JP2002314389A - 電流ドライバ出力保護回路 - Google Patents

電流ドライバ出力保護回路

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は電流ドライバ内部の電力損失増大に
対してより確実に電流ドライバを保護することが可能な
電流ドライバ出力保護回路を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 入力信号に対応する駆動電流を所定の負
荷に供給する電流ドライバ10に用いられる電流ドライ
バ出力保護回路であって、電流ドライバ10内部のパワ
ー素子11に印加される電圧に応じて変化する第1の信
号を検出する電圧検出手段18と、電流ドライバ10か
ら負荷に流れる電流に応じて変化する第2の信号を検出
する電流検出手段19と、前記第1の信号及び第2の信
号に基づいて異常の有無を表すアラーム信号を生成する
アラーム発生手段22とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力信号に対応す
る駆動電流を所定の負荷に供給する電流ドライバに用い
られる電流ドライバ出力保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電気モータ,ソレノイド,バッ
テリーのような負荷に対して電流を供給する場合には、
従来より図7に示すような電流ドライバ10を用い、電
流ドライバ10が出力する電流Ioを負荷に供給してい
る。電流ドライバ10は、リニアアンプであり、制御の
ために外部から入力される入力電圧Vinのレベルに比
例した電流Ioを出力する。電流ドライバ10内部の最
終出力には、出力トランジスタ11が設けられている。
【0003】ところで、例えば出力端子16,17の短
絡のような異常が発生すると出力電流Ioが過大にな
る。そして、電流ドライバ10内部の出力トランジスタ
11における電力損失が過大になると電流ドライバ10
が故障する可能性が高い。そこで、回路を保護するため
に、従来より図7に示すように電流ドライバ10の出力
にヒューズを接続し、出力電流Ioが過大になるとヒュ
ーズが回路を遮断するように構成する。
【0004】しかし、ヒューズは繰り返し使用できない
ので、メンテナンスフリーを必要とする環境ではヒュー
ズは保護回路として不向きである。そこで、ヒューズの
代わりにサーキットプロテクタあるいはポジスタが用い
られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電流ドライバ出力保護回路においては、保護回路の動作
に時間がかかるので、異常を検出してから短時間で回路
を保護する必要のある用途では問題がある。
【0006】また、次に説明するように、出力電流Io
が大幅に増大することなく電流ドライバ10の内部損失
が異常に増大する場合には、従来の電流ドライバ出力保
護回路では保護することができない。図7に示すような
回路においては、出力電流Ioと出力電圧Voとの関係
は図4のように表される。ここで、電流ドライバ10内
部の出力トランジスタ11にかかる電圧は(Vcc−I
o・RL)であり、出力トランジスタ11の電力損失
(内部損失)Wは次式で表される。
【0007】 すなわち、電力損失Wは出力電流Ioや負荷抵抗RLの
大きさに応じて変化する。例えば、図4においてハッチ
ングが施された各矩形の面積が電力損失Wに相当する。
つまり、出力端子16,17が短絡した場合や負荷抵抗
RLが小さくなった場合には電力損失Wは急激に増大す
る。
【0008】電力損失Wの変化、すなわちWの微分値
W’は次式で表される。 従って、(Io=(Vcc/2RL))の条件では微分値
W’が0になり、電力損失Wは極大値となる。また、
(Io<(Vcc/2RL))の条件では微分値W’が正
になり電力損失Wは出力電流Ioの増大に伴って上昇す
る。更に、(Io>(Vcc/2RL))の条件では、微
分値W’が負になり、電力損失Wは出力電流Ioの増大
に伴って減少する。
【0009】すなわち、出力電流Ioと電力損失(内部
損失)Wとの関係は図5のように表される。また、出力
電流Ioと電力損失Wとの関係は負荷抵抗RLの大きさ
に応じて大幅に変化する。図5に示すように、負荷抵抗
RLが小さくなったり短絡が生じたような場合には、出
力電流Ioが保護回路(ヒューズなど)の作動する電流
値Izに到達しなくても電力損失Wが非常に大きくなる
可能性があり、短絡などの異常に対して回路を保護する
ことができない。
【0010】また、トランジスタなどの半導体素子は短
い時間であれば比較的大きな電力損失に耐えることがで
きるが、電力損失の大きい状態が長く継続した場合に
は、素子の温度上昇によって破壊される可能性が高い。
本発明は、電流ドライバ内部の電力損失増大に対して、
より確実に電流ドライバを保護することが可能な電流ド
ライバ出力保護回路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の電流ドライバ
出力保護回路は、入力信号に対応する駆動電流を所定の
負荷に供給する電流ドライバに用いられる電流ドライバ
出力保護回路であって、電流ドライバ内部のパワー素子
に印加される電圧に応じて変化する第1の信号を検出す
る電圧検出手段と、電流ドライバから負荷に流れる電流
に応じて変化する第2の信号を検出する電流検出手段
と、前記第1の信号及び第2の信号に基づいて異常の有
無を表すアラーム信号を生成するアラーム発生手段とを
設けたことを特徴とする。
【0012】請求項1においては、前記第1の信号及び
第2の信号に基づいて電流ドライバ内部のパワー素子に
おける電力損失の大きさを調べるので、電力損失が異常
に上昇した場合にはアラーム信号を出力することができ
る。請求項2は、請求項1の電流ドライバ出力保護回路
において、前記アラーム発生手段に、前記第1の信号の
レベルと前記第2の信号のレベルとの掛け算を行う掛け
算手段を設けたことを特徴とする。
【0013】請求項2においては、掛け算手段を用いて
前記第1の信号のレベルと前記第2の信号のレベルとの
掛け算を行うので、電流ドライバ内部のパワー素子にお
ける電力損失の大きさ(前記第(1)式の右辺の内容)を
求めることができる。請求項3は、請求項1の電流ドラ
イバ出力保護回路において、電流ドライバから負荷に流
れる電流のレベルの逆数に比例する第2の信号、もしく
は電流ドライバから負荷に流れる電流のレベルを決定す
る入力信号レベルの逆数に比例する第2の信号を生成す
る逆数レベル生成手段を前記電流検出手段に設け、前記
第1の信号のレベルと前記第2の信号のレベルとを比較
する比較手段を前記アラーム発生手段に設けたことを特
徴とする。
【0014】電力損失Wが予め定めた閾値Kを超えたか
否かを調べる場合を想定する。前記第(1)式から次の関
係式が得られる。 (Vcc−Io・RL)Io>K (Vcc−Io・RL)>(K/Io) ・・・
(3) 請求項3においては、電流検出手段の検出する第2の信
号は電流の逆数(1/Io)に比例し、前記第(3)式の
右辺の内容に相当する。また、電圧検出手段の検出する
第1の信号は前記第(3)式の左辺の内容に相当する。
【0015】従って、前記アラーム発生手段に設けた比
較手段は、前記第(3)式の左辺と右辺とを比較すること
になり、電力損失Wが予め定めた閾値Kを超えたか否か
を調べることができる。請求項4は、請求項1の電流ド
ライバ出力保護回路において、前記電圧検出手段に、電
流ドライバの出力端に現れる第1の電圧を検出する出力
電圧検出手段と、電流ドライバに供給される電源の電圧
と前記第1の電圧との差分レベルを検出する差分レベル
検出手段とを設けたことを特徴とする。
【0016】請求項4においては、差分レベル検出手段
の検出する差分レベルとして、電流ドライバ内部のパワ
ー素子に印加される電圧を検出することができる。請求
項5は、請求項1の電流ドライバ出力保護回路におい
て、電流ドライバ内部のパワー素子における電力損失が
予め定めた閾値を超えている状態が所定時間以上継続し
た場合にアラーム信号を生成する時定数処理手段を前記
アラーム発生手段に設けたことを特徴とする。
【0017】請求項5においては、電力損失が閾値を超
えている時間が長い場合にのみアラーム信号を出力する
ことができる。従って、比較的小さい電力損失でも回路
や素子の温度上昇によって故障が生じる可能性が考えら
れる場合には、閾値を比較的小さく定めておけば、故障
が生じる時間が経過する前にアラーム信号を出力して回
路を保護することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の電
流ドライバ出力保護回路の1つの実施の形態について、
図1及び図6を参照して説明する。この形態は、請求項
1,請求項2及び請求項5に対応する。
【0019】図1はこの形態の電流ドライバ出力保護回
路を備えた電流ドライバユニットの構成を示す電気回路
図である。図6は電流ドライバ出力保護回路の動作を示
すタイムチャートである。この形態では、請求項1の電
圧検出手段,電流検出手段及びアラーム発生手段は、そ
れぞれ電圧検出器18,電流検出器19及びコンパレー
タ22に対応する。また、請求項2の掛け算手段は掛け
算回路21に対応する。請求項5の時定数処理手段は時
定数回路23及びコンパレータ24に対応する。
【0020】図1に示す電流ドライバユニットについて
説明する。この例では、負荷20に対して電流Ioを供
給するために電流ドライバ10を備えている。負荷20
としては、ここでは電気モータ,ソレノイド,バッテリ
ーなどを想定している。電流ドライバ10は、リニアア
ンプであり、制御のために外部から入力される入力電圧
Vinのレベルに比例した電流Ioを出力端子14から
出力する。電流ドライバ10内部の最終出力には、出力
トランジスタ11が設けられている。
【0021】この例では、出力トランジスタ11の電力
損失Wが過大であることを表すアラーム信号ALMを生
成するために、電流検出抵抗器15,電圧検出器18,
電流検出器19,掛け算回路21,コンパレータ22,
時定数回路23及びコンパレータ24を設けてある。な
お、電流検出抵抗器15の抵抗値は負荷20の抵抗値R
Lと比べて無視できる程度に小さい。
【0022】電圧検出器18は、演算増幅器を用いて構
成してあり、電源端子12の電圧(Vcc)と電流ドラ
イバ10の出力端子14の電圧(Vo:Io・RLとほ
ぼ等しい)との電位差、すなわち出力トランジスタ11
のコレクタ−エミッタ間に印加される電圧(Vcc−I
o・RL)を検出する。電流検出器19は、演算増幅器
を用いて構成してあり、電流検出抵抗器15に生じる電
位差を出力電流Ioのレベルとして検出する。
【0023】掛け算回路21は、演算増幅器を用いて構
成したアナログ掛け算器であり、信号SG1のレベルと
信号SG2のレベルとの乗算値を信号SG3のレベルと
して出力する。すなわち、信号SG3のレベルは((V
cc−Io・RL)Io)に相当し、前記第(1)式から求
められる電力損失Wと等しくなる。コンパレータ22
は、信号SG3の電圧を閾値である基準電圧Vr1と比
較する。コンパレータ22が出力する二値信号SGx
は、信号SG3の電圧と基準電圧Vr1との大小関係を
表す。
【0024】図6に示すように、二値信号SGxは通常
は低レベルLであり、信号SG3の電圧が基準電圧Vr
1を超えると二値信号SGxは高レベルHになる。ま
た、時定数回路23が出力する信号SG4の電圧は、図
6に示すように二値信号SGxが高レベルHになってか
ら時間の経過に伴って徐々に上昇する。コンパレータ2
4は、信号SG4の電圧を閾値である基準電圧Vr2と
比較する。コンパレータ24が出力するアラーム信号A
LMは、通常は低レベルLであり、信号SG4の電圧が
基準電圧Vr2を超えると高レベルH(アクティブ)に
なる。
【0025】つまり、この電流ドライバ出力保護回路に
おいては、出力トランジスタ11における電力損失Wが
基準電圧Vr1に対応する閾値を超えた状態が所定時間
以上継続した場合に、アラーム信号ALMがアクティブ
になる。従って、アラーム信号ALMを利用することに
より出力トランジスタ11を保護することが可能であ
る。例えば、アラーム信号ALMがアクティブになった
場合に入力電圧Vinを低減して電力損失Wを抑制して
もよいし、電源端子12,13に供給する電力を遮断し
てもよい。
【0026】なお、図1に示す回路においては、電力損
失Wが閾値を超えた状態が所定時間以上継続した場合に
アラーム信号ALMを出力するように構成してあるが、
信号SGxをアラーム信号として出力すれば、電力損失
Wが閾値を超えた場合に直ちに保護機能を働かせること
ができる。その場合には、時定数回路23及びコンパレ
ータ24は不要になる。
【0027】また、図1に示す回路においては、アナロ
グ回路を用いて電流ドライバ出力保護回路を構成してあ
るが、各機能要素をディジタル回路やコンピュータの処
理で置き換えることもできる。 (第2の実施の形態)本発明の電流ドライバ出力保護回
路のもう1つの実施の形態について、図2を参照して説
明する。この形態は、請求項3に対応する。
【0028】図2はこの形態の電流ドライバ出力保護回
路を備えた電流ドライバユニットの構成を示す電気回路
図である。この形態は、第1の実施の形態の変形例であ
る。図2において、図1と対応する要素は同一の符号を
付けて示してある。第1の実施の形態と同一の部分につ
いては、以下の説明を省略する。
【0029】この形態では、請求項3の逆数レベル生成
手段及び比較手段は、それぞれ逆数演算回路31及びコ
ンパレータ22に対応する。電流ドライバ10はリニア
アンプであるので、電流ドライバ10の出力する電流I
oは入力電圧Vinに比例する。つまり、電流Ioに比
例する信号レベルを入力電圧Vinから得ることができ
る。
【0030】逆数演算回路31は、演算増幅器を用いて
構成してあり、入力電圧の逆数のレベルを信号SG6と
して出力する。すなわち、信号SG6のレベルは電流I
oの逆数になる。実際には、電流ドライバ10のゲイン
に応じて信号SG6のレベルが変化するが、この例では
ゲインを1とみなしている。掛け算回路32は、演算増
幅器を用いて構成したアナログ掛け算器であり、信号S
G6のレベルと定数Kのレベルとの乗算値を信号SG5
のレベルとして出力する。すなわち、信号SG5のレベ
ルは(K/Io)になる。
【0031】コンパレータ22は、電圧検出器18から
出力される信号SG1のレベル(Vcc−Io・RL)
と信号SG5のレベル(K/Io)とを比較する。すな
わち、コンパレータ22は前記第(3)式の左辺と右辺と
の比較を行い、出力トランジスタ11の電力損失Wが予
め定めた閾値Kを超えたか否かを識別する。上記以外の
構成及び動作については、図1の場合と同様である。
【0032】なお、図2の例では電流ドライバ10の入
力電圧Vinから電流Ioに比例する信号レベルを検出
しているが、図1と同様に電流検出抵抗器15の検出電
圧を利用して電流Ioを検出することもできる。 (第3の実施の形態)本発明の電流ドライバ出力保護回
路のもう1つの実施の形態について、図3を参照して説
明する。この形態は、請求項4に対応する。
【0033】図3はこの形態の電流ドライバ出力保護回
路を備えた電流ドライバユニットの構成を示す電気回路
図である。この形態は、第2の実施の形態の変形例であ
る。図3において、図2と対応する要素は同一の符号を
付けて示してある。第2の実施の形態と同一の部分につ
いては、以下の説明を省略する。この形態では、請求項
4の出力電圧検出手段及び差分レベル検出手段は、それ
ぞれ電圧検出器41及び電圧検出器42に対応する。
【0034】図3の回路においては、図2の電圧検出器
18の代わりに電圧検出器41及び42が設けてある。
電圧検出器41は、電流ドライバ10の出力端子14と
共通端子COM(通常はアースに接続される)との電位
差、すなわち負荷20に印加される電圧Vo(=Io・
RL)を検出する。電圧検出器42は、電圧検出器41
から出力される電圧Voと電源端子12の電圧(Vc
c)との電位差を検出する。従って、電圧検出器42が
出力する信号SG1の電圧は(Vcc−Io・RL)に
なる。
【0035】上記以外の構成及び動作については、図2
の場合と同様である。
【0036】
【発明の効果】以上の通り、本発明の電流ドライバ出力
保護回路によれば電流ドライバ内部の電力損失を検出し
て異常の有無を調べることができるので、出力の短絡な
どによる電力損失の増大に対して、故障が発生する前に
確実に素子や回路を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の電流ドライバ出力保護回路
を備えた電流ドライバユニットの構成を示す電気回路図
である。
【図2】第2の実施の形態の電流ドライバ出力保護回路
を備えた電流ドライバユニットの構成を示す電気回路図
である。
【図3】第3の実施の形態の電流ドライバ出力保護回路
を備えた電流ドライバユニットの構成を示す電気回路図
である。
【図4】出力電圧と出力電流との関係を示すグラフであ
る。
【図5】出力電流と内部損失との関係を示すグラフであ
る。
【図6】電流ドライバ出力保護回路の動作を示すタイム
チャートである。
【図7】従来例の電流ドライバ出力保護回路を備えた電
流ドライバユニット示す電気回路図である。
【符号の説明】
10 電流ドライバ 11 出力トランジスタ 12,13 電源端子 14 出力端子 15 電流検出抵抗器 16,17 出力端子 18 電圧検出器 19 電流検出器 20 負荷 21 掛け算回路 22 コンパレータ 23 時定数回路 24 コンパレータ 31 逆数演算回路 32 掛け算回路 41,42 電圧検出器
フロントページの続き Fターム(参考) 5G053 AA01 BA01 BA04 DA03 EC03 FA04 5G058 EE10 EF06 EH04 5J055 AX34 AX36 AX53 BX16 CX20 EX23 EY01 EZ01 EZ09 EZ10 FX04 FX08 FX12 FX19 GX01 GX06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号に対応する駆動電流を所定の負
    荷に供給する電流ドライバに用いられる電流ドライバ出
    力保護回路であって、 電流ドライバ内部のパワー素子に印加される電圧に応じ
    て変化する第1の信号を検出する電圧検出手段と、 電流ドライバから負荷に流れる電流に応じて変化する第
    2の信号を検出する電流検出手段と、 前記第1の信号及び第2の信号に基づいて異常の有無を
    表すアラーム信号を生成するアラーム発生手段とを設け
    たことを特徴とする電流ドライバ出力保護回路。
  2. 【請求項2】 請求項1の電流ドライバ出力保護回路に
    おいて、前記アラーム発生手段に、前記第1の信号のレ
    ベルと前記第2の信号のレベルとの掛け算を行う掛け算
    手段を設けたことを特徴とする電流ドライバ出力保護回
    路。
  3. 【請求項3】 請求項1の電流ドライバ出力保護回路に
    おいて、 電流ドライバから負荷に流れる電流のレベルの逆数に比
    例する第2の信号、もしくは電流ドライバから負荷に流
    れる電流のレベルを決定する入力信号レベルの逆数に比
    例する第2の信号を生成する逆数レベル生成手段を前記
    電流検出手段に設け、 前記第1の信号のレベルと前記第2の信号のレベルとを
    比較する比較手段を前記アラーム発生手段に設けたこと
    を特徴とする電流ドライバ出力保護回路。
  4. 【請求項4】 請求項1の電流ドライバ出力保護回路に
    おいて、前記電圧検出手段に、電流ドライバの出力端に
    現れる第1の電圧を検出する出力電圧検出手段と、電流
    ドライバに供給される電源の電圧と前記第1の電圧との
    差分レベルを検出する差分レベル検出手段とを設けたこ
    とを特徴とする電流ドライバ出力保護回路。
  5. 【請求項5】 請求項1の電流ドライバ出力保護回路に
    おいて、電流ドライバ内部のパワー素子における電力損
    失が予め定めた閾値を超えている状態が所定時間以上継
    続した場合にアラーム信号を生成する時定数処理手段を
    前記アラーム発生手段に設けたことを特徴とする電流ド
    ライバ出力保護回路。
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WO2007138929A1 (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Autonetworks Technologies, Ltd. 電力供給制御装置
JP2014121366A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Hoya Corp 光走査型内視鏡

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WO2007138929A1 (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Autonetworks Technologies, Ltd. 電力供給制御装置
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