JP3693620B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシートの斜行を自動的に補正しながらシートを供給するシート供給装置を備えた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタは、キャリアに支持された印字ヘッドと、印字ヘッドと対向するプラテンとを備え、一対のシート搬送ローラによってシートを印字ヘッドとプラテンとの間に搬送し、印字ヘッドによってシートに印字を行うようになっている。シートは、自動的にあるいは手差しによりシート搬送ローラに向かって供給されることができる。
【0003】
シートをシート搬送ローラに向かって供給するときに、シートが斜行する問題が発生する。斜行は手差しによりシートを供給するときに発生しやすい。斜行とは、シートの搬送方向側の端部がシート搬送ローラに対して斜めになって供給される現象である。シートが斜行してシート搬送ローラに供給されると、シート搬送ローラはシートを斜行したままで印字ヘッドへ搬送し、シートの指定された位置に印字されなくなる。従って、シートを供給するときに、シートが斜行していれば、シートの斜行を補正することが望まれる。
【0004】
本願の先願である特願平10−071644号は、シートの斜行を補正することのできるシート供給装置を開示している。このシート供給装置は、シート搬送面を有するフレームと、該シート搬送面の上方に回転可能に配置されたシャフトと、該シャフトの軸線方向に間隔をあけて且つ周方向に異なった角度で該シャフトに設けられた複数の突起と、該シャフトを回転させる回転装置とを備え、シートを該突起により該シート搬送面に沿ってプリンタ内のシート搬送ローラに向かって搬送し、且つ該シートを該シート搬送ローラに突き当てることによりシートの斜行を補正するものである。
【0005】
このシート供給装置においては、シートが斜めに供給された場合には、シートの搬送方向側の端部が停止しているシート搬送ローラに当接する。シートの一端がシート搬送ローラに当接すると、シートのその端部は停止し、シートの他の部分はシャフトの突起によって搬送され続け、シートは停止した端部を中心に回転し、シートの斜行が補正される。この場合、シートを搬送し、回転させるためにシートに係合しているのは突起であり、突起は一対のピンチローラのようにシートを拘束しないので、シートは簡単に且つ確実に回転し、シートの斜行が補正される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
シートが記録装置のシート供給部にセットされたことを検出するために供給センサが配置され、実際にシートの斜行が補正されているかどうかを検出するために斜行センサが配置される。さらに、シートへの印字開始位置を決定するために、シートの搬送方向側端部の位置を検出するシート端部センサが必要となる。
【0007】
本発明の目的は、シートの斜行を補正することができるとともに、必要なセンサの数量を最小限にして構造を簡単にした記録装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明による記録装置は、シートを搬送し且つ当該シートの斜行についての補正動作を行うように駆動される斜行補正手段と、該斜行補正手段を駆動する駆動手段と、該斜行補正手段により搬送されるシートの当該搬送の方向につき、該斜行補正手段よりも下流側に配置されたシート搬送ローラと、該シート搬送ローラよりも前記搬送方向下流側に配置され、該シート搬送ローラにより搬送されたシートに印字する印字ヘッドを担持するキャリアと、該斜行補正手段と該シート搬送ローラとの間に配置され、シートの到来を検出する少なくとも1つの第1のセンサと、該キャリアに設けられ、該搬送ローラにより搬送されたシートの搬送方向側の端部の異なる位置をそれぞれ検出する複数の第2のセンサとを有し、該第1のセンサによるシート到来検出に応じて該駆動手段を駆動し、該第2のセンサの出力に応じてシートの到来を検出するとともに、該シートの斜行を検出するように構成されて成ることを特徴とするものである。
【0009】
この構成によれば、セットされたシートを搬送しつつシートの斜行を補正することができる。そして、キャリアに設けたセンサによって、シートの斜行を検出することができる。さらに同センサによって、シートのセット位置、あるいはシートの幅も検出できるので、構造が簡単になる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、ここでは、シートとは、薄い又は厚い1枚の紙や、複写シート等の複数の紙の束や、通帳等を含むものとする。
図1はシート供給装置10を有するプリンタ(記録装置)50を示す図である。図2はシート供給装置10をプリンタ50に取り付けるところを示す図である。プリンタ50はケーシング52を備え、ケーシング52は前部側壁54、56を有する。シート供給装置10はケーシング52の前部側壁54、56の間に取り付けられるようになっている。操作パネル58がケーシング52の前部側壁56に設けられている。さらに、ケーシング52は用紙ガイド59を有し、一対のシート搬送ローラ60、62(図6)がケーシング52内に設けられる。シート搬送ローラ60、62の一方は駆動ローラであり、他方は駆動ローラと接触して回転する被駆動ローラである。
【0011】
図2において、ケーシング52の各前部側壁54、56の内面は、シート供給装置10の取り付け手段としてのスタッド64、66を有する。また、ケーシング52の各前部側壁54、56の内面は、シート供給装置10を使用しない時に、シートを載置するためのテーブル(図示せず)を装着するためにリセス(溝)68、70を備えている。一方、シート供給装置10はフレーム12を備え、フレーム12は両側壁の先端部及び底部に取り付けリセス14、16を有する。
【0012】
図3はシート供給装置10をプリンタ50から取り外すところを示している。図3(A)に示されるように、スタッド64が取り付けリセス14に嵌まり、スタッド66が取り付けリセス16に嵌まることによって、シート供給装置10はプリンタ50に取り付けられている。また、装置の左右部には、ロックレバー19aが取り付けられており、上方への外れ防止となっている。この状態から、シート供給装置10を取り外すためには、図3(B)に示されるように、スタッド64を支点としてシート供給装置10の前端部を持ち上げて、スタッド66が取り付けリセス16から離れるようにし、それから、図3(C)に示されるように、シート供給装置10を前側へ引き出すと、スタッド64が取り付けリセス14から離れる。ロックレバー19aは、19bを回転支点に回転する機構であり、(A)の状態においては、トーションスプリング19dにより19eの方向にテンションがかかる機構でロックされている。また、逆に、図3(C)から図3(A)の手順に従って、シート供給装置10をプリンタ50に取り付けることもできる。よって、シート供給装置10はプリンタ50に脱着可能に取り付けられることができるようになっている。
【0013】
図4及び図5はシート供給装置10の詳細を示す図である。シート供給装置10はフレーム12と、このフレーム12の先端部分を覆うカバー18とを備える。カバー18の垂直壁20の下端部をフレーム12のスリット22に嵌めることにより、カバー18をフレーム12に取り付けることができる。フレーム12の上壁はほぼ平坦であって、シート搬送面24を形成している。
【0014】
供給シャフト26がシート搬送面24の上方に回転可能に配置され、軸受を備えた垂直な支持部28によってフレーム12に支持される。図9に示されるように、供給シャフト26の一端には歯車30が取り付けられ、この歯車30はシート搬送面24の下方に配置された歯車列32を介して供給モータ34のモータ歯車34aに接続される。供給モータ34はフレーム12に支持される。よって、供給モータ34によって供給シャフト26を回転させることができる。
【0015】
図4及び図5に示されるように、複数の突起36がシャフト26の軸線方向に間隔をあけて且つ周方向に異なった角度で供給シャフト26に設けられている。
これらの突起36は、供給シャフト26に保持されるハブと、該ハブから突出する少なくとも1つの突出部とを有する異型形状ローラ38の該突出部として形成される。実施例においては、9つの異型形状ローラ38が供給シャフト26に設けられ、各異型形状ローラ38において、2つの突出部がハブからシャフトの直径方向に対向して延びる。
【0016】
図7は供給シャフト26に取り付けられた突起36を示すためにフレーム12を横方向から見た側面図である。供給シャフト26の直径方向に対向する突起36はそれぞれ約50度の角度範囲内にあり、50度の補角である130度の角度範囲内には、突起36はない。シャフト26上のある異型形状ローラ38の突起36に対して、次の異型形状ローラ38の突起36は時計回り方向に50度回転した位置にあり、さらに次の異型形状ローラ38の突起36は反時計回り方向に50度回転した位置にある。図7においては、いずれの突起36もシート搬送面24上のシートに接触せず、この状態ではシートは搬送力を受けない。供給シャフト26は、いずれの突起36もシート搬送面24上のシートに接触しない角度範囲を有する。
【0017】
図4及び図5において、供給シャフト26の歯車30を取り付けるための端部とは反対側の端部に位相センサ40が設けられる。図8は位相センサ40を示すためにフレーム12を図7とは反対側の横方向から見た側面図である。位相センサ40は、供給シャフト26に取り付けられた扇形の双頭ヘッドのセンサレバー40aと、フレーム12に固定された光学式検出器40bとからなる。光学式検出器40bは発光部と受光部とからなり、センサレバー40aが発光部と受光部との間を通過する度に光路を遮断し、光学式検出器40bが信号を発生するものである。
【0018】
突起36と位相センサ40とは図7及び図8では別々に示されているが、フレーム12を横方向から見た場合には実際には、図6に示されるように、突起36と位相センサ40とは同時に見える。突起36と位相センサ40のセンサレバー40aとはほぼ同じ角度位相で供給シャフト26に取り付けられている。
さらに、シート供給装置10は供給シャフト26の奥で供給シャフト26と平行な線上に配置された複数の供給センサ42を含む。各供給センサ42は発光部と受光部とからなる反射型センサであり、カバー18に取り付けられている。供給センサ42の下方に位置するフレーム12の部位は穴43を有する。紙なし時は、フレーム12の穴43がある為、受光部に反応がない。紙有り時は、発光が紙に反射し、受光側で反応する。
【0019】
さらに、シート搬送面24は突起36の位置に対応して窪み44を有する。図10に示されるように、突起36の先端はこの窪み44内に入り、シート搬送面24に供給されたシートPは突起36に押されて窪み44内でわずかに変形しつつ突起36によって搬送される。シートPの厚さによって、突起36のシートPに対する搬送力は異なる。例えば、薄い単葉シートを搬送するときはシートPは窪み44内で変形しやすく、突起36がシートPに軽く当たりながら弱いフィード力で搬送されることになる。一方、厚い単葉シートや複数のシートからなる伝票等を搬送するときはシートPは窪み44内で変形しにくく、突起36がシートPに強く当たりながら強いフィード力で搬送されることになる。
【0020】
図5において、シート供給装置10はすでに出荷されているプリンタ50にも取り付けができるようになっているため、シート供給装置10のシャフト26はプリンタ50のシート搬送ローラ60に関係付けて配置されている。
シート供給装置10は、大きなシートPL 及び小さいシートPS をシート搬送面24の全域の所望の位置にセット(ランダムセット)できるようになっている。図5に示す例においては、大きなシートPL は通常のプリンタのように左寄りの位置に置かれ、小さいシートPS は中央の位置に置かれている。シート供給装置10の仕様において、使用できる最小のシート幅PWを設定している。図5においては、小さいシートPS の幅を最小のシート幅PWとして示してある。使用するシートの幅がPWよりも大きければ、そのシートはシート供給装置10によってプリンタ50に供給され、その供給の過程で自動的に斜行が補正される。
【0021】
供給センサ42のシャフト26の軸線方向の間隔LはPW以下(L<PW)となっている。従って、最小の幅の小さいシートPS がシート搬送面24のどの位置にセットされても、そのシートの有無が少なくとも1つの供給センサ42によって検出される。また、シート供給装置10のシャフト26上の突起36のシャフト26の軸線方向の間隔Mは1/2PW以下(M<1/2PW)となるように配置されている。従って、最低2つの突起36がシートに係合でき、シート搬送ローラ60、62に突き当てて、シートの斜行を補正することができる。
【0022】
図6はシート供給装置10が取り付けられたプリンタ50を示す断面図である。プリンタ50は、移動可能なキャリア72と、キャリア72に取り付けられた印字ヘッド74と、印字ヘッド74と対向するプラテン76と、プラテン76の一方の側に配置された一対のシート搬送ローラ60、62と、プラテン76の他方の側に配置された一対のシート搬送ローラ78、80とを含む。さらに、プリンタ50はこれまで説明したシート供給装置10を含む。本願では、シート供給装置10はその近くに位置する一対のシート搬送ローラ60、62と関連している。
【0023】
また、キャリア72はプラテン76に対向するシートガイド86を有する。図5及び図11に示されるように、一対のシート上端センサ84(84a、84b)がシートガイド86に取り付けられている。シートガイド86は中央に印字ヘッド74の印字ピンを通過させる穴74aを有し、一対のシート上端センサ84はこの穴74aの両側に等しい距離のところに設けてある。2つのシート上端センサ84と穴74aとはシート搬送方向に垂直な線上に設けてあり、2つのシート上端センサ84によって、シートの上端が印字ヘッド74の位置へ到着したことと、到着したシートの斜行とを検出することができる。
【0024】
次に図12を参照して、シート供給装置10の作用について説明する。
複数の突起36を有する回転可能な供給シャフト26が、供給センサ42の出力に応じて、シートPをシート搬送ローラ60、62(のニップ)に向かって搬送する。この場合、シートPは供給シャフト26に取り付けた突起36の摩擦力のみで搬送される。
【0025】
シートPが斜めに供給された場合には、シートPの上端の一側端(例えば搬送方向で先行するシートの辺の左端)が停止しているシート搬送ローラ60、62に当接する。シートの一端がシート搬送ローラ60、62に当接すると、シートPのその端部は停止し、シートの他の部分は供給シャフト26の突起36によって搬送され続け、シートPは停止した端部を中心に回転し(A)、シートPの斜行が補正される(B)。この場合、複数の突起36がシートPに接触していたとしても、シートPを回転させる作用は主としてシート搬送ローラ60、62に当接しているシートPの一端から遠い位置にある突起36(この突起36を実線で示し、他の突起36を鎖線で示してある)から受ける。突起36は実質的に点接触でシートPに係合するので、シートPは簡単に且つ確実に回転し、シートPの斜行が補正される。実線で示した突起36の代わりに、一対のピンチローラによってシートを挟持してシートを搬送する場合には、シートは斜めになったままで搬送され、思ったように回転しない。
【0026】
次に図13から図15を参照してシート供給装置10及びプリンタ50の作用について説明する。図13はシート供給装置10の作用を示すフローチャートであり、図14及び図15はプリンタ50の作用を示すフローチャートである。
図13において、ステップS1で、シートが用紙搬送面24にセットされたかどうかを判断する。複数の供給センサ42が所定の間隔で配置されているので、ランダムセットされたシートの有無は確実に検出される。シートがセットされたことが検出されると、ステップS2で、シート検出状況の確認を行い、吸入量を決定する。シート検出状況の確認はどの供給センサ42がシート有りを検出したかを調べることであり、その結果に従って、例えば図16に示されるようにして吸入量を決定する。
【0027】
図16においては、1つの供給センサ42のみがシート有りを検出した場合には、吸入量として吸入ステップ数をN1に設定する。吸入ステップ数はシート供給装置10のシャフト26を駆動するモータの作動ステップ数のことである。2つの供給センサ42がシート有りを検出した場合には、吸入ステップ数をN2−X1に設定する。3つの供給センサ42がシート有りを検出した場合には、吸入ステップ数をN3−X2に設定する。4つの供給センサ42がシート有りを検出した場合には、吸入ステップ数をN4−X3に設定する。この例では、N1は最大であり、吸入ステップ数は順次小さくなる。
【0028】
それから、ステップS3−1で、シャフト26を駆動して、シート供給装置10の吸入動作を行う。この吸入動作は、上記したように、シートをシート搬送ローラ60、62に向かって搬送し、シート搬送ローラ60、62に当接させ、斜行を補正する。N1が最も吸入ステップ数が多く、N4−X3が最も吸入ステップ数が少ない。これは、シート有りを検出した供給センサ42の数が少ない場合、すなわち用紙幅が小さい(葉書縦書き等)場合には、シャフト26の突起36の搬送量が少なくなり、補正しにくいため、またセット時に斜めにセットされやすい条件のために、吸入ステップ数が多い設定となっている。また逆にシート有りを検出した供給センサ42の数が多い場合には、すなわち用紙幅が大きい場合には、シャフト26の突起36の搬送量が大きくなり、補正しやすいため、またセット時に斜めにセットされにくい条件のために、吸入ステップ数が少ない設定となっている。吸入ステップ数を多めの一定値に設定しても斜行の補正には問題ないが、スループットが低下する。またスループットを向上するために吸入ステップ数を少なめの一定値に設定すると、幅の狭いシートで斜行の補正が不完全のままの吸入となってしまう。
【0029】
シャフト26の回転が終了した後、ステップS3−2でプリンタ50のシート搬送ローラ60、62に用紙上端を噛み込ませて用紙をプリンタ50のシート搬送ローラ60、62に固定するようにし、ステップ4のシート検出状況確認を行うために、シート搬送装置のシャフト26及び搬送ローラ60、62を同時に予め定められた量を動かすようにする。
【0030】
シャフト26及び搬送ローラ60、62の回転が終了した後、ステップS4で、再びシート検出状況の確認を行い、キャリア移動位置の決定を行う。キャリア移動位置は、例えば図17に示される。シャフト26の回転が終了した後に再びシート検出状況の確認を行うのは、シートがセットされたときとシャフト26の回転が終了したときとでは、シート検出状況が違うことがあるためである。
【0031】
図17においては、4つの供給センサ42に、PSS1〜PSS4の符号がつけられている。NO1のように、4つの供給センサ42がオフのときには、キャリア72を単票吸入の位置(プリンタ単体時の単票吸入の位置)にする。NO2、3、5、9のようにいずれか1つの供給センサ42がオンのときには、キャリア72のシート上端センサ84の左側(84a)をその供給センサ42の延長上の位置にする。NO4、7、8、13、15、16のように2つ以上の供給センサ42が連続してオンのときには、キャリア72をそれらの供給センサ42の延長上の中央の位置にする。NO6、10、11、12、14のように2つ以上の供給センサ42が不連続してオンのときには、エラーがあると判断し、キャリア72を単票吸入の位置にする。
【0032】
図14において、ステップS5で、キャリア72を前に設定した位置に移動する。例えば図17のNO2の場合には、図5においてキャリア72(シートガイド86)のシート上端センサ84の左側(84a)を最も左側の供給センサ42の延長上の位置に動かす。すなわち、この場合には、小さいシートが最も左寄りの位置にセットされたので、キャリア72を予めこのシートに対応させる。
【0033】
ステップS6で、プリンタの吸入動作を開始させる。ステップS7で、シートの上端を検出したかどうかを判断する。シートの上端は2つのシート上端センサ84で検出される。次にステップS8で、斜行判断用カウンタの更新を行う。
図18に示されるように、2つのシート上端センサ84のうち、一方のシート上端センサ84がオンになり、他方のシート上端センサ84がオフのときに、シートPに斜行があることになり、斜行判断用カウンタ(C)は2つのシート上端センサ84のオンオフの差をステップ数としてカウントし、更新する。
【0034】
ステップS8では図26に示すフローに従って説明すると、まずステップS8−1にてセンサ84aの状態をチェックし、用紙がなしのときにはステップS8−2にてセンサ84bの状態をチェックし、用紙なしの場合にはステップS8−4にて斜行判断カウンタ(C)をリセットする。ステップS8−2にてセンサ84bの判断が用紙有りの場合には、ステップS8−3のように斜行判断カウンタを更新する。ステップS8−1の判断で用紙ありと判断したときは、ステップS8−5にてセンサ84bの状態をチェックする。ステップS8−5にて、センサ84bが用紙なしと判断した場合には、ステップS8−3と同じくステップS8−6で斜行判断カウンタを更新する。ステップS8−5の判断で用紙ありと判断した場合には、斜行判断カウンタの変更は行わないで、ステップS9へ処理を移行する。
【0035】
ステップS9で、吸入動作が終了したかどうかを判断する。吸入動作が終了していなければステップS7の処理へ移行し、終了しているのであれば、ステップS10で、用紙搬送ローラ60、62による吸入動作を終了する。次に、図15のステップS11で、斜行吸入してきたかどうかを判断する。イエスであればステップS12へ進み、シートをシート供給装置10へ排出してリトライを行う。
つまり、用紙搬送ローラ60、62を逆回転させた後、シート供給装置10のシャフト26も逆回転させる。よってシートはプリンタ50からシート供給装置10へ排出される。このとき、シートがシート搬送ローラ60、62から確実に離れるようにシート搬送ローラ60、62及びシャフト26を吸入時のステップ数にプラスアルファした量だけ逆回転させる。
【0036】
リトライの過程において、ステップS13で、リトライカウンタを更新し、ステップS14で、リトライカウンタが所定値Wよりも小さいかどうかを判断する。ステップS14の判断がイエスであれば、シート供給装置10のシャフト26をさらに一定量逆回転させる。これによって、シートがシャフト26の突起36によって用紙搬送ローラ60、62からさらに離れるように搬送され、そしてこの場合にもシートの斜行がある程度補正される。特に(a)部間はシート搬送ローラ間が広く補正が困難な為、リトライ排出時に斜行がある程度補正されるように、対応するシート供給用突起36の位置及び角度位相としている。それから、プログラムは図13のステップS2へ進み、シートの供給及び斜行の補正を繰り返す。なお、シャフト26は停止する度に位相合わせされ、次に駆動されるときにシート搬送ローラ60、62と同期がとれるようになっている。また、ステップS14の判断がノーの場合には、ステップS15へ進んでエラーと判断する。
【0037】
ステップS11の判断がノーの場合には、ステップS16へ進み、2つのシート上端センサ84がシートの上端を検出したかどうかを判断する。ステップS16の判断がイエスの場合には、ステップS20へ進み、シートに斜行がなく、シートの吸入が終了したと判断し、印字動作を開始できる状態にする。ステップS16の判断がノーの場合には、ステップS17へ進み、シート幅検出動作を行う。それから、ステップS18へ進み、シート幅が設定された最小値PWよりも小さいかどうかを判断する。
【0038】
ステップS18の判断がノーの場合には、ステップS21へ進み、シートの上端を検出してからシートが停止するまでの量プラスアルファの量だけ逆改行を行う。ステップS22で、検出されたシートの幅の中心の位置へキャリア72がくるようにキャリア72を動かし、それからプログラムは図14のステップS6へ戻り、上端検出及び斜行の検出を繰り返す。つまり、シートの幅が設定された最小値PWよりも大きい場合には、2つのシート上端センサ84のうちの一つがシートの幅内に位置していない可能性があるために、キャリア72を動かして上端検出及び斜行の検出を繰り返す。ステップS18の判断がイエスの場合には、ステップS19へ進み、シート幅が設定された最小値PWよりも小さいためエラーと判断する。
ステップS17のシート幅の検出のために、図19のフローチャートで示されるように、キャリア移動開始位置の判断を行う。まず、ステップS25からステップS33までの処理を行うことにより、キャリア72の移動目標位置を決定する。実施例では、キャリア72は4つの供給センサ42のうちの信号のオンしている最も左にある供給センサ42の左隣の位置を移動目標位置とし、ステップS33で前記移動目標位置が決定され、ステップS34で移動目標位置へセンタリングされる。
【0039】
例えば、ステップS26の判断でイエスの場合には、最も左側の供給センサ42の信号がオンしているので、キャリア72は最初の左端を移動目標位置に維持される。ステップS27でイエスの場合には、最も左側の供給センサ42の信号がオフで、左から2番目の供給センサ42の信号がオンであり、ステップS28で、キャリア72は最も左にある供給センサ42の位置を移動目標位置とし、ステップ34で移動目標位置へセンタリングされる。この状態が図20に示されている。
【0040】
また、ステップS29でイエスの場合には、左から3番目の供給センサ42が初めてオンになり、ステップS30でキャリア72は左から2番目の供給センサ42の位置を移動目標位置とする。同様に、ステップS31でイエスの場合には、左から4番目の供給センサ42が初めてオンになり、ステップS32でキャリア72は左から3番目の供給センサ42の位置を移動目標位置とする。こうして、ステップS33でキャリア86の移動目標位置を決定し、ステップS34でキャリア72を移動目標位置にセンタリングする。図20のような例をあげると、キャリア72がセンタリングされたそれぞれの位置を基準位置と呼び、基準位置とシート上端センサ84との間の距離をセンサ距離と呼ぶ。 キャリア72をセンタリングした後で、シート幅検出は図21及び図22のようにキャリア72を左から右方向に動かしながら、簡単な動作でシート幅を検出することができる。
【0041】
シート幅の検出はまず図21のステップS40で、印字最大桁に応じてキャリア移動目標位置をセットし、ステップS41で、シート端面未決定にしておく。その理由は、シート左右端を検出した際には,キャリア72が目標位置に到達しなくても停止させるために、シート左右端検出済みかどうかの判断を行う(ステップS57)ので、最初はシート端面未決定としておくのである。次に、ステップS42で、キャリア72を左から右に移動を開始させる。ステップS43で、左端決定済みかどうかを判断する。ステップS43の判断がノーであれば、ステップS44で、左側のシート上端センサ(S1)84がシートを検出したかどうかを判断する。
【0042】
ステップS44の判断がノーであれば、ステップS49で左チャッカカウンタを0にする。ステップS44の判断がイエスであれば、ステップS45で左チャッカカウンタを1加算する。ステップS46で左チャッカカウンタがN1よりも大きいかどうかを判断し、その結果がイエスであれば、ステップS47でシートの左端の位置を決定し、ステップS48で左端決定済みとする。
【0043】
左端の位置=(キャリア72の基準位置−センサ距離−左チャッタカウンタ)である。キャリア72はステップS42から動き続けており、キャリア72の基準位置は更新された値であり、ここで使用するキャリア72の基準位置は左側のシート上端センサ84aがシートの左端の左側の位置からシートの左端を横切る位置へ動くまでの移動量を含んでいる。左チャッタカウンタをマイナスするのは、左側のシート上端センサ84aが最初にシートの左端を検出した位置へ戻るためである。
【0044】
それから図22のステップS50で右端決定済みかどうかを判断する。ステップS50の判断がノーであれば、ステップS51で、右側のシート上端センサ84bがシートを検出したかどうかを判断する。ステップS51の判断がノーであれば、ステップS56で右チャッタカウンタを0にする。ステップS51の判断がイエスであれば、ステップS52で右チャッタカウンタを1加算する。ステップS53で右チャッタカウンタがN2よりも大きいかどうかを判断し、その結果がイエスであれば、ステップS54でシートの右端の位置を決定し、ステップS55で右端決定済みとする。この場合には、右端の位置=(キャリア72の基準位置+センサ距離−右チャッタカウンタ)である。
【0045】
ステップS57で左右端決定済みかどうかを判断し、イエスであれば、ステップS58でキャリア72の移動を終了し、処理を終える。ステップS57でノーであれば、ステップS59でキャリア72が移動目標位置を越えたかどうかを判断する。ステップS59の結果がノーであればステップS43へ戻って処理を続ける。ステップS59の結果がイエスであればステップS60へ進み、左右端の未決定側を決定する。ステップS61でキャリア72の移動を停止する。
【0046】
左右端の未決定側は下記のように説明される。例えば、上記左端の決定の説明では、左側のシート上端センサ84aがシートの左端を横切ると説明したが、左側のシート上端センサ84aが最初からシートの上に位置していると、左側のシート上端センサ84aがシートの左端を横切ることはなく、シートの左端を検出することはできない。このような場合には、キャリア72の基準位置の左方向の最小値を左端位置とする。右端が未決定である場合には、右端位置は右方向の最大値となる。
【0047】
図23は印字位置の決定の制御のフローチャートである。ステップS60、S61で上記で求めたシートの左端及び右端を使用する。ステップS62でシートの左端の位置が予め定められた領域の外側にあるか内側にあるかを判断し、シートの左端の位置が予め定められた領域の外側にある場合にはステップS63へいき、シートの左端の位置が予め定められた領域の内側にある場合にはステップS64へいく。同様に、ステップS65でシートの右端の位置が予め定められた領域の外側にあるか内側にあるかを判断し、シートの右端の位置が予め定められた領域の外側にある場合にはステップS66へいき、シートの右端の位置が予め定められた領域の内側にある場合にはステップS67へいく。
【0048】
図24は図23の作用を説明する図である。(A)は、シートの幅が小さく、シートの左右端の位置が予め定められた領域の内側にある場合を示す。(B)はシートの幅が大きく、シートの左右端の位置が予め定められた領域の外側にある場合を示す。(B)において、予め定められた領域は通常の印字領域と記載されている。ここで、通常の印字領域はシート供給装置10が取り付けられていない場合のプリンタ50における印字領域である。キャリア72の印字ヘッド74は通常の印字領域よりも広い領域で移動することができる。通常の印字領域は印字ヘッド74の移動範囲よりも左側でN桁及び右側でM桁狭い領域として定められている。
【0049】
ステップS64、S67では、(A)の場合のように、実際に検出した左右端に対して左右余白を考慮した位置を印字開始位置、印字終了位置とする。ステップS63、S66では、(B)の場合のように、キャリア72の印字ヘッド74が実際に移動できる左右の限界位置を印字開始位置、印字終了位置とする。このように、シートの幅を検出することにより、キャリア72の印字ヘッド74をより速く動かし、より広い範囲に印字することができる。
【0050】
図25は改行の制御のフローチャートである。シート供給装置10の供給センサ42はシートの下端位置を検出するのにも使用される。さらに、図6に示されるように、プリンタ50はシート搬送ローラ60、62の近傍に配置されたシートセンサ82を含む。このシートセンサ82はシート供給装置10がない場合にシートの下端位置を検出する。
【0051】
ステップS80で改行の相切替えを行い、ステップS81でシート供給装置10がプリンタ50に取り付けられているかどうかを判断する。ステップS81の結果がイエスの場合には、ステップS82でシート供給装置10から供給されたシートかどうかを判断する。ステップS82の結果がイエスの場合には、ステップS83で供給センサ42がオンしているかどうかを判断する。ステップS83の結果がイエスの場合には、ステップS84で改行の残行カウンタを初期値にし、ノーの場合にはシートの下端が供給センサ42を通過したと判断し、ステップS85で改行の残行カウンタの値を更新する。複数の供給センサ42がオンしていた場合には、全ての供給センサ42がオフになる時点をシートの下端が供給センサ42を通過したと判断する。
【0052】
ステップS81及びステップS82でノーの場合には、ステップS84でプリンタ50のシートセンサ(PE)82がオンしているかどうかを判断する。ステップS84の結果がイエスの場合には、ステップS86で改行の残行カウンタを初期値にし、ノーの場合にはシートの下端が供給センサ42を通過したと判断し、ステップS87で改行の残行カウンタの値を更新する。それから、ステップS87で改行の残行カウンタが0より大きいかどうかを判断し、結果がノーの場合には残行カウンタの更新を続けながら、最終的に改行の残行カウンタが0になると、ステップS89でPEの通知を行う。改行の残行カウンタはシートの下端余白量が所定量になるまで続き、シートの下端余白量が所定量になると印字を停止し、PEの通知(印字の終了の通知)を例えば制御装置に通知し、さらに必要な処理を行う。
【0053】
供給センサ42でのシート下端検出は、シート供給装置10でシートの有無を検出するセンサを用いて、複数のセンサが全てシートなしになったときをシート下端と判断し、シート下端の印字領域を決定する。シート供給装置10における斜行補正終了時に斜行補正が成功した状態においても多少の斜行は残っているため、センサが全てシートなしになったときを用紙下端と判定する。1ケのセンサがシート有りを検出していたときは、1ケのセンサがシート下端を検出したときにシート下端と判断する。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、シートを搬送しつつシートの斜行を補正することができ、そして、さらに搬送されたシートの斜行及びシートの上端を好便に検出することができる。このように、部品点数の少ない、安価な記録装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のシート供給装置を有するプリンタを示す斜視図である。
【図2】シート供給装置をプリンタに取り付けるところを示す斜視図である。
【図3】シート供給装置をプリンタから取り外すところを示す図である。
【図4】シート供給装置の詳細を示す分解斜視図である。
【図5】シート供給装置平面を示す平面図である。
【図6】シート供給装置が取り付けられたプリンタを示す断面図である。
【図7】シャフトに取り付けられた突起を示すためにシート供給装置のフレームを横方向から見た側面図である。
【図8】位相センサを示すためにシート供給装置のフレームを横方向から見た側面図である。
【図9】シート供給装置のシャフトの回転装置を示す図である。
【図10】複数の突起を有するシャフトとシート搬送路とを示す断面図である。
【図11】印字ヘッド及び2つのシート上端センサを有するキャリアを示す図である。
【図12】シートの斜行を補正する原理を説明する図である。
【図13】シート供給装置の制御のフローチャートである。
【図14】図13のフローチャートの続きであり、プリンタの制御のフローチャートである。
【図15】図13のフローチャートの続きであり、プリンタの制御のフローチャートである。
【図16】シート供給装置に設けられた供給センサの出力とシャフトの駆動ステップ数との関係を示す図である。
【図17】シート供給装置に設けられた供給センサの出力とキャリア移動位置との関係を示す図である。
【図18】シートの斜行を示す図である。
【図19】シート幅の検出のためのキャリアの初期動作を示すフローチャートである。
【図20】キャリアの初期動作におけるセンタリングを示す図である。
【図21】シート幅の検出の制御のフローチャートである。
【図22】シート幅の検出の制御の続きのフローチャートである。
【図23】印字位置の決定の制御の続きのフローチャートである。
【図24】印字位置の決定を説明する図である。
【図25】シートの下端の検出を含む改行の相切替えのフローチャートである。
【図26】斜行判断カウンタの更新のフローチャートである。
【符号の説明】
10…シート供給装置
12…フレーム
14…リセス
24…シート搬送面
26…シャフト
34…供給モータ
36…突起
38…異型形状ローラ
40…位相センサ
42…供給センサ
44…窪み
50…プリンタ
52…ケーシング
60、62…シート搬送ローラ
64、66…スタッド
68、70…リセス
72…キャリア
74…印字ヘッド
76…プラテン
78、80…シート搬送ローラ
84…シート上端センサ

Claims (6)

  1. シートを搬送し且つ当該シートの斜行についての補正動作を行うように駆動される斜行補正手段と、
    該斜行補正手段を駆動する駆動手段と、
    該斜行補正手段により搬送されるシートの当該搬送の方向につき、該斜行補正手段よりも下流側に配置されたシート搬送ローラと、
    該シート搬送ローラよりも前記搬送方向下流側に配置され、該シート搬送ローラにより搬送されたシートに印字する印字ヘッドを担持するキャリアと、
    該斜行補正手段と該シート搬送ローラとの間に、搬送される該シートの幅方向に間隔をあけて配置され、シートの到来を検出する複数の第1のセンサと、
    該キャリアに設けられ、該搬送ローラにより搬送されたシートの搬送方向側の端部の異なる位置をそれぞれ検出する複数の第2のセンサと、
    を有し、
    該第1のセンサによるシート到来検出に応じて該駆動手段を駆動し、
    該第2のセンサの出力に応じてシートの到来を検出するとともに、該シートの斜行を検出し、さらにシートの幅を検出するように構成し、
    シートの幅を検出するに際して、キャリアをシート有りを検出している最外側の第1のセンサのさらに外側の位置に移動し、その位置からキャリアを移動させてシートの幅を検出するように構成されて成る、
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 該複数の第2のセンサの一つが該シートの到来を検出した後、該シートを所定量搬送させるべく該駆動手段を駆動しても、該複数の第2のセンサのうちの他のセンサが該シートの搬送方向側の端部を検出しない場合、当該シートを該シート搬送方向とは逆方向に逆搬送すべく該駆動手段を駆動し、再度該シートを該シート搬送方向へ搬送すべく該駆動手段を駆動して、該複数の第2のセンサによる該シートの到来検出及びシートの斜行の検出を再度行うように構成されて成る、
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 該複数の第2のセンサの出力に応じてシートのセット位置を検出するように構成されて成る、
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  4. 該第1のセンサの出力に応じて該シートの該搬送方向の後端部を検出するように構成されて成る、
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  5. 該複数の第2のセンサにより該シートの斜行が検出された場合、該シート搬送ローラ及び該斜行補正手段により該シートを該斜行補正手段よりも前記搬送方向上流側に排出するように構成されて成る、
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  6. 該複数の第2のセンサにより該シートの斜行が検出された場合、該シート搬送ローラ及び該斜行補正手段により該シートを該斜行補正手段よりも前記搬送方向上流側に排出した後、再度該斜行補正手段により該シートを該シート搬送ローラへ向けて搬送するように構成されて成る、
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
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