JP2002316350A - ラミネート物の製造方法及び装置 - Google Patents

ラミネート物の製造方法及び装置

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隆一 勝本
Yoshifumi Waki
美文 脇
Tadahiro Kikazawa
忠宏 気賀沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】押出ダイの近傍に設けた吹出器からガスを吹き
出してラミネート物を製造する場合でも、ローラ、支持
体、製品等に揮発成分の付着による汚れを発生させるこ
とがない。 【解決手段】ヒータ38により吹出器30自体を、押出
ダイ14から溶融状態で押し出される熱可塑性樹脂の樹
脂膜12から揮発する揮発成分の揮発温度以上に加熱す
るようにしたので、揮発成分が吹出器30に付着しよう
としてもすぐに揮発してしまう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラミネート物の製
造装置に係り、特に、押出ダイの近傍にガスを吹き出す
吹出器を備えたラミネート物の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】写真印画紙用支持体等のラミネート物の
製造は、走行する支持体に、押出ダイから押し出したポ
リオレフィン等の熱可塑性樹脂の樹脂膜を、ニップロー
ラと冷却ローラとの間のニップ点で被覆させると共にニ
ップして圧着することにより、樹脂膜を支持体にラミネ
ートする押出ラミネート方法(押出コーティング方法と
も称す)が広く採用されている。
【0003】このラミネート物の製造において、押出ダ
イの近傍に設けられた吹出器から様々な目的で様々なガ
スを吹き出すようにしている。例えば、特開昭63−2
46227号公報には、支持体にラミネートされた樹脂
膜の表面に微細な細孔(以下、「クレータ」と称す)が
生じる故障を軽減するために、樹脂膜を透過し易いガス
を支持体と樹脂膜とがニップされるニップ点方向に吹き
出すようにしている。また、特許2749381号に
は、臭気を防止するために冷却ローラ側の樹脂膜面に向
けて不活性ガスを吹き出し、支持体と樹脂膜の接着性を
増すために支持体側の樹脂膜面に向けて酸化性ガスを吹
き出すようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、押出ダ
イからは溶融状態にある高温の熱可塑性樹脂が押し出さ
れるので、熱可塑性樹脂の樹脂膜から揮発する揮発成分
が吹出器に汚れとなって付着・蓄積し、その付着物の一
部が、冷却ローラやニップローラ、或いは支持体、製品
等に落下し、ローラや製品等を汚してしまうという問題
がある。特に揮発物が製品に落下した場合には、製品外
観を損なうだけでなく製品品質の低下を招く。更には、
揮発成分が冷却ローラニップローラに直接付着してロー
ラを汚すこともある。
【0005】このような汚れが製品やローラ等に発生し
た場合には、製造ラインを一旦停止して掃除することが
必要であり、生産性を著しく悪くする要因になってい
る。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、ラミネート物の製造の際に、押出ダイの近傍
に設けた吹出器からガスを吹き出す場合でも、吹出器、
ローラ、支持体、製品等に揮発成分の付着による汚れを
発生させることがないので、ラミネート物の品質向上と
生産性の向上を図ることができるラミネート物の製造方
法及び装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は前記
目的を達成するために、走行する支持体の面に、押出ダ
イから溶融状態で押し出された熱可塑性樹脂の樹脂膜を
被覆すると共に、ニップローラと冷却ローラとで支持体
と樹脂膜とをニップしてラミネート物を製造する際に、
前記押出ダイ近傍に設けた吹出器から吹き出した樹脂膜
透過性ガス、不活性ガス等のガスで、前記ニップする領
域の空気を置換するラミネート物の製造方法において、
前記押出ダイから押し出される熱可塑性樹脂の揮発成分
の揮発温度を予め求め、前記押出ダイから熱可塑性樹脂
を押し出す前に、前記吹出器自体の温度を前記求めた揮
発温度以上に加熱しておくことを特徴とする。この場
合、熱可塑性樹脂の揮発成分の揮発温度を求める方法
は、測定器で実際に測定してもよく、熱可塑性樹脂に含
まれる成分から化学便覧等で調べても良い。また、ガス
には空気は含まないものとする。
【0008】本発明の請求項1によれば、押出ダイから
押し出される熱可塑性樹脂の揮発成分の揮発温度を予め
求め、押出ダイから熱可塑性樹脂を押し出す前に、吹出
器自体の温度を前記求めた揮発温度以上に加熱しておく
ようにしたので、ラミネート物の製造の際に、樹脂膜へ
のクレータ発生防止或いは支持体と樹脂膜の接着性向上
のためのガスを吹き出す吹出器に、熱可塑性樹脂の揮発
成分が付着しないようにできる。これにより、ラミネー
ト物の製造の際に、押出ダイの近傍に設けた吹出器から
ガスを吹き出す場合でも、吹出器、ローラ、支持体、製
品等に揮発成分の付着による汚れを発生させることがな
い。
【0009】本発明の請求項2によれば、請求項1にお
いて、吹出器から吹き出すガスを、吹出器自体の加熱温
度(℃)から150℃を引いた温度以上に加熱してガス
吹き出しによる吹出器の温度低下を防止するようにした
ので、揮発成分が吹出器に一層付着しにくくなる。
【0010】本発明の請求項3は前記目的を達成するた
めに、走行する支持体の面に、押出ダイから溶融状態で
押し出された熱可塑性樹脂の樹脂膜を被覆させると共
に、ニップローラと冷却ローラとで支持体と樹脂膜とを
ニップしてラミネート物を製造する製造装置であって、
前記押出ダイ近傍にガスを吹き出す吹出器を設けたラミ
ネート物の製造装置において、前記吹出器自体を、前記
溶融状態で押し出される熱可塑性樹脂から揮発する揮発
成分の揮発温度以上に加熱する吹出器加熱手段を設けた
ことを特徴とする。
【0011】本発明の請求項3によれば、吹出器加熱手
段により、吹出器自体を、押出ダイから溶融状態で押し
出される熱可塑性樹脂から揮発する揮発成分の揮発温度
以上に加熱するようにしたので、揮発成分が吹出器に付
着しようとしても直ぐに揮発してしまう。これにより、
揮発成分が吹出器に付着・蓄積することがない。
【0012】本発明の請求項4によれば、請求項3にお
いて、吹出器から吹き出すガスを、吹出器自体の加熱温
度(℃)から150℃を引いた温度以上に加熱してガス
吹き出しによる吹出器の温度低下を防止するようにした
ので、揮発成分が吹出器に一層付着しにくくなる。
【0013】また、本発明の請求項5は前記目的を達成
するために、走行する支持体の面に、押出ダイから溶融
状態で押し出された熱可塑性樹脂の樹脂膜を被覆させる
と共に、ニップローラと冷却ローラとで支持体と樹脂膜
とをニップしてラミネート物を製造する製造装置であっ
て、前記押出ダイ近傍にガスを吹き出す吹出器を設けた
ラミネート物の製造装置において、前記吹出器の吹き出
し面に形成されるノズル口は、前記吹き出し面の端部か
ら15mm以上離す位置に形成されていることを特徴と
する。
【0014】本発明の請求項5は、ノズル口からガスを
吹き出すと、ノズル口の周囲が負圧になって吹出器周囲
の空気を誘引し易くなり、吹出器や吹出器近傍にあるロ
ーラや製品に揮発成分が付着し易くなるので、これを防
止するように構成したものである。即ち、請求項5によ
れば、ノズル口の位置を吹き出し面の端部から15mm
以上離すようにしたので、ノズル口からのガスの吹き出
しによる負圧の影響力が吹出器周囲まで及びにくいよう
にできる。
【0015】本発明の請求項6は、請求項5において、
ノズル口からのガスの吹き出しによる負圧の影響力が吹
出器周囲まで一層及びにくいように、吹き出し面の周縁
にノズル口を囲む囲み部材、又は鍔状部材を設けるよう
にしたものである。
【0016】本発明の請求項7は、請求項3〜6の何れ
か1において、吹出器から吹き出すガスの流速が50m
/秒以下になるようにして、ガス吹き出しによる負圧を
小さくし、またガス吹き出しによる吹出器自体の温度低
下を抑制するようにしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るラミネート物の製造方法及び装置の好ましい実施の形
態について詳説する。
【0018】図1は、本発明のラミネート物の製造装置
10の全体構成を概念的に示した構成図であり、図2は
斜視図である。
【0019】図1及び図2に示すように、溶融状態の熱
可塑性樹脂の樹脂膜12が押し出される押出ダイ14の
下方には、冷却ローラ16とニップローラ18とが平行
に隣接配置されると共に、冷却ローラ16を挟んでニッ
プローラ18の反対側には、剥離ローラ20が冷却ロー
ラ16に平行して隣接配置される。更に、ニップローラ
18を挟んで冷却ローラ14の反対側には、バックアッ
プローラ22が設けられる。そして、走行する帯状の支
持体24は、冷却ローラ16とニップローラ18とが接
するニップ点において押出ダイ14から押し出された樹
脂膜12が被覆されながらニップされる。樹脂膜12が
被覆された支持体24は、樹脂膜側を冷却ローラ16面
に接しながら走行することにより冷却され、剥離ローラ
20により冷却ローラ16から剥離される。これにより
ラミネート物27が製造される。
【0020】押出ダイ14の近傍には、ガスを吹き出す
吹出器30が設けられる。この吹出器30の役目は、押
出ダイ14から押し出された熱可塑性樹脂の樹脂膜12
と冷却ローラ16とで囲まれる領域28に、CO2
ス,O2 ガス,H2 Oガス、Heガス等の樹脂膜12に
対して透過性を有するガスを吹き出して樹脂膜12のク
レータ発生を防止する。この場合には、吹出器30は冷
却ローラ16の上方に配置される。また、樹脂膜12と
支持体24との接着性を良くするためには樹脂膜12の
酸化が必要であり、押出ダイ14から押し出された樹脂
膜12とニップローラ18とで囲まれる領域32に酸化
性ガスを吹き出す。この場合には、吹出器30はニップ
ローラ18の上方に配置される。逆に、食品包装等に使
用される樹脂膜12を製造する場合には、酸化異臭の発
生を防止するために、N2 ガス等の不活性ガスを吹き出
して樹脂膜12の酸化を防止する。この場合には、吹出
器30は、冷却ローラ16又はニップローラ18の上方
に配置される。
【0021】従って、吹出器30の役目により吹出器3
0の配置場所や吹き出すガスの種類が異なるので、本実
施の形態では、樹脂膜12のクレータ発生防止のための
吹出器の例で説明するが、これに限定するものではな
く、樹脂膜12の酸化や酸化防止のためでもよい。
【0022】吹出器30の構造は、吹出器30を斜め下
方から見た図3に示すように、内部が空洞な直方体状に
形成され、その上面には吹出器30内にガスを供給する
ガス供給パイプ34が接続されると共に、その下面(以
下「吹き出し面30A」という)には冷却ローラ16の
軸方向に沿ったスロットル状のノズル口36が形成され
る。ガス供給パイプ34から吹出器30内に供給された
CO2 ガス等の樹脂膜12を透過するガスは、吹出器3
0内で圧縮されてノズル口36から冷却ローラ16に向
けて吹き出される。吹き出されたガスは、冷却ローラ1
6の回転に同伴されて樹脂膜12と冷却ローラ16とで
囲まれる領域28に同伴される。これにより、領域28
の空気はガスで置換され、置換されたガスは樹脂膜12
を透過するので、空気のように樹脂膜12を押圧してク
レータを形成することがない。また、たとえ樹脂膜12
にクレータが発生していても、クレータの凹部は透過性
の良いガスで満たされているので、ラミネートされてい
る間にガスは樹脂膜中に透過し、クレータは消滅し易く
なる。これにより、樹脂膜12が支持体24に被覆され
る前に形成されたクレータを、ラミネートの際に消滅さ
せることができる。この結果、ラミネート物27の樹脂
膜12にクレータが発生するのを防止する。尚、吹出器
30の構造は、空洞な直方体状に限定されるものではな
く、二重管構造にしてもよく、要は冷却ローラ16に向
けてガスを吹き出せる構造であればどのようなものでも
よい。
【0023】また、吹出器30のノズル口36は、吹き
出し面30Aの端部、即ち吹出器30の4つの側面のう
ち長手方向の側面30B、30B(ノズル口36に平行
な側面)下端からの距離(L1 )が15mm以上になる
ように設定される。このように、ノズル口36を吹き出
し面30Aの端部から15mm以上離すことにより、押
出ダイ14から押し出された樹脂膜12から揮発する揮
発成分が吹出器30の方向に誘引されにくくできる。即
ち、ノズル口36からガスを吹き出すと、その周囲が負
圧になって吹出器30周囲の空気を誘引し易くなり、吹
出器30や吹出器30近傍にある冷却ローラ16に揮発
成分が付着し易くなる。しかし、ノズル口36の位置を
吹き出し面30Aの端部から15mm以上離して、揮発
成分の発生領域からノズル口36を遠ざけることによ
り、ノズル口36からのガスの吹き出しによる負圧の影
響力が揮発成分に及びにくくできる。また、揮発成分の
発生は、樹脂膜12の温度が高い押出ダイ14の吐出口
14A近傍において最も多くなるが、図1及び図2から
分かるように、吹出器30自体がノズル口36を押出ダ
イ14の吐出口14Aから隠すようになるので、ノズル
口36からのガスの吹き出しによる負圧の影響力が揮発
成分に及びにくくできる。この場合、少なくとも吹出器
30の4つの側面のうち長手方向の側面30B、30B
下端からの距離(L1 )を15mm以上にすることが必
要である。また、図3(a)に点線で示したように、吹
出器30の吹き出し面の周縁にノズル口36を囲むよう
に囲い壁37を設けるか、或いは、図3(b)のように
鍔状壁37を取り付けると一層良い。この場合、垂れ壁
37又は鍔状壁37の温度も吹出器30の温度と同じに
することが好ましい。
【0024】また、吹出器30には、吹出器30自体を
樹脂膜12から揮発される揮発成分の揮発温度以上に加
熱するヒータ38が設けられる。ヒータ38は熱電対等
の温度コントローラ40を介して図示しない電源に接続
される。そして、樹脂膜12から揮発する揮発成分の揮
発温度に応じて吹出器30自体の加熱温度が調整され
る。これにより、樹脂膜の揮発成分が吹出器30に付着
しても吹出器30は揮発成分の揮発温度以上に加熱され
ているので、揮発成分は吹出器30から直ちに揮発す
る。従って、吹出器30に揮発成分が付着・蓄積される
ことはない。ヒータ38を設ける場所は、図1及び図2
のように吹出器30の外部でもよいし、図示しないが吹
出器30の内部でもよい。但し、ヒータ38を内部に設
ける場合には、ヒータ38がガスに直接触れないよう
に、ヒータ38に囲いをつけてガスから遮断するとよ
い。これにより、ガスによるヒータ38の腐食等を防止
できるので、ヒータ38の寿命を延ばすことができる。
【0025】図1に示すように、吹出器30に対する揮
発成分の更なる付着防止策として、吹出器30にガスを
供給するガス供給パイプ34の途中には、ガスを加熱す
るガス加熱器42が設けられる。これにより、ガス吹き
出しによる吹出器30自体の温度低下を抑制することが
できる。即ち、せっかく吹出器30自体の温度を揮発成
分の揮発温度以上に加熱していても、吹出器30から吹
き出されるガス温度が低いとガスが吹出器30の熱を奪
い、ノズル口36近傍の吹出器30の温度が低下してし
まう。このため、低下した吹出器30部分に揮発成分が
付着・蓄積され易くなるが、ガスを加熱することで吹出
器30の温度低下を防止する。この為には、ヒータ38
による吹出器30自体の加熱温度とガス加熱器42によ
るガスの加熱温度との関係を、ガスの加熱温度が吹出器
30自体の加熱温度(℃)から150℃を引いた温度以
上になるように設定するとよい。即ち、ガスを加熱する
ことは、吹出器30への汚れ付着を補助的に防止するも
のであって、揮発成分の温度以上に高くする必要はな
い。但し、吹出器30自体の温度よりも遥かに低い場合
には、吹出器30をせっかく加熱しても吹出器30の温
度が冷えてしまい、吹出器30に汚れが付着し易くなっ
てしまう。このことから、ガス温度については、吹出器
30の温度よりも低い場合には、できる限り吹出器30
自体の温度に近づけることが好ましいが、上記したよう
に吹出器30自体の温度との差が150℃以内であれば
よく、一層好ましくは温度差が50℃以内である。吹出
器30自体の温度との温度差が150℃を越えるガス温
度になってしまうと、吹出器30に付着物が短時間で付
着してしまい、吹出器30自体を加熱する効果が小さく
なる。ガス温度の上限は特に規定はないが、必要以上に
加熱するとエネルギーの無駄になるだけでなく、揮発成
分の発火点(後記する実施例で使用した熱可塑性樹脂で
は420℃)以上に加熱すると、発火等の危険が生じる
ので好ましくない。更には、冷却ローラ16の冷却能力
の低下をきたすので、吹出器30自体の温度低下を招か
ない範囲でガス温度の加熱を抑えることが必要である。
ちなみに、ガスを加熱しないで吹出器30の温度低下に
対処するために、高出力のヒータ38を用いる方法もあ
るが、トータルエネルギーの観点からガスを加熱する方
が好ましい。
【0026】また、吹出器30から吹き出すガスのガス
流速は、上記した揮発成分の吹出器方向への誘引力の大
きさや、ノズル口36近傍の吹出器30の温度低下に影
響するので、ノズル口36から吹き出されるガスのガス
流速は50m/秒以下であることが好ましい。これによ
り、ノズル口36からのガス吹き出しによる負圧を小さ
くすることができると共に、ノズル口36近傍の吹出器
30の温度低下を抑制することができる。ガス流速を下
げるためには、ノズル口36のクリアランスを広げる
か、吹出器30に供給するガス流量を下げること等が効
果的である。
【0027】上記の如く構成したラミネート物の製造装
置10を用いて、ラミネート物を製造するには、走行す
る支持体24の面に、押出ダイ14から溶融状態で押し
出された熱可塑性樹脂の樹脂膜12を被覆してから、ニ
ップローラ18と冷却ローラ16とで支持体24と樹脂
膜12とをニップすると共に、吹出器30から樹脂膜透
過性のガスを冷却ローラ16に向けて吹き付けて、樹脂
膜12と冷却ローラ16とで囲まれる領域の空気をガス
で置換する。
【0028】このラミネート物27の製造において、押
出ダイ14から押し出される熱可塑性樹脂の揮発成分の
揮発温度を予め求め、押出ダイ14から熱可塑性樹脂を
押し出す前に、吹出器30自体の温度を前記求めた揮発
温度以上に加熱しておくようにする。この場合、熱可塑
性樹脂の揮発成分の揮発温度を求める方法は、測定器
(図示せず)で実際に測定してもよく、熱可塑性樹脂に
含まれる成分から化学便覧等で調べても良い。
【0029】このように、本発明のラミネート物の製造
方法及び装置では、押出ダイ14から押し出される樹脂
膜12から揮発される揮発成分が吹出器30に付着され
にくい構成としたので、従来のように吹出器30に付着
・蓄積された揮発成分の付着物が冷却ローラ16やラミ
ネート物27である製品に落下して汚すことがない。従
って、ラミネート物27の品質向上を図ることができる
と共に、冷却ローラ16等の掃除を頻繁に行わなくてよ
いので、生産性の向上を図ることができる。
【0030】尚、本発明の技術思想は、押出ダイ14に
よるラミネート物27の製造に限らず、吹出器30に揮
発成分が付着するようなケース、例えば吹出器30で樹
脂膜の近傍にエアカーテンを形成する場合、吹出器30
から樹脂膜を乾燥させる乾燥風を吹き出す場合、吹出器
30から樹脂膜を熱処理する加熱風を吹き出す場合等に
も適用することができる。
【0031】
【実施例】以下に、本発明の吹出器を備えたラミネート
物の製造装置の実施例と、従来の吹出器を備えたラミネ
ート物の製造装置の比較例との対比結果を説明する。
尚、吹出器以外の押出ダイ、冷却ローラ、ニップロー
ラ、バックアップローラ、剥離ローラは、実施例及び比
較例ともに同じである。そして、実施例及び比較例で押
出ダイから押し出した熱可塑性樹脂の揮発成分の揮発温
度は、230℃であり、発火点は420℃であった。 (比較例1)比較例1で用いた吹出器は、径が25m
m、長さが幅80mmのステンレス製の角状パイプを冷
却ローラの軸方向に沿って配置したものを用い、吹出器
の吹き出し面にクリアランスが0.2mmのスロットル状
のノズル口を設けた。この場合、ノズル口は吹き出し面
の端部から約12.5mm離れて形成されている。ま
た、吹き出しガスの流速を60m/秒にすると共に吹出
器やガスの温度は共に常温で行った。
【0032】押出ラミネートの条件としては、複数の添
加剤(顔料、分散剤、酸化防止剤等)を加えたポリエチ
レンを300℃の温度で押出ダイから押し出し、ライン
速度(支持体の搬送速度)150m/分で支持体に30
μmの厚みになるように樹脂膜をラミネートした。 (比較例2)吹出器自体の温度を200℃に加熱した以
外は、比較例1と同様に行った。 (実施例1)実施例1は、比較例1と同じノズル口が吹
き出し面の端部から約12.5mm離れて形成されるよ
うにしたが、吹出器の外部の複数箇所にヒータを設ける
と共に熱電対を設け、吹出器自体の温度が350℃にな
るように温度制御した。更に吹出器から50m/秒のガ
ス流速で吹き出すようにすると共にガスの温度を、吹出
器自体の温度よりも150℃低い温度である200℃に
加熱した。 (実施例2)実施例2は、吹出器の径を太くして、ノズ
ル口を吹き出し面の端部から15mm離れるように形成
した以外は実施例1と同じにした。 (実施例3)実施例3は、吹出器のノズル口のクリアラ
ンスを0.4mmに広げてガス流速が30m/秒になる
ようにした以外は実施例1と同じにした。 (実施例4)吹出器自体の温度を、熱可塑性樹脂の揮発
成分の揮発温度230℃より少し高い250℃とした以
外は、実施例1と同様である。
【0033】その結果、比較例1の場合、押出ダイから
の押出ラミネート開始5分後には、樹脂膜の揮発成分で
ある油状の付着物が吹出器に付着し始め、10分後には
吹出器に付着・蓄積した付着物が冷却ローラへ落下して
冷却ローラを汚染した。そして、ラミネート開始1時間
後、冷却ローラには前述の吹出器から落下した付着物以
外にも、冷却ローラ全体に付着物の付着が認められた。
【0034】また、比較例2は、押出ダイからの押出ラ
ミネート開始2時間後から付着物が吹出器に付着し始め
た。比較例2は、比較例1よりも改良されたが、吹出器
自体の温度が200℃で、揮発成分の揮発温度230℃
よりも低いために、まだ満足できる結果ではなかった。
【0035】これに対し、実施例1の場合には、押出ラ
ミネート開始10時間後でも樹脂膜の揮発成分である油
状の付着物による吹出器の汚れは認められなかった。但
し、冷却ローラには、付着物の付着が認められた。
【0036】実施例2及び実施例3の場合には、押出ラ
ミネート開始10時間後でも樹脂膜の揮発成分である油
状の付着物による吹出器の汚れ、更には冷却ローラの汚
れも認められなかった。
【0037】また、実施例4は、吹出器自体の温度を揮
発成分の揮発温度230℃より少し高い250℃に設定
した場合であり、押出ラミネート開始10時間後で、吹
出器に油状の付着物が若干認められたが、その付着物が
冷却ローラ等に落下することはなかった。この結果は、
実施例1〜3に比べて多少劣るものの、比較例1及び2
よりも遥かに良い結果である。
【0038】以上の結果から、吹出器への揮発成分の付
着は、吹出器自体の温度を揮発成分の温度以上に加熱す
ること、更に好ましくは、ガスの加熱温度が吹出器自体
の加熱温度(℃)から150℃を引いた温度以上になる
ように設定することにより解決することができる。
【0039】また、実施例1と実施例2、3の対比から
分かるように、ノズル口を吹き出し面の端部から約1
2.5mm離しただけでは離す距離が不十分で吹出器周
囲の揮発成分を誘引してしまうために、吹出器近傍の冷
却ローラが汚染されてしまうが(実施例1)、離す距離
を15mm以上にすることにより吹出器近傍にある部材
や装置の汚れも抑制することが可能である(実施例2及
び3)。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のラミネー
ト物の製造方法及び装置によれば、ラミネート物を製造
する際に、押出ダイの近傍に設けた吹出器からガスを吹
き出す場合でも、ローラ、支持体、製品等に揮発成分の
付着による汚れを発生させることがない。これにより、
押出ダイラミネートにより製造されるラミネート物の品
質向上を図ることができると共に、押出ラミネートの長
時間運転を安定的に行うことができるので、生産性の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラミネート物の製造装置の概念的な構
成図
【図2】本発明のラミネート物の製造装置の斜視図
【図3】吹出器を斜め下方から見た斜視図
【符号の説明】
10…ラミネート物の製造装置、12…樹脂膜、14…
押出ダイ、16…冷却ローラ、18…ニップローラ、2
0…剥離ローラ、22…バックアップローラ、24…支
持体、27…ラミネート物、30…吹出器、30A…吹
き出し面、34…ガス供給パイプ、36…ノズル口、3
7…垂れ壁又は鍔状壁、38…ヒータ、40…温度コン
トローラ、42…ガス加熱器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 気賀沢 忠宏 静岡県富士宮市大中里200番地 富士写真 フイルム株式会社内 Fターム(参考) 4F207 AA04 AC01 AD08 AG03 AM30 AP05 AR06 KA01 KB11 KB26 KM06 KM16 KM18 KM20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行する支持体の面に、押出ダイから溶融
    状態で押し出された熱可塑性樹脂の樹脂膜を被覆すると
    共に、ニップローラと冷却ローラとで支持体と樹脂膜と
    をニップしてラミネート物を製造する際に、前記押出ダ
    イ近傍に設けた吹出器から吹き出した樹脂膜透過性ガ
    ス、不活性ガス等のガスで、前記ニップする領域の空気
    を置換するラミネート物の製造方法において、 前記押出ダイから押し出される熱可塑性樹脂の揮発成分
    の揮発温度を予め求め、 前記押出ダイから熱可塑性樹脂を押し出す前に、前記吹
    出器自体の温度を前記求めた揮発温度以上に加熱してお
    くことを特徴とするラミネート物の製造方法。
  2. 【請求項2】前記吹出器から吹き出すガス温度を、前記
    加熱した吹出器自体の温度(℃)から150℃を引いた
    温度以上に加熱することを特徴とする請求項1のラミネ
    ート物の製造方法。
  3. 【請求項3】走行する支持体の面に、押出ダイから溶融
    状態で押し出された熱可塑性樹脂の樹脂膜を被覆させる
    と共に、ニップローラと冷却ローラとで支持体と樹脂膜
    とをニップしてラミネート物を製造する製造装置であっ
    て、前記押出ダイ近傍にガスを吹き出す吹出器を設けた
    ラミネート物の製造装置において、 前記吹出器自体を、前記溶融状態で押し出される熱可塑
    性樹脂から揮発する揮発成分の揮発温度以上に加熱する
    吹出器加熱手段を設けたことを特徴とするラミネート物
    の製造装置。
  4. 【請求項4】前記吹出器から吹き出すガスを、前記吹出
    器自体の加熱温度(℃)から150℃を引いた温度以上
    に加熱するガス加熱手段を設けたことを特徴とする請求
    項3のラミネート物の製造装置。
  5. 【請求項5】走行する支持体の面に、押出ダイから溶融
    状態で押し出された熱可塑性樹脂の樹脂膜を被覆させる
    と共に、ニップローラと冷却ローラとで支持体と樹脂膜
    とをニップしてラミネート物を製造する製造装置であっ
    て、前記押出ダイ近傍にガスを吹き出す吹出器を設けた
    ラミネート物の製造装置において、 前記吹出器の吹き出し面に形成されるノズル口は、前記
    吹き出し面の端部から15mm以上離す位置に形成され
    ていることを特徴とするラミネート物の製造装置。
  6. 【請求項6】前記吹き出し面の周縁に、前記ノズル口を
    囲む囲み部材、又は鍔状の部材を設けたことを特徴とす
    る請求項5のラミネート物の製造装置。
  7. 【請求項7】前記吹出器から吹き出されるガスの流速は
    50m/秒以下であることを特徴とする請求項3〜6の
    何れか1に記載のラミネート物の製造装置。
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