JP2002317811A - ベアリング取付軸 - Google Patents

ベアリング取付軸

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JP2002317811A
JP2002317811A JP2001121060A JP2001121060A JP2002317811A JP 2002317811 A JP2002317811 A JP 2002317811A JP 2001121060 A JP2001121060 A JP 2001121060A JP 2001121060 A JP2001121060 A JP 2001121060A JP 2002317811 A JP2002317811 A JP 2002317811A
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bearing
shaft
female screw
screwed
shaft intermediate
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JP2001121060A
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English (en)
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Hiromoto Kitaguchi
洋大 北口
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0863Finally actuated members, e.g. constructional details thereof
    • F16H2007/0865Pulleys

Landscapes

  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被取付部材に確実かつ容易に取り付けること
ができると共に、無駄を少なくして容易に製作すること
ができるベアリング取付軸を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 雌ネジ部1を有する六角ナット部2と、
ベアリングBに挿入されてベアリングBを支持する円筒
部3とを、段付部4をもって、一体に形成した軸中間体
Aと、軸中間体Aの雌ネジ部1に螺着挿通される総ネジ
ボルト5と、から成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にアイドラに適
用される、ベアリング取付軸に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、アイドラは、例えば図6に示す
ように、(チェーンやベルト等の)巻掛条体に掛合する
(鎖車やホイール等の)遊転ローラRと、遊転ローラR
と被取付部材C(の一面側)との間に介在すると共に遊
転ローラRをベアリングBを介して支持するベアリング
取付軸40と、を備えている。
【0003】従来のベアリング取付軸40は、図6に示す
ように、六角ナット部41と、六角ナット部41の一面に段
付部をもって一体に固着される円筒部42と、六角ナット
部41の他面に段付部をもって一体に固着されるボルト部
43と、から成り、円筒部42は、ベアリングBに挿入され
て該ベアリングBを支持し、ボルト部43は、被取付部材
Cに形成された雌ネジ孔6に螺着される。
【0004】また、従来の取付軸40の製造工程を説明す
ると、図7(イ)に示すように、例えば、冷間引抜きの
一般構造用鋼の六角棒材(SS材やS−C材)を切断し
た一体素材の(取付軸40よりもやや大きい)初期製品45
を製作し、その初期製品45に機械切削を施して、図7
(ロ)に示すように、削りカス部47…を除去して中間製
品46を製作し、中間製品46に機械加工を施して、図7
(ハ)に示すように、ねじ切りされた最終製品48(取付
軸40)を製作する。即ち、六角ナット部41と円筒部42と
ボルト部43とは、一体に形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
取付軸40は、図6に示すように、被取付部材Cの雌ネジ
孔6に挿通されたボルト部43の先端に、被取付部材Cの
他面側からナット44を螺着する必要があり、取付軸40の
取り付けに手間が掛かると共に、被取付部材Cの他面側
に、デッドスペースが生じていた。また、従来の取付軸
40は、複雑な形状であるため、図7に示すように、機械
切削において、多数の削りカス部47…を除去する必要が
あり、切削作業が面倒で、無駄の多いものとなってい
た。
【0006】そこで、本発明は、被取付部材に確実かつ
容易に取り付けることができると共に、無駄を少なくし
て容易に製作することができるベアリング取付軸を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るベアリング取付軸は、雌ネジ部を有
する六角ナット部と、ベアリングに挿入されて該ベアリ
ングを支持する円筒部とを、段付部をもって、一体に形
成した軸中間体と、該軸中間体の上記雌ネジ部に螺着挿
通される総ネジボルトと、から成るものである。また、
被取付部材に雌ネジ孔を形成し、該雌ネジ孔に総ネジボ
ルトの一端を螺着し、軸中間体をダブルナットとして螺
進して固着したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
【0009】本発明に係るベアリング取付軸10は、図1
に示すように、段付ナットの軸中間体Aと、該軸中間体
Aの孔部に螺着挿通される総ネジボルト5と、から成
る。
【0010】本取付軸10は、特にアイドラに適用され、
アイドラとは、原動軸と従動軸に懸架して回動する(チ
ェーンやベルト等の)巻掛条体の巻角や張力の調節のた
めに用いられる。
【0011】即ち、本取付軸10は、図示省略の巻掛条体
に掛合する(鎖車やホイール等の)遊転ローラRと、
(装置等の)被取付部材C(の一面側)と、の間に介在
し、遊転ローラRをベアリングBを介して支持するよう
に構成されている。
【0012】軸中間体Aは、図1及び図2に示すよう
に、雌ネジ部1を有する六角ナット部2と、ベアリング
Bに挿入されて該ベアリングBを支持する円筒部3と
を、段付部4をもって、一体に形成されている。言い換
えると、軸中間体Aは、円筒体の端部に六角形の外鍔部
を形成すると共に外鍔部の内方の孔部がネジ孔に形成さ
れているものである。
【0013】総ネジボルト5は、軸中間体Aの雌ネジ部
1に螺着挿通可能とされ、さらに、被取付部材Cに形成
された雌ネジ孔6に、総ネジボルト5の一端が螺着可能
とされる。なお、総ネジボルト5の他端には六角孔7が
形成され、六角レンチにて、総ネジボルト5の一端を、
被取付部材Cの雌ネジ孔6に螺進退自在とすることがで
きる。
【0014】次に、本取付軸10の被取付部材Cへの取付
状態(方法、作用)を説明すると、図1に示すように、
総ネジボルト5の一端を被取付部材Cの雌ネジ孔6に螺
着して、軸中間体Aを、その六角ナット部2が被取付部
材Cの一面に接近(当接)するように、締め付ける。す
ると、ロックナット効果で、本取付軸10(総ネジボルト
5)を雌ネジ孔6に強固に固定することができる。即
ち、軸中間体Aをダブルナットとして螺進して、本取付
軸10を被取付部材Cに固着している。なお、(図示省略
の)皿バネを挟んで、軸中間体Aを締め付けると、一層
弛み止め効果を発揮する。
【0015】そして、(被取付部材Cに取り付けられ
た)本取付軸10の軸中間体Aの円筒部3の外周面に、遊
転ローラRに(外輪が)取り付けられたベアリングBの
内輪が外嵌状に固定されている。具体的に述べると、ベ
アリングBの内輪は、軸中間体Aの段付部4と、総ネジ
ボルト5の他端(六角孔7側)より締め込まれるナット
8(ワッシャ9)と、の間に挾持されて固定される。
【0016】従って、被取付部材Cの他面側から総ネジ
ボルト5の一端にナットを螺着する───即ち、図6に
示す従来例の構成である───必要がなく、本取付軸10
の取り付けに手間が掛からない。また、被取付部材Cの
他面側に(取付)スペースを必要とせず、本取付軸10
を、様々な場所(被取付部材C)に取り付けることがで
きる。
【0017】次に、軸中間体Aの製造工程を説明する
と、図3(イ)に示すように、例えば、SS材やS−C
材等の一般構造用炭素鋼の冷間引抜き成形された六角棒
材を、切断した一体素材の(軸中間体Aよりもやや大き
い)初期製品11を製作し、その初期製品11に機械切削を
施して、図3(ロ)に示すように、削りカス部14…を除
去して中間製品12を製作し、その中間製品12に機械加工
を施して、図3(ハ)に示すように、ねじ切りされた
(雌ネジ部1を有する)最終製品13(軸中間体A)を製
作する。即ち、六角ナット部2と円筒部3とは、一体に
形成されている。
【0018】従って、(図6と図7の従来例に比べ
て、)本発明の最終製品13の形状が簡素化されているた
め、機械切削の削りカス部14が低減し、無駄を少なくし
て容易に製作することができる。
【0019】ここで、(図2参照の、)軸中間体Aの軸
心方向の(一端面から他端面までの)全長Lと、軸中間
体Aの円筒部3の外径D及び(軸心方向の)全長Hと
を、様々な値に設定して、多種多様の軸中間体A…を容
易に製作することができる。また、総ネジボルト5は、
例えば寸切りにて、様々な長さに容易に製作することが
できる。従って、本取付軸10は、長さが相違する一揃え
の総ネジボルト5…と、複数種の軸中間体A…と、を選
択的に組み合わせて構成することができる。なお、軸中
間体A・総ネジボルト5の各寸法(形状)は、遊転ロー
ラR(ベアリングB)の種類によって決定される。
【0020】具体的に述べると、図4に示すように、図
示省略の(ローラーチェーン、プレートチェーン、タイ
ミングベルト(歯付ベルト)、ロープベルト、Vベルト
等の)巻掛条体に対応した遊転ローラRの種類や、ベア
リングBの種類(シングルのボールベアリング、ダブル
のボールベアリング、スベリ軸受等)や、ベアリングB
の内径寸法等の様々な使用状況に最も適した本取付軸10
を、容易に選択でき、応用範囲のひろいものとなる。
【0021】なお、本発明は、上述の実施の形態に限定
されず、例えば、図5(イ)に示すように、軸中間体A
の孔部の全長にわたって雌ネジ部1を有する(即ち、六
角ナット部2・円筒部3が雌ネジ部1を有する)ように
構成して、加工を容易にして、コストダウンが図れるよ
うにしてもよい。また、図5(ロ)に示すように、総ネ
ジボルト5の端部に頭部15を付設して、部品(図1のナ
ット8)を省略するようにしてもよく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で設計変更可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されるので、次
に記載する効果を奏する。
【0023】(請求項1によれば、)軸中間体Aは六角
ナット部2と円筒部3とを一体に形成したものであるた
め、軸中間体Aを一体成形にて容易に製造できる。ま
た、軸中間体Aの構造が簡単であるため、製造時の機械
切削の削りカスを低減でき、省資源化、省力化を実現す
ることができる。さらに、総ネジボルト5は大量生産さ
れて市販品として容易に入手でき、全体としてコストダ
ウンが図れる。しかも、多種多様の軸中間体A・総ネジ
ボルト5を容易に作ることができるため、使用場所(状
況)に最も適したものを選択でき、応用範囲の広いもの
となる。
【0024】(請求項2によれば、)被取付部材Cの雌
ネジ孔6に総ネジボルト5の一端を螺着し、軸中間体A
をダブルナットとして螺進して固着したため、余分なナ
ットが要らず、ロックナット効果によりゆるみが出にく
い。また、軸中間体Aの六角ナット部2により、取り付
け・取り外し操作が容易となり、強力に締結してゆるぎ
ない固定ができる。このように、被取付部材Cに確実か
つ容易に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す断面側面図であ
る。
【図2】軸中間体の構成説明図である。
【図3】軸中間体の製造工程を示す説明図である。
【図4】本発明の様々な適用例を示す組み立て説明図で
ある。
【図5】本発明の他の実施形態を示す構成説明図であ
る。
【図6】従来例を示す断面側面図である。
【図7】従来例の製造工程を示す説明図である。
【符号の説明】
1 雌ネジ部 2 六角ナット部 3 円筒部 4 段付部 5 総ネジボルト 6 雌ネジ孔 A 軸中間体 B ベアリング C 被取付部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雌ネジ部1を有する六角ナット部2と、
    ベアリングBに挿入されて該ベアリングBを支持する円
    筒部3とを、段付部4をもって、一体に形成した軸中間
    体Aと、該軸中間体Aの上記雌ネジ部1に螺着挿通され
    る総ネジボルト5と、から成ることを特徴とするベアリ
    ング取付軸。
  2. 【請求項2】 被取付部材Cに雌ネジ孔6を形成し、該
    雌ネジ孔6に総ネジボルト5の一端を螺着し、軸中間体
    Aをダブルナットとして螺進して固着した請求項1記載
    のベアリング取付軸。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007510109A (ja) * 2003-11-05 2007-04-19 クノル−ブレムゼ ジステーメ フューア シーネンファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ブレーキディスク、特にレール車両のためのブレーキディスク
JP2010196833A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Nsk Ltd 軸受固定用ナット、その締結構造及びその締結方法、並びにそれを用いた工作機械用主軸装置
CN106122399A (zh) * 2015-05-04 2016-11-16 斯凯孚公司 用于张紧轮或惰轮的滑轮装置

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