JP2002313913A - コンタクトプラグ構造及びその製造方法 - Google Patents

コンタクトプラグ構造及びその製造方法

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JP2002313913A JP2001118765A JP2001118765A JP2002313913A JP 2002313913 A JP2002313913 A JP 2002313913A JP 2001118765 A JP2001118765 A JP 2001118765A JP 2001118765 A JP2001118765 A JP 2001118765A JP 2002313913 A JP2002313913 A JP 2002313913A
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Toshihiko Osawa
俊彦 大澤
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プラグ形成においてボイドの懸念を解消し得る
構造を有するコンタクトプラグ構造及びその製造方法を
提供する。 【解決手段】アルミニウム配線11上に層間絶縁膜12
が形成されている。層間絶縁膜12に開口部、いわゆる
ビアホール13が形成され、埋め込み配線、すなわちプ
ラグ14が形成されている。プラグ14を構成するプラ
グ金属(ここではW)142は、プラグ14内部に形成
されているが、プラグ14開口縁部が塞がらない形態を
呈している。このプラグ14内部から開口縁部まで導電
性の多結晶シリコン膜143が充填されている。バリア
メタル141は、例えばTiN膜である。バリアメタル
141を必要としないプラグ金属(例えば配線11と同
様なAl合金等)を選ぶとすればバリアメタル141を
省略することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の埋め
込み配線構造に係り、特に金属プラグ技術の改良を伴な
うコンタクトプラグ構造及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の高集積化、半導体チッ
プの縮小化が進む中で、多層配線構造は微細化し、ビア
などの埋め込み配線技術は重要度を増している。特に、
ビアホールのアスペクト比が大きくなると、W(タング
ステン)プラグに代表される埋め込み配線は、隙間なく
埋め込むことが困難になってくる。
【0003】図5は、従来のWプラグによる埋め込み配
線構造を示す断面図である。下層のアルミニウム配線5
1上に層間絶縁膜52が形成され、層間絶縁膜52に対
し例えば下層のアルミニウム配線51が露出するビアホ
ール53が形成されている。バリアメタル54は、少な
くともこのビアホール53底部を被覆するようにスパッ
タ法によって蒸着する。次に、プラズマCVD法によ
り、ビアホールを埋め込むWを堆積する。その後、Wは
プラズマエッチング技術を用いてエッチバックされ、ビ
アホールへのWプラグ55を完成させる。
【0004】しかし、ビアホール53へのWの堆積は、
ビアホール上縁部が底部よりも早く厚くなるので、ビア
ホール内部にボイド(空洞)56が発生する確率が高
い。特に、ビアホール53のアスペクト比が大きいと、
ボイドをなくすことは非常に困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記Wプラグの製造工
程において、Wのエッチバック後は、通常、プラズマエ
ッチングで残留するフッ素化合物、その他のパーティク
ルを除去する目的で、過水洗浄、剥離液などに晒され
る。ビアホール内部にボイドあれば、これらの洗浄液が
ボイドに侵入する恐れがある。
【0006】すなわち、コンタクトプラグにボイドが発
生すると、ボイド内部に洗浄液が入り易くなり、ボイド
内部から侵食が進む。これにより、最悪、ビア底部のW
消失によるオープン不良になり兼ねない。
【0007】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたもので、プラグ形成においてボイドの懸念を解消し
得る構造を有するコンタクトプラグ構造及びその製造方
法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のコンタクトプラ
グ構造は、プラグ開口縁部が塞がらずにプラグ内部に形
成された埋め込み金属と、前記プラグ内部から開口縁部
まで充填された導電性の多結晶シリコン膜とを具備した
ことを特徴とする。
【0009】本発明のコンタクトプラグ構造の製造方法
は、層間絶縁膜にコンタクト底部が露出する開口部を形
成する工程と、前記開口部縁部が塞がらないように開口
部内に埋め込み金属を形成する工程と、前記開口部内か
ら開口縁部まで充填するように導電性の多結晶シリコン
膜を堆積する工程と、前記層間絶縁膜上の前記多結晶シ
リコン膜及び埋め込み金属を除去しプラグ形成レベルま
で平坦化する工程とを具備したことを特徴とする。
【0010】上記本発明のコンタクトプラグ構造及びそ
の製造方法によれば、導電性の多結晶シリコン膜がボイ
ドの懸念される領域に埋め込まれる形態となる。この形
態を実現するためにはプラグ開口縁部が塞がらずに埋め
込み金属がプラグ内部に形成される必要がある。なお、
上記プラグ底部またはコンタクト底部にバリア層を付加
する構造もある。また、その際、埋め込み金属はタング
ステンを含むことを特徴とする。つまり、上記埋め込み
金属を形成する前に少なくとも上記コンタクト底部にバ
リア層を被覆する工程をさらに具備したことを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態に係
り、プラグ金属としてW(タングステン)を利用したタ
ングステンプラグによる埋め込み配線構造を示す断面図
である。例えばアルミニウム配線11上に層間絶縁膜1
2が形成されている。層間絶縁膜12に開口部、いわゆ
るビアホール13が形成され、埋め込み配線、すなわち
プラグ14が形成されている。プラグ14を構成するプ
ラグ金属(ここではW)142は、プラグ14内部に形
成されているが、プラグ14開口縁部が塞がらない形態
を呈している。このプラグ14内部から開口縁部まで導
電性の多結晶シリコン膜143が充填されている。
【0012】バリアメタル141は、例えばTiN(窒
化チタン)膜であって少なくともプラグ14底部に被覆
されており、プラグ金属142のアルミニウム配線11
への突き抜けを防止する。プラグ金属142はここでは
Wを主成分としており、バリアメタル141を必要とし
たが、バリアメタル141を必要としないプラグ金属
(例えば配線11と同様なAl合金等)を選ぶとすれば
バリアメタル141を省略することができる。
【0013】上記構成によれば、導電性の多結晶シリコ
ン膜143がボイドの懸念される領域に埋め込まれる形
態となる。これにより、ボイド内部に洗浄液が入ること
は無くなり、ボイド内部の侵食を防ぐことができる。よ
って、ビア底部におけるWの侵食、Wの消失等の懸念が
ほとんどなくなる。
【0014】図2〜図4は、それぞれ図1で示したコン
タクトプラグ構造の製造方法を工程順に示す断面図であ
る。図1と同様の箇所には同一の符号を付す。まず、図
2に示すように、アルミニウム配線11上に形成された
層間絶縁膜(例えばSiO2膜)でなる12にフォトリ
ソグラフィ技術を用い、コンタクト底部のアルミニウム
配線11が露出する選択的な開口部、いわゆるビアホー
ル13を形成する。
【0015】その後、少なくともアルミニウム配線11
のコンタクト底部を被覆するバリアメタル141を形成
する。バリアメタル141は、例えばTiN(窒化チタ
ン)をスパッタ法により蒸着することにより形成する。
【0016】次に、CVD(Chemical Vapor Depositio
n )技術により、ビアホール13を含む全面にプラグ金
属142、ここではWを堆積する。一例としてその条件
は、WF6 /H2 =100sccm/700sccm、圧力は1
2kP程度、チャンバー温度は480℃前後で、時間制
御により充填に至らせず、ビアホール13開口縁部が塞
がらないようにWの堆積を途中で停止する(時間制御は
ビアホール13のアスペクト比により条件が変わる)。
【0017】その後、図3に示すように、ビアホール1
3(プラグ)の内部から開口縁部まで導電性の多結晶シ
リコン膜143を充填するように堆積する。多結晶シリ
コン膜143は、例えば減圧CVD法を利用して成膜さ
れる。すなわち、減圧CVD炉に適当な流量でSiH4
とPH3を導入し、熱分解反応によってドープト・ポリ
シリコン膜143を少なくともビアホール13(プラ
グ)の内部からその開口縁部まで充填されるように堆積
する。
【0018】次に、図4示すように、多結晶シリコン膜
(ドープト・ポリシリコン膜)143、続いてプラグ金
属(ここではW)142をそれぞれプラズマエッチング
技術を用いてエッチバックする。さらにビアホール以外
のバリアメタル141も除去される。このような工程を
経て平坦化され、上記図1に示したようなプラグ14が
完成する。
【0019】上記実施形態の方法によれば、ビアホール
13(プラグ)の内部はボイドに至らせないようにWを
堆積し、かつボイドの懸念される領域を積極的に利用す
る。つまり、残りの充填が必要な領域を導電性の多結晶
シリコン膜(ドープト・ポリシリコン膜)143で埋め
込み、平坦化工程によりプラグを形成する。平坦化はC
MP(Chemical Mechanical Polishing )技術で達成し
てもよい。
【0020】また、バリアメタル141を必要としない
プラグ金属(例えば配線11と同様なAl合金等)を選
ぶとすればバリアメタル141の形成工程は省略でき
る。これにより、ボイド内部に後の工程で洗浄液が入る
ことは無くなり、ボイド内部の侵食を防ぐことができ
る。よって、ビア底部におけるWの侵食、Wの消失等の
懸念がほとんどなくなる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
導電性の多結晶シリコン膜143がボイドの懸念される
領域に埋め込まれる形態となる。これにより、ボイド内
部に洗浄液が入ることは無くなり、ボイド内部の侵食を
防ぐことができる。この結果、プラグ形成においてボイ
ドの懸念を解消し得る構造をもって、より微細化された
コンタクトプラグ構造の信頼性向上、コンタクト抵抗の
安定化に寄与するコンタクトプラグ構造及びその製造方
法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係り、プラグ金属として
W(タングステン)を利用したタングステンプラグによ
る埋め込み配線構造を示す断面図である。
【図2】図1で示したコンタクトプラグ構造の製造方法
を工程順に示す第1の断面図である。
【図3】図1で示したコンタクトプラグ構造の製造方法
を工程順に示す、図2に続く第2の断面図である。
【図4】図1で示したコンタクトプラグ構造の製造方法
を工程順に示す、図3に続く第3の断面図である。
【図5】従来のWプラグによる埋め込み配線構造を示す
断面図である。
【符号の説明】
11,51…アルミニウム配線 12,52…層間絶縁膜 13,53…ビアホール 14…プラグ 141,54…バリアメタル 142…プラグ金属 143…導電性の多結晶シリコン膜(ドープト・ポリシ
リコン膜) 55…Wプラグ 56…ボイド(空洞)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M104 AA01 BB01 BB30 CC01 DD16 DD37 DD43 DD65 DD75 EE09 EE16 FF13 FF18 FF22 HH15 5F033 JJ04 JJ08 JJ19 JJ33 KK08 NN06 NN07 PP06 PP09 PP15 QQ09 QQ12 QQ31 QQ37 QQ48 RR04 XX01 XX09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラグ開口縁部が塞がらずにプラグ内部に
    形成された埋め込み金属と、 前記プラグ内部から開口縁部まで充填された導電性の多
    結晶シリコン膜と、を具備したことを特徴とするコンタ
    クトプラグ構造。
  2. 【請求項2】 少なくとも前記プラグ底部に被覆される
    バリア層をさらに具備したことを特徴とする請求項1記
    載のコンタクトプラグ構造。
  3. 【請求項3】 前記埋め込み金属はタングステンを含
    み、少なくとも前記プラグ底部に被覆されるバリア層を
    さらに具備したことを特徴とする請求項1記載のコンタ
    クトプラグ構造。
  4. 【請求項4】 層間絶縁膜にコンタクト底部が露出する
    開口部を形成する工程と、 前記開口部縁部が塞がらないように開口部内に埋め込み
    金属を形成する工程と、 前記開口部内から開口縁部まで充填するように導電性の
    多結晶シリコン膜を堆積する工程と、 前記層間絶縁膜上の前記多結晶シリコン膜及び埋め込み
    金属を除去しプラグ形成レベルまで平坦化する工程と、
    を具備したことを特徴とするコンタクトプラグ構造の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 前記埋め込み金属を形成する前に少なく
    とも前記コンタクト底部にバリア層を被覆する工程をさ
    らに具備したことを特徴とする請求項4記載のコンタク
    トプラグ構造の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記埋め込み金属はタングステンを含
    み、前記埋め込み金属を形成する前に少なくとも前記コ
    ンタクト底部にバリア層を被覆する工程をさらに具備し
    たことを特徴とする請求項4記載のコンタクトプラグ構
    造の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101930977B (zh) * 2009-06-19 2012-07-04 万国半导体股份有限公司 接触孔中具有钨间隔层的功率mosfet器件及其制造方法
WO2018063815A1 (en) * 2016-10-02 2018-04-05 Applied Materials, Inc. Doped selective metal caps to improve copper electromigration with ruthenium liner
US11594489B2 (en) 2016-08-29 2023-02-28 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device and method of manufacturing the same

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