JP2002315874A - 組み合わせ遊技機 - Google Patents

組み合わせ遊技機

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JP2002315874A
JP2002315874A JP2001123310A JP2001123310A JP2002315874A JP 2002315874 A JP2002315874 A JP 2002315874A JP 2001123310 A JP2001123310 A JP 2001123310A JP 2001123310 A JP2001123310 A JP 2001123310A JP 2002315874 A JP2002315874 A JP 2002315874A
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winning
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special
game ball
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Application number
JP2001123310A
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English (en)
Inventor
Takao Nishinomiya
崇夫 西宮
Sohei Kuze
壮平 久世
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別入賞手段内の球詰まり等のエラーを容易
に確認できる組み合わせ遊技機を提供する。 【解決手段】 所定条件で開放される特定入賞口49
と、特定入賞口49に入賞した遊技球を遊技盤4の裏側
へ排出する排出口73,74とを有する特別入賞手段2
3を備え、特別入賞手段23に、特定入賞口49への遊
技球の入賞を検出する入賞検出スイッチ52と、排出口
73,74からの遊技球の排出を検出する排出検出スイ
ッチ76,77とを設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アレンジボール
機、雀球遊技機等の組み合わせ遊技機に関し、特別入賞
手段の遊技球の入賞と排出とを検出するようにしたもの
である。
【0002】
【従来の技術】アレンジボール機では、単位ゲーム毎に
所定の休止時間を置きながら、発射手段により単位ゲー
ム毎に所定数、例えば16個の遊技球を遊技盤の遊技領
域へと発射させる。そして、遊技球が入賞口手段に横一
列状に配置された16個の入賞口の何れかに入賞すれ
ば、入賞口手段の近傍又は遊技領域に配置された入賞表
示手段の対応する表示部が特定表示に変化し、その特定
表示状態の表示部が特定の組み合わせとなって入賞役が
成立することを条件に、その入賞役の難易度に応じて払
い出し手段が所定数の賞球を払い出す。
【0003】また始動手段が遊技球を検出すれば、遊技
図柄表示手段の1個又は複数個の遊技図柄が所定時間変
動して、その変動後の遊技図柄が特定図柄又は特定図柄
の組み合わせとなることを条件に特別入賞手段が開放す
る。そして、この特別入賞手段に入賞した遊技球を、通
常領域と特別領域との何れかに振り分けて、その各領域
を経て排出口から遊技盤の裏側へと排出する。このとき
遊技球が特別領域を通過すれば、遊技者に有利な特別遊
技状態が発生し、これによって遊技者は、その後所定ゲ
ーム数が終了するまで特別遊技状態でゲームを行うこと
ができる。
【0004】従来の特別入賞手段は、開閉手段により開
閉可能な特別入賞口を遊技盤の前側に、排出口を遊技盤
の裏側に夫々設け、特別入賞口と排出口との中間で遊技
球を通常領域と特別領域との何れかに振り分けるように
構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の特別入賞手段
は、特別入賞口への遊技球の入賞、及び排出口からの遊
技球の排出を検出するようにはなっていない。このため
特別入賞手段内に入賞した遊技球が特別入賞口と排出口
との間で詰まる球詰まり等のエラーが発生した場合で
も、そのエラーを容易に判断できない欠点がある。
【0006】特に特別入賞手段の内部に回転式の振り分
け手段等を設けた場合には、その振り分け手段の回転体
等で遊技球の噛み込みが発生する惧れがある。従って、
回転体等での遊技球の噛み込み等のエラーが発生した場
合でも、従来はそのエラーの確認が困難であるという問
題がある。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑み、特別
入賞手段内の球詰まり等のエラーを容易に確認できる組
み合わせ遊技機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技領域15
に複数個の入賞口49が配置された遊技盤4と、前記遊
技領域15に単位ゲーム毎に所定数の遊技球を順次発射
する発射手段9と、前記各入賞口49に対応する複数個
の表示部55を含み且つ前記入賞口49に遊技球が入賞
した場合に該入賞口49に対応する前記表示部55が遊
技球の入賞前と異なる特定表示に変化する入賞表示手段
19と、該特定表示状態の前記表示部55が特定の組み
合わせとなった場合に、該特定の組み合わせの種類に応
じて所定数の遊技媒体を払い出す払い出し手段37とを
備えた組み合わせ遊技機において、所定条件で開放され
る特定入賞口49と、該特定入賞口49に入賞した遊技
球を前記遊技盤4の裏側へ排出する排出口73,74と
を有する特別入賞手段23を備え、該特別入賞手段23
に、前記特定入賞口49への遊技球の入賞を検出する入
賞検出スイッチ52と、前記排出口73,74からの遊
技球の排出を検出する排出検出スイッチ76,77とを
設けたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づいて詳述する。図1〜図14は本発明をアレンジ
ボール機に採用した第1の実施形態を例示し、図1及び
図2において、1は遊技機本体で、外枠2と、この外枠
2に開閉自在に枢着された前枠3を有する。前枠3に
は、遊技盤4が裏側から着脱自在に装着され、この遊技
盤4の前側にガラス扉5と前面板6とが開閉自在に配置
されている。前面板6には、発射用の遊技球を貯留する
上皿7が装着されている。前枠3の下部には、余剰球を
貯留する下皿8と、発射手段9の発射ハンドル10とが
夫々設けられている。
【0010】発射手段9は、発射レール11上の発射位
置にある遊技球を発射方向に打撃する打撃槌12と、打
撃槌12を打撃方向に付勢するバネ(図示省略)と、カ
ム機構13を介して打撃槌12を駆動する発射モータ1
4とを備え、遊技者が発射ハンドル10を操作したとき
に発射モータ14が打撃槌12を駆動して、上皿7から
発射レール11上に1個づつ供給される遊技球を打撃槌
12により打撃し、単位ゲーム毎に所定数(例えば16
個)の遊技球を遊技盤4の遊技領域15(図3参照)へ
と発射させるようになっている。
【0011】発射レール11の近傍には、発射レール1
1上の遊技球の有無等により、打撃槌12の打撃による
遊技球の発射を検出する発射検出スイッチ16が設けら
れている。
【0012】遊技盤4の前面には、図3に示すように、
ガイドレール17が環状に装着されると共に、ガイドレ
ール17の内側の遊技領域15の下部側に入賞口手段1
8と入賞表示手段19とエラー情報表示手段20と得点
表示手段21とが配置され、また入賞口手段18の上側
に遊技図柄表示手段22、特別入賞手段23、増加入賞
手段24、始動手段25、作動手段26,27、普通入
賞手段28,29等の各遊技部品が配置されている。
【0013】遊技盤4の裏側には、各遊技部品を裏側か
ら覆う裏カバー30が装着され、その裏カバー30に、
主に遊技盤4側の遊技動作を制御する主制御基板31
と、遊技中の効果音等を制御する音声制御基板32と、
遊技部品等の演出表示ランプ33によるランプ演出を制
御するランプ制御基板34とが装着されている。
【0014】前枠3の裏側に、開閉自在に裏機構板35
が枢着されている。裏機構板35には、払い出し用の遊
技球を貯留する遊技球タンク36と、この遊技球タンク
36からの遊技球を払い出し手段37へと案内するタン
クレール38とが裏カバー30の上側に配置され、また
払い出し手段37が裏カバー30の一側に配置されてい
る。更に裏機構板35の裏側には、電源基板39、払い
出し手段37を制御する払い出し制御基板40が裏カバ
ー30の下側に配置されている。
【0015】遊技球タンク36の下側には、この遊技球
タンク36内の球切れを検出する球切れ検出スイッチ4
1が設けられている。払い出し手段37は貸し球、賞球
を上皿7へと払い出すためのもので、払い出しケース4
2内に二列の払い出し部43を有し、その各払い出し部
43で各列毎に遊技球を払い出すように構成されてい
る。払い出し手段37には、払い出し部43の上下に球
片切れ検出スイッチ44と払い出し検出スイッチ45と
が設けられている。球切れ検出スイッチ41は、払い出
し部43との間に少なくとも1回の払い出し個数分の遊
技球を貯留できるだけ間隔をおいて配置されている。払
い出し検出スイッチ45は、払い出し部43の下側近傍
に配置されている。
【0016】上皿7と下皿8は、上皿7内の遊技球が満
杯状態のときに、払い出し手段37から払い出される後
続の遊技球を下皿8へと溢流させるようになっている。
下皿8には、この下皿8内の遊技球の満杯を検出する満
杯検出スイッチ46が設けられている。
【0017】入賞口手段18は、図4及び図5に示すよ
うに、後部側が嵌合孔47に嵌合して遊技盤4の前側に
着脱自在に装着された入賞ケース48を備え、この入賞
ケース48に遊技盤4の前側で左右方向に略一列状に並
設された複数個(例えば16個)の入賞口49と、各入
賞口49に入賞した遊技球を遊技盤4の前側から裏側へ
と誘導して排出する複数個(例えば16個)の誘導通路
51と、各入賞口49に入賞した遊技球を検出する複数
個(例えば16個)の入賞検出スイッチ52とが設けら
れている。
【0018】入賞ケース48は、入賞口手段18を前側
から覆うカバー50に装着され、またカバー50は入賞
口手段18の左右両側、下側等の適当箇所に設けられた
複数個(例えば3個)の圧入ピン53等を介して遊技盤
4の前側に着脱自在に装着されている。入賞ケース48
には、各入賞口49に対応してスイッチ装着部54が左
右方向に上下交互に千鳥配置状に形成され、その各スイ
ッチ装着部54に入賞検出スイッチ52が前側から着脱
自在に挿入されている。各入賞検出スイッチ52は、遊
技盤4の前側で入賞口49から誘導通路51へと落下す
る遊技球を検出するようになっている。
【0019】入賞表示手段19は、各入賞口49に対応
する複数個(例えば16個)の表示部55を含み、入賞
口49に遊技球が入賞したときに、その入賞口49に対
応する表示部55の表示が遊技球の入賞前と異なる特定
表示に変化するようになっている。表示部55は入賞口
手段18の各入賞口49と上下に対応してその下側近傍
に左右方向に略一列状に配置されており、図5に示すよ
うにカバー50側に設けられた表示レンズ部56と、こ
の表示レンズ部56の裏側で入賞ケース48側に設けら
れたLED等の入賞表示ランプ57とを備え、入賞口4
9に入賞した遊技球を入賞検出スイッチ52が検出した
ときに、入賞表示ランプ57が点灯して表示レンズ部5
6が発光するように構成されている。入賞表示ランプ5
7は基板58に装着され、また基板58は入賞ケース4
8の下側の取り付け板59に前側から着脱自在に固定さ
れている。
【0020】エラー情報表示手段20、得点表示手段2
1は、入賞表示手段19の下側で左右方向に所定の間隔
をおいて配置されており、図4及び図5に示すように、
カバー50側の表示窓60,61に対応する表示レズ部
62,63と、この表示レズ部62,63の裏側で入賞
ケース48側に設けられたセグメント式、その他の表示
素子64,65とを備えている。表示レンズ部62,6
3、表示素子64,65は基板66に装着され、その基
板66は入賞ケース48の下側の取り付け板59に前側
から着脱自在に固定されている。
【0021】エラー情報表示手段20は、予め定められ
た複数種類のエラー判定項目のエラーが発生した場合
に、そのエラー判定項目に基づいて表示素子64により
エラーの識別情報(例えばエラー識別番号)で表示する
ようになっている。
【0022】得点表示手段21は、ゲーム中に獲得した
得点を表示するためのもので、入賞表示手段19の隣り
合う4個の表示部55が特定表示となる等、特定表示状
態の表示部55が特定の組み合わせとなって入賞役が成
立した場合に、その特定の組み合わせの種類、例えば入
賞役の成立の難易度に応じて付与される得点を数字で表
示するようになっている。
【0023】なお、入賞表示手段19の表示レンズ部5
6又はその上側近傍には、各入賞口49に対応して左右
方向の一端側から他端側へと連続する番号1〜16等の
符号が付されている。また入賞口手段18の上側近傍に
は、入賞口49によって遊技球が入賞し易い箇所と入賞
し難い箇所とができるように、多数の遊技釘が設けられ
ている。入賞表示手段19、エラー情報表示手段20、
得点表示手段21は、カバー50に設けても良いし、入
賞ケース48に設けても良い。
【0024】遊技図柄表示手段22は、1個又は複数
個、例えば3個の遊技図柄22a〜22cを変動表示す
るためのものである。遊技図柄22a〜22cには、数
字図柄、アルファベット図柄、キャラクター、その他の
図柄を使用可能であり、この実施形態では0〜9までの
10種類の数字図柄が使用されている。そして、各遊技
図柄22a〜22cは、始動手段25が遊技球を検出す
ることを条件に、その10種類の数字図柄の中で順次ス
クロール等により変動するようになっている。
【0025】特別入賞手段23は、図6〜図8に示すよ
うに、後部側が嵌合孔81に嵌合して遊技盤4の前側に
着脱自在に装着された特別入賞ケース70と、遊技盤4
の前側で特別入賞ケース70の上側に開口し且つ所定条
件で遊技球が入賞可能に開放される特別入賞口71と、
特別入賞口71を開閉し且つ開放状態のときに特別入賞
口71に入賞した遊技球を停留させる開閉停留手段72
と、特別入賞ケース70の下部で遊技盤4の裏側に開口
し且つ特別入賞口71に入賞した遊技球を遊技盤4の裏
側へと排出する通常排出口73及び特別排出口74と、
特別入賞口71の開口側近傍で特別入賞ケース70に設
けられ且つ特別入賞口71への遊技球の入賞を検出する
特別入賞検出スイッチ75と、通常排出口73からの遊
技球の排出を検出する通常排出検出スイッチ76と、特
別排出口74からの遊技球の排出を検出する特別排出検
出スイッチ77と、特別入賞口71から入賞した遊技球
を通常排出口73及び特別排出口74の何れかに振り分
ける振り分け手段78とを備えている。
【0026】そして、この特別入賞手段23は、例えば
遊技図柄表示手段22の変動後の遊技図柄22a〜22
cが特定態様(全てが「7・7・7」等のように同種図
柄となる等の特定図柄の組み合わせ)となったときに、
当該単位ゲーム及び次の単位ゲームにおいて遊技球が1
個入賞するまで開閉停留手段72が特別入賞口71を開
放し、また特別入賞口71から入賞した遊技球を振り分
け手段78により通常排出口73と特別排出口74との
何れかに振り分けるようになっている。なお、遊技図柄
が1個の場合には、変動後の1個の遊技図柄が特定図柄
となることにより特定態様となる。
【0027】特別入賞ケース70は、遊技盤4の前面に
着脱自在に装着された中間ケース体79と、この中間ケ
ース体79の前側に装着された前ケース体80と、中間
ケース体79の裏側に装着され且つ遊技盤4の嵌合孔8
1に前側から着脱自在に嵌合する裏ケース体82とを備
えている。特別入賞口71は中間ケース体79と前ケー
ス体80との間に上向きに開口するように上下方向に設
けられ、下端が振り分け手段78の振り分け室83の上
側に連通している。特別入賞検出スイッチ75は、通過
孔75aが特別入賞口71と一致するように、特別入賞
口71の上部側に前後方向に配置され、中間ケース体7
9の裏側から挿脱自在に挿入されている。
【0028】開閉停留手段72は、特別入賞検出スイッ
チ75の上側で特別入賞口71に対して裏側から出退し
て特別入賞口71を開閉する開閉体84と、特別入賞検
出スイッチ75の下側で特別入賞口71に対して裏側か
ら出退して突出状態のときに特別入賞検出スイッチ75
の通過孔75a内に遊技球を停留させる停留体85と、
特別入賞検出スイッチ75の左右両側から上下両側に跨
がって形成され且つ開閉体84及び停留体85を一体に
支持する支持体86と、支持体86を中間ケース体79
に対して左右方向の軸心廻りに回動自在に枢支する左右
一対の枢軸87と、支持体86を枢軸87廻りに往復駆
動するソレノイド等の開閉駆動手段88とを備えてい
る。
【0029】開閉駆動手段88は取り付け板89等を介
して裏ケース体82側に固定されると共に、上下方向に
移動可能な連動アーム90を有し、その連動アーム90
の先端が一方の枢軸87の近傍の係合ピン91に係合し
ている。開閉体84と停留体85は、特別入賞検出スイ
ッチ75の上下両側にあり、開閉駆動手段88の駆動に
より特別入賞口71に対して逆方向に出退可能である。
【0030】通常排出口73及び特別排出口74は、振
り分け室83の裏側に連通して中間ケース体79の裏側
に左右に設けられ、振り分け手段78からの遊技球を遊
技盤4の裏側に誘導して落下させるように樋状に構成さ
れている。通常排出検出スイッチ76及び特別排出検出
スイッチ77は、通常排出口73及び特別排出口74の
縦通路部分を通過する遊技球を検出するように、中間ケ
ース体79等に対して裏側から挿脱自在に挿入されてい
る。
【0031】振り分け手段78は、振り分け室83内に
配置された回転体92と、回転体92から裏側に突出し
且つ回転体92を前後方向の軸心廻りに回転自在に支持
する回転軸93と、回転軸93を介して回転体92を駆
動するステッピングモータ等の回転駆動手段94とを備
えている。回転体92には特別入賞口71からの遊技球
を下側から受ける受け部95が外周側に略同心状に形成
されると共に、特別入賞口71からの遊技球を受け入れ
て保持し且つ回転体92の回転により通常排出口73、
特別排出口74へと案内する保持凹部96,97が周方
向に略等間隔をおいて複数個(例えば3個)形成されて
いる。保持凹部96,97は、2個の保持凹部96が通
常排出口73へ、1個の保持凹部97が特別排出口74
へと夫々遊技球を案内するように異なる形状になってい
る。回転駆動手段94は裏ケース体82に取り付けられ
ている。
【0032】増加入賞手段24は、遊技球が入賞したと
きに入賞役の成立による賞球の払い出し個数(又は得
点)を増加させるためのもので、図9〜図11に示すよ
うに構成されている。即ち、この増加入賞手段24は、
後部側が嵌合孔107に嵌合して遊技盤4の前側に着脱
自在に装着された増加入賞ケース100と、遊技盤4の
前側で増加入賞ケース100の上側に開口し且つ所定条
件で遊技球が入賞可能に開放される増加入賞口101
と、増加入賞口101を開閉し且つ開放状態のときに増
加入賞口101に入賞した遊技球を停留させる開閉停留
手段102と、増加入賞ケース100の下部で遊技盤4
の裏側に開口し且つ増加入賞口101に入賞した遊技球
を遊技盤4の裏側へと排出する排出口103と、増加入
賞口101の開口側近傍で増加入賞ケース100に設け
られ且つ増加入賞口101への遊技球の入賞を検出する
増加入賞検出スイッチ104とを備えている。
【0033】そして、この増加入賞手段24は、例えば
後述の特別遊技状態が発生した場合に作動手段26,2
7が遊技球を検出することを条件に、増加入賞口101
に遊技球が1個入賞するまで開閉停留手段102が増加
入賞口101を開放し、増加入賞検出スイッチ104が
遊技球の入賞を検出したときに、当該ゲームでの入賞役
による賞球の払い出し個数(又は得点)を増加(例えば
2倍)させるようになっている。
【0034】増加入賞ケース100は、遊技盤4の前面
に着脱自在に装着された中間ケース体105と、この中
間ケース体105の前側に装着された前ケース体106
と、中間ケース体105の裏側に装着され且つ遊技盤4
の嵌合孔107に前側から着脱自在に嵌合する裏ケース
体108とを備えている。増加入賞口101は中間ケー
ス体105と前ケース体106との間に上向きに開口す
るように上下方向に設けられ、下側が中間ケース体10
5の開口を介してその裏側の排出口103に連通してい
る。増加入賞検出スイッチ104は、通過孔104aが
増加入賞口101と一致するように、増加入賞口101
の上部側に前後方向に配置され、中間ケース体105の
裏側から挿脱自在に挿入されている。
【0035】開閉停留手段102は、増加入賞検出スイ
ッチ104の上側で増加入賞口101に対して裏側から
出退して増加入賞口101を開閉する開閉体109と、
増加入賞検出スイッチ104の下側で増加入賞口101
に対して裏側から出退して突出状態のときに増加入賞検
出スイッチ104の通過孔104a内で遊技球を停留さ
せる停留体110と、増加入賞検出スイッチ104の左
右両側から上下両側に跨がって形成され且つ開閉体10
9及び停留体110を一体に支持する支持体111と、
支持体111を中間ケース体105に対して左右方向の
軸心廻りに回動自在に枢支する左右一対の枢軸112
と、支持体111を枢軸112廻りに往復駆動するソレ
ノイド等の開閉駆動手段113とを備えている。
【0036】開閉駆動手段113は取り付け板114等
を介して裏ケース体108側に固定されると共に、上下
方向に移動可能な連動アーム115を有し、その連動ア
ーム115の先端が一方の枢軸112の近傍の係合ピン
116に係合している。開閉体109と停留体110
は、増加入賞検出スイッチ104の上下両側にあり、開
閉駆動手段113の駆動により増加入賞口101に対し
て逆方向に出退可能である。排出口103は裏ケース体
108に形成され、増加入賞口101からの遊技球を遊
技盤4の裏側に誘導して落下させるように樋状に構成さ
れている。
【0037】なお、特別入賞手段23、増加入賞手段2
4、普通入賞手段28,29は、遊技盤4の前側で入賞
した遊技球を遊技盤4の裏側に誘導するように構成さ
れ、これらに遊技球が入賞したときに、それに対応する
1個又は複数個の入賞口49への遊技球の入賞と同等に
取り扱われるようになっている。
【0038】図12はアレンジボール機の制御系のブロ
ック図である。この制御系は、図12に示すように基板
の単機能化を図るべく複数種類の制御機能別に分けら
れ、その各制御機能別に主制御基板31、音声制御基板
32、ランプ制御基板34、払い出し制御基板40、図
柄制御基板118、発射制御基板119に分けて装着さ
れている。図柄制御基板118は遊技図柄表示手段22
の裏側等に、発射制御基板119は発射手段9の裏側等
に夫々設けられている。
【0039】なお、後述のように主制御基板31は、乱
数抽選の抽選結果に応じて遊技者に有利な第1遊技状態
と不利な第2遊技状態とを選択可能である。音声制御基
板32、ランプ制御基板34、払い出し制御基板40、
図柄制御基板118は、主制御基板31に対して副制御
基板を構成し、主制御基板31から一方向通信により送
信される制御コマンドに基づいて、主制御基板31で選
択された第1遊技状態又は第2遊技状態の遊技内容に応
じて所要手段を制御するようになっている。
【0040】主制御基板31は、主として遊技盤4側の
遊技動作の制御を行うためのものであり、この主制御基
板31には入賞処理手段120、乱数発生手段121、
遊技状態判定手段122、特別遊技状態発生手段12
3、得点付与手段124、エラー判定手段125、ゲー
ム更新手段126、制御コマンド送信手段127等を備
えている。なお、各手段120〜127はCPU、RO
M、RAM等の電子部品により構成されている。
【0041】入賞処理手段120は、入賞口手段18の
入賞口49等に遊技球が入賞したときに入賞検出スイッ
チ52等からの入賞信号に基づいて所定の入賞処理を行
い、遊技球の入賞が確定する毎に各入賞口49に対応す
る入賞表示手段19の表示部55の表示を特定表示に変
化させるためのものである。
【0042】乱数発生手段121は、遊技状態決定用乱
数、その他の所定の乱数を繰り返し発生するようになっ
ている。遊技状態判定手段122は、乱数発生手段12
1からの抽選乱数値に基づいて遊技者に有利な特別遊技
状態(第1遊技状態)と不利な非特別遊技状態(第2遊
技状態)との何れにするかを択一的に選択し判定するた
めのもので、始動手段25が遊技球を検出することを条
件に乱数発生手段121の遊技状態決定用乱数の発生乱
数値を抽選して、その抽選乱数値が特別遊技判定乱数値
のときに特別遊技状態とする旨を判定するようになって
いる。なお、遊技状態判定手段122が特別遊技状態と
判定したときには、遊技図柄表示手段22の変動後の遊
技図柄22a〜22cが「7・7・7」等の特定態様で
停止した後に、特別入賞手段23の開閉停留手段72が
特別入賞口71を開放するようになっている。
【0043】特別遊技状態発生手段123は、特別入賞
手段23に入賞した遊技球が振り分け手段78により特
別排出口74へと振り分けられて、その特別排出口74
の特別排出検出スイッチ77が遊技球を検出したとき
に、その検出を条件に遊技者に有利な特別遊技状態を発
生し、その後に最大所定ゲーム数(例えば14ゲーム等
の複数ゲーム)の結果が得られるまで特別遊技状態を継
続的に発生するようになっている。
【0044】特別遊技状態では作動手段26,27が有
効になり、この作動手段26,27に遊技球が入賞すれ
ば増加入賞手段24の開閉停留手段102が増加入賞口
101を開放して、この増加入賞手段24に入賞した遊
技球を増加入賞検出スイッチ104が検出することを条
件に、そのゲームで獲得した得点を増加させるようにな
っている。
【0045】得点付与手段124は、各単位ゲーム毎に
入賞役に応じて得点を付与するためのもので、入賞役の
成立に必要な数(例えば4個)以上の遊技球が何れかの
入賞口49に入賞したときに入賞役の成否の判定を行う
機能と、入賞役が成立したときにその難易度に応じて得
点を付与する機能と、特別遊技状態の発生中に増加入賞
手段24に遊技球が入賞したときに当該ゲームでの得点
を2倍に増加させる機能等を備えている。なお、単位ゲ
ーム当たりの得点は、最高で10点までである。
【0046】エラー判定手段125は、予め定められた
複数種類のエラー判定項目に基づいてエラー判定を行う
ためのもので、エラーと判定した場合にその識別情報を
エラー情報表示手段20に表示させるようになってい
る。このエラー判定手段125は、図13に示すよう
に、入賞エラー判定部128、払い出しエラー判定部1
29、排出エラー判定部130、下皿満杯エラー判定部
131、球切れエラー判定部132、球片切れエラー判
定部133、払い出し超過エラー判定部134とを有す
る。
【0047】入賞エラー判定部128は、発射検出スイ
ッチ16等が遊技領域15への所定数の遊技球の発射を
検出したにも拘らず、遊技領域15内の遊技釘等に遊技
球が引っ掛かる等によって、所定時間内に入賞口手段1
8の入賞検出スイッチ52等が所定数の遊技球の入賞を
検出しない場合に入賞エラーと判定するようになってい
る。なお、所定数の遊技球は、発射手段9により遊技領
域15へと打ち込まれた遊技球の実発射個数である。
【0048】払い出しエラー判定部129は、後述の払
い出し制御コマンドに基づいて払い出し手段37が作動
したにも拘らず、払い出し手段37内での遊技球の詰ま
り等によって、所定時間内に払い出し手段37の払い出
し検出スイッチ45が所定の払い出し数の遊技球を検出
しない場合に払い出しエラーと判定するようになってい
る。
【0049】排出エラー判定部130は、特別入賞手段
23の特別入賞口71に遊技球が入賞して特別入賞検出
スイッチ75がその入賞を検出したにも拘らず、振り分
け手段78での遊技球の詰まり等によって、所定時間内
に通常排出検出スイッチ76又は特別排出検出スイッチ
77がその遊技球の排出を検出しない場合に排出エラー
と判定するようになっている。
【0050】下皿満杯エラー判定部131は、下皿8の
満杯検出スイッチ46が遊技球の満杯を検出した場合に
下皿満杯エラーと判定するようになっている。球切れエ
ラー判定部132は、遊技球タンク36の球切れ検出ス
イッチ41が球切れを検出した場合に球切れエラーと判
定するようになっている。球片切れエラー判定部133
は、タンクレール38での球詰まり等によって、払い出
し手段37の払い出し部43の上側の何れかの球片切れ
検出スイッチ44が球切れを検出した場合に球片切れエ
ラーと判定するようになっている。
【0051】払い出し超過エラー判定部134は、払い
出し手段37が払い出し制御コマンドの払い出し要求以
上の遊技球を払い出して、払い出し検出スイッチ45が
所定数以上の遊技球を検出した場合に払い出し超過エラ
ーと判定するようになっている。
【0052】複数種類のエラー判定項目の中には、入賞
エラー、払い出しエラー及び排出エラーの単位ゲームの
結果に影響するエラーと、これら以外の単位ゲームの結
果に影響しないエラーとがある。
【0053】ゲーム更新手段126は、ゲーム終了手段
135とゲーム開始手段136とを含み、各入賞検出ス
イッチ52が単位ゲーム中に所定数の遊技球の入賞を検
出することを条件に当該ゲームを更新するようになって
いる。ゲーム終了手段135は、入賞検出スイッチ52
が単位ゲーム中に所定数の遊技球の入賞を検出したとき
に、得点付与手段124の得点付与処理を待って当該ゲ
ームを終了して入賞表示手段19等の入賞表示を初期状
態に戻すようになっている。
【0054】またゲーム終了手段135は、単位ゲーム
の結果に影響する入賞エラー、払い出しエラー及び排出
エラーのエラー判定があった場合には作動せず、入賞エ
ラー、払い出しエラー及び排出エラーのエラー判定がな
い場合、及びエラー判定があっても、そのエラー判定が
それら以外の単位ゲームの結果に影響しない下皿満杯エ
ラー、球切れエラー、球片切れエラー、払い出し超過エ
ラーの場合には作動するようになっている。
【0055】なお、ゲーム開始手段136は、ゲーム終
了手段135によるゲームの終了後に所定の休止時間を
おいて次の単位ゲームを開始させるようになっている。
【0056】制御コマンド送信手段127は、各制御基
板32,34,40,118,119に制御コマンドを
一方向通信により送信するためのもので、遊技状態判定
手段122の判定結果に基づいて図柄制御基板118側
に遊技図柄制御コマンドを送信する機能、特別遊技状態
発生手段123の特別遊技状態の発生に基づいてランプ
制御基板34にランプ演出の演出制御コマンドを送信す
る機能、入賞処理手段120の入賞処理に基づいてラン
プ制御基板34側に入賞表示制御コマンドを送信する機
能、得点付与手段124の得点付与処理に基づいてラン
プ制御基板34側に得点表示制御コマンドを送信する機
能、得点付与手段124の得点付与処理に基づいて払い
出し制御基板40に賞球の払い出し制御コマンドを送信
する機能、ゲーム更新手段126のゲーム更新処理に基
づいてランプ制御基板34にゲーム更新制御コマンドを
送信し、発射制御基板119に発射制御コマンドを送信
する機能等を有する。
【0057】図柄制御基板118は、CPU、ROM、
RAM等により構成された遊技図柄表示制御手段137
を備えている。遊技図柄表示制御手段137は、遊技図
柄制御コマンドがあったときに、遊技状態判定手段12
2の判定結果に応じて遊技図柄表示手段22の遊技図柄
22a〜22cの変動制御を行うためのもので、始動手
段25の遊技球の検出により遊技図柄22a〜22cが
変動を開始し、遊技状態判定手段122の判定結果が特
別遊技判定のときに「7・7・7」等の特定態様で、非
特別遊技判定のときに非特定態様で夫々停止すべく、所
定時間変動後の遊技図柄22a〜22cを判定結果に基
づいて特定態様又は非特定態様で停止させるようになっ
ている。
【0058】ランプ制御基板34は、CPU、ROM、
RAM等により構成された演出表示制御手段138、入
賞表示制御手段139、得点表示制御手段140、エラ
ー情報表示制御手段141等を備えている。なお、ラン
プ制御基板34には、得点表示手段21、エラー情報表
示手段20が電気的に接続されている。
【0059】演出表示制御手段138は、ランプ演出の
演出制御コマンドがあったときに、遊技盤4の各演出表
示ランプ33を点滅制御するためのものである。得点表
示制御手段140は、得点表示手段21の得点の表示制
御を行うためのもので、得点表示制御コマンドがあった
ときに、得点表示手段21にそのコマンドに応じた得点
を表示させるようになっている。
【0060】入賞表示制御手段139は、入賞表示手段
19の表示部55の表示を制御するためのもので、遊技
球が何れかの入賞口49に入賞して入賞表示制御コマン
ドがあったときに、その入賞口49に対応する入賞表示
手段19の表示部55に特定表示を表示させると共に、
ゲーム更新コマンドがあったときに、入賞表示手段19
の表示部55の特定表示を初期状態に戻すようになって
いる。
【0061】エラー情報表示制御手段141は、エラー
判定手段125の判定結果に基づいてエラー情報表示手
段20にエラーの識別情報を表示させるためのもので、
複数種類のエラー判定項目の内、単位ゲームの結果に影
響するエラーと単位ゲームの結果に影響しないエラーと
に分けて、その一部の複数種類のエラー判定項目(又は
一種類のエラー判定項目)を一単位として、そのエラー
の識別情報をエラー情報表示手段20に表示させるよう
になっている。
【0062】例えば、図14に示すように7種類のエラ
ー判定項目の内、単位ゲームの結果に影響する入賞エラ
ー、払い出しエラー及び排出エラーのエラー判定の場合
に識別番号「1」の識別情報を、また単位ゲームの結果
に影響しない下皿満杯エラー及び球切れエラーのエラー
判定の場合に識別番号「2」の識別情報を、同じく結果
に影響しない球片切れエラー及び払い出し超過エラーの
エラー判定の場合に識別番号「3」の識別情報を夫々エ
ラー情報表示手段20に表示させるようになっている。
【0063】なお、エラーが発生した場合には、エラー
判定手段125からその発生したエラーに基づくコマン
ドがエラー情報表示制御手段141に送信され、エラー
情報表示制御手段141がそのコマンドを記憶し、エラ
ー情報表示手段20にエラーの識別情報を表示させる。
またエラーが解除された場合には、エラー判定手段12
5からその解除されたエラーに基づくコマンドがエラー
情報表示制御手段141に送信され、エラー情報表示制
御手段141がエラー情報表示手段20に表示されてい
るエラーの識別情報をリセットする。複数種類のエラー
が同時に発生した場合には、エラー情報表示制御手段1
41で表示すべきエラーの識別情報の優先順位を判断し
て、単位ゲームの結果に影響するエラーの識別情報を優
先的に表示する。
【0064】払い出し制御基板40は、主制御基板31
側から払い出し制御コマンドがあったときに払い出し手
段37を作動させて、所定数の遊技球を払い出させるよ
うになっている。発射制御基板119は、単位ゲーム毎
に所定の休止時間をおいて発射手段9の発射制御を行う
ためのもので、遊技者が発射ハンドル10を操作するこ
と等を条件に発射制御コマンドがあったときに発射手段
9を作動させて、その発射手段9が単位ゲーム毎に所定
数(例えば16個)の遊技球を遊技領域15へと打ち込
むまでその作動を継続させるようになっている。
【0065】次に上記構成のアレンジボール機における
動作を説明する。ゲームに際して遊技者が発射ハンドル
10を操作すると、発射制御基板119の制御により発
射手段9が作動して、上皿7から発射レール11上に順
次供給される遊技球を打撃してガイドレール17を経て
遊技領域15へと打ち込んで行く。なお、発射手段9
は、各単位ゲーム毎に遊技領域15へと所定数の遊技球
を打ち込む。
【0066】遊技領域15に打ち込まれた遊技球は、入
賞口手段18の何れかの入賞口49に入賞するか、又は
普通入賞手段28,29等に入賞してから、遊技盤4の
裏側へと案内されて行く。遊技球が順次入賞口49に入
賞すると、その入賞検出スイッチ52がその遊技球を検
出して入賞処理手段120が入賞処理を行い、入賞表示
制御手段139の制御により、各遊技球が入賞口49に
入賞する毎にそれに対応する表示部55が順次遊技球の
入賞を表示する。
【0067】例えば、入賞口手段18の入賞口49の
内、1番目から4番目までの入賞口49に遊技球が入賞
すると、入賞表示手段19の1番目から4番目までの4
個の表示部55が特定表示に変化して入賞役が成立す
る。そして、4個目の遊技球が入賞した時点で得点付与
手段124が入賞役の成立を判定し、入賞役が成立して
おれば所定の得点を付与する。
【0068】一方、得点付与手段124により得点が付
与されると、得点表示制御手段140の制御により得点
表示手段21が「1点」等の得点を表示すると共に、払
い出し制御基板40の制御により払い出し手段37が作
動して、その入賞役に応じて賞球を上皿7へと払い出
す。
【0069】始動手段25に遊技球が入賞すると、遊技
状態判定手段122が乱数発生手段121の発生乱数値
を抽選して、その抽選乱数値から特別遊技状態とするか
否かを判定し、その判定結果に基づいて遊技図柄表示制
御手段137の制御により遊技図柄表示手段22の遊技
図柄22a〜22cが変動を開始する。遊技図柄22a
〜22cは、変動開始から所定時間経過した後、遊技状
態判定手段122の判定結果に基づいて、その判定結果
が特別遊技判定のときに特定態様となり、非特別遊技判
定のときに非特定態様となるように、遊技図柄表示制御
手段137の制御により所定時間変動して、所定種類の
特定態様又は非特定態様で停止する。
【0070】特別入賞手段23は通常、図7に示すよう
に開閉停留手段72の開閉体が突出して特別入賞口71
を閉じた状態にある。そして、遊技図柄22a〜22c
が特定態様で停止し確定すると、特別入賞手段23の開
閉駆動手段88が連動アーム90を介して開閉体84を
a矢示方向へと回動させる。これによって図8に示すよ
うに開閉体84が後退して特別入賞口71を開放し、上
方から落下する遊技球が特別入賞口71に入賞可能な状
態になる。また停留体85が開閉体84と逆方向に回動
して特別入賞検出スイッチ75の通過孔75a側に突出
し、特別入賞検出スイッチ75の通過孔75a内で遊技
球を停留可能な状態になる。
【0071】このため特別入賞口71に落下する遊技球
があれば、その遊技球は特別入賞口71へと入賞し、特
別入賞検出スイッチ75の通過孔75aに嵌合した状態
で一旦停留されるので、特別入賞検出スイッチ75によ
り遊技球を確実に検出できる。そして、特別入賞検出ス
イッチ75が遊技球を検出すると、入賞表示手段19の
特定の複数個の表示部55が入賞を表示する。
【0072】特別入賞検出スイッチ75が遊技球を検出
すると、開閉駆動手段88により開閉体84が反a矢示
方向に回動して特別入賞口71を閉じると共に、停留体
85が後退して遊技球の停留を解除し、その遊技球が振
り分け手段78側へと落下する。振り分け手段78で
は、常時、回転体92がb矢示方向に回転しており、こ
の回転体92の回転により1/3の可能性で遊技球を特
別排出口74へと振り分ける。
【0073】即ち、特別入賞口71から落下した遊技球
は、回転体92の外周側の何れかの受け部95上で受け
られるか、又は保持凹部96,97に入る。例えば保持
凹部97の回転方向前側の受け部95で遊技球を受けた
場合には、回転体92が特別入賞口71側まで回転した
ときに遊技球が保持凹部97に入り、回転体92の回転
によりb矢示方向へと送られる。そして、保持凹部97
が特別排出口74に対応したときに、その保持凹部97
内の遊技球が特別排出口74へと案内され、この特別排
出口74を経て遊技盤4の裏側へと誘導されて排出され
る。また特別排出口74を通過する間に特別排出検出ス
イッチ77が、その遊技球の排出を検出する。
【0074】また特別排出検出スイッチ77が遊技球を
検出すると、特別遊技状態発生手段123が働いて所定
ゲーム数に亘って継続的に特別遊技状態が発生する。こ
の特別遊技状態の発生中は作動手段26,27が有効に
なり、この作動手段26,27に遊技球が入賞すれば、
増加入賞手段24の開閉停留手段102が増加入賞口1
01を開放する。このとき増加入賞手段24の開閉停留
手段102は、特別入賞手段23の開閉停留手段72と
同様に作動する。
【0075】増加入賞口101に遊技球が入賞すると、
停留体110が増加入賞検出スイッチ104の通過孔1
04aに嵌合した状態で遊技球を停留させた後、その停
留を解除する。これによって遊技球は、排出口103を
経て遊技盤4の裏側へと誘導されて排出されて行く。ま
た増加入賞検出スイッチ104の遊技球の検出によっ
て、得点付与手段124が当該ゲーム中に獲得した得点
を2倍に増加させる処理を行い、得点表示手段21の得
点が2倍になり、払い出し手段37が賞球を払い出す。
【0076】発射手段9が各単位ゲーム毎に所定数の1
6個の遊技球を遊技領域15へと発射し、その遊技球が
遊技領域15内で入賞口手段18の入賞口49等に16
個入賞すれば、払い出し手段37の払い出し動作の終了
等の他の条件を充足したときにゲーム更新手段126が
作動して、そのゲーム終了手段135が当該ゲームの終
了処理を行い、また所定の休止時間をおいてゲーム開始
手段136が次の単位ゲームを開始可能にする。
【0077】単位ゲーム中にエラーが発生した場合に
は、エラー判定手段125がエラー判定項目に基づいて
エラー判定を行い、そのエラーの識別情報をエラー情報
表示手段20が数字等で表示する。例えば遊技領域15
内で遊技釘等に遊技球が引っ掛かった場合には、発射手
段9が遊技領域15へと所定数の遊技球を発射したにも
拘らず、所定時間内に入賞口手段18の入賞検出スイッ
チ52等が所定数の遊技球の入賞を検出しない。この場
合は所定数の遊技球の発射時点から所定時間が経過した
ときに、入賞エラー判定手段125が入賞エラーと判定
して、エラー情報表示手段20が識別番号「1」を表示
する。
【0078】また払い出し手段37の内部で球詰まり等
が発生した場合には、払い出し手段37が作動したにも
拘らず、払い出し検出スイッチ45が所定数の遊技球の
払い出しを検出しない。この場合は払い出し開始から所
定時間が経過した時点で払い出しエラー判定手段125
が払い出しエラーと判定して、エラー情報表示手段20
が識別番号「1」を表示する。
【0079】更に特別入賞手段23内の振り分け手段7
8等に球詰まり等が発生した場合には、特別入賞検出ス
イッチ75が遊技球の入賞を検出したにも拘らず、通常
排出検出スイッチ76又は特別排出検出スイッチ77が
その遊技球の排出を検出しない。この場合は特別入賞検
出スイッチ75が遊技球を検出した時点から所定時間が
経過したときに、排出エラー判定部130が排出エラー
と判定して、エラー情報表示手段20が識別番号「1」
を表示する。
【0080】また下皿8内の遊技球が満杯状態の場合に
は、下皿満杯検出スイッチ46が満杯状態を検出して、
下皿満杯エラー判定部131が下皿満杯エラーと判定
し、エラー情報表示手段20が識別番号「2」を表示す
る。
【0081】なお、球切れエラー、球片切エラー、払い
出し超過エラーが発生した場合にも、同様にしてエラー
判定を行い、そのエラーの識別情報を識別番号「2」又
は「3」で表示する。下皿満杯エラー、球切れエラーの
場合には、払い出し手段37が遊技球の払い出しを停止
する。
【0082】このようにエラー判定手段125がエラー
と判定した場合に、そのエラーの識別情報をエラー情報
表示手段20に表示することにより、エラー判定項目が
多種類ある場合でも、エラー情報表示手段20の識別情
報を見れば、その識別情報からエラー判定項目を容易に
確認し把握できる。従って、従来に比較してエラー情報
表示手段20の配置が容易であり、しかもそのエラー情
報表示手段20によってエラーを容易に識別できる。
【0083】またゲーム終了手段135が終了処理を行
う前に、ゲーム結果に影響する入賞エラー、払い出しエ
ラー、排出エラーが発生した場合には、ゲーム終了手段
135が作動せず、そのエラーを解消しない限り当該ゲ
ームが終了しない。このためエラー発生後のゲームの終
了、更新等により、遊技者が不測の不利益を被るような
ことを防止できる。
【0084】エラーが発生した場合には、次のようにし
てそのエラーを解除する。そして、正常に復帰すれば、
エラー情報表示手段20の識別情報が消える。例えば入
賞エラーの場合には、途中に引っ掛かった遊技球を取り
除き、不足分の遊技球を入賞口49に入れる。払い出し
エラーの場合には、再度払い出し手段37を作動させて
所定数の遊技球を払い出させる。
【0085】排出エラーの場合には、特別入賞手段23
内の遊技球を取り除き、通常排出口73又は特別排出口
74を経て遊技球を排出させる。下皿満杯エラーの場合
には、下皿8内の遊技球を抜き取る。球切れエラー、球
片切れエラーの場合には、遊技球を補給し、又は遊技球
タンク36、タンクレール38内での遊技球の詰まりを
解消する。払い出し超過エラーの場合には、RAMの記
憶情報をクリアして電源を再投入する。
【0086】図15は本発明の第2の実施形態を例示す
る。この実施形態では、カバー50側に1個の情報表示
手段143が配置されている。この情報表示手段143
は、エラー表示と得点表示とを兼用し、通常は得点付与
手段124により得点が付与されたときに得点を表示
し、エラーが発生してエラー判定手段125がエラー判
定を行った場合に、そのエラーの識別情報を識別番号等
により表示する。なお、情報表示手段143は、第1の
実施形態と同様にセグメント表示手段等により構成され
ている。このように1個の情報表示手段143により得
点とエラーの識別情報とを切り替え表示するようにして
も良い。この場合には、情報表示手段143が1個で良
いので、更に簡単にできる。
【0087】図16は本発明の第3の実施形態を例示す
る。この実施形態では、遊技領域15の略中央部等の所
定箇所に液晶表示式等の遊技情報表示手段144を設
け、その表示領域145に遊技図柄表示手段22、入賞
表示手段19、エラー情報表示手段20及び得点表示手
段21を区分して、又は切り替え表示可能に設けてい
る。
【0088】エラー情報表示手段20は、エラーが発生
したときに出現して、そのエラーの識別情報を識別番号
等により表示するようになっている。入賞表示手段19
は縦横に4個の表示部55が配置されている。このよう
に1個の遊技情報表示手段144で遊技図柄表示手段2
2、入賞表示手段19、エラー情報表示手段20及び得
点表示手段21を兼用するようにしても良い。
【0089】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、各実施形態に限定されるものではなく、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例
えば、実施形態ではエラー判定項目として入賞エラー、
払い出しエラー、排出エラー、下皿満杯エラー、球切れ
エラー、球片切れエラー、払い出し超過エラーを例示し
ているが、この全てのエラーを対象とする必要はなく、
その一部のエラーでも良いし、またその一部のエラーに
他のエラーを加えても良い。
【0090】エラーの識別情報を表示する情報表示手段
は、専用のものでも良いし、得点表示用、その他の表示
用のものと兼用するようにしても良い。またエラー情報
表示手段20、得点表示手段21は、入賞口手段18を
前側から覆うカバー50側に配置する必要はなく、遊技
盤4の遊技領域15の外周近傍に設けるか、又はガラス
扉5側に設けることも可能である。エラー情報表示手段
20で表示するエラーの識別情報の優先順位は、エラー
判定手段125で判断し、そのコマンドをエラー情報表
示制御手段141に送信するようにしても良い。
【0091】得点表示手段21、エラー情報表示手段2
0を遊技図柄表示手段22と別に設ける場合には、得点
表示手段21、エラー情報表示手段20はランプ制御基
板34に接続することが望ましいが、遊技情報表示手段
144を遊技図柄表示手段22、得点表示手段21、エ
ラー情報表示手段20に兼用する場合には、その得点表
示手段21、エラー情報表示手段20等は、主として遊
技図柄22a〜22cの制御を行う図柄制御基板118
に接続されることになる。
【0092】特別入賞手段23は、実施形態に例示のよ
うに開閉停留手段72が特別入賞口71を開閉する他、
停留機能のないものでも良い。従って、特別入賞口71
を開閉する開閉手段があれば十分である。また特別入賞
口71に入賞した遊技球が特別排出口74を2個以上通
過すれば、特別遊技状態発生手段123が一旦発生させ
た特別遊技状態を無効にするようになっている場合に
は、特別入賞手段23は実施形態に例示するように1回
の開閉動作で遊技球が1個入賞するように構成すること
が望ましい。なお、開閉手段は、遊技球の入賞を1個に
制限する機能を備えたものであれば、左右一対の開閉体
を前後方向の軸心廻りに開閉させるような構造でも良
い。
【0093】特別入賞手段23の排出口は、実施形態で
は通常排出口73と特別排出口74との2個になってい
るが、1個でも良いし、3個以上でも良い。要するに排
出口は単数、複数の何れでも良い。また排出検出スイッ
チ76,77は、遊技球の詰まり等の原因となる箇所の
下流側に設けることが望ましいが、遊技球の詰まり等の
原因となる箇所が下流側になければ、排出口73,74
の通路方向の上流側に配置しても良い。振り分け手段7
8を設ける場合には、他の構造の振り分け方式を採用し
ても良い。
【0094】下皿満杯検出スイッチ46、球切れ検出ス
イッチ41、球片切れ検出スイッチ44は、接触式、非
接触式の何れでも良い。また他の入賞検出スイッチ5
2、特別入賞検出スイッチ75、排出検出スイッチ7
6,77等も、接触式、非接触式の何れでも良い。
【0095】更に実施形態では、アレンジボール機につ
いて例示しているが、アレンジボール機の他、雀球遊技
機等の各種の組み合わせ遊技機でも同様に実施できるこ
とはいうまでもない。また組み合わせ遊技機は、上皿7
等の発射用貯留皿に貯留された遊技球を順次発射する形
式の他、メダルを投入してゲームを開始可能にするメダ
ル投入式、発射手段9と遊技盤4側との間で遊技球を循
環させる循環式等でも良い。払い出し手段37は、遊技
媒体としての遊技球を払い出すようにしても良いし、メ
ダル等を払い出すようにしても良い。
【0096】
【発明の効果】本発明では、遊技領域15に複数個の入
賞口49が配置された遊技盤4と、遊技領域15に単位
ゲーム毎に所定数の遊技球を順次発射する発射手段9
と、各入賞口49に対応する複数個の表示部55を含み
且つ入賞口49に遊技球が入賞した場合に該入賞口49
に対応する表示部55が遊技球の入賞前と異なる特定表
示に変化する入賞表示手段19と、該特定表示状態の表
示部55が特定の組み合わせとなった場合に、該特定の
組み合わせの種類に応じて所定数の遊技媒体を払い出す
払い出し手段37とを備えた組み合わせ遊技機におい
て、所定条件で開放される特定入賞口49と、該特定入
賞口49に入賞した遊技球を遊技盤4の裏側へ排出する
排出口73,74とを有する特別入賞手段23を備え、
該特別入賞手段23に、特定入賞口49への遊技球の入
賞を検出する入賞検出スイッチ52と、排出口73,7
4からの遊技球の排出を検出する排出検出スイッチ7
6,77とを設けているで、特別入賞手段23内での球
詰まり等のエラーを容易に確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール
機の正面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール
機の背面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図
である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す入賞口手段側の
一部破断正面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す入賞口手段側の
断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す特別入賞手段の
一部断面正面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示す特別入賞手段の
閉状態の断面図である。
【図8】本発明の第1の実施形態を示す特別入賞手段の
開状態の断面図である。
【図9】本発明の第1の実施形態を示す増加入賞手段の
一部断面正面図である。
【図10】本発明の第1の実施形態を示す増加入賞手段
の閉状態の断面図である。
【図11】本発明の第1の実施形態を示す増加入賞手段
の開状態の断面図である。
【図12】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロ
ック図である。
【図13】本発明の第1の実施形態を示すエラー判定手
段のブロック図である。
【図14】本発明の第1の実施形態を示すエラー識別情
報の説明図である。
【図15】本発明の第2の実施形態を示す遊技盤下部の
正面図である。
【図16】本発明の第3の実施形態を示す遊技情報表示
手段の正面図である。
【符号の説明】
4 遊技盤 9 発射手段 15 遊技領域 19 入賞表示手段 22 遊技図柄表示手段 22a〜22c 遊技図柄 23 特別入賞手段 25 始動手段 31 主制御基板 32 音声制御基板 34 ランプ制御基板 37 払い出し手段 40 払い出し制御基板 49 入賞口 52 入賞検出スイッチ 55 表示部 73 通常排出口 74 特別排出口 76 通常排出検出スイッチ 77 特別排出検出スイッチ 118 図柄制御基板 119 発射制御基板 123 特別遊技状態発生手段 125 エラー判定手段 135 ゲーム終了手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技領域(15)に複数個の入賞口(4
    9)が配置された遊技盤(4)と、前記遊技領域(1
    5)に単位ゲーム毎に所定数の遊技球を順次発射する発
    射手段(9)と、前記各入賞口(49)に対応する複数
    個の表示部(55)を含み且つ前記入賞口(49)に遊
    技球が入賞した場合に該入賞口(49)に対応する前記
    表示部(55)が遊技球の入賞前と異なる特定表示に変
    化する入賞表示手段(19)と、該特定表示状態の前記
    表示部(55)が特定の組み合わせとなった場合に、該
    特定の組み合わせの種類に応じて所定数の遊技媒体を払
    い出す払い出し手段(37)とを備えた組み合わせ遊技
    機において、所定条件で開放される特定入賞口(49)
    と、該特定入賞口(49)に入賞した遊技球を前記遊技
    盤(4)の裏側へ排出する排出口(73)(74)とを
    有する特別入賞手段(23)を備え、該特別入賞手段
    (23)に、前記特定入賞口(49)への遊技球の入賞
    を検出する入賞検出スイッチ(52)と、前記排出口
    (73)(74)からの遊技球の排出を検出する排出検
    出スイッチ(76)(77)とを設けたことを特徴とす
    る組み合わせ遊技機。
  2. 【請求項2】 前記特別入賞手段(23)には少なくと
    も通常排出口(73)と特別排出口(74)とがあり、
    前記特別排出口(74)を遊技球が通過することを条件
    に遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状
    態発生手段(123)を備えたことを特徴とする請求項
    1に記載の組み合わせ遊技機。
  3. 【請求項3】 前記特定入賞口(49)と前記排出口
    (73)(74)との間に、遊技球を前記通常排出口
    (73)と前記特別排出口(74)との何れかに振り分
    ける振り分け手段(78)を備えたことを特徴とする請
    求項1又は2に記載の組み合わせ遊技機。
  4. 【請求項4】 始動手段(25)が遊技球を検出するこ
    とを条件に1個又は複数個の遊技図柄(22a)〜(2
    2c)を変動表示する遊技図柄表示手段(22)を備
    え、該遊技図柄表示手段(22)の変動後の遊技図柄
    (22a)〜(22c)が予め定められた特定図柄又は
    特定図柄の組み合わせである場合に前記特定入賞口(4
    9)が開放するようにしたことを特徴とする請求項1〜
    3の何れかに記載の組み合わせ遊技機。
  5. 【請求項5】 前記入賞検出スイッチ(52)が遊技球
    を検出したにも拘らず所定時間内に前記排出検出スイッ
    チ(76)(77)が遊技球を検出しない場合に排出エ
    ラーと判定するエラー判定手段(125)を備えたこと
    を特徴とする請求項1〜4に記載の組み合わせ遊技機。
  6. 【請求項6】 前記所定数の遊技球が前記入賞口(4
    9)の何れかに入賞することを条件に当該単位ゲームを
    終了させるゲーム終了手段(135)を備え、該ゲーム
    終了手段(135)は前記エラー判定手段(125)が
    エラーと判定しない場合に作動するようにしたことを特
    徴とする請求項5に記載の組み合わせ遊技機。
  7. 【請求項7】 複数種類の制御機能別に複数個の制御基
    板(31)(32)(34)(40)(118)(11
    9)を備え、該複数個の制御基板(31)(32)(3
    4)(40)(118)(119)は、乱数抽選の結果
    に応じて遊技者に有利な第1状態と遊技者に不利な第2
    状態とに択一的に選択可能な主制御基板(31)と、該
    主制御基板(31)で選択された遊技内容に基づいて所
    要手段の制御を行う副制御基板(32)(34)(4
    0)(118)(119)とを備えたことを特徴とする
    請求項1〜6の何れかに記載の組み合わせ遊技機。
  8. 【請求項8】 前記主制御基板(31)から所定の前記
    副制御基板(32)(34)(40)(118)(11
    9)へと制御コマンドを一方向通信により送信するよう
    にしたことを特徴とする請求項7に記載の組み合わせ遊
    技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007175156A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Maruhon Ind Co Ltd パチンコ機
JP2008183202A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Fujishoji Co Ltd 弾球遊技機

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