JP2002316946A - 光触媒の生体内への注入方法ならびに生体内への打ち込み粒子およびその製造方法 - Google Patents

光触媒の生体内への注入方法ならびに生体内への打ち込み粒子およびその製造方法

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JP2002316946A
JP2002316946A JP2001120978A JP2001120978A JP2002316946A JP 2002316946 A JP2002316946 A JP 2002316946A JP 2001120978 A JP2001120978 A JP 2001120978A JP 2001120978 A JP2001120978 A JP 2001120978A JP 2002316946 A JP2002316946 A JP 2002316946A
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Yoshinobu Kubota
吉信 窪田
Akira Fujishima
昭 藤嶋
Toru Tatsuma
徹 立間
Yoshihisa Oko
善久 大古
Toshiya Watabe
俊也 渡部
Chisa Niwa
智佐 丹羽
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Japan Science and Technology Agency
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光触媒を生体内の目標とする部位に効率よく
注入できる新規な方法と、それに用いる生体内への打ち
込み粒子およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 粒子の表面に光触媒を担持させ、該光触
媒担持粒子を生体内に打ち込むことを特徴とする光触媒
の生体内への注入方法、および、生体内への打ち込み粒
子とその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光触媒の生体内へ
の注入方法ならびに生体内への打ち込み粒子およびその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種産業分野において、酸化チタ
ン等の光触媒による有機物等の分解作用の利用が注目さ
れている。この光触媒による分解作用は、新しい医療
や、その開発、研究等のための生体実験等の分野におい
ても、新しい応用が期待できる可能性がある。たとえ
ば、光照射により酸化チタンの表面に励起される強い反
応を利用すると、癌細胞の殺細胞効果や動物実験におけ
る抗腫瘍効果が期待され、それら効果を発揮させる新し
い治療の開発に展開できる可能性があり、さらにその新
しい治療に使用するための医療材料や医療器械の開発に
展開できる可能性がある。
【0003】光触媒による光触媒活性を生体内で有効に
発揮させるためには、光触媒を生体の表面に存在させる
だけでは不十分と考えられ、生体内の目標とする部位、
たとえば患部の細胞内に存在させることが必要であると
考えられる。しかし、このような観点から、光触媒の生
体への応用を考慮したものは見当たらない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、光触媒を生体内の目標とする部位に効率よく注入で
きる新規な方法と、それに用いる生体内への打ち込み粒
子およびその製造方法を提供し、細胞内で所望の光触媒
反応を起こさせることを可能として、新しい治療やそれ
に伴う産業の開発を可能ならしめることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る光触媒の生体内への注入方法は、粒子
の表面に光触媒を担持させ、該光触媒担持粒子を生体内
に打ち込むことを特徴とする方法からなる。とくに、こ
の光触媒担持粒子は、生体の患部、なかでも患部の細胞
内に打ち込むことができる。打ち込みには、既に、遺伝
子を打ち込むことが可能な装置として実用化されてい
る、遺伝子銃などの遺伝子導入装置を利用することがで
きる(たとえば、(株)日本医科器械製作所製のハンマ
ー弾式遺伝子導入装置やBIO−RAD社製のHELI
OS GENE GUN)。
【0006】また、本発明に係る生体内への打ち込み粒
子は、比重が4.54〜21.45の範囲にある粒子の
表面に、光触媒層を設けたことを特徴とするものからな
る。この比重は、比重4.54のチタンから、比重2
1.45の白金までの材質の比重範囲を規定したもので
ある。つまり、本発明における打ち込み粒子としては、
たとえば皮膚等の内部まで効果的に打ち込むために、あ
る程度比重の大きいものが好ましい。とくに安全性の面
からは、上記比重範囲にある粒子の中でも、金粒子を用
いることが好ましい。
【0007】所望の光触媒機能を持たせることが可能な
光触媒として、酸化チタン、酸化すず、酸化亜鉛等を用
いることができるが、安全性および優れた光触媒機能の
面から、特に酸化チタンを用いることが好ましい。
【0008】本発明に係る生体内への打ち込み粒子の製
造方法は、生体内に打ち込み可能な粒径の粒子の表面
に、光触媒をコーティングすることを特徴とする方法か
らなる。粒子の表面への光触媒の担持は、コーティング
以外の方法でも可能であるが、極力多量の光触媒を脱落
させることなく、かつ、所定量容易に担持させるために
は、コーティングによるのが最も適当である。コーティ
ング層は、酸化物のゾルを用いることにより容易に形成
できる。たとえば粒径数十ナノメートル程度の、光触媒
機能を発揮可能な酸化物のゾルを用いてコーティング層
を形成する。
【0009】光触媒をコーティングする粒子の粒径は、
前述のような遺伝子導入装置を用いて生体内に打ち込み
可能な粒径である限り特に限定しないが、たとえば金粒
子の場合、0.5〜2μm程度の粒径の粒子を容易に入
手することができ、それを光触媒担持用粒子として使用
できる。
【0010】コーティング層を形成する光触媒コーティ
ング材の量については、粒子に対する被覆率で20%以
上1000%以下が好ましい。ここで粒子に対する被覆
率とは、1粒子当たりの粒子の全表面積に対するコーテ
ィング材による被覆割合を言う。したがって、被覆率が
100%になると、粒子の全表面がコーティング材で覆
われたことを意味するが、本発明においては、被覆率が
100%になった時点からさらにコーティングを続行す
ることによりコーティング量が増加した場合の状態も、
被覆率の延長の定量値として、被覆率100%以上の値
で表すことにする。被覆率が20%未満では、光触媒機
能を発揮可能な光触媒層の面積が少なくなりすぎ、10
00%を超えると、コーティング層自身が脱落するおそ
れがある。後述の試験では、酸化チタンコーティング層
について、被覆率500%まで十分に可能であることを
確認した。但し、後述の抗腫瘍効果の確認試験では、被
覆率100%と500%とに差が殆ど現われなかったの
で、光触媒コーティング層に抗腫瘍作用を発揮させる場
合には、被覆率100%で十分であると考えられる。
【0011】上記のような本発明を図を用いて説明する
と、図1に示すように、たとえば金粒子からなる光触媒
担持用粒子1の表面に酸化物ゾルを使用したコーティン
グにより酸化チタン(TiO2 )の光触媒層2を形成
し、この光触媒担持粒子を生体3の細胞4内、たとえば
患部細胞4内に遺伝子導入装置を用いて打ち込む。打ち
込み後に、適切な波長を有する紫外線等の光5を照射す
ることにより、光触媒層2に光触媒活性、たとえばOH
ラジカル(OH- )を生成させることにより光触媒活性
を発揮させ、それによって殺細胞効果や抗腫瘍効果を発
揮させることが可能になる。
【0012】光触媒は所定粒径の粒子に担持されて生体
内に打ち込まれるので、目標とする部位に対し、正確に
効率よく注入されることになる。したがって、注入が望
まれない他の部位に影響を及ぼすことなく、光触媒機能
の発揮が要求される患部等に対してのみ効率よく注入さ
れることになる。
【0013】所望の部位に正確に効率よく光触媒を注入
し、光照射により目標とする光触媒機能を発揮させ、そ
れによって殺細胞効果や抗腫瘍効果を発揮させることに
より、癌や腫瘍に対する新しい治療やその治療に使用す
る医療器械等の開発に寄与することが可能になる。
【0014】
【実施例】本発明による効果を確認するために、以下の
ような試験を行った。すなわち、所定範囲の粒径を有す
る粒子への光触媒の担持の検討、および、光触媒担持粒
子の光触媒活性を確認する試験を行った。次に、光触媒
担持粒子による抗腫瘍効果を確認する試験を行った。
【0015】まず、光触媒担持用粒子として金微粒子
(平均粒径:1.0μmおよび1.6μm)を使用し、
光触媒として酸化チタン(日本アエロジル社製、P2
5)を使用して、その担持方法と光触媒活性の確認を行
った。酸化チタン粒子のゾルと金粒子を混練法(乳鉢混
練法)により分散剤を用いて混練し、金粒子の表面に酸
化チタンコーティング層を形成して金粒子に酸化チタン
を担持させることを試みた。試験は、粒径1.0μmと
1.6μmの金粒子について行ったが、両者ともに金粒
子への均一な担持に成功したものの、粒径1.0μmの
金粒子への担持の方が、各粒子に対しより均一に担持で
きた。これらの担持の様子は、SEM(走査型電子顕微
鏡)による写真によって判定した。
【0016】これらSEMによる観察結果から、最も均
一かつ粒子自体にも損傷が確認されない混合法は、1.
0μmの粒径の金粒子を用いて、エタノール分散液内で
の拡散が最も適切であることが分かった。
【0017】また、粒径1.0μmの金粒子に酸化チタ
ンを担持させた場合の活性を、メタノールと水の混合溶
液からの水素発生により、評価した。結果を図2に示
す。なお、図2において被覆率50%とは、金100m
gに対し酸化チタンを0.3mg担持させた場合に相当
し、被覆率100%とは、金100mgに対し酸化チタ
ンを0.6mg担持させた場合に相当している。図2の
縦軸は、試験に用いた容器における水素発生面積(cm
2 )を表している。この結果から、光触媒活性を持った
酸化チタン担持金粒子の作製に成功したと考えられる。
【0018】次に、酸化チタン担持金粒子(被覆率:1
00%)について、光触媒活性を測定、評価した。酸化
チタン光触媒により特異的に分解される色素であるメチ
レンブルー(10-5M)を1mlとり、それにDDW
(蒸留水)1ml、酸化チタン担持微粒子濃度(20μ
g/ml)1ml、酸化チタン担持微粒子濃度(200
μg/ml)1mlを加えたものをそれぞれ作成した。
これに紫外線(UV)光照射(360nm、10J/c
2 )を5分間、10分間、15分間とそれぞれ行い、
酸化チタン担持微粒子を高速遠心(15000rpm、
5分)を行って取り除き、その後波長670nmの吸光
度を測定しメチレンブルーの相対濃度の低下を測定し
た。結果を、図3に示した。図3から明らかな如く、酸
化チタン担持金粒子においては、略光照射時間に比例し
てメチレンブルーが分解され、光触媒活性が確認され
た。
【0019】次に、光触媒としての酸化チタンの金粒子
への担持量(被覆率)と光触媒活性との関係を、上記同
様メチレンブルーを使用して、メチレンブルーの分解量
で相対評価した。結果を図4に示す。図4に示すよう
に、酸化チタンの担持量が多くなるほど、光触媒活性は
増加した。また、被覆率500%の担持も十分に可能で
あることを確認できた。
【0020】次に、光触媒担持金粒子を生体内に打ち込
み、光照射を行った場合の抗腫瘍効果について確認する
試験を行った。
【0021】光触媒として、前記同様酸化チタン(P2
5、日本アエロジル社製)を使用し、それを粒径1.6
μmの金粒子に被覆率100%(金100mgに対し酸
化チタン0.6mg被覆)で酸化チタンを担持させた。
光照射用の光源としUV LIGHT SOURCE,
UL200M(HOYA−SCHOTT)を使用し、色
ガラスフィルタ(東芝社製)を用いて、波長360nm
の光を取り出した。
【0022】担癌動物として、ヌードマウス(BALB
/c雄)に、ヒト膀胱癌由来T24細胞を接種し腫瘍を
形成させた後、直径約5〜7mm程度となったときに使
用した。
【0023】酸化チタン担持金粒子打ち込み装置とし
て、遺伝子導入装置:(動物用)Helios Gen
e Gun(BIO−RAD)を使用した。この遺伝子
導入装置を用い、酸化チタンを担持した金粒子を高圧ヘ
リウムガス(圧力300psi)によってショットガン
的に腫瘍組織内に打ち込んだ。この方法により、ヌード
マウス皮下の腫瘍は手術的に皮膚を切開し露出させた
後、酸化チタン担持金粒子を打ち込んだ。
【0024】上記ヌードマウス移植腫瘍に対する評価を
行った2回の実験結果を図5および図6に示す。これら
結果から、UV(紫外線)光照射単独群、金粒子単独
群、酸化チタン担持金粒子単独群および金粒子とUV光
照射併用群に比べて、酸化チタン担持金粒子とUV光照
射併用群では明らかに腫瘍の増殖が抑制された。
【0025】また、図7に、酸化チタンを金粒子に被覆
率100%と500%で担持させた場合の抗腫瘍効果を
比較した結果を示す。この結果から、抗腫瘍効果を発揮
させるためには被覆率100%でほぼ十分であることが
確認できた。
【0026】次に、培養細胞を用いた場合の殺細胞効果
について試験した。使用細胞と培養方法および条件とし
て、ヒト膀胱癌由来T24細胞をF12培地を使用し3
7℃、3.5%炭酸ガス培養器内で培養した。前述の抗
腫瘍効果を確認するための試験と同じ酸化チタン担持金
粒子を用い、細胞内への打ち込み装置として、ハンマー
弾式遺伝子導入装置PIGG−3(日本医科器械製作所
製)を使用した。
【0027】このハンマー弾式遺伝子導入装置を用い、
ヘリウムガス(圧力9kgf/cm 2 )を用いて加速さ
せたハンマー弾を上側から下側にある振動板の裏側にぶ
つけてやり、その衝撃により酸化チタン担持金粒子を射
出した。この方法により酸化チタン担持金粒子を振動板
下約3〜5cm下におかれた培養細胞に打ち込んだ。
【0028】この培養細胞を用いた試験では、酸化チタ
ン担持金粒子単独およびUV光照射単独では殺細胞効果
はほとんど見られなかったが、酸化チタン担持金粒子と
UV光照射併用ではヒト膀胱癌細胞に対する殺細胞効果
が認められた。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る光触
媒の生体内への注入方法によれば、光触媒担持粒子を生
体内に打ち込むことにより、目標とする部位に正確に効
率よく注入することが可能となり、光照射により光触媒
活性を発揮させることにより、明確な抗腫瘍効果や殺細
胞効果を発揮させることが可能になる。その結果、この
方法を用いることにより、新しい治療方法や、それに用
いる医療器械や医療材料の開発が可能になる。
【0030】また、本発明に係る生体内への打ち込み粒
子およびその製造方法によれば、上記のように生体内に
注入される光触媒担持粒子を、効率よく作製でき、優れ
た抗腫瘍効果や殺細胞効果を発揮させることが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光触媒の生体内への注入方法の一例を
示す概略説明図である。
【図2】光触媒担持粒子の活性を水素発生により確認し
た試験結果を示すグラフである。
【図3】光触媒担持粒子の光触媒活性をメチレンブルー
を用いて確認した試験結果を示すグラフである。
【図4】光触媒担持量とメチレンブルー分解量との関係
図である。
【図5】抗腫瘍効果確認試験結果を示すグラフである。
【図6】別の抗腫瘍効果確認試験結果を示すグラフであ
る。
【図7】抗腫瘍効果と光触媒被覆率との関係を示すグラ
フである。
【符号の説明】
1 粒子(光触媒担持用粒子) 2 光触媒層 3 生体 4 細胞 5 光
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01J 23/52 B01J 23/52 M 35/02 35/02 J (72)発明者 立間 徹 東京都小平市喜平町2−8−3−504 (72)発明者 大古 善久 東京都豊島区池袋本町3−21−15 (72)発明者 渡部 俊也 神奈川県藤沢市鵠沼海岸6−15−7 (72)発明者 丹羽 智佐 神奈川県横浜市港南区港南2丁目26番−12 号 上大岡リリエンハイム207 Fターム(参考) 4C076 AA29 BB32 CC27 CC50 DD21A GG16 4C084 AA01 AA02 AA03 AA11 BA33 CA62 MA43 MA67 NA05 NA06 NA10 NA13 ZB262 4C086 AA01 AA02 HA06 HA21 MA02 MA05 MA43 MA67 NA10 NA14 ZB26 4C167 AA80 CC04 DD10 GG26 4G069 AA03 AA08 BA04A BA04B BA48A BA48C BC33B CC40 DA05 FA02 FB23

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒子の表面に光触媒を担持させ、該光触
    媒担持粒子を生体内に打ち込むことを特徴とする、光触
    媒の生体内への注入方法。
  2. 【請求項2】 光触媒担持粒子を生体の患部に打ち込
    む、請求項1の光触媒の生体内への注入方法。
  3. 【請求項3】 比重が4.54〜21.45の範囲にあ
    る粒子の表面に、光触媒層を設けたことを特徴とする生
    体内への打ち込み粒子。
  4. 【請求項4】 粒子が金粒子からなる、請求項3の生体
    内への打ち込み粒子。
  5. 【請求項5】 光触媒層が酸化チタンからなる、請求項
    3または4の生体内への打ち込み粒子。
  6. 【請求項6】 生体内に打ち込み可能な粒径の粒子の表
    面に、光触媒をコーティングすることを特徴とする、生
    体内への打ち込み粒子の製造方法。
  7. 【請求項7】 コーティング層を酸化物のゾルを用いて
    形成する、請求項6の生体内への打ち込み粒子の製造方
    法。
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