JP2002317897A - 真空断熱材,断熱容器,冷蔵庫,および炊飯器 - Google Patents

真空断熱材,断熱容器,冷蔵庫,および炊飯器

Info

Publication number
JP2002317897A
JP2002317897A JP2001121162A JP2001121162A JP2002317897A JP 2002317897 A JP2002317897 A JP 2002317897A JP 2001121162 A JP2001121162 A JP 2001121162A JP 2001121162 A JP2001121162 A JP 2001121162A JP 2002317897 A JP2002317897 A JP 2002317897A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
heat insulating
insulating material
vacuum heat
hard carbon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001121162A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomonao Amayoshi
智尚 天良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP2001121162A priority Critical patent/JP2002317897A/ja
Publication of JP2002317897A publication Critical patent/JP2002317897A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
  • Cookers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Thermal Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外被材を熱伝導して生じるヒートリークの影
響がなく、気体バリヤ性が優れた外被材により、初期、
および経時的にも高断熱性能を発揮する真空断熱材を低
コストで提供する。 【解決手段】 芯材と、少なくとも硬質炭素膜を蒸着し
たポリエチレンテレフタレートフィルムと厚さ25μm
以上60μm以下のポリエチレンフィルムとから構成さ
れるラミネートフィルム製の外被材とからなり、前記芯
材を前記外被材で覆って内部を減圧後、ポリエチレンフ
ィルムを熱融着して封止した真空断熱材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家電製品,住宅,
および車両等の断熱材として使用可能な真空断熱材、ま
た、前記真空断熱材を適用した断熱容器,冷蔵庫,給湯
器,および炊飯器等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境保護の視点から省エネル
ギーや省資源に対して、様々な取り組みがなされてい
る。
【0003】省エネルギーの観点では、特公平2−54
479号公報に示すように、多孔質構造の芯材をアルミ
箔ラミネートフィルム製の外被材で覆って内部を減圧封
止する真空断熱材が提案され、近年、工業的に使用され
始めている。この真空断熱材は、従来硬質ウレタンフォ
ームの3倍の断熱性能である0.005W/mKの熱伝
導率を有し、省エネルギー向け断熱材として寄与してい
る。
【0004】一方、真空断熱材を冷蔵庫に適用した例と
しては、特許公報2094633号に示すように、芯材
と、金属箔とプラスチックフィルムを積層した第1ラミ
ネートフィルムと、アルミ蒸着層とプラスチックフィル
ムを積層した第2ラミネートフィルムからなる外被材と
から真空断熱材を構成し、第2ラミネートフィルム側を
冷蔵庫の断熱壁内面に取り付ける構成が提案されてい
る。これにより、真空断熱材の外被材を構成する金属箔
を熱伝導して生じるヒートリークの影響が軽微となり、
本来の真空断熱材の断熱性能が引き出される。
【0005】また、ダイヤモンド状炭素膜を形成したガ
スバリヤフィルムの例としては、特開平6−34449
5号公報に示すように、プラスチックフィルム基材の少
なくとも片面に非晶質のダイヤモンド状炭素膜を形成す
る構成が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】省エネルギーの社会的
要請が高まるにつれて、真空断熱材の断熱性能を向上さ
せていくことが重要なテーマとなってきている。
【0007】従来、外被材はその気体バリヤ性を保持さ
せるため、アルミ箔やアルミ蒸着フィルムをラミネート
した多層フィルムを使用することが一般的であった。し
かし、外被材のラミネート層にアルミ箔を使用した場合
は、アルミが高伝熱性の金属であるため、外被材を伝わ
る熱量が大きく、真空断熱材としての断熱性能を悪化さ
せていた。また、アルミ蒸着フィルムを使用した場合
は、断熱性能への影響は無視できるが、プラスチックフ
ィルム上のアルミ蒸着が密でないため、気体バリヤ性が
悪く、吸着剤を適用しない場合は、長期の真空度維持が
困難となり断熱性能の経年劣化を招くという問題があっ
た。
【0008】また、従来、硬質炭素膜は、磁気記録用フ
ィルムのコート材として適用するのが一般的で、包装用
フィルムとしての適用は皆無であった。そのため、従来
の硬質炭素膜蒸着フィルムでは、真空断熱材の外被材用
フィルムとしての適用が困難であった。
【0009】本発明は、上記課題に鑑み、初期、および
経時的にも断熱性能に優れた真空断熱材を低コストで、
かつ真空断熱材の生産性を低下させることなく提供する
ことを目的とするものである。
【0010】更には、本発明によって考案された真空断
熱材を用い、熱漏洩の少ない断熱容器、消費電力の少な
い冷蔵庫,給湯器,および炊飯器を提供するものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の真空断熱材は、
芯材と、少なくとも硬質炭素膜を蒸着したポリエチレン
テレフタレートフィルムと厚さ25μm以上60μm以
下のポリエチレンフィルムとから構成されるラミネート
フィルム製の外被材とからなり、前記芯材を前記外被材
で覆って内部を減圧後、ポリエチレンフィルムを熱融着
して封止したものである。
【0012】よって、ポリエチレンテレフタレートフィ
ルムに蒸着した硬質炭素膜は、薄膜であるため、外被材
を熱伝導して生じるヒートリークの影響は極めて軽微
で、本来の真空断熱材が有する断熱性能を発揮すること
ができる。また、硬質炭素膜は面状緻密構造でピンホー
ルレスの薄膜であるため、気体バリヤ性に優れ、経時的
な内部圧力上昇に伴う断熱性能の劣化も起こらない。
【0013】また、硬質炭素膜を蒸着したポリエチレン
テレフタレートフィルムに積層した厚さ25μm以上6
0μm以下のポリエチレンフィルムを熱融着して減圧封
止しているため、封止工程における封止不良が少なく、
優れた生産性と品質を実現できる。
【0014】本発明の真空断熱材は、芯材と、少なくと
も硬質炭素膜を蒸着したポリエチレンテレフタレートフ
ィルムと厚さ25μm以上60μm以下のポリプロピレ
ンフィルムとから構成されるラミネートフィルム製の外
被材とからなり、前記芯材を前記外被材で覆って内部を
減圧後、ポリプロピレンフィルムを熱融着して封止した
ものである。
【0015】よって、ポリエチレンテレフタレートフィ
ルムに蒸着した硬質炭素膜は、薄膜であるため、外被材
を熱伝導して生じるヒートリークの影響は極めて軽微
で、本来の真空断熱材が有する断熱性能を発揮すること
ができる。また、硬質炭素膜は面状緻密構造でピンホー
ルレスの薄膜であるため、気体バリヤ性に優れ、経時的
な内部圧力上昇に伴う断熱性能の劣化も起こらない優れ
た品質を実現できる。
【0016】また、硬質炭素膜を蒸着したポリエチレン
テレフタレートフィルムに積層した厚さ25μm以上6
0μm以下のポリプロピレンフィルムを熱融着して減圧
封止しているため、封止工程における封止不良が少な
く、優れた生産性と品質を実現できるのである。更に、
熱融着層に、より耐熱性の高いポリプロピレンフィルム
を使用しているため、より耐熱性に優れた品質を実現で
きる。
【0017】本発明の真空断熱材は、外被材のポリエチ
レンテレフタレートフィルムに蒸着する硬質炭素膜が、
水素化非晶質炭素からなる請求項1から請求項2のいず
れかに記載の真空断熱材とからなるものである。
【0018】よって、ポリエチレンテレフタレートフィ
ルムに蒸着した硬質炭素膜は、フィルムの折り曲げ,引
っ張り,および温度変化による基材の収縮膨張等の物理
的ストレスによっても、柔軟で、かつ物理的化学的に強
固に密着しているためクラックや剥離を生じることがな
い。更には、フィルム材のガスバリヤ性にも優れた品質
を実現できるのである。
【0019】本発明の断熱容器は、外箱と、内箱と、前
記外箱と前記内箱の空間部に配設された請求項1から請
求項3のいずれかに記載の真空断熱材を備えたものであ
る。
【0020】よって、真空断熱材を断熱容器に適用した
場合にも、ポリエチレンテレフタレートフィルムに蒸着
した硬質炭素膜は、薄膜であるため、外被材を熱伝導し
て生じるヒートリークの影響は極めて軽微で、本来の真
空断熱材が有する断熱性能を発揮することができる。ま
た、硬質炭素膜は面状緻密構造でピンホールレスの薄膜
であるため、気体バリヤ性に優れ、経時的な内部圧力上
昇に伴う断熱性能の劣化も起こらないため、優れた品質
の断熱容器が実現できるのである。
【0021】本発明の冷蔵庫は、外箱と、内箱と、前記
外箱と前記内箱によって形成される空間に充填された発
砲断熱材と、前記外箱または前記内箱の内壁に取り付け
られた請求項1から請求項3のいずれかに記載の真空断
熱材とを備えた断熱箱体から構成されるものである。
【0022】よって、真空断熱材を冷蔵庫に適用した場
合にも、ポリエチレンテレフタレートフィルムに蒸着し
た硬質炭素膜は、薄膜であるため、外被材を熱伝導して
生じるヒートリークの影響は極めて軽微で、本来の真空
断熱材が有する断熱性能を発揮することができ、冷蔵庫
の消費電力量を大きく削減することができる。また、硬
質炭素膜は面状緻密構造でピンホールレスの薄膜である
ため、気体バリヤ性に優れ、経時的な内部圧力上昇に伴
う断熱性能の劣化も起こらないため、長期にわたって、
優れた品質を実現できる。
【0023】本発明の炊飯器は、外容器と、外蓋体と、
内蓋と、内釜と、内釜を収容する内枠によって本体を構
成し、前記内枠の外方に少なくとも電磁誘導加熱手段と
請求項1から請求項3のいずれかに記載の真空断熱材と
を備えたものである。
【0024】よって、電磁誘導加熱式の炊飯器に適用し
た場合にも、真空断熱材の外被材にアルミ箔を使用して
いないため、かつ硬質炭素膜がマイクロ波を透過するこ
とができるため、真空断熱材の外被材自体がジュール熱
により加熱し、破袋することもなく、なんら問題なく使
用できる。また、ポリエチレンテレフタレートフィルム
に蒸着している硬質炭素膜は、薄膜であるため、外被材
を熱伝導して生じるヒートリークの影響は極めて軽微で
ある。また、硬質炭素膜は面状緻密構造でピンホールレ
スの薄膜であるため、気体バリヤ性に優れ、経時的な内
部圧力上昇に伴う断熱性能の劣化も起こらないため、長
期にわたって、優れた品質を実現できる。この結果、炊
飯器の消費電力量を大きく削減することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の真空断熱
材は、芯材と、少なくとも硬質炭素膜を蒸着したポリエ
チレンテレフタレートフィルムと厚さ25μm以上60
μm以下のポリエチレンフィルムとから構成されるラミ
ネートフィルム製の外被材とからなり、前記芯材を前記
外被材で覆って内部を減圧後、ポリエチレンフィルムを
熱融着して封止したものである。
【0026】よって、ポリエチレンテレフタレートフィ
ルムに蒸着した硬質炭素膜は、薄膜であるため、外被材
を熱伝導して生じるヒートリークの影響は極めて軽微
で、本来の真空断熱材が有する断熱性能を発揮すること
ができる。また、硬質炭素膜は面状緻密構造でピンホー
ルレスの薄膜であるため、気体バリヤ性に優れ、経時的
な内部圧力上昇に伴う断熱性能の劣化も起こらない。
【0027】また、硬質炭素膜を蒸着したポリエチレン
テレフタレートフィルムに積層した厚さ25μm以上6
0μm以下のポリエチレンフィルムを熱融着して減圧封
止しているため、封止工程における封止不良が少なく、
優れた生産性と品質を実現できるのである。
【0028】本発明の請求項2記載の真空断熱材は、芯
材と、少なくとも硬質炭素膜を蒸着したポリエチレンテ
レフタレートフィルムと厚さ25μm以上60μm以下
のポリプロピレンフィルムとから構成されるラミネート
フィルム製の外被材とからなり、前記芯材を前記外被材
で覆って内部を減圧後、ポリプロピレンフィルムを熱融
着して封止したものである。
【0029】よって、ポリエチレンテレフタレートフィ
ルムに蒸着した硬質炭素膜は、薄膜であるため、外被材
を熱伝導して生じるヒートリークの影響は極めて軽微
で、本来の真空断熱材が有する断熱性能を発揮すること
ができる。また、硬質炭素膜は面状緻密構造でピンホー
ルレスの薄膜であるため、気体バリヤ性に優れ、経時的
な内部圧力上昇に伴う断熱性能の劣化も起こらない優れ
た品質を実現できるのである。
【0030】また、硬質炭素膜を蒸着したポリエチレン
テレフタレートフィルムに積層した厚さ25μm以上6
0μm以下のポリプロピレンフィルムを熱融着して減圧
封止しているため、封止工程における封止不良が少な
く、優れた生産性と品質を実現できるのである。更に、
熱融着層に、より耐熱性の高いポリプロピレンフィルム
を使用しているため、より耐熱性に優れた品質を実現で
きる。
【0031】本発明の請求項3記載の真空断熱材は、外
被材のポリエチレンテレフタレートフィルムに蒸着する
硬質炭素膜が、水素化非晶質炭素からなる請求項1から
請求項2のいずれかに記載の真空断熱材とからなるもの
である。
【0032】よって、ポリエチレンテレフタレートフィ
ルムに蒸着した硬質炭素膜は、フィルムの折り曲げ,引
っ張り,および温度変化による基材の収縮膨張等の物理
的ストレスによっても、柔軟で、かつ物理的化学的に強
固に密着しているためクラックや剥離を生じることがな
い。更には、フィルム材のガスバリヤ性にも優れた品質
を実現できるのである。
【0033】本発明の請求項4記載の断熱容器は、外箱
と、内箱と、前記外箱と前記内箱の空間部に配設された
請求項1から請求項3のいずれかに記載の真空断熱材と
から構成されるものである。
【0034】よって、真空断熱材を断熱容器に適用した
場合にも、ポリエチレンテレフタレートフィルムに蒸着
した硬質炭素膜は、薄膜であるため、外被材を熱伝導し
て生じるヒートリークの影響は極めて軽微で、本来の真
空断熱材が有する断熱性能を発揮することができる。ま
た、硬質炭素膜は面状緻密構造でピンホールレスの薄膜
であるため、気体バリヤ性に優れ、経時的な内部圧力上
昇に伴う断熱性能の劣化も起こらないため、優れた品質
の断熱容器が実現できるのである。
【0035】本発明の請求項5記載の冷蔵庫は、外箱
と、内箱と、前記外箱と前記内箱によって形成される空
間に充填された発泡断熱材と、前記外箱または前記内箱
の内壁に取り付けられた請求項1から請求項3のいずれ
かに記載の真空断熱材とを備えた断熱箱体から構成され
るものである。
【0036】よって、真空断熱材を冷蔵庫に適用した場
合にも、ポリエチレンテレフタレートフィルムに蒸着し
た硬質炭素膜は、薄膜であるため、外被材を熱伝導して
生じるヒートリークの影響は極めて軽微で、本来の真空
断熱材が有する断熱性能を発揮することができるため、
冷蔵庫の消費電力量を大きく削減することができる。ま
た、硬質炭素膜は面状緻密構造でピンホールレスの薄膜
であるため、気体バリヤ性に優れ、経時的な内部圧力上
昇に伴う断熱性能の劣化も起こらないため、長期にわた
って、優れた品質を実現できるのである。
【0037】本発明の請求項6記載の炊飯器は、外容器
と、外蓋体と、内蓋と、内釜と、内釜を収容する内枠に
よって本体を構成し、前記内枠の外方に少なくとも電磁
誘導加熱手段と請求項1から請求項3のいずれかに記載
の真空断熱材とを備えたものである。
【0038】よって、電磁誘導加熱式の炊飯器に適用し
た場合にも、真空断熱材の外被材にアルミ箔を使用して
いないため、かつ硬質炭素膜がマイクロ波を透過するこ
とができるため、真空断熱材の外被材自体がジュール熱
により加熱し、破袋することもなく、なんら問題なく使
用できる。また、ポリエチレンテレフタレートフィルム
に蒸着している硬質炭素膜は、薄膜であるため、外被材
を熱伝導して生じるヒートリークの影響は極めて軽微で
ある。また、硬質炭素膜は面状緻密構造でピンホールレ
スの薄膜であるため、気体バリヤ性に優れ、経時的な内
部圧力上昇に伴う断熱性能の劣化も起こらないため、長
期にわたって、優れた品質を実現できる。この結果、炊
飯器の消費電力量を大きく削減することができる。
【0039】(実施の形態1)図1は、本発明の一実施
の形態における真空断熱材の断面模式図である。1は真
空断熱材であり、芯材2と、ガスバリヤ性のラミネート
フィルムからなる外被材3とから構成されている。
【0040】この真空断熱材の作製は、厚さ5mmのシ
ート状無機繊維成形体を3枚積層してなる芯材を130
℃で1時間乾燥後、ガスバリヤ性のラミネートフィルム
からなる袋体の外被材中に前記芯材を挿入し、内部を1
0パスカルまで減圧し、袋体開口部をヒートシールによ
り封止することにより成形した。
【0041】このようにして作製した真空断熱材を英弘
精機(株)社製のヒートセンサーにて、平均温度24℃
で測定した。このときの初期熱伝導率は、0.0033
W/mKで、25℃雰囲気下における30日後の熱伝導
率は、0.0033W/mKで、80℃雰囲気下におけ
る30日後の熱伝導率は、0.0055W/mKであっ
た。また、真空断熱材の中心部と、芯材端部より30m
m内部における熱伝導率を比較した結果、その差は認め
られなかった。
【0042】このように、経時的な熱伝導率の悪化は極
めて小さく、外被材のガスバリヤ性が優れていることが
判る。また、真空断熱材の中心部と端部における熱伝導
率に差がないことからヒートリークの影響は無視でき、
本来の真空断熱材の断熱性能が発現していることが判
る。
【0043】また、本構成により、硬質炭素膜蒸着フィ
ルムをラミネートフィルムとするとともに、硬質炭素膜
を蒸着する基材と熱融着層を真空断熱材に適した構成と
しているため、真空断熱材の生産性を阻害しない優れた
生産性も兼ね備えている。
【0044】次に、真空断熱材の構成材料について説明
する。
【0045】芯材2は、珪酸ガラスを主成分とする非晶
質構造を有する平均繊維径0.1〜3μmのグラスファ
イバーを厚み5mmのシート状に加工成型したものであ
り、前記シート状成型体を3枚積層して芯材としてい
る。このとき、芯材の嵩密度は、0.1〜0.2g/c
3であった。なお、前記繊維径はSEM像をもとに算
出した。
【0046】外被材3は、最外層に硬質炭素膜4を蒸着
したポリエチレンテレフタレート5(25μm)と、熱
融着層として高密度ポリエチレン6(50μm)から構
成したラミネートフィルムである。
【0047】真空断熱材用の外被材の材料構成として
は、最外層は衝撃からの保護や剛性を付与させるもので
あり、中間層はガスバリヤ性を確保するものであり、最
内層はフィルムの熱融着によって密封(ヒートシール)
する機能を有するものである。よって、図1の実施の形
態では、硬質炭素膜を蒸着したポリエチレンテレフタレ
ートには、フィルムの剛性とガスバリヤ性の両方の機能
を持たせており、低コスト化を狙っている。また、熱融
着する最内層としては、ヒートシール性,ガスバリヤ
性,耐ケミカルアタック性,コスト等の観点からトータ
ル的に高密度ポリエチレンが好ましく、かつ減圧封止工
程における封止品質の安定性とヒートシール部側面にお
けるガス透過を低減することを考慮した場合、高密度ポ
リエチレンの厚さは25〜60μmが適している。より
望ましくは、高密度ポリエチレンの厚さは、50μmで
ある。
【0048】また、外被材の対突き刺し性を向上させる
ため、硬質炭素膜を蒸着したポリエチレンテレフタレー
トの外側にナイロン層を付与してもよい。また、より優
れたガスバリヤ性が必要な場合は、ラミネートフィルム
の片面だけを、硬質炭素膜を蒸着したポリエチレンテレ
フタレートに換えて、最外層にポリエチレンテレフタレ
ート、中間層にアルミ箔を適用した構成としてもよい。
更に、真空断熱材に耐熱性を付与したい場合、あるいは
真空断熱材の使用環境温度が60〜100℃前後の高温
の場合には、最内層の熱融着層としてポリプロピレンを
用いるのがより望ましい。
【0049】また、ポリエチレンテレフタレートフィル
ムに蒸着する硬質炭素膜の成形方法の一例としては、メ
タンガスとアルゴンの混合ガスを原料成分とし、直流印
加によるプラズマ蒸着法によるものが適しているが、特
に、これに限定するものではない。
【0050】但し、硬質炭素膜を蒸着するフィルム基材
は、ポリエチレンテレフタレートを用いるのが、炭素膜
の蒸着密度や密着性等の膜品位の観点から、かつ真空断
熱材用の外被材として必要な特性である剛性や耐衝撃性
の観点から判断して最も優れていることが判った。
【0051】なお、硬質炭素膜とは、SP3結合を主体
とした非晶質のダイヤモンド状炭素膜のことであり、ダ
イヤモンドライクカーボンとも称される。
【0052】更には、硬質炭素膜は、水素含有量が比較
的高めの水素化非晶質炭素であることが望ましく、これ
により硬質炭素膜に柔軟性と基材との強固な密着性を付
与することができる。この膜組成としては、水素原子の
モル分率が10〜50%であることがより望ましい。
【0053】また、図1には図示していないが、必要に
応じて活性炭,ゼオライト,ドーソナイト,ハイドロタ
ルサイト,塩化カルシウム,塩化リチウム,酸化マグネ
シウムや酸化カルシウム等の金属酸化物、および水酸化
マグネシウムや水酸化カルシウム等の金属水酸化物等の
化合物をガス吸着剤として使用することもできる。より
望ましくは、サエスゲッター社製のCOMBO GET
TERを適用することにより、より長期にわたって優れ
た断熱性能が維持できる。
【0054】なお、芯材の構成材料は、特に限定するも
のではなく、グラスウール,セラミックファイバー,ロ
ックウール等の無機繊維や、非晶質シリカ粉末,パーラ
イト等の無機粉末や、ウレタン連通フォーム,ポリスチ
レン連通フォーム等の有機発泡体等の場合にも問題なく
使用できる。
【0055】(実施の形態2)図2は、本発明の一実施
の形態における真空断熱材の断面模式図である。1は真
空断熱材であり、芯材2とガスバリヤ性フィルムからな
る外被材3とから構成されている。
【0056】なお、真空断熱材1の製造方法、および構
成材料は、外被材の熱融着層がポリプロピレン7である
ことを除いて、実施の形態1と同様である。
【0057】このようにして作製した真空断熱材を英弘
精機(株)社製のヒートセンサーにて、平均温度24℃
にて測定した。このときの初期熱伝導率は、0.003
3W/mKで、25℃雰囲気下における30日後の熱伝
導率は、0.0033W/mKで、80℃雰囲気下にお
ける30日後の熱伝導率は、0.0050W/mKであ
った。また、真空断熱材の中心部と、真空断熱材の芯材
端部より30mm内部における熱伝導率を比較した結
果、その差は認められなかった。
【0058】このように、高温でも経時的な熱伝導率の
悪化は極めて小さく、外被材のガスバリヤ性が優れてい
ることが判る。また、真空断熱材の中心部と端部におけ
る熱伝導率に差がないことからヒートリークの影響は無
視でき、本来の真空断熱材の断熱性能が発現しているこ
とが判る。
【0059】また、硬質炭素膜蒸着フィルムをラミネー
トフィルムとするとともに、硬質炭素膜を蒸着する基材
と熱融着層を真空断熱材に適した構成としているため、
真空断熱材の生産性を阻害しない優れた生産性も兼ね備
えている。
【0060】(実施の形態3)図3は、本発明の一実施
の形態における給湯器の断面模式図であり、外箱として
外容器と、内箱として貯湯容器と、前記外箱と前記内箱
の空間部に配設された真空断熱材とを備えた断熱容器か
ら構成されるものである。8は給湯器であり、外箱であ
る外容器9と、内箱である貯湯容器10と、蓋体11
と、加熱器12と、真空断熱材1とから構成されてい
る。貯湯容器外方に配置した真空断熱材は、予め、円筒
状の貯湯容器の形状に添わすようにロール加工を行い適
用している。
【0061】また、蓋体11にも凹状に成形した真空断
熱材1が設けられている。
【0062】なお、真空断熱材1の製造方法、および材
料構成は、実施の形態2と同様である。
【0063】以上のような構成からなる給湯器は、外被
材が、硬質炭素膜を蒸着したポリエチレンテレフタレー
トフィルムと厚さ50μmのポリプロピレンフィルムと
から構成されるラミネートフィルム製であり、芯材を前
記外被材で覆って内部を減圧後、ポリプロピレンフィル
ムを熱融着して封止した真空断熱材を適用している。よ
って、外被材のヒートリークや熱劣化が少なく、優れた
耐熱性を有し、長期にわたって給湯器を使用した場合に
おいても問題なく使用できる。
【0064】よって、このような給湯器は、前記真空断
熱材を適用することにより効率的に消費電力量の低減が
できるとともに、コンパクト化も実現することができ
る。
【0065】(実施の形態4)図4は、本発明の一実施
の形態における冷蔵庫の斜投影図である。13は冷蔵庫
であり、鉄板製の外箱14と、ABS樹脂からなる内箱
(図示せず)と、前記外箱と前記内箱によって形成され
る空間に充填されたシクロペンタンを発泡剤とする発泡
断熱材(図示せず)と、外箱内壁に取り付けられた真空
断熱材1(点線に囲まれた斜線部)とを備えた断熱箱体
15と、断熱箱体内部を冷却する冷却手段(図示せず)
を具備して構成されている。
【0066】また、真空断熱材1の製造方法、および材
料構成は、実施の形態1と同様である。
【0067】以上のような構成からなる冷蔵庫は、外被
材が、硬質炭素膜を蒸着したポリエチレンテレフタレー
トフィルムと厚さ50μmのポリエチレンフィルムとか
ら構成されるラミネートフィルム製であり、芯材を前記
外被材で覆って内部を減圧後、ポリエチレンフィルムを
熱融着して封止した真空断熱材を適用している。よっ
て、外被材のヒートリークがなく、かつガスバリヤ性に
優れているため、長期にわたって、優れた品質で使用で
きる。
【0068】このようなことから、冷蔵庫の消費電力量
が大きく低減され、省エネルギーとコストパフォーマン
スに優れた冷蔵庫を提供することができる。
【0069】更に、本発明の真空断熱材は、優れた断熱
性能を有するため、省エネルギーを追求しない場合に
は、断熱壁の薄壁化が可能となるため、冷蔵庫の省スペ
ース化、あるいは冷蔵庫の庫内容積向上が達成できる。
【0070】更に、真空断熱材の芯材は無機繊維である
ことから、芯材は不燃性であるため、冷蔵庫安全性の面
からも優れており、冷媒として炭化水素系化合物を適用
した場合には、特に、効果的である。
【0071】(実施の形態5)図5は、本発明の一実施
の形態における炊飯器の断面模式図である。16は炊飯
器であり、外容器17と、外蓋体18と、内蓋19と、
内釜20と、内釜を収容する内枠21とにより本体を構
成し、前記内枠の外方には少なくとも電磁誘導加熱を行
うための加熱コイル22と、内枠形状に添わすように取
り付けた真空断熱材1を具備している。
【0072】また、真空断熱材1の製造方法、および材
料構成は、実施の形態2と同様である。
【0073】以上の構成により、電磁誘導加熱式の炊飯
器に真空断熱材を適用した場合にも、真空断熱材の外被
材にアルミ箔を使用していないため、かつ硬質炭素膜が
マイクロ波を透過することができるため、真空断熱材の
外被材自体がジュール熱により加熱し、破袋することも
なく、なんら問題なく使用できる。また、ポリエチレン
テレフタレートフィルムに蒸着している硬質炭素膜は、
薄膜であるため、外被材を熱伝導して生じるヒートリー
クの影響は極めて軽微である。また、硬質炭素膜は面状
緻密構造でピンホールレスの薄膜であるため、気体バリ
ヤ性に優れ、経時的な内部圧力上昇に伴う断熱性能の劣
化も起こらないため、長期にわたって、優れた品質を実
現できる。
【0074】この結果、炊飯器の消費電力量を大きく削
減することができる。
【0075】また、本発明の真空断熱材は、電磁誘導加
熱式の電気器具用の断熱材として問題なく使用できるた
め、今後、炊飯器に留まらず様々な電磁誘導加熱式用の
断熱材として幅広い展開が期待できる。
【0076】
【発明の効果】以上のように本発明により、真空断熱材
の外被材を熱伝導して生じるヒートリークの影響は極め
て軽微で、本来の真空断熱材が有する高断熱性能を犠牲
にすることなく発揮できる。また、硬質炭素膜は面状緻
密構造の薄膜であるため、気体バリヤ性に優れ、経時劣
化も起こらない優れた品質を実現できるのである。よっ
て、初期、および経時的にも優れた断熱性能を有する真
空断熱材が提供できる。
【0077】また、硬質炭素膜蒸着フィルムをラミネー
トフィルムとするとともに、硬質炭素膜を蒸着する基材
と熱融着層を真空断熱材に適した構成としているため、
真空断熱材の生産性を阻害しない優れた生産性も兼ね備
えている。
【0078】また、本発明によって考案された優れた断
熱性能を有する真空断熱材を用いることにより、熱漏洩
の少ない優れた断熱容器や、消費電力量の少ない冷蔵
庫,給湯器,および炊飯器等の電気機器を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における真空断熱材の断
面模式図
【図2】本発明の実施の形態2における真空断熱体の断
面模式図
【図3】本発明の実施の形態3における給湯器の断面模
式図
【図4】本発明の実施の形態4における冷蔵庫の斜投影
【図5】本発明の実施の形態5における炊飯器の断面模
式図
【符号の説明】
1 真空断熱材 2 芯材 3 外被材 4 硬質炭素膜 5 ポリエチレンテレフタレート 6 高密度ポリエチレン 7 ポリプロピレン 8 給湯器 9 外容器(外箱) 10 貯湯容器(内箱) 11 蓋体 12 加熱器 13 冷蔵庫 14 外箱 15 断熱箱体 16 炊飯器 17 外容器 18 外蓋体 19 内蓋 20 内釜 21 内枠 22 加熱コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B32B 27/32 B32B 27/32 C Fターム(参考) 3H036 AA08 AA09 AB24 AB33 AC06 3L102 JA01 MA01 MA02 MA07 MB24 4B002 AA12 CA32 4B055 AA03 AA09 BA22 BA27 BA29 CA10 DB14 FB12 FB33 FC14 FD03 FE01 4F100 AA37B AK04D AK07D AK42C AT00A BA10A BA10B EH66B GB48 JJ03 JK12B YY00D

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯材と、少なくとも硬質炭素膜を蒸着し
    たポリエチレンテレフタレートフィルムと厚さ25μm
    以上60μm以下のポリエチレンフィルムとから構成さ
    れるラミネートフィルム製の外被材とからなり、前記芯
    材を前記外被材で覆って内部を減圧後、ポリエチレンフ
    ィルムを熱融着して封止した真空断熱材。
  2. 【請求項2】 芯材と、少なくとも硬質炭素膜を蒸着し
    たポリエチレンテレフタレートフィルムと厚さ25μm
    以上60μm以下のポリプロピレンフィルムとから構成
    されるラミネートフィルム製の外被材とからなり、前記
    芯材を前記外被材で覆って内部を減圧後、ポリプロピレ
    ンフィルムを熱融着して封止した真空断熱材。
  3. 【請求項3】 硬質炭素膜が、水素化非晶質炭素からな
    る請求項1から請求項2のいずれかに記載の真空断熱
    材。
  4. 【請求項4】 外箱と、内箱と、前記外箱と前記内箱の
    空間部に配設された請求項1から請求項3のいずれかに
    記載の真空断熱材とを備えた断熱容器。
  5. 【請求項5】 外箱と、内箱と、前記外箱と前記内箱に
    よって形成される空間に充填された発泡断熱材と、前記
    外箱または前記内箱の内壁に取り付けられた請求項1か
    ら請求項3のいずれかに記載の真空断熱材とを備えた断
    熱箱体から構成される冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 外容器と、外蓋体と、内蓋と、内釜と、
    内釜を収容する内枠によって本体を構成し、前記内枠の
    外方に少なくとも電磁誘導加熱手段と請求項1から請求
    項3のいずれかに記載の真空断熱材とを備えた炊飯器。
JP2001121162A 2001-04-19 2001-04-19 真空断熱材,断熱容器,冷蔵庫,および炊飯器 Pending JP2002317897A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001121162A JP2002317897A (ja) 2001-04-19 2001-04-19 真空断熱材,断熱容器,冷蔵庫,および炊飯器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001121162A JP2002317897A (ja) 2001-04-19 2001-04-19 真空断熱材,断熱容器,冷蔵庫,および炊飯器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002317897A true JP2002317897A (ja) 2002-10-31

Family

ID=18971093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001121162A Pending JP2002317897A (ja) 2001-04-19 2001-04-19 真空断熱材,断熱容器,冷蔵庫,および炊飯器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002317897A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006342852A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Hitachi Appliances Inc 真空断熱材及びこれを用いた冷蔵庫
KR100690895B1 (ko) 2005-10-18 2007-03-09 엘지전자 주식회사 진공 단열재 및 이를 적용한 냉장고의 단열 구조
KR100690896B1 (ko) * 2005-11-16 2007-03-09 엘지전자 주식회사 진공 단열재 및 이를 적용한 냉장고의 단열 구조
KR100757450B1 (ko) 2005-11-16 2007-09-11 엘지전자 주식회사 진공 단열재 및 이를 적용한 냉장고의 단열 구조
CN100441932C (zh) * 2005-08-24 2008-12-10 日立空调·家用电器株式会社 真空绝热材料及使用了它的冰箱
JP2012026493A (ja) * 2010-07-22 2012-02-09 Hitachi Appliances Inc 真空断熱材及びこれを用いた冷蔵庫
JP2012063043A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
CN104799675A (zh) * 2015-03-19 2015-07-29 浙江爱仕达生活电器有限公司 一种复合材料锅具及其制造方法
WO2017115851A1 (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 大日本印刷株式会社 真空断熱材用外包材、真空断熱材、および真空断熱材付き物品

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000291881A (ja) * 1999-04-02 2000-10-20 Matsushita Refrig Co Ltd 減圧断熱体とその製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000291881A (ja) * 1999-04-02 2000-10-20 Matsushita Refrig Co Ltd 減圧断熱体とその製造方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006342852A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Hitachi Appliances Inc 真空断熱材及びこれを用いた冷蔵庫
CN100441932C (zh) * 2005-08-24 2008-12-10 日立空调·家用电器株式会社 真空绝热材料及使用了它的冰箱
KR100690895B1 (ko) 2005-10-18 2007-03-09 엘지전자 주식회사 진공 단열재 및 이를 적용한 냉장고의 단열 구조
KR100690896B1 (ko) * 2005-11-16 2007-03-09 엘지전자 주식회사 진공 단열재 및 이를 적용한 냉장고의 단열 구조
KR100757450B1 (ko) 2005-11-16 2007-09-11 엘지전자 주식회사 진공 단열재 및 이를 적용한 냉장고의 단열 구조
JP2012026493A (ja) * 2010-07-22 2012-02-09 Hitachi Appliances Inc 真空断熱材及びこれを用いた冷蔵庫
JP2012063043A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
CN104799675A (zh) * 2015-03-19 2015-07-29 浙江爱仕达生活电器有限公司 一种复合材料锅具及其制造方法
CN104799675B (zh) * 2015-03-19 2017-01-11 浙江爱仕达生活电器有限公司 一种复合材料锅具及其制造方法
WO2017115851A1 (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 大日本印刷株式会社 真空断熱材用外包材、真空断熱材、および真空断熱材付き物品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001336691A (ja) 真空断熱材、及び真空断熱材を用いた冷蔵庫
US6938968B2 (en) Vacuum insulating material and device using the same
JP3544653B2 (ja) 冷蔵庫
JP4671897B2 (ja) 真空断熱材,真空断熱材を用いた給湯機器及び電気式湯沸し機器
KR101283728B1 (ko) 진공 단열재 및 그 제조 방법
JP2002310384A (ja) 真空断熱材、および真空断熱材を備えた冷凍機器、電気湯沸し器、オーブンレンジ
JP3490426B1 (ja) 真空断熱材、およびそれを用いた冷凍機器、冷温機器、ならびに真空断熱材芯材とその製造方法
JP2004011705A (ja) 真空断熱材と断熱体と断熱箱体と断熱扉と貯蔵庫と冷蔵庫
JP2002317897A (ja) 真空断熱材,断熱容器,冷蔵庫,および炊飯器
CN107565072A (zh) 调制的热导的热封装件
JP4969436B2 (ja) 真空断熱材およびそれを用いた機器
JP2002310383A (ja) 真空断熱材、および、真空断熱材の製造方法、ノート型コンピュータ、冷凍機器、電気湯沸かし器、オーブンレンジ
JP2001108187A (ja) 真空断熱体,真空断熱体の製造方法及び保温容器
JP2010096291A (ja) 真空断熱箱体
JP3549453B2 (ja) 冷蔵庫
JP2002081596A (ja) 真空断熱材、および、真空断熱材の製造方法、冷凍機器、ノート型コンピュータ、電気湯沸かし器、オーブンレンジ
JP3563729B2 (ja) 真空断熱材、並びに真空断熱材を用いた冷凍機器及び冷温機器
JP2000291881A (ja) 減圧断熱体とその製造方法
JP2009092224A (ja) 真空断熱材、および真空断熱材を適用した建物
JP2002106784A (ja) 真空断熱材、および、真空断熱材の製造方法、冷凍冷蔵庫および冷凍機器、ノート型コンピュータ、電気湯沸かし器、オーブンレンジ
JP3488229B2 (ja) 断熱箱体および冷蔵庫
JP2004197760A (ja) 真空断熱材
WO2014122939A1 (ja) 断熱パネル
JP2001295984A (ja) 真空断熱体及び断熱箱体
JP3482404B2 (ja) 真空断熱材及び製造方法、並びにその真空断熱材を使用した機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080318

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20080414

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080425

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100804

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100916

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110125