JP2002310224A - 防振装置 - Google Patents
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- F16F13/06—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
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Abstract
仕切体に有するオリフィス通路の出入口を殆ど塞がず、
仮に出入口と重なっても出入口の開口面積を十分に確保
できる用にした液封入式の防振装置を提供する。 【解決手段】 筒状金具1と取付金具3とを防振基体3
を介して結合し、筒状金具1における防振基体2と対向
する側にダイヤフラム4と、それより内側に仕切体5を
シール状態に固着し、防振基体2とダイヤフラム4の間
を二つの液室7a,7bに仕切り構成し、両液室7a,
7bを仕切体5の外周のオリフィス通路6により連通さ
せ、防振基体2の内側面2aにおける周縁部には、仕切
体5の上面側の周縁部が対接する位置決め用の凸部20
を、オリフィス通路6の出入口6aを流れを阻害しない
ように周方向に間隔をおいて複数個所に設ける。
Description
ン等の振動発生体を防振的に支承するのに用いられる液
封入式の防振装置に関するものである。
り、自動車エンジン等の振動発生体を、その振動を車体
へ伝達させないように支承する液封入式の防振装置とし
て、種々の構造のものがある。
状金具(101)と取付金具(103)とをゴム弾性体
からなる防振基体(102)により結合するとともに、
筒状金具(101)における前記防振基体(102)と
対向する開口端側にゴム膜からなるダイヤフラム(10
4)とその内側に位置する仕切体(105)をシール状
態に固着し、防振基体(102)とダイヤフラム(10
4)の間の内室を防振基体側とダイヤフラム側の二つの
液室(107a)(107b)に仕切り構成し、両液室
(107a)(107b)を仕切体(105)の外周部
に設けたオリフィス通路(106)により連通させ、オ
リフィス通路による液流動効果や防振基体の防振効果に
より、振動減衰機能と振動絶縁機能を果すように構成し
た二室形の液封入式の防振装置がある。
5)は、前記筒状金具(101)の前記防振基体(10
2)と対向する開口側から、ダイヤフラム(104)の
周縁部に有する補強金具(104a)とともに圧入ある
いは挿入手段により嵌着されて、該筒状金具(101)
の絞り及び端縁部のかしめ手段により抜脱しないように
固定されている。
前記のように圧入される仕切体(105)を筒状金具
(101)内の定位置に受止め保持するために、防振基
体(102)の内側面における周縁部に、仕切体(10
5)の上面側周縁部(105a)が対接する段面(12
0a)を有する凸部(120)が形成されており、これ
により仕切体(105)を軸方向に位置決めし支持でき
るようになっている。
(120)は、図8のように防振基体(102)の内側
面における周縁部が全周にわたって内方側に段面(12
0a)を形成するように増肉されて形成されている。そ
のため、取付金具(103)の振動に伴ってピストン作
用を行う防振基体(102)の有効ゴム足長さ(或いは
有効径)がそれだけ小さくなっている。
(120a)と対接する上面側周縁部(105a)に
は、外周部のオリフィス通路(106)の出入口(10
6a)が形成されているが、前記のように段面(120
a)による位置決め手段が全周にわたって形成されてい
るために、その張り出しが僅かであっても、前記出入口
(106a)の上面側の開口の一部または大部分を塞ぐ
ことになる。そのため、十分なオリフィス通路(10
6)の流れを確保できないことになる。
(106a)は、該オリフィス通路の流れを確保して、
十分な振動の減衰特性を得るために、所定の開口面積を
確保する必要があるが、前記のように位置決めのための
凸部(120)による段面(120a)が出入口(10
6a)を大きく塞ぐことになるために、十分な振動減衰
特性を発揮できないことになる。
に、前記出入口の周方向幅を長くするのは、開口面積を
十分に確保できるとしても、オリフィス通路自体の長さ
が短くなり、特性面の制約が多く、実用性に乏しいとい
った問題がある。
り、防振基体の内側面の周縁部に設ける仕切体の位置決
め手段を、位置決め機能を確実に果たすとともに、仕切
体に有するオリフィス通路の出入口を殆ど塞がず、また
仮に、出入口と重なっても該出入口の開口面積を十分に
確保でき、周方向幅を過度に大きくしなくてもオリフィ
ス通路の流れを十分に確保できる位置決め用の凸部を設
けた防振装置を提供するものである。
発明の防振装置は、筒状金具と取付金具とをゴム弾性体
よりなる防振基体を介して結合するとともに、筒状金具
における前記防振基体と対向する開口側にゴム膜よりな
るダイヤフラムと、それより内側に位置する仕切体をそ
れぞれシール状態に固着して、防振基体とダイヤフラム
の間の内室を二つの液室に仕切り構成し、両液室を仕切
体の外周部に設けたオリフィス通路により連通させてな
る液封入式の防振装置において、前記防振基体の内側面
における周縁部には、仕切体の周縁部が対接する位置決
め用の凸部が、前記オリフィス通路の出入口を流れを阻
害しないように周方向に所要の間隔をおいて複数個所に
設けられてなることを特徴とする。
側面に設けられた位置決め用の複数の凸部により、筒状
金具の内周に嵌着される仕切体を所定位置に位置決めで
き、しかも複数の凸部の位置が周方向に間隔をおいて設
けられているため、前記オリフィス通路の出入口の位置
をこれら凸部の位置とずらせることにより、前記出入口
を開口状態に保持でき、オリフィス通路の流れを十分に
確保できる。
少なくとも前記出入口の周方向幅より大きい間隔をおい
て設けておくことにより、前記仕切体に有するオリフィ
ス通路の出入口の位置を前記の位置決め用の凸部と凸部
の間隔に位置させることにより、前記出入口は全く塞が
れることがない。
おいて設けることで、防振基体の有効ゴム足長さ、つま
り取付金具の上下振動に伴ってピストン作用を行う有効
径がそれだけ大きくなり、ピストン効率を高め、減衰性
能を高めることができる。
の凸部が、周方向に間隔をおいて4個所以上に設けられ
てなるものが、仕切体の位置決め機能を確実に果たし、
仕切体を傾き等を生じさせずに支持でき、好ましい。例
えば、周方向幅が前記オリフィス用通路の出入口より小
さい位置決め用の凸部の一つが該出入口と重なった場合
にも、傾き等を生じさせずに仕切体を位置決めできるこ
とになる。
位置決め機能を果たし、かつ前記オリフィス通路の出入
口と重なった場合にも、該出入口を十分な開口状態に保
持できるように設定されるが、この凸部の周方向幅は、
前記オリフィス用通路の出入口の周方向幅より小さくす
るのがよい。しかも、これらの全凸部の周方向幅の合計
長さが周長の1/8〜1/4であるのがさらに好まし
い。これによって、前記位置決め機能を確実に果たし、
しかもその一つが前記出入口に重なっても、所定の開口
面積を確保でき、十分なオリフィス用通路の流れを確保
できる。
つが前記オリフィス用通路の出入口に重なった状態にお
いて、該出入口の平面における凸部重なり分を除く開口
面積が、該凸部の重なり分の面積より大きくなるように
形成されているのが好ましく、これにより、仕切体の位
置決め機能を確実に果たしながら、仕切体がどのように
組み付けられても、前記オリフィス用通路の出入口が流
れを阻害するように塞がれることがない。
示す実施例に基づいて説明する。
縦断面図、図2は前図のX−X線の断面図、図3は他の
実施例の横断面図、図4は位置決め用の凸部とオリフィ
ス通路の出入口との説明図である。図5と図6は仕切体
の正面図と平面図である。
(1)の上部開口側にエンジンの荷重を受けるゴム弾性
体からなる防振基体(2)が加硫成形手段によりシール
状態に接着され一体的に固着されるとともに、該防振基
体(2)に上側の取付金具(3)が加硫成形手段により
埋設されて固定されている。すなわち筒状金具(1)と
取付金具(3)とが防振基体(2)を介して結合されて
いる。
前記防振基体(2)と対向してゴム膜よりなるダイヤフ
ラム(4)と、それより内側に位置する仕切体(5)と
が、後述のようにしてシール状態に取着されている。こ
うして防振基体(2)とダイヤフラム(4)の間の内室
が、外周にオリフィス通路(6)を有する仕切体(5)
によって、防振基体(2)の側の第1の液室(7a)
と、前記ダイヤムフラム(4)の側の第2の液室(7
b)とに仕切り構成され、該両液室(7a)(7b)が
オリフィス通路(6)により連通せしめられている。こ
れにより二室形の液封入式の防振装置(A)が構成され
ている。(6a)はオリフィス通路(6)の第1の液室
(7a)側の出入口、(6b)は第2の液室(7b)側
の出入口である。
ルトの連結用ネジ込み穴(3a)が設けられている。通
常、この取付金具(3)が自動車エンジン等の振動発生
体側のブラケットに固定され、前記筒状金具(1)の側
が車体等の支持側に固定されて使用される。図の場合、
筒状金具(1)の外周にスタビライザを兼ねる筒状の本
体金具(8)が圧入手段等により結合されている。
金属材、合成樹脂材、セラミック材等の成形品よりな
り、外周にオリフィス通路(6)としての凹溝を有し、
その上面側の周縁部(5a)の一部に第1の液室(7
a)側と連通する出入口(6a)が切欠形成され、凹溝
の底面部に第2の液室(7b)側に連通する出入口(6
b)が形成されている。図の場合は、前記仕切体(5)
の中央部がゴム膜(51)により弾性変形可能に形成さ
れている。このほか、仕切体(5)を鋼板等からの絞り
加工により形成しておく場合もある。
(4)の周縁部に固着された補助金具(4a)と共に、
筒状金具(1)の内周に対して下端開口側より挿入ある
いは圧入されて嵌着され、必要に応じて筒状金具(1)
の絞り加工により締め付けられ、さらに該筒状金具
(1)の端縁(1a)のかしめ手段により抜脱不能に設
けられている。
(2a)の周縁部分には、装置軸心に対して略直角の段
面(20a)を有する位置決め用の凸部(20)が、周
方向に所要の間隔、好ましくは少なくとも前記出入口
(6a)の周方向幅(Wa)より大きい間隔をおいて複
数個所に形成されており、前記仕切体(5)は、その上
面側の周縁部(5a)が前記凸部(20)の段面(20
a)に接着されることなく対接して軸方向に位置決めさ
れるとともに、前記オリフィス通路(6)の出入口(6
a)を前記凸部(20)の位置からずらせるようにして
固定されている。
(20)は、その周方向幅(W)が前記出入口(6a)
の周方向幅(Wa)より大きい場合には、前記のように
出入口(6a)の周方向幅(Wa)より大きい間隔をお
いて設けられていても、該凸部(20)と前記出入口
(6a)とが重なった場合に、出入口(6a)の流れを
阻害するおそれがある。
は、その周方向幅(W)が前記出入口(6a)の周方向
幅(Wa)より小さく形成される。ただし、この周方向
幅(W)があまり小さくなり過ぎると、径方向の突出高
さ(h)が大きくても、仕切体(5)の位置決め支持す
るのに必要な強度を保持できないことになるので、これ
らの全凸部(20)の周方向幅(W)の合計が周長の1
/8〜1/4の範囲のものが好ましい。実施上は、前記
周方向幅(W)が前記出入口(6a)の周方向幅(W
a)の1/3〜2/3の範囲内で、周長に対して前記範
囲内となるように設定される。
(W)の合計長さが、周長の1/8より小さいと、仕切
体(5)の位置決め支持機能が弱くなり、また周長の1
/4を越えると、防振基体(2)のピストン作用を行う
有効径拡張の効果が得られないことになる。
突出高さ(h)は、仕切体の(5)の位置決め支持機能
を果たし、かつ出入口(6a)と重なった場合にも、該
出入口(6a)の半部以上が塞がれないように設定され
る。そのため、これらの凸部(20)の突出高さ(h)
や周方向幅(W)については、一つの凸部(2)が前記
オリフィス通路(6)の出入口(6a)に重なった状態
において、該出入口(6a)の平面における凸部(2
0)重なり分(図4の斜線部)を除く開口面積が該凸部
(20)の重なり分の面積より大きくなるように形成さ
れているのが好ましい。
ては、前記出入口(6a)から位置をずらせるようにす
れば、2個所あるいは3個所に設けて実施することも可
能であるが、該凸部(20)による仕切体(5)の位置
決め支持機能の安定性、特に出入口(6a)が一つの凸
部(20)に重なった場合の位置決め支持状態の安定性
の点から、図のように周方向に当角度間隔毎に4個所以
上に配設しておくのが望ましい。
(A)のストッパー機構として、上側の取付金具(3)
の一部を鍔状に突出させて、該鍔状部(31)を防振基
体(2)と一体のゴム層(22)により包被してストッ
パー用突出部(9)として形成し、一方、本体金具
(8)の上端部を上方に延長するとともに、前記ストッ
パー用突出部(9)よりやや上方で内方に折曲して、そ
の内周端部(81)を、取付金具(3)の振動による上
方への変位量が大きいときに、前記突出部(9)が弾力
的に当接するストッパーとして形成しており、これによ
ってそれ以上の変位を抑止するようになっている。
(9)が内周端部(81)に当接しているが、通常の使
用状態においては、エンジン等の支承荷重により、スト
ッパー用突出部(9)と内周端部(81)との間に所定
のクリアランスを保有する。
(2)に固着されたカバー兼用のストッパー部材であ
る。
て、筒状金具(1)の下端開口側を上向きにしておい
て、この筒状金具(1)に対して、別体の仕切体(5)
およびダイヤフラム(4)の周縁部に有する補助金具
(4a)を圧入して嵌着する。そして、前記筒状金具
(1)の端縁(1a)を、前記ダイヤフラム(4)の補
助金具(4a)の上からかしめ固定する。これにより、
第1および第2の両液室(7a)(7b)に液体が封入
された、図1および図2に示すような二室形の液封入式
の防振装置(A)を得ることができる。
(5)の圧入の際、該仕切体(5)の上面側の周縁部
(5a)を、前記防振基体(2)の内側面(2a)の周
縁部分に有する位置決め用の凸部(20)による段面
(20a)に対接させて、軸方向に位置決めして支持さ
せるが、このとき、前記位置決め用の凸部(20)が周
方向に間隔をおいて複数個所に設けられているために、
前記周縁部(5a)に有するオリフィス通路(6)の出
入口(6a)を、前記位置決め用の凸部(20)の位置
からずらせるようにして組み込むことが容易に可能にな
る。例えば、前記出入口(6a)を、凸部(20)と凸
部(20)との間に位置させて組み込むことができる。
リフィス通路(6)の出入口(6a)を、複数の位置決
め用の凸部(20)の位置からずらして、例えば凸部
(20)と凸部(20)の間に位置せしめることによ
り、出入口(6a)の開口状態を十分に確保でき、オリ
フィス通路(6)の流れを阻害することがない。
が、前記出入口(6a)の周方向幅(Wa)より小さい
場合は、その一つが前記出入口(6a)に重なっても、
該出入口(6a)は所定の開口面積を確保でき、以てオ
リフィス用通路(6)の流れを十分に確保できる。しか
も、前記の圧入の際に、仕切体(5)と凸部(20)と
の周方向での位置合わせの必要がなく、圧入作業を容易
に行うことができる。その上、全部の凸部(20)の周
方向幅の合計長さを周長の1/8〜1/4の範囲とする
ことにより、前記位置決め機能を確実に果たすことがで
きる。
が、間隔をおいて部分的に設けられているため、防振基
体(2)内側面の内径が拡大し、その有効ゴム足長さ、
つまりは取付金具(3)の上下振動に伴ってピストン作
用を行う有効径がそれだけ大きくなり、ピストン効率を
高め、振動の減衰性能を高めることができる。
ば、防振基体の内側面の周縁部に周方向に所定の間隔を
おいて設けた複数の位置決め用の凸部により、仕切体の
軸方向の位置決め支持機能を確実に果たすことができ
る。しかも、仕切体の上面側周縁部に有するオリフィス
通路の出入口を、前記凸部間に位置させるように前記凸
部とは位置をずらせることにより、該出入口を所定の開
口状態に保持できるようにしたもの、さらには、仮に前
記出入口が凸部と重なった場合にも該出入口の開口面積
を十分に確保できるようにしたものであり、前記出入口
の周方向幅を過度に大きくしなくても、オリフィス通路
の流れを十分に確保でき、良好な振動減衰特性を保持で
きる。
おいて設けたことにより、防振基体の有効ゴム足長さ、
つまり取付金具の上下振動に伴ってピストン作用を行う
有効径がそれだけ大きくなり、ピストン効率を高め、減
衰性能を高めることができ、耐久性も向上する。
ある。
の説明図である。
Claims (5)
- 【請求項1】筒状金具と取付金具とをゴム弾性体よりな
る防振基体を介して結合するとともに、筒状金具におけ
る前記防振基体と対向する開口側にゴム膜よりなるダイ
ヤフラムと、それより内側に位置する仕切体をそれぞれ
シール状態に固着して、防振基体とダイヤフラムの間の
内室を二つの液室に仕切り構成し、両液室を仕切体の外
周部に設けたオリフィス通路により連通させてなる液封
入式の防振装置において、 前記防振基体の内側面における周縁部には、仕切体の周
縁部が対接する位置決め用の凸部が、前記オリフィス通
路の出入口を流れを確保するように、周方向に所要の間
隔をおいて複数個所に設けられてなることを特徴とする
防振装置。 - 【請求項2】前記位置決め用の凸部が、周方向に少なく
とも前記出入口の周方向幅より大きい間隔をおいて設け
られてなる請求項1に記載の防振装置。 - 【請求項3】前記位置決め用の凸部が、周方向に間隔を
おいて4個所以上に設けられてなる請求項1または2に
記載の防振装置。 - 【請求項4】前記位置決め用の凸部は、その周方向幅が
前記オリフィス通路の出入口の周方向幅より小さく、か
つ全凸部の周方向幅の合計長さが周長の1/8〜1/4
である請求項1〜3のいずれか1項に記載の防振装置。 - 【請求項5】前記位置決め用の凸部の一つが前記オリフ
ィス通路の出入口に重なった状態において、該出入口の
平面における凸部重なり分を除く開口面積が該凸部の重
なり分の面積より大きくなるように形成されている請求
項1〜4のいずれか1項に記載の防振装置。
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