JP2002310986A - 排気ガスセンサ - Google Patents

排気ガスセンサ

Info

Publication number
JP2002310986A
JP2002310986A JP2001121400A JP2001121400A JP2002310986A JP 2002310986 A JP2002310986 A JP 2002310986A JP 2001121400 A JP2001121400 A JP 2001121400A JP 2001121400 A JP2001121400 A JP 2001121400A JP 2002310986 A JP2002310986 A JP 2002310986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
oxygen concentration
oxygen
amount
concentration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001121400A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4211232B2 (ja
Inventor
Yusuke Suzuki
裕介 鈴木
Shinji Ikeda
慎治 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2001121400A priority Critical patent/JP4211232B2/ja
Publication of JP2002310986A publication Critical patent/JP2002310986A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4211232B2 publication Critical patent/JP4211232B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排気ガス中の酸素濃度を正確に検出する。 【解決手段】 印加した電圧レベルに比例した量の酸素
を排気ガスから排出し、排気ガス中の酸素濃度を一定濃
度にまで低下させ、汲み出した酸素量に比例した量の電
流が流れるように構成された第1処理手段55,56
と、これにより処理された排気ガス中のNOX を窒素と
酸素とに分解し、分解された酸素の濃度からNOX 濃度
を算出する手段と、第1の処理手段における酸素濃度に
基づいて第1処理手段における酸素濃度が一定濃度とな
るように電圧レベルを制御する手段と、排気ガスの空燃
比が理論空燃比であるときに第1処理手段内の電流量を
基準量として第1処理手段内の電流量から第1処理手段
による処理前の酸素濃度を検出する第2検出手段55,
58とを具備する。第1処理手段が理論空燃比の排気ガ
ス中の酸素濃度を検出したときに第1処理手段内の電流
量を基準量とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は排気ガスセンサに関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば内燃機関から排出される排気ガス
中の酸素濃度とNOX 濃度とを検出することができるガ
スセンサシステムが特開平11−304758号公報に
開示されている。当該公報に記載のシステムは排気ガス
中の酸素濃度に比例した量の電流が流れるようになって
いる回路を具備し、この回路内を流れる電流量から排気
ガス中の酸素濃度が算出される。このように排気ガス中
の酸素濃度に比例して発生する電流の量から排気ガス中
の酸素濃度を算出するタイプのシステムでは酸素濃度を
算出するときに基準となる基準電流量と単位酸素濃度に
相当する単位電流量とを組み合わせて用いて上記回路内
を流れている電流の量から排気ガス中の酸素濃度が算出
される。
【0003】ところでこうした基準電流量や単位電流量
はそのときの回路の状態により初期の値から変化するこ
とがある。したがって排気ガス中の酸素濃度を正確に検
出するためには適時に現在、酸素濃度の算出に用いられ
ている基準電流量や単位電流量を変化後の値に更新する
必要がある。基準電流量や単位電流量は回路温度が変化
すると変化するので上記公報に記載のガスセンサシステ
ムでは回路温度ごとに基準電流量や単位電流量に対する
補正量を予め実験により求めておき、ガスセンサシステ
ム使用中に検出される回路温度に応じて補正量を選び出
し、この補正量により基準電流量や単位電流量を補正す
るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが実際には基準
電流量や単位電流量を変化させるファクターは回路温度
以外にもあり、したがって実験により予め求められた回
路温度に関する補正量に基づいて基準電流量や単位電流
量を補正しても斯くして補正された基準電流量や単位電
流量は真の値とはならない。このため上記公報に記載の
ガスセンサシステムにおいては排気ガス中の酸素濃度は
正確には検出されない。
【0005】もちろん回路温度以外に基準電流量や単位
電流量を変化させるファクターを選択し、これらファク
ターごとに補正量を予め実験により求めておき、これら
補正量により基準電流量や単位電流量を補正すれば真の
値の基準電流量や単位電流量を得ることはできる。しか
しながら基準電流量や単位電流量を変化させるファクタ
ーを全て選び出すことは困難である。いずれにしても排
気ガス中の酸素濃度は正確には検出されない。
【0006】こうした事情に鑑み本発明の目的は排気ガ
ス中の酸素濃度を正確に検出することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に1番目の発明では、印加した電圧レベルに比例した量
の酸素を排気ガスから排出し、該排気ガス中の酸素濃度
を一定濃度にまで低下させ、汲み出した酸素量に比例し
た量の電流が流れるように構成された第1の処理手段
と、該第1の処理手段により処理された排気ガス中のN
X を窒素と酸素とに分解するための第2の処理手段
と、該第2の処理手段により分解されて生成された酸素
の濃度を検出し、該検出された酸素濃度から排気ガス中
のNOX 濃度を算出するNOX 濃度算出手段と、上記第
1の処理手段における排気ガス中の酸素濃度を検出する
第1の酸素濃度検出手段と、該第1の酸素濃度検出手段
により検出された酸素濃度に基づいて上記第1の処理手
段における排気ガス中の酸素濃度が一定濃度となるよう
に上記第1の処理手段により印加される電圧レベルを制
御する制御手段と、排気ガスの空燃比が理論空燃比であ
るときに上記第1の処理手段内を流れる電流の量を基準
電流量として第1の処理手段内を流れる電流の量から第
1の処理手段により処理される前の排気ガス中の酸素濃
度を検出する第2の酸素濃度検出手段とを具備する排気
ガスセンサにおいて、上記第1の酸素濃度検出手段が理
論空燃比の排気ガス中の酸素濃度に等しい酸素濃度を検
出したときに第1の処理手段内を流れる電流の量を検出
し、該検出された電流量を第2の酸素濃度検出手段にて
用いる基準電流量とする。これによれば第1の酸素濃度
検出手段が理論空燃比の排気ガス中の酸素濃度を検出し
たときに基準電流量が更新される。
【0008】2番目の発明では1番目の発明において、
上記第1の酸素濃度検出手段が排気ガス中の酸素濃度に
応じた電圧を発生し、該第1の酸素濃度検出手段が発生
する電圧は排気ガス中の酸素濃度が理論空燃比の排気ガ
ス中の酸素濃度よりも高いときには略零の一定の値をと
り、排気ガス中の酸素濃度が理論空燃比の排気ガス中の
酸素濃度に近づくと急激に増大し、排気ガス中の酸素濃
度が理論空燃比の排気ガス中の酸素濃度を越えて低くな
ると零より大きな略一定の値をとる。
【0009】3番目の発明では1番目の発明において、
内燃機関の燃焼室に接続された排気通路内に配置された
請求項1に記載の排気ガスセンサにおいて、上記第2の
酸素濃度検出手段が排気ガス中の酸素濃度が変化したと
きにその酸素濃度の変化量に対応して変化した第1の処
理手段内を流れる電流の量を単位電流量とし、該単位電
流量と基準電流量と第1の処理手段内を流れる電流量と
から排気ガス中の酸素濃度を検出し、燃焼室内への燃料
供給が停止されたときに上記第1の処理手段内を流れる
電流量と上記基準電流量とから単位電流量が算出され
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明を筒内噴射式火花点
火機関に適用した場合を示している。しかしながら本発
明は圧縮着火式内燃機関に適用することもできる。図1
を参照すると1は機関本体、2はシリンダブロック、3
はシリンダブロック2内で往復動するピストン、4はシ
リンダブロック2上に固定されたシリンダヘッド、5は
ピストン3とシリンダヘッド4との間に形成された燃焼
室、6は吸気弁、7は吸気ポート、8は排気弁、9は排
気ポートを夫々示す。図1に示したようにシリンダヘッ
ド4の内壁面の中央部には点火栓10が配置され、シリ
ンダヘッド4内壁面周辺部には燃料噴射弁11が配置さ
れる。またピストン3の頂面上には燃料噴射弁11の下
方から点火栓10の下方まで延びるキャビティ12が形
成されている。
【0011】各気筒の吸気ポート7は夫々対応する吸気
枝管13を介してサージタンク14に連結され、サージ
タンク14は吸気ダクト15およびエアフロメータ16
を介してエアクリーナ(図示せず)に連結される。吸気
ダクト15内にはステップモータ17によって駆動され
るスロットル弁18が配置される。一方、各気筒の排気
ポート9は排気マニホルド19に連結され、この排気マ
ニホルド19は酸化触媒または三元触媒20を内蔵した
触媒コンバータ21および排気管22を介してNOX
収剤23を内蔵したケーシング24に連結される。排気
マニホルド19とサージタンク14とは再循環排気ガス
(以下、EGRガスという)導管26を介して互いに連
結され、このEGRガス導管26内にはEGRガス制御
弁27が配置される。
【0012】電子制御ユニット31はディジタルコンピ
ュータからなり、双方向性バス32を介して相互に接続
されたRAM(ランダムアクセスメモリ)33、ROM
(リードオンリメモリ)34、CPU(マイクロプロセ
ッサ)35、入力ポート36および出力ポート37を具
備する。エアフロメータ16は吸入空気量に比例した出
力電圧を発生し、この出力電圧が対応するAD変換器3
8を介して入力ポート36に入力される。排気マニホル
ド19には空燃比を検出するための空燃比センサ28が
取付けられ、この空燃比センサ28の出力信号が対応す
るAD変換器38を介して入力ポート36に入力され
る。またNOX 吸収剤23を内蔵したケーシング24の
出口に接続された排気管25内には排気ガス中のNOX
濃度およびアンモニア濃度を共に検出可能なNOX アン
モニアセンサ29と、空燃比センサ30とが配置され、
これらNOX アンモニアセンサ29および空燃比センサ
30の出力信号が対応するAD変換器38を介して入力
ポート36に入力される。
【0013】またアクセルペダル40にはアクセルペダ
ル40の踏込み量に比例した出力電圧を発生する負荷セ
ンサ41が接続され、負荷センサ41の出力電圧は対応
するAD変換器38を介して入力ポート36に入力され
る。クランク角センサ42は例えばクランクシャフトが
30度回転する毎に出力パルスを発生し、この出力パル
スが入力ポート36に入力される。CPU35ではこの
クランク角センサ42の出力パルスから機関回転数が計
算される。一方、出力ポート37は対応する駆動回路3
9を介して点火栓10、燃料噴射弁11、ステップモー
タ17およびEGR制御弁27に接続される。
【0014】次に図2を参照しつつ図1に示したNOX
アンモニアセンサ29のセンサ部の構造について簡単に
説明する。図2を参照するとNOX アンモニアセンサ2
9のセンサ部は互いに積層された6つの酸化ジルコニア
等の酸素イオン伝導性固体電解質層からなり、これら6
つの固体電解質層を以下、上から順に第1層L1 、第2
層L2 、第3層L3 、第4層L4 、第5層L5 、第6層
6 と称する。
【0015】図2を参照すると第1層L1 と第3層L3
との間に例えば多孔質のまたは細孔が形成されている第
1の拡散律速部材50と第2の拡散律速部材51とが配
置されており、これら拡散律速部材50,51間には第
1室52が形成され、第2の拡散律速部材51と第2層
2 との間には第2室53が形成されている。また第3
層L3 と第5層L5 との間には外気に連通している大気
室54が形成されている。一方、第1の拡散律速部材5
0の外端面は排気ガスと接触している。したがって排気
ガスは第1の拡散律速部材50を介して第1室52内に
流入し、斯くして第1室52内は排気ガスで満たされて
いる。
【0016】一方、第1室52に面する第1層L1 の内
周面上には陰極側第1ポンプ電極55が形成され、第1
層L1 の外周面上には陽極側第1ポンプ電極56が形成
されており、これら第1ポンプ電極55,56間には第
1ポンプ電圧源57により電圧が印加される。第1ポン
プ電極55,56間に電圧が印加されると第1室52内
の排気ガス中に含まれる酸素が陰極側第1ポンプ電極5
5と接触して酸素イオンとなり、この酸素イオンは第1
層L1 内を陽極側第1ポンプ電極56に向けて流れる。
したがって第1室52内の排気ガス中に含まれる酸素は
第1層L1 内を移動して外部に汲み出されることにな
り、このとき外部に汲み出される酸素量は第1ポンプ電
圧源57の電圧が高くなるほど多くなる。
【0017】一方、大気室54に面する第3層L3 の内
周面上には基準電極58が形成されている。ところで酸
素イオン伝導性固体電解質では固体電解質層の両側にお
いて酸素濃度に差があると酸素濃度の高い側から酸素濃
度の低い側に向けて固体電解質層内を酸素イオンが移動
する。図2に示した例では大気室54内の酸素濃度の方
が第1室52内の酸素濃度よりも高いので大気室54内
の酸素は基準電極58と接触することにより電荷を受け
取って酸素イオンとなり、この酸素イオンは第3層L
3 、第2層L2 および第1層L1 内を移動し、陰極側第
1ポンプ電極55において電荷を放出する。その結果、
基準電極58と陰極側第1ポンプ電極55との間に符号
59で示した電圧V0 が発生する。この電圧V0 は大気
圧室54内と第1室52内との酸素濃度差に比例する。
【0018】図2に示した例ではこの電圧V0 が第1室
52内の酸素濃度が1p.p.m.のときに生ずる電圧に一致
するように第1ポンプ電圧源57の電圧がフィードバッ
ク制御される。すなわち、第1室52内の酸素は第1室
52内の酸素濃度が1p.p.m.となるように第1層L1
通って汲み出され、それによって第1室52内の酸素濃
度が1p.p.m.に維持される。
【0019】なお陰極側第1ポンプ電極55はNOX
対しては還元性の低い材料、例えば金Auと白金Ptと
の合金から形成されており、したがって排気ガス中に含
まれるNOX は第1室52内ではほとんど還元されな
い。したがってこのNOX は第2の拡散律速部材51を
通って第2室53内に流入する。一方、第2室53に面
する第1層L1 の内周面上には陰極側第2ポンプ電極6
0が形成されており、この陰極側第2ポンプ電極60と
陽極側第1ポンプ電極556との間には第2ポンプ電圧
源61により電圧が印加される。これらポンプ電極6
0,56間に電圧が印加されると第2室53内の排気ガ
ス中に含まれる酸素が陰極側第2ポンプ電極60と接触
して酸素イオンとなり、この酸素イオンは第1層L1
を陽極側第1ポンプ電極56に向けて流れる。したがっ
て第2室53内の排気ガス中に含まれる酸素は第1層L
1 内を移動して外部に汲み出されることになり、このと
き外部に汲み出される酸素量は第2ポンプ電圧源61の
電圧が高くなるほど多くなる。
【0020】一方、前述したように酸素イオン伝導性固
体電解質では固体電解質層の両側において酸素濃度に差
があると酸素濃度の高い側から酸素濃度の低い側に向け
て固体電解質層内を酸素イオンが移動する。図2に示し
た例では大気室54内の酸素濃度の方が第2室53内の
酸素濃度よりも高いので大気室54内の酸素は基準電極
58と接触することにより電荷を受け取って酸素イオン
となり、この酸素イオンは第3層L3 、第2層L2 およ
び第1層L1 内を移動し、陰極側第2ポンプ電極60に
おいて電荷を放出する。その結果、基準電極58と陰極
側第2ポンプ電極60との間に符号62で示した電圧V
1 が発生する。この電圧V1 は大気圧室54内と第2室
53内との酸素濃度差に比例する。
【0021】図2に示した例ではこの電圧V1 が第2室
53内の酸素濃度が0.01p.p.m.のときに生ずる電圧
に一致するように第2ポンプ電圧源61の電圧がフィー
ドバック制御される。すなわち第2室53内の酸素は第
2室53内の酸素濃度が0.01p.p.m.となるように第
1層L1 を通って汲み出され、それによって第2室53
内の酸素濃度が0.01p.p.m.に維持される。
【0022】なお陰極側第2ポンプ電極60もNOX
対しては還元性の低い材料、例えば金Auと白金Ptと
の合金から形成されており、したがって排気ガス中に含
まれるNOX は陰極側第2ポンプ電極60と接触しても
ほとんど還元されない。一方、第2室53に面する第3
層L3 の内周面上にはNOX 検出用の陰極側ポンプ電極
63が形成されている。この陰極側ポンプ電極63はN
X に対して強い還元性を有する材料、例えばロジウム
Rhや白金Ptから形成されている。したがって第2室
53内のNOX 、実際には大部分を占めるNOが陰極側
ポンプ電極63上においてN2 とO2 とに分解される。
図2に示したようにこの陰極側ポンプ電極63と基準電
極58との間には一定電圧64が印加されており、した
がって陰極側ポンプ電極63上において分解生成された
2 は酸素イオンとなって第3層L3 内を基準電極58
に向けて移動する。このとき陰極側ポンプ電極63と基
準電極58との間にはこの酸素イオン量に比例した符号
65で示した電流I 1 が流れる。
【0023】前述したように第1室52内ではNOX
ほとんど還元されず、また第2室53内には酸素はほと
んど存在しない。したがって電流I1 は排気ガス中に含
まれるNOX 濃度に比例することになり、斯くして電流
1 から排気ガス中のNOX濃度を検出できることにな
る。一方、排気ガス中に含まれるアンモニアNH3 は第
1室52内においてNOとH2 Oとに分解され(4NH
3 +5O2 →4NO+6H2 O)、この分解されたNO
は第2の拡散律速部材51を通って第2室53内に流入
する。このNOは陰極側ポンプ電極63上においてN2
とO2 とに分解され、分解生成されたO2 は酸素イオン
となって第3層L3 内を基準電極58に向けて移動す
る。このときにも電流I1 は排気ガス中に含まれるNH
3 濃度に比例し、斯くして電流I1 から排気ガス中のN
3 濃度を検出できることになる。
【0024】図3は電流I1 と排気ガス中のNOX 濃度
およびNH3 濃度との関係を示している。図3から電流
1 は排気ガス中のNOX 濃度およびNH3 濃度に比例
していることがわかる。一方、排気ガス中の酸素濃度が
高いほど、すなわち空燃比がリーンであるほど第1室5
2から外部に汲み出される酸素量が多くなり、符号66
で示した電流I 2 が増大する。図4にこの電流I2 と排
気ガス中の酸素濃度との関係を示した。図4に示したよ
うに排気ガス中の酸素濃度[O2 ]が増大するに従って
電流I2も徐々に増大する。図4において電流値I2R
排気ガス中の酸素濃度が理論空燃比の排気ガス中の酸素
濃度(以下、理論空燃比酸素濃度と称す。)C0 である
ときの電流I2 の値である。また図4において傾きI2u
は排気ガス中の酸素濃度が単位濃度だけ増大したときの
電流I2 の増大量、すなわち単位酸素濃度に相当する単
位電流量である。本実施例によれば図4に示した関係に
基づいて電流I2 から排気ガスの空燃比を検出すること
ができる。
【0025】一方、符号59で示した電圧V0 は排気ガ
ス中の酸素濃度に従って変化する。この変化の様子を図
5に示した。図5においてC0 は理論空燃比酸素濃度で
あり、V0Rは排気ガス中の酸素濃度が理論空燃比酸素濃
度であるときの電圧V0 の値である。図5に示したよう
に排気ガス中の酸素濃度[O2 ]が非常に少ないときに
は排気ガス中の酸素濃度と大気中の酸素濃度との差が大
きいので電圧V0 は最も大きい電圧値V0MAXとなる。排
気ガス中の酸素濃度[O2 ]が理論空燃比酸素濃度C0
に近づくと電圧V0 は徐々に小さくなり、排気ガス中の
酸素濃度[O2]が理論空燃比酸素濃度C0 に達したと
ころで電圧V0 は急激に小さくなり、排気ガス中の酸素
濃度[O2 ]が理論空燃比酸素濃度C0 を超えると電圧
0 は徐々に小さくなる。排気ガス中の酸素濃度[O
2 ]が非常に多いときには排気ガス中の酸素濃度と大気
中の酸素濃度との差が小さいので電圧V0 は最も小さい
値V 0MINとなる。
【0026】電圧V0 が図5に示したような特性を示す
理由は以下の通りである。上述したように電圧V0 は大
気室54内の酸素濃度と第1室52内の酸素濃度との間
に差があるとき、すなわち基準電極58上に付着する酸
素分子の数と陰極側第1ポンプ電極55上に付着する酸
素分子の数との間に差があるときに酸素イオンが基準電
極58から第3層L3 、第2層L2 、および第1層L1
を介して陰極側第1ポンプ電極55に移動することによ
り発生する。
【0027】すなわち電圧V0 のレベルはあくまで基準
電極58上に付着する酸素分子の数と陰極側第1ポンプ
電極55上に付着する酸素分子の数との差を表してお
り、単純に大気室54内の酸素濃度と第1室52内の酸
素濃度との間の差を表しているわけではない。大気室5
4内には多量の酸素分子が存在し、したがって基準電極
58上には可能なかぎり多量の酸素分子が付着してい
る。すなわち基準電極58上に付着する酸素分子の数は
常に最大の値で一定であるので陰極側第1ポンプ電極5
5上に付着する酸素分子の数が少なくなったとしても酸
素分子の数自体が非常に少ない場合には陰極側第1ポン
プ電極55に単位時間当たりに到達する酸素イオンの量
が増大するのにも限界がある。このため第1室52内の
酸素濃度が非常に低いときには電圧V0 は排気ガス中の
酸素濃度に関係なく略一定の最大値V 0MAXとなる。
【0028】一方、第1室52内の酸素濃度が徐々に増
大し、陰極側第1ポンプ電極55上に付着する酸素分子
の数が或る一定の数以上となると電圧V0 は徐々に小さ
くなる。このように電圧V0 が徐々に小さくなるのは第
1室52内への酸素分子の流入が第1の拡散律速部材5
0により抑制されているからである。そして陰極側第1
ポンプ電極55上に付着する酸素分子の数がさらに多く
なると、すなわち第1室52内の酸素濃度が理論空燃比
酸素濃度C0 に達すると陰極側第1ポンプ電極55に単
位時間当たりに到達する酸素イオンの量が急激に減少す
るので電圧V0も急激に小さくなる。
【0029】さらに第1室52内の酸素濃度が徐々に増
大していゆくと電圧V0 は徐々に小さくなる。このよう
に電圧V0 が徐々に小さくなるのは上述したように第1
室52内への酸素分子の流入が第1の拡散律速部材50
により抑制されているからである。そして陰極側第1ポ
ンプ電極55上に付着する酸素分子の数が非常に多くな
ると電圧V0 は最小値V0MINとなり、第1室52内の酸
素濃度がこれ以上増大してももはや陰極側第1ポンプ電
極55上にはこれ以上、酸素分子は付着することができ
ないので第1室52内の酸素濃度が或る一定濃度に達す
れば電圧V0 は最小値V0MINとなり、第1室52内の酸
素濃度がこの一定濃度以上となっても電圧V0 は最小値
0MINで略一定となる。
【0030】なお第5層L5 と第6層L6 との間にはN
X アンモニアセンサ29のセンサ部を加熱するための
電気ヒータ67が配置されており、この電気ヒータ67
によってNOX アンモニアセンサ29のセンサ部は70
0℃から800℃に加熱される。ところで上述したよう
に排気ガス中の酸素濃度と電流I2 との間には図4に示
した関係が成立する。すなわち本実施例のNOX アンモ
ニアセンサ29によれば電流I2 と基準電流量I2Rと単
位電流量I2uとを用いて排気ガス中の酸素濃度を検出す
ることができ、したがって排気ガスの空燃比を検出する
ことができる。ところが基準電流量I2Rや単位電流量I
2uはNOX アンモニアセンサ29ごとに異なるばかりで
なく、陰極側第1ポンプ電極55や陽極側第1ポンプ電
極56の性能変化、さらには電流I2 を検出するための
検出器の性能変化により経時的に変化する。
【0031】したがって排気ガスの空燃比を正確に検出
するためにはそのときの基準電流量I2Rと単位電流量I
2uとを正確に把握しておく必要がある。そこで本実施例
では適時に基準電流量I2Rと単位電流量I2uとを検出
し、排気ガスの空燃比を算出するために用いられる基準
電流量I2Rと単位電流量I2uとを更新する。以下、これ
ら基準電流量I2Rおよび単位電流量I2uの更新方法につ
いて説明する。
【0032】初めに基準電流量I2Rの具体的な更新方法
について説明する。図5に示したように第1室52内に
理論空燃比の排気ガスが流入したときには電圧V0 は基
準電圧V0Rを横切る。ここで基準電極58や陰極側第1
ポンプ電極55の性能が変化しているときには発生する
電圧V0 の絶対値は変化するが上述したように電圧V 0
は基準電極58上に付着している酸素分子の数と陰極側
第1ポンプ電極55上に付着している酸素分子の数との
間の差により発生するので基準電圧V0Rと理論空燃比酸
素濃度C0 との関係は変化しない。
【0033】すなわち基準電極58や陰極側第1ポンプ
電極55の性能が変化したとしても第1室52内に理論
空燃比の排気ガスが流入したときには電圧V0 は必ず基
準電圧V0Rを横切る。したがって電圧V0 が基準電圧V
0Rを横切ったときの電流値I 2 は基準電流量I2Rであ
る。そこで本実施例では電圧V0 が基準電圧V0Rを横切
ったときに検出される電流値I2 が基準電流量I2Rとさ
れる。
【0034】次に単位電流量I2uの具体的な更新方法に
ついて説明する。本実施例では燃焼室5への燃料供給が
停止されたときの電流I2 の値を利用してそのときの単
位電流量I2uを検出する。すなわち燃焼室5への燃料供
給が停止されたときにNOXアンモニアセンサ29に流
入する排気ガス中の酸素濃度は大気中の酸素濃度に略等
しい。したがって燃焼室5への燃料供給が停止されたと
きに検出される電流I 2 の値は既知である大気中の酸素
濃度を表している。したがって燃焼室5への燃料供給が
停止されたときに検出される電流I2 の値と基準電流量
2Rとから単位電流量I2uを算出することができる。斯
くして本実施例によれば基準電流量I2Rと単位電流量I
2uとが適時に真の値に更新されるので排気ガスの空燃比
を正確に検出することができる。
【0035】なお上記実施例においては電圧V0 が基準
電圧V0Rを横切ったときに検出される電流量I2 を基準
電流量I2Rとしているが、これに代えて空燃比センサ3
0により排気ガスの空燃比が理論空燃比であることが検
出されたときにNOX アンモニアセンサ29により検出
される電流量I2 を基準電流量I2Rとしてもよく、或い
は内燃機関の運転状態が理論空燃比での運転状態とされ
たときにNOX アンモニアセンサ29により検出される
電流量I2 を基準電流量I2Rとしてもよい。
【0036】ところで内燃機関の運転状態がリーン空燃
比の下での運転状態とされているときにはNOX がNO
X 吸収剤23に流入し、NOX 吸収剤23に吸収され
る。NOX 吸収剤23が吸収することができるNOX
量には限界がある。そこで上記実施例ではNOX 吸収剤
23のNOX 吸収量が限界量に達する前に内燃機関の空
燃比をリッチとし、燃料を還元剤としてNOX 吸収剤2
3に供給し、この還元剤によりNOX 吸収剤23からN
X を放出させ還元する。このときにNOX 吸収剤23
から流出する排気ガスの空燃比は図6に示したような挙
動を示す。
【0037】図6に示したように内燃機関の空燃比が時
刻t1 においてリッチとされ、燃料が燃焼室5からNO
X 吸収剤23に達するとNOX 吸収剤23から流出する
排気ガスの空燃比はリーンから理論空燃比に向かい、少
しの間、理論空燃比となる。このようにNOX 吸収剤2
3から流出する排気ガスの空燃比が理論空燃比となるの
はNOX 吸収剤23に流入する排気ガス中の燃料がNO
X 吸収剤23におけるNOX 放出還元作用に消費される
からである。
【0038】その後、図6の時刻t2 で示したようにN
X 吸収剤23から流出する排気ガスの空燃比は理論空
燃比からリッチとなる。これはNOX 吸収剤23に吸収
されているNOX の量がほぼ零となり、NOX 吸収剤2
3に流入する排気ガス中の燃料がNOX 吸収剤23にお
いて消費されなくなったからである。時刻t2 において
内燃機関の空燃比がリーンに戻されると時刻t3 におい
てNOX 吸収剤23から流出する排気ガスの空燃比がリ
ーンとなる。
【0039】このようにNOX 吸収剤23に吸収されて
いるNOX を還元処理するために内燃機関の空燃比がリ
ッチとされてから或る一定の期間においてはNOX 吸収
剤23から流出する排気ガスの空燃比は理論空燃比とな
る。ここで上記実施例においてNOX アンモニアセンサ
29はNOX 吸収剤23の下流側に配置されている。そ
こでNOX 吸収剤23に吸収されているNOX を還元処
理するために内燃機関の空燃比がリッチとされてから或
る一定の期間、すなわちNOX 吸収剤23から流出する
排気ガスの空燃比が理論空燃比となっている期間にNO
X アンモニアセンサ29に流入する排気ガスの空燃比は
理論空燃比であるのでこのときにNOXアンモニアセン
サ29により検出される電流I2 の量を基準電流量I2R
としてもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば第1の酸素濃度検出手段
が理論空燃比の排気ガス中の酸素濃度を検出したときに
基準電流量が更新される。このため第2の酸素濃度検出
手段にて用いられる基準電流量が正確な値に更新される
ので排気ガスの酸素濃度が正確に検出されるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】内燃機関の全体図である。
【図2】NOX アンモニアセンサのセンサ部の構造を示
す図である。
【図3】NOX アンモニアセンサによる検出電流を示す
図である。
【図4】第1室内の酸素濃度[O2 ]と電流I2 との間
の関係を示す図である。
【図5】第1室内の酸素濃度[O2 ]と電圧V0 との間
の関係を示す図である。
【図6】NOX 吸収剤内のNOX を還元処理するために
内燃機関の空燃比がリッチとされたときにNOX 吸収剤
から流出する排気ガスの空燃比の変動を示す図である。
【符号の説明】
11…燃料噴射弁 23…NOX 吸収剤 29…NOX アンモニアセンサ 30…空燃比センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 27/46 327N Fターム(参考) 2G004 BB04 BD14 BL01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印加した電圧レベルに比例した量の酸素
    を排気ガスから排出し、該排気ガス中の酸素濃度を一定
    濃度にまで低下させ、汲み出した酸素量に比例した量の
    電流が流れるように構成された第1の処理手段と、該第
    1の処理手段により処理された排気ガス中のNOX を窒
    素と酸素とに分解するための第2の処理手段と、該第2
    の処理手段により分解されて生成された酸素の濃度を検
    出し、該検出された酸素濃度から排気ガス中のNOX
    度を算出するNOX 濃度算出手段と、上記第1の処理手
    段における排気ガス中の酸素濃度を検出する第1の酸素
    濃度検出手段と、該第1の酸素濃度検出手段により検出
    された酸素濃度に基づいて上記第1の処理手段における
    排気ガス中の酸素濃度が一定濃度となるように上記第1
    の処理手段により印加される電圧レベルを制御する制御
    手段と、排気ガスの空燃比が理論空燃比であるときに上
    記第1の処理手段内を流れる電流の量を基準電流量とし
    て第1の処理手段内を流れる電流の量から第1の処理手
    段により処理される前の排気ガス中の酸素濃度を検出す
    る第2の酸素濃度検出手段とを具備する排気ガスセンサ
    において、上記第1の酸素濃度検出手段が理論空燃比の
    排気ガス中の酸素濃度に等しい酸素濃度を検出したとき
    に第1の処理手段内を流れる電流の量を検出し、該検出
    された電流量を第2の酸素濃度検出手段にて用いる基準
    電流量とすることを特徴とする排気ガスセンサ。
  2. 【請求項2】 上記第1の酸素濃度検出手段が排気ガス
    中の酸素濃度に応じた電圧を発生し、該第1の酸素濃度
    検出手段が発生する電圧は排気ガス中の酸素濃度が理論
    空燃比の排気ガス中の酸素濃度よりも高いときには略零
    の一定の値をとり、排気ガス中の酸素濃度が理論空燃比
    の排気ガス中の酸素濃度に近づくと急激に増大し、排気
    ガス中の酸素濃度が理論空燃比の排気ガス中の酸素濃度
    を越えて低くなると零より大きな略一定の値をとること
    を特徴とする請求項1に記載の排気ガスセンサ。
  3. 【請求項3】 内燃機関の燃焼室に接続された排気通路
    内に配置された請求項1に記載の排気ガスセンサにおい
    て、上記第2の酸素濃度検出手段が排気ガス中の酸素濃
    度が変化したときにその酸素濃度の変化量に対応して変
    化した第1の処理手段内を流れる電流の量を単位電流量
    とし、該単位電流量と基準電流量と第1の処理手段内を
    流れる電流量とから排気ガス中の酸素濃度を検出し、燃
    焼室内への燃料供給が停止されたときに上記第1の処理
    手段内を流れる電流量と上記基準電流量とから単位電流
    量が算出されることを特徴とする請求項1に記載の排気
    ガスセンサ。
JP2001121400A 2001-04-19 2001-04-19 排気ガスセンサ Expired - Fee Related JP4211232B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001121400A JP4211232B2 (ja) 2001-04-19 2001-04-19 排気ガスセンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001121400A JP4211232B2 (ja) 2001-04-19 2001-04-19 排気ガスセンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002310986A true JP2002310986A (ja) 2002-10-23
JP4211232B2 JP4211232B2 (ja) 2009-01-21

Family

ID=18971283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001121400A Expired - Fee Related JP4211232B2 (ja) 2001-04-19 2001-04-19 排気ガスセンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4211232B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005351788A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Toyota Motor Corp 濃度検出装置
JP2009133834A (ja) * 2007-10-29 2009-06-18 Ngk Spark Plug Co Ltd センサ制御装置
JP2011039041A (ja) * 2009-07-17 2011-02-24 Ngk Insulators Ltd アンモニア濃度検出センサ
JP2014037787A (ja) * 2012-08-13 2014-02-27 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の排気浄化システム
JP2015230220A (ja) * 2014-06-04 2015-12-21 株式会社デンソー ガスセンサ素子
JP2018115951A (ja) * 2017-01-18 2018-07-26 日本特殊陶業株式会社 濃度算出装置およびガス検出装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005351788A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Toyota Motor Corp 濃度検出装置
JP4556504B2 (ja) * 2004-06-11 2010-10-06 トヨタ自動車株式会社 濃度検出装置
JP2009133834A (ja) * 2007-10-29 2009-06-18 Ngk Spark Plug Co Ltd センサ制御装置
JP2012093376A (ja) * 2007-10-29 2012-05-17 Ngk Spark Plug Co Ltd センサ制御装置
JP2011039041A (ja) * 2009-07-17 2011-02-24 Ngk Insulators Ltd アンモニア濃度検出センサ
JP2014037787A (ja) * 2012-08-13 2014-02-27 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の排気浄化システム
JP2015230220A (ja) * 2014-06-04 2015-12-21 株式会社デンソー ガスセンサ素子
JP2018115951A (ja) * 2017-01-18 2018-07-26 日本特殊陶業株式会社 濃度算出装置およびガス検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4211232B2 (ja) 2009-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2017222001A1 (ja) ガスセンサ及び被測定ガス中の複数目的成分の濃度測定方法
CN107340326B (zh) 氮氧化物传感器的控制装置
JP2003120399A (ja) NOxセンサ異常検出装置
JP6421771B2 (ja) 硫黄酸化物検出装置
WO2013114814A1 (ja) 内燃機関の排出ガス浄化装置
JP2005061885A (ja) 濃度検出装置
US10191007B2 (en) Sulfur oxides detection system
JP2008191043A (ja) ガスセンサ
JP6468255B2 (ja) 排気センサ
JP2002310986A (ja) 排気ガスセンサ
JP3589179B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP2001133429A (ja) 車載用noxセンサのオフセット再校正方法
JP4374796B2 (ja) NOx濃度検出装置
JP2019174154A (ja) アンモニア濃度検出装置
CN109915268A (zh) 催化剂劣化检测装置
JP2009257889A (ja) NOxセンサの活性判定装置、異常診断装置及び出力補正装置
WO2021251036A1 (ja) アンモニア濃度検出装置
JP2002276419A (ja) 内燃機関の燃料噴射量制御装置
JP4556504B2 (ja) 濃度検出装置
JP3494145B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP2002266628A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP3555581B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP6477514B2 (ja) 硫黄酸化物検出装置
JP2002276343A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JPH06288235A (ja) 排気ガス浄化用セラミック排気管および機関の排気ガス浄化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080708

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080908

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081007

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081020

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121107

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121107

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131107

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees