JP2002313516A - 圧接ハーネス製造装置のコネクタ移送機構 - Google Patents

圧接ハーネス製造装置のコネクタ移送機構

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JP2002313516A
JP2002313516A JP2001108906A JP2001108906A JP2002313516A JP 2002313516 A JP2002313516 A JP 2002313516A JP 2001108906 A JP2001108906 A JP 2001108906A JP 2001108906 A JP2001108906 A JP 2001108906A JP 2002313516 A JP2002313516 A JP 2002313516A
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Akiya Numazawa
明哉 沼澤
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Yazaki Corp
Japan Chain Terminal Co Ltd
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Yazaki Corp
Japan Chain Terminal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタをスムーズ、かつ、迅速に移送され
ることができるコネクタ移送機構を得る。 【解決手段】 複数本の電線2の一側端末に接続される
一側コネクタ3aを供給するA側ホルダー部41と、他
側端末に接続される他側コネクタ3bを供給するB側ホ
ルダー部42とを備え、前記A側ホルダー部41および
B側ホルダー部42がそれぞれスライドガイド部43,
79と、このスライドガイド部43,79上に長手方向
へスライド移動可能に設けられたコネクタレール部4
4,80とからなり、前記コネクタレール部44,80
が長手方向のコネクタ収容溝69を備え、このコネクタ
収容溝69に、コネクタ3の送り方向の途中で、かつ、
斜め後方から前記コネクタ3の送り方向に連通してコネ
クタ3にエアーを吹き付けるエアー送り部75を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧接ハーネス製造
装置において、コネクタレール部のコネクタ収容溝に収
容されたコネクタをスムーズに、かつ迅速に移送させる
ことができる圧接ハーネス製造装置のコネクタ移送機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の圧接ハーネス製造装置と
しては例えば、特開手7−296933号公報に開示さ
れたようなものがある。
【0003】この圧接ハーネス製造装置は、上下方向に
接離可能で、かつ、電線の送り方向に対して直交方向に
少なくとも一方が横方向移動可能な一対の電線検尺ロー
ラと、該電線検尺ローラを回転させるモータと、コネク
タをセット可能で少なくとも一方が電線の送り方向に対
して直交方向に移動可能な一対のコネクタテーブルと、
各コネクタテーブル上で昇降可能で、かつ電線の送り方
向に対して直交方向に移動可能な電線ブレードと、前記
一対のコネクタテーブル間を進退可能は電線供給ヘッド
とを備えている。
【0004】そして、1対のコネクタテーブルに対し、
電線の送り方向の前方のコネクタテーブル上のコネクタ
に電線の一側端末を圧接接続させ、電線検尺ローラで電
線をコネクタテーブル間で所定の長さに延長させ、電線
送り方向の後方のコネクタテーブル上のコネクタに電線
の他側端末を圧接接続させてワイヤハーネスを完成させ
るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の圧接
ハーネス製造装置では、コネクタテーブル上に直列に装
填されたコネクタの圧接位置への移送を、該コネクタの
送り方向の後端側がエアーを直線的に吹き付けることに
より行っていた。
【0006】このため、コネクタの個数が多い場合に
は、移送速度が遅くなると共に、スムーズな移送が行わ
れなくなるという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、コネクタをスムーズ
に、かつ、迅速に移送させることができる圧接ハーネス
製造装置のコネクタ移送機構を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、複数本の電線の両端をコネクタ
内に収容された圧接端子にそれぞれ圧接接続してワイヤ
ハーネスを製造する圧接ハーネス製造装置のコネクタ移
送機構であって、複数本の電線の一側端末に接続される
一側コネクタを供給するA側ホルダーと、他側端末に接
続される他側コネクタを供給するB側ホルダー部とを備
え、前記A側ホルダー部およびB側ホルダー部がそれぞ
れスライドガイド部と、このスライドガイド部上に長手
方向へスライド移動可能に設けられたコネクタレール部
からなり、前記コネクタレール部が長手方向のコネクタ
収容溝を備え、このコネクタ収容溝に、コネクタの送り
方向の途中で、かつ、斜め後方から前記コネクタの送り
方向に連通してコネクタにエアーを吹き付ける送り部を
設けたことを特徴としている。
【0009】この圧接ハーネス製造装置のコネクタ移送
機構では、コネクタ収容溝に直列に装填されたコネクタ
は、前記コネクタ収容溝の後端側から直線的にコネクタ
に吹き付けられるエアーと、コネクタ収容溝のコネクタ
の送り方向の途中において、エアー送り部よりコネクタ
の送り方向の斜め後方からコネクタに吹き付けられるエ
アーとの協働作用により移送されるので、コネクタの個
数が多い場合でも、各コネクタをスムーズに、かつ、迅
速に移送させることができる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載の圧接ハ
ーネス製造装置のコネクタ移送機構であって、前記エア
ー送り部が、コネクタレール部のコネクタ収容溝に収容
されるコネクタの開口側に配設されていることを特徴と
している。
【0011】この圧接ハーネス製造装置のコネクタ移送
機構では、エアー送り部から吹き出すエアーが、コネク
タの開口から内壁へ吹き付けられるため、請求項1記載
の発明の作用に加え、より効率的にコネクタを移送させ
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る圧接ハーネス
製造装置のコネクタ移送機構の一実施形態について、図
1〜図9を用いて説明する。
【0013】図1は、本発明に係るコネクタ移送機構を
備えた圧接ハーネス製造装置の一実施形態を示す側面
図。図2は、図1の圧接部を省略すると共に、電線供給
部の電線ホルダープレートの半分を破断して裏面を示す
平面図である。
【0014】図1および図2に示すように、圧接ハーネ
ス製造装置1は、複数本の電線(図9参照)2を並行
に、かつ、所定の間隔で所定の長さに送り出して供給す
る電線供給部10と、前記電線供給部10から送り出さ
れた複数本の電線2の送り方向(矢印A方向)に対して
交差方向から前記複数本の電線2の一側端末および他側
端末に接続されるコネクタ(図9参照)3を供給するコ
ネクタ供給部40とを備えている。
【0015】また、圧接ハーネス製造装置1は、コネク
タ供給部40から供給された一側端末接続用のコネクタ
3a内の圧接端子に複数本の電線2の一側端末を一括し
て圧接接続すると共に、他側端末接続用のコネクタ3b
の任意の圧接端子に複数本の電線2の他側端末を圧接接
続する圧接部100と、電線供給部10から供給される
複数本の電線2とコネクタ供給部40から送り出された
コネクタ3との圧接タイミング制御する制御部160と
を備えている。
【0016】上記電線供給部10は、図1および図2に
示すように、検尺ローラ部11と電線ホルダー・ガイド
部12とからなる。
【0017】検尺ローラ部11は複数本の電線2の送り
方向に対して前後に配置されると共に、複数本の電線2
の送り方向に対して交差方向に所定の間隔で並設された
複数個の下側検尺ローラ13を備えた下側検尺ローラ部
14と、各下側検尺ローラ13に対して上下方向に接合
・離間可能に対向配置された複数個の上側検尺ローラ1
5を備えた上側検尺ローラ部16とからなり、各下側検
尺ローラ13と各上側検尺ローラ15は、サーボモータ
17により図示しない伝導機構を介して同期回転され
る。
【0018】複数本の電線2は、対向する下側検尺ロー
ラ13と上側検尺ローラ15とにより直線的に検尺され
て電線ホルダー・ガイド部12に送り込まれる。
【0019】電線ホルダー・ガイド部12は、電線ホル
ダー部18と、この電線ホルダー部18を複数本の電線
2の送り方向に前後移動させるホルダーガイド部19と
からなる。
【0020】電線ホルダー部18は、電線ホルダープレ
ート20と、位置決めブロック21とを備えている。
【0021】電線ホルダープレート20は、ホルダーガ
イド部19のホルダーガイド22上に着脱可能に取付け
られている。
【0022】この電線ホルダープレート20の裏側面に
は、図2に示すように、前記検尺ローラ部11から並行
に、かつ、所定の間隔で送り出される複数本の電線2の
それぞれの挿入口23と前記圧接部100側に設けられ
所定のピッチで形成された送り出し口24とを備え、前
記挿入口23と送り出し口24との間で電線2を案内す
る電線案内溝25が形成されている。
【0023】本実施形態では、前記電線案内溝25を、
挿入口23側から送り出し口24へ向けて中央部分に寄
るように形成している。
【0024】位置決めブロック21は、前記電線ホルダ
ープレート20の圧接部100側に組付けられており、
この位置決めブロック21の前面には、図示しない電線
ガイドスリットおよびカッターブレードを組付けたプレ
ートホルダー26が取り付けられている。
【0025】ホルダーガイド部19は、フレーム基板4
のべッド5上に固定されたLMガイドレール27にLM
ガイド28を介して複数本の電線2の送り方向へスライ
ド移動可能に組付けられたLMベース29と、このLM
ベース29に取付けられ前記電線ホルダープレート20
が着脱自在に取り付けられるホルダーガイド22と、L
Mベース29を駆動するシリンダ30とを備えている。
【0026】コネクタ供給部40は、図1および図2に
示すように、複数本の電線2の一側端末に接続される一
側接続用コネクタ3aを供給するA側ホルダー部41
と、他側端末に接続される他側接続用コネクタ3bを供
給するb側ホルダー部42とからなる。
【0027】A側ホルダー部41は、フレーム基板4上
に複数本の電線2の送り方向に対して交差方向に固定さ
れたA側スライドガイド部43と、このA側スライドガ
イド部43上に長手方向へスライド移動可能に設けられ
たA側コネクタレール部44とを備えている。
【0028】A側スライドガイド部43は、図3に示す
ように、センターブロック45と、このセンターブロッ
ク45上にボルト46で固定されたLMガイド47と、
LMガイド47上にリニアベース48を介してスライド
移動可能に設けられたクランピングガイドホルダー49
とからなり、センターブロック45の左右両側には、そ
れぞれサイドプレート50,51がボルト52により固
定されている。また、センターブロック45の前後両端
部には、ストッパーカバー53と取付ステー54がボル
ト55で取付けられている。
【0029】取付ステー55には、リニヤベース48に
連続されたシリンダ56と、後述するコネクタレール7
0のコネクタ収容溝69に空気を送り込むシリンダ57
とが取付けられている。
【0030】右側サイドプレート51には、前記電線ホ
ルダー部18の位置決めブロック21を位置決めする位
置決め装置58が設けられている。
【0031】この位置決め装置58は、右側サイドプレ
ート51に固定されたベースプレート59に支持された
LMベース60、シャッター取付ベース61、一対のホ
ルダーストッパー62、ホルダーステー63、シリンダ
取付ステー64およびシリンダ65とからなる。
【0032】また、左側サイドプレート51には、複数
本の電線2の一側端末に接続された一側接続用コネクタ
3aを後述するコネクタレール70のコネクタ収容溝6
9から取り外すコネクタ外し装置66が設けられてい
る。このコネクタ外し装置66は、複数本の電線2の送
り方向に対して交差方向に延びる取外しレバー67と、
この取外しレバー67を揺動駆動するシリンダ68とか
らなる。
【0033】A側コネクタレール部44は、図4に示す
ように長手方向のコネクタ収容溝69を有するコネクタ
レール70と、前記A側スライドガイド部43のクラン
ピングガイドホルダー49に係合されるクランパー71
を有するクランパーホルダー72とを備え、A側スライ
ドガイド部43の左右のサイドカバー50,51上にス
ライド移動可能に支持されている。
【0034】コネクタレール70の後端部には、コネク
タ収容溝69にコネクタ3の送り方向(矢印B方向)へ
直線的に前記シリンダ57からエアーを吹き付ける空気
継手73がサイドプレート74を介して取付けられてい
る。
【0035】さらに、コネクタレール70には、コネク
タ収容溝69のコネクタ3の送り方向(矢印B方向)の
途中において、該コネクタ3の送り方向に対して斜め後
方からコネクタ収容溝69に連通してエアーを吹き付け
る複数のエアー送り部75がそれぞれ並列に設けられて
いる。
【0036】これらエアー送り部75は、コネクタ収容
溝69内に収容されたコネクタ3の開口側に設けられて
いる。A側コネクタレール部44では、エアー送り部7
5が右側サイドプレート51側に設けられている。
【0037】従って、コネクタ収容溝69に直列に装填
された複数のコネクタ3は、それぞれ後端側の空気継手
73から直線的に吹き付けられるエアーと、複数のエア
ー送り部75からコネクタ収容溝69にコネクタ3の送
り方向に対して斜め後方に吹き付けられるエアーとによ
り圧接位置へ送り込まれる。
【0038】しかして、コネクタ収容溝69に直列に装
填された複数のコネクタ3を、スムーズに、かつ、迅速
に圧接位置へ移送させることができる。
【0039】また、コネクタレール70には、透明部材
からなるレールカバー76と、CTホルダープレート7
7とCTストッパー78とが取付けられている。
【0040】B側ホルダー部42は、フレーム基板4上
に複数本の電線2の送り方向に対して交差方向に固定さ
れたB側スライドガイド部79と、このB側スライドガ
イド部79上に長手方向へスライド移動可能に設けられ
たB側コネクタレール部80とを備えている。
【0041】B側スライドガイド部79は、図5に示す
ように、センターブロック81と、このセンターブロッ
ク81上にボルト82で固定されたLMガイド83と、
このLMガイド83上にスライド移動可能に設けられた
クランパーガイドホルダー84と、このクランパーガイ
ドホルダー84をボールねじ85により長手方向に駆動
するサーボモータ86とからなり、センターブロック8
1の左右両側には、それぞれサイドプレート87,88
が取付けられている。
【0042】ボールねじ85は、クランパーガイドホル
ダー84に取付けられたねじ受け部89に螺合されて、
センターブロック81の前端部にボルト90で取付けら
れたサポートプレート91と後端部にサポートユニット
ブロック92を介してボルト93により取付けられたサ
ーボユニットブロック97とに回転自在に支持されてサ
ーボモータ86に連動連結されている。
【0043】サーボモータ86は、センターブロック8
1の後端部にボルト95で固定されてモータステー96
に支持されている。
【0044】また、左右のサイドプレート87,88の
後端部には、シリンダ取付ステー97が取付けられてお
り、このシリンダ取付ステー97には、後述するコネク
タレール70のコネクタ収容溝69に空気を送り込むシ
リンダ98が取付けられている。
【0045】B側コネクタレール部80は、空気継手7
3がシリンダ98と連結される点と、複数のエアー送り
部75が左側サイドプレート87側に設けられている点
が相異するのみで、図4に示す前記A側コネクタレータ
部44と同様に構成され、B側スライドガイド部79の
左右のサイドプレート87,88上にスライド移動可能
に支持されている。
【0046】圧接部100は、図1に示すように、複数
本の電線2の一側端末を一括して一側接続用コネクタ3
内の圧接端子に圧接接続するA側圧接部111と、複数
本の電線2の他側端末を他側接続用コネクタ3内の任意
の圧接端子に圧接接続するB側圧接部112とからな
る。
【0047】A側圧接部111は、前記コネクタ供給部
40のA側ホルダー部41の上方に対向配置されてい
る。
【0048】そして、A側圧接部111は、図6に示す
ように、固定基台113に固定されたラムガイド114
と、このラムガイド114に上下方向にスライド移動可
能に組込まれたラム115と、このラム115の下端部
に取付けられたパンチガイド116と、前記ラム115
を駆動するシリンダ117とを備えている。
【0049】シリンダ117は、固定基台113上に設
置され、前記ラム115の上端部にシリンダージョイン
ト118を介して連動連結されている。そして、ラムガ
イド114にはフロントプレート119がボルト120
により取付けられている。
【0050】前記パンチガイド116には、複数の圧接
刃121が組込まれた圧接刃ホルダー122がボルト
(図示せず)により着脱可能に取付けられている。
【0051】図7は、複数の圧接刃121が組込まれた
圧接刃ホルダー122の具体例を示す。
【0052】複数の圧接刃121は、圧接刃ホルダー1
22に並設された複数条の圧接刃係合溝123に係合さ
れ、圧接刃ホルダー122に形成された横方向の貫通孔
124と、各圧接刃121の基端部に形成された貫通孔
125とに連結軸126を連通して各圧接刃121を圧
接刃ホルダー122内に連結し、該圧接刃ホルダー12
2の圧接刃先端側にカバープレート127をボルト12
8により固定してなる。
【0053】前記ラムガイド114の前後壁には、モー
タステー129とベアリングガイド130がそれぞれボ
ルト131により取付けられている。また、ラムガイド
114の後壁には、シリンダ132が取付けられてお
り、このシリンダ132には、ワイヤーガイドステー1
33を介してワイヤーガイド134が取付けられてい
る。
【0054】このワイヤーガイド134は、前記A側ホ
ルダー部41のコネクタ外し装置66によって、複数本
の電線2の一側端末に接続された一側接続用コネクタ3
aがコネクタ収容溝69から取り外されたワイヤーハー
ネスを下方に押し下げるものである。
【0055】B側圧接部112は、前記コネクタ供給部
40のB側ホルダー部42の上方に対向配置されてい
る。
【0056】そして、B側圧接部112は、図8に示す
ように、前記A側圧接部111のラムガイド114に固
設された上下一対のLMガイド135に、複数本の電線
2の送り方向に対して交差方向にスライド移動可能に取
付けられたラムガイド136と、このラムガイド136
内に上下方向にスライド移動可能に組込まれたラム13
7と、ラムガイド136に複数本の電線2の送り方向に
対して交差方向に螺合されたボールねじ138と、この
ボールねじ138を回転駆動するサーボモータ139
と、前記ラム137の下端部に取付けられたパンチホル
ダー140と、このラム137を昇降駆動するシリンダ
141とを備えている。
【0057】ボールねじ138は、前記A側圧接部11
1のラムガイド114に固設されたモータステー129
に取付けられたサーボユニット142と、同じくラムガ
イド114に固設されたベアリングガイド130とによ
り回転自在に支承され、サーボユニット142側の軸端
部はカップリング143を介してサーボモータ139に
連動連結されている。
【0058】ラム137のパンチホルダー140には、
パンチガイド144がボルト145により取付けられて
おり、このパンチガイド144にクランプガイド14
6,圧接刃147およびスタッフガイド148がボルト
149により一体的に取付けられている。
【0059】シリンダ141は、ラムカバー150の上
端部にボルト151で取付けられたシリンダーブロック
152にボルト153により固定され、接続継手154
を介してラム137の下端部に連動連結されている。
【0060】また、ラム137の上端部には、ショック
アブソーバ155を取付けたストッパーステー156が
ボルト157により取付けられている。
【0061】前記電線供給部10から供給される複数本
の電線2と、コネクタ供給部40から送り出されたコネ
クタ3との圧接タイミングの制御は、マイクロコンピュ
ータからなる制御部160で行われる。
【0062】以上説明した圧接ハーネス製造装置1で
は、電線供給部10の検尺ローラ15,13で送り出さ
れた複数本の電線2は電線ホルダー・ガイド部12の電
線ホルダー部18の電線ホルダープレート20で並行
に、かつ、所定の間隔に整列されて、位置決めブロック
21の先端部に取付けられたプレートホルダー26に送
り込まれる。
【0063】そして、電線ホルダー部18を前進させて
プレートホルダー26がコネクタ供給部40のA側ホル
ダー部41上に進出した位置決め装置58に当接する
と、複数本の電線2の一側端末がA側ホルダー部41の
A側コネクタレール部44のコネクタ収容溝69上に位
置決めされた後、A側コネクタレール70のコネクタ収
容溝69に送り込まれた一側接続用のコネクタ3a内の
圧接端子に圧接部100のA側圧接部111の複数の圧
接刃121で一括して圧接接続される。
【0064】複数本の電線2の一側端末が一側接続用の
コネクタ3aに一括して圧接接続されると、電線ホルダ
ー部18がB側ホルダー部42上に後退すると共に、位
置決め装置58がA側ホルダー部41上から退避する。
そして、コネクタ外し装置66が作動してコネクタ3a
をA側コネクタレール70のコネクタ収容溝69から取
り外した後、ワイヤーガイド134が下降してワイヤー
ハーネスをA側圧接部111とB側圧接部112との間
に押し下げる。
【0065】ついで、上下の検尺ローラ15,13で複
数本の電線2を所定の長さに検尺して延長させた後、こ
れら複数本の電線2の他側端末を圧接部100のB側圧
接部112の一本歯の圧接刃147で、B側ホルダー4
2のB側コネクタレール部80のコネクタ収容溝69に
送り込まれた他側接続用のコネクタ3b内の圧接端子に
個々に接続する。電線2は、コネクタ収容溝69内の他
側接続用のコネクタ3b内の圧接端子に接続される寸前
に電線ホルダー部18のプレートホルダー26に設けら
れたカッターブレード(図示せず)により切断される。
【0066】そして、複数本の電線2の他側端末に他側
接続用のコネクタ3bを圧接接続した後のワイヤハーネ
スは、該ワイヤハーネスの自重でA側圧接部111とB
側圧接部112との間から排出される。
【0067】前述したように、B側圧接部112の一本
歯の圧接刃147は、サーボモータ139で回転起動さ
れるボールねじ138によって、複数本の電線2の送り
方向に対して交差方向に1ピッチ送りで移動可能であ
り、また、B側ホルダー部42のB側コネクターレール
部80はサーボモータ86で回転駆動されるボールねじ
85によって、複数本の電線2の送り方向に対して交差
方向に2〜3ピッチで移動可能であるので、両者の相対
移動により図9(a)〜(f)に示すように、種々のハ
ーネスパターンを得ることができる。
【0068】また、本実施形態では、コネクタ収容溝6
9に直列に装填されたコネクタ3を、前記コネクタ収容
溝69の後端側から直線的にコネクタ3に吹き付けるエ
アーと、コネクタ収容溝69のコネクタ3の送り方向の
途中において、エアー送り部75よりコネクタ3の送り
方向の斜め後方から吹き付けるエアーとの協働作用によ
り移送する。
【0069】従って、コネクタの個数が多い場合でも各
コネクタ3をスムーズに、かつ、迅速に移動させること
ができる。
【0070】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1の発明によれば、コネクタ収容溝の後端側から直線的
吹き込まれるエアーと、コネクタ収容溝のコネクタの送
り方向の途中で、エアー送り部よりコネクタの送り方向
に対して斜め後方から吹き込まれるエアーとの協働作用
により各コネクタを移送させる。
【0071】従って、コネクタの個数が多い場合でも、
各コネクタをスムーズに、かつ、迅速に移送させること
ができる。
【0072】請求項2の発明によれば、エアー送り部よ
り吹き込まれるエアーを、コネクタの開口から内壁へ吹
き付けることができる。
【0073】従って、請求項1の発明の効果に加え、よ
り効果的にコネクタを移送させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のコネクタ移送機構を備えた圧接ハ
ーネス製造装置を示す側面図である。
【図2】図1の圧接ハーネス製造装置の圧接部を省略す
ると共に電線供給部の電線ホルダープレートの右半分を
破断して裏面を示す平面図である。
【図3】図1の圧接ハーネス製造装置のコネクタ供給部
のA側ホルダー部のA側スライドガイド部を示す分解斜
視図である。
【図4】図1の圧接ハーネス製造装置のコネクタ供給部
のA側ホルダー部のA側コネクタレール部を示す分解斜
視図である。
【図5】図1の圧接ハーネス製造装置のコネクタ供給部
のB側ホルダー部のB側スライドガイド部を示す分解斜
視図である。
【図6】図1の圧接ハーネス製造装置の圧接部のA側圧
接部を示す分解斜視図である。
【図7】複数の圧接刃が組込まれた圧接刃ホルダーの具
体例を示す分解斜視図である。
【図8】図1の圧接ハーネス製造装置の圧接部のB側圧
接部を示す分解斜視図である。
【図9】(a)〜(f)は、コネクタに電線を接続した
各種形態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 圧接ハーネス製造装置 2 電線 3,3a,3b コネクタ 41 A側ホルダー部 42 B側ホルダー部 43 スライドガイド部 44 コネクタレール部 69 コネクタ収容溝 75 エアー送り部 79 スライドガイド部 80 コネクタレール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E051 JA01 JB10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の電線の両端をコネクタ内に収容
    された圧接端子にそれぞれ圧接接続してワイヤハーネス
    を製造する圧接ハーネス製造装置のコネクタ移送機構で
    あって複数本の電線の一側端末に接続される一側コネク
    タを供給するA側ホルダー部と、他側端末に接続される
    他側コネクタを供給するB側ホルダー部とを備え、前記
    A側ホルダー部およびB側ホルダー部がそれぞれスライ
    ドガイド部と、このスライドガイド部上に長手方向へス
    ライド移動可能に設けられたコネクタレール部とからな
    り、前記コネクタレール部が長手方向のコネクタ収容溝
    を備え、このコネクタ収容溝に、コネクタの送り方向の
    途中で、かつ、斜め後方から前記コネクタの送り方向に
    連通してコネクタにエアーを吹き付けるエアー送り部を
    設けたことを特徴とする圧接ハーネス製造装置のコネク
    タ移送機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の圧接ハーネス製造装置の
    コネクタ移送機構であって、前記エアー送り部が、コネ
    クタレール部のコネクタ収容溝に収容されるコネクタの
    開口側に配設されていることを特徴とする圧接ハーネス
    製造装置のコネクタ移送機構。
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