JP2002316747A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2002316747A JP2002100437A JP2002100437A JP2002316747A JP 2002316747 A JP2002316747 A JP 2002316747A JP 2002100437 A JP2002100437 A JP 2002100437A JP 2002100437 A JP2002100437 A JP 2002100437A JP 2002316747 A JP2002316747 A JP 2002316747A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートを搬送しつつシートの斜行を補正する
ことができ、そして、シートの斜行及びシートの上端を
好便に検出することのできる記録装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】 シートを搬送し且つ当該シートの斜行に
ついての補正動作を行うように駆動される斜行補正手段
36と、該斜行補正手段を駆動する駆動手段と、シート
搬送ローラ60と、搬送されたシートに印字する印字ヘ
ッドを担持するキャリアと、該斜行補正手段と該シート
搬送ローラとの間に配置される第1のセンサ42と、該
キャリア(シートガイド86)に設けられた第2の一対
のセンサ84とを有し、該第1のセンサの出力に応じて
該駆動手段を駆動し、該第2のセンサの出力に応じてシ
ートの到来を検出するとともに、該シートの斜行を検出
する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシートの斜行を自動
的に補正しながらシートを供給するシート供給装置を備
えた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタは、キャリアに支持された印字
ヘッドと、印字ヘッドと対向するプラテンとを備え、一
対のシート搬送ローラによってシートを印字ヘッドとプ
ラテンとの間に搬送し、印字ヘッドによってシートに印
字を行うようになっている。シートは、自動的にあるい
は手差しによりシート搬送ローラに向かって供給される
ことができる。
【0003】シートをシート搬送ローラに向かって供給
するときに、シートが斜行する問題が発生する。斜行は
手差しによりシートを供給するときに発生しやすい。斜
行とは、シートの搬送方向側の端部がシート搬送ローラ
に対して斜めになって供給される現象である。シートが
斜行してシート搬送ローラに供給されると、シート搬送
ローラはシートを斜行したままで印字ヘッドへ搬送し、
シートの指定された位置に印字されなくなる。従って、
シートを供給するときに、シートが斜行していれば、シ
ートの斜行を補正することが望まれる。
【0004】本願の先願である特願平10−07164
4号は、シートの斜行を補正することのできるシート供
給装置を開示している。このシート供給装置は、シート
搬送面を有するフレームと、該シート搬送面の上方に回
転可能に配置されたシャフトと、該シャフトの軸線方向
に間隔をあけて且つ周方向に異なった角度で該シャフト
に設けられた複数の突起と、該シャフトを回転させる回
転装置とを備え、シートを該突起により該シート搬送面
に沿ってプリンタ内のシート搬送ローラに向かって搬送
し、且つ該シートを該シート搬送ローラに突き当てるこ
とによりシートの斜行を補正するものである。
【0005】このシート供給装置においては、シートが
斜めに供給された場合には、シートの搬送方向側の端部
が停止しているシート搬送ローラに当接する。シートの
一端がシート搬送ローラに当接すると、シートのその端
部は停止し、シートの他の部分はシャフトの突起によっ
て搬送され続け、シートは停止した端部を中心に回転
し、シートの斜行が補正される。この場合、シートを搬
送し、回転させるためにシートに係合しているのは突起
であり、突起は一対のピンチローラのようにシートを拘
束しないので、シートは簡単に且つ確実に回転し、シー
トの斜行が補正される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】シートが記録装置のシ
ート供給部にセットされたことを検出するために供給セ
ンサが配置され、実際にシートの斜行が補正されている
かどうかを検出するために斜行センサが配置される。さ
らに、シートへの印字開始位置を決定するために、シー
トの搬送方向側端部の位置を検出するシート端部センサ
が必要となる。
【0007】本発明の目的は、シートの斜行を補正する
ことができるとともに、必要なセンサの数量を最小限に
して構造を簡単にした記録装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による記録装置
は、シートを搬送し且つ当該シートの斜行についての補
正動作を行うように駆動される斜行補正手段と、該斜行
補正手段を駆動する駆動手段と、該斜行補正手段により
搬送されるシートの当該搬送の方向につき、該斜行補正
手段よりも下流側に配置されたシート搬送ローラと、該
シート搬送ローラよりも前記搬送方向下流側に配置さ
れ、該シート搬送ローラにより搬送されたシートに印字
する印字ヘッドを担持するキャリアと、該斜行補正手段
と該シート搬送ローラとの間に配置され、シートの到来
を検出する少なくとも1つの第1のセンサと、該キャリ
アに設けられ、該搬送ローラにより搬送されたシートの
搬送方向側の端部の異なる位置をそれぞれ検出する複数
の第2のセンサとを有し、該第1のセンサによるシート
到来検出に応じて該駆動手段を駆動し、該第2のセンサ
の出力に応じてシートの到来を検出するとともに、該シ
ートの斜行を検出するように構成されて成ることを特徴
とするものである。
【0009】この構成によれば、セットされたシートを
搬送しつつシートの斜行を補正することができる。そし
て、キャリアに設けたセンサによって、シートの斜行を
検出することができる。さらに同センサによって、シー
トのセット位置、あるいはシートの幅も検出できるの
で、構造が簡単になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例について図面
を参照して説明する。なお、ここでは、シートとは、薄
い又は厚い1枚の紙や、複写シート等の複数の紙の束
や、通帳等を含むものとする。図1はシート供給装置1
0を有するプリンタ(記録装置)50を示す図である。
図2はシート供給装置10をプリンタ50に取り付ける
ところを示す図である。プリンタ50はケーシング52
を備え、ケーシング52は前部側壁54、56を有す
る。シート供給装置10はケーシング52の前部側壁5
4、56の間に取り付けられるようになっている。操作
パネル58がケーシング52の前部側壁56に設けられ
ている。さらに、ケーシング52は用紙ガイド59を有
し、一対のシート搬送ローラ60、62(図6)がケー
シング52内に設けられる。シート搬送ローラ60、6
2の一方は駆動ローラであり、他方は駆動ローラと接触
して回転する被駆動ローラである。
【0011】図2において、ケーシング52の各前部側
壁54、56の内面は、シート供給装置10の取り付け
手段としてのスタッド64、66を有する。また、ケー
シング52の各前部側壁54、56の内面は、シート供
給装置10を使用しない時に、シートを載置するための
テーブル(図示せず)を装着するためにリセス(溝)6
8、70を備えている。一方、シート供給装置10はフ
レーム12を備え、フレーム12は両側壁の先端部及び
底部に取り付けリセス14、16を有する。
【0012】図3はシート供給装置10をプリンタ50
から取り外すところを示している。図3(A)に示され
るように、スタッド64が取り付けリセス14に嵌ま
り、スタッド66が取り付けリセス16に嵌まることに
よって、シート供給装置10はプリンタ50に取り付け
られている。また、装置の左右部には、ロックレバー1
9aが取り付けられており、上方への外れ防止となって
いる。この状態から、シート供給装置10を取り外すた
めには、図3(B)に示されるように、スタッド64を
支点としてシート供給装置10の前端部を持ち上げて、
スタッド66が取り付けリセス16から離れるように
し、それから、図3(C)に示されるように、シート供
給装置10を前側へ引き出すと、スタッド64が取り付
けリセス14から離れる。ロックレバー19aは、19
bを回転支点に回転する機構であり、(A)の状態にお
いては、トーションスプリング19dにより19eの方
向にテンションがかかる機構でロックされている。ま
た、逆に、図3(C)から図3(A)の手順に従って、
シート供給装置10をプリンタ50に取り付けることも
できる。よって、シート供給装置10はプリンタ50に
脱着可能に取り付けられることができるようになってい
る。
【0013】図4及び図5はシート供給装置10の詳細
を示す図である。シート供給装置10はフレーム12
と、このフレーム12の先端部分を覆うカバー18とを
備える。カバー18の垂直壁20の下端部をフレーム1
2のスリット22に嵌めることにより、カバー18をフ
レーム12に取り付けることができる。フレーム12の
上壁はほぼ平坦であって、シート搬送面24を形成して
いる。
【0014】供給シャフト26がシート搬送面24の上
方に回転可能に配置され、軸受を備えた垂直な支持部2
8によってフレーム12に支持される。図9に示される
ように、供給シャフト26の一端には歯車30が取り付
けられ、この歯車30はシート搬送面24の下方に配置
された歯車列32を介して供給モータ34のモータ歯車
34aに接続される。供給モータ34はフレーム12に
支持される。よって、供給モータ34によって供給シャ
フト26を回転させることができる。
【0015】図4及び図5に示されるように、複数の突
起36がシャフト26の軸線方向に間隔をあけて且つ周
方向に異なった角度で供給シャフト26に設けられてい
る。これらの突起36は、供給シャフト26に保持され
るハブと、該ハブから突出する少なくとも1つの突出部
とを有する異型形状ローラ38の該突出部として形成さ
れる。実施例においては、9つの異型形状ローラ38が
供給シャフト26に設けられ、各異型形状ローラ38に
おいて、2つの突出部がハブからシャフトの直径方向に
対向して延びる。
【0016】図7は供給シャフト26に取り付けられた
突起36を示すためにフレーム12を横方向から見た側
面図である。供給シャフト26の直径方向に対向する突
起36はそれぞれ約50度の角度範囲内にあり、50度
の補角である130度の角度範囲内には、突起36はな
い。シャフト26上のある異型形状ローラ38の突起3
6に対して、次の異型形状ローラ38の突起36は時計
回り方向に50度回転した位置にあり、さらに次の異型
形状ローラ38の突起36は反時計回り方向に50度回
転した位置にある。図7においては、いずれの突起36
もシート搬送面24上のシートに接触せず、この状態で
はシートは搬送力を受けない。供給シャフト26は、い
ずれの突起36もシート搬送面24上のシートに接触し
ない角度範囲を有する。
【0017】図4及び図5において、供給シャフト26
の歯車30を取り付けるための端部とは反対側の端部に
位相センサ40が設けられる。図8は位相センサ40を
示すためにフレーム12を図7とは反対側の横方向から
見た側面図である。位相センサ40は、供給シャフト2
6に取り付けられた扇形の双頭ヘッドのセンサレバー4
0aと、フレーム12に固定された光学式検出器40b
とからなる。光学式検出器40bは発光部と受光部とか
らなり、センサレバー40aが発光部と受光部との間を
通過する度に光路を遮断し、光学式検出器40bが信号
を発生するものである。
【0018】突起36と位相センサ40とは図7及び図
8では別々に示されているが、フレーム12を横方向か
ら見た場合には実際には、図6に示されるように、突起
36と位相センサ40とは同時に見える。突起36と位
相センサ40のセンサレバー40aとはほぼ同じ角度位
相で供給シャフト26に取り付けられている。さらに、
シート供給装置10は供給シャフト26の奥で供給シャ
フト26と平行な線上に配置された複数の供給センサ4
2を含む。各供給センサ42は発光部と受光部とからな
る反射型センサであり、カバー18に取り付けられてい
る。供給センサ42の下方に位置するフレーム12の部
位は穴43を有する。紙なし時は、フレーム12の穴4
3がある為、受光部に反応がない。紙有り時は、発光が
紙に反射し、受光側で反応する。
【0019】さらに、シート搬送面24は突起36の位
置に対応して窪み44を有する。図10に示されるよう
に、突起36の先端はこの窪み44内に入り、シート搬
送面24に供給されたシートPは突起36に押されて窪
み44内でわずかに変形しつつ突起36によって搬送さ
れる。シートPの厚さによって、突起36のシートPに
対する搬送力は異なる。例えば、薄い単葉シートを搬送
するときはシートPは窪み44内で変形しやすく、突起
36がシートPに軽く当たりながら弱いフィード力で搬
送されることになる。一方、厚い単葉シートや複数のシ
ートからなる伝票等を搬送するときはシートPは窪み4
4内で変形しにくく、突起36がシートPに強く当たり
ながら強いフィード力で搬送されることになる。
【0020】図5において、シート供給装置10はすで
に出荷されているプリンタ50にも取り付けができるよ
うになっているため、シート供給装置10のシャフト2
6はプリンタ50のシート搬送ローラ60に関係付けて
配置されている。シート供給装置10は、大きなシート
L 及び小さいシートPS をシート搬送面24の全域の
所望の位置にセット(ランダムセット)できるようにな
っている。図5に示す例においては、大きなシートPL
は通常のプリンタのように左寄りの位置に置かれ、小さ
いシートPS は中央の位置に置かれている。シート供給
装置10の仕様において、使用できる最小のシート幅P
Wを設定している。図5においては、小さいシートPS
の幅を最小のシート幅PWとして示してある。使用する
シートの幅がPWよりも大きければ、そのシートはシー
ト供給装置10によってプリンタ50に供給され、その
供給の過程で自動的に斜行が補正される。
【0021】供給センサ42のシャフト26の軸線方向
の間隔LはPW以下(L<PW)となっている。従っ
て、最小の幅の小さいシートPS がシート搬送面24の
どの位置にセットされても、そのシートの有無が少なく
とも1つの供給センサ42によって検出される。また、
シート供給装置10のシャフト26上の突起36のシャ
フト26の軸線方向の間隔Mは1/2PW以下(M<1
/2PW)となるように配置されている。従って、最低
2つの突起36がシートに係合でき、シート搬送ローラ
60、62に突き当てて、シートの斜行を補正すること
ができる。
【0022】図6はシート供給装置10が取り付けられ
たプリンタ50を示す断面図である。プリンタ50は、
移動可能なキャリア72と、キャリア72に取り付けら
れた印字ヘッド74と、印字ヘッド74と対向するプラ
テン76と、プラテン76の一方の側に配置された一対
のシート搬送ローラ60、62と、プラテン76の他方
の側に配置された一対のシート搬送ローラ78、80と
を含む。さらに、プリンタ50はこれまで説明したシー
ト供給装置10を含む。本願では、シート供給装置10
はその近くに位置する一対のシート搬送ローラ60、6
2と関連している。
【0023】また、キャリア72はプラテン76に対向
するシートガイド86を有する。図5及び図11に示さ
れるように、一対のシート上端センサ84(84a、8
4b)がシートガイド86に取り付けられている。シー
トガイド86は中央に印字ヘッド74の印字ピンを通過
させる穴74aを有し、一対のシート上端センサ84は
この穴74aの両側に等しい距離のところに設けてあ
る。2つのシート上端センサ84と穴74aとはシート
搬送方向に垂直な線上に設けてあり、2つのシート上端
センサ84によって、シートの上端が印字ヘッド74の
位置へ到着したことと、到着したシートの斜行とを検出
することができる。
【0024】次に図12を参照して、シート供給装置1
0の作用について説明する。複数の突起36を有する回
転可能な供給シャフト26が、供給センサ42の出力に
応じて、シートPをシート搬送ローラ60、62(のニ
ップ)に向かって搬送する。この場合、シートPは供給
シャフト26に取り付けた突起36の摩擦力のみで搬送
される。
【0025】シートPが斜めに供給された場合には、シ
ートPの上端の一側端(例えば搬送方向で先行するシー
トの辺の左端)が停止しているシート搬送ローラ60、
62に当接する。シートの一端がシート搬送ローラ6
0、62に当接すると、シートPのその端部は停止し、
シートの他の部分は供給シャフト26の突起36によっ
て搬送され続け、シートPは停止した端部を中心に回転
し(A)、シートPの斜行が補正される(B)。この場
合、複数の突起36がシートPに接触していたとして
も、シートPを回転させる作用は主としてシート搬送ロ
ーラ60、62に当接しているシートPの一端から遠い
位置にある突起36(この突起36を実線で示し、他の
突起36を鎖線で示してある)から受ける。突起36は
実質的に点接触でシートPに係合するので、シートPは
簡単に且つ確実に回転し、シートPの斜行が補正され
る。実線で示した突起36の代わりに、一対のピンチロ
ーラによってシートを挟持してシートを搬送する場合に
は、シートは斜めになったままで搬送され、思ったよう
に回転しない。
【0026】次に図13から図15を参照してシート供
給装置10及びプリンタ50の作用について説明する。
図13はシート供給装置10の作用を示すフローチャー
トであり、図14及び図15はプリンタ50の作用を示
すフローチャートである。図13において、ステップS
1で、シートが用紙搬送面24にセットされたかどうか
を判断する。複数の供給センサ42が所定の間隔で配置
されているので、ランダムセットされたシートの有無は
確実に検出される。シートがセットされたことが検出さ
れると、ステップS2で、シート検出状況の確認を行
い、吸入量を決定する。シート検出状況の確認はどの供
給センサ42がシート有りを検出したかを調べることで
あり、その結果に従って、例えば図16に示されるよう
にして吸入量を決定する。
【0027】図16においては、1つの供給センサ42
のみがシート有りを検出した場合には、吸入量として吸
入ステップ数をN1に設定する。吸入ステップ数はシー
ト供給装置10のシャフト26を駆動するモータの作動
ステップ数のことである。2つの供給センサ42がシー
ト有りを検出した場合には、吸入ステップ数をN2−X
1に設定する。3つの供給センサ42がシート有りを検
出した場合には、吸入ステップ数をN3−X2に設定す
る。4つの供給センサ42がシート有りを検出した場合
には、吸入ステップ数をN4−X3に設定する。この例
では、N1は最大であり、吸入ステップ数は順次小さく
なる。
【0028】それから、ステップS3−1で、シャフト
26を駆動して、シート供給装置10の吸入動作を行
う。この吸入動作は、上記したように、シートをシート
搬送ローラ60、62に向かって搬送し、シート搬送ロ
ーラ60、62に当接させ、斜行を補正する。N1が最
も吸入ステップ数が多く、N4−X3が最も吸入ステッ
プ数が少ない。これは、シート有りを検出した供給セン
サ42の数が少ない場合、すなわち用紙幅が小さい(葉
書縦書き等)場合には、シャフト26の突起36の搬送
量が少なくなり、補正しにくいため、またセット時に斜
めにセットされやすい条件のために、吸入ステップ数が
多い設定となっている。また逆にシート有りを検出した
供給センサ42の数が多い場合には、すなわち用紙幅が
大きい場合には、シャフト26の突起36の搬送量が大
きくなり、補正しやすいため、またセット時に斜めにセ
ットされにくい条件のために、吸入ステップ数が少ない
設定となっている。吸入ステップ数を多めの一定値に設
定しても斜行の補正には問題ないが、スループットが低
下する。またスループットを向上するために吸入ステッ
プ数を少なめの一定値に設定すると、幅の狭いシートで
斜行の補正が不完全のままの吸入となってしまう。
【0029】シャフト26の回転が終了した後、ステッ
プS3−2でプリンタ50のシート搬送ローラ60、6
2に用紙上端を噛み込ませて用紙をプリンタ50のシー
ト搬送ローラ60、62に固定するようにし、ステップ
4のシート検出状況確認を行うために、シート搬送装置
のシャフト26及び搬送ローラ60、62を同時に予め
定められた量を動かすようにする。
【0030】シャフト26及び搬送ローラ60、62の
回転が終了した後、ステップS4で、再びシート検出状
況の確認を行い、キャリア移動位置の決定を行う。キャ
リア移動位置は、例えば図17に示される。シャフト2
6の回転が終了した後に再びシート検出状況の確認を行
うのは、シートがセットされたときとシャフト26の回
転が終了したときとでは、シート検出状況が違うことが
あるためである。
【0031】図17においては、4つの供給センサ42
に、PSS1〜PSS4の符号がつけられている。NO
1のように、4つの供給センサ42がオフのときには、
キャリア72を単票吸入の位置(プリンタ単体時の単票
吸入の位置)にする。NO2、3、5、9のようにいず
れか1つの供給センサ42がオンのときには、キャリア
72のシート上端センサ84の左側(84a)をその供
給センサ42の延長上の位置にする。NO4、7、8、
13、15、16のように2つ以上の供給センサ42が
連続してオンのときには、キャリア72をそれらの供給
センサ42の延長上の中央の位置にする。NO6、1
0、11、12、14のように2つ以上の供給センサ4
2が不連続してオンのときには、エラーがあると判断
し、キャリア72を単票吸入の位置にする。
【0032】図14において、ステップS5で、キャリ
ア72を前に設定した位置に移動する。例えば図17の
NO2の場合には、図5においてキャリア72(シート
ガイド86)のシート上端センサ84の左側(84a)
を最も左側の供給センサ42の延長上の位置に動かす。
すなわち、この場合には、小さいシートが最も左寄りの
位置にセットされたので、キャリア72を予めこのシー
トに対応させる。
【0033】ステップS6で、プリンタの吸入動作を開
始させる。ステップS7で、シートの上端を検出したか
どうかを判断する。シートの上端は2つのシート上端セ
ンサ84で検出される。次にステップS8で、斜行判断
用カウンタの更新を行う。図18に示されるように、2
つのシート上端センサ84のうち、一方のシート上端セ
ンサ84がオンになり、他方のシート上端センサ84が
オフのときに、シートPに斜行があることになり、斜行
判断用カウンタ(C)は2つのシート上端センサ84の
オンオフの差をステップ数としてカウントし、更新す
る。
【0034】ステップS8では図26に示すフローに従
って説明すると、まずステップS8−1にてセンサ84
aの状態をチェックし、用紙がなしのときにはステップ
S8−2にてセンサ84bの状態をチェックし、用紙な
しの場合にはステップS8−4にて斜行判断カウンタ
(C)をリセットする。ステップS8−2にてセンサ8
4bの判断が用紙有りの場合には、ステップS8−3の
ように斜行判断カウンタを更新する。ステップS8−1
の判断で用紙ありと判断したときは、ステップS8−5
にてセンサ84bの状態をチェックする。ステップS8
−5にて、センサ84bが用紙なしと判断した場合に
は、ステップS8−3と同じくステップS8−6で斜行
判断カウンタを更新する。ステップS8−5の判断で用
紙ありと判断した場合には、斜行判断カウンタの変更は
行わないで、ステップS9へ処理を移行する。
【0035】ステップS9で、吸入動作が終了したかど
うかを判断する。吸入動作が終了していなければステッ
プS7の処理へ移行し、終了しているのであれば、ステ
ップS10で、用紙搬送ローラ60、62による吸入動
作を終了する。次に、図15のステップS11で、斜行
吸入してきたかどうかを判断する。イエスであればステ
ップS12へ進み、シートをシート供給装置10へ排出
してリトライを行う。つまり、用紙搬送ローラ60、6
2を逆回転させた後、シート供給装置10のシャフト2
6も逆回転させる。よってシートはプリンタ50からシ
ート供給装置10へ排出される。このとき、シートがシ
ート搬送ローラ60、62から確実に離れるようにシー
ト搬送ローラ60、62及びシャフト26を吸入時のス
テップ数にプラスアルファした量だけ逆回転させる。
【0036】リトライの過程において、ステップS13
で、リトライカウンタを更新し、ステップS14で、リ
トライカウンタが所定値Wよりも小さいかどうかを判断
する。ステップS14の判断がイエスであれば、シート
供給装置10のシャフト26をさらに一定量逆回転させ
る。これによって、シートがシャフト26の突起36に
よって用紙搬送ローラ60、62からさらに離れるよう
に搬送され、そしてこの場合にもシートの斜行がある程
度補正される。特に(a)部間はシート搬送ローラ間が
広く補正が困難な為、リトライ排出時に斜行がある程度
補正されるように、対応するシート供給用突起36の位
置及び角度位相としている。それから、プログラムは図
13のステップS2へ進み、シートの供給及び斜行の補
正を繰り返す。なお、シャフト26は停止する度に位相
合わせされ、次に駆動されるときにシート搬送ローラ6
0、62と同期がとれるようになっている。また、ステ
ップS14の判断がノーの場合には、ステップS15へ
進んでエラーと判断する。
【0037】ステップS11の判断がノーの場合には、
ステップS16へ進み、2つのシート上端センサ84が
シートの上端を検出したかどうかを判断する。ステップ
S16の判断がイエスの場合には、ステップS20へ進
み、シートに斜行がなく、シートの吸入が終了したと判
断し、印字動作を開始できる状態にする。ステップS1
6の判断がノーの場合には、ステップS17へ進み、シ
ート幅検出動作を行う。それから、ステップS18へ進
み、シート幅が設定された最小値PWよりも小さいかど
うかを判断する。
【0038】ステップS18の判断がノーの場合には、
ステップS21へ進み、シートの上端を検出してからシ
ートが停止するまでの量プラスアルファの量だけ逆改行
を行う。ステップS22で、検出されたシートの幅の中
心の位置へキャリア72がくるようにキャリア72を動
かし、それからプログラムは図14のステップS6へ戻
り、上端検出及び斜行の検出を繰り返す。つまり、シー
トの幅が設定された最小値PWよりも大きい場合には、
2つのシート上端センサ84のうちの一つがシートの幅
内に位置していない可能性があるために、キャリア72
を動かして上端検出及び斜行の検出を繰り返す。ステッ
プS18の判断がイエスの場合には、ステップS19へ
進み、シート幅が設定された最小値PWよりも小さいた
めエラーと判断する。ステップS17のシート幅の検出
のために、図19のフローチャートで示されるように、
キャリア移動開始位置の判断を行う。まず、ステップS
25からステップS33までの処理を行うことにより、
キャリア72の移動目標位置を決定する。実施例では、
キャリア72は4つの供給センサ42のうちの信号のオ
ンしている最も左にある供給センサ42の左隣の位置を
移動目標位置とし、ステップS33で前記移動目標位置
が決定され、ステップS34で移動目標位置へセンタリ
ングされる。
【0039】例えば、ステップS26の判断でイエスの
場合には、最も左側の供給センサ42の信号がオンして
いるので、キャリア72は最初の左端を移動目標位置に
維持される。ステップS27でイエスの場合には、最も
左側の供給センサ42の信号がオフで、左から2番目の
供給センサ42の信号がオンであり、ステップS28
で、キャリア72は最も左にある供給センサ42の位置
を移動目標位置とし、ステップ34で移動目標位置へセ
ンタリングされる。この状態が図20に示されている。
【0040】また、ステップS29でイエスの場合に
は、左から3番目の供給センサ42が初めてオンにな
り、ステップS30でキャリア72は左から2番目の供
給センサ42の位置を移動目標位置とする。同様に、ス
テップS31でイエスの場合には、左から4番目の供給
センサ42が初めてオンになり、ステップS32でキャ
リア72は左から3番目の供給センサ42の位置を移動
目標位置とする。こうして、ステップS33でキャリア
86の移動目標位置を決定し、ステップS34でキャリ
ア72を移動目標位置にセンタリングする。図20のよ
うな例をあげると、キャリア72がセンタリングされた
それぞれの位置を基準位置と呼び、基準位置とシート上
端センサ84との間の距離をセンサ距離と呼ぶ。 キャ
リア72をセンタリングした後で、シート幅検出は図2
1及び図22のようにキャリア72を左から右方向に動
かしながら、簡単な動作でシート幅を検出することがで
きる。
【0041】シート幅の検出はまず図21のステップS
40で、印字最大桁に応じてキャリア移動目標位置をセ
ットし、ステップS41で、シート端面未決定にしてお
く。その理由は、シート左右端を検出した際には,キャ
リア72が目標位置に到達しなくても停止させるため
に、シート左右端検出済みかどうかの判断を行う(ステ
ップS57)ので、最初はシート端面未決定としておく
のである。次に、ステップS42で、キャリア72を左
から右に移動を開始させる。ステップS43で、左端決
定済みかどうかを判断する。ステップS43の判断がノ
ーであれば、ステップS44で、左側のシート上端セン
サ(S1)84がシートを検出したかどうかを判断す
る。
【0042】ステップS44の判断がノーであれば、ス
テップS49で左チャッカカウンタを0にする。ステッ
プS44の判断がイエスであれば、ステップS45で左
チャッカカウンタを1加算する。ステップS46で左チ
ャッカカウンタがN1よりも大きいかどうかを判断し、
その結果がイエスであれば、ステップS47でシートの
左端の位置を決定し、ステップS48で左端決定済みと
する。
【0043】左端の位置=(キャリア72の基準位置−
センサ距離−左チャッタカウンタ)である。キャリア7
2はステップS42から動き続けており、キャリア72
の基準位置は更新された値であり、ここで使用するキャ
リア72の基準位置は左側のシート上端センサ84aが
シートの左端の左側の位置からシートの左端を横切る位
置へ動くまでの移動量を含んでいる。左チャッタカウン
タをマイナスするのは、左側のシート上端センサ84a
が最初にシートの左端を検出した位置へ戻るためであ
る。
【0044】それから図22のステップS50で右端決
定済みかどうかを判断する。ステップS50の判断がノ
ーであれば、ステップS51で、右側のシート上端セン
サ84bがシートを検出したかどうかを判断する。ステ
ップS51の判断がノーであれば、ステップS56で右
チャッタカウンタを0にする。ステップS51の判断が
イエスであれば、ステップS52で右チャッタカウンタ
を1加算する。ステップS53で右チャッタカウンタが
N2よりも大きいかどうかを判断し、その結果がイエス
であれば、ステップS54でシートの右端の位置を決定
し、ステップS55で右端決定済みとする。この場合に
は、右端の位置=(キャリア72の基準位置+センサ距
離−右チャッタカウンタ)である。
【0045】ステップS57で左右端決定済みかどうか
を判断し、イエスであれば、ステップS58でキャリア
72の移動を終了し、処理を終える。ステップS57で
ノーであれば、ステップS59でキャリア72が移動目
標位置を越えたかどうかを判断する。ステップS59の
結果がノーであればステップS43へ戻って処理を続け
る。ステップS59の結果がイエスであればステップS
60へ進み、左右端の未決定側を決定する。ステップS
61でキャリア72の移動を停止する。
【0046】左右端の未決定側は下記のように説明され
る。例えば、上記左端の決定の説明では、左側のシート
上端センサ84aがシートの左端を横切ると説明した
が、左側のシート上端センサ84aが最初からシートの
上に位置していると、左側のシート上端センサ84aが
シートの左端を横切ることはなく、シートの左端を検出
することはできない。このような場合には、キャリア7
2の基準位置の左方向の最小値を左端位置とする。右端
が未決定である場合には、右端位置は右方向の最大値と
なる。
【0047】図23は印字位置の決定の制御のフローチ
ャートである。ステップS60、S61で上記で求めた
シートの左端及び右端を使用する。ステップS62でシ
ートの左端の位置が予め定められた領域の外側にあるか
内側にあるかを判断し、シートの左端の位置が予め定め
られた領域の外側にある場合にはステップS63へい
き、シートの左端の位置が予め定められた領域の内側に
ある場合にはステップS64へいく。同様に、ステップ
S65でシートの右端の位置が予め定められた領域の外
側にあるか内側にあるかを判断し、シートの右端の位置
が予め定められた領域の外側にある場合にはステップS
66へいき、シートの右端の位置が予め定められた領域
の内側にある場合にはステップS67へいく。
【0048】図24は図23の作用を説明する図であ
る。(A)は、シートの幅が小さく、シートの左右端の
位置が予め定められた領域の内側にある場合を示す。
(B)はシートの幅が大きく、シートの左右端の位置が
予め定められた領域の外側にある場合を示す。(B)に
おいて、予め定められた領域は通常の印字領域と記載さ
れている。ここで、通常の印字領域はシート供給装置1
0が取り付けられていない場合のプリンタ50における
印字領域である。キャリア72の印字ヘッド74は通常
の印字領域よりも広い領域で移動することができる。通
常の印字領域は印字ヘッド74の移動範囲よりも左側で
N桁及び右側でM桁狭い領域として定められている。
【0049】ステップS64、S67では、(A)の場
合のように、実際に検出した左右端に対して左右余白を
考慮した位置を印字開始位置、印字終了位置とする。ス
テップS63、S66では、(B)の場合のように、キ
ャリア72の印字ヘッド74が実際に移動できる左右の
限界位置を印字開始位置、印字終了位置とする。このよ
うに、シートの幅を検出することにより、キャリア72
の印字ヘッド74をより速く動かし、より広い範囲に印
字することができる。
【0050】図25は改行の制御のフローチャートであ
る。シート供給装置10の供給センサ42はシートの下
端位置を検出するのにも使用される。さらに、図6に示
されるように、プリンタ50はシート搬送ローラ60、
62の近傍に配置されたシートセンサ82を含む。この
シートセンサ82はシート供給装置10がない場合にシ
ートの下端位置を検出する。
【0051】ステップS80で改行の相切替えを行い、
ステップS81でシート供給装置10がプリンタ50に
取り付けられているかどうかを判断する。ステップS8
1の結果がイエスの場合には、ステップS82でシート
供給装置10から供給されたシートかどうかを判断す
る。ステップS82の結果がイエスの場合には、ステッ
プS83で供給センサ42がオンしているかどうかを判
断する。ステップS83の結果がイエスの場合には、ス
テップS84で改行の残行カウンタを初期値にし、ノー
の場合にはシートの下端が供給センサ42を通過したと
判断し、ステップS85で改行の残行カウンタの値を更
新する。複数の供給センサ42がオンしていた場合に
は、全ての供給センサ42がオフになる時点をシートの
下端が供給センサ42を通過したと判断する。
【0052】ステップS81及びステップS82でノー
の場合には、ステップS84でプリンタ50のシートセ
ンサ(PE)82がオンしているかどうかを判断する。
ステップS84の結果がイエスの場合には、ステップS
86で改行の残行カウンタを初期値にし、ノーの場合に
はシートの下端が供給センサ42を通過したと判断し、
ステップS87で改行の残行カウンタの値を更新する。
それから、ステップS87で改行の残行カウンタが0よ
り大きいかどうかを判断し、結果がノーの場合には残行
カウンタの更新を続けながら、最終的に改行の残行カウ
ンタが0になると、ステップS89でPEの通知を行
う。改行の残行カウンタはシートの下端余白量が所定量
になるまで続き、シートの下端余白量が所定量になると
印字を停止し、PEの通知(印字の終了の通知)を例え
ば制御装置に通知し、さらに必要な処理を行う。
【0053】供給センサ42でのシート下端検出は、シ
ート供給装置10でシートの有無を検出するセンサを用
いて、複数のセンサが全てシートなしになったときをシ
ート下端と判断し、シート下端の印字領域を決定する。
シート供給装置10における斜行補正終了時に斜行補正
が成功した状態においても多少の斜行は残っているた
め、センサが全てシートなしになったときを用紙下端と
判定する。1ケのセンサがシート有りを検出していたと
きは、1ケのセンサがシート下端を検出したときにシー
ト下端と判断する。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シートを搬送しつつシートの斜行を補正することがで
き、そして、さらに搬送されたシートの斜行及びシート
の上端を好便に検出することができる。このように、部
品点数の少ない、安価な記録装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のシート供給装置を有するプリ
ンタを示す斜視図である。
【図2】シート供給装置をプリンタに取り付けるところ
を示す斜視図である。
【図3】シート供給装置をプリンタから取り外すところ
を示す図である。
【図4】シート供給装置の詳細を示す分解斜視図であ
る。
【図5】シート供給装置平面を示す平面図である。
【図6】シート供給装置が取り付けられたプリンタを示
す断面図である。
【図7】シャフトに取り付けられた突起を示すためにシ
ート供給装置のフレームを横方向から見た側面図であ
る。
【図8】位相センサを示すためにシート供給装置のフレ
ームを横方向から見た側面図である。
【図9】シート供給装置のシャフトの回転装置を示す図
である。
【図10】複数の突起を有するシャフトとシート搬送路
とを示す断面図である。
【図11】印字ヘッド及び2つのシート上端センサを有
するキャリアを示す図である。
【図12】シートの斜行を補正する原理を説明する図で
ある。
【図13】シート供給装置の制御のフローチャートであ
る。
【図14】図13のフローチャートの続きであり、プリ
ンタの制御のフローチャートである。
【図15】図13のフローチャートの続きであり、プリ
ンタの制御のフローチャートである。
【図16】シート供給装置に設けられた供給センサの出
力とシャフトの駆動ステップ数との関係を示す図であ
る。
【図17】シート供給装置に設けられた供給センサの出
力とキャリア移動位置との関係を示す図である。
【図18】シートの斜行を示す図である。
【図19】シート幅の検出のためのキャリアの初期動作
を示すフローチャートである。
【図20】キャリアの初期動作におけるセンタリングを
示す図である。
【図21】シート幅の検出の制御のフローチャートであ
る。
【図22】シート幅の検出の制御の続きのフローチャー
トである。
【図23】印字位置の決定の制御の続きのフローチャー
トである。
【図24】印字位置の決定を説明する図である。
【図25】シートの下端の検出を含む改行の相切替えの
フローチャートである。
【図26】斜行判断カウンタの更新のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10…シート供給装置 12…フレーム 14…リセス 24…シート搬送面 26…シャフト 34…供給モータ 36…突起 38…異型形状ローラ 40…位相センサ 42…供給センサ 44…窪み 50…プリンタ 52…ケーシング 60、62…シート搬送ローラ 64、66…スタッド 68、70…リセス 72…キャリア 74…印字ヘッド 76…プラテン 78、80…シート搬送ローラ 84…シート上端センサ
フロントページの続き (72)発明者 八島 春彦 東京都稲城市大字大丸1405番地 富士通ア イソテック株式会社内 (72)発明者 熊坂 秀明 東京都稲城市大字大丸1405番地 富士通ア イソテック株式会社内 Fターム(参考) 3F048 AA05 AB01 BA05 BA07 BA20 BA21 BA22 BA27 BB02 BB05 BD07 CA10 CC03 CC04 CC07 CC17 DA06 DA07 DB04 DB06 DB07 DB09 DB11 DB12 DC14 EB22 EB24 EB33 3F049 AA02 CA02 CA03 DA11 DA14 EA17 EA28 EA29 LA07 LB01 3F102 AA11 AB01 BA02 BB02 CA05 CB01 CB07 DA08 EA03 FA07 FA08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを搬送し且つ当該シートの斜行に
    ついての補正動作を行うように駆動される斜行補正手段
    と、 該斜行補正手段を駆動する駆動手段と、 該斜行補正手段により搬送されるシートの当該搬送の方
    向につき、該斜行補正手段よりも下流側に配置されたシ
    ート搬送ローラと、 該シート搬送ローラよりも前記搬送方向下流側に配置さ
    れ、該シート搬送ローラにより搬送されたシートに印字
    する印字ヘッドを担持するキャリアと、 該斜行補正手段と該シート搬送ローラとの間に配置さ
    れ、シートの到来を検出する少なくとも1つの第1のセ
    ンサと、 該キャリアに設けられ、該搬送ローラにより搬送された
    シートの搬送方向側の端部の異なる位置をそれぞれ検出
    する複数の第2のセンサと、 を有し、 該第1のセンサによるシート到来検出に応じて該駆動手
    段を駆動し、 該第2のセンサの出力に応じてシートの到来を検出する
    とともに、該シートの斜行を検出するように構成されて
    成る、ことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 該第2のセンサの出力に応じてシートの
    幅を検出するように構成されて成る、 ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 該第1のセンサは搬送される該シートの
    幅方向に間隔をあけて複数設けられ、 シートの幅を検出するに際して、キャリアをシート有り
    を検出している最外側の第1のセンサのさらに外側の位
    置に移動し、その位置からキャリアを移動させてシート
    の幅を検出するように構成されて成る、ことを特徴とす
    る請求項2に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 該複数の第2のセンサの一つが該シート
    の到来を検出した後、該シートを所定量搬送させるべく
    該駆動手段を駆動しても、該複数の第2のセンサのうち
    の他のセンサが該シートの搬送方向側の端部を検出しな
    い場合、当該シートを該シート搬送方向とは逆方向に逆
    搬送すべく該駆動手段を駆動し、キャリアをシートの幅
    検出に際して検出したシートの幅方向両端部の間の位置
    へ移動させた後に再度該シートを該シート搬送方向へ搬
    送すべく該駆動手段を駆動して、該複数の第2のセンサ
    による該シートの到来検出及びシートの斜行の検出を再
    度行うように構成されて成る、ことを特徴とする請求項
    2に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 該複数の第2のセンサの出力に応じてシ
    ートのセット位置を検出するように構成されて成る、こ
    とを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 該第1のセンサの出力に応じて該シート
    の該搬送方向の後端部を検出するように構成されて成
    る、ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 該複数の第2のセンサにより該シートの
    斜行が検出された場合、該シート搬送ローラ及び該斜行
    補正手段により該シートを該斜行補正手段よりも前記搬
    送方向上流側に排出するように構成されて成る、ことを
    特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 該複数の第2のセンサにより該シートの
    斜行が検出された場合、該シート搬送ローラ及び該斜行
    補正手段により該シートを該斜行補正手段よりも前記搬
    送方向上流側に排出した後、再度該斜行補正手段により
    該シートを該シート搬送ローラへ向けて搬送するように
    構成されて成る、ことを特徴とする請求項1に記載の記
    録装置。
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