JP2002316950A - 薬剤等の注入方法および患部打ち込み粒子の製造方法 - Google Patents

薬剤等の注入方法および患部打ち込み粒子の製造方法

Info

Publication number
JP2002316950A
JP2002316950A JP2001120977A JP2001120977A JP2002316950A JP 2002316950 A JP2002316950 A JP 2002316950A JP 2001120977 A JP2001120977 A JP 2001120977A JP 2001120977 A JP2001120977 A JP 2001120977A JP 2002316950 A JP2002316950 A JP 2002316950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drug
coating layer
nucleic acid
particles
particle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001120977A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Kubota
吉信 窪田
Akira Fujishima
昭 藤嶋
Toru Tatsuma
徹 立間
Yoshihisa Oko
善久 大古
Toshiya Watabe
俊也 渡部
Chisa Niwa
智佐 丹羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanagawa Academy of Science and Technology
Japan Science and Technology Agency
Original Assignee
Kanagawa Academy of Science and Technology
Japan Science and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanagawa Academy of Science and Technology, Japan Science and Technology Corp filed Critical Kanagawa Academy of Science and Technology
Priority to JP2001120977A priority Critical patent/JP2002316950A/ja
Publication of JP2002316950A publication Critical patent/JP2002316950A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 粒子に薬剤等を吸着させて、患部およびその
周辺に対してのみ効率よく薬剤等を注入できるようにし
た、新規な薬剤等の注入方法および患部打ち込み粒子の
製造方法を提供する。 【解決手段】 粒子の表面に、薬剤またはDNAなどの
核酸吸着性能を有するコーティング層を設け、該コーテ
ィング層に薬剤または核酸を吸着させた後、その粒子を
患部に打ち込むことを特徴とする薬剤等の注入方法、お
よびその患部打ち込み粒子の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患部に、薬剤やD
NA、RNA、人工的な核酸合成物などの核酸(以下、
これらを総称して「薬剤等」と言うこともある。)を注
入するに際し、薬剤等を患部に打ち込み可能な粒子に吸
着保持させてその粒子を患部に打ち込むことにより適切
に注入できるようにした、薬剤等の注入方法、およびそ
の患部打ち込み粒子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】制癌剤、抗菌性抗生物質、抗菌剤、抗ア
レルギー剤等の薬剤は、通常、注射や塗布等により投与
されているが、患部が特定されている場合には、他部へ
の副作用等を回避するために、極力、体内や皮膚内部の
患部あるいはその近傍のみに投与されることが好まし
い。しかし、これを満たすには、単に注射や塗布等によ
る投与では困難である。
【0003】一方、患部等に対して、遺伝子(DNA)
を打ち込むことが可能な装置として、遺伝子銃などの遺
伝子導入装置が知られている(たとえば、(株)日本医
科器械製作所製のハンマー弾式遺伝子導入装置やBIO
−RAD社製のHELIOSGENE GUN)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前述
の如き要求および上述のような既存の装置の存在に着目
し、粒子に薬剤等を吸着させて、患部およびその周辺に
対してのみ効率よく薬剤等を注入できるようにした、新
規な薬剤等の注入方法および患部打ち込み粒子の製造方
法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る薬剤等の注入方法は、粒子の表面に、
薬剤またはDNAなどの核酸吸着性能を有するコーティ
ング層を設け、該コーティング層に薬剤または核酸を吸
着させた後、その粒子を患部に打ち込むことを特徴とす
る方法からなる。この方法においては、コーティング層
の材質は、薬剤またはDNA、RNA、人工的な核酸合
成物などの核酸吸着性能を有するものであれば、特に限
定されない。
【0006】また、本発明に係る薬剤等の注入方法は、
粒子の表面に、薬剤またはDNAなどの核酸吸着性能を
有する光触媒からなるコーティング層を設け、該コーテ
ィング層に薬剤または核酸を吸着させた後、その粒子を
患部に打ち込み、打ち込み箇所の一部については光を照
射せずに薬剤または核酸を前記コーティング層から脱着
させ、他の一部については光を照射することにより前記
コーティング層に光触媒活性を発現させて薬剤を分解す
る、または核酸による効能を非発現とすることを特徴と
する方法からなる。この方法においては、コーティング
層の材質は、薬剤またはDNAなどの核酸吸着性能を有
する光触媒からなる。つまり、光触媒機能を有するもの
であり、打ち込み後に光照射により光触媒機能を発揮さ
せ、それによって注入された薬剤やDNAなどの核酸を
部分的に分解あるいは効能非発現とすることができるも
のである。
【0007】また、本発明に係る患部打ち込み粒子の製
造方法は、患部に打ち込み可能な粒径の粒子の表面に、
薬剤またはDNAなどの核酸吸着性能を有するコーティ
ング層を設けるとともに、該コーティング層に薬剤また
は核酸を吸着させたことを特徴とする方法からなる。こ
のコーティング層は光触媒から構成することもできる。
このように製造された患部打ち込み粒子が、上述の本発
明に係る薬剤等の注入方法に供される。
【0008】本発明における粒子としては、皮膚等の内
部まで効果的に打ち込むために、ある程度比重の大きい
ものが好ましい。たとえば、比重が4.54のチタンか
ら、比重が21.45の白金までの、比重の範囲にある
粒子を使用することが好ましい。とくに安全性の面から
は、金粒子を用いることが好ましい。
【0009】粒子の表面に設けられる薬剤またはDNA
などの核酸吸着性能を有するコーティング層は、吸着対
象物質に応じて適宜選択できるが、吸着性能に優れたコ
ーティング層の形成方法として、たとえば酸化物のゾル
を用いて形成する方法が挙げられる。たとえば粒径数十
ナノメートル程度の酸化物のゾルを用いてコーティング
層を形成する。酸化物としては、各種のものを使用可能
である。とくに、コーティング層に光触媒機能を持たせ
る場合には、酸化チタン、酸化すず、酸化亜鉛等を用い
ることができ、安全性および優れた光触媒機能の面か
ら、特に酸化チタンを用いることが好ましい。
【0010】コーティング層による薬剤等の吸着効果
(吸着量)は、1粒子当たり極力多い方が好ましく、そ
れによって、少ない粒子数の打ち込みで適量の薬剤等を
効率よく注入できることになる。ただし、吸着量の具体
的な数値は、打ち込み粒子サイズや吸着させる物質、コ
ーティング層を形成するコーティング材の量にもよるの
で、一概には言えないが、可能な限り多い方が好まし
い。
【0011】コーティング層を形成するコーティング材
の量については、粒子に対する被覆率で20%以上10
00%以下が好ましい。ここで粒子に対する被覆率と
は、1粒子当たりの粒子の全表面積に対するコーティン
グ材による被覆割合を言う。したがって、被覆率が10
0%になると、粒子の全表面がコーティング材で覆われ
たことを意味するが、本発明においては、被覆率が10
0%になった時点からさらにコーティングを続行するこ
とによりコーティング量が増加した場合の状態も、被覆
率の延長の定量値として、被覆率100%以上の値で表
すことにする。被覆率が20%未満では、吸着できる薬
剤等の量が少なくなりすぎ、1000%を超えると、コ
ーティング層自身が脱落するおそれがある。後述の試験
では、酸化チタンコーティング層について、被覆率50
0%まで十分に可能であることを確認した。
【0012】コーティング層には、薬剤等が吸着され、
吸着された状態、つまり、コーティング層に薬剤等を担
持した状態で、粒子が患部に打ち込まれる。打ち込みに
は、後述の試験に示すように、既存の遺伝子導入装置を
利用することができる。
【0013】吸着させる薬剤としては、たとえば、制癌
剤、抗菌性抗生物質、抗菌剤、抗アレルギー剤を使用で
きる。制癌剤としては、アドリアマイシン(ADM)や
ブレオマイシン(BLM)等を使用できる。
【0014】打ち込み対象となる患部を有する疾患とし
ては、乾癬やアトピー性皮膚炎等の皮膚疾患や、悪性腫
瘍などの増殖性疾患、難治性感染症などを例示できる。
とくに、皮膚疾患に対しては、本発明に係る方法では、
薬剤塗布に比べて皮膚内部まで効率よく適切に薬剤が到
達できる。
【0015】また、DNAなどの核酸を吸着させた粒子
を用いる場合には、その粒子を打ち込むことにより、遺
伝子治療に供することができる。
【0016】上記のような本発明に係る薬剤等の注入方
法においては、たとえば図1に示すように、粒子1の表
面に設けられたコーティング層2に吸着により薬剤等3
を担持され、その状態で粒子1が患部4に向けて打ち込
まれる。打ち込まれると、患部4における疾患細胞5内
において、薬剤等3が適宜脱離し、疾患細胞5の内部に
注入されることになり、この状態で、薬剤等3の効能が
発揮される。粒子1の打ち込みによる注入であるから、
患部4の疾患細胞5あるいはその周辺に対してのみ効率
よく注入されることになり、効能の発揮が要求される部
位に対してのみ、つまり、実質的に他部に悪影響を及ぼ
すことなく、効率よく所望の効能が発揮されることにな
る。この態様においては、コーティング層2が光触媒か
らなる層でない場合、また、たとえコーティング層2が
光触媒からなる層であっても光が当たらない部位に注入
された場合でも、目標とする効能が効率よく発揮され
る。
【0017】また、図2に示すように、コーティング層
2aが光触媒からなる場合には、図1に示した打ち込み
の後、適切な波長の紫外線等の光6を照射することによ
り、細胞5内に存在していた薬剤3を光触媒作用により
分解して故意に無毒化することができ、DNAなどの核
酸を注入した場合には、故意にDNAなどの核酸を分解
するか、その効能を非発現とすることができる。つま
り、光が照射された部分に対しては、副作用等を軽減さ
せることができる。したがって、たとえば、疾患細胞5
直近部位以外の部分に対して、光照射により、無毒化や
効能非発現とすることができ、より必要な部位に対して
のみ、効果を発揮させることが可能になる。
【0018】
【実施例】本発明による効果を確認するために、以下の
ような試験を行った。粒径1.0μmの金微粒子に、酸
化チタン(P25、日本アエロジル社製)のゾルを用い
て、被覆率500%のコーティング層(金100mgに
対して酸化チタンを3mg被覆したもの)を形成し、そ
のコーティング層に薬剤としてアドリアマイシン(AD
M)を吸着させた。ヒト膀胱癌由来のT24細胞にF1
2培地を使用して37℃、3.5%炭酸ガス培養器内で
培養し、そのT24細胞をヌードマウス(BALB/c
雄)に接種して腫瘍を形成させた後、直径約5〜7mm
となったときに、上記ADM吸着粒子を患部に向けて打
ち込んだ、打ち込みは、遺伝子導入装置(Helios
Gene Gun(BIO−RAD社製))を使用し
て、高圧ヘリウムガス(圧力:300psi≒31kg
/cm2 )を用いてADM吸着粒子をショットガン的に
ヌードマウスの患部に向けて打ち込んだ。
【0019】この打ち込み操作を、上記ADM吸着粒子
と、ADMを吸着させずに単に酸化チタンが被覆率50
0%でコーティングされた金粒子とについて行い、打ち
込みの抗腫瘍効果を、腫瘍体積の経時的増加を観ること
により測定した。測定は、図3に示すように、上記AD
M吸着粒子を打ち込んだ条件(ADM)〔測定数n=
4〕、ADMを吸着させずに単に酸化チタンが被覆率5
00%でコーティングされた金粒子を打ち込んだ条件
(Control)、および、上記ADM吸着粒子を打
ち込んだ後、紫外線(UV)を照射(波長:360n
m、強度:3mWatt/m2 、照射時間:15分)し
た条件(ADM+UV)〔測定数n=4〕について、各
々行った。
【0020】結果、図3に示すように、ADMを吸着さ
せた粒子を打ち込んだ場合には、ADMを吸着させてい
ないControlに比べて優れた抗腫瘍効果が得られ
た。また、ADM吸着粒子を打ち込んだ後、光照射を行
ってコーティング層に光触媒活性を発揮させた場合に
は、ADMが分解され、ADMによる抗腫瘍効果が抑制
された。現実的には、粒子打ち込み後には患部内部まで
光を照射することが困難な場合が多いので、ADM吸着
粒子を打ち込み+光照射無しの条件は、実際の治療には
極めて有効と考えられる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る薬剤
等の注入方法によれば、薬剤等を効率よく患部に注入す
ることができ、周辺部に副作用等を生じさせることな
く、効果的な治療を行うことが可能となる。また、コー
ティング層を光触媒層とし、打ち込み後に光触媒機能を
発揮できるようにすれば、不必要な部位に対して局部的
に無毒化や効能の非発現化が可能になり、患部に対して
一層効率のよい治療が可能になる。
【0022】本発明に係る患部打ち込み粒子の製造方法
によれば、上記のような優れた効果が得られる打ち込み
粒子を、容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薬剤等の注入方法の一例を示す概略説
明図である。
【図2】本発明の薬剤等の注入方法で光触媒機能を発揮
させる場合の一例を示す概略説明図である。
【図3】本発明による効果を確認するための試験結果を
示すグラフである。
【符号の説明】
1 粒子 2 コーティング層 2a 光触媒からなるコーティング層 3 薬剤等 4 患部 5 疾患細胞 6 照射される光
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 41/00 A61K 45/00 45/00 48/00 48/00 C12N 15/00 A C12N 15/09 A61K 37/02 (72)発明者 立間 徹 東京都小平市喜平町2−8−3−504 (72)発明者 大古 善久 東京都豊島区池袋本町3−21−15 (72)発明者 渡部 俊也 神奈川県藤沢市鵠沼海岸6−15−7 (72)発明者 丹羽 智佐 神奈川県横浜市港南区港南2丁目26番−12 号 上大岡リリエンハイム207 Fターム(参考) 4B024 AA01 CA01 HA17 4C076 AA33 BB32 CC07 CC27 CC32 DD21A DD29H DD29N FF03 FF21 FF67 FF68 GG16 4C084 AA01 AA02 AA03 AA11 AA13 AA16 DA28 MA43 MA67 NA06 NA10 ZB132 ZB262 ZB352 4C086 AA01 AA02 EA10 EA16 MA43 MA67 NA06 NA10 ZB13 ZB26 ZB35

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒子の表面に、薬剤またはDNAなどの
    核酸吸着性能を有するコーティング層を設け、該コーテ
    ィング層に薬剤または核酸を吸着させた後、その粒子を
    患部に打ち込むことを特徴とする薬剤等の注入方法。
  2. 【請求項2】 粒子の表面に、薬剤またはDNAなどの
    核酸吸着性能を有する光触媒からなるコーティング層を
    設け、該コーティング層に薬剤または核酸を吸着させた
    後、その粒子を患部に打ち込み、打ち込み箇所の一部に
    ついては光を照射せずに薬剤または核酸を前記コーティ
    ング層から脱着させ、他の一部については光を照射する
    ことにより前記コーティング層に光触媒活性を発現させ
    て薬剤を分解する、または核酸による効能を非発現とす
    ることを特徴とする薬剤等の注入方法。
  3. 【請求項3】 比重が4.54〜21.45の範囲にあ
    る粒子を使用する、請求項1または2の薬剤等の注入方
    法。
  4. 【請求項4】 金粒子を使用する、請求項3の薬剤等の
    注入方法。
  5. 【請求項5】 コーティング層を酸化物のゾルを用いて
    形成する、請求項1ないし4のいずれかに記載の薬剤等
    の注入方法。
  6. 【請求項6】 前記薬剤が、制癌剤、抗菌性抗生物質、
    抗菌剤、抗アレルギー剤のいずれかからなる、請求項1
    ないし5のいずれかに記載の薬剤等の注入方法。
  7. 【請求項7】 患部に打ち込み可能な粒径の粒子の表面
    に、薬剤またはDNAなどの核酸吸着性能を有するコー
    ティング層を設けるとともに、該コーティング層に薬剤
    または核酸を吸着させたことを特徴とする、患部打ち込
    み粒子の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記コーティング層が光触媒からなる、
    請求項7の患部打ち込み粒子の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項7または8の方法により製造され
    た患部打ち込み粒子。
JP2001120977A 2001-04-19 2001-04-19 薬剤等の注入方法および患部打ち込み粒子の製造方法 Pending JP2002316950A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001120977A JP2002316950A (ja) 2001-04-19 2001-04-19 薬剤等の注入方法および患部打ち込み粒子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001120977A JP2002316950A (ja) 2001-04-19 2001-04-19 薬剤等の注入方法および患部打ち込み粒子の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002316950A true JP2002316950A (ja) 2002-10-31

Family

ID=18970930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001120977A Pending JP2002316950A (ja) 2001-04-19 2001-04-19 薬剤等の注入方法および患部打ち込み粒子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002316950A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004087577A1 (ja) 2003-03-31 2004-10-14 Toto Ltd. 表面改質二酸化チタン微粒子とその分散液、およびその製造方法
US8431143B2 (en) 2005-08-05 2013-04-30 Toto Ltd. Therapeutic method of administering pharmaceutical titanium dioxide composite and light irradiation

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004087577A1 (ja) 2003-03-31 2004-10-14 Toto Ltd. 表面改質二酸化チタン微粒子とその分散液、およびその製造方法
US8431143B2 (en) 2005-08-05 2013-04-30 Toto Ltd. Therapeutic method of administering pharmaceutical titanium dioxide composite and light irradiation

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Liu et al. Inorganic nanoparticles applied as functional therapeutics
Levin et al. Proton beam therapy
EP3183037B1 (en) Compositions for selective activation of photoreactive responses
Kim Nanoparticle-based therapies for wound biofilm infection: opportunities and challenges
CA2946386C (en) Tumor imaging using photon-emitting phosphors having therapeutic properties
US10596387B2 (en) Tumor imaging with X-rays and other high energy sources using as contrast agents photon-emitting phosphors having therapeutic properties
RU2420330C2 (ru) Способ активации фотосенсибилизатора
US11324552B2 (en) Laser-assisted transdermal delivery of nanoparticulates and hydrogels
MX2010013322A (es) Nanoparticulas inorganicas de alta densidad para destruir celulas in vivo.
CN1106270C (zh) 用于结构化生物介质的多作用颗粒
EP1951267B1 (en) Nanoparticles of a heterocrystal mineral for use as a medicament and method of producing the same
CN107362359A (zh) 通过离子植入形成用于中子俘获治疗的组成物
AU2018205040A1 (en) Reducing damage from radiation therapy and increasing cancer kill rates by interweaving of low and high dose sessions
WO2002102311A3 (en) Nanoparticles for treating targeted tissues and cells
Zhou et al. Antibiotics-free nanomaterials against bacterial keratitis: Eliminating infections with reactive oxygen species (ROS)
JP2002316950A (ja) 薬剤等の注入方法および患部打ち込み粒子の製造方法
JP2008208072A (ja) 光力学的治療法に使用するための光増感剤組成物
KR20220064516A (ko) 초음파 또는 자외선 기반 세포 치료용 TiO2를 포함하는 마이크로 로봇
AU2018205043A1 (en) Reducing damage from chemotherapy and increasing cancer kill rates by using interweaved low dose radiation
Weichselbaum et al. Chemical modulation of the hypoxic fraction in the treatment of head and neck cancer
Rani et al. Metallic Nanoparticles Applications in Medicine
Chen et al. Metal nanoparticles for cancer therapy: Precision targeting of DNA damage
Kalin Diminishing the Side Effects of Cancer Treatment by Improving Treatment Delivery
CN115624653A (zh) 双重缓释骨修复材料及其制备方法
Bagshaw et al. Current and Emerging Modalities

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20031031

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20040129