JP2002309152A - 塗料用艶消し剤および艶消し塗料組成物 - Google Patents
塗料用艶消し剤および艶消し塗料組成物Info
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- JP2002309152A JP2002309152A JP2001110849A JP2001110849A JP2002309152A JP 2002309152 A JP2002309152 A JP 2002309152A JP 2001110849 A JP2001110849 A JP 2001110849A JP 2001110849 A JP2001110849 A JP 2001110849A JP 2002309152 A JP2002309152 A JP 2002309152A
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Abstract
し、かつ、塗膜の耐候性、耐水性、塗料の流動性を損な
わない塗料用艶消し剤を提供する。 【解決手段】累積平均粒子径が0.1〜100μmであ
るポリオレフィンワックス粒子を水中に分散して得られ
る塗料用艶消し剤を固形分換算で0.1〜30質量%含
有させる。
Description
するものである。さらに詳しくは、塗装効果を高めるた
めの艶消し塗料の分野において、塗料への後配合でも塗
膜の光沢を容易に調整し、かつ、塗膜の耐候性、耐水
性、塗料の流動性を損なわない塗料用艶消し剤に関する
ものである。
艶消し剤として、湿式法や乾式法によって得られるシリ
カ微粒子が添加されている。これらシリカ微粒子を用い
た塗料用艶消し剤には、高い艶消し効果はもちろんのこ
と、塗装前の塗料中あるいは塗装後の塗膜中における分
散性が高いこと、塗料の過剰な粘度上昇を招かないこ
と、塗膜の平滑性を損なわないこと、塗膜の耐侯性を損
なわないこと、塗膜の耐水性を損なわないこと等が要求
されていた。
塗料用艶消し剤は塗料に対する親和性が低いため、塗料
中へ分散しにくい。特に塗料に後配合し、塗膜の光沢を
調整する場合には、塗膜中で十分な分散状態を維持でき
ないため塗膜表面の平滑性が損なわれるという問題や塗
料の粘度が高くなり流動性が悪化する問題があるため、
塗料中に十分に分散するためには大きな労力が必要であ
った。それゆえにシリカ微粒子を用いた塗料用艶消し剤
を用いる際には、顔料分散工程にて配合する必要があっ
た。
膜塗料でも同じ色調の艶あり塗料と艶消し塗料の2種類
以上の塗料を作成し混合しなければならず塗膜の光沢の
調整作業は非常に繁雑であるという問題があった。
料に配合した場合、塗料中でのシリカの沈殿挙動が問題
となる。一般に、アクリル系およびウレタン系塗料など
においては、シリカが塗料中で沈降分離を起こし、再分
散できないケーキング現象が発生するという問題を有し
ているため、塗料粘度が経日的に変化し、塗装時の作業
性の悪さに加え塗りむらなどの悪影響をおよぼす。
消し剤を塗料に配合した場合には、乾燥後の塗膜の耐候
性、耐水性を低下させ経日で塗膜のひび割れ、表面の荒
れ、色褪せなどが発生する原因となっていた。
うな課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、本発明を
完成するに至った。すなわち、本発明は累積平均粒子径
が0.1〜100μmであるポリオレフィンワックス粒
子を水中に分散して得られる塗料用艶消し剤を固形分換
算で0.1〜30質量%含有させることにより、塗料へ
の後配合でも塗膜光沢を容易に調整し、かつ、塗膜の耐
候性、耐水性、塗料の流動性を損なわない塗料用艶消し
剤および艶消し塗料組成物である。
ックスとしては、非酸化型のポリエチレンワックス、非
酸化型のポリプロピレンワックス、ポリエチレンと他の
極性基を含有する化合物との共重合物、ポリプロピレン
と他の極性基を含有する化合物との共重合物、酸化型の
ポリエチレンワックス、酸化型のポリプロピレンワック
ス、酸化型ポリエチレンワックスの中和塩、酸化型ポリ
プロピレンワックスの中和塩等が挙げられる。
しては、アクリル酸、メタクリル酸、アクリロニトリ
ル、塩化ビニル、ビニルエーテル、無水マレイン酸、ビ
ニルスルホン酸、ビニルピリジン等が挙げられる。
型および酸化型のものが含まれる。いずれも本発明のポ
リオレフィンワックスとして使用可能であるが、酸化型
および酸化型の中和塩は、非酸化型と比較し、水に対す
る分散安定性が優れているため、水性塗料中でのケーキ
ングを起こしにくく、安定した塗料の艶消し効果が発現
できるため好適に使用される。
としては、通常500〜10万、好ましくは700〜5
万、さらに好ましくは1000〜3万である。重量平均
分子量が500より小さい場合は、耐侯性に乏しく艶消
し塗膜を十分な期間維持できない。また、重量平均分子
量が10万より大きい場合は、累積平均粒子径のコント
ロールが困難となるため、いずれの場合においても十分
な塗膜の艶消し効果が得られない。
は、通常70℃〜200℃、好ましくは90℃〜180
℃、さらに好ましくは110〜170℃である。軟化点
が70℃より低い場合は、塗料乾燥工程時にポリオレフ
ィンワックスが軟化し、塗料の艶消し効果を低下させる
ため不適である。一方、軟化点が200℃より高い場合
は、累積平均粒子径のコントロールが困難となり、十分
な塗膜の艶消し効果が得られない。
であり、塗料中の樹脂および溶剤の違いによる影響を受
けにくいため、塗膜の耐候性、耐水性、塗料の流動性を
損なわず、広範囲の塗料組成物に使用できる。
耐熱性、熱安定性に優れているため、塗膜に耐プロッキ
ング性、耐磨耗性、耐スリキズ性、耐水性、防滑性、す
べり性等を付与できるものである。
しては、アンモニア、アルキルアミン(モノエチルアミ
ン、モノブチルアミンおよびトリエチルアミン等)アル
カノールアミン(モノエタノールアミン、ジエタノール
アミンおよびトリエタノールアミン等)およびポリオキ
シエチレンアルキルエーテル(ポリオキシエチレンラウ
リルエーテルおよびポリオキシエチレンステアリルエー
テル等)等のアミン化合物、周期律表第1族金属(リチ
ウム、ナトリウムおよびカリウム等)および周期律表第
2族金属(マグネシウム、カルシウムおよび亜鉛等)等
が挙げられ、完全に、あるいは部分的に塩となっていて
も良い。
(レーザー回折式粒度分布測定装置による50%体積平
均粒子径)は、通常0.1〜100μm、好ましくは1
〜50μm、さらに好ましくは5〜30μmである。累
積平均粒子径が0.1μmより小さい場合は塗膜の艶消
しに寄与しない粒子が増大し、単位添加量当たりの艶消
し効果が乏しくなるため、多量に添加しなければならな
くなる。また、塗料中で凝集しやすくなるため、分散が
困難になり、塗膜表面の平滑性の低下、塗料粘度の上昇
を引き起こす。一方、累積平均粒子径が100μmより
大きい場合は、塗膜の平滑性が低下し、また、塗料中で
沈降しやすく、均一な艶消し塗膜が得られない。
リオレフィンワックスの粒度調整の方法は、固体状の
ポリオレフィンワックスを既知の方法により粉砕する
か、溶融物をスプレーなどで粒子化したり、適当な
溶媒中で乳化分散することにより得ることができる。
あらかじめ粉砕して乳化分散剤存在下、攪拌混合機また
は分散機により水に分散させるか、水、ポリオレフィ
ンワックス、乳化分散剤を反応容器に入れ、ポリオレフ
ィンワックスの軟化点以上に加熱し攪拌混合機または分
散機により乳化分散後冷却すること等で得られるが、こ
れらに限定されるものではなく、任意の乳化および分散
方法を利用し、水分散液を得ても良い。該水分散液の乳
化分散に用いられる乳化分散剤としては、ポリオレフィ
ンワックスを水中に分散あるいは乳化分散できるもので
あれば特に限定されず、界面活性剤および/または水溶
性高分子が使用できる。
ステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンヒマシ油脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒ
マシ油脂肪酸エステル、ジグリセリン脂肪酸エステル、
ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステ
ル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル、ポリ
エーテル変成シリコーン、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキ
シエチレンプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン
プロピレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチ
レンヒマシ油エーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ
油エーテル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリ
オキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンアル
キル硫酸エステル塩、高級アルコール硫酸エステル塩、
アルキルエーテル硫酸エステル塩、硫酸化油、硫酸化脂
肪酸エステル、硫酸化オレフィン、アルキルベンゼンス
ルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキルス
ルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル
・スルホコハク酸部分エステル塩、ポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル(ポリオキシエチレンオクチ
ルフェニルエーテルおよびポリオキシエチレンノニルフ
ェニルエーテル等)、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル(ポリオキシエチレンステアリルエーテルおよびポ
リオキシエチレン第2級トリデシルエーテル等)、ポリ
エチレングリコール脂肪酸エステル(ポリエチレングリ
コールラウリン酸エステルおよびポリエチレングリコー
ルオレイン酸エステル等)、脂肪酸アルカノールアミド
(ラウリン酸ジエタノールアミドおよびステアリン酸モ
ノエタノールアミド等)等が挙げられる。なお、塩とし
ては、アンモニア、アルキルアミン(モノエチルアミ
ン、モノブチルアミンおよびトリエチルアミン等)およ
びアルカノールアミン(モノエタノールアミン、ジエタ
ノールアミンおよびトリエタノールアミン等)等のアミ
ン化合物、周期律表第1族金属(リチウム、ナトリウム
およびカリウム等)および周期律表第2族金属(マグネ
シウム、カルシウムおよび亜鉛等)等が挙げられ、完全
に、あるいは部分的に塩となっていても良い。
ラン、アルギン酸ナトリウム、アラビアガム、グアーガ
ム、カラギーナン、ゼラチン、カードラン、寒天、デン
プン、ヒアルロン酸、スクレログルカン、シゾフィラ
ン、レンチナン、パラミロン、カロース、ラミナラン、
グルコマンナン、アラビノガラクタン、キサンタンガ
ム、ウェランガム、ラムザンガム、トラガントガム、キ
ャロブガム、ローカストビーンガム、ペクチン、クイン
スシード、アルゲコロイド、グリチルリチン酸、デキス
トラン、コラーゲン、カゼイン、アルブミン、アガロー
ス、グリコーゲン、メチルセルロース、エチルセルロー
ス、ニトロセルロース、カルボキシメチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロ
キシエチルメチルセルロース、セルロース硫酸ナトリウ
ム、カルボキシメチルエチルセルロース、アルギン酸プ
ロピレングリコールエステル、ポリビニルピロリドン、
カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピル
デンプン、酢酸フタル酸セルロース、ポリビニルアルコ
ール、ポリエチレンオキサイド、ポリオキシエチレンプ
ロピレン共重合体、ポリアクリルアミド、ポリメタクリ
ルアミド、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸塩、ポリメ
タクリル酸、ポリメタクリル酸塩、ポリスチレンスルホ
ン酸、ポリスチレンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン
酸ホルマリン縮合物、ナフタレンスルホン酸ホルマリン
縮合物の塩、アクリルアミドおよびアクリル酸の共重合
物、アクリルアミドおよびメタクリル酸塩の共重合物、
メタクリルアミドおよびアクリルアミドの共重合物、メ
タクリルアミドおよびメタクリル酸の共重合物、メタク
リルアミドおよびメタクリル酸塩の共重合物、、アクリ
ル酸およびマレイン酸の共重合物、アクリル酸塩および
マレイン酸塩の共重合物、スチレンおよびマレイン酸の
共重合物、スチレンおよびマレイン酸塩の共重合物等が
挙げられる。なお、塩としては、アンモニア、アルキル
アミン(モノエチルアミン、モノブチルアミンおよびト
リエチルアミン等)およびアルカノールアミン(モノエ
タノールアミン、ジエタノールアミンおよびトリエタノ
ールアミン等)等のアミン化合物、周期律表第1族金属
(リチウム、ナトリウムおよびカリウム等)および周期
律表第2族金属(マグネシウム、カルシウムおよび亜鉛
等)等が挙げられ、完全に、あるいは部分的に塩となっ
ていても良い。
ワックス100質量部に対して、0.2〜50質量部、
好ましくは0.3〜20質量部、さらに好ましくは0.
5〜10質量部である。乳化分散剤が0.2質量部より
少ない場合には、安定な水分散液が得られず、50質量
部を超える場合には、塗膜の耐水性が低下し、塗膜物性
に悪影響を及ぼす。
して、0.2〜50質量部の乳化分散剤を使用したポリ
オレフィンワックスの水分散液を塗料に配合することに
より、塗料の初期粘度が低くなるとともに、経日変化に
よる塗料の粘度上昇を抑制することができる。したがっ
て、塗料調製時の粘度を長時間にわたって維持でき、塗
料調製時と実際の塗装時との塗膜の風合い変化を生じさ
せることもない。
ディゾルバー、ホモミキサー、ボールミル、サンドミ
ル、超音波分散機、ニーダーおよびラインミキサー等が
使用できる。
トン型高圧乳化機、ホモミキサー、超音波式乳化分散
機、加圧ノズル式乳化機、高速回転高せん断型攪拌分散
機、コロイドミル、ガラスビーズおよびスチールボール
等種々の媒体を使用して粉砕分散させるメディア型分散
機、例えばサンドグラインダー、アジテーターミル、ボ
ールミルおよびアトライター等が使用でき、これらの2
種以上の設備を組み合わせて使用することもでき、攪拌
混合機を組み合わせて使用することもできる。
は、通常1.0〜80質量%、好ましくは5〜60質量
%、さらに好ましくは30〜50質量%である。ポリオ
レフィンワックスの水分散液の濃度が1.0質量%以下
の場合には、十分な艶消し効果を得るために塗料に対し
て多量の添加が必要となり、塗膜物性および塗料粘度に
悪影響を及ぼしやすい。また、ポリオレフィンワックス
の水分散液の濃度が80質量%の場合には、ポリオレフ
ィンの水分散液の粘度が高いため、取り扱いが困難であ
る。
組成物100質量部に対して、固形分換算で通常0.1
〜30質量部、好ましくは0.3〜15質量部、さらに
好ましくは0.5〜10質量部である。0.1質量部未
満の含有量では艶消し効果が十分でなく、30質量部を
超える含有量では、塗膜の耐水性、耐侯性、平滑性に悪
影響を与える。
水分散液には、酸化防止剤、紫外線吸収剤、耐水化剤、
汚染防止剤、分散剤、防腐防黴剤、殺菌剤、消泡剤、香
料、染料、顔料を含有または混合させても良い。
部に対して、固形分換算でポリオレフィンワックスを
0.1〜30質量部添加することにより、塗膜の光沢を
任意に調整することが可能であり、完全な艶消し塗料は
もちろんのこと、光沢を抑えた半光沢塗料を調整するこ
ともできる。また本発明の塗料用艶消し剤は、水を主要
な溶剤として含有している水性塗料はもちろんのこと、
使用時に水で希釈して使用できる塗料組成物への添加に
も好適である。
水性塗料であれば、他の成分については限定されず、例
えば、水溶性もしくは水分散性のアクリル酸樹脂、ウレ
タン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂、アルキド樹脂、
アクリル変性アルキド樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹
脂、乾性油等を主体として、必要に応じて各種顔料を添
加した塗料であれば、いずれも本発明の塗料用艶消し剤
を添加することにより塗膜の光沢を調整することができ
る。また、塗料中での透明性が良好なため、クリヤー塗
料にも使用できる。
性が優れているため、塗料への後配合でも使用可能であ
る。よって、添加量の増減により塗膜の光沢を容易に調
整することが可能である。
特に水性塗料へ添加するのに極めて好適なものである
が、油性塗料へ添加しても何ら問題はない。
は、必要により塗装に適する粘度に水で希釈して使用す
る。また、該塗料には、必要に応じて通常使用されてい
る湿潤剤、紫外線吸収剤、消泡剤、ハジキ防止剤、増粘
剤などの塗料用添加剤を適時含有させることもできる。
ーラー塗り、エアースプレー塗装、エアーレス塗装、静
電エアースプレー塗装、静電エアーレス塗装、カーテン
フローコーター塗装、コイルコーター塗装等の手段によ
り行うことができる。
であっても良く、焼き付け乾燥は常法に従い、例えば電
気式熱風乾燥機、間接熱風炉、直接熱風炉、遠赤外炉等
を用い、塗膜を約120℃〜約290℃間の温度で約数
十秒〜約45分間保持することにより行うことができ
る。
明するが、本発明はこれに限定されるものではない。な
お、実施例や試験方法などにおける部は質量部を意味す
る。
プロペラ型攪拌機を使用して攪拌混合した(温度:14
0℃、時間:3時間)。これを、更に高圧ホモジナイザ
ー(圧力:100kg/cm2)で処理し、25℃に冷
却した。得られた塗料用艶消し剤(A)の平均粒子径は
15.1μmであった。 ポリエチレンワックス ------ 40.0質量部 (三井化学(株)製 ハイワックス720P) 水 ------- 54.8質量部 ポリオキシエチレン(10モル付加物)ノニル フェニルエーテル ------- 5.0質量部 キサンタンガム ------- 0.2質量部 ----------------------------------------------------------------------- 合計 100.0質量部
全量仕込み、プロペラ型攪拌機を使用して攪拌混合した
(温度:140℃、時間:3時間)。これを、更に高圧
ホモジナイザー(圧力:1500kg/cm2)で処理
し、25℃に冷却した。得られた塗料用艶消し剤(B)
の平均粒子径は0.1μmであった。 酸化ポリエチレンワックス ------ 40.0質量部 (三井化学(株)製 ハイワックス4051E) 水 ------- 49.8質量部 ポリオキシエチレン(12モル付加物)ノニル フェニルエーテル ------- 10.0質量部 キサンタンガム ------- 0.2質量部 ----------------------------------------------------------------------- 合計 100.0質量部
全量仕込み、プロペラ型攪拌機を使用して攪拌混合した
(温度:140℃、時間:3時間)。これを、更に高圧
ホモジナイザー(圧力:700kg/cm2)で処理
し、25℃に冷却した。得られた塗料用艶消し剤(C)
の平均粒子径は6.2μmであった。 酸化ポリエチレンワックス ------ 40.0質量部 (三井化学(株)製 ハイワックス4051E) 水 ------- 49.8質量部 ポリオキシエチレン(12モル付加物)ノニル フェニルエーテル ------- 10.0質量部 キサンタンガム ------- 0.2質量部 ----------------------------------------------------------------------- 合計 100.0質量部
全量仕込み、プロペラ型攪拌機を使用して攪拌混合した
(温度:140℃、時間:3時間)。これを、更に高圧
ホモジナイザー(圧力:100kg/cm2)で処理
し、25℃に冷却した。得られた塗料用艶消し剤(D)
の平均粒子径は15.3μmであった。 酸化ポリエチレンワックス ------ 40.0質量部 (三井化学(株)製 ハイワックス4051E) 水 ------- 49.8質量部 ポリオキシエチレン(12モル付加物)ノニル フェニルエーテル ------- 10.0質量部 キサンタンガム ------- 0.2質量部 ----------------------------------------------------------------------- 合計 100.0質量部
全量仕込み、プロペラ型攪拌機を使用して攪拌混合した
(温度:140℃、時間:3時間)。これを、ゆっくり
と25℃に冷却した。得られた塗料用艶消し剤(E)の
平均粒子径は30.2μmであった。 酸化ポリエチレンワックス ------ 40.0質量部 (三井化学(株)製 ハイワックス4051E) 水 ------- 49.8質量部 ポリオキシエチレン(12モル付加物)ノニル フェニルエーテル ------- 10.0質量部 キサンタンガム ------- 0.2質量部 ----------------------------------------------------------------------- 合計 100.0質量部
全量仕込み、プロペラ型攪拌機を使用して攪拌混合した
(温度:140℃、時間:3時間)。これを、ゆっくり
と25℃に冷却した。得られた塗料用艶消し剤(F)の
平均粒子径は95.2μmであった。 酸化ポリエチレンワックス ------ 40.0質量部 (三井化学(株)製 ハイワックス4051E) 水 ------- 57.8質量 部 ポリオキシエチレン(12モル付加物)ノニル フェニルエーテル ------- 2.0質量部 キサンタンガム ------- 0.2質量部 ----------------------------------------------------------------------- 合計 100.0質量部
全量仕込み、プロペラ型攪拌機を使用して攪拌混合した
(温度:180℃、時間:3時間)。これを、更に高圧
ホモジナイザー(圧力:100kg/cm2)で処理
し、25℃に冷却した。得られた塗料用艶消し剤(G)
の平均粒子径は15.2μmであった。 ポリプロピレンワックス ------ 40.0質量部 (三井化学(株)製 ハイワックスNP−705) 水 ------- 49.8質量 部 ポリオキシエチレン(10モル付加物)ノニル フェニルエーテル ------- 10.0質量部 キサンタンガム ------- 0.2質量部 ----------------------------------------------------------------------- 合計 100.0質量部
全量仕込み、プロペラ型攪拌機を使用して攪拌混合した
(温度:140℃、時間:3時間)。これを、更に高圧
ホモジナイザー(圧力:100kg/cm2)で処理
し、25℃に冷却した。得られた塗料用艶消し剤(H)
の平均粒子径は15.1μmであった。 酸化ポリプロピレンワックス ------ 40.0質量部 (クラリアントジャパン(株)製 Licowax 371FP) 水 ------- 49.8質量 部 ポリオキシエチレン(14モル付加物)ノニル フェニルエーテル ------- 10.0質量部 キサンタンガム ------- 0.2質量部 ----------------------------------------------------------------------- 合計 100.0質量部
全量仕込み、プロペラ型攪拌機を使用して攪拌混合した
(温度:200℃、時間:3時間)。これを、更に高圧
ホモジナイザー(圧力:100kg/cm2)で処理
し、25℃に冷却した。得られた塗料用艶消し剤(I)
の平均粒子径は15.4μmであった。 ポリプロピレンワックス ------ 40.0質量部 水 ------- 44.8質量部 ポリオキシエチレン(15モル付加物)ノニル フェニルエーテル ------- 15.0質量部 キサンタンガム ------- 0.2質量部 ----------------------------------------------------------------------- 合計 100.0質量部
に全量仕込み、プロペラ型攪拌機を使用して攪拌混合し
た(温度:120℃、時間:3時間)。これを、更に高
圧ホモジナイザー(圧力:100kg/cm2)で処理
し、25℃に冷却した。得られた塗料用艶消し剤(J)
の平均粒子径は14.5μmであった。 エチレン−アクリル酸共重合物 ------ 40.0質量部 (AlliedSignal製 A−C5120) 水 ------- 49.8質量部 ポリオキシエチレン(20モル付加物)ノニル フェニルエーテル ------- 10.0質量部 キサンタンガム ------- 0.2質量部 ----------------------------------------------------------------------- 合計 100.0質量部
ブに全量仕込み、プロペラ型攪拌機を使用して攪拌混合
した(温度:140℃、時間:3時間)。これを、更に
高圧ホモジナイザー(圧力:1500kg/cm2)で
処理し、25℃に冷却した。得られた塗料用艶消し剤
(O)の平均粒子径は0.01μmであった。 酸化ポリエチレンワックス ------ 40.0質量部 (三井化学(株)製 ハイワックス4051E) 水 ------- 39.8質量部 ポリオキシエチレン(12モル付加物)ノニル フェニルエーテル ------- 20.0質量部 キサンタンガム ------- 0.2質量部 ----------------------------------------------------------------------- 合計 100.0質量部
ブに全量仕込み、プロペラ型攪拌機を使用して攪拌混合
した(温度:140℃、時間:3時間)。これを、ゆっ
くりと25℃に冷却した。得られた塗料用艶消し剤
(P)の平均粒子径は130.5μmであった。 酸化ポリエチレンワックス ------ 40.0質量部 (三井化学(株)製 ハイワックス4051E) 水 ------- 58.8質量 部 ポリオキシエチレン(12モル付加物)ノニル フェニルエーテル ------- 1.0質量部 キサンタンガム ------- 0.2質量部 ----------------------------------------------------------------------- 合計 100.0質量部
ブに全量仕込み、プロペラ型攪拌機を使用して攪拌混合
した(温度:140℃、時間:3時間)。これを、更に
高圧ホモジナイザー(圧力:1500kg/cm2)で
処理し、25℃に冷却した。得られた塗料用艶消し剤
(Q)の平均粒子径は0.05μmであった。 酸化ポリプロピレンワックス ------ 40.0質量部 (クラリアントジャパン(株)製 Licowax 371FP) 水 ------- 39.8質量 部 ポリオキシエチレン(14モル付加物)ノニル フェニルエーテル ------- 20.0質量部 キサンタンガム ------- 0.2質量部 ----------------------------------------------------------------------- 合計 100.0質量部
ブに全量仕込み、プロペラ型攪拌機を使用して攪拌混合
した(温度:180℃、時間:3時間)。これを、ゆっ
くりと25℃に冷却した。得られた塗料用艶消し剤
(R)の平均粒子径は120.2μmであった。 ポリプロピレンワックス ------ 40.0質量部 (三井化学(株)製 ハイワックスNP−705) 水 ------- 58.8質量 部 ポリオキシエチレン(10モル付加物)ノニル フェニルエーテル ------- 1.0質量部 キサンタンガム ------- 0.2質量部 ----------------------------------------------------------------------- 合計 100.0質量部
塗料用艶消し剤の累積平均粒子径、重量平均分子量、軟
化点を表1に示す。
子の累積平均粒子径は、レーザー回折式粒度分析計[日
機装(株)製のマイクロトラック粒度分析計]により測
定した。
(D)、(G)、(H)、(L)、(N)、(S)を使
用し、塗料の流動性を評価した。
ようにして調製した。 [評価用水性塗料組成] ・顔料分散工程 イオン交換水 103.5部 エチレングリコール 23.3部 ※1 SP−800 1.2部 ※2 ノプコスパース 44C 4.7部 ※3 SNデフォーマー 399 2.7部 ※4 ノプコサイドSN−215 0.9部 ※5 タイペーク R−630 217.7部 ・レットダウン工程 ※6 プライマルAC−2507 568.3部 テキサノール 35.6部 ※3 SNデフォーマー 399 6.0部 ※7 SNシックナー612 0.8部 イオン交換水 35.3部 ---------------------------------------------------------- 合計質量:1000.0部 ※1 ダイセル化学工業(株) 増粘剤 ※2 サンノプコ(株) 分散剤 ※3 サンノプコ(株) 消泡剤 ※4 サンノプコ(株) 防腐剤 ※5 石原産業(株) 二酸化チタン ※6 日本アクリル化学(株) アクリル−スチレン樹脂 ※7 サンノプコ(株) 増粘剤
00質量部に対して、塗料用艶消し剤(A)を5.0質
量部添加した(塗料用艶消し剤は顔料分散工程の際に添
加した)。得られた水性塗料を温度20℃条件下で、1
50mLディスポカップに入れて、30°に傾けた際の
流動性を経日的に評価した。結果を表2に示す。評価の
判定基準は下記の通りである。 ○:流動性に問題なし。 △:流動性に多少問題あり。塗料が流れづらい。 ×:流動性に問題あり。塗料が流れない。
00質量部に対して、塗料用艶消し剤(A)を5.0質
量部添加した(塗料用艶消し剤はレットダウン工程後に
添加した)。得られた水性塗料を温度20℃条件下で、
150mLディスポカップに入れて、30°に傾けた際
の流動性を経日的に評価した。結果を表2に示す。評価
の判定基準は下記の通りである。 ○:流動性に問題なし。 △:流動性に多少問題あり。塗料が流れづらい。 ×:流動性に問題あり。塗料が流れない。
00質量部に対して、塗料用艶消し剤(D)を10.0
質量部添加した(塗料用艶消し剤は顔料分散工程の際に
添加した)。得られた水性塗料を温度20℃条件下で、
150mLディスポカップに入れて、30°に傾けた際
の流動性を経日的に評価した。結果を表2に示す。評価
の判定基準は下記の通りである。 ○:流動性に問題なし。 △:流動性に多少問題あり。塗料が流れづらい。 ×:流動性に問題あり。塗料が流れない。
00質量部に対して、塗料用艶消し剤(D)を10.0
質量部添加した(塗料用艶消し剤はレットダウン工程後
に添加した)。得られた水性塗料を温度20℃条件下
で、150mLディスポカップに入れて、30°に傾け
た際の流動性を経日的に評価した。結果を表2に示す。
評価の判定基準は下記の通りである。 ○:流動性に問題なし。 △:流動性に多少問題あり。塗料が流れづらい。 ×:流動性に問題あり。塗料が流れない。
00質量部に対して、塗料用艶消し剤(G)を0.1質
量部添加した(塗料用艶消し剤は顔料分散工程の際に添
加した)。得られた水性塗料を温度20℃条件下で、1
50mLディスポカップに入れて、30°に傾けた際の
流動性を経日的に評価した。結果を表2に示す。評価の
判定基準は下記の通りである。 ○:流動性に問題なし。 △:流動性に多少問題あり。塗料が流れづらい。 ×:流動性に問題あり。塗料が流れない。
00質量部に対して、塗料用艶消し剤(G)を0.1質
量部添加した(塗料用艶消し剤はレットダウン工程後に
添加した)。得られた水性塗料を温度20℃条件下で、
150mLディスポカップに入れて、30°に傾けた際
の流動性を経日的に評価した。結果を表2に示す。評価
の判定基準は下記の通りである。 ○:流動性に問題なし。 △:流動性に多少問題あり。塗料が流れづらい。 ×:流動性に問題あり。塗料が流れない。
00質量部に対して、塗料用艶消し剤(H)を30.0
質量部添加した(塗料用艶消し剤は顔料分散工程の際に
添加した)。得られた水性塗料を温度20℃条件下で、
150mLディスポカップに入れて、30°に傾けた際
の流動性を経日的に評価した。結果を表2に示す。評価
の判定基準は下記の通りである。 ○:流動性に問題なし。 △:流動性に多少問題あり。塗料が流れづらい。 ×:流動性に問題あり。塗料が流れない。
00質量部に対して、塗料用艶消し剤(H)を30.0
質量部添加した(塗料用艶消し剤はレットダウン工程後
に添加した)。得られた水性塗料を温度20℃条件下
で、150mLディスポカップに入れて、30°に傾け
た際の流動性を経日的に評価した。結果を表2に示す。
評価の判定基準は下記の通りである。 ○:流動性に問題なし。 △:流動性に多少問題あり。塗料が流れづらい。 ×:流動性に問題あり。塗料が流れない。
00質量部に対して、塗料用艶消し剤(K)を10.0
質量部添加した(塗料用艶消し剤は顔料分散工程の際に
添加した)。得られた水性塗料を温度20℃条件下で、
150mLディスポカップに入れて、30°に傾けた際
の流動性を経日的に評価した。結果を表2に示す。評価
の判定基準は下記の通りである。 ○:流動性に問題なし。 △:流動性に多少問題あり。塗料が流れづらい。 ×:流動性に問題あり。塗料が流れない。
00質量部に対して、塗料用艶消し剤(K)を10.0
質量部添加した(塗料用艶消し剤はレットダウン工程後
に添加した)。得られた水性塗料を温度20℃条件下
で、150mLディスポカップに入れて、30°に傾け
た際の流動性を経日的に評価した。結果を表2に示す。
評価の判定基準は下記の通りである。 ○:流動性に問題なし。 △:流動性に多少問題あり。塗料が流れづらい。 ×:流動性に問題あり。塗料が流れない。
00質量部に対して、塗料用艶消し剤(N)を15.0
質量部添加した(塗料用艶消し剤は顔料分散工程の際に
添加した)。得られた水性塗料を温度20℃条件下で、
150mLディスポカップに入れて、30°に傾けた際
の流動性を経日的に評価した。結果を表2に示す。評価
の判定基準は下記の通りである。 ○:流動性に問題なし。 △:流動性に多少問題あり。塗料が流れづらい。 ×:流動性に問題あり。塗料が流れない。
00質量部に対して、塗料用艶消し剤(N)を15.0
質量部添加した(塗料用艶消し剤はレットダウン工程後
に添加した)。得られた水性塗料を温度20℃条件下
で、150mLディスポカップに入れて、30°に傾け
た際の流動性を経日的に評価した。結果を表2に示す。
評価の判定基準は下記の通りである。 ○:流動性に問題なし。 △:流動性に多少問題あり。塗料が流れづらい。 ×:流動性に問題あり。塗料が流れない。
00質量部に対して、塗料用艶消し剤(S)を10.0
質量部添加した(塗料用艶消し剤は顔料分散工程の際に
添加した)。得られた水性塗料を温度20℃条件下で、
150mLディスポカップに入れて、30°に傾けた際
の流動性を経日的に評価した。結果を表2に示す。評価
の判定基準は下記の通りである。 ○:流動性に問題なし。 △:流動性に多少問題あり。塗料が流れづらい。 ×:流動性に問題あり。塗料が流れない。
00質量部に対して、塗料用艶消し剤(S)を10.0
質量部添加した(塗料用艶消し剤はレットダウン工程後
に添加した)。得られた水性塗料を温度20℃条件下
で、150mLディスポカップに入れて、30°に傾け
た際の流動性を経日的に評価した。結果を表2に示す。
評価の判定基準は下記の通りである。 ○:流動性に問題なし。 △:流動性に多少問題あり。塗料が流れづらい。 ×:流動性に問題あり。塗料が流れない。
ように、実施例1〜8は、比較例1〜6と比較し、経日
による塗料流動性変化が生じないことが分かった。実施
例1〜8は、長期にわたって安定した塗料流動性を示し
ており、水性艶消し塗料の調製後の状態を長期間にわた
って維持できる。
耐水性の評価
した。 ○:塗膜表面にブツが全くない。 △:塗膜表面にブツが僅かに認められる。 ×:塗膜表面が粗く、ブツが多く認められる。
業(株)製VGS−300A)を用いて、サンプルに6
0°で照射された光の反射率を測定した。反射率が小さ
いほど艶消しの度合いが大きい。
9.8.1サンシャインカーボンアーク灯で2000時
間照射後の光沢保持率[JISK−5400(199
0)7.6鏡面光沢度に準拠]を測定した。光沢保持率
が高いほど、耐侯性が優れる。 光沢保持率 = (2000時間後の光沢値 − 初期
値) × 100 ○:光沢保持率90以上〜100 △:光沢保持率70以上〜90未満 ×:光沢保持率70未満
2時間浸漬後、塗膜のフクレ、白化、ハガレなどを目視
にて観察した。 ○:良好 △:部分的に塗膜不良あり ×:不良
塗料(商品名:075ライン ユニロック艶有り、ロッ
クペイント(株)製)100質量部に対して、塗料用艶
消し剤(A)を5.0質量部添加し、T.K.オートホ
モミクサー(特殊機化工業(株)製、直径40mmクロ
ーバー型可変羽根使用)により、4000rpmで5分
間にわたって攪拌、分散した。分散後、フィルムアプリ
ケーター3MILによりガラス板に塗布し、クリーンベ
ンチ内で室温で乾燥させた。得られた塗膜を使用し、塗
膜外観観察、光沢度測定、促進耐侯試験、耐水性試験を
行った。結果を表3に示す。
脂塗料(商品名:075ライン ユニロック艶有り、ロ
ックペイント(株)製)100質量部に対して、塗料用
艶消し剤(B)を25.0質量部添加し、T.K.オー
トホモミクサー(特殊機化工業(株)製、直径40mm
クローバー型可変羽根使用)により、4000rpmで
5分間にわたって攪拌、分散した。分散後、フィルムア
プリケーター3MILによりガラス板に塗布し、クリー
ンベンチ内で室温で乾燥させた。得られた塗膜を使用
し、塗膜外観観察、光沢度測定、促進耐侯試験、耐水性
試験を行った。結果を表3に示す。
脂塗料(商品名:075ライン ユニロック艶有り、ロ
ックペイント(株)製)100質量部に対して、塗料用
艶消し剤(C)を0.5質量部添加し、T.K.オート
ホモミクサー(特殊機化工業(株)製、直径40mmク
ローバー型可変羽根使用)により、4000rpmで5
分間にわたって攪拌、分散した。分散後、フィルムアプ
リケーター3MILによりガラス板に塗布し、クリーン
ベンチ内で室温で乾燥させた。得られた塗膜を使用し、
塗膜外観観察、光沢度測定、促進耐侯試験、耐水性試験
を行った。結果を表3に示す。
脂塗料(商品名:075ライン ユニロック艶有り、ロ
ックペイント(株)製)100質量部に対して、塗料用
艶消し剤(D)を10.0質量部添加し、T.K.オー
トホモミクサー(特殊機化工業(株)製、直径40mm
クローバー型可変羽根使用)により、4000rpmで
5分間にわたって攪拌、分散した。分散後、フィルムア
プリケーター3MILによりガラス板に塗布し、クリー
ンベンチ内で室温で乾燥させた。得られた塗膜を使用
し、塗膜外観観察、光沢度測定、促進耐侯試験、耐水性
試験を行った。結果を表3に示す。
脂塗料(商品名:075ライン ユニロック艶有り、ロ
ックペイント(株)製)100質量部に対して、塗料用
艶消し剤(E)を15.0質量部添加し、T.K.オー
トホモミクサー(特殊機化工業(株)製、直径40mm
クローバー型可変羽根使用)により、4000rpmで
5分間にわたって攪拌、分散した。分散後、フィルムア
プリケーター3MILによりガラス板に塗布し、クリー
ンベンチ内で室温で乾燥させた。得られた塗膜を使用
し、塗膜外観観察、光沢度測定、促進耐侯試験、耐水性
試験を行った。結果を表3に示す。
脂塗料(商品名:075ライン ユニロック艶有り、ロ
ックペイント(株)製)100質量部に対して、塗料用
艶消し剤(F)を10.0質量部添加し、T.K.オー
トホモミクサー(特殊機化工業(株)製、直径40mm
クローバー型可変羽根使用)により、4000rpmで
5分間にわたって攪拌、分散した。分散後、フィルムア
プリケーター3MILによりガラス板に塗布し、クリー
ンベンチ内で室温で乾燥させた。得られた塗膜を使用
し、塗膜外観観察、光沢度測定、促進耐侯試験、耐水性
試験を行った。結果を表3に示す。
脂塗料(商品名:075ライン ユニロック艶有り、ロ
ックペイント(株)製)100質量部に対して、塗料用
艶消し剤(G)を0.1質量部添加し、T.K.オート
ホモミクサー(特殊機化工業(株)製、直径40mmク
ローバー型可変羽根使用)により、4000rpmで5
分間にわたって攪拌、分散した。分散後、フィルムアプ
リケーター3MILによりガラス板に塗布し、クリーン
ベンチ内で室温で乾燥させた。得られた塗膜を使用し、
塗膜外観観察、光沢度測定、促進耐侯試験、耐水性試験
を行った。結果を表3に示す。
脂塗料(商品名:075ライン ユニロック艶有り、ロ
ックペイント(株)製)100質量部に対して、塗料用
艶消し剤(H)を30.0質量部添加し、T.K.オー
トホモミクサー(特殊機化工業(株)製、直径40mm
クローバー型可変羽根使用)により、4000rpmで
5分間にわたって攪拌、分散した。分散後、フィルムア
プリケーター3MILによりガラス板に塗布し、クリー
ンベンチ内で室温で乾燥させた。得られた塗膜を使用
し、塗膜外観観察、光沢度測定、促進耐侯試験、耐水性
試験を行った。結果を表3に示す。
脂塗料(商品名:075ライン ユニロック艶有り、ロ
ックペイント(株)製)100質量部に対して、塗料用
艶消し剤(I)を10.0質量部添加し、T.K.オー
トホモミクサー(特殊機化工業(株)製、直径40mm
クローバー型可変羽根使用)により、4000rpmで
5分間にわたって攪拌、分散した。分散後、フィルムア
プリケーター3MILによりガラス板に塗布し、クリー
ンベンチ内で室温で乾燥させた。得られた塗膜を使用
し、塗膜外観観察、光沢度測定、促進耐侯試験、耐水性
試験を行った。結果を表3に示す。
脂塗料(商品名:075ライン ユニロック艶有り、ロ
ックペイント(株)製)100質量部に対して、塗料用
艶消し剤(J)を15.0質量部添加し、T.K.オー
トホモミクサー(特殊機化工業(株)製、直径40mm
クローバー型可変羽根使用)により、4000rpmで
5分間にわたって攪拌、分散した。分散後、フィルムア
プリケーター3MILによりガラス板に塗布し、クリー
ンベンチ内で室温で乾燥させた。得られた塗膜を使用
し、塗膜外観観察、光沢度測定、促進耐侯試験、耐水性
試験を行った。結果を表3に示す。
塗料(商品名:075ライン ユニロック艶有り、ロッ
クペイント(株)製)100質量部に対して、塗料用艶
消し剤(D)を0.05質量部添加し、T.K.オート
ホモミクサー(特殊機化工業(株)製、直径40mmク
ローバー型可変羽根使用)により、4000rpmで5
分間にわたって攪拌、分散した。分散後、フィルムアプ
リケーター3MILによりガラス板に塗布し、クリーン
ベンチ内で室温で乾燥させた。得られた塗膜を使用し、
塗膜外観観察、光沢度測定、促進耐侯試験、耐水性試験
を行った。結果を表3に示す。
塗料(商品名:075ライン ユニロック艶有り、ロッ
クペイント(株)製)100質量部に対して、塗料用艶
消し剤(D)を40.0質量部添加し、T.K.オート
ホモミクサー(特殊機化工業(株)製、直径40mmク
ローバー型可変羽根使用)により、4000rpmで5
分間にわたって攪拌、分散した。分散後、フィルムアプ
リケーター3MILによりガラス板に塗布し、クリーン
ベンチ内で室温で乾燥させた。得られた塗膜を使用し、
塗膜外観観察、光沢度測定、促進耐侯試験、耐水性試験
を行った。結果を表3に示す。
塗料(商品名:075ライン ユニロック艶有り、ロッ
クペイント(株)製)100質量部に対して、塗料用艶
消し剤(K)を10.0質量部添加し、T.K.オート
ホモミクサー(特殊機化工業(株)製、直径40mmク
ローバー型可変羽根使用)により、4000rpmで5
分間にわたって攪拌、分散した。分散後、フィルムアプ
リケーター3MILによりガラス板に塗布し、クリーン
ベンチ内で室温で乾燥させた。得られた塗膜を使用し、
塗膜外観観察、光沢度測定、促進耐侯試験、耐水性試験
を行った。結果を表3に示す。
脂塗料(商品名:075ライン ユニロック艶有り、ロ
ックペイント(株)製)100質量部に対して、塗料用
艶消し剤(L)を10.0質量部添加し、T.K.オー
トホモミクサー(特殊機化工業(株)製、直径40mm
クローバー型可変羽根使用)により、4000rpmで
5分間にわたって攪拌、分散した。分散後、フィルムア
プリケーター3MILによりガラス板に塗布し、クリー
ンベンチ内で室温で乾燥させた。得られた塗膜を使用
し、塗膜外観観察、光沢度測定、促進耐侯試験、耐水性
試験を行った。結果を表3に示す。
脂塗料(商品名:075ライン ユニロック艶有り、ロ
ックペイント(株)製)100質量部に対して、塗料用
艶消し剤(M)を15.0質量部添加し、T.K.オー
トホモミクサー(特殊機化工業(株)製、直径40mm
クローバー型可変羽根使用)により、4000rpmで
5分間にわたって攪拌、分散した。分散後、フィルムア
プリケーター3MILによりガラス板に塗布し、クリー
ンベンチ内で室温で乾燥させた。得られた塗膜を使用
し、塗膜外観観察、光沢度測定、促進耐侯試験、耐水性
試験を行った。結果を表3に示す。
脂塗料(商品名:075ライン ユニロック艶有り、ロ
ックペイント(株)製)100質量部に対して、塗料用
艶消し剤(N)を15.0質量部添加し、T.K.オー
トホモミクサー(特殊機化工業(株)製、直径40mm
クローバー型可変羽根使用)により、4000rpmで
5分間にわたって攪拌、分散した。分散後、フィルムア
プリケーター3MILによりガラス板に塗布し、クリー
ンベンチ内で室温で乾燥させた。得られた塗膜を使用
し、塗膜外観観察、光沢度測定、促進耐侯試験、耐水性
試験を行った。結果を表3に示す。
脂塗料(商品名:075ライン ユニロック艶有り、ロ
ックペイント(株)製)100質量部に対して、塗料用
艶消し剤(O)を10.0質量部添加し、T.K.オー
トホモミクサー(特殊機化工業(株)製、直径40mm
クローバー型可変羽根使用)により、4000rpmで
5分間にわたって攪拌、分散した。分散後、フィルムア
プリケーター3MILによりガラス板に塗布し、クリー
ンベンチ内で室温で乾燥させた。得られた塗膜を使用
し、塗膜外観観察、光沢度測定、促進耐侯試験、耐水性
試験を行った。結果を表3に示す。
脂塗料(商品名:075ライン ユニロック艶有り、ロ
ックペイント(株)製)100質量部に対して、塗料用
艶消し剤(P)を10.0質量部添加し、T.K.オー
トホモミクサー(特殊機化工業(株)製、直径40mm
クローバー型可変羽根使用)により、4000rpmで
5分間にわたって攪拌、分散した。分散後、フィルムア
プリケーター3MILによりガラス板に塗布し、クリー
ンベンチ内で室温で乾燥させた。得られた塗膜を使用
し、塗膜外観観察、光沢度測定、促進耐侯試験、耐水性
試験を行った。結果を表3に示す。
脂塗料(商品名:075ライン ユニロック艶有り、ロ
ックペイント(株)製)100質量部に対して、塗料用
艶消し剤(Q)を15.0質量部添加し、T.K.オー
トホモミクサー(特殊機化工業(株)製、直径40mm
クローバー型可変羽根使用)により、4000rpmで
5分間にわたって攪拌、分散した。分散後、フィルムア
プリケーター3MILによりガラス板に塗布し、クリー
ンベンチ内で室温で乾燥させた。得られた塗膜を使用
し、塗膜外観観察、光沢度測定、促進耐侯試験、耐水性
試験を行った。結果を表3に示す。
脂塗料(商品名:075ライン ユニロック艶有り、ロ
ックペイント(株)製)100質量部に対して、塗料用
艶消し剤(R)を10.0質量部添加し、T.K.オー
トホモミクサー(特殊機化工業(株)製、直径40mm
クローバー型可変羽根使用)により、4000rpmで
5分間にわたって攪拌、分散した。分散後、フィルムア
プリケーター3MILによりガラス板に塗布し、クリー
ンベンチ内で室温で乾燥させた。得られた塗膜を使用
し、塗膜外観観察、光沢度測定、促進耐侯試験、耐水性
試験を行った。結果を表3に示す。
脂塗料(商品名:075ライン ユニロック艶有り、ロ
ックペイント(株)製)100質量部に対して、塗料用
艶消し剤(S)を10.0質量部添加し、T.K.オー
トホモミクサー(特殊機化工業(株)製、直径40mm
クローバー型可変羽根使用)により、4000rpmで
5分間にわたって攪拌、分散した。分散後、フィルムア
プリケーター3MILによりガラス板に塗布し、クリー
ンベンチ内で室温で乾燥させた。得られた塗膜を使用
し、塗膜外観観察、光沢度測定、促進耐侯試験、耐水性
試験を行った。結果を表3に示す。
脂塗料(商品名:075ライン ユニロック艶有り、ロ
ックペイント(株)製)をフィルムアプリケーター3M
ILによりガラス板に塗布し、クリーンベンチ内で室温
で乾燥させた。得られた塗膜を使用し、塗膜外観観察、
光沢度測定、促進耐侯試験、耐水性試験を行った。結果
を表3に示す。
艶消し剤に基づく実施例9〜18の塗膜は、外観、艶消
し効果、耐候性および耐水性に優れている。一方、比較
例7〜18の塗膜は、外観、艶消し効果、耐候性、耐水
性のいずれかの点で不十分である。
高めるための艶消し塗料の分野において、塗料への後配
合でも塗膜の光沢を容易に調整し、かつ、塗膜の耐候
性、耐水性、塗料の流動性を損なわないため好適に用い
られる。
Claims (3)
- 【請求項1】 累積平均粒子径が0.1〜100μmで
あるポリオレフィンワックス粒子を水中に分散して得ら
れる塗料用艶消し剤。 - 【請求項2】 請求項1に記載の塗料用艶消し剤を固形
分換算で0.1〜30質量%含有することを特徴とする
艶消し塗料組成物。 - 【請求項3】 請求項1に記載の塗料用艶消し剤を固形
分換算で0.1〜30質量%含有することを特徴とする
水性艶消し塗料組成物。
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JP2001110849A JP2002309152A (ja) | 2001-04-10 | 2001-04-10 | 塗料用艶消し剤および艶消し塗料組成物 |
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