JP2002309123A - 微粒子複合酸化物ブラック顔料及びその製造方法 - Google Patents

微粒子複合酸化物ブラック顔料及びその製造方法

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Hiromi Terada
裕美 寺田
Toru Kawakami
徹 川上
Akira Nishio
章 西尾
Masanori Takagamo
雅則 高鴨
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Ukima Chemicals and Color Mfg Co Ltd
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Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
Ukima Chemicals and Color Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の湿式法Cu−Mn−Fe系複合酸化物
ブラック顔料よりも更に青みのブラック顔料を提供する
こと。 【解決手段】 銅、マンガン及び鉄の酸化物からなるス
ピネル構造を有し、且つ銅/(マンガン+鉄)のモル比
率が0.9/2.0〜1.1/2.0及びマンガン/鉄
のモル比率が10/1〜20/1の範囲にあり、そのB
ET比表面積が20m2/g以上であることを特徴とす
る微粒子複合酸化物ブラック顔料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、従来の同種の顔料
よりも色相が青みで一次粒子が小さく、且つ黒度、着色
力、鮮映性、分散性及び発色性に優れた微粒子複合酸化
物ブラック顔料及びその製造方法に関する。更に詳しく
は本発明により、より一層青みの色調を有し、微粒子化
されたことにより一般塗料、自動車塗料、建材、合成樹
脂の着色剤及び窯業用着色剤として、際立った青みの色
調と微細な粒子の特性を利用して、カラーフィルター等
のブラックマトリックス用ブラック顔料、蛍光体の発光
スペクトルの色補正用としてCRT(ブラウン管)、P
DP(プラズマディスプレイ)及びLCD(液晶ディス
プレイ)のカラーフィルターや外光反射を抑さえるニュ
ートラルグレー用ブラック顔料、ジェットインキ用ブラ
ック顔料、トナー用ブラック顔料又はカーボンブラック
の青み付け用ブラック顔料としても有用な微粒子複合酸
化物顔料に関する。
【0002】
【従来の技術】複合酸化物ブラック顔料は、従来から耐
熱性、色別れ性、耐久性等に優れた無機顔料として広く
知られており、耐熱塗料をはじめ、一般塗料の着色剤や
窯業用着色剤として幅広く利用されている。上記ブラッ
ク顔料には、Cu−Cr系、Cu−Cr−Mn系、Cu
−Mn系,Cu−Mn−Fe系、Co−Cr−Fe系な
どがあり、一般にはスピネル構造をしている。製造方法
は各成分の酸化物や炭酸塩などを混合して焼成、粉砕す
る乾式法と各成分の可溶性塩を溶解し、アルカリ等にて
沈殿させた前駆体を焼成する湿式法の2種類に大別され
る。
【0003】乾式法は、一次粒子を小さくすることは極
めて困難であり、事実上不可能である。そのような背景
から、本出願人らは既に湿式法により微粒子化され、黒
度、着色力、鮮映性、発色性に優れたブラック顔料及び
その製造方法を提案した(特開平9−25126号公
報)。しかしながら、提案のブラック顔料は青みの程度
が充分とは言い難く、各業界からの要望には充分応えら
れるものではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、カラーフィルタ
ー、ジェットインキ、トナーインキなどにみられるよう
に薄膜化や微分散化技術の発展により、他色の顔料と同
様にブラック顔料についても粒子の小さな顔料が切望さ
れている。しかしながら、主として構成成分の酸化物を
混合焼成して粉砕する乾式法では微粒子顔料は得られ難
く、そのうえ、得られるブラック顔料は色調も弱く、黒
度、着色力も非常に劣るものであり、最近の用途には応
えられないものである。
【0005】ところで、本出願人らが提案したブラック
顔料に関する上記の公開公報には、湿式法によるCu−
Mn酸化物及びCu−Mn−Fe酸化物の合成方法が記
載されているが、その方法で得られるブラック顔料の色
調は、他のブラック顔料に比べればかなり青い色調を有
しており、それなりの利用価値がある。しかしながら近
年の各業界からの要望に充分応えられるものではなく、
更に青みの微粒子ブラック顔料が熱望されている。従っ
て、本発明は、本出願人らが提案した前記のブラック顔
料に関する改良発明であり、本発明の目的はこのブラッ
ク顔料よりも更に青みのブラック顔料を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述の目
的を達成すべく鋭意研究の結果、ブラック顔料の中でも
青みを示すCu−Mn−Fe酸化物系のブラック顔料を
湿式沈殿法で合成する際に、水性媒体中でアルカリ剤に
より中和析出し、この析出物を析出と同時または析出後
に液相中で酸化処理する方法において、各構成成分の組
成比を厳格に限定することにより従来よりも一層際立っ
た青みの微粒子複合酸化物ブラック顔料が得られること
を見いだし本発明を完成した。
【0007】即ち、本発明は、銅、マンガン及び鉄の酸
化物からなるスピネル構造を有し、且つ、銅/(マンガ
ン+鉄)のモル比が0.9/2.0〜1.1/2.0及
びマンガン/鉄のモル比が10/1〜20/1の範囲に
あり、そのBET比表面積が20m2/g以上であるこ
とを特徴とする微粒子複合酸化物ブラック顔料及びその
製造方法である。
【0008】本発明によれば、微粒子複合酸化物ブラッ
ク顔料を構成する銅、マンガン及び鉄の塩をアルカリ沈
殿剤により、それらの金属の水酸化物として混合析出さ
せ、その析出物を析出と同時または析出後に液相中で酸
化処理することにより、その後の焼成温度を極めて低く
することが可能になり、微粒子状で且つ黒度、着色力に
優れ、非常に青みの色調を有する微粒子複合酸化物ブラ
ック顔料を得ることができる。更に該ブラック顔料は非
常に微粒子であるにも拘わらず、ソフトで分散性にも優
れている。
【0009】
【発明の実施の形態】次に好ましい実施の形態を挙げて
本発明を更に詳しく説明する。
【0010】本発明のブラック顔料は、〔銅/(マンガ
ン+鉄)〕のモル比及び〔マンガン/鉄〕のモル比が、
それぞれ前記の範囲にある各金属の酸化物からなる複合
酸化物顔料であり、結晶構造がスピネル構造を有し、B
ET比表面積が20m2/g以上のものである。このモ
ル比とすることにより前記の本出願人らの提案したブラ
ック顔料よりも一層際立った青みのブラック顔料を得る
ことができた。
【0011】本発明のブラック顔料を製造するに際して
は、原料である各金属の塩類を、金属のモル比で、〔銅
/(マンガン+鉄)〕が0.9/2.0〜1.1/2.
0で、且つ〔マンガン/鉄〕が20/1〜10/1、最
良には15/1の範囲となるように使用することが重要
である。これらの範囲を外れると際立った青みの色相が
得られ難くなる。本発明のブラック顔料の製造において
は、構成元素の塩としては、銅、マンガン及び鉄の硫酸
塩、硝酸塩、塩化物、酢酸塩等の従来の複合酸化物ブラ
ック顔料の製造に使用されている塩類はすべて使用する
ことができ、特に限定されない。
【0012】本発明のブラック顔料の製造においては、
先ず、以上の如き各構成元素の金属塩を水に溶かして混
合塩水溶液を形成する。その際の金属塩の濃度は、上記
の如き金属のモル比で、全体として約5〜50重量%程
度の濃度とすることが適当である。この混合溶液は沈殿
剤としてのカセイソーダ等のアルカリ水溶液とともに、
予め用意した沈殿媒体中に同時に滴下される。この際の
金属塩換算の反応濃度は、沈殿生成物(共沈澱物)に対
して特に悪い影響を及ぼす程度ではないが、作業性及び
その後の酸化工程を考えると、好ましくは0.05〜
0.2モル/リットルが適当であり、傾向としては濃度
の薄い方が生成する粒子は小さくなる。
【0013】又、上記顔料の合成(共沈澱)温度は、湿
式法で通常行う温度範囲、即ち0〜100℃の範囲であ
れば、その効果を十分発揮することができる。しかしな
がら、合成温度が高くなると生成する粒子の成長が速
く、粒子径が大きくなり、得られる顔料の着色力が損な
われる傾向にあると同時に凝集も強くなり、分散性に悪
影響を及ぼすことがある。合成温度は30℃以下が好ま
しい。
【0014】合成時のpHは、9以上のアルカリ側であ
ることが重要である。低いpHでは粒子は大きくなり、
塩基性塩が部分的に生成するので微粒子の生成には不適
切で、得られる顔料の着色力が損なわれる傾向にある。
又、高いpHでは粒子は小さくなり、塩基性塩は生成し
なくなる。最適のpHは、塩濃度、反応濃度、液温、滴
下速度などの諸条件によって異なるが、およそ11〜1
2である。このように顔料合成時のpHは、洗浄や濾過
等における生成物の扱い易さや最終生成物である顔料の
特性に微妙に影響する。
【0015】過剰のアルカリは、沈殿生成後に加えられ
る。この際のアルカリ過剰量は、沈殿に必要なアルカリ
モル数に対し1.1〜1.5倍の範囲、望ましくは1.
1倍前後が顔料特性に最も良好である。このようにして
30分間〜1時間かけて攪拌しながら沈殿を生成させた
後、5〜20分間程度熟成を行い沈殿反応を完了させ
る。
【0016】次に上記で生成させた共沈澱物中の2価の
金属イオンを3価の金属イオンに酸化することが必要で
ある。共沈澱物の酸化は、沈澱系中で沈澱生成と同時に
行っても、沈澱反応終了後に沈澱系中で又は他の液相中
で行ってもよい。いずれの場合も酸化終了後、沈澱を熟
成させる。使用する酸化剤としては、例えば、過酸化水
素、空気(酸素)、塩素酸ナトリウム、過硫酸アンモニ
ウム等の従来公知の酸化剤はいずれも使用できるが、好
ましい酸化剤は、酸化によって不純物を生じない、例え
ば、過酸化水素、空気(酸素)が好ましい。酸化剤の使
用量は2価の金属が3価の金属イオンに酸化されるに必
要な量であればよいが、酸化を完結するためにある程度
過剰に加えることが好ましい。
【0017】しかしながら、上記金属の酸化反応は、液
の温度、酸化剤の濃度、添加速度、そのときのアルカリ
度や液の攪拌状態などによってもその酸化効率が異なる
ため、好ましくは酸化還元電位を測定しながら酸化剤の
量を制御することが適当である。即ち、本条件下では酸
化反応開始時、+500〜+600mVである電位が反
応終了時には+50〜0mVに低下する。
【0018】次に得られた生成物を水洗及び濾過し、1
00〜120℃程度の温度で乾燥する。得られた乾燥物
を酸化性雰囲気下で400〜700℃、好ましくは45
0〜550℃の温度で30分間〜1時間焼成することに
より、本発明の微粒子複合酸化物ブラック顔料を得るこ
とができる。このようにして得られた本発明の微粒子複
合酸化物ブラック顔料は、BET比表面積が20m2
g以上で、本出願人らの提案した前記のブラック顔料や
従来の同一組成の乾式法によるブラック顔料に比べ、色
相が非常に青みで、黒度、着色力共に優れた特性を示
す。
【0019】
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。尚、以下の文中の「部」又は「%」
は特に断りのない限り重量基準である。
【0020】実施例1 硫酸銅120部、硫酸マンガン155部及び硫酸第1鉄
17部を秤取し、これらを水を加えて完全に溶かして全
体を約800部とする。次に、沈殿剤としてカセイソー
ダ125部を秤取し、水を加えて完全に溶かして約80
0部とする。予め用意した沈殿媒体である水約1800
部を約22度の温度に調整し、ここに上記の混合塩水溶
液とカセイソーダ水溶液とを同時に滴下し、約30分か
ら1時間かけて沈殿反応を完了させる。この際のpHは
11.5〜12.0の範囲に調整し、混合塩水溶液の滴
下が終了した後、過剰のカセイソーダはそのまま滴下す
る。滴下が終了したらpHを保持したまま、過酸化水素
(濃度35%)60部を水60部に希釈した溶液を滴下
して酸化処理を行う。この際の酸化処理が完全に行われ
たか否かは酸化還元電位を測定しながら確認する。
【0021】酸化処理終了後、液温を80℃に上昇させ
1時間程度熟成を行う。こうして得られた生成物を充分
に水洗して残塩を洗い流し、濾過を行う。次いで、生成
物を100〜120℃の温度にて12時間以上乾燥さ
せ、この乾燥物を515℃で1時間酸化雰囲気にて焼成
した後冷却した。このようにして得られた複合酸化物ブ
ラック顔料は、粒子が細かく、BET比表面積は45m
2/gであった。この微粒子複合酸化物ブラック顔料を
ペイントコンディショナー(レッドデビル社製)でメラ
ミン/アルキッド樹脂(顔料の量は5PHR)に充分分
散させる。そして透明PETフィルム上に3ミルのアプ
リケーターにて展色し、反射及び透過色調を観察した
(測定機器:大日精化工業社製カラコムC)。更に酸化
チタンで薄めたものについて着色力を観察した。この結
果、この微粒子複合酸化物ブラック顔料は黒度が高く、
鮮映性に優れ、着色力も高く、色相が非常に青みで、分
散性も良好なものであった。結果を表1に示す。
【0022】比較例1 硫酸銅120部、硫酸マンガン170部及び硫酸第1鉄
1046部を秤取し、水を加えて完全に溶かして全体を
約800部とする。次に沈殿剤としてカセイソーダ24
0部を秤取し、水を加えて完全に溶かして全体を約80
0部とする。以下実施例1と同様にして得られた複合酸
化物ブラック顔料は、BET比表面積は56m2/g
で、黒度、着色力が高く、鮮映性に優れ、分散性も良好
であったが、色相がやや緑味であった。結果を表1に示
す。
【0023】比較例2 硫酸銅120部、硫酸マンガン165部を秤取し、水を
加えて完全に溶かし全体を約800部とする。次に沈殿
剤としてカセイソーダ125部を秤取し、水を加えて完
全に溶かして全体を約800部とする。以下実施例1と
同様にして得られた複合酸化物ブラック顔料は、BET
比表面積が42m2/gで、黒度、着色力が高く、鮮映
性に優れ、分散性も良好であったが、色相がやや緑味で
あった。結果を表1に示す。
【0024】
【0025】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、従来の
乾式法による同種顔料よりも色相が一層青みで、且つ黒
度、着色力、鮮映性等に優れ、又絶縁性を示す微粒子複
合酸化物ブラック顔料が提供される。本発明のブラック
顔料は、塗料や建材用着色剤として使用される以外に、
微粒子且つ色相の一層の青みである特性を利用して、例
えば、カラーフィルター等のブラックマトリックス用ブ
ラック顔料、蛍光体の発光スペクトルの色補正用として
CRT、PDP及びLCDのカラーフィルターや外光反
射を抑えるニュートラルグレー用ブラック顔料、ジェッ
トインキ用ブラック顔料、トナー用ブラック顔料又はカ
ーボンブラックの青み付け用ブラック顔料等の他にも絶
縁性を利用した分野の着色剤として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 徹 東京都中央区日本橋馬喰町1−7−6 大 日精化工業株式会社内 (72)発明者 西尾 章 東京都中央区日本橋馬喰町1−7−6 大 日精化工業株式会社内 (72)発明者 高鴨 雅則 東京都中央区日本橋馬喰町1−7−6 大 日精化工業株式会社内 Fターム(参考) 4G002 AA06 AB04 AE01 4J037 AA08 AA15 CA07 CA08 CA10 CA15 CA18 CA20 CA30 DD01 DD05 DD07 DD20 DD21 EE19 EE26 EE33 EE43 EE47 FF05 FF09 FF15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銅、マンガン及び鉄の酸化物からなるス
    ピネル構造を有し、且つ銅/(マンガン+鉄)のモル比
    率が0.9/2.0〜1.1/2.0及びマンガン/鉄
    のモル比率が10/1〜20/1の範囲にあり、そのB
    ET比表面積が20m2/g以上であることを特徴とす
    る微粒子複合酸化物ブラック顔料。
  2. 【請求項2】 銅塩、2価のマンガン塩及び2価の鉄塩
    を、金属のモル比で、銅/(マンガン+鉄)が0.9/
    2.0〜1.1/2.0及びマンガン/鉄が10/1〜
    20/1となるように水に溶解させた混合溶液に、沈殿
    剤としてアルカリ水溶液を過剰に加えて、共沈物を生成
    せしめ、この生成物を析出と同時又は析出後に液相中で
    酸化処理し、微粒子顔料の前駆体を生成させた後、水
    洗、濾過及び乾燥後、焼成することを特徴とする微粒子
    複合酸化物顔料の製造方法。
  3. 【請求項3】 焼成温度が400℃〜700℃である請
    求項2に記載の微粒子複合酸化物ブラック顔料の製造方
    法。
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