JP2002318876A - 電子投票装置 - Google Patents

電子投票装置

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JP2002318876A
JP2002318876A JP2001125588A JP2001125588A JP2002318876A JP 2002318876 A JP2002318876 A JP 2002318876A JP 2001125588 A JP2001125588 A JP 2001125588A JP 2001125588 A JP2001125588 A JP 2001125588A JP 2002318876 A JP2002318876 A JP 2002318876A
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JP2001125588A
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Akinari Suehiro
晃也 末廣
Yoshinari Yokochi
良也 横地
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CT FOR POLYTICAL PUB RELATIONS
Victor Company of Japan Ltd
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CENTER FOR POLYTICAL PUB RELATIONS
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 起き上がりが困難な身体的障害を有する選挙
人が、スムーズに投票を行うことが出来る電子投票装置
を提供する。 【解決手段】選挙人が電子的に投票する上で必要な選挙
情報を、端末装置2aに接続したヘッドマウントディス
プレイ(HMD)5に表示すると同時に、監視カメラ4
による選挙人周辺のリアルタイム映像を投票画面に挿入
表示するように構成することにより、選挙人が横臥状態
で不安なく投票でき、かつ円滑で公正な選挙を遂行でき
るよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子的に投票を行
う電子投票装置に関し、特に、起き上がりが困難な障害
を有する選挙人がスムーズに投票が行えるとともに、選
挙人自身の操作にて投票が行われ、かつ信頼性の高い公
正な選挙を遂行できる電子化された電子投票装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、国会議員、都道府県知事、同議
員、市長村長、及び同議員等の選挙は、次のような手順
で実施されてきた。すなわち、公職選挙法に基づき、ま
ず地方自治体から有権者に投票所入場券となる葉書があ
らかじめ郵送され、選挙の当日に有権者が投票所にその
葉書を持参し、選挙人名簿との照合により有権者本人で
あることの確認を受ける。
【0003】有権者は、本人であることの確認が終了し
投票用紙が渡されると、その投票用紙に立候補者の氏名
を記入した後、所定の投票箱に投函して投票が行なわれ
る。そして、投票を締切った後に、投票箱は体育館等の
施設に集められ、複数の係員が人海戦術による開票作業
を行い、投票結果を集計する、という手順をとってい
た。更に、選挙人に対する投票用紙の記入方法等の説明
は、投票用紙を渡す際の投票所の係員による口頭説明、
及び投票用紙への記入場所における用紙掲示等によるも
のであった。
【0004】従って、上記に説明した従来の手順に従う
投票方法では、選挙人及び選挙管理者に係る操作負担及
び作業負担が大きく、かつ投票の実行に際して多くの時
間と労力を要するという問題があり、これが投票率の向
上を妨げる一要因ともなっていた。
【0005】かかる状況の中で、近年のIT(Info
rmation Technology)技術の進展に
伴い、コンピュータを用いたペーパーレスの投票方式で
ある電子投票システムが各種提案されており、例えば特
許第2747171号公報にその一例が開示されてい
る。上記の開示技術によれば、選挙情報が、投票所に設
置された選挙端末のディスプレイ画面による文字情報や
絵柄情報として選挙人に伝達され、選挙人は電子ペンに
よる自書により入力操作を行って投票を実行し、更に投
票結果のデータをデータ集計を行う別のコンピュータに
転送してデータベース上に蓄積することにより、瞬時に
開票作業を行うことができるものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の開示
技術における電子投票システムは、身体的に何ら不自由
のない選挙人による使用を前提にデザインされており、
何らかの障害を有する選挙人がスムーズに投票できるよ
うな配慮がなされていなかった。特に、起き上がること
が困難な選挙人は、巡回投票として病院などのベッドの
上で投票を行ったり、あるいは移動式担架(ストレッチ
ャ−)などを使用して投票所に出向いて体を横たえた状
態で投票を行うことになるが、そのような選挙人は横臥
の姿勢のままでは投票端末のディスプレイを見ることが
困難であった。
【0007】これは上記開示技術では、映像出力手段を
選挙人が見やすい自由な位置に移動できるような構成と
なっていなかったからである。また、管理者や介助者な
どの第3者に投票画面を見られてしまう恐れがあり、投
票にかかわるプライバシー事項を完全に守秘することが
難しかった。したがって、たとえ公職選挙法が改正され
て電子投票に移行したとしても、起き上がることが困難
であるような障害を有する選挙人にとっては、従来の紙
に自書する方式の投票に比べて、かえって投票が難しく
なるという問題点があった。これはバリアフリー化の時
代の流れに逆行する深刻な問題ともなりかねないもので
あった。
【0008】そこで、本発明は、上記の状況に鑑みて成
されたものであって、特に電子的に投票を行う電子投票
装置であって、電子投票を行う際に立候補者名等を表示
画面に表示し、かつ電子投票を行う者のみが目視可能な
ように表示する表示手段を有することを特徴とする電子
投票装置とすることにより、起き上がりが困難な障害を
有する選挙人がスムーズに投票を行うことが出来、投票
を実行する際の操作や確認が容易であり、かつ投票の秘
密が確実に守られる電子投票装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、下記の構成を有する電子投票装置を提
供する。 (1)電子的に投票を行う電子投票装置(電子投票端末
2a、ヘッドマウントディスプレイ5、スイッチ6a)
であって、電子投票を行う際に立候補者名等を表示画面
に表示し、かつ電子投票を行う者1aのみが目視可能な
ように表示する表示手段(ヘッドマウントディスプレ
イ)5を有することを特徴とする電子投票装置2a、
5、6a。 (2)電子的に投票を行う電子投票装置2a、5、6a
であって、前記電子的な投票の実行及び結果のみを非表
示する表示画面を有するモニター表示手段(タッチパネ
ル式LCD30、LCD31)を備えることを特徴とす
る電子投票装置2a、5、6a。 (3)前記表示手段は、眼前に画像を表示するディスプ
レイ部を備えたヘッドマウントディスプレイ5を有する
ことを特徴とする請求項1記載の電子投票装置2a、
5、6a。 (4)前記表示手段5は、前記立候補者名等の画像(選
挙画面)9と、前記電子投票を行っている者の周囲を撮
影している画像(外部画像)9aとを前記表示画面又は
前記ディスプレイ部に表示するよう構成したことを特徴
とする請求項1又は請求項3記載の電子投票装置2a、
5、6a。 (5)前記ヘッドマウントディスプレイ5は、前記立候
補者名等をガイドする音声を前記電子投票を行う者のみ
が聴取可能なように発声する発声手段(インナーイヤー
型ヘッドホン)を備えることを特徴とする請求項3又は
請求項4記載の電子投票装置2a、5、6a。 (6)前記表示手段又は前記モニタ手段は、前記立候補
者名等をスクロール表示し、操作に応じて、前記表示画
面又は前記ディスプレイ部に表示されている前記立候補
者等に対する電子的な投票を行うための操作手段6aを
備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれ
か1に記載の電子投票装置2a、5、6a。 (7)前記操作手段は、押圧して操作する押圧スイッチ
6a、呼気を吹き込んで操作する呼気スイッチ6b(図
6)、瞬きを検出させて操作する瞬きスイッチ6c、又
は所定のワイヤに触れて操作を行うワイヤスイッチ6d
であることを特徴とする請求項6記載の電子投票装置。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施の形態に係る一実施例である電子投票装置を説明す
る。なお本実施例の電子投票装置は、電子投票端末装置
(以下、投票端末、電子投票端末、端末装置、投票端末
装置ともいう)、局所映像出力装置、及びスイッチを含
むものである。図1は本発明の実施形態に係る一実施例
である、投票端末及2a、局所映像出力装置5、及びス
イッチ6aを用いて投票を行う状況を示す斜視図、図2
は図1の投票端末2aの外観斜視図、図3は図1の投票
端末2aのハードウェア構成図、図4は図1の投票端末
2aが有するソフトウェア構成図、図5は図1の投票端
末2aが実行するプログラムの構成図、図6は呼気スイ
ッチ6b、瞬きスイッチ6cおよびワイヤースイッチ6
dの外観図、図7〜図10はヘッドマウントディスプレ
イ5に表示される選挙画面、図11は図1の投票端末2
aとヘッドマウントディスプレイ5及びスイッチ6aを
用いて実行する単記式候補者選挙の投票の流れを示すフ
ローチャートである。
【0011】ここで、本実施例の電子投票端末等を説明
するに先立って、上記に説明した従来構成の電子投票シ
ステムが有する問題点を認識した本発明人が、様々な検
討を行う中から以下に詳細に説明する本実施例の電子投
票装置の構成に到達した、その検討の概要を説明する。
【0012】さて、自由な位置に持ち運び可能な表示手
段として、従来よりヘッドマウントディスプレイ(以
下、HMDともいう)が知られている。ヘッドマウント
ディスプレイは、眼前に画像を表示するためのディスプ
レイ部を備えて頭部に装着するように設計された液晶型
画像表示装置であって、ビデオ信号等の映像信号をHM
Dに入力すると、HMDを装着した者には、あたかも数
メートル先の空間上に映像が虚像として表示されるのを
体感できるものである(例えば、特許第3131631
号公報の記載)。
【0013】近年小型・軽量化が進んで眼鏡型のHMD
が発売され、外出先で手軽にテレビ映像を楽しんだり、
迫力ある大画面のゲームを楽しんだりと、携帯型ディス
プレイとして注目を集めている。そこで、HMDを選挙
端末用のディスプレイとして使用することにより、横臥
した状態のままで投票を行うことが可能となる、という
点に本発明人は着目したものである。すなわち選挙端末
本体にHMDを接続し、HMDを装着した選挙人は、表
示内容を制御するスイッチを操作しながら投票を行えば
よい。
【0014】しかしながら、この優れた表示装置である
眼鏡型HMDにも選挙などの公共の場で使用するにはま
だ課題が残されている。それは、HMDは装着したとき
に外部の視界が妨げられるため、慣れない場所や状況で
使用するには抵抗を感じる人が多いことである。HMD
を装着した者は一種の目隠し状態にあり、装着状態で人
と会話することは容易でない。
【0015】特に、耳が不自由である者の場合は、限ら
れた情報伝達手段である目の視界が遮られてしまうこと
は大問題である。さらに、肢体が不自由であり必要な時
に自らHMDを脱着できない者や、あるいは首を自由に
動かすことができないためHMDのフレームと顔の頬の
隙間から外界を覗き見ることのできない者にとっては、
HMD装着は多大な不安感を引き起こす恐れがあるもの
である。
【0016】一般に、選挙人が投票する際には、周りに
人がいないことが暗黙的に確認できてはじめて安心して
投票できるのであって、もしも背後に人の気配を感じる
と投票意欲が失われてしまう恐れがある。したがって、
HMDを装着して視界を遮られた状態では、投票端末本
体の表示の状態や立会人、介護人の動きなどの外界の様
子が確認できない限り、安心して投票に臨むことができ
ない。
【0017】ところで、HMDの中にも、透過型の液晶
画面を採用して風景も見えるようにした、いわゆるシー
スルー機能を有するものも存在する(例えば、特開平1
1−265248号公報に記載)。しかしながら、シー
スルー機能は、画面と風景が混在するため画面が見えづ
らく、最近はシースルーを敢えて省いた商品が主流とな
りつつある。
【0018】一方、特開平8−19004号公報に記載
の構成のように、外部の風景をビデオカメラで撮像して
入力する技術も公開されている。しかしながら、この技
術の恩恵を受けることができるのは首を自由に動かすこ
とのできる健常者だけであり、ALS(筋萎縮性側索硬
化症)を患っている者は、利用することができない。
【0019】上記の課題を解決するため、本発明人は、
ヘッドマウントディスプレイ(HMD)の電子投票端末
への応用可能性について鋭意検討を重ねた結果、以下の
方法を考案するに至った。すなわち、HMDを装着した
者の周囲の風景を、選挙端末に設置された可動式の監視
ビデオカメラにより撮影し、そのリアルタイム映像をH
MDの画面に常時表示させるというものである。表示の
仕方は、選挙画面に挿入表示する、すなわちピクチャー
インピクチャ形式で表示して、投票画面と外部視野画面
が同時に表示されるようにする。このような映像出力手
段を用いることにより、外部視野を失うことなく、投票
を行うことができるようになるのである。
【0020】また、本実施例では、HMDに内蔵された
イヤホンを投票の補助を目的とした音声ガイダンス手段
として用いることも特徴とする。
【0021】さらに、本実施例では、HMDを装着した
状態では、キーボードなどの外部入力装置の操作が容易
でないことに鑑み、ひとつのスイッチですべての投票が
行えるように構成している。そのために、投票画面にお
ける選択項目が、一定の時間間隔で循環的に切り替わる
ようにし、選挙人が選択したい項目が表示された直後に
スイッチを押下することにより投票するように構成して
いる。また、スキャン入力式投票に用いるスイッチは、
機械式のボタンスイッチに加えて、息の圧力を感知する
方式の呼気スイッチ、目の瞼の動きを光学的に検出する
方式のまばたきスイッチ、又は所定のワイヤに触れて操
作するワイヤスイッチのいずれかから、選択できるよう
な構成とした。
【0022】すなわち、本実施例は、下記の構成を有す
る電子投票装置である点に特徴がある (1)選挙情報および投票操作方法を画像あるいは文字
により伝達する映像ガイダンス手段と、前記映像ガイダ
ンス手段を備えた選挙端末装置2aに接続され、選挙の
候補者を選択するための複数の外部選択装置を有する電
子投票システムであって、前記映像ガイダンス手段は、
前記電子投票端末装置に内蔵された映像出力手段30ま
たは前記電子投票端末装置に接続された局所的映像出力
手段5を通して選挙人1aに映像ガイダンスを行うもの
であり、前記外部選択装置の任意のひとつ6aを選挙人
が操作することにより、選挙案内、外部選択装置の操作
案内、投票の進行状況、投票結果などの投票に必要なす
べての情報を前記映像ガイダンス手段により選挙人の視
覚を通して伝えることを特徴とする電子投票端末装置。 (2)上記(1)記載の映像ガイダンス手段により選挙
人1aに伝達される情報のうち、選挙に関わる公的な情
報は前記電子投票端末装置に内蔵された映像出力手段3
0より発信され、投票の進行および投票内容に関わる選
挙人の私的情報は、前記公的情報とともに前記電子投票
端末装置に接続された局所的映像出力手段5により選挙
人に伝達することを特徴とする(1)記載の電子投票端
末装置。 (3)上記(1)記載の局所的映像出力手段5は、頭部
装着式表示装置を用いることを特徴とする(1)記載の
電子投票端末装置。 (4)上記(1)記載の局所的映像出力手段5に入力さ
れる映像9は、(2)記載の公的情報および私的情報に
加え、投票端末に付属する撮像手段で取得した、選挙人
の外部視野映像9aを、ピクチャインピクチャ形式で表
示したものであることを特徴とする(1)記載の電子投
票端末装置。 (5)上記(3)記載の頭部装着式表示装置は、局所的
音声出力手段を兼備し、投票に関する音声ガイダンスを
前記局所的音声出力手段にて選挙人に伝達することを特
徴とする(1)記載の電子投票端末装置。 (6)(1)記載の外部選択装置は、単一のスイッチ手
段6aを有し、投票画面において一定時間おきに循環的
に順次自動表示される複数の選択項目を、前記単一スイ
ッチ手段により選択するスキャン入力を行うことを特徴
とする(1)記載の電子投票端末装置。 (7)上記(6)記載のスイッチ手段は、ボタン式スイ
ッチ、呼気スイッチ6b、瞬きスイッチ6c、又はワイ
ヤスイッチ6dのいずれかであることを特徴とする電子
投票端末装置である。
【0023】以下図面を参照して本実施例の電子投票端
末、局所映像出力装置、及びスイッチを説明する。
【0024】図2は、本実施例の電子投票端末の外観図
である。図2において、30はタッチパネル式LCD
、33はICカードリーダである。障害をもたない選
挙人はタッチパネル式LCD30により投票を行うが、
起き上がることができないためLCD30を使用できな
い選挙人は、この投票端末にケーブルまたは無線により
接続された局所的映像出力手段であるヘッドマウントデ
ィスプレイ(HMD)5を使用して投票を行う。
【0025】HMDに表示される候補者を選択するため
の外部選択装置としては、HMD5を装着した状態では
複雑なキーボードの操作は容易でない為、本実施例では
単一のスイッチ6aだけで操作できるスキャン入力シス
テムを有している。このスイッチは、6aのような機械
式スイッチの他、後で説明する図6における呼気スイッ
チ6bや、瞬きスイッチ6c、ワイヤスイッチ6d等を
用いることができる。
【0026】図3は、図2の投票端末装置のハードウェ
ア構成図である。図3において、LCD31は、CPU
41の制御の下に初期画面、投票開始画面、選挙選択画
面、候補者一覧画面、候補者明細画面、投票確認画面、
投票終了画面等の各種画面を表示する。LCD31は電
子的な投票の実行及び結果のみを非表示する機能を有す
るモニター表示手段である。フラッシュROM40に
は、XML投票プログラム18、それらXMLファイル
から呼び出される映像ファイル、投票データファイル2
7等が格納される。CPU(中央処理装置)41は、フ
ラッシュROM40に格納されたXML投票プログラム
18、WWWブラウザ17、投票制御プログラム16に
従い、タッチパネル32または外部選択装置6aから入
力されたコマンド、データ等を受付、処理する。
【0027】RAM42は、読み取り/書き込み可能な
メモリであり、投票データメモリ20などとして機能す
る。ROM43は、読み取り専用メモリであり、装置電
源投入後の診断プログラム、システムを立ち上げるブー
トプログラム等が格納される。通信インタフェース44
は、有線方式又は無線方式による通信装置を具備するも
ので、必要に応じてホストコンピュータなどとのデータ
通信制御を行う。FDD(フロッピー(登録商標)ディ
スク装置)45は、上記通信装置を使用することなく、
別の集計装置に投票データを渡す際に使用される。カー
ドリーダ33は、投票カードに記録されている情報の読
み取りなどを行う。
【0028】ヘッドマウントディスプレイ(HMD)5
は、走査周波数を変換する機器であるスキャンコンバー
タ(図示せず)を介してCPUに接続されている。選挙
端末2aの外装パネルには接続端子が3系統(音声用、
映像用、電源用)が設けられている。これは、筋萎縮性
側索硬化症(ALS)などを患っている人のように体を
自由に動かすことができない選挙人が横臥した状態で投
票する際に利用することができる。ヘッドマウントディ
スプレイ用の信号は、オーディオ信号(AUDIO)と、外付
けされたTVスキャンコンバータを介したビデオ信号
(VIDEO)がCPU増設基板より出力される。オーディ
オ信号は、左右(L,R)2チャンネルのステレオ信号
としてピンジャックで端末と接続され、映像出力信号は
15ピンのコネクタで端末と接続される。
【0029】図4は、本実施例の投票端末におけるソフ
トウェアの構成図である。オペレーティングシステム
(OS)10は、要求された時間内に目的の処理を行う
というリアルタイム処理が可能なリアルタイムOSであ
る。シリアルI /O11は、データの入出力の際1ビ
ットずつ連続的に入力又は出力を制御する。ウインドウ
システム12は、ディスプレイなどに表示される画面の
中で、枠などによって区切られた表示部分の管理を行
う。
【0030】ファイルシステム13は、ファイルの登
録、追加、修正、削除などのファイル保守、特定ファイ
ルへのアクセスを制限するファイル保護などを行う。カ
ード制御プログラム14は、例えばICカードや、磁気
カードの読み取り及び書き込みなどを制御する。タッチ
パネル制御プログラム15は、タッチパネルからの入力
及びタッチパネルへの出力を制御する。選択装置制御プ
ログラム16はシリアルI/O11で接続した外部の選
択装置とのデータの入出力を制御する。
【0031】図5は、本実施例の投票端末のプログラム
構成を示す図である。投票端末2aにおいて、電源が投
入されると、投票制御プログラム16が起動し、さらに
ブラウザ17 が起動する。ブラウザ17 は選挙選択画
面、その他の画面を表示させるXML 投票プログラム
18 を適宜読み込み表示する。また、投票制御プログ
ラム16 の制御の下、選挙番号、候補者番号などのデ
ータが投票データメモリ20 上に記録される。
【0032】そして、1 投票終了時に前記データが投
票データファイル22 に保存される。なお、必要に応
じて投票制御プログラム16 の制御の下ソフトウェア
キーボード24 を表示する。キーボード24 から入力
された文字は、ブラウザ17に通知され、さらに投票制
御プログラム16 にも通知され、選挙番号等のデータ
と共にメモリ20に記録される。
【0033】図6は、投票端末2aに接続して用いる外
部選択装置の例である、呼気スイッチ6bおよび6cの
外観図である。呼気スイッチ6bは圧力センサーであ
り、ストローから息を吹き込むとスイッチが通電するよ
うになっている。このスイッチは、φ3.5mmピンジ
ャックで選挙端末本体2aに接続できる。瞬きスイッチ
6cは、光学センサーであり、HMDの眼鏡フレーム部
分に取り付けた赤外線発光LEDで構成される発光部
と、目からの反射光を検出する受光部から構成される。
瞬きによって、光の反射が遮られると、スイッチがO
N、OFFされる仕組みになっている。また、所定のワ
イヤに触れて操作を行う、ワイヤスイッチを用いても良
い。ワイヤスイッチとは、細い金属線が変形すると電気
抵抗が増すことを利用した歪みセンサーである。ワイヤ
ーに非常に弱い力で触れただけでスイッチ動作可能であ
るため、肢体に限らず体のあらゆる部分を使用して操作
することができる。
【0034】映像信号はスキャンコンバータを介して投
票端末2aより供給され、眼鏡式表示機にはスキャン式
投票画面が表示される。音声信号は投票端末機より直接
眼鏡式表示機に供給される。選挙人は眼鏡式表示機の投
票画面を見ながら投票端末機に接続されたスイッチ(ま
ばたきスイッチ、呼気スイッチ、又はワイヤスイッチ
等)をONにして投票する。
【0035】ヘッドマウントディスプレイ5の構成とし
ては色々なものが可能であるが、例えば、ソニー製のヘ
ッドマウントディスプレイ(商品名:グラストロン)を
用いることができる。表示部分は、液晶ディスプレイ
(LCD)であって、サイズ0.55インチ、画素数1
8万ドットであり、明るさの調整機構を有している。
【0036】音声出力は、インナーイヤー型ヘッドホン
であり、音量調整、音量リミットを有する。映像/音声
入力は、特殊ステレオミニジャック/S映像入力(4ピ
ンミニDIN)である。電源は、ACパワーアダプタで
ありDC9V(AC100V入力)。動作温度:約5〜
35℃、保存温度:約−10〜60℃である。外形寸法
は、ディスプレイ部:173W×56D×53Hmm
(折りたたみ時)、電源ボックス部:53W×104D
×39Hmmである。重量は、ディスプレイ部:約95
g、電源ボックス部:約92gである。上記のインナー
イヤー型ヘッドホンは、電子投票を行う際の立候補者名
等をガイドする音声を、電子投票を行う者のみが聴取可
能なように発声する発声手段として用いられる。
【0037】スキャンコンバータの仕様は、パソコンの
画面の解像度によって決まるCRTの水平および垂直同
期信号を、水平15.7kHz、垂直60Hzに変換し
てTVディスプレイで表示できるようにするダウンスキ
ャンコンバータであり、選挙端末2aから受け取った信
号を再構成しヘッドマウントディスプレイ5用のNTS
C信号に変換する。出力はコンポジットビデオとS端子
の2系統を具備しており、消費電流:500mA ma
xであり、電源は+5V(投票端末2aより供給)、動
作温度:0〜70℃である。外形寸法は68W×100
D×26Hmmである。
【0038】図1は、選挙人1aが本実施例のヘッドマ
ウントディスプレイ5を装着してベッド7に横臥した状
態で実際の投票操作を行う概念図である。
【0039】図1において、選挙人1aは、投票端末2
aにケーブルまたは無線により接続されたスイッチ6a
を操作することにより投票操作を行う。選挙人1aは、
ヘッドマウントディスプレイ(HMD)5に表示された
映像ガイダンスに従いながら、手元のスイッチ6aを手
で操作することにより、候補者の選択、決定を行う。ヘ
ッドマウントディスプレイ(HMD)5には、警告灯に
内蔵された監視カメラ4で撮像したリアルタイムの外部
画像が同時入力されており、選挙人1aは、ヘッドマウ
ントディスプレイ(HMD)5を装着した不安を感じる
ことなく投票を行うことができる。
【0040】監視カメラ4は、可動式であり、警告灯の
モータ機構を利用して、端末周辺の風景を360度監視
するようになっている。これは、首を自由に動かすこと
ができない選挙人であっても、部屋全体の情報を知るこ
とができ、投票の際に安心感を得ることができるように
するためである。また操作に困ったり、あるいはトラブ
ルが発生して管理者を呼び出した場合でも、ヘッドマウ
ントディスプレイ(HMD)5を装着したまま、監視カ
メラ4で撮像した管理者の顔を見ながらアドバイスを受
けることができ、管理者に対しても投票の秘密を守るこ
とができる。
【0041】図7〜図10は、本実施例のヘッドマウン
トディスプレイ5が表示する映像ガイダンスを用いて、
実際に起き上がることが困難な有権者が選挙の投票を行
う際の投票画面の例である。各々の画面の右上には、監
視カメラ4で撮像した外部映像が、ピクチャインピクチ
ャ形式で挿入表示される。選挙人は、投票を行いなが
ら、常に外部の様子を窺い知ることができ、HMD5を
装着した状態で管理者や介添人と不自由なく会話するこ
とができる。
【0042】さて、以下に各々の図を用いて投票の実行
例を説明するが、その前に投票の実行方法の概要を述べ
る。まず、起き上がることが困難である選挙人1aは、
自宅あるいは病院の寝室で巡回投票を行うか、あるいは
ストレッチャ−等を用いて投票所で横臥したまま投票を
行う。選挙人1aは、スピーカー(SP)3による音声
ガイダンスに基づいてヘッドマウントディスプレイ(H
MD)5を自ら装着するか、あるいは立会人に装着して
もらい、投票端末と図5に示されるような外部選択装置
のスイッチ6aを用いて、1つ以上の選挙について投票
する候補者を選択、確認し、投票端末のデバイスに(暗
黙的に)記録し、投票を完了することになる。
【0043】(投票の実行例)単記式候補者選挙の場合
について、図7〜図10およびフローチャート図11を
参照しながら投票操作の実際を説明する。投票の操作の
スタート時には、ヘッドマウントディスプレイ5の画面
9には、投票待受画面(図示しない)が表示されている
(図11のステップS1)。
【0044】次に選挙人あるいは、介助者が投票カード
を投票端末2aに挿入する。投票カードは、投票に先立
って選挙管理者が発行した磁気カードあるいはICカー
ド等であり、内蔵データとして、選挙の種類および投票
端末の種類(盲聾者用、肢体不自由者用、健常者用な
ど)が記録されている。選挙の匿名性を守るため、IC
カードには選挙人1aを特定できるような情報は記録さ
れていない。
【0045】挿入されたカードからデータを読み取り、
選挙人属性がヘッドマウントディスプレイ使用者である
ことを、投票端末2aが接続する電子投票システムが有
するサーバーのデータベース上の照合により認証し、本
人であることが確認される(ステップS2)。もしも認
証に失敗すると、先の投票待受画面ステップS1に戻
る。
【0046】さて、本人確認が終わると投票進捗画面
(図示しない)が表示される。まず、言語選択が終了す
ると(S3,S4)、選挙の選択画面設定が表示される
(ステップS5)。A「一覧選択」とB「番号入力」を
ともに許していれば、図7の画面を表示し、各々のボタ
ンが一定の時間間隔で循環的に点灯する。
【0047】ヘッドマウントディスプレイ5を装着した
選挙人1aは、A「一覧選択」ボタンが点灯した直後に
スイッチ6aを押下する(ステップS6)。選択された
一覧選択方式を判定し、図7のような候補者選択画面を
表示する(ステップS7)。ここで、B「前頁」ボタン
は無効化されている。このとき、すべての候補者がこの
画面内に収まっている場合、B「前頁」ボタン,C「次
頁」ボタン,F「 頁目/ 頁中」ボタンは表示しな
い。Aのそれぞれの候補者ボタンと、B〜Eまでのボタ
ンは、一定の時間間隔で順次、循環的に点灯している。
【0048】選挙人1aは、投票したい候補者がAに表
示されるまで待つ(ステップS9)。このとき、Aの候
補者名とFの頁番号が更新される(ステップS10)。
すなわち図7の画面では、候補者名がスクロール表示さ
れる。ここで、最初の頁となった場合B「前頁」を無効
化し、そうでない場合にはD「戻る」を無効化する。ま
た、最後の頁となった場合、C「次頁」を無効化する。
さらに、表示されていない候補者ボタンの表示、候補者
名のない候補者ボタンの消去を行う。押されたB,もし
くはC(表示されていない場合、次のボタン)を点灯す
る。
【0049】選挙人1aは、Aに投票したい候補者の名
前が表示された場合、その候補者の名前のボタンが点灯
したときに確定スイッチ6aを押下する(ステップS
8)。すると、図8のような、選択された候補者の画面
を表示する(ステップS12)。もし白票が選択された
場合は(ステップS11)、白票の確認画面を表示する
(ステップS13)。選挙人1aは表示された候補者に
投票するために、「投票」ボタンが点灯するタイミング
を見計らって、点灯直後にスイッチ6aを押下する(ス
テップS14)。入力された候補者はジャーナルプリン
タに印字され、記録デバイスに記録が行われ、ネットワ
ーク経由で送信される(ステップS15)。
【0050】正しい投票の確認が終わると、スピーカー
から「カードを抜いてください」というガイド音声が流
れる(ステップS16)。この音声は、選挙人あるいは
付添い人が、端末機から投票カードを抜き取るまで、反
復される(ステップS17)。選挙人あるいは付添い人
が、投票カードを抜き取ると、ガイド音声が停止し、投
票端末2aは最初の待受画面の表示に戻る(ステップS
18)。以上で、単記式候補者選挙の投票は完了する。
【0051】また図9は拘束名簿式比例代表選挙映像ガ
イダンスの内容を示す政党選択画面、図10は拘束名簿
式比例代表選挙の映像ガイダンスの内容を示す政党確定
画面であり、先に図7及び図8を用いて説明した単記式
候補者選挙の投票の手順と同様に、本実施例の投票端末
等を用いて電子的な投票が実行されるものである。
【0052】本発明は以下の効果を発揮する。すなわ
ち、起き上がることが困難な選挙人が電子投票を行う際
に、ヘッドマウントディスプレイと監視カメラいう2つ
の映像入出力装置と、まばたきスイッチや呼気スイッチ
などの外部選択装置と組み合わせることによって、投票
を不自由なく行うことができるようになるという効果が
ある。さらに、ヘッドマウントディスプレイと撮像カメ
ラを組み合わせることにより、投票内容のプライバシー
が守られるとともに、外部の画像を認識できることによ
り、安心感をヘッドマウントディスプレイを装着した選
挙人に与えることができる。また、投票時に管理者を呼
び出した際にも、ヘッドマウントディスプレイをつけた
たま不自由なく会話ができ、選挙のプライバシーを完全
に守ることができる。
【0053】すなわち、本発明は、起き上がり困難な選
挙人が横臥状態のままで投票が出来るようなバリアフリ
ー機能を備えた投票手段を有する電子投票装置であっ
て、起き上がることができなくても目が健常であれば投
票可能な投票、情報取得手段を有することを特徴とする
電子投票装置として構成することによって、選挙の投票
行為や集計作業等において電子化を促進するとともに、
複数の選挙を同時に行われる場合でも過誤なく実行でき
るようにし、かつ身体的に不自由な有権者でも自分自身
で容易に投票を実行することが出来、全ての有権者に公
平で操作性及び信頼性に優れた電子投票装置を提供する
ことが出来る。
【0054】
【発明の効果】詳述した如く、本発明は、電子的に投票
を行う電子投票装置であって、電子投票を行う際に立候
補者名等を表示画面に表示し、かつ電子投票を行う者の
みが目視可能なように表示する表示手段を有することを
特徴とする電子投票装置とすることにより、起き上がり
が困難な障害を有する選挙人がスムーズに投票を行うこ
とが出来、投票を実行する際の操作や確認が容易であ
り、かつ投票の秘密が確実に守られる電子投票装置を提
供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る一実施例である投票
端末、映像出力装置、キーボードを用いて投票を行う状
況を示す斜視図である。
【図2】 図1の投票端末の外観斜視図である。
【図3】 図1の投票端末のハードウェア構成図であ
る。
【図4】 図1の投票端末が有するソフトウェア構成図
である。
【図5】 図1の投票端末が実行するプログラムの構成
図である。
【図6】 図1の投票端末に接続可能な外部選択装置の
他の例である。
【図7】 図1の映像出力装置に表示される単記式候補
者選挙の映像ガイダンスの内容を示す候補者選択画面で
ある。
【図8】 図1の映像出力装置に表示される単記式候補
者選挙の映像ガイダンスの内容を示す候補者確定画面で
ある。
【図9】 図1の映像出力装置に表示される拘束名簿式
比例代表選挙映像ガイダンスの内容を示す政党選択画面
である。
【図10】 図1の映像出力装置に表示される拘束名簿
式比例代表選挙の映像ガイダンスの内容を示す政党確定
画面である。
【図11】 図1の投票端末、映像出力装置、キーボー
ドを用いた単記式候補者選挙の投票の流れを示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
2a 電子投票端末(電子投票装置) 5 ヘッドマウントディスプレイ(電子投票装置、表示
手段) 6a スイッチ、押圧スイッチ(電子投票装置、操作手
段) 6b 呼気スイッチ 6c 瞬きスイッチ 6d ワイヤスイッチ 9 選挙画面(立候補者名等の画像) 9a リアルタイム映像、外部画像(電子投票を行って
いる者の周囲を撮影している画像) 30 タッチパネル式LCD(モニター表示手段) 31 LCD(モニター表示手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横地 良也 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子的に投票を行う電子投票装置であっ
    て、 電子投票を行う際に立候補者名等を表示画面に表示し、
    かつ電子投票を行う者のみが目視可能なように表示する
    表示手段を有することを特徴とする電子投票装置。
  2. 【請求項2】電子的に投票を行う電子投票装置であっ
    て、 電子投票の実行及び結果のみを非表示する表示画面を有
    するモニター表示手段を備えることを特徴とする電子投
    票装置。
  3. 【請求項3】前記表示手段は、眼前に画像を表示するデ
    ィスプレイ部を備えたヘッドマウントディスプレイを有
    することを特徴とする請求項1記載の電子投票装置。
  4. 【請求項4】前記表示手段は、前記立候補者名等の画像
    と、前記電子投票を行っている者の周囲を撮影している
    画像とを前記表示画面又は前記ディスプレイ部に表示す
    るよう構成したことを特徴とする請求項1又は請求項3
    記載の電子投票装置。
  5. 【請求項5】前記ヘッドマウントディスプレイは、前記
    立候補者名等をガイドする音声を前記電子投票を行う者
    のみが聴取可能なように発声する発声手段を備えること
    を特徴とする請求項3又は請求項4記載の電子投票装
    置。
  6. 【請求項6】前記表示手段又は前記モニタ手段は、前記
    立候補者名等をスクロール表示し、 操作に応じて、前記表示画面又は前記ディスプレイ部に
    表示されている前記立候補者等に対する電子的な投票を
    行うための操作手段を備えることを特徴とする請求項1
    乃至請求項5のいずれか1に記載の電子投票装置。
  7. 【請求項7】前記操作手段は、押圧して操作する押圧ス
    イッチ、呼気を吹き込んで操作する呼気スイッチ、瞬き
    を検出させて操作する瞬きスイッチ、又は所定のワイヤ
    に触れて操作を行うワイヤスイッチであることを特徴と
    する請求項6記載の電子投票装置。
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