JP2002319132A - 光ディス記録方法及び装置 - Google Patents

光ディス記録方法及び装置

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JP2002319132A
JP2002319132A JP2001121657A JP2001121657A JP2002319132A JP 2002319132 A JP2002319132 A JP 2002319132A JP 2001121657 A JP2001121657 A JP 2001121657A JP 2001121657 A JP2001121657 A JP 2001121657A JP 2002319132 A JP2002319132 A JP 2002319132A
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area
power
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聖哉 山田
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    • G11B7/006Overwriting

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーバーライト時においても、最適な記録パ
ワーでの記録を可能とする。 【解決手段】 データがオーバーライト可能な光ディス
ク1の所定の領域に試し書きを行って最適記録パワーを
決定するOPCステップと、光ディスク1の未記録領域
への初期記録時の最適記録パワーPoに基づく記録パワ
ーと、光ディスク1の記録済み領域へのオーバーライト
時の最適記録パワーに基づく記録パワーとを変化させて
記録を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CD−RW、D
VD−RAM、DVD−RWのようなオーバーライトが
可能な光ディスクに対して情報を記録する光ディスク記
録方法及び装置に関し、特に初期記録時とオーバーライ
ト時の適正記録パワーによる光ディスク記録方法及び装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク記録装置では、媒体の特性、
レーザダイオード(LD)の特性、光パワーの変動等を
補正して、最適な光パワーで記録を行うため、OPC
(Optimum Power Control)を実行し、予めその媒体の
最適パワーを求めるようにしている。CD−RWでは、
OPCとしてγ法が使用されている。即ち、光ディスク
の例えば最内周にあるPCA(Power Calibration Are
a)を使用して、所定の記録速度(線速度)でLDの記
録パワーを段階的に変化させてテストデータの試し書き
を行い、そのテストデータを再生したときの再生信号
(EFM信号)が図9に示すような波形であるとする
と、変調度(Modulation)m11を、
【0003】
【数1】m11=I11/Itop
【0004】により求める。ここで、ItopはEFM基
準レベルからピーク値Pまでの振幅、I11はピーク値P
とボトム値Bの差分に相当する振幅である。各記録パワ
ーで変調度m11を求め、その正規化されたスロープγ
を、
【0005】
【数2】γ=(dm11/dP)/(m11/P)
【0006】により求める。求められたm11,γは、図
10に示すようになる。記録パワーの増加に伴って、m
11は緩やかに増加し、γは緩やかに減少する。γtarget
が得られる記録パワーをPtargetとしたとき、最適記録
パワーPoは、
【0007】
【数3】Po=Ptarget×ρ
【0008】により求められる。ここでパラメータρ
は、初期記録時のジッターが最小となる最適記録パワー
PoをPtargetから算出するもので、媒体と記録速度毎
に1つしか存在していなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、CD−RWに
おいては、オーバーライト特性が存在し、γ法で求めた
記録パワーPoが必ずしも記録品位を表すジッターの最
良値とはならない場合がある。図10では、破線で示す
初期記録時のジッターと、一点鎖線で示すDOW1(Di
rect Over Write 1回)時のジッターとは、そのボトム
位置の記録パワーがシフトしていることが分かる。この
場合、OPCを行うことで却って記録品位を悪化させて
いるとも言え、無視できない問題であった。
【0010】この発明は、このような点に鑑みなされた
もので、オーバーライト時においても、最適な記録パワ
ーでの記録を行うことができる光ディスク記録方法及び
装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る第1の光
ディスク記録方法は、データがオーバーライト可能な光
ディスクへのデータの記録に際し、前記光ディスクの未
記録領域への初期記録時と記録済み領域へのオーバーラ
イト時とで記録パワーを変化させるようにしたことを特
徴とする。
【0012】また、この発明に係る第2の光ディスク記
録方法は、データがオーバーライト可能な光ディスクの
所定の領域に試し書きを行って最適記録パワーを決定す
るステップと、前記光ディスクの未記録領域への初期記
録時の前記最適記録パワーに基づく記録パワーと、前記
光ディスクの記録済み領域へのオーバーライト時の前記
最適記録パワーに基づく記録パワーとを変化させて記録
を行うステップとを備えたことを特徴とする。
【0013】また、この発明の光ディスク記録装置は、
光ディスクを回転駆動するモータと、前記光ディスクに
記録・再生用のレーザ光を照射すると共に前記光ディス
クからの反射光を検出する記録再生用の光ピックアップ
と、前記光ディスクへのデータの記録時に、前記光ピッ
クアップによる記録パワーを制御する制御手段とを備え
た光ディスク記録装置において、前記制御手段が、デー
タがオーバーライト可能な光ディスクへの本記録に先立
って、前記光ディスクの所定の領域に試し書きを行って
最適記録パワーを決定すると共に、最適記録パワー決定
手段と、前記光ディスクの未記録領域への初期記録時の
前記最適記録パワーに基づく記録パワーよりも、前記光
ディスクの記録済み領域へのオーバーライト時の前記最
適記録パワーに基づく記録パワーが大きくなるように前
記光ディスクの記録領域に応じて記録パワーを制御する
記録パワー制御手段とを備えてなることを特徴とする。
【0014】この発明によれば、データがオーバーライ
ト可能な光ディスクの未記録領域への初期記録時と、記
録済み領域へのオーバーライト時とで記録パワーを変化
させるようにしているので、オーバーライト特性が存在
しても、記録する状態に適した最適記録パワーでの記録
が可能になり、常に最高の記録品位を実現することがで
きる。
【0015】なお、本発明の一つの実施形態において
は、前記光ディスクへの記録に先立って、前記光ディス
クの記録領域全域に亘って再生信号を検出し、この再生
信号から前記光ディスクの未記録領域と記録済み領域と
を判別する。また、他の実施形態においては、前記光デ
ィスクへの記録動作中に、前記光ディスクからの戻り光
を検出し、この戻り光から前記光ディスクの未記録領域
と記録済み領域とを判別する。
【0016】更に、他の実施形態として、前記光ディス
クの記録領域全域に亘って未記録領域、記録済み領域及
びそのオーバーライト回数を記憶手段に格納するように
しても良い。この場合、前記記録済み領域では、前記記
憶手段の記憶内容を参照してオーバーライト時の記録パ
ワーをオーバーライト回数によって変化させるようにす
ると、更に細かな記録パワーの制御により、記録品位を
高めることができる。また、前記記録済み領域へのオー
バーライト時の記録パワーを前記未記録領域への初期記
録時の記録パワーよりも大きくすることが望ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の好ましい実施の形態について説明する。図1は、この
発明の第一の実施形態に係る光ディスク記録装置の要部
の構成を示すブロック図である。
【0018】光ディスク1は、オーバーライトが可能
な、例えばCD−RWで、記録領域の最内周から最外周
まで一筆書きの螺旋状のトラックを有し、そのトラック
に沿って一定の線密度でデータの記録線密度を規定する
ための記録線密度制御信号が重畳されている。この記録
線密度制御信号は、この例では絶対時間情報であるAT
IP(Absolute Time In Pregroove)タイムコードを含
むウォブル(Wobble)である。光ディスク1は、スピン
ドルモータ(SPM)2によって回転駆動される。その
回転軸にはホール素子等からなる周波数発生器(FG)
3が接続されており、この周波数発生器3から出力され
るFGパルスがサーボ回路4に入力されている。
【0019】サーボ回路4は、光ディスク1をCAV制
御する場合には、FGパルスと基準クロックとが同期す
るようにスピンドルモータ2を回転制御する。これによ
り光ディスク1は回転速度一定で回転制御される。サー
ボ回路4は、また、光ディスク1をCLV制御する場合
には、光ディスク1から光ピックアップ5を介して読み
出され、RFアンプ6によって増幅されたウォブル信号
が基準クロックと同期するようにスピンドルモータ2を
回転制御する。これにより光ディスク1は線速度一定で
回転制御される。
【0020】RFアンプ6から出力されるウォブル信号
は、アドレス検出回路7に供給され、ここで、ATIP
タイムコードとATIPクロックとが抽出されて、光デ
ィスク1のアドレスが検出される。検出されたアドレス
は、システム制御部(CPU)8に供給される。システ
ム制御部8は、入力されたアドレスから光ディスク1の
半径方向の記録位置を認識し、その記録位置に基づいて
可変された基準クロックをサーボ回路4に出力する。
【0021】また、RFアンプ6の出力、即ち再生信号
は、デコーダ9に入力され、ここでEFM(Eight to F
ourteen Modulation)復調、CIRC(Cross Interlea
vedReed-Solomon Code)復号され、再生データとして出
力されると共に、そのデコードによるCIエラー、SY
NCEQ(同期信号)が検出されてシステム制御部8に
供給される。更に、RFアンプ6から出力される再生信
号は、最適記録パワー決定手段としてのOPC回路10
及び記録・未記録エリア検出回路11にそれぞれ供給さ
れている。
【0022】OPC検出回路10では、OPC実行時
に、各記録パワー毎の試し書きを行って、その再生信号
の基準レベルからピーク値までの振幅Itopとピーク値
とボトム値との差分の振幅I11とをサンプルホールド
し、これらに基づいて変調度m11及びスロープγを算出
すると共に、光ディスク1及び記録速度によって決定さ
れるパラメータρに基づいて最適記録パワーPoを算出
する。記録・未記録エリア検出回路11は、光ディスク
1への記録に先立って、光ディスク1を再生し、光ディ
スク1のプログラムエリアの全域に亘って未記録エリア
と記録済みエリアとを判別する。
【0023】一方、記録データはエンコーダ13に入力
され、システム制御部8からのEFMクロックに従っ
て、記録データをCIRC/EFMエンコードする。ラ
イトストラテジ回路14は、エンコードされた記録デー
タから記録に適した記録パルスを生成する。この記録パ
ルスがレーザドライバ15に供給される。システム制御
部8は、後述する方法によって決定された最適記録パワ
ーに基づき光パワー制御部16を介してレーザドライバ
15を制御する。これにより、光ピックアップ5から最
適化されたパワーのレーザ光が照射され、光ディスク1
上にEFMクロックに基づく線密度の記録ピットが形成
される。
【0024】次に、このように構成された光ディスク記
録装置の記録動作を説明する。OPC回路10における
OPC動作は、記録動作に先立って、光ディスク1の最
内周エリアに形成されたPCAにおいて、予め定めた記
録速度にて、光ピックアップ5の記録パワーを、例えば
15フレームにわたって1フレーム毎に段階的に変化さ
せてテストパターンを試し書きする。そして、試し書き
された部分を再生して、各フレーム毎に、図9に示すよ
うな再生信号(EFM信号)のピーク値Pとボトム値B
とをOPC回路10にて検出する。オーバーライト特性
(以下、DOW特性と呼ぶ)は、ドライブ(光ピックア
ップ5)側と光ディスク1の種類によって定まり、ジッ
ターが最良になる記録パワーを導くためのρ値は、一義
的に求まる。ここでは、γtargetに相当するPtargetに
ρを乗じて最適記録パワーPoを算出する。
【0025】一方、光ディスク1が装置に挿入される
と、システム制御部8は、スピンドルモータ2及び光ピ
ックアップ5を駆動して、光ディスク1のプログラムエ
リア全域に亘って再生信号を検出し、デコーダ9の出力
を監視しながら、未記録領域の開始位置と終了位置、及
び記録済み領域の開始位置と終了位置を検出して、その
位置のデコーダ出力を内部に記憶する。検索時間を短縮
するには、図2に示すように、大まかなラフサーチ(S
1)と詳細なファインサーチ(S2)とを組み合わせる
と良い。
【0026】実際の記録時には、記録するアドレスが未
記録領域内のアドレスか、記録済み領域内のアドレスか
を判別し、それによってρ値を図3のように変える。具
体的には、前者の場合、初期記録なのでρ値をαとし、
後者の場合、記録済み領域(DOW)に対するオーバー
ライトなのでρ値をα×κとする。ここで、例えばκ=
1.1程度である。この実施形態しは、トラックアット
ワンス記録等の追記録に有効である。
【0027】図4は、この発明の第二の実施形態に係る
光ディスク記録装置の要部の構成を示すブロック図であ
る。なお、図4において図1と同一部分には、同一符号
を付し、重複する部分の説明は割愛する。この実施形態
では、図1の記録・未記録エリア検出回路11に代え
て、メモリ12を新たに設けている。即ち、先の実施形
態では、未記録領域及び記録済み領域の判別のみであっ
たが、この実施形態では、記録動作時間(記録位置)と
DOW回数をメモリ12に格納するようにしている。即
ち、CD−RWでは、図5に示すように、DOW回数に
よって最適なκの値は変化する。例えば、初期記録時で
はκ=0であるが、DOW1ではκ=1.1、その後D
OW10までκが緩やかに減少し、DOW1000でκ
=1に近づくというように、κの値が変化する。一方、
CD−RWで、フロッピー(登録商標)ディスクのよう
なパケットライトを行う場合、光ディスク1に対して記
録動作がランダムになる。そこで、実際に記録を行った
ときに、その領域の位置と記録回数とをメモリ12に格
納することにより、次回記録時には、その領域が何回目
のDOWかが分かる。システム制御部8には、予め、図
6に示すように、DOW回数とρ値との関係を示すテー
ブルを記憶させておき、DOW回数に応じたρ値でOP
Cの記録パワーを算出すればよい。これにより、パケッ
トライト時に最適な記録を行うことができる。本実施形
態は、特にアドレス情報が頻繁に書き換えられるヘッダ
の部分のオーバーライト時等に特に有効である。
【0028】但し、この実施形態は、同一ドライブで同
一の光ディスク1を使用していることが前提となる。し
かし、記録位置及びDOW回数のデータを光ディスク1
の識別情報と対にして記憶しておけば、光ディスク1を
入れ替えても、光ディスク1から読み取られる識別情報
によって、過去に記録されたデータを活用することはで
きる。また、記録位置及びDOW回数のデータをメモリ
12ではなく、光ディスク1の所定領域に記憶するよう
にすれば、どのようなドライブでもそのデータを活用し
て、その光ディスクに最適な記録を行うことができる。
【0029】図7は、この発明の第三の実施形態に係る
光ディスク記録装置の要部の構成を示すブロック図であ
る。なお、図7において図1と同一部分には、同一符号
を付し、重複する部分の説明は割愛する。この実施形態
は、第一の実施形態に対して初期記録及びオーバーライ
ト記録の判別を記録動作中に行うものであり、記録動作
をしつつ検出手段により記録状態を検出してρ値を決定
し、記録パワーを最適化しようとするものである。記録
動作中に光ディスク1から光ピックアップ5に入力され
る戻り光の出力は、戻り光サンプルホールド回路17に
入力され、サンプリングパルス生成回路18から出力さ
れるサンプリングパルスに従ってサンプルホールドされ
る。
【0030】図8は、記録パルスと戻り光との関係を示
している。記録パルスは、マルチパルス化された信号で
あり、記録期間の間はイレースレベルを維持している。
初期記録時は、光ディスク1に記録ピットが形成されて
いないので、イレース期間における戻り光のレベルは安
定している。しかし、オーバーライト時は、トラック上
に前の記録ピットが残っているため、イレース期間にお
ける戻り光のレベルは不安定となる。そこで、サンプリ
ングパルス生成回路18は戻り光のイレース期間にサン
プリングパルスを出力する。これにより、戻り光サンプ
ルホールド回路17にサンプルホールドされる戻り光の
レベルが安定している場合は、初期記録、不安定な場合
はオーバーライトであることが分かるので、これに対応
させてρ値を変えて記録パワーを最適化する。
【0031】この実施形態によれば、記録動作中に常に
記録位置の記録状態を監視する方式であるため、どのよ
うな光ディスクでも対応することができ、TOC記録に
も適用可能である。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
データがオーバーライト可能な光ディスクの未記録領域
への初期記録時と、記録済み領域へのオーバーライト時
とで記録パワーを変化させるようにしているので、オー
バーライト特性が存在しても、記録する状態に適した最
適記録パワーでの記録が可能になり、常に最高の記録品
位を実現することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第一の実施形態に係る光ディスク
記録装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 同装置における記録済み領域/未記録領域の
検索処理を示すフローチャートである。
【図3】 同装置における記録回数とρ値との関係を示
すテーブルである。
【図4】 この発明の第二の実施形態に係る光ディスク
記録装置の構成を示すブロック図である。
【図5】 オーバーライト回数とκ値との関係を示すグ
ラフである。
【図6】 同装置における記録回数とρ値との関係を示
すテーブルである。
【図7】 この発明の第三の実施形態に係る光ディスク
記録装置の構成を示すブロック図である。
【図8】 同装置における記録パルスと戻り光との関係
を示す波形図である。
【図9】 OPCにおける再生信号の波形図である。
【図10】 記録パワ−に対する変調度、スロ−プ及び
ジッタ−の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1…光ディスク、2…スピンドルモータ、3…周波数発
生器、4…サーボ回路、5…光ピックアップ、6…RF
アンプ、7…アドレス検出回路、8…システム制御部、
9…デコーダ、10…OPC回路、11…記録・未記録
エリア検出回路、12…メモリ、13…エンコーダ、1
4…ストラテジ回路、15…レーザドライバ、16…光
パワー制御部、17…戻り光サンプルホールド回路、1
8…サンプリングパルス生成回路。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データがオーバーライト可能な光ディス
    クへのデータの記録に際し、 前記光ディスクの未記録領域への初期記録時と記録済み
    領域へのオーバーライト時とで記録パワーを変化させる
    ようにしたことを特徴とする光ディスク記録方法。
  2. 【請求項2】 データがオーバーライト可能な光ディス
    クの所定の領域に試し書きを行って最適記録パワーを決
    定するステップと、 前記光ディスクの未記録領域への初期記録時の前記最適
    記録パワーに基づく記録パワーと、前記光ディスクの記
    録済み領域へのオーバーライト時の前記最適記録パワー
    に基づく記録パワーとを変化させて記録を行うステップ
    とを備えたことを特徴とする光ディスク記録方法。
  3. 【請求項3】 前記光ディスクへの記録に先立って、前
    記光ディスクの記録領域全域に亘って再生信号を検出
    し、この再生信号から前記光ディスクの未記録領域と記
    録済み領域とを判別するようにしたことを特徴とする請
    求項1又は2記載の光ディスク記録方法。
  4. 【請求項4】 前記光ディスクへの記録動作中に、前記
    光ディスクからの戻り光を検出し、この戻り光から前記
    光ディスクの未記録領域と記録済み領域とを判別するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の光ディ
    スク記録方法。
  5. 【請求項5】 前記光ディスクの記録領域全域に亘って
    未記録領域、記録済み領域及びそのオーバーライト回数
    を記憶手段に格納するようにしたことを特徴とする請求
    項1又は2記載の光ディスク記録方法。
  6. 【請求項6】 前記記録済み領域では、前記記憶手段の
    記憶内容を参照してオーバーライト時の記録パワーをオ
    ーバーライト回数によって変化させるようにしたことを
    特徴とする請求項5記載の光ディスク記録方法。
  7. 【請求項7】 前記記録済み領域へのオーバーライト時
    の記録パワーを前記未記録領域への初期記録時の記録パ
    ワーよりも大きくしたことを特徴とする請求項1〜6の
    いずれか1項記載の光ディスク記録方法。
  8. 【請求項8】 光ディスクを回転駆動するモータと、 前記光ディスクに記録・再生用のレーザ光を照射すると
    共に前記光ディスクからの反射光を検出する記録再生用
    の光ピックアップと、 前記光ディスクへのデータの記録時に、前記光ピックア
    ップによる記録パワーを制御する制御手段とを備えた光
    ディスク記録装置において、 前記制御手段は、 データがオーバーライト可能な光ディスクへの本記録に
    先立って、前記光ディスクの所定の領域に試し書きを行
    って最適記録パワーを決定すると共に、最適記録パワー
    決定手段と、 前記光ディスクの未記録領域への初期記録時の前記最適
    記録パワーに基づく記録パワーよりも、前記光ディスク
    の記録済み領域へのオーバーライト時の前記最適記録パ
    ワーに基づく記録パワーが大きくなるように前記光ディ
    スクの記録領域に応じて記録パワーを制御する記録パワ
    ー制御手段とを備えてなることを特徴とする光ディスク
    記録装置。
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