JP2002316447A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2002316447A
JP2002316447A JP2001123416A JP2001123416A JP2002316447A JP 2002316447 A JP2002316447 A JP 2002316447A JP 2001123416 A JP2001123416 A JP 2001123416A JP 2001123416 A JP2001123416 A JP 2001123416A JP 2002316447 A JP2002316447 A JP 2002316447A
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platen
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recording
sheet
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Susumu Taga
進 多賀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートへの記録品質を良好に確保できるこ
と。 【解決手段】 プラテン17に沿って走行可能なキャリ
ッジ16に記録ヘッド11が搭載され、プラテンが付勢
手段を用いて記録ヘッドから離反する方向に移動自在に
弾性支持され、記録ヘッドが、プラテンとの間に搬送さ
れたシートに画像を記録する記録装置において、上記付
勢手段は、プラテンが記録ヘッドから離反する方向への
移動位置に、付勢ばね26、30として複数種類配置さ
れ、これらの付勢ばねが、プラテンの移動量に応じて順
次機能するよう構成されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラテンと記録ヘ
ッドとの少なくとも一方が互いに接離する方向に移動自
在に弾性支持された記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録装置には、図4に示すように、平面
形状のプラテン101の長手方向に沿って走行するキャ
リッジ102に記録ヘッド103が搭載され、このプラ
テン101が、記録ヘッド103に対し接離する方向に
移動自在に付勢ばね104を用いて弾性支持され、これ
らの記録ヘッド103とプラテン101との間にシート
が搬送されたときに、プラテン101が記録ヘッド10
3から離反する方向に移動して、記録ヘッド103とシ
ートとの間のプラテンギャップを一定に設定し、記録ヘ
ッド103がシートに画像を記録するドットインパクト
プリンタ100が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
なプリンタ100では、特に、記録ヘッド103がシー
トに、例えば記録デューティの高い記録パターンを記録
する際に、記録ヘッド103の記録ワイヤ(不図示)が
プラテン101に作用する衝突力が過大となって、プラ
テン101が記録ヘッド103から離反する方向に過剰
に移動し、シートに記録される画像の記録品質が劣化し
てしまう恐れがある。
【0004】このような記録品質の劣化は、プラテン1
01が固定され、記録ヘッド103がプラテン101に
対し接離する方向に移動自在に弾性支持されたプリンタ
においても同様に発生する恐れがある。
【0005】本発明の目的は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、シートへの記録品質を良好に確保で
きる記録装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、プラテンに沿って走行可能なキャリッジに記録ヘッ
ドが搭載され、この記録ヘッドと上記プラテンの少なく
とも一方が付勢手段を用いて互いに接離する方向に移動
自在に弾性支持され、上記記録ヘッドが、上記プラテン
との間に搬送されたシートに画像を記録する記録装置に
おいて、上記付勢手段は、移動自在な上記記録ヘッド、
上記プラテンが互いに離反する方向への移動位置に複数
種類配置され、これら複数種類の付勢手段が、移動自在
な上記記録ヘッド、上記プラテンの互いに離反する方向
への移動量に応じて順次機能するよう構成されたことを
特徴とするものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記付勢手段は、移動自在な記録ヘッ
ド、上記プラテンからの距離を異にする複数種類の付勢
手段であることを特徴とするものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、上記付勢手段は、ばね定数を
異にする複数種類の付勢手段であることを特徴とするも
のである。
【0009】請求項1乃至3に記載の発明には、次の作
用がある。
【0010】付勢手段は、移動自在な記録ヘッド、プラ
テンが互いに離反する方向への移動位置に複数種類配置
され、これら複数種類の付勢手段が、移動自在な記録ヘ
ッド、プラテンの互いに離反する方向への移動量に応じ
て順次機能するよう構成されている。このため、例えば
記録デューティが高い記録パターンの記録動作時に、記
録ヘッドの記録ワイヤからプラテンへ作用する衝突力が
過大となり、移動自在な記録ヘッド、プラテンの互いに
離反する方向への移動量が大きくなろうとしても、順次
機能する付勢手段の作用で、これら移動自在な記録ヘッ
ド、プラテンの互いに離反する方向への上記移動量を抑
制できる。この結果、例えば、記録デューティが高い記
録パターンを記録する場合にもシートへの記録品質の劣
化を防止でき、シートへの記録品質を良好に確保でき
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
【0012】図1は、本発明に係る記録装置の一実施の
形態が適用されたドットインパクトプリンタのプリンタ
本体の一部を示す側断面図である。図2は、図1のII矢
視図である。
【0013】これらの図1及び図2に示す記録装置とし
てのプリンタ10は、記録ヘッド11の複数の記録ワイ
ヤ12を、インクリボン13を介してシートSに打ち付
けてドットを記録することにより、文字を含む画像を記
録するドットインパクトプリンタである。このプリンタ
10は、記録装置本体としてのプリンタ本体14と、こ
のプリンタ本体14の上方、下方をそれぞれ覆うアッパ
ケース、ロアケース(ともに図示せず)とを有して構成
される。
【0014】なお、シートには、所定長さに切断された
カットシートと、複数枚が連接された連続シートとがあ
る。カットシートとしては、例えば単票紙(単票複写紙
を含む)、通帳またはカットフィルム等があり、連続シ
ートとしては連続紙(連続複写紙を含む)がある。
【0015】上記プリンタ本体14は、本体フレーム1
5と、記録機構部としての記録ヘッド11、キャリッジ
16及びプラテン17と、シート搬送機構部としてのシ
ート案内18、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ2
2、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24と、を
有して構成される。
【0016】本体フレーム15にキャリッジ軸25が架
け渡されると共に、シート案内18が固定して配設され
る。また、上記プラテン17は平面形状に形成され、本
体フレーム15に付勢ばね26、30(後に詳説する)
を介して弾性支持されて、記録ヘッド11に対し接離す
る方向に移動自在に構成される。このプラテン17は、
本体フレーム15に形成されたストッパ19(図2)に
係止可能に構成されて、付勢ばね26による記録ヘッド
11側への必要以上の移動が規制される。
【0017】上記シート搬送機構部は、プラテン17に
対し、第1搬送ローラ21及び第2搬送ローラ22がプ
リンタ本体14の前方側に、第3搬送ローラ23及び第
4搬送ローラ24がプリンタ本体14の後方側にそれぞ
れ配置されて構成される。更に、第1搬送ローラ21と
第2搬送ローラ22が、また第3搬送ローラ23と第4
搬送ローラ24が、それぞれ上下方向に配置されて対を
なす。
【0018】このうち、第1搬送ローラ21及び第3搬
送ローラ23は、プラテン17とともにシート案内18
の下方に配置され、第2搬送ローラ22及び第4搬送ロ
ーラ24がシート案内18の上方に配置される。第1搬
送ローラ21、第2搬送ローラ22、第3搬送ローラ2
3及び第4搬送ローラ24は、図示しないシート搬送モ
ータ及び駆動輪列部によって、図1の時計方向(CW)
または反時計方向(CCW)に回転駆動される。
【0019】シートは、プリンタ本体14の前方側から
手差し供給された後、第1搬送ローラ21及び第3搬送
ローラ23の時計方向の回転、並びに第2搬送ローラ2
2及び第4搬送ローラ24の反時計方向の回転により、
プリンタ本体14の前方から後方へ向かって搬送され、
また、第1搬送ローラ21及び第3搬送ローラ23の反
時計方向の回転、並びに第2搬送ローラ22及び第4搬
送ローラ24の時計方向の回転により、プリンタ本体1
4の後方から前方へ向かって搬送される。これにより、
シートSは、キャリッジ16の後述の主走査方向に直交
する副走査方向に搬送される。
【0020】上記キャリッジ16は、キャリッジ軸25
に摺動自在に挿通されるとともに、図3にも示すよう
に、記録ヘッド11を搭載し、プラテンギャップ調整用
の押圧ローラ27を有する。
【0021】このキャリッジ16は、図示しないキャリ
ッジ駆動モータの正転または逆転により往復移動される
タイミングベルト28(図1)に結合される。従って、
キャリッジ16は、キャリッジ駆動モータの正転または
逆転により、タイミングベルト28を介しキャリッジ軸
25に案内されて、このキャリッジ軸25の軸方向及び
プラテン17の長手方向と一致する主走査方向に走行
(走査)される。
【0022】上記押圧ローラ27は、記録ヘッド11に
回転自在に枢支され、キャリッジ16の主走査方向の走
行時に、プラテン17の表面またはシートSの表面に接
触して転動する。記録ヘッド11とプラテン17との間
にシートSが搬入された時には、押圧ローラ27はシー
トSを介してプラテン17を押圧し、プラテン17を付
勢ばね26、30の付勢力に抗して、シートSの厚さ方
向で、記録ヘッド11から離れる向き(即ち図1及び図
2における下方)へ移動させる。これにより、記録ヘッ
ド11とプラテン17との間に厚さの異なるシートSが
搬入された場合にも、または通帳などのようにシートS
の厚さが途中で変化する場合にも、記録ヘッド11とシ
ートSの表面との間のプラテンギャップが、シート厚に
拘わらず常に一定に確保されると共に、押圧ローラ27
がプラテン17との間でシートSを挟持する。
【0023】上記記録ヘッド11は、図1に示すよう
に、多数の記録ワイヤ12を備え、これらの記録ワイヤ
12の突出方向前方にインクリボン13が位置する。こ
のインクリボン13は、キャリッジ16または本体フレ
ーム15に装着されたリボンカートリッジ内に折り畳ま
れて収納される。記録ヘッド11は、キャリッジ16と
ともに主走査方向に走行される間に、記録ワイヤ12を
突出させてインクリボン13に打ち当て、このインクリ
ボン13のインクを、プラテン17と記録ヘッド11と
の間に搬送されるシートに付着させて、このシートに文
字を含む画像を記録する。
【0024】記録ヘッド11による記録動作は、記録ヘ
ッド11が主走査方向左向きまたは右向きに走行される
間に、記録ヘッド11の記録ワイヤ12により1行分の
記録がなされ、この1行分の記録がなされる度に、第1
搬送ローラ21、第2搬送ローラ22、第3搬送ローラ
23及び第4搬送ローラ24がシートSを所定長(通常
行間分)搬送させ、これらの動作が繰り返されることに
より実施される。
【0025】ところで、図2に示すように、プラテン1
7が記録ヘッド11から離反する方向に移動する位置
に、付勢手段としての複数種類の付勢ばね26及び30
が配置されている。これらの付勢ばね26、30は、プ
ラテン17の下方にそれぞれ複数個(例えば2個づつ)
配置される。
【0026】これらの付勢ばね26と付勢ばね30は長
さを異にするばねであり、本体フレーム15に取り付け
られた状態で、プラテン17に対する距離を異にする。
つまり、記録ヘッド11による記録動作が実行されてい
ない通常の取付状態で、付勢ばね26はプラテン17に
当接し、付勢ばね30はプラテン17から所定距離H離
れて配置される。
【0027】従って、記録ヘッド11の記録動作時に、
記録ワイヤ12がシートS及びプラテン17に衝突力を
作用し、プラテン17が記録ヘッド11から離反する方
向に移動した時、この移動量に応じて、付勢ばね26、
30は順次機能し、プラテン17へ作用する付勢力を増
大させて、プラテン17の上記離反方向への移動量を抑
制する。
【0028】ここで、付勢ばね26のばね定数の下限値
は、記録ヘッド11の記録ワイヤ12が記録デューティ
60%以下の記録パターンをシートSに記録動作する際
に、記録ワイヤ12の衝突力によっても、プラテン17
が記録ヘッド11から離反する方向に移動してシートS
への記録品質が劣化しない強さに設定される。また、付
勢ばね26のばね定数の上限値は、押圧ローラ27とプ
ラテン17との間に挟持されたシートSが搬送され得る
強さに設定される。
【0029】なお、上記デューティとは、単位時間当た
り、例えば平均1文字当たりの記録ワイヤ12によるド
ット数の割合を言う。
【0030】一方、付勢ばね26と付勢ばね30とが同
時にプラテン17へ付勢力を作用しているときの、これ
ら付勢ばね26と付勢ばね30とのばね定数の総和の下
限値は、記録ヘッド11の記録ワイヤ12が記録デュー
ティ60%を越える(例えば100%の)記録パターン
をシートSに記録動作する際に、記録ワイヤ12がプラ
テン17へ作用する衝突力によっても、このプラテン1
7が記録ヘッド11から離反する方向に移動してシート
Sへの記録品質が劣化することがない強さに設定され
る。
【0031】また、付勢ばね26と付勢ばね30とが同
時にプラテン17に付勢力を作用している時の、これら
付勢ばね26と付勢ばね30とのばね定数の総和の上限
値は、記録動作中の記録ヘッド11の押圧ローラ27に
プラテン17が押圧力を付与しても、押圧ローラ27が
転動自在とされて、キャリッジ16及び記録ヘッド11
の主走査方向の走行が妨げられない強さに設定される。
【0032】次に、記録ヘッド11による記録動作と付
勢ばね26及び30との機能について説明する。
【0033】記録ヘッド11による記録動作が実行され
ていないときには、付勢ばね26がプラテン17に当接
して付勢力を付与し、プラテン17が記録ヘッド11の
押圧ローラ27に接触する。この状態で、プラテン1
7、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ22、第3搬
送ローラ23及び第4搬送ローラ24が、記録ヘッド1
1の押圧ローラ27とプラテン17との間にシートSを
供給すると、プラテン17が付勢ばね26の付勢力に抗
して記録ヘッド11から離反し、記録ヘッド11の押圧
ローラ27とプラテン17との間にシートSが搬入され
る。この結果、記録ヘッド11とシートSとのプラテン
ギャップが一定に確保される。
【0034】記録ヘッド11が記録デューティ60%以
下の記録パターンを記録する場合、記録ヘッド11の記
録ワイヤ12がシートS及びプラテン17に衝突力を作
用して、プラテン17は記録ヘッド11から離反する方
向に移動し、付勢ばね26を圧縮する。このとき、プラ
テン17は、記録ヘッド11から所定距離H以上離反す
ることがないので、付勢ばね30に接触することがな
い。従って、記録ヘッド11の記録ワイヤ12における
衝突力は、プラテン17が圧縮した付勢ばね26のみの
付勢力によって支持され、この付勢力によって、プラテ
ン17が記録ヘッド11から離反する方向への移動が抑
制される。
【0035】この場合、付勢ばね26のばね定数の下限
値が上述のように設定(つまり、記録ヘッド11の記録
ワイヤ12が記録デューティ60%以下の記録パターン
をシートSに記録動作する際に、記録ワイヤ12の衝突
力によっても、プラテン17が記録ヘッド11から離反
する方向に移動してシートSへの記録品質が劣化するこ
とがない強さに設定)されているので、記録ヘッド11
によるシートSへの記録品質が劣化することがない。
【0036】また、記録ヘッド11が記録デューティ6
0%を越える記録パターンを記録する場合には、記録ヘ
ッド11の記録ワイヤ12がシートS及びプラテン17
に作用する衝突力によって、プラテン17は記録ヘッド
11から所定距離H以上離反して移動し、付勢ばね26
及び30を圧縮する。従って、記録ヘッド11の記録ワ
イヤ12における衝突力は、プラテン17が圧縮した付
勢ばね26及び30の付勢力の総和によって支持され、
この付勢力によって、プラテン17が記録ヘッド11か
ら離反する方向への移動が抑制される。
【0037】この場合、付勢ばね26と付勢ばね30と
のばね定数の総和の下限値が前述のように設定(即ち、
記録ヘッド11の記録ワイヤ12が記録デューティ60
%を越える(例えば100%の)記録パターンをシート
Sに記録動作する際に、記録ワイヤ12の衝突力によっ
ても、プラテン17が記録ヘッド11から離反する方向
に移動してシートSへの記録品質が劣化することがない
強さに設定)されているので、記録ヘッド11によるシ
ートSへの記録品質が劣化することがない。
【0038】従って、上記実施の形態によれば、次の効
果を奏する。
【0039】付勢手段は、プラテン17が記録ヘッド1
1から離反する方向への移動位置、つまりプラテン17
の下方に複数種類配置され、これら複数種類の付勢手段
としての付勢ばね26及び30が、記録ヘッド11から
離反するプラテン17の離反方向への移動量に応じて順
次機能するよう構成されている。このため、記録デュー
ティが高い記録パターン(例えば、記録デューティが6
0%を越える記録パターン)の記録動作時に、記録ヘッ
ド11の記録ワイヤ12からプラテン17へ作用する衝
突力が過大となり、プラテン17が記録ヘッド11から
離反する方向への移動量が過剰に大きくなろうとして
も、順次機能する付勢ばね26、30の作用で、プラテ
ン17が記録ヘッド11から離反する方向への上記移動
量を抑制できる。この結果、記録デューティが高い記録
パターンを記録する場合にも、シートSへの記録品質の
劣化を防止でき、シートSへの記録品質を良好に確保で
きる。
【0040】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0041】例えば、上記実施の形態では、プラテン1
7が記録ヘッド11から離反するプラテン17の移動位
置に、長さを異にする2種類の付勢ばね26、30が配
置されるものを述べたが、長さを異にする3種類以上の
付勢ばねが配置されてもよい。
【0042】また、上記実施の形態において、付勢ばね
26と付勢ばね30とはばね定数が同一に設定されても
よく、また異なって(例えば、付勢ばね30のばね定数
を付勢ばね26よりも大きく)設定されてもよい。
【0043】更に、上記実施の形態では、プラテン17
が記録ヘッド11に対し接離する方向に、付勢ばね2
6、30を用いて移動自在に弾性支持されるものを述べ
たが、このプラテン17に代えて、または、このプラテ
ン17と共に、記録ヘッド11がプラテン17に対し接
離する方向に移動自在に、複数種類の付勢ばねを用いて
弾性支持されてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る記録装置に
よれば、シートへの記録品質を良好に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用さ
れたドットインパクトプリンタのプリンタ本体の一部を
示す側断面図である。
【図2】図1のII矢視図である。
【図3】図2のキャリッジ及び記録ヘッドを拡大して示
す拡大正面図である。
【図4】従来のドットインパクトプリンタを示す正面図
である。
【符号の説明】
10 プリンタ(記録装置) 11 記録ヘッド 16 キャリッジ 17 プラテン 26、30 付勢ばね(付勢手段) S シート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンに沿って走行可能なキャリッジ
    に記録ヘッドが搭載され、この記録ヘッドと上記プラテ
    ンの少なくとも一方が付勢手段を用いて互いに接離する
    方向に移動自在に弾性支持され、上記記録ヘッドが、上
    記プラテンとの間に搬送されたシートに画像を記録する
    記録装置において、 上記付勢手段は、移動自在な上記記録ヘッド、上記プラ
    テンが互いに離反する方向への移動位置に複数種類配置
    され、これら複数種類の付勢手段が、移動自在な上記記
    録ヘッド、上記プラテンの互いに離反する方向への移動
    量に応じて順次機能するよう構成されたことを特徴とす
    る記録装置。
  2. 【請求項2】 上記付勢手段は、移動自在な記録ヘッ
    ド、上記プラテンからの距離を異にする複数種類の付勢
    手段であることを特徴とする請求項1に記載の記録装
    置。
  3. 【請求項3】 上記付勢手段は、ばね定数を異にする複
    数種類の付勢手段であることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の記録装置。
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