JP2002313265A - 蛍光表示管 - Google Patents

蛍光表示管

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JP2002313265A
JP2002313265A JP2001113651A JP2001113651A JP2002313265A JP 2002313265 A JP2002313265 A JP 2002313265A JP 2001113651 A JP2001113651 A JP 2001113651A JP 2001113651 A JP2001113651 A JP 2001113651A JP 2002313265 A JP2002313265 A JP 2002313265A
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JP
Japan
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semiconductor integrated
integrated substrate
substrate
light
emitting display
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Application number
JP2001113651A
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English (en)
Inventor
Kazuya Kinoshita
一弥 木下
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Noritake Itron Corp
Original Assignee
Noritake Itron Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1個の半導体集積基板で高精細で大きな表示
ができ、かつ全体として軽量・小型化ができる。 【解決手段】 表面に蛍光体を有する陽極がマトリクス
状に配列された発光表示部と、この発光表示部に対向配
置された陰極を内蔵した少なくとも一面が透光性を有す
る真空容器と、上記発光表示部を駆動制御する半導体集
積基板とを備えてなり、上記半導体集積基板が上記真空
容器の表示面以外の外面に固定され、該真空容器壁内の
配線層を介して上記半導体集積基板と上記陽極とが電気
的に接続されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蛍光表示管に関し、
特にメモリ効果機能を持ち、高密度配線を有しながら表
示部分を大きくすることができる蛍光表示管に関する。
【0002】
【従来の技術】電卓、オーディオ、家電製品、計測器、
医療機器などの表示部に所定のパターンあるいはグラフ
ィックを表示する表示素子として蛍光表示管が多用され
ている。蛍光表示管の中で、表面に蛍光体が塗布された
蛍光電極を複数個マトリクス状に配列して単位表示部を
構成し、この単位表示部が一つの半導体集積基板上に形
成されて真空容器に内蔵される蛍光表示管が知られてい
る(特開昭60−48090号、特開昭60−4809
1号、特開昭62−165841号、特開平9−106
264号)。このような蛍光表示管を図4により説明す
る。図4は従来の蛍光表示管の断面図である。図4にお
いて、20は陽極基板を形成するガラス基板、21はガ
ラス基板20の主表面に導電性接着剤等によりダイボン
ディングされた半導体集積基板、22は文字表示パター
ン蛍光面、23はグリット、24はフィラメント状陰
極、25は透明なカバーガラスで封止用フリットガラス
によりスペーサガラス25aとガラス基板21と封着さ
れている。26は半導体集積基板21に形成された回路
とガラス基板21に形成されたボンディングパッド27
とを接続するボンディングワイヤである。上記構成の蛍
光表示管19は、外部への導出リード線数が少なく、特
に半導体集積基板21を採用することにより低電圧駆動
で高輝度の表示が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
集積基板21に蛍光面22が直接形成されているため、
表示画面を大きくしようとすると多数個の半導体集積基
板21が必要になるという問題がある。例えば、 10mm
四方の大きさの文字を表示しようとすると、半導体集積
基板21の大きさが 5mm程度と限定されているため、従
来は 4個の半導体集積基板21が必要になっていた。こ
のため、 1個の半導体集積基板21に不具合が生じても
表示部全体が不良品となるおそれがあり生産性に劣ると
いう問題がある。また、半導体集積基板21はボンディ
ングワイヤ27を一辺に集約したとしても、図4に示す
ようにボンディングワイヤ27を備えていない一辺同士
を接して、 2 段までしか並置して拡張できないという
問題がある。この場合もやはり高精細な表示面が得られ
る上記蛍光表示管で大きな表示画面が得られないという
問題がある。
【0004】近年、蛍光表示管は高精細で、かつ表示画
面を大きくするとともに、デッドスペースを少なくし
て、全体として軽量・小型化が求められている。特に、
蛍光表示管の厚さよりも表示画面の実効表示面を大きく
することを求められているが、ボンディングワイヤやボ
ンディングパッドのため、実効表示面を大きくできない
という問題がある。
【0005】本発明は、このような問題に対処するため
になされたもので、 1 個の半導体集積基板で高精細な
表示面を大きくすることができ、かつ全体として軽量・
小型化ができる半導体集積基板を備えた蛍光表示管を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の蛍光表示管は、
表面に蛍光体を有する陽極がマトリクス状に配列された
発光表示部と、この発光表示部に対向配置された陰極を
内蔵した少なくとも一面が透光性を有する真空容器と、
上記発光表示部を駆動制御する半導体集積基板とを備え
てなり、上記半導体集積基板が上記真空容器の表示面以
外の外面に固定され、該真空容器壁内の配線層を介して
上記半導体集積基板と上記陽極とが電気的に接続されて
なることを特徴とする。
【0007】半導体集積基板を真空容器外に固定配置す
るとともに、該真空容器壁内に設けられた配線層を介し
て陽極を駆動することにより、半導体集積基板上に蛍光
体層を形成しなくともよいので、発光表示部の大きさが
1個の半導体集積基板の大きさに制限されない。その結
果、 1個の半導体集積基板で大きな表示面が得られるの
で、全体として半導体集積基板の使用個数を低減するこ
とができ、低価格化、軽量化が図れる。また、配線層が
内部に形成された絶縁基板を真空容器の外囲器とするこ
とができる。配線層は多層配線層とすることができる。
【0008】他の蛍光表示管は、表面に蛍光体を有する
陽極がマトリクス状に配列された発光表示部と、この発
光表示部に対向配置された陰極を内蔵した少なくとも一
面が透光性を有する真空容器と、上記発光表示部を駆動
制御する半導体集積基板とを備えてなり、上記発光表示
部が形成された陽極基板の裏面に上記半導体集積基板が
固定され、該陽極基板内の配線層を介して上記半導体集
積基板と上記陽極とが電気的に接続されてなることを特
徴とする。
【0009】発光表示部が形成された陽極基板の裏面に
半導体集積基板を固定して、該陽極基板内の配線層を介
して半導体集積基板と陽極とを電気的に接続することに
より、半導体集積基板上に蛍光体層を形成しなくともよ
いので、発光表示部の大きさが 1個の半導体集積基板の
大きさに制限されない。その結果、 1個の半導体集積基
板で大きな表示面が得られるので、全体として半導体集
積基板の使用個数を低減することができ、低価格化、軽
量化が図れる。また、陽極基板と半導体集積基板とが真
空容器内に一体として形成されるので、製造工数を下
げ、蛍光表示管の低価格化が図れる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1により説
明する。図1は蛍光表示管の断面図である。蛍光表示管
1の発光表示部5は、マトリクス状に配列された複数の
陽極3と、その各表面に形成された蛍光体4とから構成
され、この発光表示部5が表示文字または画像数に相当
する分だけ形成される。この発光表示部5に対向配置し
てフイラメント状の陰極6を設け、スペーサガラス8a
を周辺に配置してその上から透明なカバーガラス8をか
ぶせて発光表示部5を内部に形成した絶縁基板2と気密
封止した後、内部を真空排気して蛍光表示管1が得られ
る。なお、フイラメント状の陰極6と発光表示部5との
間の空間に、発光表示部5全体を覆う 1 枚のグリッド
電極7を必要に応じて配置できる。一つの表示文字また
は画像を形成するために、 1 発光エレメントとして表
面に蛍光体を有する陽極3がマトリクス状に配列され
て、個々の陽極3が駆動制御される。例えば、発光ドッ
ト数 24×24 ドットで一つの漢字または画像を表示する
場合、 24×24 個の陽極3がマトリクス状に配列され、
この陽極3の集合体を漢字または画像数だけ並置して発
光表示部5を構成する。
【0011】上記一つの表示文字または画像は、 1 個
の基板上に搭載された半導体集積基板10により制御さ
れる。この半導体集積基板10が上記真空容器の表示面
以外の外面に固定される。例えば図1に示すように、絶
縁基板2の裏面に固定される。固定された半導体集積基
板10の端子が絶縁基板2内の多層配線層9を介して陽
極3と接続されている。半導体集積基板10の端子と多
層配線層9とは、例えば異方性導電膜などを用いてフェ
ースダウン接続により、陽極3と多層配線層9とは、例
えばビアホールを介して接続できる。これらの接続方法
をとることにより、ボンディングパッドや接続するボン
ディングワイヤが不要となり蛍光表示管の小型化が図れ
る。また、一つの半導体集積基板10から複数の多層配
線層9を設けることにより、一つの表示文字または画像
を形成するための面積を、半導体集積基板10の表面積
の大きさに制限されず、任意の大きさとできる。
【0012】半導体集積基板10の他の配置例を図2に
示す。図2は蛍光表示管の断面図である。半導体集積基
板10は陽極基板3aの裏面に固定される。ここで裏面
とは、発光表示部5が形成された面と反対側の面をい
う。陽極基板3aはスペーサ2aを介して絶縁基板2に
固定される。固定された半導体集積基板10の端子が陽
極基板3a内に設けられた多層配線層9aを介して陽極
3と接続される。各接続方法としては、上述したフェー
スダウン接続やビアホールを介する接続等が好適に採用
できる。
【0013】半導体集積基板10の一例を図3に示す。
図3は半導体集積基板10における1表示画素分の制御
回路を示すブロック図である。この制御回路は、アドレ
ス選択手段と表示画素分の駆動回路11とを備えてお
り、駆動回路11の出力が蛍光体4が付着した陽極3に
接続されている。アドレス選択手段は、シフトレジスタ
12で構成され、シリアル方式で入力されるデジタル信
号16を所定のクロック信号17に同期して順次各駆動
回路11のデジタル信号入力に出力するように構成され
ている。
【0014】駆動回路11は、ラッチ信号18が入力さ
れるラッチ回路13と、ラッチ回路13の出力に接続さ
れたスイッチ回路14と、一つの入力と一つの出力とを
備え、入力がスイッチ回路14の出力に接続され、出力
が陽極3に接続されたドライバ15とから構成されてい
る。ラッチ回路13は、陽極3を所定期間駆動するため
にシフトレジスタ12から出力された信号を保持する機
能を有し、シフトレジスタ12から信号が出力されてい
るときに、ラッチ信号18が入力されてこの信号が保持
されるように構成されている。
【0015】スイッチ回路14は、外部信号により入力
された信号の通過と遮断とを切り換える切り換えスィッ
チであり、イネーブル信号19によってオンされて入力
されたデジタル信号を通過させる。また、オフされて信
号を遮断したときは、ブランキング期間となり画面表示
されない状態(消灯状態)となる。この場合、所定の周
期でオフする時間を設けるとともに、この時間を変化さ
せることにより、画面全体の輝度を調整することができ
る。ドライバ15は、スイッチ回路14を介して入力さ
れる信号に基づいて、陽極3へ印加する表示電源電圧
(陽極電圧)のオン・オフを行なうように構成されてい
る。
【0016】本発明は、発光表示部5を構成する陽極3
と、制御回路等が搭載された半導体集積基板10とを分
離して配置することを特徴としたものであり、半導体集
積基板10は上述した例以外であっても使用できる。例
えば、デジタル信号の画素データとアナログ信号の画素
データとを陽極ごと入力し、これら二つの信号をアナロ
グ的に加算して陽極電圧として供給する駆動回路を備え
た制御回路を用いることができる。また、個々の陽極に
対応して、X−Yアドレスの交点に発光のオン・オフを
示す表示データを記憶するメモリを設け、これらメモリ
に記憶された表示データに基づいて、個々の発光表示部
5を制御する方式であってもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明の蛍光表示管は、半導体集積基板
が、真空容器の表示面以外の外面に固定され、容器壁内
の配線層を介して半導体集積基板の出力端子と陽極とが
電気的に接続されているので、 1個の半導体集積基板で
大きい高精細な表示面が得られる。また、全体として半
導体集積基板の使用個数を低減することができ、蛍光表
示管の低価格化、軽量化が図れる。
【0018】本発明の他の蛍光表示管は、発光表示部が
形成された陽極基板の裏面に半導体集積基板が固定さ
れ、該陽極基板内の配線層を介して半導体集積基板と陽
極とが電気的に接続されてなるので、 1個の半導体集積
基板で大きい高精細な表示面が得られる。また、陽極基
板と半導体集積基板とが真空容器内に一体として形成さ
れるので、製造工数を下げ、蛍光表示管の低価格化が図
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】蛍光表示管の断面図である。
【図2】他の蛍光表示管の断面図である。
【図3】半導体集積基板における1表示画素分の制御回
路を示すブロック図である。
【図4】従来の蛍光表示管の断面図である。
【符号の説明】
1 蛍光表示管 2 絶縁基板 3 陽極 4 蛍光体 5 発光表示部 6 陰極 7 グリッド電極 8 カバーガラス 9 多層配線層 10 半導体集積基板 11 駆動回路 12 シフトレジスタ 13 ラッチ回路 14 スイッチ回路 15 ドライバ 16 デジタル信号 17 クロック信号 18 ラッチ信号 19 イネーブル信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に蛍光体を有する陽極がマトリクス
    状に配列された発光表示部と、この発光表示部に対向配
    置された陰極を内蔵した少なくとも一面が透光性を有す
    る真空容器と、前記発光表示部を駆動制御する半導体集
    積基板とを備えてなる蛍光表示管において、 前記半導体集積基板が前記真空容器の表示面以外の外面
    に固定され、該真空容器壁内の配線層を介して前記半導
    体集積基板と前記陽極とが電気的に接続されてなること
    を特徴とする蛍光表示管。
  2. 【請求項2】 表面に蛍光体を有する陽極がマトリクス
    状に配列された発光表示部と、この発光表示部に対向配
    置された陰極を内蔵した少なくとも一面が透光性を有す
    る真空容器と、前記発光表示部を駆動制御する半導体集
    積基板とを備えてなる蛍光表示管において、 前記発光表示部が形成された陽極基板の裏面に前記半導
    体集積基板が固定され、該陽極基板内の配線層を介して
    前記半導体集積基板と前記陽極とが電気的に接続されて
    なることを特徴とする蛍光表示管。
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