JP2002309220A - ゴム・繊維接着用処理液およびゴム補強用繊維材料の処理方法 - Google Patents

ゴム・繊維接着用処理液およびゴム補強用繊維材料の処理方法

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JP2002309220A
JP2002309220A JP2001111016A JP2001111016A JP2002309220A JP 2002309220 A JP2002309220 A JP 2002309220A JP 2001111016 A JP2001111016 A JP 2001111016A JP 2001111016 A JP2001111016 A JP 2001111016A JP 2002309220 A JP2002309220 A JP 2002309220A
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着剤の分散安定性が高く、接着剤付着量を
少なくした場合にも良好な接着性を有するゴム・繊維接
着用処理液を提供すること。 【解決手段】 本発明のゴム・繊維接着用処理液は、増
粘剤を含有する接着剤処理液の粘度が0.5〜5mPa
・sであり、かつ該増粘剤の処理液中含有量の20倍濃
度の粘度が60〜800mPa・sであることを特徴と
する。また本発明のゴム補強用繊維材料の処理方法は、
該接着用処理液で繊維を処理した後、さらにレゾルシン
・ホルマリン・ラテックス(RFL)を主成分とする接
着剤で処理することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴムと繊維との接
着性を向上させるゴム・繊維接着用処理液、およびこの
組成物を用いたゴム補強用繊維材料の接着処理方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】タイヤ、ホース、ベルト等の繊維補強ゴ
ム複合体においては、ゴム/繊維用の接着処理液として
レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックス(RFL)接
着剤を主成分とする処理液が、古くから知られている。
そしてそのRFL接着剤を1段で処理する1浴処理法、
あるいは、1段目で、エポキシ化合物またはイソシアネ
ート化合物などを接着剤成分に含有する第一処理液であ
らかじめ処理し、2段目でRFL接着剤を主成分とする
第二処理液で処理する2浴処理法が、広く適用されてい
る。
【0003】例えば、ポリエステル繊維に対しての1浴
処理法としては、RFL接着剤にブロックドイソシアネ
ート化合物と芳香族ポリエポキシ化合物を添加した処理
液1浴による処理法(特開平10−46475号公報)
等が知られている。また、2浴処理法としては、1段目
で脂肪族エポキシ化合物、ブロックドイソシアネート化
合物を含む第一処理液で繊維を処理し接着性を付与した
後に、2段目でRFL接着剤を第二処理液として処理す
る、2浴処理法(特開昭54―73994号公報)等が
知られている。
【0004】ただしいずれの方法をとった場合でも、コ
ード内部にまで接着処理液が浸透するため、接着剤組成
物の繊維に対する付着量(SPU)を高くしなければ、
有効な接着剤付着量が得られず、コストが高くなるとい
う問題があった。
【0005】この接着剤のコード内部への浸透を抑える
ために接着処理液の濃度を上げた場合には、接着剤付着
量が高くなるばかりか接着処理液の付着斑が発生すると
いう問題があった。そして、処理液の付着斑が発生し接
着剤組成物によって繊維コードを均一に被覆できない場
合には、特にゴム中で高温に暴露された際に表面が劣化
しやすいポリエステル繊維などでは、接着力が著しく低
下するという問題があった。
【0006】また、接着剤付着量を減少させ均一に付着
させるために処理液の接着剤濃度を下げた場合には、コ
ード内部への浸透が増加するばかりか沈降安定性が低下
し安定生産ができないという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、接着
剤の分散安定性が高く、接着剤付着量を少なくした場合
にも良好な接着性を有するゴム・繊維接着用処理液を提
供することにある。また本発明のもうひとつの目的は、
良好な接着性を有するゴム繊維補強用繊維材料の処理方
法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のゴム・繊維接着
用処理液は、増粘剤を含有する接着処理液の粘度が0.
5〜5mPa・sであり、かつ該増粘剤の処理液中含有
量の20倍濃度の粘度が60〜800mPa・sである
ことを特徴とする。さらに、該接着処理液が、ポリエポ
キシド化合物および/またはブロックドイソシアネート
化合物を含有することが好ましい。
【0009】また、もう一つの本発明のゴム補強用繊維
材料の処理方法は、繊維を前記のゴム・繊維接着用処理
液で処理した後、さらにレゾルシン・ホルマリン・ラテ
ックス(RFL)を主成分とする接着剤で処理すること
を特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のゴム・繊維接着用処理液
は繊維に対して第一処理液として用いられるものであ
り、この第一処理液を付与した後にゴムに対する接着剤
主成分である例えばRFL接着剤が付与される。
【0011】本発明の接着用処理液に用いる増粘剤とし
ては、増粘剤を含有する接着剤処理液の粘度が0.5〜
5mPa・sであり、かつ該増粘剤の処理液中含有量の
20倍濃度の粘度が60〜800mPa・sであれば特
に制限はない。さらに好ましくは接着剤処理液の粘度は
1〜3mPa・sであることが、20倍濃度の粘度は4
00〜600mPa・sの範囲であることが好ましい。
接着剤処理液の粘度が0.5mPa・s未満の場合には
処理する繊維コード内に処理液が浸透しすぎ、逆に5m
Pa・sより大きい場合には均一に付着させることがで
きない。また20倍濃度の粘度が60mPa・s未満で
は接着処理液の乾燥の過程で繊維コード内に処理液が浸
透し、低接着剤付着量で接着力を発現させることができ
ない。増粘剤が多すぎる場合、接着力を阻害するので、
20倍濃度の粘度は高々800mPa・sで充分であ
る。ここで処理液中含有量の20倍濃度というのは、処
理液に含有される増粘剤の重量濃度の20倍濃縮液の、
増粘剤を単独に含有する水溶液で測定した粘度である。
【0012】また、分子量としては3×103〜6×1
6が好ましく、さらには6×103〜5×106の範囲
が好ましく用いられる。分子量が小さいと、所定の粘度
にするために過剰量の増粘剤を添加しなければならない
傾向にあり、接着剤の凝集力が低下し、接着力が低下す
る傾向にある。また分子量が大きいと、接着剤中での均
一分散性が低下する傾向にあり、接着性が低下する傾向
にある。
【0013】接着用処理液への添加量は分子量にもよる
が、好ましくは0.2wt%以下、さらに好ましくは
0.0001〜0.05wt%の範囲である。特に分子
量6000以上の高分子量タイプでは0.02wt%以
下であることがより好ましい。
【0014】より具体的に増粘剤を述べると、澱粉、ア
クリル酸、ならびにアクリル酸の各種塩類、アラバン、
キシラン、マンナン、ガラクタン、グリコーゲン、イヌ
リン、キチン、ペクチン、ヘパリン、ガラクトマンナ
ン、セルロース、ヘミセルロース、コンドロイチン、ヒ
アルロン酸、アルギン酸ならびにアルギン酸の各種塩
類、α化カルボシキメチル澱粉、カルボキシメチルセル
ロースナトリウム、澱粉リン酸エステルナトリウム、お
よびしょ糖など多糖類および/または多糖類誘導体やベ
ントナイト、スメクタトなどが挙げられる。
【0015】中でも本発明の増粘剤としては、アニオン
系が液の安定性の点から好ましい。また、アクリル酸塩
類が特に好ましく用いられる。アクリル酸塩としては、
ポリアクリル酸の、Na、K、Liなどのアルカリ金属
塩が好ましく挙げられる。ポリアクリル酸はアクリル酸
モノマーを主成分とする重合物であり、粘度、分散性、
溶解性あるいは接着剤中での安定性を上げる意味から、
各種アクリル酸エステル化物、ビニルモノマー化合物と
の共重合化合物を用いても良い。ポリアクリル酸塩は、
溶解性、粘度などを調整する意味で、中和度を下げたも
のを用いても良い。
【0016】本発明の接着用処理液には、その処理液の
粘度が0.5〜5mPa・sの範囲であれば、接着性を
向上させるために接着剤マトリックス成分としてポリエ
ポキシド化合物および/またはブロックドイソシアネー
ト化合物を含有することが好ましい。さらに加えてゴム
ラテックスを含有させると、被着体であるゴムとの共加
硫がおこり、剥離テスト時に高いゴム付きが実現される
ため好ましい。
【0017】上記ポリエポキシド化合物としては、1分
子中に少なくとも2個以上のエポキシ基を該化合物1k
g当り2g当量以上含有する化合物が好ましい。具体的
には、エチレングリコール、グリセロール、ソルビトー
ル、ペンタエリスリトール、ポリエチレングリコール等
の多価アルコール類とエピクロルヒドリンの如きハロゲ
ン含有エポキシド類との反応生成物、レゾルシン、ピス
(4−ヒドロキシフェニル)ジメチルメタン、フェノー
ル・ホルムアルデヒド樹脂、レゾルシン・ホルムアルデ
ヒド樹脂等の多価フェノール類と前記ハロゲン含有エポ
キシド類との反応生成物、過酢酸又は過酸化水素等で不
飽和化合物を酸化して得られるポリエポキシド化合物、
即ち3、4−エポキシシクロヘキセンエポキシド、3、
4−エポキシシクロヘキシルメチル−3、4−エポキシ
シクロヘキセンカルボキシレート、ビス(3、4−エポ
キシ−6−メチル−シクロヘキシルメチル)アジベート
などを挙げることができる。これらのうち、特に多価ア
ルコールとエピクロルヒドリンとの反応生成物、即ち多
価アルコールのポリグリシジルエーテル化合物が優れた
性能を発現するので好ましい。
【0018】同じく、上記ブロックドポリイソシアネー
ト化合物は、ポリイソシアネート化合物とブロック化剤
との付加化合物であり、加熱によりブロック成分が遊離
して活性なポリイソシアネート化合物を生じるものであ
る。
【0019】ポリイソシアネート化合物としては、例え
ばトリレンジイソシアネート、メタフェニレンジイソシ
アネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサ
メチレンジイソシアネート、ポリメチレンポリフエニル
イソシアネート、トリフェニルメタントリイソシアネー
ト等のポリイソシアネート、あるいはこれらポリイソシ
アネートと活性水素原子を2個以上有する化合物、例え
ばトリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等と
をイソシアネート基(−NCO)とヒドロキシル基(−
OH)の比が1を超えるモル比で反応させて得られる末
端イソシアネート基含有のポリオールアダクトポリイソ
シアネート等が挙げられる。特にトリレンジイソシアネ
ート、ジフエニルメタンジイソシアネート、ポリメチレ
ンポリフエニルイソシアネートの如き芳香族ポリイソシ
アネートが優れた性能を発現するので好ましい。
【0020】ブロックドポリイソシアネート化合物のブ
ロック化剤としては、例えばフェノール、チオフェノー
ル、クレゾール、レゾルシノール等のフェノール類、ジ
フェニルアミン、キシリジン等の芳香族第2級アミン
類、フタル酸イミド類、カプロラクタム、バレロラクタ
ム等のラクタム類、アセトキシム、メチルエチルケトン
オキシム、シクロヘキサンオキシム等のオキシム類及び
酸性亜硫酸ソーダ等がある。
【0021】上記のブロックドイソシアネート化合物の
ブロック解離温度は170℃以上200℃以下のものが
好ましい。一般的に、ブロックドイソシアネートはブロ
ック剤が解離することにより融点が低下する。よって、
低温でブロック剤が解離した場合、ディップ乾燥工程に
おいてブロック剤が解離し、続く熱硬化過程において流
動が生じ、接着剤成分がマルチフィラメント内部へ浸透
する傾向にある。このため、有効に働く接着剤が減少す
ることによる接着力が低下する傾向にあり、さらにコー
ド内のフィラメント固定化による延伸時の応力集中によ
り強力が低下する傾向にある。
【0022】また、同じく上記処理液に使用するゴムラ
テックスとしては、例えば天然ゴムラテックス、スチレ
ン・ブタジエン系ゴムラテックス、ビニルピリジン・ス
チレン・ブタジエン共重合体ラテックス、アクリロニト
リル・ブタジエン系ゴムラテックス、クロロプレン系ゴ
ムラテックス等があり、これらを単独または併用して使
用する。なかでも、ビニルピリジン・スチレン・ブタジ
エン共重合体ラテックスを単独使用または併用使用する
のが好ましい。併用使用の場合には、全ラテックス重量
の1/3量以上使用した場合に特に優れた性能を示す。
【0023】加えて、処理液に、塩化ビニル成分が共重
合されたポリマーを併用すると、接着剤皮膜の靱性の向
上が見られるため、さらに好ましい。
【0024】上記塩化ビニル成分が共重合されたポリマ
ーは、皮膜形成温度が240℃以下、特に180℃以下
が好ましい。この塩化ビニル成分が共重合されたポリマ
ーとしては、塩化ビニルの単独もしくは各種共重合を行
なった化合物であり、塩化ビニルと酢酸ビニル、塩化ビ
ニルと塩化ビニリデン、塩化ビニルとアクリロニトリ
ル、塩化ビニルと酢酸ビニルの共重合化合物、塩化ビニ
ル、酢酸ビニル及び無水マレイン酸の三元重合体、ある
いはそれらの混合物を挙げることが出来る。
【0025】上記、ポリエポキシド化合物、ブロックド
イソシアネート化合物、塩化ビニル成分が共重合された
ポリマーらの成分は、通常乳化液、水分散液、あるいは
水溶液として接着用処理液に配合される。乳化液または
水分散液にするには、例えばその化合物を、そのままあ
るいは必要に応じて少量の溶媒に溶解した後、公知の乳
化剤、例えばアルキルベンゼンスルホン酸ソーダ、ジオ
クチルスルホサクシネートナトリウム塩、ノニルフェノ
ールエチレンオキサイド付加物等を用いて乳化または分
散させればよい。
【0026】本発明における接着用処理液中の固形分を
水分散物として用いる際の分散剤、即ち界面活性剤の適
当な量は、接着用処理液の全固型分に対し、0〜15w
t%、好ましくは10wt%以下であり、上記範囲を超
えると接着性が低下する傾向にある。アルキレングリコ
ールや水溶性シリコーンなどの表面張力低下剤の添加も
有効であり、これらの添加により加工時の濡れ性が向上
するため、低濃度で処理した場合の性能が向上する。
【0027】本発明に用いる増粘剤は、単独で接着処理
液中に添加することも可能であるが、ブロックドイソシ
アネートなどの固体が同時に配合される場合、それらの
固体の分散液中に予め添加しておくことにより、分散性
が改善されるとともに、固体粒子表面に吸着された増粘
剤成分の効果により、分散固体粒子がコード間に浸透し
ていく速度が抑えられ、接着剤の繊維表面付着が促進さ
れるため好ましい。
【0028】次に本願のもう一つの発明である、ゴム補
強用繊維材料の処理方法について述べる。本発明の処理
方法は、繊維を上記記載の接着用処理液を第一処理液と
して処理して後、さらにレゾルシン・ホルマリン・ラテ
ックス(RFL)を主成分とする接着剤を第二処理液と
して処理することを特徴とする。
【0029】本発明で用いられる繊維としては、天然繊
維、半合成繊維、合成繊維のいずれにも適用されるが、
特に合成繊維に好ましく適用される。合成繊維として
は、ポリエチレンテレフタレート繊維に代表されるポリ
エステル繊維、ナイロン6繊維やナイロン66繊維に代
表されるポリアミド繊維、芳香族ポリアミド繊維、およ
びポリビニルアルコール繊維などの合成繊維を素材とし
てなるヤーン、コード、不織布、織編物等種々の繊維形
態を含むものである。特に汎用的に用いられる上記ポリ
エステル繊維としては、テレフタル酸又はナフタレンジ
カルボン酸を主たる酸成分とし、エチレングリコール又
はテトラメチレングリコールを主たるグリコール成分と
するポリエステルからなる繊維が好ましく用いられる。
また、繊維のデニール、フィラメント数、断面形状、繊
維物性、微細構造や、ポリマー性状(末喘基濃度、分子
量等)、ポリマー中の添加剤の有無等には、なんら限定
を受けるものではない。
【0030】本発明において既に述べた第一処理液であ
る接着用処理液を繊維に付着せしめるには、ローラーと
の接触もしくはノズルからの噴霧による塗布又は溶液へ
の浸漬などの任意の方法を採用することができる。この
とき繊維に対する固形分付着量は、0.1〜10wt
%、好ましくは0.7〜7wt%、更に好ましくは0.
5〜3wt%付着せしめるのが適当である。該繊維に対
する固形分付着量を制御するためには、圧接ローラーに
よる絞り、スクレバー等によるかき落とし、空気吹きつ
けによる吹き飛ばし、吸引、ビーターによる叩き等の手
段を採用してもよい。また付着量を多くするために複数
回付着せしめてもよい。
【0031】本発明においては、繊維を第一処理液であ
る接着用処理液で処理後、50℃以上で該繊維の融点よ
リ10℃以上低い温度、好ましくは220〜250℃の
温度で0.5〜5.0分間、さらに好ましくは1〜3分
間乾燥、熱処理する。乾燥、熱処理温度が低すぎるとゴ
ム類との接着が不十分となりやすく、一方温度が高すぎ
ると繊維が溶融、融着したり、著しい強力低下を起こし
たりして実用に供し得なくなる。
【0032】このように繊維を処理した後、さらに公知
のレゾルシン・ホルマリン・ラテックス(RFL)を主
成分とする接着剤で処理する。さらにこのRFL接着剤
としては、RFL接着剤と、ブロックドイソシアネート
化合物との混合物であることが好ましい。RFL接着剤
は、レゾルシンとホルムアルデヒドとのモル比が1/
0.1〜1/8、好ましくは1/0.5〜1/5、更に
好ましくは1/1〜1/4の範囲で用いられる。レゾル
シン・ホルマリン初期縮合物とゴムラテックスとの配合
比率は、ブロックドポリイソシアネート化合物の添加割
合によって変化するが、固形分重量比で前者:後者は
1:1〜1:15、特に1:3〜1:12の範囲が適当
である。ブロックドイソシアネート化合物は、第一処理
液である接着用処理液で使用したものと同様の、ポリイ
ソシアネート化合物とブロック化剤との付加化合物であ
る。ブロックドポリイソシアネート化合物の添加率はR
FLに対して0.5〜30wt%が好ましい。この第二
処理液であるRFLを主成分とする接着剤は、総固形分
濃度が1〜30wt%、特に5〜20wt%で処理する
ことが好ましい。
【0033】かかる第二処理液の接着剤を繊維へ付着せ
しめるには、ローラーとの接触もしくはノズルからの噴
霧による塗布又は溶液への浸漬などの任意の方法を採用
することができる。このとき繊維に対する固形分付着量
は、0.1〜10wt%、好ましくは0.3〜7wt
%、更に好ましくは0.5〜3wt%付着せしめるのが
適当である。該繊維に対する固形分付着量を制御するた
めには、圧接ローラーによる絞り、スクレバー等による
かき落とし、空気吹きつけによる吹き飛ばし、吸引、ビ
ーターによる叩き等の手段を採用してもよい。また付着
量を多くするために複数回付着せしめてもよい。
【0034】本発明においては、繊維を処理剤で処理
後、50℃以上で繊維の融点よリ10℃以上低い温度、
好ましくは220〜250℃の温度で0.5〜5.0分
間、好ましくは1〜3分間乾燥、熱処理する。乾燥、熱
処理温度が低すぎるとゴム類との接着が不十分となりや
すく、一方温度が高すぎると繊維が溶融、融着したり、
著しい強力低下を起こしたりして実用に供し得なくな
る。
【0035】上記の本発明の処理方法により得た繊維
は、接着剤付着量が少ないにもかかわらず良好な接着性
を有するゴム補強用に最適な繊維材料である。特に第一
処理液である接着処理液が繊維を薄く均一に被覆するた
めに、接着剤付着量が少ないにもかかわらず、高温加熱
時の耐熱接着力に優れるゴム補強用に最適な繊維材料で
ある。
【0036】
【発明の作用】本発明のゴム・繊維接着用処理液は、処
理液の初期の粘度が低いにもかかわらず、乾燥処理によ
って処理液が濃縮されるに従い、逆に急激に粘度上昇を
起こす点に特徴がある。初期の粘度が高いと接着剤成分
が不均一に付着しやすく、その付着斑部分が欠点となり
接着力が低下し、特にゴム・繊維間の耐熱接着力が低下
する。本発明の接着用処理液は、繊維への初期の付着時
には低粘度であるために均一付着が可能となる。さらに
繊維コード内部に接着剤成分が浸透すると、接着剤付着
量を増加させる必要があるが、本発明の接着用処理液は
乾燥するに従い高粘度となるため、繊維コード内部への
処理液の浸透が抑えられ、低い接着剤付着量で高い接着
力を実現できる。
【0037】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて説明するが、
本発明は、この実施例に限定されるものではない。ま
た、文中で用いられる部数は重量部である。尚、実施例
中の物性は下記の方法により測定した。
【0038】(1)剥離接着力、耐熱剥離接着力 処理コードとゴムとの接着力を示すものである。天然ゴ
ムを主成分とするカーカス配合の未加硫ゴムシート表層
近くに7本のコードを埋め、150℃、30分間、50
0N/cm2のプレス圧力で加硫し(剥離接着力)、ま
たは180℃、20分間、500N/cm2のプレス圧
力で加硫し(耐熱剥離接着力)、次いで、両端のコード
を残し5本のコードをゴムシート面に対し90度の方向
へ200mm/分の速度で剥離するのに重したカをN/
5cで示したものである。
【0039】(2)引抜接着力、耐熱引抜接着力 処理コードとゴムとの努断接着力を示すものである。コ
ードを天然ゴムを主成分とするカーカス配合の未加硫ゴ
ムブロック中に埋め込み、150℃、30分間加硫し
(剥離接着力)、または180℃、20分間、500N
/cm2のプレス圧力で加硫し(耐熱剥離接着力)、次
いでコードをゴムブロックから200mm/分の速度で
引き抜き、引き抜きに要したカをN/7mmで表示した
ものである。
【0040】(3)20倍濃度での粘度 ディップ時に使用する接着剤処理液中の増粘剤濃度の2
0倍に相当する増粘剤水溶液の粘度を測定し、20倍濃
度の粘度とした。なお、粘度は25℃の溶液をB型粘度
計にNo.2ローターを付け、60rpmで回転させて
測定した値を用いた。
【0041】[実施例1]ポリアクリル酸ナトリウム
(日本触媒製、DL−100、分子量50万)0.2部を
予め水19.8部に溶解しておき、40%εカプロラク
タムブロックドジフエニルメタンジイソシアネート分散
液(第一工業製薬製、BN69)80部に添加した。最終
的な固体成分濃度は、ポリアクリル酸ナトリウムが0.
2wt%、εカプロラクタムブロックドジフエニルメタ
ンジイソシアネートが32wt%である。この液を予備
配合液とした。
【0042】次にソルビトールポリグリシジルエーテル
(ナガセ化成工業製、EX611)3.0gを水403g
に溶解した後に、上記εカプロラクタムブロックドジフ
エニルメタンジイソシアネート分散液である予備配合液
31.3g、ビニルピリジン・スチレン・ブタジエンタ
ーポリマーゴムラテックス(濃度40.5%、日本ゼオ
ン製、Nipol2518FS)を61.7g、フタル
酸ジ−2−エチルへキシル35部配合PVCラテックス
(皮膜形成温度160℃)(濃度50%、日信化学工業
製、ビニブラン609)29.6gを順じ添加し、総固
形分量10.0wt%の配合液を得た。得られた配合液
を、ゴム・繊維接着用処理液である第一処理液とした。
このときの増粘剤であるポリアクリル酸ナトリウムの濃
度は0.01wt%であり、第一処理液の粘度は1.2
mPa・sであった。またポリアクリル酸ナトリウムの
20倍濃度である0.2wt%水溶液の粘度は、480
mPa・sであった。さらにこのゴム・繊維接着用処理
液は分散安定性が高く、沈殿物が発生しにくかった。
【0043】レゾルシン/ホルマリン(R/F)のモル
比が1/0.6、固形分濃度が65wt%である初期縮
合物をアルカリ条件下溶解し9%水溶液とする。この9
%レゾルシン・ホルマリン水溶液57部に対し、ビニル
ピリジン・スチレン・ブタジエンターポリマーゴムラテ
ックス(濃度40.5%、日本ゼオン製、Nipol2
518FS)99部、水104部を添加する。この液に
ホルマリン3部、40%クレゾールノボラック型芳香族
エポキシ化合物分散体(旭チバ製、ECN1400)を
24部、33%アセトキシムブロックドジフエニルメタ
ンジイソシアネート分散体(明成化学工業製、DM60
11)を12部添加し、48時間熟成した固形分濃度2
0wt%の溶液をRFL接着剤を主成分とした第二処理
液とした。
【0044】固有粘度が0.95のポリエチレンテレフ
タレートからなる1500デニール/384フィラメン
トのマルチフィラメントを40T/10cmで下撚り
し、これを2本合わせて40T/10cmで上撚して3
000デニール/768フィラメントのコードを得た。
【0045】このコードをコンビュートリーター処理機
(CAリッツラー(株)製、タイヤコード処理機)を用
いて、第一処理液に浸漬した後、130℃で2分間乾燥
し、引き続き240℃で1分間の熱処理を行ない、続い
て第二処理液に浸漬した後に170℃で2分間乾燥し、
引き続き240℃で1分間の熱処理の熱処理をした。得
られた処理ポリエステルタイヤコードには、処理液の固
形分が第一処理液により2.0wt%、第二処理液によ
り1.5wt%付着していた。
【0046】得られた処理コードを天然ゴムを主成分と
するカーカス配合の未加硫ゴム中に埋め込み、150
℃、30分間、または180℃、20分間加硫した。表
1にその結果を示す。
【0047】[実施例2]第一処理液用の予備配合液に
増粘剤として、DL−100、0.2部用いる替わりに
DL−40S(日本触媒製、ポリアクリル酸ナトリウ
ム)を1.0部用いた以外、実施例1と同様に行った。
【0048】このときの第一処理液中の増粘剤の濃度は
0.06wt%であった。表1にその結果を併せて示
す。
【0049】[実施例3]実施例1と同じ配合液を用
い、接着剤付着量のみを第一処理液固形分が1.0wt
%、第二処理液固形分が1.1wt%となるように変更
した。表1にその結果を併せて示す。
【0050】[実施例4]第一処理液用の予備配合液に
増粘剤として、DL−100、0.2部用いる替わりに
DL−100を0.3部用いた以外、実施例1と同様に
行った。
【0051】このときの第一処理剤中の増粘剤の濃度は
0.02wt%であった。表1にその結果を併せて示
す。
【0052】[実施例5]第一処理剤用の予備配合液に
増粘剤として、DL−100、0.2部用いる替わりに
DL−40S(日本触媒製、ポリアクリル酸ナトリウ
ム)を2.5部用いた以外、実施例1と同様に行った。
【0053】このときの第一処理剤中の増粘剤の濃度は
0.15wt%であった。表1にその結果を併せて示
す。
【0054】[比較例1]第一処理剤用の予備配合液に
増粘剤として、DL−100、0.2部用いる替わりに
DL−100を0.5部用いた以外、実施例1と同様に
行った。
【0055】このときの第一処理剤中の増粘剤の濃度は
0.03wt%であった。表1にその結果を併せて示
す。
【0056】[比較例2]実施例1において増粘剤であ
るポリアクリル酸ナトリウムを添加せずに、実施例1と
同様に行った。ちなみにこのときの予備配合液の粘度は
18mPa・sであった。表1にその結果を併せて示
す。
【0057】[比較例3]実施例3において増粘剤であ
るポリアクリル酸ナトリウムを添加せずに、実施例1と
同様に行った。ちなみにこのときの予備配合液の粘度は
18mPa・sであった。表1にその結果を併せて示
す。
【0058】
【表1】
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、接着剤の分散安定性が
高く、低い接着剤付着量でありながら、均一に付着する
ために高い接着性の得られるゴム・繊維接着用処理液が
得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09J 175/04 C09J 175/04 D06M 13/395 D06M 13/395 15/263 15/263 15/41 15/41 15/55 15/55 15/693 15/693 // D06M 101:32 101:32 Fターム(参考) 4F212 AA20 AA24 AA45 AB07 AB19 AB28 AH20 VA01 VA06 VA11 VD18 4J040 BA012 BA042 BA102 BA122 BA142 CA012 CA072 CA142 DB052 DB092 DC021 EC011 EC021 EC071 EF281 EF301 EF331 FA092 GA03 GA11 HB17 HB22 LA01 LA02 LA06 MA10 MA12 MA13 NA10 PA30 PB05 PB13 4L033 AA07 AB01 AB03 AC11 BA69 CA18 CA34 CA49 CA68 CA70

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 増粘剤を含有する接着処理液の粘度が
    0.5〜5mPa・sであり、かつ該増粘剤の処理液中
    含有量の20倍濃度の粘度が60〜800mPa・sで
    あることを特徴とするゴム・繊維接着用処理液。
  2. 【請求項2】 該接着剤が、ポリエポキシド化合物およ
    び/またはブロックドイソシアネート化合物を含有する
    請求項1記載のゴム・繊維接着用処理液。
  3. 【請求項3】 該接着剤がゴムラテックスを含有する請
    求項2記載のゴム・繊維接着用処理液。
  4. 【請求項4】 該増粘剤がポリアクリル酸である請求項
    1〜3のいずれか1項に記載のゴム・繊維接着用処理
    液。
  5. 【請求項5】 繊維を請求項1〜4のいずれか1項に記
    載のゴム・繊維接着用処理液で処理した後、さらにレゾ
    ルシン・ホルマリン・ラテックス(RFL)を主成分と
    する接着剤で処理することを特徴とするゴム補強用繊維
    材料の処理方法。
  6. 【請求項6】 該繊維がポリエステル繊維である請求項
    5記載のゴム補強用繊維材料の処理方法。
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