またはAlに誘発されるシフトの測定用に特に設けら
れたマークを含むことができる。
【0027】この場合も、実施例1で使用したモデルを
使用でき、パラメータα、θ、rtは、装置から直接に
得られたものより、むしろ測定データから得られたパラ
メータである。好ましくは、このモデルは、作用をモデ
ル化された加工装置(気相成長装置)の幾何形状に出来
るだけ近いものである。この場合、モデルは、装置の寸
法を直接に反映するパラメータを含み、それらの幾つか
は、予め既知である。比較的簡単な形では、モデルは、
基板上の半径方向位置の多項式関数、例えば3次、4次
の多項式関数である。その場合、多項式係数が、間接的
かつ近似的に加工装置の幾何形状を表し、多項式モデル
は精密モデルというよりは、むしろ近似である。区分的
線形モデルも使用できる。
【0028】金属に誘発されるスケーリングの多項式モ
デルは次の形を取る: この式において、rはマークの半径方向位置、mnはn
次多項式係数である。測定位置の情報は関数 に適合せしめられる。この式において、aは、全体とし
ての基板の熱スケーリング(膨張または収縮)を表すパ
ラメータであり、bはAl層の厚さを表す。パラメータ
a,bは、特定基板の場合に、予め既知であるか、また
は多項式係数と共に測定データから得ることができる。
このモデルは、基板全体に対するマークの半径方向運動
(ウエーハのスケーリング)のモデルである。別のモデ
ルは、似た形のもので、マークの接線方向運動(ウエー
ハの回転)のモデルに使用可能である。
【0029】以上、本発明の特定の実施例を説明した
が、本発明は、以上の説明とは別様に実施してもよい。
該説明は、本発明を制限する意図のものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】基板を加工するリソグラフィ投影装置を示す
図。
【図2】基板を加工する物理気相成長装置の略示図。
【図3】図2の物理気相成長装置の1次元モデルの図。
【図4】図2の装置の物理気相成長チャンバの幾何形状
を示す図。
【図5】(a)は図2の装置の角度による放出分布を示
す図、(b)は図2の装置の半径方向の放出分布を示す
図。
【図6】(a)は、半径方向距離の関数である測定シフ
トと予想シフトとのグラフ、(b)は、異なる物理気相
成長装置の場合の、図6の(a)と等しいグラフを示す
図。
【図7】本発明の第2実施例による処理の流れ図。各図
において、対応する部材には対応する符号が付されてい
る。
【符号の説明】 AA アルミニウム粒子 Al アルミニウム AM 調節装置 AT アルミニウム・ターゲット C ターゲット部分 CO コンデンサ EX エキスパンダ IF 干渉測定装置 IL イルミネータ IN 積分器 LA 線源 M マスクのマーク MA マスク MT マークテーブル P ウエーハの位置合わせマーク PB 投影ビーム PL 投影システム PS 電源 W ウエーハ、基板 WT ウエーハテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F046 ED01 FA20 FC04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リソグラフィ投影装置内で露光される基
    板(W)の位置合わせマーク(P)の修正位置を決定す
    るためのコンピュータプログラムにおいて、該コンピュ
    ータプログラムが、コンピュータシステムで実施される
    さい、次の段階、すなわち、 アルミニウム(Al)層を被着された前記基板(W)上
    の少なくとも1つの位置合わせマーク(P)の位置を測
    定するために測定装置を制御する段階と、 測定された位置合わせマーク位置と、アルミニウム層の
    被着に係わる加工装置のモデルとに基づいて位置合わせ
    マークの修正位置を計算する段階とを実施するよう、コ
    ンピュータシステムに指示するプログラムコード手段を
    含んでいる、コンピュータプログラム。
  2. 【請求項2】 測定装置を制御する前記段階で、複数位
    置合わせマーク(P)の位置が測定され、 修正位置を計算する前記段階が、前記加工装置の前記モ
    デルのパラメータを得るために、前記複数位置合わせマ
    ークの測定された位置を利用する作業を含む、請求項1
    に記載されたコンピュータプログラム。
  3. 【請求項3】 前記複数位置合わせマーク(P)が複数
    の異なる半径方向位置に配置されている、請求項2に記
    載されたコンピュータプログラム。
  4. 【請求項4】 前記モデルが、前記位置合わせマーク
    (P)の半径方向位置の少なくとも3次の関数である、
    請求項2または請求項3に記載されたコンピュータプロ
    グラム。
  5. 【請求項5】 前記モデルが の形式を有し、該形式において、rは位置合わせマーク
    (P)の半径方向位置、aは基板の熱膨張に関係するパ
    ラメータ、bは前記アルミニウム(Al)層の厚さに関
    係するパラメータ、f(r)は多項式関数である、請求
    項2から請求項4までのいずれか1項に記載されたコン
    ピュータプログラム。
  6. 【請求項6】 測定装置の前記制御段階では、同一基板
    (W)上の複数位置合わせマーク(P)の位置が測定さ
    れ、前記計算段階では、前記同一基板上の位置合わせマ
    ークの修正位置が計算される、請求項2から請求項5ま
    でのいずれか1項に記載されたコンピュータプログラ
    ム。
  7. 【請求項7】 測定装置の前記制御段階では、第1基板
    (W)上の複数位置合わせマーク(P)と、第2基板上
    の少なくとも1つの位置合わせマークとの位置が測定さ
    れ、前記計算段階では、前記第1基板(W)上の前記複
    数位置合わせマーク(P)の測定された位置が、前記モ
    デルのパラメータを得るために使用され、かつ第2基板
    上の前記少なくとも1つの位置合わせマークの修正位置
    が計算される、請求項2から請求項5までのいずれか1
    項に記載されたコンピュータプログラム。
  8. 【請求項8】 前記加工装置が物理気相成長装置であ
    る、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載さ
    れたコンピュータプログラム。
  9. 【請求項9】 デバイス製造方法であって、放射線感受
    材料層により少なくとも部分的に被覆された基板を得る
    段階と、 放射システム(PL)を使用して投影放射ビーム(P
    B)を得る段階と、 投影放射ビームの横断面にパターンを付与するパターン
    ニング装置を使用する段階と、 パターン付けされた放射ビームを放射線感受材料層のタ
    ーゲット部分(C)に投影する段階とを含む形式のもの
    において、次の段階、すなわちアルミニウム(Al)層
    を被着させた前記基板(W)上の少なくとも1つの位置
    合わせマーク(P)の位置を測定するために、測定装置
    を使用する段階と、 位置合わせマークの測定された位置と、アルミニウム層
    の被着に関係する加工装置のモデルとに基づき、位置合
    わせマークの修正位置を計算する段階と、 基板ターゲット部分へパターン付けされた放射ビームを
    整合させるため、位置合わせマークの修正位置を使用す
    る段階とを特徴とする、デバイス製造方法。
  10. 【請求項10】 デバイスにおいて、請求項9に記載さ
    れた製造方法によって製造されたデバイス。
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