JP2002318207A - 放射線検査装置 - Google Patents

放射線検査装置

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JP2002318207A
JP2002318207A JP2001125820A JP2001125820A JP2002318207A JP 2002318207 A JP2002318207 A JP 2002318207A JP 2001125820 A JP2001125820 A JP 2001125820A JP 2001125820 A JP2001125820 A JP 2001125820A JP 2002318207 A JP2002318207 A JP 2002318207A
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Ryoichi Sawada
良一 澤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 X線検査ボックスに設けられたX線遮蔽のれ
んが、ベルトコンベアや被検査物に接触しても摩耗しに
くいようにした放射線検査装置を提供する。 【解決手段】 操作パネル13からベルトコンベアの駆
動部22を回転させ、ループベルト8を各プーリ上に回
転移動させる。X線制御器1によってX線管2からX線
を放射させ、スリット6を通してベルトコンベア上に照
射する。一方、被検査物23が補助台20から検査ボッ
クス24内に導入され、U字状に上部から吊下げられた
柔軟な耐磨耗性の滑りやすい鉛ゴム製のX線遮蔽のれん
14a、15a、16a、17aの下を滑らかに移動し
て、X線ビーム中を通過し、開口部19から補助台21
に搬出される。同時にX線透過データがデータ処理装置
9からモニタ10に表示され、データプリンタ11、ビ
デオプリンタ12で出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、連続して食
品等を非破壊検査する放射線検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】非破壊検査分野では食品等の分野で異物
が混入していないかを調べるために、ベルトコンベアに
て検査物をX線管とX線検出器の間に流し、その透過像
またはデータから異物の有無を判定している。図3に従
来の放射線検査装置のシステムを示す。はじめに、補助
台20を検査ボックス24の開口部18に近づけ、補助
台21を開口部19に近づけてセットする。そして、操
作パネル13の電源をONするとベルトコンベアの駆動
部22が動作し、ループベルト8が各プーリに沿って矢
印の方向に移動する。同時に補助台20及び補助台21
のループベルトも矢印の方向に移動する。そして、被検
査物23を補助台20のベルト上に載せると、被検査物
23は検査ボックス24内に搬送される。検査ボックス
24は、散乱線等の漏洩線量が人体に影響を及ぼすのを
防ぐために全体をX線防護箱にし、且つ、開口部18及
び開口部19の入出口には、鉛ゴム製のX線遮蔽のれん
14及びX線遮蔽のれん15が設けられ、さらに、中央
部のX線ビームの通過する両側には、X線遮蔽のれん1
6及びX線遮蔽のれん17が設けられている。そして、
上部にX線管2が設けられ、X線制御器1によって高電
圧発生器から高電圧がX線管2に印加され、陰極3のフ
ィラメントからの電子が、陽極4に衝突しX線を発生す
る。その衝突のエネルギーのほとんどが熱に変換される
ので、陽極を冷却するために冷却ファン5が設けられて
いる。発生したX線はスリット6を通過し、中央のベル
トコンベアのループベルト8上に送られてきた被検査物
23を透過する。透過したX線は下部に設けられたライ
ンセンサ7で検出され、その信号がデータ処理装置9に
送られる。そして、処理された信号がモニタ10に表示
されるとともに、データ処理され異物が存在しない画像
と異物が存在する画像を比較し、異物の存在する検査物
をデータ上でチェックし、現物をコンベアから排出した
り、または、現物にマーキングしたりして摘出する。ま
た、その結果をデータプリンタ11、ビデオプリンタ1
2に出力する。ラインセンサ7は、シンチレータとMO
S型イメージセンサから構成されている。前面に備えら
れたシンチレータは、X線の励起により可視光に変換す
るX線変換膜で、X線撮影用に使用されている一般的な
増感フイルムであるGdS:Tbが使用され、そ
の後方にMOS型イメージセンサが固着されている。M
OS型イメージセンサは光センサの半導体のp型半導体
とn型半導体を備え、その光信号を外部に転送するため
の電子回路が各素子毎に形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の放射線検査装置
は以上のように構成されているが、一般に非破壊検査装
置では、X線の漏洩を防止する為、X線照射部分は鉄板
や鉛補強板で覆われた検査ボックス24の防護箱内に設
置されている。オンライン化の要求により、連続してコ
ンベア等にて被検査物23を搬送検査する要求があり、
その出入り口である開口部18及び開口部19の漏洩線
量が大きなものとなっていた。そのため、出入口には鉛
ゴム製のX線遮蔽のれん14及びX線遮蔽のれん15が
設けられ、さらに、中央部のX線ビームの通過する両側
には、X線遮蔽のれん16及びX線遮蔽のれん17が設
けられているが、各X線遮蔽のれん14、16、17、
15の端部が、回転するループベルト8やいろいろな形
状を有する被検査物23などに接触し、その摩擦によっ
て磨り減るという問題があった。そのため、X線遮蔽の
れん部材であるPbゴム等の粉末が被検査物に付着・混
入しないように、一定期間毎に各X線遮蔽のれん14、
16、17、15を交換している。特に、包装前の食材
の検査では衛生上の問題が無いように注意をはらい保守
点検して操作している。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、検査ボックスの出入口やX線ビームの
通過する両側にX線漏洩を防護するために設けられたX
線遮蔽のれんが、移動するベルトコンベアや被検査物に
接触しても、摩耗しにくいようにした放射線検査装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の放射線検査装置は、放射線発生手段と、複
数の素子からなる1次元又は2次元放射線検出手段と、
前記放射線発生手段と放射線検出手段との間に被検査物
を連続して搬送する手段と、前記各手段を内装し放射線
漏洩を防止する防護手段とから構成される放射線検査装
置において、被検査物を搬送する手段の搬入口、検査後
の搬出口に、上部から吊り下げられU字状で柔軟な耐摩
耗性の材質からなる放射線防護手段を備えるものであ
る。
【0006】また、本発明の放射線検査装置は、放射線
発生手段と、複数の素子からなる1次元又は2次元放射
線検出手段と、前記放射線発生手段と放射線検出手段と
の間に被検査物を連続して搬送する手段と、前記各手段
を内装し放射線漏洩を防止する防護手段とから構成され
る放射線検査装置において、被検査物を搬送する手段の
搬入口、検査後の搬出口に、被検査物を搬送する手段と
同じ方向に同期して回転する軸に掛けられたリング状の
柔軟な材質からなる放射線防護手段を備えるものであ
る。
【0007】本発明の放射線検査装置は上記のように構
成されており、被検査物を搬送するベルトコンベア等の
搬入口、検査後の搬出口に、上部から吊り下げられU字
状(V字状を含む)で柔軟な滑りやすい摩耗性の低い材
質、例えば、鉛ゴム布に四フッ化エチレン樹脂によるコ
ーティングの表面処理がなされたX線遮蔽のれん、また
は、被検査物を搬送する手段と同じ方向に同期して回転
する軸に掛けられたリング状の柔軟な材質、例えば、鉛
ゴム布に四フッ化エチレン樹脂によるコーティングの表
面処理がなされたX線遮蔽のれんを備えるものである。
そのため、X線遮蔽のれんが、回転するループベルトや
いろいろな形状を有する被検査物などに接触しても、X
線遮蔽のれんの接触する部分の形状が、U字状(V字
状)で、しかも、柔軟な滑りやすい摩耗性の低い材質に
よって作られており、または、被検査物を搬送する手段
と同じ方向に同期して回転するリング状のX線遮蔽のれ
んを設け、そのX線遮蔽のれんが柔軟な材質によって作
られているので、その摩擦によって磨り減るという問題
を解決することができる。そのためX線遮蔽のれん部材
の摩耗した粉末が被検査物に付着・混入する可能性をな
くすことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の放射線検査装置の一実施
例を図1を参照しながら説明する。図1は本発明の放射
線検査装置の検査ボックス24内に設けられたベルトコ
ンベア搬送によるX線検査状態を示す図である。本放射
線検査装置は、X線管2とそれに高電圧を印加する高電
圧発生回路(図示せず)とそれを制御するX線制御器1
からなる放射線発生手段と、X線管2と対向してベルト
コンベアの下部に設けられた複数の素子からなる1次元
のラインセンサ7または2次元放射線検出器からなる放
射線検出手段と、放射線発生手段と放射線検出手段との
間に被検査物23を連続して搬送しX線管2から放射し
たX線がスリット6を通って被検査物23に照射され、
操作パネル13によって制御されるベルトコンベアの搬
送手段と、上記の各手段を内装し、放射線の漏洩を防止
する検査ボックス24と、放射線漏洩防止のために開口
部18及び開口部19の入出口に設けられた鉛ゴム製の
X線遮蔽のれん14a及びX線遮蔽のれん15aと中央
部のX線ビームの通過する両側に設けられた鉛ゴム製の
X線遮蔽のれん16a及びX線遮蔽のれん17aとから
なる防護手段と、ラインセンサ7からの出力を信号処理
するデータ処理装置9と処理されたX線画像を表示する
モニタ10とそのデータをプリントするデータプリンタ
11とビデオプリンタ12とからなる出力手段と、被検
査物23を検査ボックス24に入出するための補助台2
0と補助台21の補助手段とから構成されている。
【0009】放射線発生手段は、被検査物23によりX
線管2に印加される電圧が異なり、5〜160kV程
度、電流が0〜30mA程度のものがある。また、異物
の大きさや形状判別に必要な分解能により、X線管焦点
の異なるものが選ばれる。そして、連続で検査を行うた
め、X線管2の陽極4は温度が上昇するので、冷却ファ
ン5によって冷却される。X線管2から発生したX線は
コンベアの幅方向に長い鉛製のスリット6で幅方向に扇
状に広がったX線ビームとなる。放射線検出手段は、ベ
ルトコンベアの下部に設けられた複数の素子からなる1
次元のラインセンサ7又は2次元放射線検出器からな
り、シンチレータとMOS型イメージセンサで構成され
たもので、前面に備えられたシンチレータは、X線の励
起により可視光に変換するX線変換膜GdS:T
bが使用され、その後方にMOS型イメージセンサが固
着されている。MOS型イメージセンサは、光センサの
半導体のp型半導体とn型半導体を備え、その光信号を
外部に転送するための電子回路が各素子毎に形成されて
いる。搬送手段は、放射線発生手段と放射線検出手段と
の間に被検査物23を連続して搬送し、X線管2から放
射したX線がスリット6を通って被検査物23に照射さ
れ、操作パネル13によって制御されるベルトコンベア
からなるものである。操作パネル13を操作し、搬送部
のスイッチをONすると、駆動部22が回転しループベ
ルト8が各プーリ上を移動する。
【0010】防護手段は、被検査物23を搬送するルー
プベルト8上の搬入口、ループベルト8上のX線照射部
の入出口、検査後のループベルト8上の搬出口に、上部
から吊り下げられ、U字状またはV字上で、柔軟で表面
が滑りやすく処理された摩耗性の低い材質からなる鉛ゴ
ム製のX線遮蔽のれん14a、16a、17a、15a
である。放射線漏洩防止のために、X線遮蔽のれん14
a及びX線遮蔽のれん15aは、開口部18及び開口部
19の入出口に設けられ、X線遮蔽のれん16a及びX
線遮蔽のれん17aは、中央部のX線ビームの通過する
両側に設けられている。このX線遮蔽のれん14a、1
6a、17a、15aは、検査時には移動するループベ
ルト8に接触したり、ループベルト8に載せられたいろ
いろな形状をした移動する被検査物23に接触する。X
線遮蔽のれん14a、16a、17a、15aの下端面
部は、重力によって各々2箇所からU字形状またはV字
形状に上部から垂れ下げられ、鉛ゴムの表面に四フッ化
エチレン樹脂によるコーティングなどの磨耗性の低い表
面処理がなされているので、滑りやすく、接触すること
で容易に摩耗することが無く、長期にわたって使用する
ことができる。
【0011】出力手段は、ラインセンサ7からの出力を
信号処理するデータ処理装置9と処理されたX線画像を
表示するモニタ10とそのデータをプリントするデータ
プリンタ11とビデオプリンタ12とからなり、データ
処理され異物が存在しない画像と異物が存在する画像を
比較し、異物の存在する検査物をデータ上でチェック
し、現物をコンベアから排出したり、または現物にマー
キングしたりして摘出するための信号を出す。また、そ
の結果をデータプリンタ11に出力し、その画像をビデ
オプリンタ12に出力する。補助手段は、検査ボックス
24の開口部18及び開口部19の入出力口に近づけて
セットし、被検査物23を検査ボックス24内に設けら
れたベルトコンベア搬送ラインに送るための補助台20
及び補助台21である。
【0012】次に、図1に示す本X線検査装置の動作に
ついて説明する。補助台20を検査ボックス24の開口
部18に近づけ、補助台21を開口部19に近づけてセ
ットする。操作パネル13のスイッチをONすると、ベ
ルトコンベアの駆動部22が回転し、ループベルト8が
各プーリ上を回転移動する。同時に補助台20のベル
ト、補助台21のベルトが回転する。そして、X線制御
器1のX線ONのスイッチを押しX線を放射させる。こ
の状態で被検査物23を所定の間隔で補助台20に載せ
ていく。被検査物23は検査ボックス24内に導入さ
れ、上部から垂れ下げられたU字形状のX線遮蔽のれん
14aの下端面部が、ループベルト8上に載せられて移
動する被検査物23に触れ、滑るようにして被検査物2
3がU字形状のX線遮蔽のれん14aの下を移動してい
く。そして、X線ビームが放射される空間の前後におい
ても、同様にX線遮蔽のれん16a及びX線遮蔽のれん
17aの下を、被検査物23が滑らかに移動し、検査後
のループベルト8上の搬出口に設けられたX線遮蔽のれ
ん15aの下も被検査物23が滑らかに移動して、補助
台21上のベルトに載せられる。同時に、ラインセンサ
7からの信号がデータ処理装置9で処理され、モニタ1
0に表示される。また、そのデータがデータプリンタ1
1でプリントされ、画像はビデオプリンタ12でプリン
トされる。
【0013】次に、本放射線検査装置の他の実施例を図
2を参照しながら説明する。図2は本放射線検査装置の
検査ボックス24内に設けられたベルトコンベア搬送に
よるX線検査状態を示す図である。本放射線検査装置
は、X線管2とそれに高電圧を印加する高電圧発生回路
(図示せず)とそれを制御するX線制御器1からなる放
射線発生手段と、X線管2と対向してベルトコンベアの
下部に設けられた複数の素子からなる1次元のラインセ
ンサ7または2次元放射線検出器からなる放射線検出手
段と、上記の各手段を内装し、放射線の漏洩を防止する
検査ボックス24と、放射線漏洩防止のために開口部1
8及び開口部19の入出口に設けられ、ループベルト8
と同じ方向に同期して回転する軸14c及び軸15cに
かけられたリング状の柔軟な材質からなるX線遮蔽のれ
ん14b及びX線遮蔽のれん15bと中央部のX線ビー
ムの通過する両側に設けられループベルト8と同じ方向
に同期して回転する軸16c及び軸17cにかけられた
リング状の柔軟な材質からなるX線遮蔽のれん16b及
びX線遮蔽のれん17bとからなる防護手段と、放射線
発生手段と放射線検出手段との間に被検査物23を連続
して搬送し、X線管2から放射したX線がスリット6を
通って被検査物23に照射され、操作パネル13によっ
て制御されるベルトコンベアの搬送手段と、ラインセン
サ7からの出力を信号処理するデータ処理装置9と処理
されたX線画像を表示するモニタ10とそのデータをプ
リントするデータプリンタ11とビデオプリンタ12と
からなる出力手段と、被検査物23を検査ボックス24
に入出するための補助台20と補助台21の補助手段と
から構成される。
【0014】本X線検査装置は、図1の実施例に示すX
線遮蔽のれん14a、15a、16a、17aの換わり
にループベルト8と同じ方向に同期して回転する軸14
c、15c、16c、17cにかけられたリング状の柔
軟な材質からなるX線遮蔽のれん14b、15b、16
b、17bを用いたものである。このX線遮蔽のれん1
4b、15b、16b、17bは、柔軟なリング状のも
ので、表の表面に四フッ化エチレン樹脂によるコーティ
ングなどの磨耗性の低い表面処理がなされ、滑りやすい
鉛ゴム製のもので、内表面は軸14c、15c、16
c、17cに接触して回転するように加工されている。
そして表の表面は、ループベルト8や被検査物23に同
期して回転接触するので、容易に摩耗することが無く、
長期にわたって使用することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明の放射線検査装置は上記のように
構成されており、ベルトコンベア等によるX線検査ボッ
クスの搬入出口やX線照射部の入出口に、上部から垂れ
下げられた柔軟なU字状の滑りやすい耐摩耗性の材質を
表面にコーティングした鉛ゴム製のX線遮蔽のれんを備
え、または、ベルトコンベアと同じ方向に同期して回転
する軸に吊り下げられたリング状の柔軟な材質からなる
鉛ゴム製のX線遮蔽のれんを備えているので、X線遮蔽
のれんが、移動するベルトコンベアやいろいろな形状を
有する被検査物などに接触しても、X線遮蔽のれんの接
触する部分の形状が、U字状で滑らかであり、耐摩耗性
の材質によって製作されているので、または、同じ方向
に同期して回転接触するので、その摩擦によって磨り減
るという問題を解決することができる。そのためX線遮
蔽のれん部材の摩耗した粉末が被検査物に付着・混入す
る可能性をなくすことができる。また、被検査物がX線
遮蔽のれんにぶつかって、X線遮蔽のれんが跳ね上が
り、外部にX線が漏洩する可能性もなくなり、被検査物
のダメージも少なくすることができる。さらに被検査物
がX線遮蔽のれんにあたって、その位置が大きく変わる
ことが無くなり、検査精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の放射線検査装置の一実施例を示す図
である。
【図2】 本発明の放射線検査装置の他の実施例を示す
図である。
【図3】 従来の放射線検査装置を示す図である。
【符号の説明】
1…X線制御器 2…X線管 3…陰極 4…陽極 5…冷却ファン 6…スリット 7…ラインセンサ 8…ループベルト 9…データ処理装置 10…モニタ 11…データプリンタ 12…ビデオプリンタ 13…操作パネル 14、14a、14b…X線遮蔽のれん 15、15a、15b…X線遮蔽のれん 16、16a、16b…X線遮蔽のれん 17、17a、17b…X線遮蔽のれん 14c、15c、16c、17c…軸 18、19…開口部 20、21…補助台 22…駆動部 23…被検査物 24…検査ボックス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放射線発生手段と、複数の素子からなる1
    次元又は2次元放射線検出手段と、前記放射線発生手段
    と放射線検出手段との間に被検査物を連続して搬送する
    手段と、前記各手段を内装し放射線漏洩を防止する防護
    手段とから構成される放射線検査装置において、被検査
    物を搬送する手段の搬入口、検査後の搬出口に、上部か
    ら吊り下げられU字状で柔軟な耐摩耗性の材質からなる
    放射線防護手段を備えることを特徴とする放射線検査装
    置。
  2. 【請求項2】放射線発生手段と、複数の素子からなる1
    次元又は2次元放射線検出手段と、前記放射線発生手段
    と放射線検出手段との間に被検査物を連続して搬送する
    手段と、前記各手段を内装し放射線漏洩を防止する防護
    手段とから構成される放射線検査装置において、被検査
    物を搬送する手段の搬入口、検査後の搬出口に、被検査
    物を搬送する手段と同じ方向に同期して回転する軸に掛
    けられたリング状の柔軟な材質からなる放射線防護手段
    を備えることを特徴とする放射線検査装置。
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